JP2011054351A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】照明光として外部へ出射される光量の減少を抑制しつつ、簡易な構成にて所望の方向の光を得ることができる照明装置を提供する。
【解決手段】指向性を有するLED21,21…を有し、被設置部に設置され、LED21,21…からの光を被照射面において反射させて反射光により照明する照明装置100において、LED21,21…からの光の方向を変えるプリズムシート7をLED21,21…の出射方向に設けている。プリズムシート7を適切に設けることにより、照明装置100を被設置部(例えば、棚)に設置したときに、LED21,21…からの光を所定の角度をなす方向に出射させ、被照射面(例えば、天井面)において反射した反射光により所望の方向の光を得ることが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、指向性を有する光源を有し、被設置部に設置され、前記光源からの光を被照射面において反射させて照明する照明装置に関する。
住宅、オフィス等の室内の照明に用いられる照明装置として、従来、白熱電球、蛍光灯等の光源を備える照明装置が用いられている。近年、発光ダイオード(以下LEDという)の高輝度化に伴い、これらの光源に代えて、低消費電力、長寿命等の特性を有するLEDを光源として用いた照明装置が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された照明装置は、指向性を有する光源を複数装着した基板と、該基板と離隔して対向し、拡散剤が添加された樹脂製である拡散板とを備え、前記複数の光源間の間隔よりも光源及び拡散板間の間隔の方を大きくして、前記複数の光源からの光を拡散板にて拡散して面発光が可能なように構成してある。
特開2009−16095号公報
ところで、照明装置の配光特性を光源の配光特性と異なる所望の配光特性に変える方法として、特許文献1のように拡散板を用いる方法がある。拡散板を用いた場合、光源からの光の大部分は拡散板において拡散されつつ照明装置の外部へ出射されることになるが、一部の光は拡散板において光源の側に反射されてしまい、照明光として外部へ出射される光量が減少するという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、照明光として外部へ出射される光量の減少を抑制しつつ、簡易な構成にて所望の方向の光を得ることができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、指向性を有する光源を有し、被設置部に設置され、前記光源からの光を被照射面において反射させて反射光により照明する照明装置において、前記光源からの光の方向を変える光学部材を前記光源の出射方向に備えたことを特徴とする。
本発明にあっては、光源からの光の方向を変える光学部材を光源の出射方向に設けてある。光学部材を適切に設けることにより、照明装置を被設置部に設置したときに、光源からの光を所定の角度をなす方向に出射させ、被照射面において反射した反射光により所望の方向の光を得ることが可能となる。例えば、棚等の被設置部の上に、設置面が被設置部の側になり、光源の側が天井を向くように配置し、天井からの反射光を得る間接照明用の照明装置として用いる場合、照明装置から出射される光の方向が設置面に対して斜め上方になるように適切に照明装置を構成することにより、間接照明として室内を照明するために必要な配光特性を得ることが可能となる。
本発明に係る照明装置は、前記光学部材は、その一面にプリズムを有するシート状であって、その他面が前記光源の側になるように設けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、その一面にプリズムを有するシート状の光学部材をその他面が光源の側になるように光源の光出射方向に設けている。このように光学部材を設けるという簡易な構成にて、光源からの光を光学部材により拡散させて所望の方向の光を得ることができる。また、拡散板が不要であるから、照明光として外部に出射される光量の減少を抑制することができる。
本発明に係る照明装置は、前記光源と離隔して対向し、該光源からの光を透過する透光板を備えており、前記光学部材は、前記透光板に固定してあることを特徴とする。
本発明にあっては、光源と離隔して対向し、光源からの光を透過する透光板に前記光学部材を固定してある。光源からの光は透光板において殆ど反射されることなく外部に出射するから、照明光として外部に出射される光量の減少を抑制することができる。
本発明に係る照明装置は、前記光源を保持する保持体を備え、該保持体は、前記被設置部に設置される設置面を有し、該設置面の反対側の面に前記光源を保持することを特徴とする。
本発明にあっては、光源を保持する保持体の前記被設置部に設置される設置面の反対側の面に光源を保持している。光源の光軸が設置面に直交する方向に光源を設けた場合においても、前述したような光学部材を用いることにより、所望の配光特性の光を得ることができると共に、保持体の構造を簡易化することができ、製造を容易に行うことができる。
本発明に係る照明装置は、前記光源はLEDであることを特徴とする。
本発明にあっては、光源としてLEDを用いている。指向性が強いLEDにおいても、光学部材を前述したように取付けるという簡易な構成により、所望の方向の光を得ることができる。
本発明によれば、照明光として外部へ出射される光量の減少を抑制しつつ、簡易な構成にて所望の方向の光を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る照明装置の外観斜視図である。 実施の形態1に係る照明装置の模式的分解斜視図である。 実施の形態1に係る照明装置の主要部の模式的断面図である。 図3の部分拡大図である。 実施の形態1に係る照明装置の配光特性の説明図である。 実施の形態1に係る照明装置の適用例を示す図である。 実施の形態2に係る照明装置の主要部の模式的断面図である。 本発明に係るLED基板の概略構成を示す回路図である。 保護素子の取付位置を示す照明装置の主要部の模式的断面図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて、間接照明に用いられる照明装置を例に詳述する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る照明装置の外観斜視図である。図2は、実施の形態1に係る照明装置の模式的分解斜視図である。図3は、実施の形態1に係る照明装置の主要部の模式的断面図である。
図において1は、光源を保持する保持体であるベースフレームである。ベースフレーム1は、棚等の被設置部に設置されるべき設置面11aを有する矩形状の底板部11と、該底板部11の長辺側の平行な2辺に立設された側壁部12,12と、該側壁部12,12に平行に設けられ、照明装置の内部を3つの空間に仕切る仕切板部13,13とを備えている。側壁部12,12及び仕切板部13,13の開放端側(底板部11の反対側)には、図3に示すように、後述するパネルを固定する第1,第2のパネル固定部14,15が夫々設けてある。第1のパネル固定部14は、断面形状が略U字形をなすように屈曲形成してあり、第2のパネル固定部15は、断面形状が略くの字形をなすように屈曲形成してある。パネルは、第1のパネル固定部14及び第2のパネル固定部15の平板部間に挟持されることによりベースフレーム1に固定される。なお、ベースフレーム1は、例えばアルミニウム等の金属製である。
ベースフレーム1の側壁部12,12と仕切板部13,13とに挟まれた底板部11の部分11b,11bには、複数のLED基板2,2…が仕切板部13,13の長手方向に沿って設けてある。LED基板2は矩形板状のプリント基板であり、LED基板2の一面2aには複数のLED21,21…がマトリクス状に装着してある。LED21は、LED素子と、該LED素子を封止し、蛍光体が分散された封止樹脂と、入力端子及び出力端子とを備えてなる表面実装型LEDである。
LED21,21…が実装されたLED基板2の一面2aには、反射シート3が設けてある。反射シート3は、LED基板2の一面2aと略同一寸法の矩形状の底板部31と、該底板部31の長辺側の縁部に立設された側板部32,33とを有している。側板部32,33は、底板部31の側から反対側に向けて広がるように傾斜させてある。なお、底板部31には、LED21,21…の配列に整合させて、LED21,21…の平面形状より若干大きい矩形穴が設けてある。反射シート3は、高光反射率である材料製であり、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムである。
この反射シート3は、底板部31の側がLED基板2の側になるようにLED基板2上に配され、ベースフレーム1にLED基板2と共にネジ等により固定してある。
ベースフレーム1の仕切板部13,13に挟まれた中央部には、駆動回路部4が取付けてある。駆動回路部4は、電界効果型トランジスタ等のスイッチング素子等を備え、LED21,21…への電力の供給/遮断を行う。このベースフレーム1の中央部の開口部には、矩形板状をなすセンターカバー5が外嵌してある。
一方、ベースフレーム1のセンターカバー5を挟んだ両側の開口部には、LED21,21…と離隔して対向するようにパネル6,6が設けてある。パネル6は、光を透過する透光性の樹脂製であり、矩形板状を有している。このパネル6は、ベースフレーム1の第1,第2のパネル固定部14,15間にベースフレーム1の長手方向に沿って挿入され、図3に示すように、第1,第2のパネル固定部14,15により挟持されてベースフレーム1に固定される。
パネル6の一面には、光学部材としてのプリズムシート7が略全面に亘って設けてある。図4は、図3の部分拡大図である。プリズムシート7の一面7aには、断面形状が2等辺三角形状の突条のプリズムを複数並設してなるプリズム71が形成してある。本実施の形態においては、基材がポリエステル製であり、プリズムがアクリル系樹脂製であるプリズムシートを用いている。このようなプリズムシートは、例えば、バックライトの輝度を上昇するために用いられている。このような用途に用いられる場合、プリズムシート7の一面7aの側が光源の側になるようにプリズムシート7を設け、一面7aの側から入射した光をプリズム71において屈折させて一方向に集め、他面7bの側から出射させるように構成してある。
本発明においては、このように構成されたプリズムシート7を他面7bの側がLED21,21…の側になるように、パネル6の一面に接着して取付けてある。なお、プリズムシート7は予めパネル6に接着固定した後に、パネル6と一体的にベースフレーム1の第1,第2のパネル固定部14,15間に挿入することにより、ベースフレーム1に取付けられる。このように取付けられたパネル6及びプリズムシート7は、図3に示すように、ベースフレーム1の設置面11aに平行に取付けられたLED基板2に対して、仕切板部13の側から側壁部12の側に向けて近接する方向に傾斜させてベースフレーム1に設けられることになる。
図5は、実施の形態1に係る照明装置100の配光特性の説明図である。図5(a)は、プリズムシート7を一面7aの側がLED21,21…の側(他面7bの側が外側)になるように取付けた場合の照明装置100の配光特性であり、図5(b)は、プリズムシート7を他面7bの側がLED21,21…の側(一面7aの側が外側)になるように取付けた本発明の場合の照明装置100の配光特性である。本実施の形態において用いるプリズムシート7は、一面7aの側がLED21,21…の側になるように、前述した本発明と同様に構成されたベースフレーム1に取付けたときに、図5(a)に示す如く、照明装置100から出射される照明光が、被設置部に設置される設置面11aとなす角度が略90°となる方向の光を多く含む特性を有している。このプリズムシート7を、前述したように本発明の用い方をすると、図5(b)に示す如く、照明装置100から出射される照明光は、設置面11aと所定の角度(θ)をなす方向の光を多く含むことになる。即ち、このプリズムシート7を一面7aの側がLED21,21…の側になるように取付けることにより、ランバート分布の配光特性を有するLED21を用いた照明装置の配光特性を、設置面11aと所定の角度(θ)をなす方向(側方)への配光が多い配光特性に変化させることができる。なお、この所定の角度θは、設置場所、用途に応じて定まる所望の方向であり、本実施の形態においては略45°である。
ベースフレーム1の長手方向の両端の開口部には、サイドカバー8,8夫々がベースフレーム1の長手方向の両側から外嵌固定してある。
以上のように構成された本発明に係る照明装置100は、ベースフレーム1の設置面11aにて被設置部に設置される。図6は、実施の形態1に係る照明装置100の適用例を示す図である。
照明装置100は、室内に設けられた被設置部である棚110の上面にベースフレーム1の設置面11aが下になるように設置してある。このように設置された照明装置100において、電力の供給に伴い照明装置100が点灯したとき、照明装置100は、図5(b)に示した配光特性を有しているから、図6に示すように、棚110の上面と所定の角度をなす方向(図中に太線にて示す)の光を多く含む照明光(LED21,21…からの光)が得られる。そして、この照明光が被照射面である天井120の面にて反射されて、反射した光が室内の机130、椅子131等が配してある所定領域に入射して、この所定領域を間接的に照明する。このように間接照明に用いる場合、照明装置100から出射される照明光は、反射光を得るべく、設置面11aに対して所定の角度をなすことが望ましい。所定の角度θは、設置面11aと反射面(本例の場合、棚110の上面と天井120の下面)との位置関係に応じて定まり、例えば、30〜60°の範囲にある。この照明光の出射角度を得るべく、パネル6及びプリズムシート7と、LED基板2(又はLED21の光軸)とがなす角度、用いられるプリズムシート等が適切に選定してある。
以上のように構成された照明装置100においては、LED21,21…からの光を設置面11aと所定の角度θをなす方向に出射させるように構成してあるから、照明装置100を被設置部に配置することにより、所望の方向の照明光を得ることができる。例えば、棚110の上に、設置面11aが棚110の側になり、LED21,21…の側が天井120を向くように配置し、天井120からの反射光を得る間接照明用の照明装置として用いる場合、所定の角度θが設置面11aに対して斜め上方(例えば45°)になるように適切に照明装置を構成することにより、間接照明として必要な配光特性を得ることが可能となる。
本実施の形態に係る照明装置100においては、プリズムシート7の他面7bの側がLED21,21…の側になるようにプリズムシート7をLED21,21…の光出射方向に設けるという簡易な構成にて所望の方向の光を得ることができる。指向性が強いLEDにおいても、プリズムシート7を前述したように取付けるという簡易な構成により、所望の方向の光を得ることができる。
また、LED21,21…と離隔して対向し、LED21,21…からの光を透過する透光板であるパネル6にプリズムシート7を固定しているから、LED21,21…からの光をパネル6において殆ど反射されることなく外部に出射させることができ、照明光として外部に出射される光量の減少を抑制することができる。そして、パネル6にプリズムシート7を接着固定しているから、プリズムシート7を固定するための特別な構造は不要である。
また、LED基板2を保持するベースプレート1の底板部11の部分11bは、設置面11aの反対側にある底板部11の面であり、LED21,21…の光軸が設置面11aに直交する方向にLED基板2が設けてある。略平板状に底板部11を形成した本実施の形態においても、前述したようなプリズムシート7を用いることにより、所望の配光特性の光を得ることができると共に、ベースプレート1の構造を簡易化することができ、製造を容易に行うことができる。また、底板部11は外面が外気又は棚等の他の部材に接しているから、発熱体であるLED21,21…からの熱を照明装置100の外部へと効率的に放散することができ、LED21,21…の放熱が容易である。
なお、本実施の形態において、パネル6の外面にプリズムシート7を取付けているが、これに限定されず、パネル6の内面にプリズムシート7を取付けてもよい。この場合においても、プリズムシート7の他面7bの側がLED21,21…の側になるように取付ける必要がある。
また、本実施の形態においては、光学部材として、一面7aに断面形状が2等辺三角形状の突条のプリズムを複数並設してなるプリズム71が形成されたプリズムシート7を用いているが、これに限定されない。一部の側から入射した光を屈折させて一方向に集光して、集光した光を他部の側から出射する光学部材であって、他部の側をLED21,21…の側になるようにLED21,21…の光出射方向に設けることにより、LED21,21…からの光を拡散させて、所定の方向の光を多く含む光を出射することができる光学部材であればよい。プリズムの形状は、断面形状が2等辺三角形状に代えて、半円状であっても、多角形状であってもよい。また、突条のプリズムを複数並設してプリズムを形成しているが、突条に限定されない。
(実施の形態2)
図7は、実施の形態2に係る照明装置の主要部の模式的断面図である。ベースフレーム1の底板部111は、棚等の被設置部に設置されるべき設置面11aと、該設置面11aと鋭角(例えば、12.5°)をなして設けられ、LED基板2を保持する保持部11cとを有している。保持部11cは、側壁部12の側から仕切板部13の側に向けて上向きになるように傾斜させてある。また、パネル6及びプリズムシート7に代えて、透光性又は半透光性を有するパネル6aを用いている。その他の構成は、図3に示す実施の形態1と同様であるため、対応する構成部材に図3と同一の参照符号を付して、その構成の詳細な説明を省略する。
本実施の形態に係る照明装置100aにおいては、LED21,21…が装着してあるLED基板2を設置面11aに対して適切に傾斜させるように保持部11cを形成することにより、LED21,21…からの光を設置面11aと所定の角度をなす方向に出射させるように構成してある。これにより、照明装置100aを被設置部に配置することにより、所望の方向の照明光を得ることができる。例えば、棚110の上に、設置面11aが棚110の側になり、LED21,21…の側が天井120を向くように配置し、天井120からの反射光を得る間接照明用の照明装置として用いる場合、照明装置から出射される照明光の方向が設置面11aに対して斜め上方になるように適切に保持部11cを形成することにより、間接照明として必要な配光特性を得ることが可能となる。なお、本実施の形態においては、保持部11cが、底板部11と鋭角をなして設けてあるが、この角度は照明装置の用途に応じて適切に設定してある。
なお、以上のように構成された照明装置においては、光源であるLED21,21…からの光を有効利用すべく、反射シート3を用いている。反射シート3に静電気が帯電している場合に、反射シート3をLED基板2上に取付けると、静電気によりLED21,21…に高電圧が印加されてしまい、LED21,21…が破壊されてしまう虞がある。このため、LEDを保護すべく、LEDの封止樹脂内に保護素子を夫々設ける場合がある。この構成の場合、LEDの数だけ保護素子が必要になると共に、LEDのLED素子が発した光を保護素子が吸収してしまうため、LEDの発光効率が低下するという問題があった。そこで、本発明においては、以下に述べる構成を採用している。
図8は、本発明に係るLED基板2の概略構成を示す回路図である。図9は、保護素子の取付位置を示す照明装置の主要部の模式的断面図である。LED基板2は、複数のLED21,21…と、該LED21,21…を保護する保護素子22,22…と、駆動回路部4とLED基板2との間及び複数のLED基板2,2…間を接続するための第1の接続部20a,20a及び第2の接続部20b,20bとを備えている。なお、第1の接続部20a,20aは所定電圧の電源電圧を供給する電線に接続され、第2の接続部20b,20bは接地用の電線に接続される。
保護素子22,22…は、図8に示すように、複数のLED21,21…をマトリクス状に接続して、これらLED21,21…のマトリクスの列毎に並列接続してある。本実施の形態においては、10個のLED21,21…に対して1つの保護素子22を取付けてある。10個のLED21,21…に対して1つの保護素子22を取付けてあるから、保護素子をLEDに内部に設ける場合と比較して、保護素子の数を少なくすることができ、部品点数及び取付作業を低減することができ、コストを低減することができる。
本実施の形態においては、保護素子22として、ツェナーダイオードを用いている。これにより、静電気によりLED21に順方向に高電圧が印加された場合に、ツェナーダイオードに電流が流れるから、LED21に損傷を与えることなく保護することができる。なお、保護素子は、ツェナーダイオードに限定されず、LED21を静電破壊から保護することができる電子部品であればよく、ダイオード、コンデンサ等を用いてもよい。
このような保護素子22は、図9に示すように、LED基板2の一面2aに、該一面2aと反射シート3の底板部31との間に設けてある。その他の構成は、図3に示す実施の形態1と同様であるため、対応する構成部材に図3と同一の参照符号を付して、その構成の詳細な説明を省略する。
本発明においては、保護素子22をLED21の外部に設けてあるから、LED21のLED素子が発する光が保護素子22に吸収されないから、LED21の発光効率を低下することなく、LED21を静電気から保護することができる。また、保護素子22をLED基板2と反射シート3との間に設けているから、LED21から出射した光が保護素子22に入射することがないので、照明装置としての発光効率を向上することができる。
なお、以上の実施の形態においては、光源として表面実装型LEDを用いているが、これに限定されず、他のタイプのLED、EL(Electro Luminescence)等を用いてもよい。
また、以上の実施の形態においては、被設置部として棚を、被照射面として天井の面を例に説明したが、これに限定されない。また、以上の実施の形態においては、間接照明用の照明装置を例に説明したが、プリズムシートを用いて照明装置の配光特性を変える方法は、他の用途に用いられる照明装置にも適用可能である。
更に、本発明は、その他、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内において種々変更した形態にて実施することが可能であることは言うまでもない。
1 ベースフレーム(保持体)
11a 設置面
2 LED基板
21 LED(光源)
6 パネル(透光板)
7 プリズムシート(光学部材)
7a 一面
7b 他面
71 プリズム

Claims (5)

  1. 指向性を有する光源を有し、被設置部に設置され、前記光源からの光を被照射面において反射させて反射光により照明する照明装置において、
    前記光源からの光の方向を変える光学部材を前記光源の出射方向に備えたことを特徴とする照明装置。
  2. 前記光学部材は、その一面にプリズムを有するシート状であって、その他面が前記光源の側になるように設けてあることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記光源と離隔して対向し、該光源からの光を透過する透光板を備えており、
    前記光学部材は、前記透光板に固定してあることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記光源を保持する保持体を備え、
    該保持体は、前記被設置部に設置される設置面を有し、該設置面の反対側の面に前記光源を保持することを特徴とする請求項1から3の何れか一つに記載の照明装置。
  5. 前記光源はLEDであることを特徴とする請求項1から4の何れか一つに記載の照明装置。
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