JP2011047912A - 3次元配向計測装置、当該装置を備えた顕微鏡、および3次元配向計測方法 - Google Patents

3次元配向計測装置、当該装置を備えた顕微鏡、および3次元配向計測方法 Download PDF

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靖則 小森
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Abstract

【課題】分子の3次元配向を計測可能な3次元配向計測装置を提供する。
【解決手段】計測対象の分子から到来する到来光に基づいて分子の配向を計測する3次元配向計測装置であって、到来光を少なくとも第1方向に振動する第1偏光と第2方向に振動する第2偏光と第3方向に振動する第3偏光とに分割する分割部108と、第1偏光と第2偏光と第3偏光とに基づいて、分子の配向を検出する配向検出部110とを備える。ここで、配向検出部110は、第1偏光の第1強度と第2偏光の第2強度と第3偏光の第3強度とを計測する強度計測部と、第1強度と第2強度と第3強度とに基づいて、分子の配向を計測する配向計測部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、計測対象の分子から到来する到来光に基づいて分子の配向を計測する3次元配向計測装置、当該装置を備えた顕微鏡、および3次元配向計測方法に関する。
図12は、従来の顕微鏡700の構成を示す模式図である。特許文献1は、顕微鏡700と実質的に同様の構成を有する顕微鏡を開示する。
顕微鏡700は、計測対象の試料701(例えば、分子)をのせる試料台702と、試料701に励起光を照射する照射部704と、試料701から到来する到来光を受光する受光部706と、試料701から到来する到来光に基づいて試料701の配向を計測する配向計測装置707と、試料701の配向を示す情報を出力する出力部712とを備える。
配向計測装置707は、分割部708と第1検出部710aと第2検出部710bと制御・記録装置711とを備える。分割部708は、到来光を2つの偏光(0°方向に振動する偏光Aと、90°方向に振動する偏光B)に分割する。第1検出部710aは、偏光Aを検出する。第2検出部710bは、偏光Bを検出する。制御・記録装置711は、第1検出部710aと第2検出部710bとの検出タイミングを同期し、検出情報を記録する。出力部712は、第1検出部710aと第2検出部710bとで検出した像を組み合わせ、出力する。
特開平8−254654号公報
従来の配向計測装置及び顕微鏡では、計測対象の分子からの到来光を第1方向に振動する第1偏光と第2方向に振動する第2偏光とに分割する。そして、到来光に関する情報を第1方向と第2方向とで分析し、分子配向を計測する。従って、計測し得る配向情報は、2次元に限られる。さらに、従来の配向計測装置では、第1偏光と第2偏光とを各々別の検出装置で検出し、各々の検出装置で検出した像を組み合わせる。そのため、各々の検出装置の検出タイミングを同期し、検出情報を記録するための制御・記録装置が必要である。さらに、従来の配向計測装置では、各々の検出装置で検出するため、xy平面における位置情報を取得できない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、計測対象物の配向の3次元計測を実現することができる3次元配向計測装置、当該装置を備えた顕微鏡、および3次元配向計測方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る3次元配向計測装置の特徴構成は、計測対象の分子から到来する到来光に基づいて分子の配向を計測する3次元配向計測装置であって、到来光を少なくとも第1方向に振動する第1偏光と第2方向に振動する第2偏光と第3方向に振動する第3偏光とに分割する分割部と、第1偏光と第2偏光と第3偏光とに基づいて、分子の配向を検出する配向検出部とを備えることにある。
背景技術の項目で説明したように、従来の配向計測装置では、計測対象の分子からの到来光を第1方向に振動する第1偏光と第2方向に振動する第2偏光とに分割する。そして、到来光に関する情報を第1方向と第2方向とで分析し、分子配向を計測する。従って、計測し得る配向情報は、2次元に限られる。一方、本発明の3次元配向計測装置によれば、計測対象の分子からの到来光を少なくとも3つの偏光(第1方向に振動する第1偏光と第2方向に振動する第2偏光と第3方向に振動する第3偏光)に分割する。そして、到来光に関する情報を3方向(第1方向と第2方向と第3方向)で分析し、分子配向を計測する。その結果、3次元の配向情報を計測し得る。
さらに、従来の配向計測装置では、第1偏光と第2偏光とを各々別の検出装置で検出し、各々の検出装置で検出した像を組み合わせる。そのため、各々の検出装置の検出タイミングを同期し、検出情報を記録するための制御・記録装置が必要である。一方、本発明の3次元配向計測装置によれば、第1偏光と第2偏光と第3偏光とを1つの検出装置で検出する。従って、検出タイミングを同期し、検出情報を記録する必要がなく、制御・記録装置が不要である。その結果、制御・記録装置を経由することで生じていたノイズを低減し得、さらに、制御・記録装置を経由することで低下していた時間分解能を向上し得る。
さらに、本発明の3次元配向計測装置は、顕微鏡の部品として構成し得る。従って、従来の顕微鏡の光学系に本発明の3次元配向計測装置を組み込むことで、3次元配向の計測が可能な新規な顕微鏡を容易に実現し得る。
本発明に係る3次元配向計測装置において、配向検出部は、第1偏光の第1強度と第2偏光の第2強度と第3偏光の第3強度とを計測する強度計測部と、第1強度と第2強度と第3強度とに基づいて、分子の配向を計測する配向計測部とを備えてもよい。
本発明の3次元配向計測装置の構成によれば、強度計測部によって光強度を計測することができる。更に配向計測部を備えている。従って、分割された輝点間の光強度の比較から計測対象の分子の3次元配向を計測し得る。
本発明に係る3次元配光計測装置において、第1偏光と第2偏光と第3偏光とに基づいて、第1偏光の像と第2偏光の像と第3偏光の像とを結像する結像部を備えてもよい。
従来の配向計測装置では、2つの検出装置で検出した像を組み合わせるため、xy平面における位置情報を取得できない。一方、本発明の3次元配向計測装置によれば、第1偏光の像と第2偏光の像と第3偏光の像とを結像し、1つのカメラで録画し得るため、計測対象の分子のxy平面における位置情報を取得し得る。
さらに、本発明の3次元配向計測装置によれば、複数の分子の各々の偏光の像を重畳して結像し得る。従って、複数の分子の配向を計測し得る。
本発明に係る3次元配向計測装置において、前記第1偏光の配置と前記第2偏光の配置と前記第3偏光の配置とを示すテンプレートを記憶した記憶部と、複数の分子から到来する到来光に基づく複数の偏光と前記テンプレートとを照合し、前記第1偏光と前記第2偏光と前記第3偏光とを選択する選択部とを備えてもよい。
本発明の3次元配向計測装置の構成によれば、第1偏光の配置と第2偏光の配置と第3偏光の配置とを示すテンプレートと複数の分子から到来する到来光に基づく複数の偏光とを照合することにより、第1偏光の配置と第2偏光の配置と第3偏光の配置とを判別し得る。その結果、計測対象の分子の偏光を容易に短時間で特定し得、計測対象の分子の配向を計測することができる。
本発明に係る3次元配向計測装置において、到来光は、単一ダイポール由来の到来光を含んでもよい。
本発明の3次元配向計測装置の構成によれば、単一ダイポール由来の到来光を少なくとも第1偏光と第2偏光と第3偏光とに3分割し、3つの偏光の光強度比較からダイポールの配向を求め得る。
上記課題を解決するため、本発明に係る顕微鏡の特徴構成は、分子を観察する顕微鏡であって、分子に励起光を照射する照射部と、分子から到来する到来光を受光する受光部と、上記記載の3次元配向計測装置と、分子の配向を示す情報を出力する出力部とを備えることにある。
本発明の顕微鏡は、従来の顕微鏡の光学系に本発明の3次元配向計測装置を組み込むことで構成し得る。従来の顕微鏡との互換性が良好であり、3次元配向の計測が可能な新規な顕微鏡を容易に実現し得る。
上記課題を解決するため、本発明に係る3次元配向計測方法の特徴構成は、計測対象の分子から到来する到来光に基づいて分子の配向を計測する3次元配向計測方法であって、到来光を少なくとも第1方向に振動する第1偏光と第2方向に振動する第2偏光と第3方向に振動する第3偏光とに分割する分割工程と、第1偏光と第2偏光と第3偏光とに基づいて、分子の配向を検出する配向検出工程とを包含することにある。
本発明に係る3次元配向計測方法によれば、上記説明した本発明の3次元配向計測装置と同様の作用効果を奏する。すなわち、本発明に係る3次元配向計測方法によれば、計測対象の分子からの到来光を第1方向に振動する第1偏光と第2方向に振動する第2偏光と第3方向に振動する第3偏光とに分割する。そして、到来光に関する情報を第1方向と第2方向と第3方向とで分析し、分子配向を計測する。その結果、3次元の配向情報を計測し得る。
本発明に係る3次元配向計測方法において、配向検出工程は、第1偏光の第1強度と第2偏光の第2強度と第3偏光の第3強度とを計測する強度計測工程と、第1強度と第2強度と第3強度とに基づいて、分子の第1回転角と分子の第2回転角とを算出する算出工程とを包含してもよい。第1回転角は、到来光の光軸に直交する平面内での回転角を示し、第2回転角は、到来光の光軸に対する回転角を示す。
本発明の3次元配向計測方法の構成によれば、到来光の光軸に直交する平面内での分子の回転角と到来光の光軸に対する分子の回転角とを算出し得る。その結果、3次元の配向情報を計測し得る。
本発明の第1実施形態の3次元配向計測装置を備えた顕微鏡の構成を示す模式図である。 分割部の詳細な構成を示す模式図である。 3次元配向計測の原理を示す模式図である。 配向検出部の詳細な構成を示す模式図である。 計測対象の分子(タンパク質)と蛍光色素(テトラメチルローダミン)とを示す模式図及び蛍光色素の構造式を示す図である。 本発明の第1実施形態の顕微鏡を用いた3次元配向計測方法を示すフローチャートである。 出力部に示された第1回転角(Φ)と第2回転角(Θ)とを示すグラフである。 本発明の第2実施形態の3次元配向計測装置に含まれる配向検出部の構成を示す模式図である。 記憶部に記憶されているテンプレートの一例を示す模式図及び輝点の認識方法を説明する模式図である。 分割部108で分割され結像部301で結像した像の一例を示す写真である。 本発明の第2実施形態の3次元配向計測方法を示すフローチャートである。 従来の顕微鏡の構成を示す模式図である。
図1から図11を参照して本発明の3次元配向計測装置、当該装置を備えた顕微鏡、および3次元配向計測方法に関する実施形態を説明する。本発明は、以下に説明する実施形態や図面に記載される構成に限定されることを意図せず、当該構成と均等な構成も含む。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態の3次元配向計測装置を備えた顕微鏡の構成を示す模式図である。顕微鏡100は、計測対象を観察する顕微鏡である。
顕微鏡100は、計測対象の試料1をのせる試料台102と、試料1に励起光を照射する照射部104と、試料1から到来する到来光を受光する受光部106と、試料1から到来する到来光に基づいて試料1の配向を計測する3次元配向計測装置107と、試料1の配向を示す情報を出力する出力部112とを備える。
3次元配向計測装置107は、分割部108と配向検出部110とを備える。分割部108は、到来光を4つの偏光(第1方向に振動する第1偏光と、第2方向に振動する第2偏光と、第3方向に振動する第3偏光と、第4方向に振動する第4偏光)に分割する。配向検出部110は、4つの偏光に基づいて、試料1の配向を検出する。
以下、顕微鏡100の各構成部の機能を説明する。
試料台102に試料1としてタンパク質の分子(以下、単に「分子」と称する。)を含むサンプルをのせる。分子には、蛍光色素として、例えば、テトラメチルローダミンが結合されている。
照射部104は、分子に励起光を照射する。このとき、分子から、当該分子の単一ダイポールに関する情報を有する蛍光が発光される。受光部106は、蛍光を受光する。例えば、顕微鏡の対物レンズが受光部106として機能する。蛍光は3次元配向計測装置107に入射する。3次元配向計測装置107は、蛍光に基づいて分子の配向を計測する。出力部112は、分子の配向を示す情報を表示する。例えば、表示装置が出力部112として機能する。
分割部108は、蛍光を4つの偏光(例えば、0°方向に振動する第1偏光と、90°方向に振動する第2偏光と、45°方向に振動する第3偏光と、135°方向に振動する第4偏光)に分割する。4つの偏光は、配向検出部110に入射する。配向検出部110は、4つの偏光に基づいて、分子の配向を検出する。
上記実施形態では、蛍光を4つの偏光に分割しているが、本発明の第1実施形態の3次元配向計測装置107によれば、計測対象の分子からの到来光を少なくとも3つの偏光に分割すればよい。そして、到来光に関する情報を第1方向と第2方向と第3方向とで分析し、分子配向を計測する。その結果、3次元の配向情報を計測し得る。
本発明の第1実施形態の3次元配向計測装置107によれば、単一ダイポール由来の到来光を少なくとも第1偏光と第2偏光と第3偏光とに3分割し、3つの偏光の光強度比較からダイポールの配向を求め得る。
図2は、分割部108の詳細な構成を示す模式図である。分割部108は、光路を2つに分割するハーフミラー108bと、光を偏光する第1偏光素子108cと、光路を変更する第1ミラー108dと、光路を変更するプリズム108eと、結像レンズ108fと、光路を変更する第2ミラー108gと、光を偏光する第2偏光素子108hとを含む。
第1偏光素子108cは、到来光を第1の方向に振動する第1偏光と第2の方向に振動する第2偏光とに分割する。第2偏光素子108hは、到来光を第3の方向に振動する第3偏光と第4の方向に振動する第4偏光とに分割する。結像レンズ108fは、第1偏光素子108cと第2偏光素子108hとで分割された4つの偏光の各々の像が配向検出部110で結像するように、4つの偏光を配向検出部110に集める。
以下、分割部108の各構成部の機能を説明する。
ハーフミラー108bは、受光部106から到来する蛍光の光路を第1偏光素子108cへの光路と第2ミラー108gへの光路とに分割する。
第1偏光素子108cは、蛍光を0°の方向に振動する第1偏光と90°の方向に振動する第2偏光とに分割する。第1ミラー108dは、第1偏光と第2偏光とがプリズム108eに至るように第1偏光と第2偏光との光路を変更する。プリズム108eは第1偏光と第2偏光とが結像レンズ108fに至るように第1偏光と第2偏光との光路を変更する。第2ミラー108gは、ハーフミラー108bで分割された蛍光の一方が第2偏光素子108hに至るようにハーフミラー108bで分割された蛍光の一方の光路を変更する。第2偏光素子108hは、ハーフミラー108bで分割された蛍光の一方を45°の方向に振動する第3偏光と135°の方向に振動する第4偏光とに分割する。
結像レンズ108fは、第1偏光素子108cと第2偏光素子108hとで分割された4つの偏光の各々の像が配向検出部110で結像するように、4つの偏光を配向検出部110に集める。
図3は、3次元配向計測の原理を示す模式図である。単一ダイポールから放出された光が顕微鏡光路のフーリエ面においてどのようなxy成分を有するかを示す。放出される散乱光を振動方向(例えば、0°、45°、90°の方向)に分割し、異方性の方向をΦの指標とし、異方性の度合いをΘの指標として、分子の3次元配向を計測する。z軸を顕微鏡の対物レンズの光軸(対物レンズへ到来する到来光の光軸)と平行にとり、分子の配向を方位角ΘおよびΦで示す。分子のダイポールが光軸に垂直な場合(Θ=90°)、散乱光は、フーリエ面において強い偏光異方性を有する。一方、ダイポールが対物レンズの光軸に沿っている場合(Θ=0°)、全体としての異方性は消失する。
a°の方向に振動する偏光の強度をIで示し、放出された光の全強度をItotで示すと、方位角Φは式1で、方位角Θは式2で、強度Itotは式3で示される。
なお、αは、対物レンズが集光し得る光の最大角を示す。
図4は、配向検出部110の詳細な構成を示す模式図である。配向検出部110は、第1偏光と第2偏光と第3偏光と第4偏光とに基づいて第1偏光の像と第2偏光の像と第3偏光の像と第4偏光の像とを結像する結像部301と、第1偏光の第1強度と第2偏光の第2強度と第3偏光の第3強度と第4偏光の第4強度とを計測する強度計測部306と、第1強度と第2強度と第3強度と第4強度とに基づいて試料1の配向を計測する配向計測部308とを備える。
以下、式1〜式6及び図4を参照して配向検出部110の各構成部の機能を説明する。
結像部301は、結像レンズ108fによって集光された4つの偏光(第1偏光、第2偏光、第3偏光、第4偏光)に基づいて、4つの偏光の各々の像を結像する。強度計測部306は、結像レンズ108fによって集光された4つの偏光に基づいて、第1偏光の第1強度(I)と第2偏光の第2強度(I90)と第3偏光の第3強度(I45)と第4偏光の第4強度(I135)とを計測する。配向計測部308は、上記4つの強度のうち、例えば、第1強度(I)と第2強度(I90)と第3強度(I45)とに基づいて、式1〜式6に基づく情報処理を実行することによって分子の配向(Φ、Θ)を算出する。
本発明の第1実施形態の3次元配向計測装置107によれば、第1偏光と第2偏光と第3偏光と第4偏光とを1つの検出装置で検出する。従って、検出タイミングを同期し、検出情報を記録する必要がなく、制御・記録装置が不要である。その結果、制御・記録装置を経由することで生じたノイズを低減し得、さらに、制御・記録装置を経由することで低下していた時間分解能を向上し得る。
さらに、本発明の第1実施形態の3次元配向計測装置107によれば、強度計測部によって光強度を計測することができる。更に配向計測部を備えている。従って、分割された輝点の光強度の比較から計測対象の分子の3次元配向を計測し得る。
さらに、本発明の第1実施形態の3次元配向計測装置107によれば、第1偏光の像と第2偏光の像と第3偏光の像とを結像部で結像し、1つのカメラで録画し得るため、計測対象の分子のxy平面における位置情報を取得し得る。
図5は、計測対象の分子(タンパク質)と蛍光色素(テトラメチルローダミン)とを示す模式図及び蛍光色素の構造式を示す図である。分子には、蛍光色素が結合している。顕微鏡100は、分子の単一ダイポールに関する情報を有する蛍光に基づいて分子の配向を計測する。
図6は、本発明の第1実施形態の顕微鏡100を用いた3次元配向計測方法を示すフローチャートである。以下、図1、図2、図4および図6を参照して、3次元配向計測方法を説明する。
ステップ602:照射部104が計測対象の分子に励起光を照射する。
ステップ604:受光部106が分子から到来する到来光を受光する。
ステップ606:分割部108は、到来光を第1方向(0°方向)に振動する第1偏光と第2方向(90°方向)に振動する第2偏光と第3方向(45°方向)に振動する第3偏光と第4方向(135°方向)に振動する第4偏光とに分割する。
ステップ608:結像部301は、第1偏光と第2偏光と第3偏光と第4偏光とに基づいて、第1偏光の像と第2偏光の像と第3偏光の像と第4偏光の像とを結像する。
ステップ610:強度計測部306は、第1偏光の第1強度(I)と第2偏光の第2強度(I90)と第3偏光の第3強度(I45)と第4偏光の第4強度(I135)とを計測する。
ステップ612:配向計測部308は、第1強度と第2強度と第3強度とに基づいて、分子の第1回転角(Φ)と分子の第2回転角(Θ)とを算出する。第1回転角(Φ)は、到来光の光軸に直交する平面内での回転角を示し、第2回転角(Θ)は、到来光の光軸に対する回転角を示す。
ステップ614:出力部112は、分子の配向を示す情報を出力する。
なお、本発明の第1実施形態において、分子から到来する到来光に基づいて分子の配向を計測する3次元配向計測方法は、ステップ606〜ステップ612によって実行される。さらに、第1偏光と第2偏光と第3偏光とに基づいて分子の配向を検出する配向検出工程は、ステップ610とステップ612とによって実行される。
本発明の第1実施形態の顕微鏡100を用いた3次元配向計測方法によれば、上記説明した本発明の3次元配向計測装置と同様の作用効果を奏する。すなわち、本発明の第1実施形態の顕微鏡100を用いた3次元配向計測方法によれば、計測対象の分子からの到来光を第1方向に振動する第1偏光と第2方向に振動する第2偏光と第3方向に振動する第3偏光とに分割する。そして、到来光に関する情報を第1方向と第2方向と第3方向とで分析し、分子配向を計測する。その結果、3次元の配向情報を計測し得る。
さらに、本発明の第1実施形態の顕微鏡100を用いた3次元配向計測方法によれば、到来光の光軸に直交する平面内での分子の回転角と到来光の光軸に対する分子の回転角とを算出し得る。その結果、3次元の配向情報を計測し得る。
図7は、出力部112に示された第1回転角(Φ)と第2回転角(Θ)とを示すグラフである。縦軸は分子の回転角を示し、横軸は観測時間を示す。折れ線(破線)は、到来光の光軸に直交する平面内での回転角(第1回転角(Φ))を示し、折れ線(実線)は、到来光の光軸に対する回転角(第2回転角(Θ))を示す。
以上、図1から図7を参照して本発明の第1実施形態の顕微鏡100、3次元配向計測装置107および3次元配向計測方法を説明した。
〔第2実施形態〕
図8は、本発明の第2実施形態の3次元配向計測装置に含まれる配向検出部910の構成を示す模式図である。配向検出部910は、記憶部302と選択部304とを含む。配向検出部910の構成は、記憶部302と選択部304とを除けば第1実施形態の3次元配向計測装置107に含まれる配向検出部110の構成と同一である。
記憶部302には、第1偏光の配置と第2偏光の配置と第3偏光の配置と第4偏光の配置とを示すテンプレートが記憶されている。選択部304は、複数の分子から到来する到来光に基づく複数の偏光とテンプレートとを照合し、複数の分子から到来する到来光に基づく複数の偏光から第1偏光と第2偏光と第3偏光と第4偏光とを選択する。
図9は、記憶部302に記憶されているテンプレートの一例を示す模式図及び輝点(所定分子からの到来光に基づく複数の偏光)の認識方法を説明する模式図である。
テンプレートは、第1偏光の配置と第2偏光の配置と第3偏光の配置と第4偏光の配置とを示す。輝点の位置関係を記述する特徴ベクトルを抽出し、解析する画像内の輝点と特徴ベクトルとを照合することで、解析する画像内の輝点から、特定の分子からの到来光に基づく複数の偏光を選択し得る。
記憶部302には、予め、テンプレートに関する情報が記憶されている。
図10は、分割部108で分割され結像部301で結像した像の一例を示す写真である。結像部301は、結像レンズ108fによって集光された4つの偏光に基づいて、4つの偏光の各々の像を結像する。図10の写真には、第1分子〜第3分子の各々から分割された4つの偏光の像が写っている。
以下、前述の式1〜式6、及び図8〜図10を参照して配向検出部910の各構成部の機能を説明する。
結像部301は、結像レンズ108fによって集光された4つの偏光(第1偏光、第2偏光、第3偏光、第4偏光)に基づいて、4つの偏光の各々の像を結像する。第1分子と第2分子と第3分子とから到来する光の各々を4つに偏光した場合、結像部301には、12個の偏光の像が結像される(図10参照)。記憶部302には、予め、テンプレートに関する情報が記憶されている。
解析する画像には、複数の分子から到来する到来光に基づく複数の偏光が写っている。例えば、複数の偏光には、第1分子から到来する到来光に基づく4つの偏光(第1分子に基づく4つの偏光)と、第2分子から到来する到来光に基づく4つの偏光と、第3分子から到来する到来光に基づく4つの偏光とが含まれる。選択部304は、解析する画像に写る複数の偏光とテンプレートとを照合し、複数の偏光から、第1分子に基づく4つの偏光と第2分子に基づく4つの偏光と第3分子に基づく4つの偏光とを選択する。
強度計測部306は、第1偏光の第1強度(I)と第2偏光の第2強度(I90)と第3偏光の第3強度(I45)と第4偏光の第4強度(I135)とを計測する。
配向計測部308は、上記4つの強度のうち、例えば、第1強度(I)と第2強度(I90)と第3強度(I45)とに基づいて、式1〜式6を実行することによって分子の配向(Φ、Θ)を算出する。
本発明の第2実施形態の3次元配向計測装置によれば、複数の分子の各々の偏光の像を結像部に結像し得る。更に、複数の分子の各々を同定し得る。従って、複数の分子の各々の配向を計測し得る。
図11は、本発明の第2実施形態の3次元配向計測方法を示すフローチャートである。第2実施形態の3次元配向計測方法のステップは、ステップ809を除いて第1実施形態の3次元配向計測方法のステップと同一である。
ステップ602〜ステップ608に続いてステップ809を実行する。
ステップ809:選択部304は、解析する画像に写る複数の偏光とテンプレートとを照合し、複数の偏光から、4つの偏光(第1偏光、第2偏光、第3偏光、第4偏光)を選択する。
ステップ809に続いて、ステップ610〜ステップ614を実行する。
なお、本発明の第2実施形態において、分子から到来する到来光に基づいて分子の配向を計測する3次元配向計測方法は、ステップ606、ステップ608、ステップ809、ステップ610、ステップ612によって実行される。さらに、第1偏光と第2偏光と第3偏光とに基づいて分子の配向を検出する配向検出工程は、ステップ610とステップ612とによって実行される。
本発明の第2実施形態の3次元配向計測装置の構成によれば、第1偏光の配置と第2偏光の配置と第3偏光の配置とを示すテンプレートと複数の偏光とに基づいて、計測対象の分子に基づく複数の偏光の配置を判別し得る。その結果、計測対象の分子の偏光を容易に短時間で特定し得、計測対象の分子の配向を計測することができる。
以上、図8から図11を参照して本発明の第2実施形態の3次元配向計測装置および3次元配向計測方法を説明した。
なお、本発明の第2実施形態において、配向検出部910が記憶部302を含むことは必須ではない。選択部304が、複数の偏光と記憶部302に記憶されているテンプレートとに基づいて複数の偏光の各々の配置を選択し得る限りは、記憶部302が配向検出部910の外部に備えられてもよい。
さらに、本発明の第2実施形態において、記憶部302に記憶されるテンプレートの数は1種類に限らない。複数種類でよい。
以上、図1から図11を参照して本発明の3次元配向計測装置、当該装置を備えた顕微鏡、および3次元配向計測方法を説明した。
本発明の3次元配向計測装置107は、顕微鏡の部品として構成し得る。従って、従来の顕微鏡の光学系に3次元配向計測装置107を組み込むことで、3次元配向の計測が可能な新規な顕微鏡100を容易に実現し得る。
本発明の実施形態において、タンパク質の分子を計測対象として説明したが、本発明の3次元配向計測装置が計測対象からの到来光を計測し得る限りは、計測対象はタンパク質の分子に限定されない。計測対象は有機ポリマーでもよい。また、蛍光色素からの蛍光が計測対象の有するダイポールの配向に関する情報を有する限りは、蛍光色素は、テトラメチルローダミンに限定されない。蛍光色素は、緑色蛍光タンパク質でもよい。
本発明の実施形態において、計測対象の有するダイポールに関する情報を得ることができる限りは、ダイポールに関する情報が蛍光を媒体として得られることに限らない。例えば、ダイポールに関する情報は、分子から到来する散乱光、ラマン光、赤外線、又は電磁波を媒体として得られる。例えば、ダイポールに関する情報が分子から到来する散乱光を媒体として得る場合は、受光部106が、当該散乱光を受光する。
本発明の実施形態において、分子の配向を計測対象として説明したが、計測対象は、計測対象の有するダイポールから情報を得ることができる限りは、分子の配向に限定されない。例えば、分子構造、結合の仕方等の分子状態でもよい。計測対象が分子状態の場合、本発明の3次元配向計測装置は、計測対象の有するダイポールから分子状態の情報を得て3次元分子状態を計測する3次元状態計測装置として機能する。
さらに、本発明の3次元配向計測装置においては、第1偏光素子108cが、到来光を第1の方向に振動する光と第2の方向に振動する光とに分割し得る限りは、その方向は0°と90°とに限定されない。例えば、第1の方向が10°であり、第2の方向が55°でもよい。第2偏光素子108hが、到来光を第3の方向に振動する光と第4の方向に振動する光とに分割し得る限りは、その方向は45°と135°とに限定されない。例えば、第3の方向が30°であり、第4の方向が65°でもよい。
本発明の実施形態において、分割部108が、到来光を4つの偏光に分割する形態を説明したが、分割部108が、到来光を少なくとも3つの偏光に分割し得る限りは、4つの偏光に分割する形態に限定されない。分割部108が、到来光を3つの偏光に分割する場合は、配向検出部110は、3つの偏光に基づいて、試料1の配向を検出する。到来光を3つの偏光に分割する形態においては、結像レンズ108fが、第1偏光素子108cと第2偏光素子108hとで分割された第1偏光と第2偏光と第3偏光とに基づいて、第1偏光の像と第2偏光の像と第3偏光の像とを配向検出部110に結像させる。
本発明の実施形態において、分割部108は、ハーフミラー108bと第1偏光素子108cと第1ミラー108dとプリズム108eと結像レンズ108fと第2ミラー108gと第2偏光素子108hとを含む形態を説明したが、分割部108が受光部106から到来する到来光を少なくとも3つの偏光に分割し、3つの偏光を配向検出部110に送り得る限りは、分割部108の詳細な構成は本発明の実施形態に限定されない。
本発明の実施形態において、結像部301を備えた配向検出部110を説明したが、少なくとも3つの偏光が配向検出部110に入射され、配向検出部110が、3つの偏光に基づいて、分子の配向を検出し得る限りは、配向検出部110が結像部301を備える形態に限定されない。
本発明による3次元配向計測装置、3次元配向計測方法及び顕微鏡は、生体分子計測、物性計測等の計測分野に広く利用可能である。
100 顕微鏡
104 照射部
106 受光部
107 3次元配向計測装置
108 分割部
110 配向検出部
112 出力部
301 結像部
302 記憶部
304 選択部
306 強度計測部
308 配向計測部

Claims (8)

  1. 計測対象の分子から到来する到来光に基づいて前記分子の配向を計測する3次元配向計測装置であって、
    前記到来光を少なくとも第1方向に振動する第1偏光と第2方向に振動する第2偏光と第3方向に振動する第3偏光とに分割する分割部と、
    前記第1偏光と前記第2偏光と前記第3偏光とに基づいて、前記分子の配向を検出する配向検出部と
    を備えた3次元配向計測装置。
  2. 前記配向検出部は、
    前記第1偏光の第1強度と前記第2偏光の第2強度と前記第3偏光の第3強度とを計測する強度計測部と、
    前記第1強度と前記第2強度と前記第3強度とに基づいて、前記分子の配向を計測する配向計測部と
    を備えた、請求項1に記載の3次元配向計測装置。
  3. 前記第1偏光と前記第2偏光と前記第3偏光とに基づいて、前記第1偏光の像と前記第2偏光の像と前記第3偏光の像とを結像する結像部を備えた、請求項1または請求項2に記載の3次元配向計測装置。
  4. 前記第1偏光の配置と前記第2偏光の配置と前記第3偏光の配置とを示すテンプレートを記憶した記憶部と、
    複数の分子から到来する到来光に基づく複数の偏光と前記テンプレートとを照合し、前記第1偏光と前記第2偏光と前記第3偏光とを選択する選択部と
    を備えた、請求項1から請求項3の何れか一項に記載の3次元配向計測装置。
  5. 前記到来光は、単一ダイポール由来の到来光を含む、請求項1から請求項4の何れか一項に記載の3次元配向計測装置。
  6. 前記分子を観察する顕微鏡であって、
    前記分子に励起光を照射する照射部と、
    前記分子から到来する到来光を受光する受光部と、
    請求項1から請求項4の何れか一項に記載の3次元配向計測装置と、
    前記分子の配向を示す情報を出力する出力部と
    を備えた顕微鏡。
  7. 計測対象の分子から到来する到来光に基づいて前記分子の配向を計測する3次元配向計測方法であって、
    前記到来光を少なくとも第1方向に振動する第1偏光と第2方向に振動する第2偏光と第3方向に振動する第3偏光とに分割する分割工程と、
    前記第1偏光と前記第2偏光と前記第3偏光とに基づいて、前記分子の配向を検出する配向検出工程と
    を包含する3次元配向計測方法。
  8. 前記配向検出工程は、
    前記第1偏光の第1強度と前記第2偏光の第2強度と前記第3偏光の第3強度とを計測する強度計測工程と、
    前記第1強度と前記第2強度と前記第3強度とに基づいて、前記分子の第1回転角と前記分子の第2回転角とを算出する算出工程と
    を包含し、
    前記第1回転角(Φ)は、前記到来光の光軸に直交する平面内での回転角を示し、
    前記第2回転角(Θ)は、前記到来光の光軸に対する回転角を示す、請求項7に記載の3次元配向計測方法。
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