JP2011055993A - バーベキューグリル用アジャスター及びこれを用いたバーベキューグリル - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来のキャップのように脱落、紛失するおそれが少なく、脚部の長さを極力短くすることが望まれる場合でも、脚部の長さをほれほど長くすることがないバーベキューグリル用アジャスターとする。
【解決手段】 バーベキューグリル1000の脚部500を構成するパイプ部材510の先端に着脱可能に取り付けられるバーベキューグリル用アジャスターであって、前記パイプ部材510に抜き差しされるパイプ状のアジャスター本体100Aと、このアジャスター本体100Aの先端に取り付けられる石突部200Aとを備えており、前記石突部200Aは、アジャスター本体100Aの内側に挿入される小径部210Aと、アジャスター本体100Aに挿入されない大径部220Aとが一体に設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】 バーベキューグリル1000の脚部500を構成するパイプ部材510の先端に着脱可能に取り付けられるバーベキューグリル用アジャスターであって、前記パイプ部材510に抜き差しされるパイプ状のアジャスター本体100Aと、このアジャスター本体100Aの先端に取り付けられる石突部200Aとを備えており、前記石突部200Aは、アジャスター本体100Aの内側に挿入される小径部210Aと、アジャスター本体100Aに挿入されない大径部220Aとが一体に設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、バーベキューグリル本体を支持する脚部に取り付けられるバーベキューグリル用アジャスターと、このバーベキューグリル用アジャスターを用いたバーベキューグリルとに関する。
バーベキューグリルとしては、特開2003−061832号公報(特許文献1)に記載されたような炭受け部とを有するバーベキューグリル本体と、このバーベキューグリル本体を支持する脚部とを有するものが一般的である。
この種のバーベキューグリルの脚部は、屋外で使用する場合にはバーベキューグリル本体が高い位置となるように長く、テーブルにバーベキューグリル本体を置いて使用する場合には短くするできるように、複数のパイプ部材を連結して構成されている。
脚部の先端、すなわち地面やテーブルに接する部分には、例えば合成樹脂製の有底筒状のキャップが取り付けられている。脚部を構成するパイプ部材に土が入ったり、テーブルを傷つけないようにするためである。
このキャップは、脚部を構成するパイプ部材に対して簡単に着脱できるようにしてある。すなわち、このキャップは、脚部の長さにかかわらず、最も下側に位置するパイプ部材の先端に取り付けられなければならないものであるため、簡単に着脱可能にしておく必要があるのである。
このキャップは、脚部を構成するパイプ部材に対して簡単に着脱できるようにしてある。すなわち、このキャップは、脚部の長さにかかわらず、最も下側に位置するパイプ部材の先端に取り付けられなければならないものであるため、簡単に着脱可能にしておく必要があるのである。
しかしながら、簡単に着脱できるキャップは、パイプ部材から脱落しやすく、紛失のおそれが高いという問題点がある。
この問題点を解消するため、キャップは特定のパイプ部材に固定的に取り付けておき、このキャップが取り付けられたパイプ部材を最も下側に位置するパイプ部材の先端に着脱可能に取り付けるものが創案されている。
しかしながら、このキャップが固定的に取り付けられる特定のパイプ部材の長さ分だけ脚部が長くなる。特に、テーブルの上で使用する場合のように、脚部の長さを極力短くすることが望まれる場合には、適さないものである。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたもので、従来のキャップのように脱落、紛失するおそれが少なく、脚部の長さを極力短くすることが望まれる場合でも、脚部の長さをほれほど長くすることがないバーベキューグリル用アジャスターを提供することを目的としている。
本発明に係るバーベキューグリル用アジャスターは、バーベキューグリルの脚部を構成するパイプ部材の先端に着脱可能に取り付けられるバーベキューグリル用アジャスターにおいて、前記パイプ部材に抜き差しされるパイプ状のアジャスター本体と、このアジャスター本体の先端に取り付けられる石突部とを具備しており、前記石突部は、アジャスター本体の内側に挿入される小径部と、アジャスター本体に挿入されない大径部とが一体に設けられている。
前記大径部には、小径部側に向かって延出された壁部が設けられており、アジャスター本体に石突部が取り付けられた状態で、壁部とアジャスター本体との間には、前記パイプ部材の先端が入り込むことが可能な間隙が設けられている。
前記石突部には、軸芯方向の雌ねじ部が形成されており、この雌ねじ部に螺合する雄ねじ部が形成された高さ調整部材を有している。
前記アジャスター本体には、バネ部材が内蔵されており、このバネ部材は、アジャスター本体の周壁に開設された開口からロック部が突出しており、バーベキューグリル用アジャスターをパイプ部材に取り付けると、前記ロック部がパイプ部材の内面に弾発的に接触するように構成されている。
前記アジャスター本体の長さ寸法は、最も短くしたバーベキューグリルの脚部に装着ささた場合でも、石突部の大径部のみが脚部から突出するだけの長さに設定されている。
本発明に係るバーベキューグリル用アジャスターを脚部を構成するパイプ部材に取り付けても、石突部の大径部のみが脚部を構成するパイプ部材から突出するだけであるので、ほれほど脚部全体の長さを長くすることはない。
特に,テーブルの上で使用する際のように、脚部の長さを極力短くしたい場合に好適である。
また、単なるキャップでなはく、アジャスター本体等があるため、キャップより大きくかつ脚部を構成するパイプ部材に強固に取り付けられるため、脱落、紛失のおそれが少なくなる。
特に,テーブルの上で使用する際のように、脚部の長さを極力短くしたい場合に好適である。
また、単なるキャップでなはく、アジャスター本体等があるため、キャップより大きくかつ脚部を構成するパイプ部材に強固に取り付けられるため、脱落、紛失のおそれが少なくなる。
本発明の第1の実施の形態に係るバーベキューグリル用アジャスターAは、バーベキューグリル1000の脚部500を構成するパイプ部材510の先端に着脱可能に取り付けられるバーベキューグリル用アジャスターであって、前記パイプ部材510に抜き差しされるパイプ状のアジャスター本体100Aと、このアジャスター本体100Aの先端に取り付けられる石突部200Aとを備えており、前記石突部200Aは、アジャスター本体100Aの内側に挿入される小径部210Aと、アジャスター本体100Aに挿入されない大径部220Aとが一体に設けられている。
このバーベキューグリル用アジャスターAは、図7に示すように、バーベキューグリル1000の脚部500を構成するパイプ部材510の先端に着脱可能に取り付けられるものである。図7(A)は脚部500が最も長い場合、図7(B)は脚部500が最も短い場合をそれぞれ示している。
前記アジャスター本体100Aは、脚部500を構成するパイプ部材510に取り付けることができるように、パイプ部材510の内径よりごくわずかに小径のパイプ状部材である。そしてこの、アジャスター本体100Aの一端は、内側に向かって若干細径になっている。かかるアジャスター本体100Aの長さ寸法は、図7(B)に示すように、最も短くした脚部500のパイプ部材510に全体が挿入可能な長さのうち、最も長く設定されている(図1参照)。短いと、脚部500のパイプ部材510から不用意に抜け落ちるおそれが高くなるためである。
なお、このアジャスター本体100Aは金属又は合成樹脂から構成することが望ましい。
なお、このアジャスター本体100Aは金属又は合成樹脂から構成することが望ましい。
脚部500を最も短くした場合には、バーベキューグリル用アジャスターAは、バーベキューグリル本体600に取り付けられている脚部ベース520(パイプ部材510の一種である)に取り付けられることになる。この脚部ベース520は、図1や図7に示すように湾曲していたり、真っ直ぐな短いパイプ部材がバーベキューグリル本体600に直接取り付けられていたりするため、アジャスター本体100Aの挿入可能な部分が、真っ直ぐな長いパイプ部材510より短くなりがちである。
また、前記石突部200Aは、合成樹脂から構成されており、小径部210A及び大径部220Aが一体に形成されたものである。小径部210Aは、前記アジャスター本体100Aの他端、すなわち内側に向かって若干細径になってる側とは反対の端部から挿入される。なお、この石突部200Aの小径部210Aの長さ寸法は、アジャスター本体200Aの長さの約1/2程度に設定されている。
この石突部200Aの大径部220Aは、アジャスター本体200Aの内径より大きく設定されている。このため、石突部200Aの大径部220Aは、アジャスター本体100Aの内部には挿入されないのである。
かかる大径部220Aには、小径部210A側に向かって延出された壁部230Aが設けられている。この壁部230Aは、アジャスター本体100Aに石突部200Aが取り付けられた状態で、壁部230Aとアジャスター本体100Aとの間に、前記パイプ部材510の先端が入り込むことが可能な間隙Gを設けるためのものである。この間隙Gを形成することによって、バーベキューグリル用アジャスターAを脚部500のパイプ部材510に取り付けると、パイプ部材510の端部は壁部230Aの内側に隠れることになる。
このため、バーベキューグリル用アジャスターAをパイプ部材510に取り付ける際に指を挟むおそれが少なくなっている。また、バーベキューグリル用アジャスターAをパイプ部材510に取り付ける際に、大径部220Aのみならず壁部230Aも指で掴む部分として使えるため、より安全確実にバーベキューグリル用アジャスターAをパイプ部材510に取り付けることができるのである。もちろん、バーベキューグリル用アジャスターAをパイプ部材510から取り外す際も同様である。
なお、脚部500を構成するパイプ部材510のみならず脚部ベース520であってもバーベキューグリル用アジャスターAの取り付けについては同様である。
さらに、この石突部200Aには、軸芯方向の雌ねじ部240Aが形成されている。すなわち大径部220Aから小径部210Aにかけて貫通した雌ねじ部240Aである。この雌ねじ部240Aは、後述する高さ調整部材300Aが螺合する部分である。
前記高さ調整部材300Aは、いわゆるボルト状の部材であり、前記雌ねじ部240Aに螺合する雄ねじ部310Aと、この雄ねじ部310Aと一体に形成された頭部320Aとを有している。頭部320Aは、石突部200Aの大径部220Aとほぼ等しい外径を有しており、周面には指で掴みやすいようにするための凹凸が形成されている。この高さ調整部材300Aの螺合具合を調整することにより、脚部500の長さ、すなわちバーベキューグリル1000の高さを微妙に調整することができるのである。
このように構成されたバーベキューグリル用アジャスターAであると、脚部500を最も短くした場合でも、バーベキューグリル用アジャスターAのアジャスター本体100Aの全長が脚部500の脚部ベース520に確実に挿入されるため、従来のキャップのように容易に脱落したり、紛失したりするおそれを格段に低くすることができる。脚部500を長くして使用する場合も同様である。
上述した第1の実施の形態に係るバーベキューグリル用アジャスターAでは、石突部200Aに壁部230Aを設けたが、図2に示すように、この壁部は省略することも可能である。ただし、指を挟む危険性や指で掴む部分が短くなったりするというデメリットは存在する。
また、上述した第1の実施の形態に係るバーベキューグリル用アジャスターAでは、石突部200Aに雌ねじ部240Aを設け、この雌ねじ部240Aに螺合する高さ調整部材300Aを設けた。しかしながら、脚部500の長さ、すなわちバーベキューグリル1000の高さを微妙に調整する必要がないのであれば、図3に示すバーベキューグリル用アジャスターCのように、雌ねじ部や高さ調整部材を設ける必要はない。
さらに、壁部、高さ調整部材及び雌ねじ部の3つを持たないバーベキューグリル用アジャスターとすることも可能である。
次に、図4及び図5を参照しつつ、本発明の第2の実施の形態に係るバーベキューグリル用アジャスターDについて説明する。
この第2の実施の形態に係るバーベキューグリル用アジャスターDでは、第1の実施の形態に係るバーベキューグリル用アジャスターAにバーベキューグリル用アジャスターDのロックのためのバネ部材400Dを内蔵したものである。
この第2の実施の形態に係るバーベキューグリル用アジャスターDでは、第1の実施の形態に係るバーベキューグリル用アジャスターAにバーベキューグリル用アジャスターDのロックのためのバネ部材400Dを内蔵したものである。
この第2の実施の形態に係るバーベキューグリル用アジャスターDは、アジャスター本体100Dにバネ部材400Dが内蔵されており、このバネ部材400Dは、アジャスター本体100Dの周壁に開設された開口150Dからロック部410Dが突出しており、バーベキューグリル用アジャスターDをパイプ部材410Dに取り付けると、前記ロック部410Dがパイプ部材510や脚部ベース520の内面に弾発的に接触するようになっている。
前記バネ部材400Dは、針金を折曲形成したものであって、略レ字形状に折曲したものを短画側の一部をさらに外側に向かって略く字形状に折曲してものである。略く字形状に折曲した部分がロック部410Dである。
このバネ部材400Dは、一端側がアジャスター本体100Dと石突部200Dとの境目に位置し、レの字の折曲した部分はアジャスター本体100Dから若干飛び出し、ロック部410Dはアジャスター本体100Dの開口150Dから外部に突出するようになっている。
かかるバネ部材400Dが内蔵されたバーベキューグリル用アジャスターDを脚部500のパイプ部材510や脚部ベース510に取り付けると、図4に示すように、ロック部410Dがパイプ部材510や脚部ベース520の内面に弾発的に接触する。このため、バーベキューグリル用アジャスターDはより強固にパイプ部材510や脚部ベース510に取り付けられることになる。
なお、この第2の実施例に係るバーベキューグリル用アジャスターDでは、バネ部材400Dの存在と、それに伴うアジャスター本体100Dの開口150D以外の部分は、第1の実施例に係るバーベキューグリル用アジャスターAと同等であるので、それらについての詳細な説明は省略する。
また、この第2の実施の形態に係るバーベキューグリル用アジャスターDの変形例、すなわち壁部230Dを設けない構成や、高さ調節部材300Dを設けない構成(それに伴う石突部200Dの雌ねじ部240Dの省略)についても、上述した第1の実施例に係るバーベキューグリル用アジャスターAと同等であるので、それらについての詳細な説明は省略する。
上述した第1及び第2の実施の形態に係るバーベキューグリル用アジャスターA、Dでは、アジャスター本体100A、100Dと石突部200A、200Dとは別体であるとしたが、図6に示すように、これらが一体となったものもある。
この第3の実施の形態に係るバーベキューグリル用アジャスターEは、パイプ状のアジャスター本体100Eと石突部200Eとが同一素材、例えば合成樹脂や金属で構成されたものである。
このように、アジャスター本体100Eと石突部200Eとを一体的に構成すると、両者が不用意に分離したり、がたつきが生じたりすることがないというメリットを有する。
この第3の実施の形態に係るバーベキューグリル用アジャスターEは、パイプ状のアジャスター本体100Eと石突部200Eとが同一素材、例えば合成樹脂や金属で構成されたものである。
このように、アジャスター本体100Eと石突部200Eとを一体的に構成すると、両者が不用意に分離したり、がたつきが生じたりすることがないというメリットを有する。
なお、この第3の実施の形態に係るバーベキューグリル用アジャスターEの場合も、壁部230Eを設けない構成や、高さ調節部材300Eを設けない構成(それに伴う石突部200Eの雌ねじ部240Eの省略)についても、上述した第1の実施例に係るバーベキューグリル用アジャスターAと同等であるので、それらについての詳細な説明は省略する。
100A アジャスター本体
200A 石突部
300A 高さ調節部材
500 脚部
510 パイプ部材
200A 石突部
300A 高さ調節部材
500 脚部
510 パイプ部材
Claims (7)
- バーベキューグリルの脚部を構成するパイプ部材の先端に着脱可能に取り付けられるバーベキューグリル用アジャスターにおいて、前記パイプ部材に抜き差しされるパイプ状のアジャスター本体と、このアジャスター本体の先端に取り付けられる石突部とを具備しており、前記石突部は、アジャスター本体の内側に挿入される小径部と、アジャスター本体に挿入されない大径部とが一体に設けられているを特徴とするバーベキューグリル用アジャスター。
- 前記大径部には、小径部側に向かって延出された壁部が設けられており、アジャスター本体に石突部が取り付けられた状態で、壁部とアジャスター本体との間には、前記パイプ部材の先端が入り込むことが可能な間隙が設けられていることを特徴とする請求項1記載のバーベキューグリル用アジャスター。
- 前記石突部には、軸芯方向の雌ねじ部が形成されており、この雌ねじ部に螺合する雄ねじ部が形成された高さ調整部材を具備することを特徴とする請求項1又は2記載のバーベキューグリル用アジャスター。
- 前記アジャスター本体には、バネ部材が内蔵されており、このバネ部材は、アジャスター本体の周壁に開設された開口からロック部が突出しており、バーベキューグリル用アジャスターをパイプ部材に取り付けると、前記ロック部がパイプ部材の内面に弾発的に接触することを特徴とする請求項1、2又は3記載のバーベキューグリル用アジャスター。
- 前記アジャスター本体の長さ寸法は、最も短くしたバーベキューグリルの脚部に装着ささた場合でも、石突部の大径部のみが脚部から突出するだけの長さに設定されていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のバーベキューグリル用アジャスター。
- バーベキューグリルの脚部を構成するパイプ部材の先端に着脱可能に取り付けられるバーベキューグリル用アジャスターにおいて、前記パイプ部材に抜き差しされるパイプ状のアジャスター本体と、このアジャスター本体の先端に取り付けられる石突部とが一体的に設けられていることを特徴とするバーベキューグリル用アジャスター。
- 請求項1乃至6記載のバーベキューグリル用アジャスターと、このバーベキューグリル用アジャスターが取り付けられる脚部と、この脚部に支持されるバーベキューグリル本体とを具備したことを特徴とするバーベキューグリル。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7187642B1 (ja) * | 2021-10-13 | 2022-12-12 | 敏光 増田 | 焼き網保持治具 |
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2009
- 2009-09-09 JP JP2009207987A patent/JP2011055993A/ja active Pending
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