JP2011053033A - 座標入力パネル用評価装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄膜の保護層(絶縁層)を被覆した面抵抗体でも、面抵抗を簡単かつ短時間に測定でき、局所的な電極部分の面抵抗から大きな面積の導電膜の面抵抗、さらに抵抗分布といった電極の面抵抗測定ができる座標入力パネル用評価装置を提供する。
【解決手段】座標入力パネル1の絶縁層上に測定用電極6を対向して設置し、測定用電極6に接続された信号発生回路7から生成されたAC信号が測定用電極6に印加され、面抵抗体の間で容量結合しAC信号が面抵抗体に流すようにして、抵抗性周囲電極2を介して引き出し線接続用端子部2a〜2dに接続された信号測定回路8で測定した各々のAC信号値を演算装置9において合計値とし面抵抗体の面抵抗値を算出し、各々の4頂点から測定された信号値の比率から面抵抗分布の均一性を判断する手段を備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は座標入力パネル用評価装置に関し、詳しくは、薄膜の保護層(絶縁層)で表面が被覆された導電膜面抵抗の測定と座標確認を行う座標入力パネル用評価装置に関する。
ガラスあるいは高分子フィルムなどの表面に導電性と透明性がある金属被膜または金属酸化物被膜を付着させた面抵抗体は、その透明性と導電性を利用した用途、例えば、タッチパネル、ペンタブレットといった座標入力パネルや、太陽電池などの電極、プラウン管の窓の静電シールド板、または透明電磁シールド板などの電気・電子分野の用途に広く使用されている。
上記のタッチパネル、ペンタブレットといった座標入力パネルは、仕様にもよるが、入力側の面抵抗体を保護するための薄膜被覆がされている。この薄膜は絶縁性であるため、面抵抗体の面抵抗値を測定する手段として用いる。二端子もしくは二探針または四端子もしくは四探針などの直接面抵抗体に接触させて面抵抗値を測定することができないため薄膜の保護層(絶縁層)を面抵抗体から剥離して面抵抗値を測定していた。
また、タッチパネル、ペンタブレットといった座標入力パネルは面抵抗の均一性を利用して支持位置を特定するため、面抵抗体の測定箇所による局部的な面抵抗値のばらつきが直接、座標検出精度に影響する。従って座標入力パネルに求められる特性として面抵抗体の面抵抗の均一性が重要である。
特開2000−230922号公報 特開2000−230949号公報
前記座標入力パネルの面抵抗体の傷の防止や薄膜の保護層(絶縁層)で表面が被覆された面抵抗を測定する従来の方法として、特開2000−230922号公報に開示されているように、励磁された検出コイルを使用することによって非接触式の面抵抗の測定方法や、特開2000−230949号公報に開示されているように、面抵抗体である導電膜に設定間隔を空けて対向させた測定用電極との間に交流電圧を印加することで、両電極が対向する前記導電膜に流れた電流に基づいて面抵抗を算出する測定方法が提案されている。
しかしながら、どちらの方法においても、装置を構成する部品が多く、容易に面抵抗値が測れないといった問題がある。さらに、面抵抗分布を測定する場合、電極設置数とそれに伴う部品数には限界がある。そして、座標入力パネルの性能評価として面抵抗値の測定と面抵抗の均一性を同時に計測する手段は存在しなかった。
本発明は上記の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、面抵抗体である導電膜の性能劣化あるいは品位の劣化を防止しながら、前記面抵抗を簡単かつ短時間に測定でき、局所的な電極部分の面抵抗から大きな面積の導電膜の面抵抗、さらに面抵抗分布といった座標入力パネルの性能評価を測定できる座標入力パネル用評価装置を提供することにある。
本発明は、ガラス基材上に面抵抗体が設けられ、該面抵抗体を取り囲む様に四角形の抵抗性周囲電極が形成され、前記四角形の抵抗性周囲電極の4頂点に電気的接続手段である引き出し線接続用端子部を設け、さらに前記面抵抗体に絶縁層が形成されている座標入力パネルの面抵抗体の面抵抗値と面抵抗の均一性を測定できる座標入力パネルの評価装置であって、前記座標入力パネルの絶縁層上に電気的導電性があり前記面抵抗に対向して設置する部分は平板状である測定用電極を前記面抵抗体と対向して設置し、前記測定用電極に接続された信号発生回路から生成されたAC信号が測定用電極に印加され、前記面抵抗体と前記測定用電極の間で容量結合することで、測定用電極に印加されたAC信号が面抵抗体に流し、前記抵抗性周囲電極の4頂点に電気的接続手段である引き出し線接続用端子部に接続された信号測定回路で面抵抗体に流れるAC信号を測定し、信号測定回路に接続された演算装置にてAC信号を演算処理する座標入力パネル用評価装置であって、前記信号測定回路で測定した各々のAC信号値を演算装置にて合計値とし、前記面抵抗体の面抵抗値を算出する面抵抗算出手段と、前記各々の4頂点から測定された信号値の比率から算出された座標入力パネル上に設置された測定用電極の位置と、実際の測定用電極の設置位置の差異で面抵抗分布の均一性を判断する手段を備えた座標入力パネル用評価装置を提案するものである。
本発明で得られた座標入力パネル用評価装置により薄膜の保護層(絶縁層)を被覆した座標入力パネルでも、面抵抗値および座標確認を簡単かつ短時間に測定でき、局所的な座標入力パネル部分の面抵抗から大きな面積の面抵抗、さらに抵抗分布の均一性といった座標入力パネルの評価測定ができる。また、副次的には製品をキズつけることがないため廃棄物削減、面抵抗測定時の際、薄膜の保護層(絶縁層)を剥離するときにでる切子による作業者への危険性回避といった安全性向上や、歩留まり向上が得られる。
座標入力パネルの概略図 座標入力パネルの概略図(断面) 座標入力パネル用評価装置の概略図 座標入力パネル用評価装置の概略図(抵抗分布測定)
以下、本発明を詳細に説明する。
図1、2は静電容量結合方式の座標入力パネル1の例である。
座標入力パネル1の基材の表面に面抵抗体3を取り囲む抵抗性周囲電極2が設置されている。従来、座標入力パネルの基本的な製造方法としては、基材の表面に面抵抗体3として、スパッタ法によるITO(インジウム酸化物)膜あるいは、CVD法による酸化スズ膜などが形成されている。基材は例えばソーダガラスが使用されるが、特に材質が限定される物ではなく、任意のガラス素材あるいはアクリル樹脂、ポリエチレン樹脂などの透明な樹脂素材が使用できる。面抵抗体の上には、抵抗性周囲電極2が、形成されている。抵抗性周囲電極2は、例えば導電性インキを使用し、所望のパターンに印刷・焼成し、形成する。必要に応じて各頂点部分には、引き出し線を接続するための、ハンダ付け可能な導電性インキを印刷・焼成したり、各頂点部分を除き絶縁性インキで保護する場合もある。
さらに、面抵抗体3は、透明絶縁性基材4の被覆がされている。透明絶縁性基材4の成膜方法、厚さ及び材料は、任意のものが使われるが、薄膜であることが重要であり、成膜方法は例えばディッピング法、スパッタ法等を用いる事により、容易に薄膜を得ることができる。前記透明絶縁性基材4の材料は、無機物、有機物等があり、無機物は、酸化ケイ素(SiOx)、アルミナ(Al)ダイヤモンドライクカーボン(DLC)、有機物は、ポリカーボネート系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、シリコン系樹脂、フッ素系樹脂(四フッ化レジン(テフロン(登録商標))、三フッ化レジン(トリフロン)、フッ化ビニルおよびビニリデン、フッ素ゴム(Kel F−エラストマー、フッ化アクリルゴム)、フルオロシラン)等が挙げられる。
前記静電容量方式の座標入力パネル1は、信号取り出し手段として抵抗性周囲電極の4頂点に引き出し線接続用端子部2a〜dが形成されている。
図3に示すように、前記座標入力パネル1最表面に対向させて測定用電極6が設置されている。測定用電極6は、面抵抗体に対向している面が、面抵抗体の形状に接するようにしておればよく、座標入力パネルのような平滑な形状であれば、平板状でよい。測定用電極6は、信号発生回路8に接続されている。また、信号測定回路7は、演算装置9に接続されている。
信号発生回路8から生成されたAC信号は測定用電極6に印加され、測定電極6と面抵抗体3の間で容量結合しAC信号が面抵抗体3に流れる。
前記面抵抗体3に流れたAC信号は抵抗性周囲電極2を介して引き出し線接続用端子部2a〜dから信号測定回路7で測定する。このとき面抵抗体3に流れるAC信号電流値の大きさは面抵抗体3の抵抗値と反比例の関係にある、すなわち抵抗値が大きいと電流値は小さくなり、抵抗値が小さいと電流値は大きくなる。
信号測定回路7では測定されたAC信号の電流を電圧に変換し、前記AC信号の電圧をDC信号に変換する検波機能と演算処理ができるように数値化(A/D変換)機能がある。
演算装置9では前記信号測定回路7で引き出し線接続用端子部2a〜dから測定された信号値の合計により面抵抗値を求めることができる。
面抵抗を求める演算式は、本装置による測定された合計値と係数の積である。係数は、ガラス基材5、面抵抗体3および透明絶縁性基材4による複合的な静電容量により異なるため、同種類の測定物を予め本発明の装置により測定し得られた抵抗値と破壊等によって得られた実測の抵抗値との比により求める。
また面抵抗分布の均一性は前記引き出し線接続用端子部2a〜dから測定された信号との比率と実際に測定用電極6の配置された位置で判定する。
また、図4に示すように、測定用電極6を2個以上設置し該測定用電極6を個々に測定することにより座標入力パネル1の詳細な抵抗分布を確認することが出来る。
前述した本装置におけるAC信号の流れは信号発生回路8、測定用電極6、座標入力パネルの面抵抗体3、抵抗性周囲電極2、引き出し線接続用端子2a〜d、信号測定回路7の順に流れる閉回路となっているが、この電気信号系のなかで測定誤差が大きくなるのは測定用電極と面抵抗体間のインピーダンスである。この測定誤差を小さくするためには、測定用電極と座標入力パネル間のインピーダンスを小さくすることにより、誤差が小さくなる。インピーダンスは測定用電極と座標入力パネル間の静電容量により変わる。例えば、測定用電極と座標入力パネル間の距離を近づけたり、測定用電極の面積が大きくすることで、静電容量が大きくなり本測定装置による面抵抗演算の誤差を小さくすることができる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
<座標入力パネルの調整>
座標入力パネル1は、ガラス基材5に、ソーダガラスを用いた。
ガラス基材5の表面及び裏面には、面抵抗体膜3が形成される。ガラス基材5の表面に面抵抗体3として、スパッタ法によるITO(インジウム酸化物)膜が約100〜1000Ω/□で形成される。
次に、抵抗性周囲電極2の各頂点には、図1に示した引き出し線接続用端子部2a〜dを銀ペーストなどで形成する。
次に、座標入力パネル1の面抵抗体2表面には、前記面抵抗体3を保護するため透明絶縁性基材4の薄膜が形成される。透明絶縁性基材4は、ガラスペーストを面抵抗体3と抵抗性周囲電極2の上に印刷した。ガラスペーストを印刷後、熱処理して粉末ガラスを溶融し、焼結させて透明絶縁性基材4とした。
次に、ガラス基材5表面の抵抗性周囲電極2の各頂点(4カ所)には、信号線になる引き出し線のケーブルをハンダ付け等の手段により、接続し、座標入力パネル1を完成させた。
<実施例1>
座標入力パネル1は、ソーダガラス(厚さ3ミリ)を略469×375ミリ切断した基材を用い前記調整したものと同様に作成し、透明絶縁性基材4は、2マイクロメートルに調整したものを座標入力パネル1として用いた。また、抵抗性周囲電極2は、面抵抗体3の上に(株)アサヒ化学研究所製銀ペーストls−504(樹脂バインダー)にカーボンを混合したペーストを用いて、スクリー ン印刷により印刷し、180℃にて30分加熱硬化した。その際、抵抗性周囲電極2の4頂点間抵抗値が約100Ωになるように、パターン 幅・長さが設計されたパターンを用いた。
次に、座標入力パネル1上に銅板(厚さ10mm、縦100mm、横150mm)の測定用電極6を密接設置し、抵抗性周囲電極2、信号測定回路7、信号発生回路8、および演算装置9を図2の通りに接続した。
信号発生回路8から生成されたAC信号である450kHz5VP−P信号は測定用電極6に印加され、測定電極6と面抵抗体3の間で容量結合しAC信号が面抵抗体3に流れる。
前記面抵抗体3に流れたAC信号は抵抗性周囲電極2を介して引き出し線接続用端子部2a〜dから信号測定回路7で測定する。信号測定回路7では測定されたAC信号の電流を電圧に変換し、前記AC信号の電圧をDC信号に変換する検波機能と演算処理ができるように数値化(A/D変換)機能がある。
演算装置9では前記信号測定回路7で引き出し線接続用端子部2a〜dから測定された信号値を合計する。
次に座標入力パネル1を使用せず信号発生回路8からのAC信号を可変抵抗器や固定抵抗器などを組み合わせた抵抗体(図示せず)を介して信号測定回路7へ接続し測定された信号合計値と前記座標入力パネル1を測定した信号値が一致するように抵抗体を調整する。得られた抵抗体の抵抗値に対して係数の積が求める面抵抗値になる。
係数は座標入力パネル1の絶縁体を剥離してあらかじめ測定された面抵抗値と本装置で計測された抵抗値との比で算出することができる。
実施例1において、用いた係数は、予め本発明の装置により測定し得られた抵抗値と保護層を物理的に削って得られた実測の抵抗値との比により算出した結果、4.0であった。
確認のため前記、座標入力パネル1と同様に調整したサンプル3枚を本発明の面抵抗測定装置により測定して、面抵抗値に換算し、同サンプルを薄膜の剥離により面抵抗値を実測し本装置による測定値との比較を行った。

尚、面抵抗値は、3サンプルを測定した平均値である。
表1の結果より、本発明の面抵抗測定装置により測定した抵抗値と実測による抵抗値との差はほとんどなく、また、座標確認もできたことから本発明の座標入力パネル用評価装置が有用であることを確認した。
別の面抵抗値算出方法として既知である面抵抗値の座標入力パネルで下限面抵抗値(例えば100Ω/□)と上限の面抵抗値(例えば2000Ω/□)を用意し本装置でAC信号測定をそれぞれ行い、測定されたAC信号と面抵抗値の直線関係図形より未知の座標入力パネルの面抵抗値を算出することができる。
次に面抵抗分布の均一性の評価方法について説明する。面抵抗分布の均一性は前記引き出し線接続用端子部2a〜dから測定された各々の信号との比率と実際に測定用電極6の配置された位置で判定する。
測定用電極6が座標入力パネル1の中心位置に配置し、測定電極6と引き出し線接続用端子部2a〜dを介して信号測定回路7でAC信号を測定するのは上述した面抵抗測定方法と同じである、演算装置9では前記信号測定回路7で引き出し線接続用端子部2a〜dから測定された信号値の比率を演算する。
前記面抵抗体3に流れるAC信号は均一な面抵抗体ならば測定電極6と引き出し線接続用端子部2a〜dの距離も同じであるから測定された信号値A=B=C=Dになるはずである、ところが面抵抗体3の抵抗値が不均一であると同じにならない。つまり面抵抗体3に局所的な面抵抗値のはらつきがあると面抵抗値が小さくなるとそこにAC信号が多く流れ、面抵抗値が大きくなるとAC信号が少なくなり測定された信号値A、B、C,Dが同じにならない。
比率計算例として下記計算式がある
X側比率 = ((A+D)−(B+C))/(A+B+C+D)
Y側比率 = ((A+B)−(C+D))/(A+B+C+D)
ただし
A:引き出し線接続用端子部2aから測定されたAC信号値
B:引き出し線接続用端子部2bから測定されたAC信号値
C:引き出し線接続用端子部2cから測定されたAC信号値
D:引き出し線接続用端子部2dから測定されたAC信号値
とする。
上記比率式ではX、Y側比率はゼロになるはずであるが実際はゼロにならずに数値が残るこの値が面抵抗の均一性の評価数値になり絶対値が大きいほど均一性が悪くなる。
また測定用電極6は座標入力パネル1の位置は測定された検出信号の比率と実際の位置の比率との比較になるので既知であれば任意の位置で良い。
<実施例2>
実施例1と同様に調整した座標入力パネル1を用い、座標入力パネル1上に銅板(厚さ10mm、縦60mm、横80mm)の測定用電極6を用いて9箇所の測定を行なう。
抵抗性周囲電極2、電圧測定回路7、信号発生回路8、および演算装置9を図4の通りに接続し測定用電極6の設置された箇所の面抵抗を測定し、実施例1の同様の方法で面抵抗値と面抵抗均一性を測定箇所毎に求めるとさらに詳細な面抵抗値の測定および抵抗分布の均一性が悪い位置の特定ができた。
以上、実施例の結果から、本発明による座標入力パネル用評価装置は、薄膜の保護層(絶縁層)で表面が被覆された導電膜面抵抗の面抵抗値および座標確認または抵抗分布を簡易にできる。
1 座標入力パネル
2 抵抗性周囲電極
2−a 引き出し線接続用端子部
2−b 引き出し線接続用端子部
2−c 引き出し線接続用端子部
2−d 引き出し線接続用端子部
3 面抵抗体
4 透明絶縁性基材
5 ガラス基材
6 測定用電極
7 電圧測定回路
8 信号発生回路
9 演算装置

Claims (1)

  1. ガラス基材上に面抵抗体が設けられ、該面抵抗体を取り囲む様に四角形の抵抗性周囲電極が形成され、前記四角形の抵抗性周囲電極の4頂点に電気的接続手段である引き出し線接続用端子部を設け、さらに前記ガラス基材上に設けた面抵抗体に絶縁層が形成されている座標入力パネルの面抵抗体の面抵抗値と面抵抗の均一性を測定する座標入力パネルの評価装置であり、前記ガラス基材上に設けた面抵抗体の絶縁層上に電気導電性測定用電極を配置し、信号発生回路で生成されたAC信号を前記測定用電極に印加し、これと容量結合している前記面抵抗体を介して、前記抵抗性周囲電極の4頂点に流れるAC信号を信号測定回路で各々測定し、該信号測定回路に接続された演算装置にてAC信号を演算処理する座標入力パネル用評価装置であって、前記信号測定回路で測定した各々のAC信号値を演算装置にて合計値とし、前記面抵抗体の面抵抗値を算出する面抵抗算出手段と、前記四角形の抵抗性周囲電極の4頂点から測定された各々のAC信号値の比率から算出された座標入力パネル上の測定用電極の設置位置と、実際の測定用電極の設置位置との差異で面抵抗分布の均一性を判断する手段を備えたことを特徴とする座標入力パネル用評価装置。
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