JP2011048369A - オーディオデータストリーム中のクリック音の除去 - Google Patents

オーディオデータストリーム中のクリック音の除去 Download PDF

Info

Publication number
JP2011048369A
JP2011048369A JP2010187051A JP2010187051A JP2011048369A JP 2011048369 A JP2011048369 A JP 2011048369A JP 2010187051 A JP2010187051 A JP 2010187051A JP 2010187051 A JP2010187051 A JP 2010187051A JP 2011048369 A JP2011048369 A JP 2011048369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
click
data
value
instruction
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010187051A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5091290B2 (ja
Inventor
Gary Jin
ゲイリー・ジン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Microsemi Semiconductor ULC
Original Assignee
Zarlink Semoconductor Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zarlink Semoconductor Inc filed Critical Zarlink Semoconductor Inc
Publication of JP2011048369A publication Critical patent/JP2011048369A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5091290B2 publication Critical patent/JP5091290B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10527Audio or video recording; Data buffering arrangements
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/22Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor for reducing distortions
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/24Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor for reducing noise
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/34Muting amplifier when no signal is present or when only weak signals are present, or caused by the presence of noise signals, e.g. squelch systems
    • H03G3/345Muting during a short period of time when noise pulses are detected, i.e. blanking
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10527Audio or video recording; Data buffering arrangements
    • G11B2020/10537Audio or video recording
    • G11B2020/10546Audio or video recording specifically adapted for audio data
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10527Audio or video recording; Data buffering arrangements
    • G11B2020/10537Audio or video recording
    • G11B2020/10546Audio or video recording specifically adapted for audio data
    • G11B2020/10555Audio or video recording specifically adapted for audio data wherein the frequency, the amplitude, or other characteristics of the audio signal is taken into account
    • G11B2020/10583Audio or video recording specifically adapted for audio data wherein the frequency, the amplitude, or other characteristics of the audio signal is taken into account parameters controlling audio interpolation processes
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/34Muting amplifier when no signal is present or when only weak signals are present, or caused by the presence of noise signals, e.g. squelch systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)

Abstract

【課題】オーディオデータストリーム中のクリック音を減少させる方法及び装置を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態によれば、オーディオデータのサンプルは、所定数のサンプルを格納するスライドウィンドウ内で、所定量の遅延を受ける。上記スライドウィンドウ内で遅延後データ中のクリック音の存在が検出されると、対応するオーディオデータが、オーディオデータストリームから得られた代替データによって置き換えられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、オーディオデータ処理の分野に関し、特に、オーディオデータストリーム中のクリック音を減らすための方法及び装置に関する。
ポップ音及びクリック音(以降、クリック音又はクリックと称する)は、オーディオレコーディングでよく生じる厄介事である。これらは、電気的不安定性によって、時には、記録デバイス、例えばビデオカメラの機械的動作によって引き起こされ、オーディオ信号中に持続時間の短い急激な変化(スパイク)として現れる。
クリック音は、通常、非常に持続時間が短い(典型的に、50ms以下である)が、振幅が大きいので、可聴性が高く、耳障りである。
ITU−T勧告G.711
本発明の目的は、オーディオレコーディング中のクリック音を除去又は少なくとも減少させることにある。特に、本発明の実施態様は、ビデオカメラによってなされるレコーディング中にそのような音を取り除くために有用である。
本発明の第1実施態様によれば、オーディオデータストリーム中のクリック音を減少させる方法が提供される。上記方法は、所定数のサンプルを格納するスライドウィンドウ内で、オーディオデータのサンプルを所定量だけ遅延させる段階と、スライドウィンドウ内の現在のサンプル一式のうちの最大値とスケーリング係数を適用されたサンプルから得られたフィルタ後値と比較することによって、上記スライドウィンドウ内の遅延後データ中のクリック音の存在を検出する段階と、クリック音に対応する遅延後データ中のオーディオデータを代替データに置き換える段階とを有する。上記最大値が上記スケーリング係数を適用されたフィルタ後値よりも小さい場合、ネガティブクリック指示が生成され、かつ格納されたピーク値がゼロに達するまで係数βだけ減らされる。上記最大値が適切なスケーリング係数を適用されたフィルタ後値及び格納されたピーク値の両方よりも大きい場合、ポジティブクリック指示が生成され、かつ格納されたピーク値が現在の最大値及び現在の格納されたピーク値のうちの大きい方の値に設定される。カウンタが、ポジティブクリック指示に応答してインクリメントされ、かつネガティブクリック指示に応答してデクリメントされる。立ち上がりエッジ及び降下エッジに応答するエッジ検出部が、カウンタのインクリメントに応答してクリック開始指示を与え、かつカウンタのデクリメントに応答してクリック終了指示を与える。
本発明の実施態様は、レコーディングプロセスの間、クリック音を取り除く。その新しい方法は、クリック音の特性、すなわち、振幅の急激な増大及び短い持続期間といった特性を巧みに利用する。振幅の急激な増大は、ノイズを可聴性が高く耳障りなものとするが、短い持続期間により、クリック音が除去された後に比較的容易にオーディオ挿入が行える。その新しいメカニズムは、実行が容易であり、非常に小さなMIPSしか要さない。
本発明は、音楽や会話を含むあらゆるオーディオ形式に適用できる。本発明の実施態様は、オーディオ品質に影響を及ぼすことなく、比較的単純かつ安価な手法で実現できる。本発明は、他の形式の音声及び会話処理デバイスにも適用できる。
本発明の別の態様によれば、オーディオデータストリーム中のクリック音を減少させるための装置が提供される。上記装置は、スライドウィンドウ中の遅延後の一連のサンプルを格納する遅延ユニットと、スライドウィンドウ内の現在のサンプル一式のうちの最大値とスケーリング係数を適用されたサンプルから得られたフィルタ後値との比較により、上記格納された一連のサンプル中のクリックを検出するクリック検出部と、クリックの持続期間分だけ上記オーディオデータストリーム内のサンプルを置き換える代替データを生成するユニットと、クリックの持続期間の間、上記遅延後のオーディオデータストリームを上記代替データで置き換えるマルチプレクサとを具備する。上記クリック検出部は、スライドウィンドウ上の一連のサンプルを格納するメモリと、上記サンプルをフィルタリングし、フィルタ後値を生成するフィルタと、上記格納された一連のサンプルのうちの現在の最大値とスケーリング係数を適用された上記フィルタ後値とを比較し、格納された値の現在の最大値がスケーリング係数を適用されたフィルタ後値よりも小さい場合、ネガティブクリック指示を生成し、かつ格納された値の現在の最大値がスケーリング係数を適用されたフィルタ後値及びスケーリング係数を適用された格納されたピーク値よりも大きい場合、ポジティブクリック指示を生成する比較部と、ポジティブクリック指示に応答してインクリメントされ、かつネガティブクリック指示に応答してデクリメントされるカウンタと、立ち上がりエッジ及び降下エッジに応答し、カウンタのインクリメントエッジに応答してクリック開始指示を与え、かつカウンタのデクリメントエッジに応答してクリック終了指示を与えるエッジ検出部とをさらに具備する。
本発明の一実施形態によるクリック除去メカニズムの構成図である。 クリック検出回路の構成図である、 データ補償回路の構成図である。 代替ピッチ信号を備えたオーディオデータ信号を図示する。
これより、例示のみを目的とし、添付の図面を参照して本発明をより詳細に説明する。
図1に示されたクリック除去回路は、一連のサンプル(典型的には、50ms間のサンプル)を格納するための遅延メモリ1と、クリック検出回路2と、信号追加回路3と、マルチプレクサ4とを具備する。オーディオ入力信号は、遅延メモリ1に入力され、スライドウィンドウ上に現れる。クリックが行われない場合は、オーディオデータは、マルチプレクサ4による変更を受けることなく出力される。
クリック検出部2は、信号中のクリックを検出し、そのデータは、信号追加回路3で生成されたデータに置き換えられる。故に、通常動作の間、音声又はオーディオ信号は、いかなる修正も受けることなく伝送される。クリックの存在を検出するために必要な時間を用意するために、信号は遅延を受ける。出力されたオーディオは、検出遅延に一致する量だけ遅延する。
クリック検出回路を図2に示す。入力されたオーディオサンプルは、データシフトウィンドウ5を通過する。データシフトウィンドウ5は、入力において新しいサンプルが受け入れられたとして、1つのサンプルを出力する。すべてのクリック検出プロセスは、オーディオデータサンプル毎に実行される。
サンプル期間毎に、データシフトウィンドウ中の最大(振幅)値が、Maxユニット6で、xpとして算出される。値xpは、1次フィルタ7(y(n)=(1−α)y(n−1)+αxp)を通過する。1次フィルタ7は、出力yを生成する。ここで、yは、データシフトウィンドウ中の平均ピーク値を表す。
値xpは、比較部8において、スケーリング係数γが適用され、Maxユニット11で最大値が算出されたフィルタ出力yと比較される。xpの現在の最大値がスケーリング係数適用後の平均(フィルタ後)値yよりも小さい場合、ネガティブ(又はノー)クリック指示となり、かつクリック指示(click ind.)が「0」となる。そのような状況下では、マルチプレクサ9の出力は、入力0に切り換えられ、かつメモリ10に格納されたピーク値peは、それが0に達するまで、入力サンプル毎にスケーリング係数βだけ減少させられる。
xpの現在の最大値がスケーリング係数γ適用後の平均ピークy及びスケーリング係数λ適用後のピーク値peの両方よりも大きい場合、クリック指示はポジティブとなり、マルチプレクサ9の出力は、入力1に設定される。この場合、ピーク値peは、xpの現在の最大値と格納されたピーク値とのうちの最大値をとる。
また、カウンタ12は、クリック指示ビット(クリック無しでは0、クリック検出では1)によってコントロールされる。クリック指示が1である場合、カウンタ12はインクリメントされ、そうでない場合、ゼロになるまでデクリメントされる。
カウンタ12に続くエッジ検出部13は、カウンタの0から1への変化又は1から0への変化を検出する。エッジ検出部は、立ち上がりエッジ、すなわち、0から1へのカウンタ変化を検出した場合、「クリック開始」指示を与える。その瞬間、平均ピーク値yが、メモリ14に格納される。エッジ検出部13は、下降エッジ、すなわち、1から0へのカウンタ変化を検出した場合、「クリック終了」指示を与える。その瞬間、クリック開始時のメモリ値が、以前のフィルタ出力の代わりに、フィルタ7に入力される。
クリック音は非常に短いので、カウンタ12のカウントがタイムアウト値よりも大きい場合、タイムアウト回路15は、クリック無し(信号レベル増大は、高い音声入力レベルに起因する可能性がある)と指示し、この出力が、エッジ検出部13の出力に優先する。カウンタ12及びピーク値Peは、ゼロにリセットされ、かつ各機能ブロックは、自身の通常動作状態に戻る。
実際のパラメータは、当業者には明白な設計的選択事項にすぎない。しかしながら、例示的なパラメータ選択を以下に示す。
データシフトウィンドウのウィンドウサイズ=10ms
α=0.85/ms
γ=2
b=0.85/ms
λ=0.3
タイムアウト=60ms
クリックが検出された場合、クリックに関連したデータは(最大50msについて)取り除かれ、代替データに置き換えられる。適切なデータ挿入方法は、音声符号化規格G.711(ITU G.711)に開示があり、その全内容が引用によって本明細書に組み込まれる。
本発明の実施形態によれば、挿入プロセスは、図3に示されたように達成される。そのプロセスは、以下の各ステップで実行される。まず、ステップ20において、通常データの50ms間の履歴が保存される。ユニット2によってクリックが検出された場合、ステップ21において、クリック直前の50ms間の履歴データがメモリから取り出され、自己相関r(m)=Σx(n)x(n+m)を算出するために使用される。
次いで、ステップ22において、5msから15msの間で、時間ウィンドウ中の相関r(m)の最大値が取得される。これは、ピッチ期間を定義する。
ステップ23において、50msの終わりから、ピッチ情報がデータメモリから抽出される。次いで、このピッチ信号は、ステップ24において、全ピッチ期間について延長される。ステップ25において、10ms毎に20%の割合で、線形スケーリングが行われる。線形スケーリングの様子を図4に示す。
信号挿入後に滑らかな切り換えを行えるよう、信号は、図4に示されたように、クリック持続期間終了時の値からクリックの10ms後の値まで拡大される。
最後に、ステップ26において、線形結合による段階的重み付けによるピッチ信号の縮小及び音声データの拡大が、以下の式に従って実行される。
y(n)=h(n)・p(n)+(1−h(n))・d(n)
ここで、h(n)=(N−n)/Nであり、Nは、10ms間のウィンドウ中のデータ数を表し、p(n)は、拡張ピッチ信号を表し、かつd(n)は、ポップ及びクリックノイズ後の音声データを表す。
明細書中のいずれの構成図も本発明の原理を具現する例示的な回路の概念を表すものであるということは、当業者には明らかである。例えば、プロセッサは、専用ハードウェアを用いて提供されるほか、適切なソフトウェアによるソフトウェア実行機能を有したハードウェアを用いて提供されてもよい。プロセッサによって提供される場合のその機能は、1つの専用プロセッサによって、1つの共用プロセッサによって、又は複数の独立したプロセッサによって提供される。複数の独立したプロセッサのうちのいくつかは共有されてよい。さらに、用語「プロセッサ」の明示的な使用を、ソフトウェアを実行する機能を有したハードウェアを除外するものとして解釈してはならない。用語「プロセッサ」は、これらに限定されないが、デジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、ネットワークプロセッサ、特定用途集積回路(ASIC)、利用者書き込み可能ゲートアレイ(FPGA)、ソフトウェアを格納するためのリードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、及び不揮発性ストレージを当然に含む。従来の及び/又は慣習的なその他のハードウェアも含まれてよい。用語「回路」は、明細書中では、機能ブロックを包含するものとして使用されたが、実際にはソフトウェアで実現されてもよい。
1 遅延メモリ
2 クリック検出回路
3 信号追加回路
4 マルチプレクサ
5 データシフトウィンドウ
6 Maxユニット
7 1次フィルタ
8 比較部
9 マルチプレクサ
10 ピーク値メモリ
11 Maxユニット
12 カウンタ
13 エッジ検出部
14 平均ピーク値メモリ
15 タイムアウト回路

Claims (13)

  1. オーディオデータストリーム中のクリック音を減少させる方法であって、
    所定数のサンプルを格納するスライドウィンドウ内で、オーディオデータのサンプルを所定量だけ遅延させる段階と、
    スライドウィンドウ内の現在のサンプル一式のうちの最大値とスケーリング係数を適用されたサンプルから得られたフィルタ後値と比較することによって、前記スライドウィンドウ内の遅延後データ中のクリック音の存在を検出する段階と、
    クリック音に対応する遅延後データ中のオーディオデータを代替データに置き換える段階と
    を有し、
    前記最大値が前記スケーリング係数を適用されたフィルタ後値よりも小さい場合、ネガティブクリック指示が生成され、かつ格納されたピーク値がゼロに達するまで係数βだけ減らされ、
    前記最大値が適切なスケーリング係数を適用されたフィルタ後値及び格納されたピーク値の両方よりも大きい場合、ポジティブクリック指示が生成され、かつ格納されたピーク値が現在の最大値及び現在の格納されたピーク値のうちの大きい方の値に設定され、
    カウンタが、ポジティブクリック指示に応答してインクリメントされ、かつネガティブクリック指示に応答してデクリメントされ、
    立ち上がりエッジ及び降下エッジに応答するエッジ検出部が、カウンタのインクリメントに応答してクリック開始指示を与え、かつカウンタのデクリメントに応答してクリック終了指示を与えることを特徴とする方法。
  2. クリック終了指示に応答して、クリック開始時のサンプルの値が、前記フィルタ後値を生成するためにフィルタに入力されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. カウンタが所定値よりも大きいカウントに達した場合、クリック無し指示が生成されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. クリック指示に応答して、クリック指示より前に保存された通常データと固定数のサンプルによって遅延を受けたデータとの相関の最大値が、クリック期間内の時間ウィンドウ内で決定され、
    ピッチ期間が、前記時間ウィンドウ内のデータから抽出され、
    対応するピッチデータを使用して、代替データを生成することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 延長ピッチ期間に対応するデータが、クリック後のデータでスケーリング及び重み付けされ、挿入されたデータと通常オーディオデータとの間の平滑な切り換えを形成することを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. オーディオデータストリーム中のクリックを減少させるための装置であって、
    スライドウィンドウ中の遅延後の一連のサンプルを格納する遅延ユニットと、
    スライドウィンドウ内の現在のサンプル一式のうちの最大値とスケーリング係数を適用されたサンプルから得られたフィルタ後値との比較により、前記格納された一連のサンプル中のクリックを検出するクリック検出部と、
    クリックの持続期間分だけ前記オーディオデータストリーム内のサンプルを置き換える代替データを生成するユニットと、
    クリックの持続期間の間、前記遅延後のオーディオデータストリームを前記代替データで置き換えるマルチプレクサと
    を具備し、
    前記クリック検出部は、
    スライドウィンドウ上の一連のサンプルを格納するメモリと、
    前記サンプルをフィルタリングし、フィルタ後値を生成するフィルタと、
    前記格納された一連のサンプルのうちの現在の最大値とスケーリング係数を適用された前記フィルタ後値とを比較し、格納された値の現在の最大値がスケーリング係数を適用されたフィルタ後値よりも小さい場合、ネガティブクリック指示を生成し、かつ格納された値の現在の最大値がスケーリング係数を適用されたフィルタ後値及びスケーリング係数を適用された格納されたピーク値よりも大きい場合、ポジティブクリック指示を生成する比較部と、
    ポジティブクリック指示に応答してインクリメントされ、かつネガティブクリック指示に応答してデクリメントされるカウンタと、
    立ち上がりエッジ及び降下エッジに応答し、カウンタのインクリメントエッジに応答してクリック開始指示を与え、かつカウンタのデクリメントエッジに応答してクリック終了指示を与えるエッジ検出部と
    をさらに具備することを特徴とする装置。
  7. マルチプレクサが、ネガティブクリック指示が存在する場合、スケーリング係数で前記ピーク値をゼロに達するまで減少させるように構成されることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. マルチプレクサが、ポジティブクリック指示が存在する場合、格納されたピーク値を、格納された値の現在の最大値及び現在の格納されたピーク値のうちの大きい方の値に設定するように構成されることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. カウンタのカウントが所定の値を超えた場合、エッジ検出部の出力に優先するクリック無し指示を生成するタイムアウトユニットをさらに具備することを特徴とする請求項6に記載の装置。
  10. クリック直前の履歴通常データとクリックの間に取得されたデータとの相関を取り、前記相関から前記代替データを得る相関部をさらに具備することを特徴とする請求項6に記載の装置。
  11. 相関データからピッチ期間を抽出するユニットと、
    クリックの持続期間のピッチ期間を延長するユニットと、
    クリックに続く時間ウィンドウ中のデータで格納されたピッチデータを重み付けするユニットと
    をさらに具備することを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. ピッチデータが、所定の比率で縮小されることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 代替データが、以下の式
    y(n)=h(n)・p(n)+(1−h(n))・d(n)
    に従って重み付けされ、
    ここで、h(n)=(N−n)/Nであり、
    Nは、時間ウィンドウ中のデータサンプル数を表し、p(n)は、拡張ピッチデータを表し、かつd(n)は、クリックイベントのオーディオデータを表すことを特徴とする請求項12に記載の装置。
JP2010187051A 2009-08-25 2010-08-24 オーディオデータストリーム中のクリック音の除去 Active JP5091290B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB0914802A GB2472992A (en) 2009-08-25 2009-08-25 Reduction of clicking sounds in audio data streams
GB0914802.4 2009-08-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011048369A true JP2011048369A (ja) 2011-03-10
JP5091290B2 JP5091290B2 (ja) 2012-12-05

Family

ID=41171862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010187051A Active JP5091290B2 (ja) 2009-08-25 2010-08-24 オーディオデータストリーム中のクリック音の除去

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8311229B2 (ja)
JP (1) JP5091290B2 (ja)
GB (1) GB2472992A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3093848A1 (en) * 2015-05-13 2016-11-16 Thomson Licensing Attenuating method and corresponding device
WO2020094263A1 (en) * 2018-11-05 2020-05-14 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Apparatus and audio signal processor, for providing a processed audio signal representation, audio decoder, audio encoder, methods and computer programs

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10162501A (ja) * 1996-12-03 1998-06-19 Sony Corp 音声情報伝送方法、音声情報伝送装置および音声記録装置
JP2001346147A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Fujitsu Ltd 映像・音声再生装置及び映像・音声再生方法
JP2003295899A (ja) * 2002-03-28 2003-10-15 Fujitsu Ltd 音声入力装置
JP2009122596A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Nec Corp 雑音消去装置、雑音消去方法および雑音消去プログラム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4076969A (en) * 1975-04-07 1978-02-28 Singer & Singer Impulse noise reduction system
DE3028334C2 (de) * 1980-07-25 1983-01-05 Polygram Gmbh, 2000 Hamburg Verfahren zum Beseitigen oder Unterdrücken von akustischen Störsignalen bei für den Wiedergabevorgang aufzubereitenden Audioprogrammen
JPS6035838A (ja) * 1983-08-08 1985-02-23 Victor Co Of Japan Ltd パルス性雑音の低減装置
TW237587B (ja) * 1993-03-19 1995-01-01 Philips Electronics Nv
DE19736517A1 (de) * 1997-08-22 1999-02-25 Alsthom Cge Alcatel Verfahren zur Reduzierung von Störungen bei der Übertragung eines elektrischen Nachrichtensignals
JP3675179B2 (ja) * 1998-07-17 2005-07-27 三菱電機株式会社 オーディオ信号の雑音除去装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10162501A (ja) * 1996-12-03 1998-06-19 Sony Corp 音声情報伝送方法、音声情報伝送装置および音声記録装置
JP2001346147A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Fujitsu Ltd 映像・音声再生装置及び映像・音声再生方法
JP2003295899A (ja) * 2002-03-28 2003-10-15 Fujitsu Ltd 音声入力装置
JP2009122596A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Nec Corp 雑音消去装置、雑音消去方法および雑音消去プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US8311229B2 (en) 2012-11-13
US20110051945A1 (en) 2011-03-03
JP5091290B2 (ja) 2012-12-05
GB2472992A (en) 2011-03-02
GB0914802D0 (en) 2009-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7672840B2 (en) Voice speed control apparatus
TWI518676B (zh) 低複雜度聽覺事件邊界檢測技術
EP1986419A1 (en) Scene change detection device, coding device, and scene change detection method
JP2006189907A (ja) 信号の音声活動を検知する方法と、この方法の実施装置を含む音声信号コーダ
JP5490704B2 (ja) ハウリング抑圧装置、ハウリング抑圧方法、プログラム、及び集積回路
JP6174856B2 (ja) 雑音抑制装置、その制御方法、及びプログラム
WO2012083554A1 (en) A method and an apparatus for performing a voice activity detection
KR100806155B1 (ko) 오디오 속도 변환을 가능하게 하는 방법 및 시스템
JP5091290B2 (ja) オーディオデータストリーム中のクリック音の除去
CN110858487A (zh) 一种音频信号缩放处理方法及装置
US9734840B2 (en) Signal processing device, imaging apparatus, and signal-processing program
JP2010019901A (ja) ディジタル音響信号処理方法及び処理装置
CN111477246A (zh) 语音处理方法、装置及智能终端
JP2007072005A (ja) 非定常雑音判別方法、その装置、そのプログラム及びその記録媒体
US5388221A (en) Adaptive digital audio interpolation system
US8214066B1 (en) System and method for controlling noise in real-time audio signals
CN113470680B (zh) 声音信号处理系统及方法
JP6381367B2 (ja) 音声処理装置、音声処理方法、及び、プログラム
JP5418204B2 (ja) 背景雑音レベル推定装置、方法及びプログラム
JP5346230B2 (ja) 話速変換装置
JP2014232267A (ja) 信号処理装置、撮像装置、およびプログラム
JP2004239930A (ja) パケット損失補償におけるピッチ検出方法と装置
JP4593217B2 (ja) リミッタ・コンプレッサ装置
CN116189700A (zh) 一种通信系统啸叫检测方法和装置
US20060178832A1 (en) Device for the temporal compression or expansion, associated method and sequence of samples

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120814

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120913

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5091290

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250