JP2011054764A - プラズマ処理装置及びその運転方法 - Google Patents

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Takahisa Hashimoto
尊久 橋本
Hideki Kihara
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Abstract

【課題】真空容器内及び処理ガス供給配管内の残留ガスを確実に除去することにより、次の工程への悪影響と混合させてはならないガス同士の混合を防止し、加工精度と信頼性の高いプラズマ処理装置及びその運転方法を提供することを目的とする。
【解決手段】真空容器内部の処理室内部を減圧する排気手段と、前記処理室内に処理用ガスを供給する供給口とを有し、前記処理用ガスを用いて前記処理室内に形成したプラズマにより、この処理室内に保持されたウエハを処理するプラズマ処理装置であって、前記処理用ガスの供給を停止後、前記供給口に連通した供給用配管内を排気した後に前記処理用ガスの供給を再開する。
【選択図】図2

Description

本発明は真空容器内に配置された処理室に処理ガスを供給してプラズマを形成し、処理室内のウエハを処理するプラズマ処理装置及びその運転方法に関する。
半導体ウエハ処理装置などのプラズマ処理装置は、真空状態に減圧した処理容器(以下、真空容器とする)内に処理ガスを供給してプラズマを形成し、被処理対象であるウエハに処理を施す。
上記の処理に使用される処理ガスはガス供給元からマスフローコントローラー(以下、MFC)によって流量を調整され、処理ガス供給配管を介して真空容器内に導入される。その後、処理ガスは多数の小さな孔が開いたシャワープレートによって、処理室内に均等に分散して供給される。
上記処理ガスは、上記処理ガス供給配管内や処理室内に残留してしまう可能性がある。残留したガスは次工程の処理に悪影響を与え、さらには残留ガスがある配管内に次工程の処理ガスが流れることにより、混合させてはならないガス同士が混合してしまう危険性がある。そこで従来技術では、処理完了後、残留ガスや処理によって生成された反応生成物を真空容器に接続された排気ポンプにて排気することで、次工程への影響やガスの混合を防止していた。
上記のような残留した処理ガスを配管等から除去する従来技術としては、特許文献1がある。この従来技術は、処理ガス用MFC内部に不活性ガスを供給する不活性ガス供給用配管と、MFCと排気ポンプを直結する排気配管を備える構造であり、処理ガス用MFC内部に残留した処理ガスを不活性ガスによってパージし、排気配管によって排気することで、MFC内の残留ガスを除去し、MFCの故障を防止することを目的としたものである。
特許文献1と同様の構造のもので、特許文献2及び特許文献3がある。特許文献2は特許文献1と同様に処理ガス用MFCと排気ポンプを直結する排気配管を設けている。この従来技術は、複数のステップに分けて処理を行う場合、事前に次のステップで使用する流量に設定した処理ガスを、排気配管を介して排気ポンプに流して流量を安定させておき、現在のステップで処理室内に供給されている処理ガスの供給が停止すると同時に、次ステップで使用する処理ガスを処理室内に供給するというものであり、このガス切換方法において排気配管の容積を、処理室に処理ガスを供給するための処理ガス供給経路の容積より十分に小さくすることでステップ間の処理ガス切換え時の、処理ガス供給圧力の変動を防止し、プラズマ放電不安定の問題を解決することを目的としたものである。
また、特許文献3は特許文献1と同様の処理ガス用MFCと排気ポンプを直結する排気配管にガス流量検定器を備えた構造となっており、処理ガス用MFCのガス流量検定を、処理を中断せずに行うことで、装置の稼働時間の低下を最小とすることを目的としたものである。
特開平2−50421号公報 特開2008−91651号公報 特開2008−251969号公報
しかしながら、前述した従来のプラズマ処理装置およびその残留ガスの除去方法には、以下のような問題があった。
前述したように、プラズマ処理装置は処理室内に処理ガスを均等に分散させるためにシャワープレートを備えているが、このシャワープレートの処理ガス供給用の多数の小孔はコンダクタンスが小さいため、処理ガス供給配管内の残留ガスを除去しようとしたとき、前述したような真空容器に接続された排気ポンプでの排気ではシャワープレートの小孔を介しての排気となるため、残留ガスが除去されにくい。この除去されなかった処理ガス供給配管内の残留ガスによって、加工形状に異常が現れる等の次工程への悪影響やガスの混合により腐食性のガスが発生する等の危険性があった。
本発明は、真空容器内及び処理ガス供給配管内の残留ガスを確実に除去することにより、次の工程への悪影響と混合させてはならないガス同士の混合を防止し、加工精度と信頼性の高いプラズマ処理装置及びその運転方法を提供することを目的とする。
本発明のプラズマ処理装置は、真空容器内部の処理室内部を減圧する排気手段と、前記処理室内に処理用ガスを供給する供給口とを有し、前記処理用ガスを用いて前記処理室内に形成したプラズマにより、この処理室内に保持されたウエハを処理するプラズマ処理装置であって、前記処理用ガスの供給を停止後、前記供給口に連通した供給用配管内を排気する処理ガス供給経路内排気配管を備えていることを特徴とする。
また、本発明のプラズマ処理装置の運転方法は、真空容器内部の処理室内部を減圧する排気手段と、前記処理室内に処理用ガスを供給する供給口とを有し、前記処理用ガスを用いて前記処理室内に形成したプラズマにより、この処理室内に保持されたウエハを処理するプラズマ処理装置の運転方法であって、前記処理用ガスの供給を停止後、前記供給口に連通した供給用配管内を排気した後に前記処理用ガスの供給を再開することを特徴とする。
本発明によれば、真空容器内及び処理ガス供給配管内の残留ガスを確実に除去することにより、次の工程への悪影響と混合させてはならないガス同士の混合を防止し、プラズマ処理の加工精度と信頼性の向上を図ることができる。
図1はプラズマ処理装置の構成の概略を示す縦断面図である。 図2はプラズマ処理装置の処理ガス供給配管内に残留している処理ガスの除去構造を示す図面である。 図3はプラズマ処理後の残留処理ガス排気作業の動作流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施に係るプラズマエッチング装置の構成の概略を示す縦断面図である。図中の高周波電源111、直流電源114、RFバイアス電源117、排気ゲートプレート118、コンダクタンス可変バルブ119、ターボ分子ポンプ120、排気ポンプ122、ゲートバルブ127、搬送用ロボット128は、それぞれ図示しないコントローラーによって動作を制御されている。
真空容器100の内部には、処理室101が配置され、その上部には処理室101内に電磁波を放射して電界を供給する円板状の形状を備えたアンテナ108が、下部にはウエハなどの被処理対象である基板状の試料がその上面に載置される試料台113が備えられている。
さらに真空容器100は、処理室101と、ウエハ129を真空容器100内に搬送する搬送用ロボット128を有する搬送室126とを開放あるいは閉鎖して、両者間を連通、遮断するゲートバルブ127を備えている。
処理室101の上部には放電室102が形成される。また、放電室102の上方には、真空容器の蓋を構成する蓋部材109、蓋部材109の内側に配置されたアンテナ108、該アンテナ108の側方および上方で前記放電室を囲むように配置したソレノイドコイル110、およびアンテナ108の下方に配置した天井部材を備える。
ソレノイドコイル110の上方には、アンテナ108にUHF帯あるいはVHF帯の高周波を供給する高周波電源111が配置されている。アンテナ108は導電性部材で構成された蓋部材109の内側に配置される。また、アンテナ108と蓋部材109との間には誘電体107を配置する。誘電体107はアンテナ108と蓋部材109間を絶縁するとともにアンテナ108から放出された電磁波を下方の天井部材に伝播する。
天井部材は、石英等の誘電体で構成された石英プレート106およびシャワープレート103を備え、石英プレート106とシャワープレート103の間には微小隙間104がある。この微小隙間104は円筒形状の空間であり、この空間の下方にシャワープレート103が配置されている。このシャワープレート103には多数の小孔が円形状に配置して設けられている。
蓋部材109の下方で石英プレート106および、シャワープレート103の外周側には下部リング105が配置される。下部リング105には、前記微小隙間104に処理ガスを供給するためのガス通路が設けられており、処理ガスは、処理ガス供給元124から、処理ガス供給配管125および下部リング105のガス通路を介して、前記微小隙間104に供給される。
シャワープレート103の多数の小孔はコンダクタンスが小さいため、微小隙間104に供給された処理ガスは微小隙間104内に充填される。その後、微小隙間104内に充填された処理ガスは、シャワープレート103に設けられた多数の小孔を介して処理室101内に均等に分散して供給される。
シャワープレート103の下方には、放電室内側壁部材112が備えられる。放電室内側壁部材112は、下部リング105およびシャワープレート103の下面に接して配置され、真空容器内に生成するプラズマに面して放電室102を区画する。
処理室101下方にある試料台113は円筒形状を有しており、試料台113上面上方は誘電体膜に被覆されている。試料台113内部には、同心円状またはら旋状に図示しない流路が配置されており、この流路に温調ユニット115により温度または流量(流速)を調節された冷媒が導入され、試料台113の温度が調節されている。
ウエハ129は試料台113上面に載置された状態で、プラズマからの入熱を受けるが、試料台113の温度を調節することで、試料台113に載置されたウエハ129の温度を調節する。また、試料台113とウエハ129との熱伝導を向上するために、試料台113上面の誘電体膜とウエハ129裏面との間には熱伝達性ガス供給元116よりHe等の熱伝達性を有するガスが供給される。
さらに、試料台113は、ウエハ129を試料台113に静電気にて吸着させるための直流電源114および処理中に試料台113に載置されたウエハ133表面にイオンを加速させるためのRFバイアス電源117を備えている。
試料台113の下方には、真空容器100内を真空状態にするため、またはガスやプラズマ、反応生成物を排気するための排気装置を備えている。この排気装置は、排気用開口を開閉する排気ゲートプレート118、排気用開口に連通する通路上のコンダクタンス可変バルブ119およびターボ分子ポンプ120からなる。
さらに、ターボ分子ポンプ120には排気ポンプ122が接続されており、ターボ分子ポンプ120によって処理室101から排気された反応生成物等は排気配管121を通って排気ポンプ122に送られる。また、処理室101内の圧力は、処理室用圧力計123にて検知している。
このような、プラズマエッチング装置に対して、所定の処理を施される対象のウエハ129は、ゲートバルブ127開の状態で搬送用ロボット128上に載せられて、搬送室126から真空容器100内に搬送され、試料台113上面に載置される。
搬送用ロボット128が真空容器100外に移動した後、ゲートバルブ127を閉鎖し、次に、直流電源114からの直流電圧により、試料台113上面の載置面上に載置されているウエハ129を静電気で吸着し、保持する。
この状態で、熱伝達性ガス供給元116より試料台113上面の誘電体膜とウエハ129裏面との間にHeガスを供給してウエハ129を冷却する。
次に、処理ガスが処理ガス供給元124より処理ガス供給配管125を介して、微小隙間104に導入され、シャワープレート103に形成された多数の小孔を通して処理室101内へ供給され、アンテナ108およびソレノイドコイル110から供給される電界、磁界により、処理ガスがプラズマ化されプラズマがウエハ129上方に形成される。
さらに、RFバイアス電源117により、試料台に高周波電力が印加され、ウエハ129上面上方に形成されたRFバイアスによるバイアス電位とプラズマ電位との電位差によりプラズマ中のイオンをウエハ129上に引き込み、エッチング反応をアシストしつつ、処理が開始される。尚、処理中は、排気ゲートプレート118は常に開いており、コンダクタンス可変バルブ119の開度を変えることで排気速度を変化させ、処理室101内の圧力を調整している。
エッチング処理の終了後、プラズマおよびRFバイアスが停止され、直流電源114からの直流電圧の供給が停止され、静電気力が低下、除去される。
次に、前述したようにコンダクタンス可変バルブ119、ターボ分子ポンプ120及び排気ポンプ122の働きにより、処理室101内の反応生成物や残留した処理ガスを排気する。
その後ゲートバルブ127を開き、搬送用ロボット128により処理済みウエハ129を真空容器100外に搬出し、搬出完了後、ゲートバルブ127を再び閉鎖する。
図2は図1で示す実施例における処理ガス供給配管内に残留している処理ガスの除去構造を示す。図中のMFC210、211、212、・・・、バルブ201(G11)、202(G12)、203(G13)、・・・20X(G1X)、217(G1)、220(V1)、排気ゲートプレート228、コンダクタンス可変バルブ229、ターボ分子ポンプ230、排気ポンプ232は、それぞれ図示しないコントローラーによって動作を制御されている。
処理ガス供給経路は各処理ガス供給元213、214、215、・・・を備え、さらに供給元より供給された処理ガスの流量を調節するMFC210、211、212、・・・およびバルブ201(G11)、202(G12)、203(G13)、・・・20X(G1X)を備えている。バルブ217(G1)が設けられている処理ガス供給配管216は、バルブ201(G11)、202(G12)、203(G13)、・・・20X(G1X)を介して流れてきた処理ガスを真空容器200内に供給する。
真空容器200内に設置されている下部リング221にはガス通路が備えられており、処理ガス供給配管216より導入された処理ガスを、シャワープレート224と石英プレート222の間の微小隙間223に供給する。
処理ガス供給配管216には処理ガス供給経路内排気配管218が接続されており、この配管には、処理ガス供給配管216内の圧力を検知する配管用圧力計219、バルブ220(V1)が備えられている。処理ガス供給経路内排気配管218は、ターボ分子ポンプ230によって処理室225から排気された反応生成物等を排気ポンプ232に送るための配管である排気配管231に接続されている。
処理ガスの真空容器200内への供給は、前述したようにウエハ233が試料台226上に載置された状態で行われる。処理ガス供給元213、214、215、・・・から供給された処理ガスは、MFC210、211、212、・・・により、流量を調整され、バルブ201(G11)、202(G12)、203(G13)、・・・20X(G1X)およびバルブ217(G1)が開の状態で、処理ガス供給配管216内を通過し、真空容器200内の下部リング221のガス通路に導入される。
この時、バルブ220(V1)は閉とし、排気ポンプ232と処理ガス供給経路内排気配管218は切り離されている。処理ガスは下部リング221のガス通路から、微小隙間223に導入され、その後シャワープレート224の多数の小孔を介して、処理室225内に、均等に分散して供給される。処理室225に供給された処理ガスはプラズマ化され、エッチング処理が実施される。
エッチング処理完了後、真空容器200内の反応生成物や残留ガスを除去するために、真空容器200内を排気する。まず、エッチング処理中に処理ガス供給のために開いていたバルブ201(G11)、202(G12)、203(G13)、・・・20X(G1X)を閉じ、真空容器200内への処理ガスの供給を停止する。バルブ217(G1)は開いたままとする。この時、処理室225内はコンダクタンス可変バルブ229の開度を全開にすることでターボ分子ポンプ230によって処理室225内の排気が開始されている。
次にバルブ220(V1)を開き、処理ガス供給経路内排気配管218と排気ポンプ232を接続し、排気ポンプ232によって処理ガス供給配管216内を排気する。
排気を続け、処理室225内圧力P2が真空状態(本実施例では0.05Pa以下とする)となり、且つ処理ガス供給経路内排気配管218及び処理ガス供給配管216内の圧力P2が低圧力(本実施例では500Pa以下とする)であることを検出した時点で、バルブ217(G1)、220(V1)を閉じ、処理ガス供給配管内の排気を終了する。
尚、コンダクタンス可変バルブ229は、処理室225内の真空度を保つために開度全開のままとし、次の処理まで排気を続けておく。尚、処理室225内の圧力は処理室用圧力計227にて、処理ガス供給経路内排気配管218及び処理ガス供給配管216内の圧力は、配管用圧力計219にて検出し、設定圧力は処理室や配管内の容積によって設定する。
従来はコンダクタンス可変バルブ229及びターボ分子ポンプ230による排気のみであり、微小隙間223や処理ガス供給配管216内は、シャワープレート224の小孔のコンダクタンスが小さいことによって排気が十分にできていなかった。
しかし、本実施例の排気作業によれば、従来通りのコンダクタンス可変バルブ229及びターボ分子ポンプ230による排気に加えて、処理ガス供給経路内排気配管218によって処理ガス供給配管216内を直接排気するため、微小隙間223や処理ガス供給配管216への処理ガスの残留を防止することができる。
図3は、図1及び図2の構造での動作の流れを示すフローチャートである。エッチング処理終了(ステップ301)後、RFバイアス電源117による高周波電力、高周波電源111からアンテナ108に供給される高周波およびウエハ128を試料台113表面に静電吸着させる直流電圧114を停止させる。(ステップ302)
MFC210、211、212、・・・後段のバルブ201(G11)、202(G12)、203(G13)、・・・20X(G1X)を閉じ、処理室225内への処理ガスの供給を停止する。この時、処理ガス供給配管216に設けられているバルブ217(G1)は開のままとする。(ステップ303)
コンダクタンス可変バルブ229の開度を全開とし、処理室225内の排気を開始する。(ステップ304)
処理ガス供給経路内排気配管218に設けられているバルブ220(V1)を開とし、処理ガス供給配管216内の排気を開始する。(ステップ305)
処理室225内及び処理ガス供給配管216内の排気開始後、t秒間排気を続ける(ステップ306)。この時間t秒は、排気待ち時間であり、処理室225の容積及びターボ分子ポンプや排気ポンプ等の排気装置の排気能力によって設定する。
処理室225内の圧力P1が0.05Pa以下でない場合(ステップ307)、圧力P1が0.05Pa以下になるまで、処理室225内及び処理ガス供給配管216内の排気を続行する(ステップ308、309)。
処理室225内の圧力P1が0.05Pa以下であり(ステップ307、309)且つ、処理ガス供給配管216内の圧力P2が500Pa以下となったら(ステップ310)、バルブ217(G1)及びバルブ220(V1)を閉じ、処理ガス供給配管216内の排気を終了する(ステップ311)。
処理ガス供給配管216内の圧力P2が500Pa以下でない場合(ステップ310)は、処理室225内の圧力P1が0.05Pa以下であり且つ、処理ガス供給配管216内の圧力P2が500Pa以下となるまで、処理室225内及び処理ガス供給配管216内の排気を続行する(ステップ308、309、310)。
尚、前述したように処理室225内の真空度を保つために、処理ガス供給配管216内の排気が終了した後も、処理室225内は排気を続ける。
100 真空容器
101 処理室
102 放電室
103 シャワープレート
104 石英プレート106とシャワープレート103間の微小隙間
105 下部リング
106 石英プレート
107 誘電体
108 アンテナ
109 蓋部材
110 ソレノイドコイル
111 高周波電源
112 放電室内側壁部材
113 試料台
114 直流電源
115 温調ユニット
116 熱伝達性ガス供給元
117 RFバイアス電源
118 排気ゲートプレート
119 コンダクタンス可変バルブ
120 ターボ分子ポンプ
121 排気配管
122 排気ポンプ
123 処理室用圧力計
124 処理ガス供給元
125 処理ガス供給配管
126 搬送室
127 ゲートバルブ
128 搬送用ロボット
129 ウエハ
201、202、203 バルブG1X
210、211、212 MFC
213、214、215 処理ガス供給元
216 処理ガス供給配管
217 バルブG1
218 処理ガス供給経路内排気配管
219 配管用圧力計
220 バルブV1
221 下部リング
222 石英プレート
223 シャワープレート224と石英プレート222間の微小隙間
224 シャワープレート
225 処理室
226 試料台
227 処理室用圧力計
228 排気ゲートプレート
229 コンダクタンス可変バルブ
230 ターボ分子ポンプ
231 排気配管
232 排気ポンプ
233 ウエハ

Claims (6)

  1. 真空容器内部の処理室内部を減圧する排気手段と、前記処理室内に処理用ガスを供給する供給口とを有し、前記処理用ガスを用いて前記処理室内に形成したプラズマにより、この処理室内に保持されたウエハを処理するプラズマ処理装置であって、前記処理用ガスの供給を停止後、前記供給口に連通した供給用配管内を排気する処理ガス供給経路内排気配管を備えていることを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 請求項1記載のプラズマ処理装置であって、前記供給用経路内の排気により、その内部の圧力が前記処理室内部の圧力より小さくされることを特徴とするプラズマ処理装置。
  3. 請求項1または2に記載のプラズマ処理装置であって、前記処置室の上方に配置され前記供給口を有するプレートと、このプレートの上方に配置され前記処理用ガスが内部に充填される空間とを備えたことを特徴とするプラズマ処理装置。
  4. 真空容器内部の処理室内部を減圧する排気手段と、前記処理室内に処理用ガスを供給する供給口とを有し、前記処理用ガスを用いて前記処理室内に形成したプラズマにより、この処理室内に保持されたウエハを処理するプラズマ処理装置の運転方法であって、前記処理用ガスの供給を停止後、前記供給口に連通した供給用配管内を排気した後に前記処理用ガスの供給を再開することを特徴とするプラズマ処理装置の運転方法。
  5. 請求項4記載のプラズマ処理装置の運転方法であって、前記供給用経路内の排気により、その内部の圧力が前記処理室内部の圧力より小さくされることを特徴とするプラズマ処理装置の運転方法。
  6. 請求項4または5に記載のプラズマ処理装置の運転方法であって、前記処置室の上方に配置され前記供給口を有するプレートと、このプレートの上方に配置され前記処理用ガスが内部に充填される空間とを備えたことを特徴とするプラズマ処理装置の運転方法。
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