JP2011048321A - 眼球下転量測定治具、治具貼付装置、および眼球下転量測定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】テープ状マスク3は、一方の面が着脱可能に貼り付けられる粘着部311を有するテープ基材31と、テープ基材31の一方の端部に設けられた折曲部32と、を有している。テープ基材31は、対向する2辺のうち一方の辺を第1辺33、他方の辺を第2辺34とする。測定は、テープ基材31の第1辺33を検査用眼鏡レンズ12の遠用アイポイントラインと一致するように配置し、第2辺34が近用アイポイントラインと一致する幅を有するテープ基材31を選択することによって行われる。
【選択図】図2
Description
また、特許文献1および特許文献2のような眼球運動の測定は、お客様に対して時間的な検査負荷が大きすぎるといった問題や、検査機器が高価すぎるという問題もある。
この発明では、眼球下転量測定治具は、個々の眼球下転量を測定するために検査用眼鏡レンズに貼り付けられるマスクを備えている。マスクには基準線が設けられているので、この基準線が眼鏡レンズの遠用アイポイントと一致するようにマスクを配置して測定を行う。ここで、水平方向とは、このマスクを貼り付けた眼鏡レンズを装着した状態における水平方向である。
これによれば、遠用アイポイントが固定されるので、装着者が近方視したときの視線の位置を確定させることにより眼球下転量を測定することができる。
このように、装着者が実際に装着する眼鏡フレームに検査用眼鏡レンズが装着され、この検査用眼鏡レンズにマスクを用いて測定するので、装着者の視覚動作(眼や頭の動き)だけでなく、装着者が物を見るときの姿勢や癖にも応じた精度の高い測定を行うことができる。
また、測定は、装着者の検査用眼鏡レンズにおける視線が通る位置を確定させるだけでよいので、装着者に負担をかけずに簡単に行うことができるとともに、高価な設備が必要ないので、安価に実施することができる。
また、測定は、眼鏡レンズにおける視線が通るか否かによる判断を行うだけでよいので、装着者に負担をかけずに簡単に行うことができるとともに、高価な設備が必要ないので、安価に実施することができる。
これによれば、基準線と検査用眼鏡レンズの遠用アイポイントとを一致させてマスクを配置し、装着者が実際に装着する眼鏡フレームに検査用眼鏡レンズが装着され、この検査用眼鏡レンズにマスクを用いて測定するので、装着者の視覚動作(眼や頭の動き)だけでなく、装着者が物を見るときの姿勢や癖にも応じた精度の高い測定を行うことができる。
したがって、販売店等の店員が特別な技術を要することなく、簡単に測定および検査を行うことができる。また、テープ状マスクは安価に利用することができるので、コスト低減を図ることができる。
これによれば、装着者は、近方視したときの視線(近用アイポイント)がマスクに形成された複数の線のいずれかに一致するかを判断するだけでよいので、装着者に負担をかけずに簡単に測定を行うことができる。
また、近用アイポイントとなる候補が複数あるので、近用アイポイントの位置をより正確に特定することができ、精度の高い測定を行うことができる。
眼鏡保持部材にはフレーム支持部材が設けられ、フレーム支持部材を移動させることにより、保持された眼鏡の位置を調整することができる。したがって、検査用眼鏡レンズの遠用アイポイントとテープ状マスクの一方の辺との位置合わせを簡単に行うことができる。
この発明によれば、テープ状マスクからなる測定治具を簡単に検査用眼鏡レンズに貼り付けることができる。したがって、販売店等で簡単に測定および検査を行うことができる。
特に、テープのカットと同時に折曲形成部により折曲部を形成すれば、テープ状マスクの形成工程を短縮することができる。
したがって、レンズ載置部の上に測定テープおよび眼鏡を載置し、該眼鏡をレンズ載置部側に押し付けることによって、測定テープに含まれるテープ状マスクを検査用眼鏡レンズに貼り付けることができる。
これによれば、一対のテープ状マスクからなる測定治具を簡単に検査用眼鏡レンズに貼り付けることができるため、販売店等で簡単に測定を行うことができる。
また、テープ状マスクはカバーフィルムで覆われているため、テープ状マスクの表面に塗布された接着剤が露出しないので、取り扱いが容易であり、流通性を向上させることができる。
次に、テープ状マスクを貼り付けた眼鏡を装着者が実際に装着し、近方視したときの視線(近用アイポイント)がテープ状マスクの他方の辺と一致するか否かを判断する判断工程を行う。判断は、装着者が行ってもよいし、測定実施者が行ってもよい。なお、近用アイポイントとテープ状マスクの他方の辺との一致は、検査用眼鏡レンズ上で視線が通るか否かにより行う。
一方、近用アイポイントと、テープ状マスクの他方の辺とが一致したと判断された場合は、該テープ状マスクの幅が眼球下転量となる。
また、測定は、検査用眼鏡レンズにおける視線が通るか否かによる判断を行うだけでよいので、装着者に負担をかけずに簡単に行うことができるとともに、高価な設備が必要ないので、安価に実施することができる。
したがって、販売店等の店員が特別な技術を要することなく、簡単に測定および検査を行うことができる。また、テープ状マスクは安価に利用することができるので、コスト低減を図ることができる。
次に、テープ状マスクを貼り付けた眼鏡を装着者が実際に装着し、近方視したときの視線(近用アイポイント)がテープ状マスクに形成された複数の線のうちいずれの線と一致するかまたは最も近いかの判断を行う。
また、測定は、視線がいずれの線と一致するかまたは最も近いかの判断を行うだけでよいので、装着者に負担をかけずに簡単に行うことができるとともに、高価な設備が必要ないので安価に実施することができる。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
眼球下転量の測定は、販売店等で消費者が実際に購入する眼鏡フレームに検査用眼鏡レンズを装着し、この検査用眼鏡レンズに対して本発明の眼球下転量測定治具を用いて行われる。検査用眼鏡レンズとしては、例えば、度の入っていないアクリル樹脂等が用いられる。そして、測定された眼球下転量に基づいて眼鏡レンズを設計する。この眼鏡レンズは累進屈折力レンズであり、この累進屈折力レンズが設計どおりであるか否かの確認を行う場合は、設計後の眼鏡レンズに対して本発明の眼球下転量測定治具を適用することができる。
また、本実施形態では、眼鏡を装着した場合の鉛直方向を上下方向、眼鏡を装着した場合の水平方向を左右方向として説明する。
図1に示すように、眼鏡レンズ10となる累進屈折力レンズは、上方に位置する遠用部領域11と、下方に位置する近用部領域12と、これら遠用部領域11と近用部領域12との間に位置する累進帯13と、累進帯13の側方に隣接した側方領域14と、を有している。
本実施形態では、眼球下転量として、遠用アイポイントラインFLと近用アイポイントラインNL間の上下方向の距離(長さ)Lを測定するものである。
側方領域14は、非点収差領域と呼ばれるエリアである。側方領域14を通して見ると物が二重に見えたりするため、通常、装着者は側方領域14を通して物を見ない。
眼鏡フレーム20は、眼鏡レンズ10を装着して枠状に取り囲むフレーム枠21と、左右のフレーム枠21を連結するブリッジ22と、フレーム枠21からヒンジを介して回動可能に取り付けられたテンプル23と、を備えている。
なお、眼球下転量の測定は、アクリル樹脂製の検査用眼鏡レンズ12が眼鏡フレーム20に装着された眼鏡100を用いて行われる。以降は、眼鏡フレーム20に検査用眼鏡レンズ12が装着されているものとして説明する。
次に、眼鏡レンズ10における眼球下転量の長さを測定するための測定治具について説明する。ここで、眼球下転量とは、遠用アイポイントFPから近用アイポイントNPまでの距離であり、眼鏡レンズ10における遠用アイポイントラインFLと近用アイポイントラインNL間の上下方向の距離(長さ)Lである。
眼球下転量の長さLを測定するための測定治具として、図2に示すテープ状マスク3を用いる。測定治具は、装着者が実際に購入する眼鏡フレーム20に枠入れされたアクリル樹脂製の検査用眼鏡レンズ12に貼り付けられる。テープ状マスク3としては、例えば市販のメンディングテープ(住友スリーエム株式会社製)を用いることができる。
テープ基材31は、検査用眼鏡レンズ12に貼り付けた状態における上下方向の幅が例えば、10mm、10.5mm、11mm、11.5mm、12mm、12.5mm、13mm、13.5mm、14mm、14.5mm、15mmのものがある。テープ基材31は、対向する2辺により上記の幅を形成しており、対向する2辺のうち一方の辺を第1辺33、他方の辺を第2辺34とする。
なお、上記幅を有する各種テープ基材31のうち、装着者に適切な眼球下転量の長さと一致する幅のテープ基材31で測定した場合は、第1辺33は検査用眼鏡レンズ12の遠用アイポイントラインFLと一致し、第2辺34は検査用眼鏡レンズ12の近用アイポイントラインNLと一致する。
測定は、テープ基材31の第1辺33を検査用眼鏡レンズ12の遠用アイポイントラインFLと一致するように配置し、第2辺34が近用アイポイントラインNLと一致する幅を有するテープ基材31を選択することによって行われる。このテープ基材31の幅が、眼球下転量の長さLとなる。
次に、テープ状マスク3を検査用眼鏡レンズ12に貼り付ける治具貼付装置400について説明する。
図3に示すように、治具貼付装置400は、眼鏡100を保持する眼鏡保持部材5と、眼鏡保持部材5に保持された眼鏡100にテープ状マスク3を供給するテープ供給部材6と、眼鏡保持部材5とテープ供給部材6とを連結する図示しない連結部と、を備えている。
また、第1側面部512の上部、すなわち載置面511の縁部近傍には、載置面511と平行に、凹状の切欠部514が直線状に形成されている。
カッター部62は、送出テープ611を切断する切断部621と、切断部621を受ける切断受部622と、切断された送出テープ611の端部に折曲部32を形成するための折曲支持部623、折曲生成部624、折曲仕上部625と、を有している。なお、折曲支持部623、折曲生成部624、および折曲仕上部625を折曲形成部とする。
切断受部622は、切断部621の切断刃621Aを受ける接触面622Aを有し送出テープ611を挟んで切断部621と対向する位置に固定されている。
切断部621が鉛直上方向(切断受部622に近づく方向)に移動し、切断刃621Aが切断受部622の接触面622Aに接触することにより、送出テープ611は切断される。このように切断されると、テープ基材31と折曲部32とからなるテープ状マスク3が完成する。
把持部641は、折曲部32を把持し、折曲部32を把持した状態で眼鏡100の上部に移動する。そして、左右の検査用眼鏡レンズ12のうちいずれか一方の検査用眼鏡レンズ12の表面に下降し、検査用眼鏡レンズ12の遠用アイポイントラインFLと、テープ状マスク3の第1辺33とが一致するように、テープ状マスク3を検査用眼鏡レンズ12に載置する。なお、把持部641の移動方向は、テープ供給部材6から眼鏡保持部材5までの眼鏡100における左右方向と、検査用眼鏡レンズ12に下降するための鉛直方向である。
制御部642は、把持部641をテープ供給部材6から眼鏡保持部材5に保持された検査用眼鏡レンズ12にまで移動させ、把持部641が上述の所定の動作を行うように制御する。
したがって、テープ状マスク3の第1辺33と、検査用眼鏡レンズ12の遠用アイポイントラインFLとの位置合わせは、フレーム支持部材52を移動させることで眼鏡保持部材5に保持された眼鏡100の位置を調整する。
次に、治具貼付装置400を用いてテープ状マスク3を形成するマスク形成工程と、テープ状マスク3を検査用眼鏡レンズ12に貼り付けるマスク貼付工程と、貼り付けられたテープ状マスク3により、眼球下転量を測定する測定工程について説明する。
まず、図3に示すように、眼鏡100の眼鏡フレーム20を開き、検査用眼鏡レンズ12とベース51の載置面511とが対向するように、すなわちテンプル23が第1側面部512に沿う状態となるように、眼鏡100をベース51に載置する。検査用眼鏡レンズ12には、予め遠用アイポイントFPが確定され、その位置にマークが付けられている。したがって、眼鏡100をベース51に載置すると、図示しない制御手段によりフレーム支持部材52が移動し、遠用アイポイントFPと位置合わせラインPLとの位置合わせが自動的に行われる。このように遠用アイポイントFPに位置合わせされた位置合わせラインPLは、検査用眼鏡レンズ12における遠用アイポイントラインFLとなる。
次に、テープ状マスク3を形成する。装着者に対して予測される眼球下転量の長さLと同じ幅を有するメンディングテープをテープ供給部材6の送出部61に取り付ける。その後、送出部61から送出テープ611を送り出し、最初の折曲部32を形成するために、適当な位置で切断処理を行う。なお、ここで行う切断処理は、送出テープ611を最初に使用する際に、送出テープ611の端部に折曲部32を形成するために行うものであり、これ以降の工程では、送出テープ611の端部から所定距離ごとに同様の切断処理が行われる。
図4(A)は、切断部621が鉛直上方向に移動して切断受部622の接触面622Aに接触し、切断刃621Aにより送出テープ611が切断された状態である。このように送出テープ611が切断された直後は、図4(B)に示すように、折曲生成部624が鉛直下方向に移動し、送出テープ611の端部は折曲支持部623の壁面623Aと上面623Bとに沿って折り目が形成される。次に、図4(C)に示すように、折曲支持部623および折曲生成部624を互いに離れる方向に移動させた後、折曲仕上部625を送出テープ611の進行方向とは反対の方向に移動させ、送出テープ611の折り目により形成された折曲端部を押し込む。これにより、図4(D)に示すような折曲部32が形成される。
次に、図5(B)に示すように、把持部641により、テープ状マスク3を検査用眼鏡レンズ12の上部まで移動させる。
さらに、把持部641を制御して鉛直下方向(検査用眼鏡レンズ12に近づく方向)に移動させ、検査用眼鏡レンズ12の遠用アイポイントラインFLとテープ状マスク3の第1辺33とが一致するように、テープ状マスク3を検査用眼鏡レンズ12上に載置する(図5(C)参照)。
テープ状マスク3は、圧着部材631により検査用眼鏡レンズ12の表面に圧着される。テープ状マスク3が検査用眼鏡レンズ12に貼り付けられると、圧着部材631を剥がす。
このようにして、一方の検査用眼鏡レンズ12にテープ状マスク3を貼り付けた後、ベース51の位置を調整し、同様にして他方の検査用眼鏡レンズ12にテープ状マスク3を貼り付ける。
装着者は、検査用眼鏡レンズ12にテープ状マスク3が貼り付けられた眼鏡100を装着し、遠方視および近方視した際の視線の位置を確認する。
具体的には、図6(A)に示すように、眼鏡100を装着した状態で、正面視をした場合の瞳中心(視線)が、テープ状マスク3の第1辺33を通過するか否かを確認する(遠用アイポイントの確認)。なお、本実施形態では、遠用アイポイントは予め正面視をした場合の瞳中心の位置を確定しているため、第1辺33上を視線が通過するのは当然である。なお、視線が第1辺33上を通過しない場合は、再度遠用アイポイントラインFLを確定させた後に、再度測定を実施する。
以上のような第1実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
本実施形態では、所定の幅を有するテープ状マスク3を用いて、各個人の眼球下転量の長さLを測定する。測定実施者は、各種幅のテープ状マスク3を検査用眼鏡レンズ12の表面に貼り付けるだけでよいので、簡単かつ安価に測定を行うことができる。特に、店頭などで簡単に行えるため、有用性が高い。
また、装着者が実際に装着する眼鏡フレームを装着した状態で測定を行うことができるので、装着者の頭および眼球運動(視覚動作)だけでなく、装着者の姿勢にも応じた測定を行うことができる。したがって、眼鏡フレームや装着者の物を見る時の癖(姿勢)にも応じた各個人に最適な眼球下転量の長さLを精度高く測定することができる。
また、テープ状マスク3は粘着部同士が貼り付けられて形成された折曲部32を有しているので、把持部641は折曲部32を把持しやすく、テープ状マスク3を移動させたり、貼り付けたり、剥がしたりする操作を簡単かつ効率よく実施することができる。また、テープ状マスク3の粘着部311は、着脱自在となる程度の粘着力であるので、検査用眼鏡レンズ12から簡単に剥がすことができる。
さらに、眼鏡保持部材5とテープ供給部材6とは眼鏡100の上下方向に対して予め位置決めされており、テープ状マスク3の第1辺33と遠用アイポイントラインFLとの位置合わせは、フレーム支持部材52を移動させるだけでよい。したがって、各眼鏡フレームに応じて簡単に位置合わせを行うことができる。
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。第2実施形態の眼鏡レンズ(累進屈折力レンズ)は第1実施形態と同様の構成であるので説明を省略する。
図8には、第2実施形態にかかる眼球下転量測定治具が検査用眼鏡レンズ12に貼付された状態が示されている。第2実施形態では、眼球下転量の長さを測定するための測定治具として、図8に示すテープ状マスク70を用いる。
テープ状マスク70は、透視可能な透明なフィルムで形成され、一方の面が着脱可能に貼り付けられる長方形状の接着部71と、接着部71の対向する2辺に隣接して設けられる一対の非接着部72と、を有している。ここで、透視可能な透明なフィルムは、テープ状マスク70を介して文字が読める程度に透視できる透明度を有する。
接着部71は、無色透明であり、その表面には複数のマークが形成されている。遠用アイポイントFPを示すFPライン73と、近用アイポイントと予測される領域に形成される第1のNPライン74、第2のNPライン75、および第3のNPライン76と、を有している。接着部71の左右方向の長さは特に限定されないが、検査用眼鏡レンズ12の左右方向の幅より小さい。
第1のNPライン74、第2のNPライン75、および第3のNPライン76は、近用アイポイントNPがあると予測される領域に形成され、FPライン73と平行に形成される直線である。これらの線の幅は特に限定されないが、例えば1mmである。また、これらの線の間隔は特に限定されないが、例えば2mmである。また、第1のNPライン74、第2のNPライン75、および第3のNPライン76は、互いに異なる不透明な色で形成され、第1のNPライン74は赤色、第2のNPライン75は緑色、第3のNPライン76は青色である。
非接着部72は、検査用眼鏡レンズ12に接着されていない部分である。この非接着部72を把持することでテープ状マスク70を検査用眼鏡レンズ12を容易に剥離することができる。
次に、テープ状マスク70を検査用眼鏡レンズ12に貼り付ける治具貼付装置について説明する。
まず、治具貼付装置に載置される測定テープについて説明する。図9および図10に示すように、測定テープ700は、基材フィルム711とカバーフィルム712とが積層され、基材フィルム711とカバーフィルム712との間にテープ状マスク70を有している。基材フィルム711とテープ状マスク70とは、第1の接着層720によって接着している。また、テープ状マスク70のカバーフィルム側の面には、第2の接着層730が形成されている。第2の接着層730は、テープ状マスク70の接着部71に対応する領域に形成される。すなわち、第2の接着層730が形成されない領域は、テープ状マスク70の非接着部72である。なお、第2の接着層730をテープ状マスク70の一方の面全体に形成し、非接着部72に相当する領域に印刷を施すことで接着剤の粘着性を弱めることにより非接着部72を形成してもよい。
まず、カバーフィルム712を基材フィルム711から剥離する。カバーフィルム712と第2の接着層730との接着強度は、テープ状マスク70と第2の接着層730との接着強度より弱い。したがって、カバーフィルム712と第2の接着層730との間で剥離する。これにより、テープ状マスク70の表面に第2の接着層730が露出する。
次に、テープ状マスク70の表面に露出した第2の接着層730にアクリル樹脂製の検査用眼鏡レンズ12を押し付け、テープ状マスク70を検査用眼鏡レンズ12に貼り付ける。
そして、基材フィルム711をテープ状マスク70から剥離する。テープ状マスク70と第1の接着層720との接着強度は、基材フィルム711と第1の接着層720との接着強度より弱い。したがって、テープ状マスク70と第1の接着層720との間で剥離する。これにより、テープ状マスク70は第2の接着層730を介して検査用眼鏡レンズ12に貼り付けられた状態となる。
次に、検査用眼鏡レンズ12に貼り付けられたテープ状マスク70により眼球下転量の測定を行った後、テープ状マスク70を検査用眼鏡レンズ12から剥離する。このとき、検査用眼鏡レンズ12と第2の接着層730との接着強度は、テープ状マスク70と第2の接着層730との接着強度より弱いため、検査用眼鏡レンズ12と第2の接着層730との間で剥離する。
このようにして検査用眼鏡レンズ12は、テープ状マスク70および第2の接着層730が全て除去され、元の状態に復元される。
例えば、基材フィルム711としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリオレフィン、ポリスチレン、およびポリ塩化ビニル等からなる群より選択される少なくとも一種の材料を含むシートであることが好ましい。また、基材フィルム711の厚さは3μm以上500μm以下であることが好ましい。
カバーフィルム712としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリオレフィン、ポリスチレン、およびポリ塩化ビニル等からなる群より選択される少なくとも一種の材料を含むシートで、剥離剤が塗布されていることが好ましい。カバーフィルム712の厚さは3μm以上500μm以下であることが好ましい。
テープ状マスク70としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリオレフィン、ポリスチレン、およびポリ塩化ビニル等からなる群より選択される少なくとも一種の材料を含むシートで、剥離剤が塗布されていることが好ましい。テープ状マスク70の厚さは3μm以上500μm以下であることが好ましい。
第二の接着剤730に使用される接着剤としては、アクリル樹脂系、ゴム系、ウレタン樹脂系、シリコン樹脂系、ビニルエーテル系、およびエポキシ系樹脂系からなる群より選択される少なくとも一種の材料を含む層であることが好ましい。第二の接着剤730の厚さは1μm以上200μm以下であることが好ましい。
眼鏡保持台810およびレンズ載置部820の表面には、テープ状マスク70のFPライン73との位置合わせを行うための左右方向に延びる位置合わせラインPLと、中間部813上でフレーム20の中央線との位置あわせを行うための上下方向に延びるフレーム基準線BLと、が形成されている。
係合部840は、一対のレンズ載置部820の外側に凸状に形成されている。係合部840は、測定テープ700の貫通孔740と係合して測定テープ700を固定する。
したがって、治具貼付装置800の位置合わせラインPLと係合部840の位置関係と、測定テープ700のFPライン73と貫通孔740との位置関係と、が一致するようにそれぞれを設計する。
次に、治具貼付装置800を用いてテープ状マスク70を検査用眼鏡レンズ12に貼り付けるマスク貼付工程と、貼り付けられたテープ状マスク70により、眼球下転量を測定する測定工程について説明する。
(3−1.マスク貼付工程)
図12(A)に示すように、治具貼付装置800の載置面811上に、測定テープ700を載置する。このとき、測定テープ700の一対の貫通孔740を治具貼付装置800の係合部840に係合させて、測定テープ700の位置を固定する。ここで、位置合わせラインPLとFPライン73とが一致することを確認する。
そして、眼鏡100がフレーム基準線BLおよびフレーム支持部材830に当接するように、一対の検査用眼鏡レンズ12の外側の表面を一対のレンズ載置部820の低反発性素材に押し付ける。これにより、図12(C)に示すように、検査用眼鏡レンズ12とテープ状マスク70が第2の接着層730を介して接着する。
次に、検査用眼鏡レンズ12に貼り付けられたテープ状マスク70により眼球下転量を測定する測定工程について説明する。
装着者は、検査用眼鏡レンズ12にテープ状マスク70が貼り付けられた眼鏡100を装着し、遠方視および近方視した際の視線の位置を確認する。
具体的には、眼鏡100を装着した状態で正面視した場合の瞳中心(視線)が、テープ状マスク70のFPライン73を通過するか否かを確認する。次に、眼鏡100を装着した状態で、読書をしている(近方視)場合の瞳中心(視線)がどの位置を通過するかを確認する。本実施形態では、第1のNPライン74、第2のNPライン75、および第3のNPライン76が形成されているので、装着者はこれらのラインのうち、自分の視線が通過する位置と最も近いラインを判断する。
以上のような第2実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
本実施形態では、遠用アイポイントを示すFPライン73、近用アイポイントを示す第1のNPライン74、第2のNPライン75、第3のNPライン76が形成されたテープ状マスク70を用いて眼球下転量の長さを測定する。
これによれば、装着者が実際に装着する眼鏡100を装着した状態で測定を行うことができるので、装着者の頭および眼球運動(視覚動作)だけでなく、装着者の姿勢にも応じた測定を行うことができる。したがって、眼鏡フレームや装着者の物を見るときの癖にも応じた個々に最適な眼球下転量の長さを精度高く測定することができる。
特に、第2実施形態では、実際に測定を行う際には、装着者には、テープ状マスク70に形成された第1のNPライン74、第2のNPライン75、および第3のNPライン76の3本にラインよりも多くのラインが見える。通常、ラインの数が多いほどライン間の距離が狭くなるので、測定の精度が向上する。したがって、少ないラインの数であっても精度高く測定を行うことができる。
なお、第1のNPライン74、第2のNPライン75、および第3のNPライン76の幅や間隔を調整することで、装着者に実際に見えるラインの数を調整することができるため、有用性が高い。
特に、店頭等にいる測定実施者にとって、検査用眼鏡レンズ12をテープ状マスク70に押し付けるだけで貼り付けることができるので、簡単に測定の準備を行うことができ、有用性が高い。
また、テープ状マスク70は、非接着部72を有しているので、非接着部72を把持することにより簡単にテープ状マスク70を検査用眼鏡レンズ12から剥離することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的および効果を達成できる範囲内での変形や改良が、本発明の内容に含まれるものであることはいうまでもない。
例えば、上記第1実施形態では、フレーム支持部材52が自動で移動することとしたが、手動で位置合わせを行うこととしてもよい。これによれば、フレーム支持部材52を制御する制御手段を必要としないため、より簡単な構成とすることができる。
これによれば、各ラインの幅、間隔および色を調整するだけで、それぞれ異なる色のラインを見える状態にすることができる。色の種類が豊富であるので、装着者には判断しやすく、装着者の負担を低減することができる。
さらに、上記第2実施形態では、測定テープ700は、基材フィルム711とカバーフィルム712との間にテープ状マスク70を有する構成となっていたが、この構成に限られない。例えば、図18に示すように、1枚の基材フィルム790に切欠部791を形成することにより、テープ状マスク70を切取可能に形成してもよい。この場合、テープ状マスク70は容易に切り取れるように、切欠部791を長く形成し連結部を少なく形成することが好ましく、例えばテープ状マスク70の四隅のみを連結させる状態に形成する。これによれば、材料コストの低減を図ることができる。
Claims (13)
- 装着者が実際に装着する眼鏡フレームに装着される眼鏡レンズの遠用アイポイントから近用アイポイントまでの距離である眼球下転量を測定する眼球下転量測定治具であって、
前記眼鏡フレームに装着された検査用眼鏡レンズ表面に形成され、前記遠用アイポイントを通過して水平方向に延びる基準線が設けられたマスクを備えたことを特徴とする眼球下転量測定治具。 - 請求項1に記載の眼球下転量測定治具において、
前記マスクは、前記装着者に予測される眼球下転量と同じ幅と、互いに対向する2辺とを有し、
前記基準線は、前記マスクの対向する2辺のうちいずれか一方であることを特徴とする眼球下転量測定治具。 - 請求項1に記載の眼球下転量測定治具において、
前記マスクは、互いに対向する2辺を有し、
前記基準線は、前記対向する2辺から離れた位置に設けられたことを特徴とする眼球下転量測定治具。 - 請求項2に記載の眼球下転量測定治具において、
前記マスクは、前記対向する2辺のうちいずれか他方が、前記近用アイポイント側に向けられて配置され、
テープ基材と、このテープ基材の検査用眼鏡レンズ側に設けられ前記検査用眼鏡レンズに着脱自在に貼り付ける粘着部と、を有するテープ状マスクであることを特徴とする眼球下転量測定治具。 - 請求項2または請求項3に記載の眼球下転量測定治具において、
前記マスクは、前記検査用眼鏡レンズの表面の前記近用アイポイントがあると予測される領域に前記基準線と平行に形成される複数の線を有し、
テープ基材と、このテープ基材の検査用眼鏡レンズ側に設けられ前記検査用眼鏡レンズに着脱自在に貼り付ける粘着部と、を有するテープ状マスクであることを特徴とする眼球下転量測定治具。 - 請求項5に記載の眼球下転量測定治具において、
前記複数の線は、互いに異なる色の線であることを特徴とする眼球下転量測定治具。 - 請求項4に記載の眼球下転量測定治具を検査用眼鏡レンズに貼り付ける治具貼付装置であって、
前記検査用眼鏡レンズが眼鏡フレームに取り付けられた眼鏡を保持する眼鏡保持部材と、
この眼鏡保持部材で保持された眼鏡に前記テープ状マスクを供給するテープ供給部材と、を備え、
前記眼鏡保持部材は、
前記検査用眼鏡レンズに対向するベースと、
このベースに検査用眼鏡レンズのアイポイントを通過して水平方向に延びて形成される水平注視野に直交する方向に移動自在に取り付けられた前記眼鏡フレームを支持するフレーム支持部材と、を有し、
前記テープ供給部材は、
前記テープ状マスクをカットするカッター部材と、
このカッター部材でカットされたテープ状マスクを前記眼鏡保持部材で保持された眼鏡まで搬送し、前記テープ状マスクをその一方の辺が前記水平注視野に沿うように貼り付けるレンズ貼付部材と、を有する
ことを特徴とする治具貼付装置。 - 請求項4に記載の眼球下転量測定治具において、
前記テープ状マスクの端部は前記粘着部同士が重合するように折り曲げて形成されていることを特徴とする眼球下転量測定治具。 - 請求項7に記載された治具貼付装置において、
前記カッター部材は、前記テープ状マスクの端部を折り曲げる折曲形成部を有することを特徴とする治具貼付装置。 - 請求項5または請求項6に記載の眼球下転量測定治具を検査用眼鏡レンズに貼り付ける治具貼付装置であって、
一対の前記テープ状マスクを備えた測定テープおよび前記眼鏡を保持する眼鏡保持台を備え、
前記眼鏡保持台の上面には、
前記検査用眼鏡レンズに対応する位置に設けられた低反発性素材からなるレンズ載置部と、
前記検査用眼鏡レンズの水平方向と直交する方向に移動自在に取り付けられ、前記眼鏡のフレームを支持するフレーム支持部材と、を有することを特徴とする治具貼付装置。 - 請求項10に記載の治具貼付装置において、
前記測定テープは、基材フィルムとカバーフィルムとを備え、
前記基材フィルムと前記カバーフィルムとの間に一対の前記テープ状マスクを有することを特徴とする治具貼付装置。 - 装着者が実際に装着する眼鏡フレームに装着される眼鏡レンズの遠用アイポイントから近用アイポイントまでの距離である眼球下転量を測定する方法であって、
前記眼鏡フレームに装着された検査用眼鏡レンズ表面に対して前記装着者に予測される眼球下転量と同じ幅を有するテープ状マスクを用い、このテープ状マスクの互いに対向する2辺のうちいずれか一方の辺を前記検査用眼鏡レンズにおける遠用アイポイントを通過するように位置決めし、いずれか他方の辺を前記検査用眼鏡レンズにおける近用アイポイント側に向けて前記検査用眼鏡レンズに貼り付けるマスク貼付工程と、
このテープ状マスクが貼り付けられた検査用眼鏡レンズが眼鏡フレームに設けられた眼鏡を前記装着者が装着して近用アイポイントが前記テープ状マスクの他方の辺と一致しているか否かを判断する判断工程と、を備え、
この判断工程で近用アイポイントが前記テープ状マスクの他方の辺と一致していないと判断した場合には前記テープ状マスクを検査用眼鏡レンズから剥がし、幅寸法の異なるテープ状マスクを貼り付けて再度判断工程を実施することを特徴とする眼球下転量測定方法。 - 装着者が実際に装着する眼鏡フレームに装着される眼鏡レンズの遠用アイポイントから近用アイポイントまでの距離である眼球下転量を測定する方法であって、
請求項10に記載の治具貼付装置を用いて、前記テープ状マスクに設けられた基準線と前記遠用アイポイントとが一致するように前記眼鏡フレームを位置決めし、前記検査用眼鏡レンズを前記測定テープ側に押し付けることで前記検査用眼鏡レンズに前記テープ状マスクを貼り付けるマスク貼付工程と、
このテープ状マスクが貼り付けられた検査用眼鏡レンズが眼鏡フレームに設けられた眼鏡を前記装着者が装着して近用アイポイントが前記テープ状マスクに形成された複数の線のうちいずれの線と一致しているかを判断する測定工程と、を備えたことを特徴とする眼球下転量測定方法。
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