JP2011048892A - 記録装置及びプログラム - Google Patents
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【課題】記録媒体を挿入する都度、記録方法を設定する手間を省く記録装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】録画制御部24は、光ディスクに記録してあるメディアIDを記憶部12の1つの記憶領域に関連付けて記憶し、光ディスクを登録する。録画制御部24は、番組の録画予約を録画先の光ディスクの指定と共に受付ける。また、予約番組を記憶領域に順次録画する通常録画と、録画済みの関連番組を削除した後に当該番組を録画する重ね録りとのいずれかの録画方法が各記憶領域に対して予め設定され、設定情報として記憶部12に記憶される。録画制御部24は、録画予約された番組を録画する場合、設定情報から読み出した録画方法に従って録画先の光ディスクに対応する記憶領域に録画する。光ディスクが録画装置1に装着された場合、記憶領域に録画された番組が読み出されて当該光ディスクに記録される。
【選択図】図2
【解決手段】録画制御部24は、光ディスクに記録してあるメディアIDを記憶部12の1つの記憶領域に関連付けて記憶し、光ディスクを登録する。録画制御部24は、番組の録画予約を録画先の光ディスクの指定と共に受付ける。また、予約番組を記憶領域に順次録画する通常録画と、録画済みの関連番組を削除した後に当該番組を録画する重ね録りとのいずれかの録画方法が各記憶領域に対して予め設定され、設定情報として記憶部12に記憶される。録画制御部24は、録画予約された番組を録画する場合、設定情報から読み出した録画方法に従って録画先の光ディスクに対応する記憶領域に録画する。光ディスクが録画装置1に装着された場合、記憶領域に録画された番組が読み出されて当該光ディスクに記録される。
【選択図】図2
Description
本発明は、記録媒体を挿入する都度、記録方法を設定する手間を省く記録装置及びプログラムに関する。
BD( Blu-ray Disk、登録商標)及びDVD( Digital Versatile Disk )等の記録ディスクにデータを記録する記録装置として、放送番組の映像音声を録画する録画装置が広く使われている。家庭に設置された録画装置では、一台の録画装置を複数のユーザが使用することがある。この場合、各ユーザが所有する複数の記録ディスクの内の一つの記録ディスクが録画装置に挿入されて当該記録ディスクへの録画が行われることがある。また、ユーザは、例えば毎週放送される連続ドラマ番組と、毎日放送されるニュース番組等とを、異なる記録ディスクに予約録画させることがある。
これらの場合、所望の録画先の記録ディスクと異なる記録ディスクが誤って録画装置に装着されて録画されてしまうというトラブルが生じる。このようなトラブルを未然に防ぐためには、ユーザが番組の録画予約と録画装置に装着してある記録ディスクとの関係を正確に把握し、個々の予約録画が開始される前に、適切な録画先の記録ディスクを録画装置に装着する必要がある。このため、ユーザの負担が重い。
ハードディスク内蔵型の録画装置では、番組をハードディスクに予約録画してから、適切な記録ディスクにダビングすることが可能である。この場合、一の記録ディスクに記録すべき番組を誤って他の記録ディスクに記録してしまうトラブルの発生が抑制される。また、特許文献1に記載の録画装置(記録装置)は、記録すべき番組の内容とハードディスクに記憶した番組の内容との共通項を検索して適切な記録ディスクを装着させてダビングを行うようユーザに報知するようにしてある。
ところで、番組を記録ディスク等に録画する場合、録画予約された番組を順次録画する通常録画、録画済みの関連番組を削除した後に番組を録画する重ね録り及び録画済みの番組の削除を禁止する保存録画等の複数の録画方法(記録方法)が使われている。重ね録りは、例えば毎日放送されるニュース番組を録画する場合に、昨日に放送された録画済みのニュース番組を削除した後に録画予約されているニュース番組を録画する。これにより、記録ディスクの空き容量が不足する虞を低減する。保存録画は、録画した番組をユーザが誤って削除することを防止すべく番組の削除を禁止して保存するために用いられる。ユーザは、所望の録画方法を選択して番組をハードディスク及び記録ディスクに録画する。
しかしながら、特許文献1に記載の記録装置は、記録ディスクを挿入する都度、ユーザが記録方法を設定する手間が生じていた。
本願は、斯かる事情に鑑みてなされたものである。その目的は、設定された記録方法を記憶する設定記憶部を備えることにより、記録ディスクを挿入する都度、記録方法をユーザが設定する手間を省く記録装置及びプログラムを提供することにある。
本願に開示する記録装置は、装着されている記録媒体にデータを記録する記録装置において、夫々がデータを記憶する複数の記憶領域を有するデータ記憶部と、記録媒体に固有の媒体情報及び前記複数の記憶領域の内の一の記憶領域を関連付けて記憶する媒体記憶部と、データを一の記憶領域に記憶する場合、前記データに関連する関連データが前記一の記憶領域に記憶されているか否かを判定する判定部と、前記複数の記憶領域夫々に対して関連データの削除を許可するか否かを設定する設定情報を記憶する設定記憶部と、前記判定部により前記関連データが前記一の記憶領域に記憶されていると判定し、かつ前記設定情報が前記一の記憶領域に対して関連データの削除を許可する場合、前記関連データを前記一の記憶領域から削除する削除部と、前記一の記憶領域に記憶してあるデータを、前記一の記憶領域に関連付けられた媒体情報を有する記録媒体に記録する記録部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、複数の記録ディスク夫々に関連付けられた複数の記憶領域が記録装置に備えられている。番組の録画予約は、録画先の記録ディスクの指定と共に行われる。録画予約された番組を一の記憶領域に順次録画する通常録画と、録画済みの関連番組を削除した後に当該番組を録画する重ね録りとのいずれかの録画方法が各記憶領域に対して設定され、設定情報として記憶される。設定情報に記憶された録画方法を読み出すことにより、一の記憶領域に番組が録画される。一の記憶領域に関連付けられた記録ディスクが記録装置に装着された場合、記憶領域に録画した番組が読み出されて当該記録ディスクに録画される。これにより、ディスクを装着する都度、ユーザが録画方法を設定する必要がない。
本願に開示する記録装置は、一の記憶領域に記憶してある一部又は全部のデータの削除要求を受付ける受付部を備え、前記削除部は、前記受付部により受付けた削除要求に応じて前記データを前記一の記憶領域から削除するよう構成してあり、前記設定情報は、前記複数の記憶領域夫々に対してデータの削除を禁止するか否かを設定するよう構成してあり、前記設定情報がデータの削除を禁止する記憶領域夫々に対して前記削除部によるデータの削除を禁止する禁止部を更に備えることを特徴とする。
本発明にあっては、複数の記憶領域の内、録画された番組の削除を禁止する保存用の記憶領域が設定されて設定情報として記憶される。保存用の記憶領域に録画された番組は、ユーザの操作による削除が禁止され、誤って削除される虞が生じない。
本願に開示する記録装置は、前記禁止部は、データの削除を禁止した一の記憶領域に記憶してあるデータを前記記録部により記録媒体に記録した場合、前記一の記憶領域に対して前記データの削除を許可するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、保存用の記憶領域に関連付けられた記録ディスクが記録装置に装着された場合、当該記憶領域に録画した番組が読み出されて記録ディスクに録画される。記録ディスクに録画した番組は、保存用の記憶領域の空き容量を確保すべく保存用の記憶領域からの削除が許可されて削除される。
本願に開示する記録装置は、前記判定部は、前記記録部によりデータを記録媒体に記録する場合、前記データに関連する関連データが前記記録媒体に記録してあるか否かを判定するよう構成してあり、前記削除部は、前記判定部により前記関連データが前記記録媒体に記録されていると判定し、かつ前記記録媒体が有する媒体情報に関連付けられた一の記憶領域に対して前記設定情報が関連データの削除を許可する場合、前記関連データを前記記録媒体から削除するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、通常録画が設定された記憶領域に録画した番組を読み出して記録媒体に録画する場合、記録媒体に対する録画方法として同様の通常録画が設定される。また、重ね録りが設定された記憶領域に録画した番組を読み出して記録媒体に録画する場合、記録媒体に対する録画方法として同様の重ね録りが設定される。これにより、記録媒体に録画する都度、ユーザが録画方法を設定する必要がない。
本願に開示する記録装置は、前記禁止部は、データの削除を禁止した一の記憶領域に記憶してあるデータを前記記録部により記録媒体に記録した場合、前記記録媒体に対して前記データの削除を禁止するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、保存用の記憶領域に録画した番組が読み出されて記録媒体に録画された場合、記録媒体に録画された番組の削除が禁止されて保存する番組とされる。
本願に開示する記録装置は、前記設定情報がデータの削除を禁止する記憶領域夫々は、該記憶領域夫々に関連付けられた媒体情報を有する記録媒体夫々の記録容量に対して同一又は小となる記憶容量を各有することを特徴とする。
本発明にあっては、関連付けられた記録ディスクのディスク容量と同一の記憶容量又は、ディスク容量よりも小さな記憶容量を有するように保存用の記憶領域が設けられる。これにより、保存用の記憶領域に録画した番組を当該記憶領域に関連付けられた記録ディスクに録画する場合に、記録ディスクの空き容量が不足する虞がない。
本願に開示する記録装置は、前記設定情報は、関連データの削除が許可されておらず、データの削除が禁止されていない第1記録状態、関連データの削除が許可されており、データの削除が禁止されていない第2記録状態及び関連データの削除が許可されておらず、データの削除が禁止されている第3記録状態の内、1つの記録状態を前記複数の記憶領域夫々に対して設定するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、録画予約された番組を一の記憶領域に順次録画する通常録画と、録画済みの関連番組を削除した後に当該番組を録画する重ね録りと、録画された番組の削除を禁止する保存録画との3つの録画方法を記録装置が有する。3つの録画方法から選択された1つの録画方法が各記憶領域に対して設定され、設定情報として記憶される。各記憶領域に番組を録画する場合、各記憶領域に対して設定された録画方法を用いて録画され、番組を録画する都度、ユーザが録画方法を設定する必要がない。
本願に開示するプログラムは、夫々がデータを記憶する複数の記憶領域を有する記録装置が備えるコンピュータに、装着されている記録媒体にデータを記録させるプログラムであって、前記コンピュータに、記録媒体に固有の媒体情報及び前記複数の記憶領域の内の一の記憶領域を関連付けて記憶する媒体記憶ステップと、データを一の記憶領域に記憶する場合、前記データに関連する関連データが前記一の記憶領域に記憶されているか否かを判定する判定ステップと、前記複数の記憶領域夫々に対して関連データの削除を許可するか否かを設定する設定情報を記憶する設定記憶ステップと、前記判定ステップにより前記関連データが前記一の記憶領域に記憶されていると判定し、かつ前記設定情報が前記一の記憶領域に対して関連データの削除を許可する場合、前記関連データを前記一の記憶領域から削除する削除ステップと、前記一の記憶領域に記憶してあるデータを、前記一の記憶領域に関連付けられた媒体情報を有する記録媒体に記録する記録ステップとを実行させることを特徴とする。
本発明にあっては、録画予約された番組を一の記憶領域に順次録画する通常録画と、録画済みの関連番組を削除した後に当該番組を録画する重ね録りとのいずれかの録画方法が各記憶領域に対して設定され、設定情報として記憶される。設定されている録画方法に従って、一の記憶領域に番組が録画される。一の記憶領域に関連付けられた記録ディスクが記録装置に装着された場合、記憶領域に録画した番組が読み出されて当該記録ディスクに録画される。これにより、番組を録画する都度、ユーザが録画方法を設定する必要がない。
当該装置の一観点によれば、設定された記録方法を記憶する設定記憶部を備えることにより、記録ディスクを挿入する都度、記録方法をユーザが設定する手間を省くことが可能となる。
実施の形態1
以下、実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。本願に係る記録装置は、装着された記録ディスク、例えばBD及びDVD等の光ディスク、並びにリムーバブルハードディスク等の磁気ディスクにデータを記録するディスクドライブ装置である。本願に係るディスクドライブ装置は、記録ディスクが装着されていない場合、内蔵する記憶部に設けられた記憶領域にデータを記録する。そして、記録ディスクが装着された際に記憶領域に記録したデータを読み出して当該記録ディスクにする。また、本願に係る記録装置は、放送された番組の映像音声をBD及びDVD等の光ディスクに録画するBDプレーヤ及びDVDプレーヤ等の録画装置である。録画装置は、外部に接続された再生装置等から与えられる映像音声を光ディスクに録画してもよい。録画装置は、録画した映像音声を再生して得た映像音声信号を外部に接続してある液晶ディスプレイ等の表示装置に与えて表示及び放音するようにしてある。本願に係る記録装置は、録画装置を例に挙げて説明する。
以下、実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。本願に係る記録装置は、装着された記録ディスク、例えばBD及びDVD等の光ディスク、並びにリムーバブルハードディスク等の磁気ディスクにデータを記録するディスクドライブ装置である。本願に係るディスクドライブ装置は、記録ディスクが装着されていない場合、内蔵する記憶部に設けられた記憶領域にデータを記録する。そして、記録ディスクが装着された際に記憶領域に記録したデータを読み出して当該記録ディスクにする。また、本願に係る記録装置は、放送された番組の映像音声をBD及びDVD等の光ディスクに録画するBDプレーヤ及びDVDプレーヤ等の録画装置である。録画装置は、外部に接続された再生装置等から与えられる映像音声を光ディスクに録画してもよい。録画装置は、録画した映像音声を再生して得た映像音声信号を外部に接続してある液晶ディスプレイ等の表示装置に与えて表示及び放音するようにしてある。本願に係る記録装置は、録画装置を例に挙げて説明する。
図1は、録画装置、表示装置及びリモコンの外観を示す概念図である。録画装置(記録装置)1は、テレビジョン受像機である表示装置4が接続されており、表示装置4に対して映像音声信号を出力する。表示装置4は、映像音声信号に含まれる映像信号に基づいて映像を表示し、映像音声信号に含まれる音声信号に基づいて音声を放音する。また録画装置1は、ユーザによって操作されるリモコン(リモートコントローラ)5からの信号を受信することにより、録画予約の設定等の各種指示を受け付ける。
図2は、録画装置1の内部ハードウェアの例を示すブロック図である。録画装置1は、図示しない外部のアンテナ等と、放送入力部31と、信号入力部32とを備えている。放送入力部31には、デジタル放送の放送波を復調した放送信号が入力される。信号入力部32には、図示しない外部チューナ等の外部装置から映像音声信号が入力される。また、録画装置1は、リモコン受信部33と、信号出力部34と、ハイブリッドドライブ部10と、バックエンド部20とを備える。リモコン受信部33は、リモコン5からの信号を受信する。
信号出力部34は、表示装置4へ映像音声信号を出力する。ハイブリッドドライブ部10は、放送された番組の映像音声を示す映像音声データを記録する。バックエンド部20は、放送信号から映像音声データを生成する処理を行う。映像音声データは、デジタルデータであり、放送信号をデコードすることにより、映像音声データを生成することができる。バックエンド部20は、デジタルチューナ21及びエンコーダ22を備える。
デジタルチューナ21には放送入力部31が接続され、エンコーダ22には信号入力部32が接続されている。デジタルチューナ21には、放送入力部31からデジタル放送の放送信号が入力される。また、デジタルチューナ21は、入力された放送信号のうち、選局されたチャンネル即ち特定の周波数帯の放送信号をMPEG( Moving Picture Experts Group )−2TS( Transport Stream )等のデジタルのストリームデータに変換する。
エンコーダ22は、信号入力部32から映像信号及び音声信号が入力される。エンコータ22は、入力された映像信号及び音声信号をMPEG−2PS( Program Stream )又はMPEG−2TS等のデジタルのストリームデータにエンコードする処理を行う。またバックエンド部20は、ストリーム処理部23を備えており、デジタルチューナ21及びエンコーダ22はストリーム処理部23に接続されている。ストリーム処理部23には、デジタルチューナ21及びエンコーダ22からストリームデータが入力される。
ストリーム処理部23は、入力されたストリームデータに対してデジタル放送用のスクランブルを解除する処理等のデータ処理を施す。ストリーム処理部23は、バックエンド部20内のシステムバスに接続されている。またシステムバスには、演算を行う演算部を含む録画制御部24、揮発性メモリである制御用メモリ25、不揮発性メモリである保存用メモリ27、ストリームデータをデコードするデコーダ28及び日時を出力する時計部200が接続されている。またデコーダ28には、画像処理部29が接続されている。時計部200は、録画制御部24からの要求に応じて計時している日時を録画制御部24に与えるようにしてある。
録画制御部24は、システムバスに接続された各部分間でのデータの入出力を制御する処理を行う。また録画制御部24にはバックエンド部20外のリモコン受信部33が接続されており、録画制御部24は、リモコン受信部33からの信号が入力されることにより、ユーザから録画予約する予約番組の設定及び録画した番組の削除等の各種指示を受け付ける受付手段として機能する。なお、録画装置1は、更に、チューナ装置等の外部装置からストリームデータを受信するイーサネット(登録商標)等のデジタルインタフェースを備えていてもよい。このデジタルインタフェースは、ストリーム処理部23に接続される。
制御用メモリ25は、ストリーム処理部23又は録画制御部24等が実行する演算に伴う一時的な情報を記憶する。保存用メモリ27は、録画制御部24の動作に必要な制御プログラム及び録画予約に必要な情報等、保存する必要がある情報を記憶する。デコーダ28は、ストリームデータを映像音声信号へデコードして画像処理部29へ与える。画像処理部29は、画素の補間又は色調整等の画像処理を映像信号に対して実行する。画像処理部29にはバックエンド部20外の信号出力部34が接続されており、映像信号及び音声信号は信号出力部34から表示装置4へ出力される。信号出力部34は、例えば、HDMI( High-Definition Multimedia Interface 、登録商標)端子であり、映像信号、音声信号及び制御信号等を表示装置4へ伝送するHDMIケーブルが接続される。
更にバックエンド部20内のシステムバスには、SATA( Serial Advanced Technology Attachment )等のインタフェース部26が接続されており、インタフェース部26には、バックエンド部20外のハイブリッドドライブ部10が接続されている。バックエンド部20は、インタフェース部26を介してハイブリッドドライブ部10との間でデータを交換する。ハイブリッドドライブ部10は、インタフェース部14と、データの記録、削除及び再生を行う光ディスクドライブ11と、データ及び各種情報を記憶する記憶部(データ記憶部、媒体記憶部、設定記憶部)12と、ドライブ制御部13とを備える。
ドライブ制御部13は、光ディスクドライブ11及び記憶部12の動作を制御する。ハイブリッドドライブ部10は、バックエンド部20に接続するSATA等のインタフェース部14を介してバックエンド部20との間でデータを交換する。光ディスクドライブ11は、DVD又はBD等の光ディスクが装着される。録画制御部24は、ハイブリッドドライブ部10に録画する番組のデータを与えて記憶部12に記憶させるようにしてある。また、記録部としての録画制御部24は、記憶部12に記憶したデータを読み出して光ディスクドライブ11に装着された光ディスクに記録する。
削除部としての録画制御部24は、後述の関連番組を削除する場合、又はユーザから削除操作を受付けた場合、記憶部12に記憶した番組のデータ及び光ディスクドライブ11に装着された光ディスクに記録してある番組のデータを削除する。禁止部としての録画制御部24は、記憶部12に記憶した番組のデータ及び光ディスクに記録した番組のデータの属性を読み取り専用に設定することにより、番組のデータの削除を禁止する。また、禁止部としての録画制御部24は、番組のデータの属性を読み取り専用から削除可能に変更することで、番組のデータの削除を許可するようにしてある。
図3は、記憶部12の内部構成を示す模式図である。記憶部12は、記憶部12の記憶内容を管理するための情報を記憶する管理領域、並びに番組データを記憶するための第1領域、第2領域、…、第n領域及び予備領域の複数の記憶領域を含んで構成されている。ここで、nは正の整数である。nは予め適当な値に定められており、録画装置1の出荷時点では、記憶部12の記憶領域が管理領域、第1〜第n領域及び予備領域の複数の記憶領域に予め分割されている。
記憶部12の記憶領域の内、第1〜第n領域は、個別に特定の光ディスクを対応付けておき、対応づけた光ディスクに応じたデータを記憶するための記憶領域である。例えば、第1領域には特定の光ディスク61が対応付けられ、第2領域には特定の光ディスク62が対応付けられている。録画装置1の出荷時点では、いずれの領域にも光ディスクは対応付けられていない。録画装置1を使用するには、ユーザ所有の光ディスクを何れかの記憶領域に対応付けて登録する登録処理を行う必要がある。予備領域は、その他のデータを記憶するための記憶領域である。
記憶部12の管理領域は、図3に示すように、管理領域を管理するための情報を記憶する管理領域管理部と、第1領域、第2領域、…、第n領域及び予備領域の夫々を管理するための情報を記憶する第1領域管理部、第2領域管理部、…、第n領域管理部及び予備領域管理部とを含んで構成されている。管理領域には、記憶部12の記憶領域を分割した数を示すエントリ数と、管理領域中で第1〜第n領域管理部及び予備領域管理部の夫々に割り当てられたエリアのアドレスを示す割り当てエリア情報とが記憶されている。
第1領域管理部には、第1領域の番号を示すエントリ番号、第1領域に実際に光ディスクが対応付けられているか否かを示す割り当てフラグ、及び対応付けられた光ディスクに識別するための光ディスクに固有のメディアIDが記憶される。また第1領域管理部には、記憶部12の記憶領域中で第1領域に割り当てられたエリアのアドレスを示す割り当てエリア情報及び光ディスクのコピーガードに利用するための情報であるメディアキー情報が記憶される。
メディアID及びメディアキー情報は、光ディスクに予め記録されている情報であり、個々の光ディスクについて固有の情報である。即ち、メディアID及びメディアキー情報は、本発明における媒体情報に相当する。録画装置1の出荷時点では、第1領域にはまだ光ディスク61が対応付けられていないので、割り当てフラグは光ディスクが対応付けられていないことを示しており、特定の光ディスク61に固有のメディアID及びメディアキー情報はまだ記憶されていない。
更に第1領域管理部には、第1領域に係るデータの分布記録状態を示すマップ情報、設定された録画方法(記録状態)を示す録画設定情報(設定情報)及び第1領域に録画してある番組のタイトルを示すタイトル情報が記憶される。マップ情報は、第1領域で記憶するデータ、及び第1領域に対応付けられた光ディスク61で記録するデータが、第1領域及び光ディスク61のどのアドレスに分布しているのかを示している。これにより、マップ情報では、同じ番組を表す番組データの、第1領域上での所在と、光ディスク61上での所在とが関連付けられてある。従って、マップ情報を参照することによって、第1領域及び光ディスク61の両方で、同じ番組を表すデータにアクセスすることができる。録画設定情報は、3つの録画方法である通常録画、重ね録り及び保存録画の内、第1領域に対して設定された一つの録画方法を示す。通常録画は、録画予約された番組を順次録画する録画方法である。
重ね録りは、録画済みの番組に関連する関連番組、具体的には関連番組のデータを関連データとして削除した後に番組を録画して記録ディスクの空き容量が不足する虞を低減する録画方法である。重ね録りでは、例えば毎日放送されるニュース番組を録画する場合に、昨日に放送された録画済みのニュース番組を関連データとして削除した後に録画予約されているニュース番組を録画する。保存録画は、録画した番組をユーザが誤って削除することを防止すべく番組の削除を禁止して保存するために用いられる録画方法である。第2〜第n領域管理部の夫々にも、同様の情報が記憶される。なお、録画装置1は、記憶部12の記憶領域が予め分割されているのではなく、ユーザがnの値を指定することによりnを決定し、nの値に応じて記憶部12の記憶領域を分割する処理を行う形態であってもよい。
図4は、タイトル情報のレコードレイアウト例を示す図表である。タイトル情報は、タイトル番号と、各タイトルのタイトル名、録画時間及び記録状態からなる。タイトル番号は、タイトル情報に対応する記憶領域に録画してあるタイトル夫々に対して割り当てられた番号である。記録状態は、各タイトルに対して後述の記録処理が施されたか否かを示す。図4に示す例では、タイトル番号「1」にタイトル名「ドラマ第6話」と、録画時間60分と、記録処理が施されたことを示す記録状態「記録済み」とが記憶されている。また、タイトル番号「3」にタイトル名「ドラマ第8話」と、録画時間60分と、記録処理が施されていないことを示す記録状態「未記録」とが記憶されている。
図5は、光ディスクドライブ11に光ディスクが装着されてから録画装置1が行う処理の手順を示すフローチャートである。録画制御部24は、光ディスクドライブ11により光ディスクからメディアIDを読み出す(ステップS11)。録画制御部24は、光ディスクから読み出したメディアIDと、記憶部12の各領域管理部に記憶されているメディアIDとを照合する(ステップS12)。録画制御部24は、照合の結果、光ディスクドライブ11に装着された光ディスクが登録済みであるか否かを判定する(ステップS13)。
録画制御部24は、登録済みであると判定した場合(ステップS13でYES)、光ディスクに対応する記憶部12の記憶領域の録画内容を、当該光ディスクに記録する後述の記録処理を実行する(ステップS14)。録画制御部24は、再生等の処理を実行するために、光ディスクドライブ11に装着されている光ディスクへアクセス開始し(ステップS19)、処理を終了する。録画制御部24は、ステップS13で登録済みでないと判定した場合(ステップS13でNO)、登録画面を表示装置4に表示し(ステップS15)、リモコン5のユーザによる操作を受付ける(ステップS16)。
録画制御部24は、登録指示を受付けたか否かを判定する(ステップS17)。録画制御部24は、登録指示を受付けたと判定した場合(ステップS17でYES)、光ディスクドライブ11に装着されている光ディスクを登録するための後述の登録処理を実行する(ステップS18)。録画制御部24は、光ディスクドライブ11に装着されている光ディスクへのアクセスを開始するステップS19に処理を移した後、処理を終了する。録画制御部24は、ステップS17で登録指示を受付けていないと判定した場合(ステップS17でNO)、光ディスクドライブ11に装着されている光ディスクへ未登録の光ディスクとしてアクセス開始し(ステップS20)、処理を終了する。ここで、ディスクの登録方法について説明する。
録画制御部24は、記憶部12の第1領域管理部〜第n領域管理部の内、メディアIDが記憶されていない1つの領域管理部を媒体記憶部として選択する。録画制御部24は、媒体記憶部として選択した領域管理部にディスクから読み出だしたメディアIDを記憶させる。これにより、選択した領域管理部に対応する記憶部12の記憶領域と、ディスクとが関連付けられてディスクの登録が完了する。なお、ディスクの登録を解除する場合、解除するディスクのメディアIDが記憶されている領域管理部から当該メディアIDを削除するとよい。
図6は、登録処理の手順を示すフローチャートである。登録処理は、図5で示した処理のステップS18で実行される。録画制御部24は、録画方法設定画面を表示して(ステップS31)、リモコン5のユーザによる操作を受付ける(ステップS32)。録画制御部24は、録画方法が選択されたか否かを判定する(ステップS33)。録画制御部24は、録画方法が選択されていないと判定した場合(ステップS33でNO)、ステップS32に処理を戻して録画方法が選択されるまで待機する。録画制御部24は、録画方法が選択されたと判定した場合(ステップS33でYES)、選択された録画方法を設定すべく録画設定情報を更新する(ステップS34)。
より具体的には、登録する光ディスクのメディアIDが記憶される領域管理部が選択され、当該領域管理部に記憶されている録画設定情報が、選択された録画情報を示すように書き換えられる。録画制御部24は、録画方法として保存録画が設定されたか否かを判定する(ステップS35)。録画制御部24は、保存録画が設定されたと判定した場合(ステップS35でYES)、登録する光ディスクが関連付けられる記憶領域を当該光ディスクのディスク容量以下の記憶容量を有するように設定し(ステップS36)、光ディスクを記憶領域に対応付けて登録する(ステップS37)。
これにより、保存用の記憶領域に残り容量が無くなるまで番組が録画された場合であっても、録画された番組全てを、当該記憶領域に対応付けられており、当該記憶領域の記憶容量以上のディスク容量を有する光ディスクに録画することが可能となる。録画制御部24は、ステップS35で保存録画が設定されていないと判定した場合(ステップS35でNO)、光ディスクを登録するステップS37に処理を移す。録画制御部24は、登録完了画面を表示して(ステップS38)、登録処理を終了する。
図7は、登録画面及び録画方法設定画面の例を示す模式図である。図7A及び図7B夫々は、図5で示したステップS16で表示される登録画面及び図6で示したステップS31で表示される録画方法設定画面の例を示している。登録画面には、光ディスクドライブ11に装着された光ディスクを登録するか否かをユーザに問うメッセージ「このディスクを登録しますか?」が表示されている。また、メッセージに応じてディスクの登録指示を行うための「はい」及びディスクの登録指示を行わないための「いいえ」と表示された2つのソフトウェアボタンが表示されている。2つのソフトウェアボタンは、いずれか一つが選択可能にしてあり、リモコン5が備えるカーソルキー及び実行キー等をユーザが操作することにより選択される。
録画方法設定画面には、光ディスクドライブ11に装着された光ディスクに設定する録画方法の選択をユーザに促す旨のメッセージ「ディスクの用途は?」が表示されている。また、録画方法設定画面は、録画方法として通常録画、重ね録り及び保存録画夫々に対応する「通常使用」、「重ね録り」及び「保存版」と表示された3つのソフトウェアボタンを備える。3つのソフトウェアボタンは、いずれか一つが選択可能にしてあり、リモコン5が備えるカーソルキー及び実行キー等をユーザが操作することにより選択される。
図8は、登録完了画面の例を示す模式図である。登録完了画面は、図6で示したステップS38で表示される。登録完了画面には、登録可能な光ディスク夫々のディスク番号に対応するディスク1からディスク8までの8個の矩形枠が表示されている。登録可能なディスクは、8枚に限るものではなく、記憶部12の記憶容量に基づいて予め設定するとよい。また、ユーザによる操作に基づいて登録するディスクの最大枚数を受付けて設定してもよい。登録ディスクに対応するディスク番号の矩形枠には、光ディスクを示すディスクマークと、登録ディスクに設定された録画方法とが表示される。光ディスクが登録されていないディスク番号の矩形枠には、登録されていないことを示す「未登録」が表示される。
また、光ディスクを登録する際にユーザによりタイトルが割り当てられた場合は、当該タイトルも矩形枠に表示される。例えば、図8で示すディスク3の矩形枠には、ディスクマーク及び録画方法としての「重ね録り」と共に、割り当てられたタイトル「ドラマ」が表示されている。登録ディスクが光ディスクドライブ11に装着されている場合は、対応する矩形枠内に、例えば実線を用いてディスクマークが表示されると共に、「挿入中」と表示される。登録ディスクが光ディスクドライブ11に装着されていない場合は、対応する矩形枠内に、例えば破線を用いてディスクマークが表示されると共に、「持ち出し中」と表示される。また、図8に示す例では、光ディスクを登録したことをディスク番号と共に示すメッセージ「新たにディスク3を登録しました。」が表示され、ディスク番号3の矩形枠が強調表示されている。
図9及び図10は、録画予約処理の手順を示すフローチャートである。録画予約処理は、録画装置1が番組の録画予約を受け付けて録画するために行われる。録画制御部24は、録画予約を行う光ディスクのディスク番号を受付ける(ステップS51)。例えば、登録ディスクのディスク番号の一覧を表示装置4に表示し、リモコン5をユーザが操作して選択したディスク番号を受付けるとよい。次に録画制御部24は、録画予約を受付ける(ステップS52)。ここで、例えば電子番組表を取得して表示装置4に表示し、リモコン5をユーザが操作して電子番組表から選択した番組を録画予約する番組として受付けるとよい。
そして番組を指定する予約情報を生成し、光ディスクドライブ11に装着されている光ディスクのメディアIDと関連付けて、予約情報を保存用メモリ27に記憶させることで録画予約を受付ける。録画制御部24は、受付けたディスク番号の光ディスクに対応する記憶部12の記憶領域の空き容量が録画予約を受付けた番組の録画に不足しているか否かを判定する(ステップS53)。録画制御部24は、空き容量が不足していると判定した場合(ステップS53でYES)、録画予約ができない旨のメッセージを表示装置4に表示する(ステップS54)。
録画制御部24は、登録画面を表示装置4に表示し(ステップS55)、ユーザによるリモコン5の操作を受付ける(ステップS56)。録画制御部24は、登録指示を受付けたか否かを判定する(ステップS57)。録画制御部24は、登録指示を受付けたと判定した場合(ステップS57でYES)、図6で示した登録処理を実行し(ステップS58)、ステップS53に処理を戻す。録画制御部24は、ステップS53で空き容量が不足していないと判定した場合(ステップS53でNO)、時計部200に要求して日時を取得する(ステップS59)。録画制御部24は、取得した日時が、保存用メモリ27の予約情報に記憶してある録画予約した番組の放送日時、すなわち予約日時になったか否かを判定する(ステップS60)。
録画制御部24は、予約日時になっていないと判定した場合(ステップS60でNO)、予約日時になるまで待機する。録画制御部24は、予約日時になったと判定した場合(ステップS60でYES)、予約番組の録画先の光ディスクが光ディスクドライブ11に装着されているか否かを判定する(ステップS61)。録画制御部24は、光ディスクが装着されていると判定した場合(ステップS61でYES)、録画先を光ディスクに設定する(ステップS62)。
録画制御部24は、光ディスクが装着されていないと判定した場合(ステップS61でNO)、録画先を光ディスクに対応する記憶領域に設定する(ステップS63)。そして録画制御部24は、録画先に対して予約番組を録画する後述の録画処理を実行し(ステップS64)、録画予約処理を終了する。また、録画制御部24は、ステップS57で登録指示を受付けていないと判定した場合(ステップS57でNO)、録画予約処理を終了する。
図11は、録画処理の手順を示すフローチャートである。録画処理は、図10で示したステップS64で実行される。録画制御部24は、ディスク番号に対応する記憶部12の領域管理部から録画設定情報を読み出し(ステップS71)、設定されている録画方法が重ね録りであるか否かを判定する(ステップS72)。録画制御部24は、重ね録りであると判定した場合(ステップS72でYES)、録画先の光ディスク又は記憶領域から予約録画の関連番組(関連データ)を検索する(ステップS73)。録画制御部24は、検索結果に基づいて関連番組があるか否かを判定する(ステップS74)。録画制御部24は、関連番組(関連データ)があると判定した場合(ステップS74でYES)、関連番組(関連データ)を削除して(ステップS75)、予約番組を録画する(ステップS76)。
また、録画制御部24は、ステップS72で重ね録りでないと判定した場合(ステップS72でNO)、ステップS76に処理を移す。すなわち、設定されている録画方法が通常録画又は保存録画である場合、関連番組は削除されずに予約番組が録画される。録画制御部24は、ステップS74で関連番組がないと判定した場合(ステップS74でNO)、ステップS76に処理を移す。次に録画制御部24は、設定された録画方法が保存録画であるか否かを判定する(ステップS77)。録画制御部24は、保存録画であると判定した場合(ステップS77でYES)、録画した番組の削除を禁止する(ステップS78)。
そして、録画制御部24は、録画先の光ディスク又は記憶領域に対応する記憶部12の管理領域に記憶されているタイトル情報を更新する(ステップS79)。ここで、録画先が記憶領域である場合、記録状態として未記録が設定される。録画先が光ディスクである場合、記録状態として記録済みが設定される。そして、タイトル情報は、設定された記録状態と、録画した予約番組のタイトルとを用いて更新される。録画制御部24は、ステップS77で保存録画でないと判定した場合、(ステップS77でNO)、ステップS79に処理を移す。ステップS79でタイトル情報を更新した後に、録画制御部24は、録画処理を終了する。
図12は、記録処理の手順を示すフローチャートである。記録処理は、図5のステップS14で実行される。録画制御部24は、光ディスクドライブ11に装着された光ディスクに関連付けられた記憶領域に対応する記憶部12の領域管理部に記憶されているタイトル情報を読み出す(ステップS91)。録画制御部24は、タイトル情報の記録状態から光ディスクに対して未記録の番組があるか否かを判定する(ステッS92)。録画制御部24は、未記録の番組があると判定した場合(ステップS92でYES)、未記録の番組を装着してある光ディスクへ記録する(ステップS93)。録画制御部24は、光ディスクに対応する記憶部12の領域管理部に記憶されている録画設定情報を読み出す(ステップS94)。
録画制御部24は、録画設定情報に設定されている録画方法が保存録画であるか否かを判定する(ステップS95)。録画制御部24は、保存録画であると判定した場合(ステップS95でYES)、光ディスクに記録した番組の削除を光ディスクに対して禁止する(ステップS96)。録画制御部24は、記録領域に記憶してある番組の削除を記憶領域に対して許可して(ステップS97)、光ディスクに記録した番組を記憶領域から削除する(ステップS98)。そして、録画制御部24は、記憶部12の領域管理部に記憶されているタイトル情報を更新して(ステップS99)、記録処理を終了する。
タイトル情報は、光ディスクへ記録した後に、記憶部12の記憶領域から削除されていない番組の記録状態を記録済みとなるよう更新される。また、記憶部12の記憶領域から削除された番組は、タイトル情報から削除される。録画制御部24は、ステップS92で未記録の番組がないと判定した場合(ステップS92でNO)、ステップS98に処理を移す。録画制御部24は、ステップS95で保存録画でないと判定した場合(ステップS95でNO)、ステップS99に処理を移す。
実施の形態2
図13は、録画装置の内部ハードウェアの例を示すブロック図である。本実施の形態2は、実施の形態1が制御用メモリ25に記憶してあるプログラムを実行するのに対して、光ディスクから読み出したプログラムを実行するようにしてある。録画装置9のバックエンド部90は、録画制御部91を備える。録画制御部91は、光ディスクドライブ11により光ディスク8から読み出したプログラム80を保存用メモリ27に記憶するようにしてある。そして、録画制御部91は、保存用メモリ27に記憶したプログラム80を読み出して実行するようにしてある。録画制御部91は、プログラム80に従って、光ディスクのメディアID及び記憶領域夫々を関連付けて記憶部12の領域管理部に記憶する(媒体記憶ステップ)。
図13は、録画装置の内部ハードウェアの例を示すブロック図である。本実施の形態2は、実施の形態1が制御用メモリ25に記憶してあるプログラムを実行するのに対して、光ディスクから読み出したプログラムを実行するようにしてある。録画装置9のバックエンド部90は、録画制御部91を備える。録画制御部91は、光ディスクドライブ11により光ディスク8から読み出したプログラム80を保存用メモリ27に記憶するようにしてある。そして、録画制御部91は、保存用メモリ27に記憶したプログラム80を読み出して実行するようにしてある。録画制御部91は、プログラム80に従って、光ディスクのメディアID及び記憶領域夫々を関連付けて記憶部12の領域管理部に記憶する(媒体記憶ステップ)。
そして録画制御部91は、番組を記憶部12の記憶領域に記憶する場合、関連番組が当該記憶領域に記憶されているか否かを判定する(判定ステップ)。録画制御部91は、記憶部12の記憶領域夫々に対して録画方法を設定する設定情報を記憶部12の領域管理部に記憶する(設定記憶ステップ)。録画制御部91は、設定情報に記憶された録画方法が重ね録りである場合、関連番組(関連データ)を記憶領域から削除する(削除ステップ)。録画制御部91は、記憶領域に関連付けられたメディアIDを有する光ディスクが光ディスクドライブ11に装着された場合、録画した番組を記憶領域から読み出して当該光ディスクに記録する(記録ステップ)。
本発明に係るプログラム80は、記録媒体8から読み出して保存用メモリ27に記憶される場合に限るものではなく、メモリカード等の外部メモリに記憶させても良い。この場合、録画制御部91に接続される図示しない外部メモリからプログラム80を読み出して保存用メモリ27に記憶させる。更に録画制御部91に接続された図示しない通信部と外部のコンピュータとの間で通信を確立し、係るプログラム80を保存用メモリ27へダウンロードしても良い。
本実施の形態は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので対応する部分には同一の符号及び処理名を付してその詳細な説明を省略する。
1,9 録画装置(記録装置)
10 ハイブリッドドライブ部
11 光ディスクドライブ
12 記憶部(データ記憶部、媒体記憶部、設定記憶部)
13 ドライブ制御部
20,90 バックエンド部
21 デジタルチューナ
23 ストリーム処理部
24,91 録画制御部(判定部、記録部、削除部、禁止部)
27 保存用メモリ
28 デコーダ
29 画像処理部
33 リモコン受信部
34 信号出力部
4 表示装置
5 リモコン(リモートコントローラ)
61、62、… 光ディスク(記録媒体)
8 光ディスク(記録媒体)
80 プログラム
200 時計部
10 ハイブリッドドライブ部
11 光ディスクドライブ
12 記憶部(データ記憶部、媒体記憶部、設定記憶部)
13 ドライブ制御部
20,90 バックエンド部
21 デジタルチューナ
23 ストリーム処理部
24,91 録画制御部(判定部、記録部、削除部、禁止部)
27 保存用メモリ
28 デコーダ
29 画像処理部
33 リモコン受信部
34 信号出力部
4 表示装置
5 リモコン(リモートコントローラ)
61、62、… 光ディスク(記録媒体)
8 光ディスク(記録媒体)
80 プログラム
200 時計部
Claims (8)
- 装着されている記録媒体にデータを記録する記録装置において、
夫々がデータを記憶する複数の記憶領域を有するデータ記憶部と、
記録媒体に固有の媒体情報及び前記複数の記憶領域の内の一の記憶領域を関連付けて記憶する媒体記憶部と、
データを一の記憶領域に記憶する場合、前記データに関連する関連データが前記一の記憶領域に記憶されているか否かを判定する判定部と、
前記複数の記憶領域夫々に対して関連データの削除を許可するか否かを設定する設定情報を記憶する設定記憶部と、
前記判定部により前記関連データが前記一の記憶領域に記憶されていると判定し、かつ前記設定情報が前記一の記憶領域に対して関連データの削除を許可する場合、前記関連データを前記一の記憶領域から削除する削除部と、
前記一の記憶領域に記憶してあるデータを、前記一の記憶領域に関連付けられた媒体情報を有する記録媒体に記録する記録部と
を備えることを特徴とする記録装置。 - 一の記憶領域に記憶してある一部又は全部のデータの削除要求を受付ける受付部を備え、
前記削除部は、前記受付部により受付けた削除要求に応じて前記データを前記一の記憶領域から削除するよう構成してあり、
前記設定情報は、前記複数の記憶領域夫々に対してデータの削除を禁止するか否かを設定するよう構成してあり、
前記設定情報がデータの削除を禁止する記憶領域夫々に対して前記削除部によるデータの削除を禁止する禁止部
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 前記禁止部は、データの削除を禁止した一の記憶領域に記憶してあるデータを前記記録部により記録媒体に記録した場合、前記一の記憶領域に対して前記データの削除を許可するよう構成してあることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
- 前記判定部は、前記記録部によりデータを記録媒体に記録する場合、前記データに関連する関連データが前記記録媒体に記録してあるか否かを判定するよう構成してあり、
前記削除部は、前記判定部により前記関連データが前記記録媒体に記録されていると判定し、かつ前記記録媒体が有する媒体情報に関連付けられた一の記憶領域に対して前記設定情報が関連データの削除を許可する場合、前記関連データを前記記録媒体から削除するよう構成してある
ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の記録装置。 - 前記禁止部は、データの削除を禁止した一の記憶領域に記憶してあるデータを前記記録部により記録媒体に記録した場合、前記記録媒体に対して前記データの削除を禁止するよう構成してあることを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記設定情報がデータの削除を禁止する記憶領域夫々は、該記憶領域夫々に関連付けられた媒体情報を有する記録媒体夫々の記録容量に対して同一又は小となる記憶容量を各有することを特徴とする請求項2から請求項5までのいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記設定情報は、関連データの削除が許可されておらず、データの削除が禁止されていない第1記録状態、関連データの削除が許可されており、データの削除が禁止されていない第2記録状態及び関連データの削除が許可されておらず、データの削除が禁止されている第3記録状態の内、1つの記録状態を前記複数の記憶領域夫々に対して設定するよう構成してあることを特徴とする請求項2から請求項6までのいずれか一項に記載の記録装置。
- 夫々がデータを記憶する複数の記憶領域を有する記録装置が備えるコンピュータに、装着されている記録媒体にデータを記録させるプログラムであって、
前記コンピュータに、
記録媒体に固有の媒体情報及び前記複数の記憶領域の内の一の記憶領域を関連付けて記憶する媒体記憶ステップと、
データを一の記憶領域に記憶する場合、前記データに関連する関連データが前記一の記憶領域に記憶されているか否かを判定する判定ステップと、
前記複数の記憶領域夫々に対して関連データの削除を許可するか否かを設定する設定情報を記憶する設定記憶ステップと、
前記判定ステップにより前記関連データが前記一の記憶領域に記憶されていると判定し、かつ前記設定情報が前記一の記憶領域に対して関連データの削除を許可する場合、前記関連データを前記一の記憶領域から削除する削除ステップと、
前記一の記憶領域に記憶してあるデータを、前記一の記憶領域に関連付けられた媒体情報を有する記録媒体に記録する記録ステップと
を実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009198861A JP2011048892A (ja) | 2009-08-28 | 2009-08-28 | 記録装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009198861A JP2011048892A (ja) | 2009-08-28 | 2009-08-28 | 記録装置及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011048892A true JP2011048892A (ja) | 2011-03-10 |
Family
ID=43835059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009198861A Pending JP2011048892A (ja) | 2009-08-28 | 2009-08-28 | 記録装置及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011048892A (ja) |
-
2009
- 2009-08-28 JP JP2009198861A patent/JP2011048892A/ja active Pending
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