JP2011054018A - 情報処理装置及びスケジューリング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力の削減を図ることができる情報処理装置及びスケジューリング方法を提供する。
【解決手段】リーク電力が異なるプロセッサ20_1及びプロセッサ20_2を備え、プロセッサ20_1もしくはプロセッサ20_2を用いて実行されるジョブの消費電力を算出する算出部30を備え、プロセッサ20_1及びプロセッサ20_2のリーク電力と、プロセッサ20_1及びプロセッサ20_2の消費電力に基づいてジョブを実行するプロセッサを決定する決定部40とを備え、電力消費の多いジョブにリーク電力の低いプロセッサを割り当て、電力消費の少ないジョブにリーク電力の高いプロセッサを割り当てることにより、装置全体としての消費電力を低くすることが出来る。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及びスケジューリング方法に関し、特にリーク電力に基づいてスケジューリングを行う情報処理装置及びスケジューリング方法に関する。
近年、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサの著しい性能向上や、複数CPUを用いてジョブの処理を行うマルチプロセッサ方式が用いられることにより、コンピュータ全体の消費電力が増大している。このような状況において、消費電力を削減することは、顧客のランニングコストの上昇を抑えることと、計算機システムの電源装置及び冷却装置の巨大化を抑えることとに貢献するものであり、非常に大きな課題として近年取り上げられている。また、計算機システムの電源装置の巨大化は、顧客が計算機システムを用意する際に必要となる計算機設置スペースに大きく影響し、製品性を悪化させる。これらの課題に対して、例えば、ライブマイグレーションもしくはスロットリングといった技術が用いられている。
ライブマイグレーションとは、実行中の仮想マシンを別のホスト装置に無停止で移動させる技術である。ライブマイグレーションを行うことにより、仮想マシンを構成する情報を別のホスト装置にコピーして動作させることができる。仮想マシンを構成する情報とは、CPU、メモリ、I/O、ストレージ、ネットワーク等の状態を示す情報である。仮想マシンを構成する情報は、最終的にメモリの状態に帰着する。電源ONの装置を極力少なくし、細かく分散されかつ仮想化された処理を、電源ON装置において実行させためにライブマイグレーションを実行することにより、ランニングコストの上昇を抑えることができる。
スロットリングとは、要求されている性能を超えないように処理を制御し、必要以上の電力を消費しない技術である。例えば、温度測定によって電力消費量を常時監視し、外部から設定された閾値を超えた場合に、命令発行レートをリアルタイムに抑えることができる。
さらに、特許文献1には、消費電力を抑えるために、効率的にジョブスケジューリングを行う技術が開示されている。具体的には、仕事量の予測可能な複数の単位ジョブを、単位ジョブ毎に複数のプロセッサに振り分ける技術である。つまり、ジョブの特質をあらかじめ分析し、その分析した情報に基づいて異種のプロセッサからなる非対称マルチプロセッサシステムでのジョブスケジューリングを行う。
また、特許文献2には、各装置の温度に基づいてジョブスケジューリングを行う技術が開示されている。具体的には、温度の最も低い処理装置にジョブの割り当てを行うジョブスケジューリングを実現している。
特開2004−252900号公報 国際公開第2003/083693号
ここで、電源装置、冷却装置が巨大化する原因について説明する。電源装置の容量は、給電対象であるLSI(Large Scale Integration)の最大消費電力に基づいて設計される。このLSIの最大消費電力は、(1)最大消費電力を有するジョブ実行時の電力及び(2)LSIロットに依存した電力量の中での最大電力、を考慮して求められる。(1)は、ジョブ毎に消費する電力は様々であることが知られており、電源装置、冷却装置の設計時には、消費電力が最大のジョブを想定して設計する。
(2)は、その大半はリーク電力が占める。リーク電力とは、トランジスタの動作には関係なく常に消費される電力である。LSIの動作速度が向上するに伴い、リーク電力は増加することが知られている。昨今の微細化技術の発展によって、LSI電力の大半をリーク電力が占めるようになっている。リーク電力が低いLSIのみを選別することにより低消費電力な計算機システムを構築することもできるが、歩留りが低下し、コスト上昇の要因となる。
また、LSIロットにおけるリーク電力のばらつきは、図10のように正規分布で示されることが知られている。これより、電源装置、冷却装置の制限により、リーク電力の少ないC領域のLSIのみしか用いることができない場合、コスト上昇の大きな要因となる。また、リーク電力は、温度上昇によって大きく増加する性質を持つ。そのため、リーク電力が高いLSIにおいて、高負荷なジョブを実行することによりLSIの温度が上昇し、当該LSIのリーク電力がさらに増大する。これにより、LSIの最大消費電力がさらに増大し、電源装置、冷却装置のさらなる巨大化を引き起こしてしまう。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、消費電力の削減を図ることができる情報処理装置及びスケジューリング方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる情報処理装置は、リーク電力が異なる第1のプロセッサ及び第2のプロセッサと、前記第1のプロセッサもしくは第2のプロセッサが実行するジョブの第1の消費電力を算出する算出部と、前記リーク電力及び前記第1の消費電力に基づいて前記ジョブを実行するプロセッサを決定する決定部と、を備えるものである。
本発明の第2の態様にかかるスケジューリング方法は、リーク電力が異なる第1のプロセッサ及び第2のプロセッサに実行させるジョブをスケジューリングする方法であって、前記第1のプロセッサ及び前記第2のプロセッサのリーク電力を算出するステップと、前記第1のプロセッサもしくは第2のプロセッサが実行するジョブの消費電力を算出するステップと、前記リーク電力と、前記消費電力とに基づいて前記ジョブを実行するプロセッサを決定するステップと、を備えるものである。
本発明により、消費電力の削減を図ることができる情報処理装置及びスケジューリング方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる情報処理装置の構成図である。 実施の形態1にかかる情報処理装置の構成図である。 実施の形態1にかかるリーク電力と消費電力との関係を示す図である。 実施の形態1にかかるプロセッサランクとジョブランクとの関係を示す図である。 実施の形態1にかかるジョブの実行にかかるフローチャートである。 実施の形態1にかかるプロセッサの決定にかかるフローチャートである。 実施の形態1にかかるジョブランクの決定にかかるフローチャートである。 実施の形態1にかかるプロセッサランクの決定にかかるフローチャートである。 実施の形態2にかかる電源装置の設計にかかる消費電力を示す図である。 製造されるLSIのリーク電力毎の分布を示す図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。本発明の実施の形態1にかかる情報処理装置の構成例について、図1を用いて説明する。情報処理装置1は、複数のプロセッサをスケジューリングして、ジョブを実行するプロセッサを決定し、決定されたプロセッサに基づいて、ジョブを実行する装置である。情報処理装置1は、電源部10と、プロセッサ20_1と、プロセッサ20_2と、算出部30と、決定部40と、メモリ50と、を備えている。
電源部10は、プロセッサ20_1及びプロセッサ20_2に対して電源の供給を行う電源装置である。
プロセッサ20_1及びプロセッサ20_2は、プログラムにより指定されるジョブを実行する。プロセッサとは、例えば、CPU、MPU(Micro Processing Unit)である。ジョブとは、プログラムにより指定されるタスク、プロセスである。ジョブを実行するプロセッサは、スケジューリングに基づいて決定される。プロセッサ20_1及びプロセッサ20_2は、電源部10から電源を供給され、動作する。
算出部30は、プロセッサ20_1もしくはプロセッサ20_2が実行するジョブの消費電力を算出する。算出部30は、ジョブに関する情報を、メモリ50から取得する。算出部30により算出されるジョブの消費電力は、ジョブの実行ステップ数等の処理負荷が増加するほど、高くなる。算出したジョブの消費電力に関する情報は、決定部40へ出力される。
決定部40は、プロセッサ20_1及びプロセッサ20_2それぞれのリーク電力と、算出部30から取得したジョブの消費電力に関する情報とに基づいて、ジョブを実行するプロセッサを決定する。決定部40は、ジョブに関する情報をメモリ50から取得する。リーク電力は、プロセッサ20_1及びプロセッサ20_2の消費電力のうち大きな割合を占める電力である。
メモリ50は、実行するジョブに関する情報を保持している。メモリ50は、ジョブに関する情報を、算出部30及び決定部40へ出力する。
以上説明したように、図1にかかる情報処理装置1を用いることにより、リーク電力及びジョブの消費電力に関する情報に基づいて、ジョブの実行を行うプロセッサを決定することができる。これにより、情報処理装置1が実行する複数のジョブと、当該複数のジョブを実行する複数のプロセッサとを組み合わせる際に、より消費電力が低くなる組み合わせを選択し、ジョブを実行することが可能となる。これにより、情報処理装置1全体の消費電力を低下させることができる。
次に、図2を用いて、本発明の実施の形態1にかかる情報処理装置の詳細な構成例について説明する。情報処理装置1は、電源部10と、冷却部11と、プロセッサ20_1〜20_nと、プロセッサ電力プロファイル21と、温度測定部31と、最高温度検出部32と、最高温度レジスタ33と、PSW(Program Status Word)41と、スケジューリング部42と、命令パイプライン制御部43と、命令発行部44と、メモリ50と、汎用レジスタ60と、を備えている。電源部10と、プロセッサ20_1〜20_nと、メモリ50とは、図1の構成と同様であるため、説明を省略する。また、算出部30は、温度測定部31と、最高温度検出部32と、最高温度レジスタ33とから構成されている。さらに、決定部40は、PSW41と、スケジューリング部42と、命令パイプライン制御部43と、命令発行部44とから構成されている。
冷却部11は、電源部10の冷却を行う冷却装置である。ここで、冷却部11は、情報処理装置1の外部に備えられてもよい。
プロセッサ電力プロファイル21は、プロセッサを構成するLSIのリーク電力を示す情報を保持している。例えば、動作が高速なトランジスタほど、ON/OFFを切り替えるスレッシュホールド電圧が低いため、リーク電力が高くなる傾向にある。そのため、まず情報処理装置1は、LSIの動作テスト時に測定されるLSIの速度をROM(Read Only Memory)に記録する。情報処理装置1は、ROMに記録されたLSIの速度情報を、LSIロット固有のリーク電力を示す値とし、プロセッサ電力プロファイル21に保持する。もしくは、情報処理装置1は、ROMに記録されたLSIの速度情報を、LSIロット固有のリーク電力を示す値に変換して、プロセッサ電力プロファイル21に保持してもよい。LSIの動作テスト時に測定されるLSIの速度とは、例えば、LSIの領域内に仕込まれたリングオシレータ回路の発信周波数である。プロセッサ電力プロファイル21が保持する情報は、スケジューリング部42と、最高温度レジスタ33とに出力される。
温度測定部31は、ジョブを実行しているプロセッサの温度を測定する。温度測定部31は、各ジョブの消費電力を測定するために、当該ジョブを実行しているプロセッサの温度を試験的に測定する。温度測定部31は、ジョブに関する情報をメモリ50から取得する。そのため、ジョブを試験的に実行するプロセッサは、プロセッサ20_1〜20_nのうち、任意のプロセッサが用いられる。もしくは、各ジョブの消費電力を試験的に測定するプロセッサをあらかじめ決定しておき、当該プロセッサを用いて各ジョブの消費電力を測定してもよい。温度測定部31は、測定したプロセッサの温度に関する情報を、最高温度検出部32に出力する。
最高温度検出部32は、温度測定部31から取得した温度に基づいて、ジョブ毎の最高温度を抽出する。最高温度検出部32は、抽出した最高温度に関する情報を、最高温度レジスタ33に出力する。
最高温度レジスタ33は、最高温度検出部32により抽出された温度と、その温度が測定されたプロセッサとを関連付けて保持する。また、最高温度レジスタ33は、プロセッサ電力プロファイル21が保持しているプロセッサのリーク電力に関する情報を取得する。最高温度レジスタ33は、取得した最高温度に関する情報に基づいて、ジョブの消費電力を算出する。さらに、算出した消費電力を、プロセッサのリーク電力を用いて補正し、リーク電力の影響を除外したジョブの消費電力(以下、補正後ジョブ消費電力)を算出する。つまり、算出したジョブの消費電力から、プロセッサのリーク電力を減算し、補正後ジョブ消費電力を算出する。
プロセッサにおける消費電力と、リーク電力の相関について、図3を用いて説明する。プロセッサにおける消費電力は、以下の式(1)で示される。
P=PT×CL×(VDD)×FCK+PT×ISC×TSC×VDD×FCK
+ILK×VDD・・・(1)
P:消費電力、PT:スイッチング確率、CL:負荷容量、VDD:電源電圧、
FCK:クロック周波数、ISC:貫通電流の平均値、TSC:貫通電流の流れる時間
ILK:リーク電流
PT×CL×(VDD)×FCKは、ダイナミック電力を示す。つまりジョブを実行するために必要となる電力を示す。PT×ISC×TSC×VDD×FCKは、貫通電力を示す。ILK×VDDは、リーク電力を示す。
式(1)が示すように、リーク電力は、LSIロット固有の値であるリーク電流(ILK)に基づいて変化する。ダイナミック電力、貫通電力は、LSIロットに限らず一定である。また、貫通電力は、非常に小さい値であるため消費電力に与える影響は少ない。温度が上昇し、リーク電流が増加すると、リーク電力も増加し、さらにプロセッサの消費電力も、図3に示すように、増加する関係にある。そのため、リーク電力の影響を除外することにより、プロセッサがジョブを実行するために必要となる電力を求めることができる。
図2に戻り、最高温度レジスタ33は、あらかじめ定められた消費電力の閾値に従い、補正後ジョブ消費電力に基づいて、ジョブのランクを設定する。たとえば、ジョブランクをA〜Cまで用意した場合、ジョブランクAに、補正後ジョブ消費電力が、第1の閾値を超えるジョブを設定し、ジョブランクCに、補正後ジョブ消費電力が、第2の閾値以下のジョブを設定する。第2の閾値は、第1の閾値よりも小さい値が設定されている。ジョブランクBには、第2の閾値より大きくかつ第1の閾値以下のジョブを設定する。もしくは、実行すべきジョブの数に応じたジョブランクを用意し、補正後ジョブ消費電力が高い順にジョブランクを設定してもよい。最高温度レジスタ33は、消費電力が算出されたジョブと、当該ジョブに設定されたジョブランクを、汎用レジスタ50を介して、PSW41に出力する。
PSW41は、取得したジョブと当該ジョブに設定されたジョブランクとを、スケジューリング部42に出力する。ここで、最高温度レジスタ33は、PSW41に直接、消費電力が算出されたジョブと当該ジョブに設定されたジョブランクとを出力してもよい。
スケジューリング部42は、プロセッサ電力プロファイル21から取得したプロセッサ20_1〜20_nのリーク電力に基づいてプロセッサランクを設定する。たとえば、プロセッサランクをA〜Cまで用意した場合、プロセッサランクAに、リーク電力が、第1の閾値を超えるプロセッサを設定し、プロセッサランクCに、リーク電力が、第1の閾値より低い第2の閾値以下のプロセッサを設定する。プロセッサランクBには、第2の閾値より大きくかつ第1の閾値以下のプロセッサを設定する。もしくは、プロセッサの数に応じたプロセッサランクを用意し、リーク電力が高い順にプロセッサランクを設定してもよい。
スケジューリング部42は、PSW41から取得したジョブについて実行すべきプロセッサを決定する。スケジューリング部42は、ジョブに設定されているジョブランクに基づいて、実行すべきプロセッサを決定する。スケジューリング部42が行うプロセッサの決定について、図4を用いて説明する。
図4は、プロセッサランクとジョブランクの対応関係を示している。例えば、ジョブランクAが設定されたジョブは、プロセッサランクAが設定されたプロセッサでは実行しない。つまり、ジョブランクAが設定されたジョブを、プロセッサランクAが設定されたプロセッサへディスパッチすることを禁止する。また、ジョブランクAが設定されたジョブを、プロセッサランクBが設定されたプロセッサで実行する場合、補正後ジョブ消費電力等に基づいて、あらかじめ定められている命令発行レートを選択する制御(以下、命令発行レート選択制御、とする)を行う。さらに、ジョブランクAが設定されたジョブをプロセッサランクCが設定されたプロセッサで実行する場合は、命令発行レート選択制御を行わないでジョブを実行する。ジョブランクBが設定されたジョブを、プロセッサランクAが設定されたプロセッサで実行する場合は、命令発行レート選択制御を実行する。ジョブランクBが設定されたジョブを、プロセッサランクBもしくはCが設定されたプロセッサで実行する場合は、命令発行レート選択制御を行わないでジョブを実行する。ジョブランクCが設定されたジョブは、プロセッサランクA〜Cのいずれが設定されたプロセッサで実行する場合にも、命令発行レート選択制御を行わないでジョブを実行する。
ジョブランクAが設定されたジョブは、消費電力が高いジョブであるため、リーク電力が最も低いプロセッサランクCが設定されたプロセッサをスケジューリングする。これにより、低消費電力による動作を可能とする。また、ジョブランクAが設定されたジョブは、リーク電力が最も高いプロセッサランクAが設定されたプロセッサにはスケジューリングを行わない。図4に記載しているジョブのスケジューリングは、消費電力の高いジョブは、リーク電力が低いプロセッサにスケジューリングし、消費電力の低いジョブは、特に制限を設けることなくプロセッサをスケジューリングする制御を実行している。
また、以下のようなスケジューリングを実行することも可能である。例えば、ジョブランクAが設定されたジョブに関して、プロセッサAのみしか空いていない場合について説明する。このような場合、プロセッサランクBもしくはC上で動作しているジョブランクCが設定されたジョブを抽出する。さらに、抽出されたジョブを、プロセッサランクAにディスパッチしなおす。これにより、プロセッサランクBもしくはCが設定されたプロセッサが空くため、ジョブランクAが設定されたジョブを、空いたプロセッサに割り当てることができる。このような処理を行うことで、システムの性能低下を防ぐことができる。
さらに、プロセッサランクCが設定されているプロセッサのジョブ実行が終了した場合について説明する。このような場合、プロセッサランクAが設定されているプロセッサで動作していたジョブを、プロセッサランクCが設定されているプロセッサにディスパッチしなおす。このような処理を行い、プロセッサランクAが設定されているプロセッサをスタンバイモードにすることで、システム全体の消費電力を削減することができる。
図2に戻り、スケジューリング部42は、スケジューリング結果を命令発行部44に出力する。
ジョブランクAが設定されたジョブをプロセッサランクBが設定されたプロセッサに割り当てる場合と、ジョブランクBが設定されたジョブをプロセッサランクAが設定されたプロセッサに割り当てる場合と、においては、スケジューリング部42は、命令発行レート選択制御を実行する。例えば、スケジューリング部42は、補正後ジョブ消費電力に応じて異なる命令発行レートを設定した情報を保持し、PSW41から取得する補正後ジョブ消費電力に基づいて、当該補正後ジョブ消費電力に関連付けられている命令発行レートを、命令発行部44へ出力する。
命令発行部44は、命令パイプライン制御部43から通知されるプロセッサへの命令情報を、スケジューリング部42から通知される制御情報に基づいて、プロセッサへ通知する。命令パイプライン制御部43は、ジョブに関する情報をメモリ50から取得する。
次に、図5を用いて本発明の実施の形態1にかかる情報処理装置のジョブの実行の流れについて説明を行う。情報処理装置1は、ジョブの消費電力を算出するプログラムを実行するために、当該プログラムをコンパイルする(ステップS1)。次に、温度測定部31は、コンパイルされたオブジェクトコードに基づいて、試験を実行する(ステップS2)。具体的には、任意のプロセッサにてジョブを実行した際の温度を測定する。
次に、最高温度レジスタ33は、測定した温度に基づいて算出した消費電力と、プロセッサ電力プロファイル21から取得したリーク電力とに基づいて、温度測定を実行したジョブのジョブランクを設定する(ステップS3)。
次に、スケジューリング部42は、ジョブランク及びプロセッサランクが追加されたプログラムを再コンパイルする(ステップS4)。
次に、命令発行部44は、決定されたプロセッサにジョブを実行させるよう制御を行う(ステップS5)。
続いて、図6を用いて本発明の実施の形態1にかかるプロセッサの決定にかかる処理の流れについて説明する。はじめに、コンピュータは、プロセッサを構成するLSIの速度を算出する(ステップS11)。たとえば、LSIの速度とは、LSI内のある領域に仕込まれたリングオシレータ回路の発信周波数である。
次に、コンピュータは、算出されたLSIの速度に基づいて、リーク電力を算出する(ステップS12)。例えば、LSIの速度情報を、LSIロット固有のリーク電力を示す値としてもよい。もしくは、LSIの速度情報を、LSIロット固有のリーク電力を示す値に変換してもよい。算出されたリーク電力は、プロセッサ電力プロファイル21に保持される。ステップS11及びステップS12は、情報処理装置1で行ってもよく、もしくは上述したように、本願の情報処理装置1とは異なる他のコンピュータを用いて行ってもよい。
次に、温度測定部31は、ジョブの消費電力を算出するために、プロセッサの温度測定を行う(ステップS13)。温度測定を行うプロセッサは、ジョブの消費電力を算出するために、ジョブを試験的に動作させるプロセッサである。
次に、最高温度検出部32は、測定したジョブの最高温度を抽出する(ステップS14)。例えば、最高温度検出部32は、ジョブをプロセッサで動作させている間に、温度測定部31から定期的に測定温度を取得し、取得した測定温度の中から、最高温度を抽出してもよい。
次に、最高温度レジスタ33は、抽出した最高温度に基づいて、ジョブの消費電力を算出する。さらに、プロセッサ電力プロファイル21から取得したリーク電力を用いて、算出した消費電力の補正を行う(ステップS15)。具体的には、最高温度レジスタ33は、算出した消費電力から、リーク電力を減算する。ここで、リーク電力とは、ジョブの消費電力を算出するために動作させたプロセッサのリーク電力である。これにより、リーク電力の影響を除外したジョブの消費電力を算出することができる。
次に、最高温度レジスタ33は、リーク電力の影響を除外したジョブの消費電力に基づいて、ジョブランクを設定する(ステップS16)。
次に、スケジューリング部42は、ジョブに設定されたジョブランクと、プロセッサ電力プロファイル21から取得したプロセッサランクと、に基づいてジョブを実行するプロセッサを決定する。プロセッサの決定については、図4で説明した対応関係に基づいて決定される。
続いて、図7を用いて本発明の実施の形態1にかかるジョブランクの決定に関する処理の流れについて説明する。はじめに、補正後ジョブ消費電力を算出する(ステップS21)。次に、算出した補正後ジョブ消費電力が、あらかじめ定められた第1の閾値を超えているか否かを判定する(ステップS22)。補正後ジョブ消費電力が、第1の閾値を超えている場合、当該ジョブのジョブランクをAに設定する。補正後ジョブ消費電力が、第1の閾値を超えていない場合、第2の閾値を超えているか否かを判定する(ステップS23)。ここで、第2の閾値は、第1の閾値よりも低い消費電力を示す。補正後ジョブ消費電力が、第2の閾値を超えている場合、当該ジョブのジョブランクをBに設定する。補正後ジョブ消費電力が、第2の閾値を超えていない場合、当該ジョブのジョブランクをCに設定する。
続いて、図8を用いて本発明の実施の形態1にかかるプロセッサランクの決定に関する処理の流れについて説明する。はじめに、LSIの速度を測定する(ステップS31)。次に、測定したLSIの速度が、あらかじめ定められた第1の閾値を超えているか否かを判定する(ステップS32)。LSIの速度が、第1の閾値を超えている場合、プロセッサランクをAに設定する。LSIの速度が、第1の閾値を超えていない場合、第2の閾値を超えているか否かを判定する(ステップS33)。ここで、第2の閾値は、第1の閾値よりも低いLSIの速度を示す。LSIの速度が、第2の閾値を超えている場合、プロセッサランクをBに設定する。LSIの速度が、第2の閾値を超えていない場合、プロセッサランクをCに設定する。ここで、LSIの速度の代わりに、LSIの速度を変換して得られるLSIロット固有のリーク電力を用いて、プロセッサランクを決定してもよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態1にかかる情報処理装置を用いることにより、消費電力の削減を実現することができる。具体的には、電力の消費が多いジョブに対しては、リーク電力の低いプロセッサにて処理を実行し、電力の消費が少ないジョブに対しては、リーク電力の高いプロセッサにて処理を実行することにより、装置全体としての消費電力を低くすることができる。さらに、電力の消費が高いジョブを、リーク電力の高いプロセッサにスケジューリングする場合においても、命令発行レート選択制御を行うことにより、あらかじめさだめられた消費電力を超えないようにすることができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2にかかる情報処理装置は、電源部を小型化できることが特徴である。本発明の実施の形態2にかかる情報処理装置は、情報処理装置が備えるプロセッサの平均消費電力に基づいて電源部の設計を行う。プロセッサの平均消費電力は、プロセッサを構成するLSIの設計時に算出される値である。もしくは、プロセッサの消費電力のうちで大きな割合を占めるリーク電力を用いて電源部の設計を行ってもよい。例えば、情報処理装置が備えるそれぞれのプロセッサを構成するLSIの速度に基づいてリーク電力を算出する。これより、複数のLSIのリーク電力を平均した平均リーク電力を用いて電源部の設計を行ってもよい。
ここで、電源部は、それぞれのプロセッサが、平均消費電力もしくは平均リーク電力により動作した場合に、それぞれのプロセッサが正常に動作する電源容量を確保する必要がある。つまり、平均消費電力もしくは平均リーク電力に、プロセッサの数を乗算して算出された電力を確保する必要がある。
以上説明したように、本発明の実施の形態2にかかる電源部の設計方法を用いることにより、電源部を小型化することができる。具体的には、図9を用いて説明する。すべてのプロセッサが、最大消費電力で動作することを想定した場合に必要となる電源容量と比較して、平均消費電力で動作することを想定した場合に必要となる電源容量は、少なくなることが分かる。また、このように電源部を小型化した場合においても、本発明の実施の形態1において実現している低消費電力の情報処理装置を用いることにより、電源容量を不足させることなく情報処理装置を動作させることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 情報処理装置
10 電源部
11 冷却部
20_1 プロセッサ
20_2 プロセッサ
21 プロセッサ電力プロファイル
30 算出部
31 温度測定部
32 最高温度検出部
33 最高温度レジスタ
40 決定部
41 PSW
42 スケジューリング部
43 命令パイプライン制御部
44 命令発行部
50 メモリ
60 汎用レジスタ

Claims (9)

  1. リーク電力が異なる第1のプロセッサ及び第2のプロセッサと、
    前記第1のプロセッサもしくは第2のプロセッサが実行するジョブの第1の消費電力を算出する算出部と、
    前記リーク電力及び前記第1の消費電力に基づいて前記ジョブを実行するプロセッサを決定する決定部と、を備える情報処理装置。
  2. 前記第1のプロセッサ及び第2のプロセッサの温度を測定する温度測定部をさらに備え、
    前記算出部は、前記温度測定部が測定した、前記ジョブを試験的に実行した前記第1のプロセッサ及び第2のプロセッサの温度に基づいて、前記第1の消費電力を算出することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記リーク電力は、前記第1のプロセッサ及び第2のプロセッサの動作速度に基づいて算出されることを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記決定部は、前記第1の消費電力から当該第1の消費電力を算出するために用いられた前記第1のプロセッサもしくは第2のプロセッサのリーク電力を減算した第2の消費電力と、前記第1のプロセッサ及び第2のプロセッサのリーク電力とに基づいて、前記ジョブを実行するプロセッサを決定することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記ジョブは、第1のジョブ及び第2のジョブを有し、前記第1のジョブは、前記第2のジョブよりも前記第2の消費電力が高く、前記第1のプロセッサは、前記第2のプロセッサよりもリーク電力が高い場合、
    前記決定部は、
    前記第1のジョブを、前記第2のプロセッサにスケジューリングし、前記第2のジョブを前記第1のプロセッサにスケジューリングすることを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記第1のプロセッサよりもリーク電力が低く、前記第2のプロセッサよりもリーク電力が高い第3のプロセッサをさらに備え、
    前記第1のジョブを、前記第3のプロセッサにスケジューリングする場合、前記第2の消費電力に基づいて、当該第3のプロセッサへの命令発行レートを制御する命令発行制御部をさらに備えることを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記第1のプロセッサ及び前記第2のプロセッサが、当該第1のプロセッサ及び前記第2のプロセッサの平均消費電力で動作した場合に、当該第1のプロセッサ及び前記第2のプロセッサを正常に動作させることを可能とする電源容量を有する電源部、をさらに備える請求項1〜6のいずれか1項に情報処理装置。
  8. 前記電源装置が動作することにより発生する熱を冷却する冷却部、をさらに備える請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. リーク電力が異なる第1のプロセッサ及び第2のプロセッサに実行させるジョブをスケジューリングする方法であって、
    前記第1のプロセッサ及び前記第2のプロセッサのリーク電力を算出するステップと、
    前記第1のプロセッサもしくは第2のプロセッサが実行するジョブの消費電力を算出するステップと、
    前記リーク電力と、前記消費電力とに基づいて前記ジョブを実行するプロセッサを決定するステップと、を備えるスケジューリング方法。
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