JP2011051603A - ポケットティシュー収納製品 - Google Patents

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Abstract

【課題】取り出しやすさに優れるポケットティシュー収納製品を提供する。
【解決手段】
正面の両側端部かつ底面から所定高さの位置を基端として底面から上面に向かって全体として凸形状をなして、裂開により取り出し口が形成されるとともに前記基端間をヒンジとする舌片状の底板部形成用片が形成される取り出し口形成用ミシン目線を有し、
前記取り出し口形成用ミシン目線を裂開して形成される底板部形成用片を収納箱内に収納された最も下に位置するポケットティシューと下内面との間に挿入し、かつ、その底板部形成用片の先端差し込み部を前記スリットに差し込むことで、収納箱内に前面から背面に向かって下り傾斜する底板部が形成されるポケットティシュー収納製品により解決される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポケットティシュー複数個を収納箱に収納したポケットティシュー収納製品に関する。
ティシュペーパーをコンパクトに折り畳んで、複数枚をフィルムにより包装したポケットティシューはよく知られる。このポケットティシューは、複数個をまとめて袋状のフィルムによってパッケージ包装されて商品として市販される。
他方、ポケットティシューは、通常、一つか二つ程度の個数を鞄などにいれて持ち歩き、残りを自宅に保管するか、あるいは、フィルムパッケージから数個取り出してすぐ使える状態で鞄に入れ、さらに残りについてはパッケージされたまま鞄にいれて持ち歩くようにして使用される。
このため、従来のフィルムパッケージの製品では、自宅保管しておいてポケットティシューを持ち出すには、フィルム袋からティシュペーパーを取り出す煩雑な操作があり、外出時に瞬時に持ち出し難い。
また、フィルムパッケージは、数個取り出し後、くしゃくしゃとして袋の余剰部分ができて見栄えが悪くなるため、保管するにあたっては、引出しの中など部屋の視認できないところにされることが多く、これもまたポケットティシューの持ち出し易さを妨げている。
このように従来のフィルムパッケージの製品では、ポケットティシューの使用態様からみて種々の問題点があった。
他方、例えば、下記特許文献1〜5に示されるようなポケットティシューホルダーも知られる。
しかし、特許文献1のものは、ディスペンサーとポケットティシュー別途に用意しなくてはならないものであり、購入してすぐに使用できず利便性の高いものではない。また、ポケットティシューを支える底板が前側から後側に向かって登り傾斜しているため、ディスペンサーを例えば靴箱などの台に載置して使用する場合、ポケットティシューを取り出そうとしたときに、その載置した台に手がぶつかって瞬時に取り出すことが困難という欠点があった。
他方、特許文献2〜4のものは、ポケットティシューを所謂カートン箱に入れられたポップアップ式のティシュペーパーと同様に使用するためのものであり、ポケットティシューを保管、瞬時に取り出して持ち出せるものではない。
実用新案登録第3066877号 特開2001−278367号公報 特開2006−150024号公報 特開2005−200095号公報 特開2000−109147号公報
そこで、本発明の主たる課題は、別途ホルダーを用意する必要が無く、取出し口裂開後に内部に収納されたポケットティシューを一つ一つをすぐに持ち出しやすい態様となり、しかも複数個を整然と保管できて、室内においても美感を損なわず、さらに、ゴミや塵等が入り難い、ティシュペーパー収納製品を提供することにある。
上記課題を解決した本発明及びその作用効果は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
複数のポケットティシューが上下に重ねられかつその積層面が収納箱前面に対面するようにして収納箱内に収納されているポケットティシュー収納製品であって、
前記収納箱前面に、底面から所定高さの両端部を各基端として底面側から上面側に向かって全体として凸形状をなし、裂開により取り出し口及び前記基端間をヒンジとする底板片が形成される開封用ミシン目線を有し、
前記収納箱の背面の前記ヒンジの高さよりも低い位置に、前記底板片の先端部が差し込まれるスリット部を有し、
前記開封用ミシン目線の裂開によって取り出し口及び前記ヒンジと開封用ミシン目線とで囲まれる範囲からなる底板片を形成し、その底板片の先端部を収納箱内に収納された最下層のポケットティシューと底内面との間を通して前記スリット部に差し込むことで、収納箱内に前面から背面に向かって下り傾斜する底板が形成されることを特徴とするポケットティシュー収納製品。
<請求項2記載の発明>
前記先端部は、底板片の上面側端部が段差を持って突出する部分であり、前記スリット部はその先端部のみが差し込まれる幅とされている請求項1記載のポケットティシュー収納製品。
<請求項3記載の発明>
前記開封用ミシン目線による凸形状は、底面側にポケットティシューの高さ及び幅よりも大きい幅広部と、この幅広部から段差をもって上面側に突出するように延在する窓部とを有する形状である請求項1記載のポケットティシュー収納製品。
<請求項4記載の発明>
収納箱の底面に収納箱内面に押し込まれることにより立ち上がる支持片形成部を備え、立ち上げ形成された支持片により前記底板が底面側から支持される請求項1〜3の何れか1項に記載のポケットティシュー収納製品。
<請求項5記載の発明>
前記側面から底面に架けて稜線を跨いで延在する平行な切断部とこの平行な切断部の各面の基端間に位置する折曲げ部とを有し、前記稜線を収納箱内に押し込むことにより収納箱内に突出する押し上げ片形成部を備え、押し上げ片の押し込み形成により前記底板の側部底側が底面側から支持される請求項1〜4の何れか1項に記載のポケットティシュー収納製品。
以上の本発明によれば、別途ホルダーを用意する必要が無く、取出し口裂開後に内部に収納されたポケットティシューを一つ一つをすぐに持ち出しやすく、しかも複数個を整然と保管できて、室内においても美感を損なわないティシュペーパー収納製品が提供される。
本発明にかかるポケットティシュー収納製品の正面側からの斜視図及び開封用ミシン目線による具体的形状を説明するためのである。 本発明にかかるポケットティシュー収納製品の取り出し口形成用ミシン目線を裂開した際の斜視図である。 本発明にかかるポケットティシュー収納製品の背面側からの斜視図である。 本発明にかかるポケットティシュー収納製品の使用状態の正面側からの斜視図である。 図4の5−5断面図である。 本発明にかかるポケットティシュー収納製品の使用状態の背面側からの斜視図である。 本発明にかかるポケットティシュー収納製品の底面側からの斜視図である。 本発明にかかるポケットティシュー収納製品の使用状態の底面側からの斜視図である。
次いで、本発明の実施の形態を図1〜8を参照しながら以下に詳述する。
本発明は、収納箱1の内部に予めポケットティシューPが収納されたポケットティシュー収納製品X1である。なお、本発明は、製品状態において予めポケットティシューが収納されてなる製品であって、ポケットティシューを詰め替えて使用するディスペンサーとは一線を画すものである。
本製品X1における収納箱1は、製品の外郭をなすものであり、その大きさ、形状、外観、展開形状等は、本発明の構成を妨げない範囲で適宜の構造を採用できる。素材としては、例えば、いわゆるティシュカートンなどに用いられる、坪量300〜350g/m2のコートボール紙、白コートボール紙などが挙げられる。
収納箱1の外観形状例としては、図示のような、前面11、側面12、背面13、上面14、底面15が矩形である六面体形状が好ましい例として挙げられる。以下、この形態を例に説明する。ただし、収納箱1の形状は、本発明の効果を妨げない範囲で適宜選択でき、六面体形状に限らず、円筒状、多角柱状等であってもよい。もちろん、収納箱1の形状は、単純な立体形状に限らない。但し、載置可能とするための平坦な底面は有するものとする。
ここで、本形態の収納製品X1において収納されるポケットティシューPは、平板座布団状をなす一般的形態のものである。すなわち、折り畳まれた衛生薄葉紙(ティシュペーパー)が複数枚積層された束が、フィルムや紙などのシートによって所謂ピロー包装、ポケットティシュー包装等と呼ばれる既知の包装がされ、その一方平面に開封口形成用のミシン目線を配置したものである(本発明に関して、ポケットティシューの開封用ミシン目線が形成されている面は正面という)。
本製品X1においては、特にこのポケットティシューPは、特に図2及び4から理解されるように、上下に重ねられかつその積層面が収納箱前面11に対面するようにして収納されている。
本収納箱1の具体的な大きさは、ポケットティシューPの大きさに合わせて適宜定められる。本形態の製品X1では、収納箱前面側にポケットティシューPの長手方向側面が対面していることから、好ましく、収納箱1の幅AはポケットティシューPの長手方向幅よりも1〜15mm幅広とされ、収納箱1の内部の前後長さ(奥行き)Bは、ポケットティシューPの短手方向幅より1〜15mm長くされている。また、内部の高さは、ポケットティシューの厚さ×収納個数より余裕のある高さに構成されている。なお、ポケットティシューPの具体的な収納個数については特に限定されない。適宜の設計事項である。さらに、収納箱前面側にポケットティシューPの短手方向側面が対面する形態とするならば、収納箱1の内側面間はポケットティシューPの短手方向幅よりも1〜15mm幅広とされ、収納箱1の内部の前後長さ(奥行き)は、ポケットティシューPの長手方向幅より1〜15mm長くされているのがよい。
他方、本発明の収納箱1の前面11には、ポケットティシューPを取り出すための取り出し口を形成するための開封用ミシン目線20が配されている。
この開封用ミシン目線20は、特に図1から理解されるように、特徴的に収納箱1の前面の底面から所定高さの両側端部を各基端21,21として、底面15側から上面14側に向かって全体として凸形状を描くように配されている。そして、裂開により取り出し口25が形成されるとともに前記基端間21,21をヒンジ23とする舌片状の底板片片30が形成されるようになっている。ここで、前記基端21,21の底面15からの所定高さCは、概ね指一本分程度、具体的には15±10mmとされるのが望ましい。
なお、本発明にいうミシン目線とは、特に限定されるものではなく、カット部と非カット部とが適宜交互に連続的に配される一般的なミシン目線である。もちろん二本の平行なミシン目線からなる所謂二重ミシン目線等の多重のミシン目線を含む意味である。さらに、カットタイ比は適宜の設計事項であり、収納箱を構成する紙等の強度を考慮して適宜さだめればよい。
他方、前記各基端間21,21の距離、すなわちヒンジ23の長さDは、ポケットティシューPの長手方向幅若しくは短手方向幅と同程度若しくはこれよりも1〜10mm長くなるように構成するのが望ましい。具体的には、ポケットティシューPの長手方向が収納箱の前面となるように収納する形態であれば12mm±10mm、ポケットティシューPの短手方向が収納箱の前面となるように収納する形態であれば80mm±10mm程度である。また、上述のヒンジ23が効果的に機能するように両基端間には予め折り筋を配しておくのが望ましい。なお、ヒンジ23の長さDと収納箱の幅Aが同一でもよい。
また、本形態の収納箱1では、開封用ミシン目線20は、好ましい形状として、この開封用ミシン目線20による凸形状が、底面15側にポケットティシューPの高さ及び幅よりも大きい幅広部27と、この幅広部27から段差をもって上面側に突出するように延在する窓部28とを有するように配されている。
従って、開封用ミシン目線20の裂開により収納箱前面11の底面側にポケットティシューPの高さ及び幅よりも大きい実質的な取り出し口20が形成されるとともに、開封用ミシン目線20の基端21,21間をヒンジ23とする底板片30が形成される。ここで、前記幅広部27の幅はヒンジ23の長さDと同等、幅広部27の高さEは、ポケットティシューPの高さの1〜1.5倍程度、ポケットティシューの一般的な高さ(厚さ)を考慮すれば、15mm±5mm程度である。
他方、前記窓部28は、収納箱前面11の中央部に位置し、また、底面側から上面側に向かって幅狭になるようにするのが望ましい。このような窓部28を設けることで、開封用ミシン目線20を裂開して形成される窓20Aから収納箱内に積層されたポケットティシューPの一部が露出され、もって収納箱内1に残存するポケットティシューPの数を視覚的に確認できるようになる。また、底面側から上面側に向かって幅狭になるようにするすることで、開封用ミシン目線の裂開がし易いものとなる。
なお、窓部29の具体的な幅は適宜の設計事項であるが、ポケットティシューが不要に飛び出さないように、ポケットティシューPの幅よりも狭くする。具体的には、窓部29の最も幅広の部分(図示例では底面側の基端間)の距離Fは、ポケットティシューPの幅の50〜85%とするのが望ましい。
さらに、本形態の収納箱1においては、開封用ミシン目線20で描かれる凸形状は、窓部28の先端に段差をもって凸となる先端部29が形成されている。この先端部の段差の起点間の具体的な幅は、前記ヒンジ23の長さDの5〜20%であるのが望ましい。
他方、特に図3に示されるように、本発明の収納箱1の背面13又は背面13と底面15との稜線(図示例ではこの稜線)には、ミシン目線20の裂開により形成された底板片30の先端部29が差し込まれるスリット部40が形成されている。なお、収納箱背面13にスリット40を形成する場合には、底面15からの位置(高さ)を収納箱前面11のヒンジ23より下方位置とする。また、スリット部40の幅は、好ましく前記先端部29のみが差し込まれる幅とするのが望ましい。すなわち、前記ヒンジ23の長さDの5〜25%であるのが望ましい。
ここで、本収納箱1に関して、より好ましい寸法について言及すると、まず、本発明の前記底板片30のうち、ヒンジ23から先端部29の基端までの具体的な距離Gは、少なくとも、前記スリット部40への底板片の先端が差し込み可能となる長さ、すなわち、√((底面からヒンジまでの距離C)2+(収納箱の奥行きh)2)と好ましくは同一であり、このようにすれば底板が歪みなく形成される。但し、+5mm程度であれば許容範囲の歪みであり、−10mm程度であれば或いは差し込み長を確保できる。また、先端部29をスリット部40に差し込んだのち、スリット40部から突出する長さを考慮すると、先端部自体の長さHは、10〜30mmとするのが望ましい。
以上の構成をとることで、まず、前記開封用ミシン目線20の裂開により取り出し口25が形成されるとともに底板片30が形成される。
そして、この底板片30を収納箱内に収納された最も下に位置するポケットティシューP’と底内面との間に挿入し、その底板片30の先端部29を前記スリット部40に差し込むことで、図4及び5に理解されるように、収納箱内に前面11から背面13に向かって下り傾斜する底板31が形成される。なお、この操作がしやすいことから、前記スリット40の位置は、背面13に配するよりも、前記稜線に配したほうが望ましい。先端部29の差し込み操作時に、収納箱11の底内面がガイドとなって、底板片30の先端部29がスリット部40へ導かれやすいからである。さらに、図示の形態では、この差し込み操作をし易くすべく窓部28と幅広部27とに折曲げ線27A,28Aを配して、底板片30を収納箱内へ押し込みやすいようにしている。
そして、このように下り傾斜の底板31が収納箱内に形成されると、収納箱内に収納されたポケットティシュー群P,Pは、特に図5に示されるが如く、取り出し口25側が上方、収納箱背面側が下側となるように傾斜するようにして支持される。
従って、本製品X1を載置して使用するさいに、ポケットティシューPの側面が前記幅広の取り出し口25に対して、底板部の傾斜に応じて上方に向かって臨むため、ポケットティシューPの収納箱前面側近傍部分を容易に摘んで引き出すようにしスムーズに取り出せるようになる。
特に、本製品X1では、上述のとおりヒンジ23が収納箱11の底面15から指一本分程度上側に位置している。すなわち、取り出し口25の下限位置が収納箱11の底面15から指一本分程度上方に位置しているため、取り出し操作をするにあたって、ポケットティシューを摘む際に、摘む指の間にポケットティシューが位置するようになっているので、上記取り出し性に極めて優れるのである。
ここで、ポケットティシューPの取り出しやすさの点から、前記下り傾斜の角度αは、5〜10°とするのが望ましい。
さらに、収納箱下方の幅広の取り出し口(幅広部)25から一つのポケットティシューPを取り出した後には、それよりも上方に位置するポケットティシュー群が自由落下して、内部のポケットティシューがなくなるまで、収納箱内におけるポケットティシュー群の収納態様が維持される。
さらに、本形態の収納箱においては、特に図7及び図8に示されるように、好ましく、底面15に収納箱内面に押し込まれることにより立ち上がる支持片形成部50が形成されている。この支持片形成部50は、図示例のでは、略H型のミシン目線51により形成され、H型ミシン目線51の裂開によってH型の1対の各基端部間をヒンジ52として、収納箱内に押し込まれたときに支持片55が立ち上がるように構成されている。なお、支持片形成部50の位置は、底板31に当接可能な適宜の位置とすることができる。また、形成される支持片55の高さについては、当該位置と底板31の底面15に対する傾斜から適宜算出すればよい。
さらに、本形態の収納箱1については、側面12,12から底面15にかけて稜線を跨いで延在する平行なミシン目線などからなる切断部61,61とこの平行な切断部61,61の各面の基端間に位置する折曲げ部62,62とを有し、前記切断部61,61間の稜線を収納箱内に押し込むことにより、収納箱内に突出して前記底板31を支持する押し上げ片形成部60,60を備える。
これらの支持片形成部50及び押し上げ片形成部60を機能させて、収納箱底面側から収納箱内に支持片55や押し上げ片65を形成することで、上述の底板31が効果的に底面側から支持され、もって、ポケットティシューPの重量によって、底板31が撓むことが防止され、常に収納箱内における最下層のポケットティシュー側面が取り出し口25に臨む態様が担保される。
以上詳述の、本収納製品X1では、底板片31を機能させると、最下層のポケットティシューPが収納箱内で取り出し口25に向かって上方傾斜して、その側面を取り出し口25に向けて収納されるようになり、ポケットティシューPの側部を容易に摘んで引き出せるようになる。さらに、内包されるポケットティシューPを取り出して持ち出すにあたって、内包されているポケットティシューPが少なくなった場合にも、常に当該ポケットティシューPの収納態様が維持され、もって、極めて持ち出し性に優れる。
さらに、本収納製品X1は、収納箱1というしっかりとした外郭を有するため、フィルム包装のような開封後にくしゃくしゃになることがなく、いわゆるティシュカートンのように室内に載置したままでも見栄えがよい。これは、収納箱外面に印刷などによって模様を伏せばよりいっそう効果が発揮される。
このようなことから、引出しなどにしまうことなく室内、例えば、玄関などに載置して使用しやすく、もって外出時に瞬時に取り出して持ち出しやすいという効果がさらに高められている。
このように、本収納製品X1は、別途ホルダーを用意する必要が無く、取出し口裂開後に内部に収納されたポケットティシューPを一つ一つをすぐに持ち出しやすい態様となり、しかも複数個を整然と保管できて、室内においても美感を損なわず、しかも、ゴミや塵等が入り難い、ポケットティシュペーパー収納製品なのである。
X1…ポケットティシュー収納製品、P(P’)…ポケットティシュー、1…収納箱、11…前面、12…側面、13…背面、14…上面、底面…15、20…取り出し口形成用ミシン目線、20A…開口部、21…取り出し口形成用ミシン目線の基端、23…ヒンジ、25…取り出し口、27…幅広部、27A…折曲げ線、28…突出部、28A…折曲げ線、29…先端部、30…底板片、31…底板、40…スリット部、50…支持片形成部、51…ミシン目線、52…ヒンジ、55…支持片、61…切断部、65…押し上げ片、A…収納箱の幅、B…収納箱の奥行き、C…基端の底面からの所定高さ、D…ヒンジの長さ、E…幅広部の高さ、F…窓部の底面側基端間距離、G…ヒンジから先端部の基端までの距離、H…先端部自体の長さ。

Claims (5)

  1. 複数のポケットティシューが上下に重ねられかつその積層面が収納箱前面に対面するようにして収納箱内に収納されているポケットティシュー収納製品であって、
    前記収納箱前面に、底面から所定高さの両端部を各基端として底面側から上面側に向かって全体として凸形状をなし、裂開により取り出し口及び前記基端間をヒンジとする底板片が形成される開封用ミシン目線を有し、
    前記収納箱の背面の前記ヒンジの高さよりも低い位置に、前記底板片の先端部が差し込まれるスリット部を有し、
    前記開封用ミシン目線の裂開によって取り出し口及び前記ヒンジと開封用ミシン目線とで囲まれる範囲からなる底板片を形成し、その底板片の先端部を収納箱内に収納された最下層のポケットティシューと底内面との間を通して前記スリット部に差し込むことで、収納箱内に前面から背面に向かって下り傾斜する底板が形成されることを特徴とするポケットティシュー収納製品。
  2. 前記先端部は、底板片の上面側端部が段差を持って突出する部分であり、前記スリット部はその先端部のみが差し込まれる幅とされている請求項1記載のポケットティシュー収納製品。
  3. 前記開封用ミシン目線による凸形状は、底面側にポケットティシューの高さ及び幅よりも大きい幅広部と、この幅広部から段差をもって上面側に突出するように延在する窓部とを有する形状である請求項1記載のポケットティシュー収納製品。
  4. 収納箱の底面に収納箱内面に押し込まれることにより立ち上がる支持片形成部を備え、立ち上げ形成された支持片により前記底板が底面側から支持される請求項1〜3の何れか1項に記載のポケットティシュー収納製品。
  5. 前記側面から底面に架けて稜線を跨いで延在する平行な切断部とこの平行な切断部の各面の基端間に位置する折曲げ部とを有し、前記稜線を収納箱内に押し込むことにより収納箱内に突出する押し上げ片形成部を備え、押し上げ片の押し込み形成により前記底板の側部底側が底面側から支持される請求項1〜4の何れか1項に記載のポケットティシュー収納製品。
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