JP2011047757A - 路面状態判別装置及び路面状態判別システム - Google Patents

路面状態判別装置及び路面状態判別システム Download PDF

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Abstract

【課題】コストアップを抑えつつ正確な凍結判別することを目的とする。
【解決手段】路面状態判別装置は、路面状態を判別する路面状態判別装置であって、外部から凍結防止剤散布情報を受信する受信部と、前記凍結防止剤散布情報に基づいて凍結判別温度を引き下げ、当該凍結判別温度を基準に路面の凍結を判別する判別手段とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、路面状態判別装置及び路面状態判別システムに関する。
道路の路面状態を判別することは交通安全を確保するために極めて重要である。そのため、離間した複数地点における道路の路面状態を自動的に判別するものとして路面状態判別装置が用いられる。そして、このような路面状態判別装置の判別結果を用いることで、例えば路面の凍結や積雪が生じたときにロードヒーティング、除雪または凍結防止剤の散布等の対策を早期に行うことができる。また、路面状態判別装置の判別結果を道路情報として提供することで、例えば運転者が予めスタッドレスタイヤに交換したり、またチェーンを装着したりするなどの措置をとることができる。そして、これらの対策や措置が早期に行われることで、交通事故の発生確率の減少につながる。
そして、このような路面状態を判定する装置として、下記特許文献1には、判定を適用する道路範囲が広く、凍結防止剤が散布された道路でも路面凍結が正確に判定できる路面凍結判定装置が開示されている。この路面凍結判定装置は、道路上の気温、日射量及び道路内部温度から路面温度を求める。次に路面の塩分量を検出し、その塩分量から凍結開始温度を求め、さらに路面の水分量を検出する。そして、路面温度、凍結開始温度及び水分量に基づいて路面の凍結を判定する。
特開2000−346957号公報
ところで、上記特許文献1では、路面の塩分量を測定して、その塩分量から凍結開始温度を求めることで、塩分が含まれる凍結防止剤が散布された場合でも、路面の凍結開始温度を補正して、正確な凍結判別することができる。しかしながら、特許文献1では、路面の塩分量を測定するセンサが必要であるので、どうじてもその分コストアップしなければならない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、コストアップを抑えつつ正確な凍結判別することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、路面状態判別装置に係る第1の解決手段として、路面状態を判別する路面状態判別装置であって、外部から凍結防止剤散布情報を受信する受信部と、前記凍結防止剤散布情報に基づいて凍結判別温度を引き下げ、当該凍結判別温度を基準に路面の凍結を判別する判別手段とを具備するという手段を採用する。
本発明では、路面状態判別装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記凍結防止剤散布情報には、凍結防止剤の種類、濃度及び散布量が含まれ、前記判別手段は、前記凍結防止剤の種類、前記濃度及び前記散布量に基づいて凍結判別温度を引き下げ、当該凍結判別温度を基準に路面の凍結を判別するという手段を採用する。
また、本発明では、路面状態判別システムに係る第1の解決手段として、上記第1または第2の解決手段を採用する路面状態判別装置と、前記凍結防止剤散布情報を送信する情報送信装置とを具備するという手段を採用する。
本発明では、路面状態判別システムに係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、路面状態判別装置と前記情報送信装置とは、特定省電力無線で通信するという手段を採用する。
本発明によれば、外部から凍結防止剤散布情報を受信する受信部と、凍結防止剤散布情報に基づいて凍結判別温度を引き下げ、当該凍結判別温度を基準に路面の凍結を判別する判別手段とを具備する。本発明は、このように凍結防止剤散布情報に基づいて凍結判別温度を引き下げるので、上記特許文献1のように凍結判別温度を補正するための塩分量を測定するセンサを必要としない。これにより、本発明は、は、センサの搭載で必要になるコストアップを抑えることができる。また、凍結防止剤散布情報に基づいて凍結判別温度を引き下げ、当該凍結判別温度を基準に路面の凍結を判別するので、正確に凍結判別することができる。
本発明の一実施形態に係る路面状態判別システムSのシステム構成図である。 本発明の一実施形態に係る路面状態判別装置Aのレーザ測定部1の外観の模式図である。 本発明の一実施形態に係る路面状態判別装置Aのレーザ測定部1の設置例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る路面状態判別装置Aの信号処理部32が実行する統計処理を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る路面状態判別装置Aの信号処理部32が第1の路面判別モード時に実行する路面判別処理のフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る路面状態判別装置Aの信号処理部32が第2の路面判別モード時に実行する路面判別処理のフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る路面状態判別装置Aの信号処理部32が反射強度RS及び路面温度Tの組み合わせに応じて路面状態を判別する原理を示す模式図である。 凍結防止剤の散布による凍結温度の時間的変化を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態に係る路面状態判別システムSは、図1に示すように路面状態判別装置A及び情報送信装置Bから構成されている。
そして、本実施形態に係る路面状態判別装置Aは、路面の表面状態の検出結果、路面温度の測定結果及び情報送信装置Bから受信する凍結防止剤散布情報に基づいて路面状態を判別し、その判別結果を判別信号D1として外部に出力する。
情報送信装置Bは、凍結防止剤を散布した人間が凍結防止剤の散布に関する情報(凍結防止剤散布情報)を路面状態判別装置Aに送信するための特定省電力無線装置である。情報送信装置Bは、操作部を備え、当該操作部が受け付けた操作指示に基づいて凍結防止剤散布情報を特定省電力無線で送信する。凍結防止剤散布情報には、例えば凍結防止剤の種類、凍結防止剤の濃度及び凍結防止剤の散布量が含まれる。
次に、路面状態判別装置Aの機能構成について詳細に説明する。
路面状態判別装置Aは、図1に示すように、レーザ測定部1、路面温度計2及び制御処理部3を備えている。
図2は、上記レーザ測定部1の外観の模式図である。図2の(a)は平面図であり、図2の(b)は側面図であり、図2の(c)は正面図である。また、図3は、レーザ測定部1の設置例を示す図である。図3の(a)は側面図であり、(b)は平面図である。
レーザ測定部1は、図1及び図2に示すように、レーザセンサ11、駆動部12及び支持部材13を備えている。このレーザ測定部1は、路面に予め設定された計測エリアMA(図3の(b)参照)に対してレーザ光を照射するとともに、その反射光を受光して計測エリアMAの反射強度を測定し、その測定結果を制御処理部3に出力する。上記計測エリアMAは、路面に設定された線状の経路である。なお、レーザ測定部1の各部については、便宜上、支持部材13から説明する。
支持部材13は、レーザセンサ11を揺動可能に支持するとともに駆動部12を固定支持するものであり、第1支持板13aと、第2支持板13bと、支点13cとを備える。第1支持板13aは、平板状をしており、第2支持板13b及び支点13cが取り付けられている。第2支持板13bは、駆動部12を固定支持するものであり、第1支持板13aの一端側で第1支持板13aに対して直交するように設置されている。支点13cは、レーザセンサ11を揺動可能に支持するために略円錐形状をしており、第2支持板13bが設置された第1支持板13aの面上の略中央部に設置されている。
レーザセンサ11は、駆動部12の駆動により揺動することでレーザ光Lを計測エリアMAに沿って照射し、当該レーザ光Lの反射強度を測定し、その測定結果を反射強度信号SG1として制御処理部3に出力する。このレーザセンサ11は、図2に示すように、外形形状が直方体形状であって、正面に配置された射出口Hからレーザ光Lを射出する。このレーザセンサ11は、支持部材13の支点13cを中心として第1支持板13aに平行な面上で揺動可能に支持されている。つまり、図2(a)の符号dの矢印方向に揺動可能である。また、レーザセンサ11には、射出口Hとは反対側の端部側の上面に、レーザ光Lの射出方向に平行な溝が設けられたラック11aが取り付けられている。
駆動部12は、制御処理部3から入力される制御信号C1に基づいて路面に設定された計測エリアMAの経路に沿ってレーザ光Lが移動するようにレーザセンサ11を駆動する。駆動部12は、図2に示すように、モータ12aと、モータ12aの回転軸に取り付けられた平歯車12bとからなる。モータ12aは、レーザ光Lの射出方向に平行になるように回転軸が設けられ、この回転軸に取り付けられた平歯車12bがラック11aに噛み合うように第2支持板13bに固定支持されている。そして、モータ12aの回転運動が、平歯車12b及びラック11aによって、レーザ光Lの射出方向に直交する方向の直線運動に変換される。
そして、駆動部12は、モータ12aの正転と反転とを切り替えることにより、支点13cを中心としてレーザセンサ11を揺動させることができる。しかし、第1支持板13aと第2支持板13bとが直交していないと、平歯車12bとラック11aとの噛み合わせが不完全になり、第1支持板13aに平行な面でレーザセンサ11を揺動することができない。このため、レーザセンサ11の動きを第1支持板13aに平行な面上の動きに規制するガイドレールを設けるのが望ましい。
そして、上記構成のレーザ測定部1は、図3(a)に示すように、路面Rに対して垂直に延びる支柱Pに路面Rを俯瞰するように取り付けられる。ここで、レーザ測定部1は、設置高さhが例えば5.2mであって、設置角度(路面Rに対するレーザ光Lの照射角度)θが例えば20°になるように支柱Pに取り付けられる。このとき、図3(b)に示すように、レーザ測定部1から路面Rに設定された計測エリアMAまでの平面視における距離Gは、約1.9mになる。また、路面R上に設定される計測エリアMAの長さlは、30cm程度に設定される。
レーザ測定部1では、轍W(図3(a)参照)を計測することが多く、轍Wを計測する場合には、計測エリアMAは、轍Wに沿うように設定される。なお、轍W内に収まれば轍Wの長手方向に対して斜め方向であってもよい。計測エリアMAの長さlが30cmの場合には、レーザ光Lの振れ角度φ(すなわち、レーザセンサ11を揺動させる角度)は±4.5°程度になる。
そして、レーザ測定部1は、設定された計測エリアMA上の複数の計測点における反射光の強度を測定する。なお、計測エリアMA上における計測点の数、位置、間隔は任意でよい。また、これら計測点は必ずしも固定である必要はなく、計測毎に異なる位置に設定するようにしてもよい。例えば、計測エリアMA上においてレーザ光Lを往復させる場合に、往路のときの計測点と復路のときの計測点とを異なる位置に設定してもよい。また、往路と復路で計測点の数を異ならせてもよい。
図1に戻り、路面温度計2は、例えば計測エリアMA内またその近傍に埋設され、道路の路面Rまたは路面Rの近傍の温度を測定し、その測定結果を温度信号SG2として制御処理部3に出力する。路面温度計2は、例えば温度に対して抵抗値が変化するサーミスタ、リニア抵抗器また白金測温抵抗体である。
制御処理部3は、受信部31、信号処理部32(判別手段)及び送信部33を備えており、道路の路面状態を判別して判別信号D1を外部に送信するとともに、レーザ測定部1を制御する。
受信部31は、特定省電力無線で外部の信号を受信するものであり、情報送信装置Bから凍結防止剤散布情報を受信する。そして、受信部31は、凍結防止剤散布情報を散布情報信号SG3として信号処理部32に出力する。
信号処理部32は、レーザ測定部1からの反射強度信号SG1、路面温度計2からの温度信号SG2及び受信部31からの散布情報信号SG3が入力されると、反射強度信号SG1、温度信号SG2及び散布情報信号SG3に基づいて路面状態を判別する。
送信部33は、信号処理部32の判別結果を判別信号D1として外部に送信する。ここで、制御処理部3は、例えば有線又は無線によって道路の路面状態を統括して監視する監視センター(図示略)等に接続されている。そして、送信部33からの判別信号D1は、監視センターに収集される。なお、本実施形態では、説明を簡単にするために、送信部33は判別信号D1のみを外部に出力しているが、判別信号D1に加えレーザ測定部1の測定結果、路面温度計2の測定結果、凍結防止剤散布情報あるいはレーザ測定部1の制御情報(例えば、振れ角度φ等)を送信してもよい。
次に、上記構成の路面状態判別装置Aの動作ついて、説明する。
路面状態判別装置Aでは、予め設定された所定間隔毎の路面判別タイミングになると、レーザ測定部1が、制御処理部3の制御の下、路面Rを計測する。
その際、レーザセンサ11は、各計測点の反射強度の測定結果を反射強度信号SG1として制御処理部3の信号処理部32に出力する。信号処理部32は、計測エリアMAの各計測点の反射強度の測定結果のうち、値が最も大きな所定個の測定結果と値が最も小さな所定個の測定結果とを除外し、残りの測定結果の平均値を求める処理(統計処理)を実行する。以下、図4を参照して信号処理部32が実行する統計処理について具体的に説明する。
信号処理部32は、図4に示すように、レーザセンサ11から反射強度を示す10個のデータ(データ番号「1」〜「10」)が入力されると、反射強度が最も大きさ2つのデータ(データ番号「3」、「9」のデータ)と、反射強度が最も小さな2つのデータ(データ番号「1」、「2」のデータ)とを除外し、残りの6つのデータ(データ番号「4」〜「8」、「10」)の平均値を求める。なお、データ番号「3」、「9」のデータは、他のデータに比べて反射強度が高くなっているが、これは路面R上の異物(例えば、落ち葉)の影響を受けたものであると考えられる。
そして、図4に示す10個のデータ全ての平均値を求めると図中の平均値AV1になるが、除外処理を行った上での平均値(データ番号「4」〜「8」,「10」の平均値)を求めると図中の平均値AV2になり、平均値AV1よりも大きく値が小さくなっている。このように、値が最も大きな数個のデータ及び値が最も小さな数個のデータを除外した上で平均値を求めることで、路面R上に一時的に存在する落ち葉等の異物等による測定精度の悪化を防ぐことができる。
このように、信号処理部32は、路面判別タイミングにおいて、レーザ測定部1の測定結果の統計処理結果として、レーザ光の反射強度の平均値AV2を得る。以下では、説明の便宜上、平均値AV2を、単に反射強度RSと略す。一方、路面温度計2による路面温度の測定は、路面判別タイミングに関係なく常時行われており、信号処理部32は、路面温度計2から路面温度を受け取っている。そして、信号処理部32は、上記の統計処理と平行して所定のサンプリング周期で路面温度をサンプリングし、所定時間区間(午前8時〜翌日午前8時)における所定値(0°C)以上の路面温度を積算して積算温度を求めている。
信号処理部32は、上記のように反射強度RSを取得すると、現在の路面判別モード(第1の路面判別モードまたは第2の路面判別モード)に応じた路面判別処理を実行する。この路面判別モードは、前回の路面判別タイミングにおける路面状態の判別結果に応じて選択的に切替わるものである。そして、上記第1の路面判別モードは、路面の雪が解けた場合に「乾燥」を含む路面状態を判別するためのモードであり、第2の路面判別モードは、路面に雪が積もった場合に「乾燥」を除外して路面状態を判別するためのモードである。
まず、図5を参照して、第1の路面判別モード時の路面判別処理について説明する。
信号処理部32は、第1の路面判別モード時に、まず反射強度RSがレベル1(LV1)、レベル2(LV2)、レベル3(LV3)及びレベル4(LV4)のいずれであるか判定する(ステップS1)。
上記LV1〜LV4について、図7を参照して説明する。なお、図7に示す路面状態の判別原理は、路面状態、反射強度RS及び路面温度Tの関係の調査結果に基づいて導き出されたものである。
LV1は、図7に示すように、路面状態を「湿潤」または「凍結」と判別すべき閾値範囲(RS<Rth1)に相当する。また、LV2は、路面状態を「乾燥」または「凍結」と判別すべき閾値範囲(Rth1≦RS<Rth2)に相当する。また、LV3は、路面状態を「凍結」または「積雪」と判別すべき閾値範囲(Rth2≦RS<Rth3)に相当する。LV4は、路面状態を「積雪」と判別すべき閾値範囲(RS≧Rth3)に相当する。
信号処理部32は、上記ステップS1において反射強度RSがLV2であると判定した場合、前回の路面判別タイミングの路面状態判別結果が「乾燥」であったか否か判定し(ステップS2)、ステップS2において『YES』と判定した場合、今回の路面判別タイミングの路面状態を「乾燥」と判別して路面判別処理を終了する(ステップS3)。これは、反射強度RSがLV2であり、前回の路面判別タイミングの路面状態判別結果が「乾燥」であれば、今回の路面状態も「乾燥」である可能性が高いからである。
信号処理部32は、ステップS2において『NO』と判定した場合、すなわち前回の路面判別タイミングの路面状態判別結果が「乾燥」以外であった場合、上述した積算温度が閾値(例えば100)以上か否か判定し(ステップS4)、ステップS4において『YES』と判定した場合、今回の路面判別タイミングの路面状態を「乾燥」と判別して路面判別処理を終了する(ステップS5)。これは、反射強度RSがLV2であり、前回の路面判別タイミングの路面状態判別結果が「乾燥」以外であったとしても、積算温度が一定値以上であれば路面状態は「乾燥」である可能性が高いからである。
信号処理部32は、上記ステップS4において『NO』と判定した場合、すなわち積算温度が閾値未満の場合、受信部31が凍結防止剤散布情報を受信したか否か判定し(ステップS6)、ステップS6において『NO』と判定した場合、すなわち凍結防止剤散布情報を受信していない場合、温度信号SG2に基づいて路面温度が第1の凍結判別温度Tth1(例えば−0℃)未満か否か判定する(ステップS7)。
信号処理部32は、上記ステップS7において『YES』と判定した場合、今回の路面判別タイミングの路面状態を「凍結」と判別して路面判別処理を終了し(ステップS8)、ステップS7において『NO』と判定した場合、今回の路面判別タイミングの路面状態を「乾燥」と判別して路面判別処理を終了する(ステップS9)。
信号処理部32は、上記ステップS6において『YES』と判定した場合、すなわち凍結防止剤散布情報を受信した場合、凍結防止剤散布情報に基づいて第1の凍結判別温度Tth1を所定温度引き下げ(ステップS10)、ステップS10において引き下げた第1の凍結判別温度Tth1に基づいて上記ステップS7を実行する。
信号処理部32は、上記ステップS10において凍結防止剤散布情報に含まれる凍結防止剤の種類、濃度及び散布量に応じて第1の凍結判別温度Tth1の引き下げる温度を決定する。そして、信号処理部32は、凍結防止剤散布情報を受信してから凍結防止剤の有効期間の間、路面判別タイミングの度にステップS10を実行する。
このように、上記ステップS10において第1の凍結判別温度Tthを引き下げるのは、図8に示すように、凍結防止剤を散布すると、凍結温度が下がるからである。図8に示すように、例えば、「−2℃」であった凍結温度が、散布直後には「−5℃」まで下がる。そして、時間の経過に伴って、凍結温度は徐々に上昇し、「−2℃」に戻る。
よって、信号処理部32は、例えば、元々の第1の凍結判別温度Tth1が「0℃」である場合に、ステップS10において第1の凍結判別温度Tth1を「0℃」から「3℃」引き下げて「−3℃」にする。
信号処理部32は、上記ステップS1において反射強度RSがLV1であると判定した場合、受信部31が凍結防止剤散布情報を受信したか否か判定する(ステップS11)。信号処理部32は、ステップS11において『NO』と判定した場合、すなわち凍結防止剤散布情報を受信していない場合、温度信号SG2に基づいて路面温度が第2の凍結判別温度Tth2(例えば−2℃)以上か否か判定し(ステップS12)、ステップS12において『YES』と判定した場合、今回の路面判別タイミングの路面状態を「湿潤」と判別して路面判別処理を終了する(ステップS13)。
信号処理部32は、上記ステップS12において『NO』と判定した場合、すなわち路面温度が第2の凍結判別温度Tth2未満の場合、積算温度が閾値以上か否か判定し(ステップS14)、ステップS14において『YES』と判定した場合、今回の路面判別タイミングの路面状態を「湿潤」と判別して路面判別処理を終了する(ステップS15)。
信号処理部32は、上記ステップS14において『NO』と判定した場合、すなわち路面Rの積算温度が閾値未満の場合、今回の路面判別タイミングの路面状態を「凍結」と判別して路面判別処理を終了する(ステップS16)。
上記ステップS12において路面温度が第2の凍結判別温度Tth2未満と判定された場合に、基本的に路面状態は「凍結」である可能性が高いので、即座に「凍結」と判別できる。しかし、本実施形態では、より判別精度の向上を図るために、さらにステップS14を設けて、積算温度が閾値未満の場合に「凍結」と判別している。従って、このステップS14は必ずしも設ける必要はない。信号処理部32は、ステップS12で路面温度の現在値が第2の凍結判別温度Tth2未満と判定した場合に、即座に路面状態は「凍結」であると判別するようにしてもよい。
信号処理部32は、上記ステップS11において『YES』と判定した場合、すなわち凍結防止剤散布情報を受信した場合、凍結防止剤散布情報に基づいて第2の凍結判別温度Tth2を所定温度引き下げ(ステップS17)、ステップS17において引き下げた第2の凍結判別温度Tth2に基づいて上記ステップS12を実行する。
信号処理部32は、上記ステップS17において凍結防止剤散布情報に含まれる凍結防止剤の種類、濃度及び散布量に応じて第2の凍結判別温度Tth2の引き下げる温度を決定する。そして、信号処理部32は、凍結防止剤散布情報を受信してから凍結防止剤の有効期間の間、路面判別タイミングの度にステップS17を実行する。信号処理部32は、例えば、元々の第2の凍結判別温度Tth2が「−2℃」である場合に、ステップS17において第2の凍結判別温度Tth2を「−2℃」から「3℃」引き下げて「−5℃」にする。
信号処理部32は、ステップS1において反射強度RSがLV3またはLV4であると判定した場合、今回の路面判別タイミングの路面状態を「積雪」と判別し(ステップS18)、連続して「積雪」と判別した回数が所定数(例えば10回)に達したか否か判定する(ステップS19)。
信号処理部32は、ステップS19において『NO』と判定した場合、すなわち連続して「積雪」と判別した回数が所定数に達していない場合、路面状態を「積雪」と判別したまま路面判別処理を終了する。信号処理部32は、上記ステップS19において『YES』と判定した場合、すなわち連続して「積雪」と判別した回数が所定数に達した場合、路面判別モードを第2の路面判別モードに切り替えて路面判別処理を終了する(ステップS20)。
このように、連続して「積雪」と判別された回数が所定数に達した場合に、路面上には確実に雪が積もっていると判別できるので、路面判別モードは第2の路面判別モードに切り替わる。そして、信号処理部32は、次回の路面判別タイミングが到来した際に、第2の路面判別モードの路面判別処理(図6参照)を実行する。また、信号処理部32は、上記ステップS18において第2の路面判別モードに切り替えない場合に、次回の路面判別タイミングが到来した際も第1の路面判別モードの路面判別処理を実行する。
次に、図6を参照して、第2の路面判別モード時の路面判別処理について説明する。
信号処理部32は、第2の路面判別モード時に、反射強度RSがレベル1(LV1)、レベル2(LV2)、レベル3(LV3)及びレベル4(LV4)のいずれであるか判定する(ステップS30)。
信号処理部32は、上記ステップS30において反射強度RSがLV1であると判定した場合、受信部31が凍結防止剤散布情報を受信したか否か判定し(ステップS31)、ステップS31において『NO』と判定した場合、すなわち凍結防止剤散布情報を受信していない場合、温度信号SG2に基づいて路面温度が第2の凍結判別温度Tth2(例えば−2℃)未満か否か判定する(ステップS32)。
信号処理部32は、上記ステップS32において『YES』と判定した場合、今回の路面判別タイミングの路面状態を「凍結」と判別して路面判別処理を終了する(ステップS33)。
信号処理部32は、上記ステップS32において『NO』と判定した場合、すなわち路面温度が第2の凍結判別温度Tth2以上の場合、反射強度RSが第1の判別閾値RM1以上か否か判定する(ステップS34)。上記第1の判別閾値RM1は、反射強度RSが当該閾値未満である場合に、路面Rに積もっている雪が確実に解けている、すなわち路面Rが確実に湿潤であると判別できる値である。
信号処理部32は、ステップS34において『YES』と判定した場合、今回の路面判別タイミングの路面状態を「湿潤」と判別して路面判別処理を終了する(ステップS35)。
信号処理部32は、上記ステップS34において『NO』と判定した場合、すなわち反射強度RSが第1の判別閾値RM1未満の場合、連続して反射強度RSが第1の判別閾値RM1未満となった回数が所定数(例えば10回)に達したか否か判定し(ステップS36)、ステップS36において『NO』と判定した場合、ステップS35に移行し、今回の路面判別タイミングの路面状態を「湿潤」と判別して路面判別処理を終了する。
信号処理部32は、上記ステップS36において『YES』と判定した場合、すなわち連続して反射強度RSが第1の判別閾値RM1未満となった回数が所定数に達した場合、今回の路面判別タイミングの路面状態を「湿潤」と判別し(ステップS37)、さらに、路面判別モードを第1の路面判別モードに切り替えて路面判別処理を終了する(ステップS38)。
上記ステップS32において路面温度が第2の凍結判別温度Tth2以上と判定された場合に、基本的に路面状態は「湿潤」である可能性が高いので、即座に「湿潤」と判別できる。しかし、本実施形態では、第1の路面判別モードへの切り替え要因として、路面に積もっている雪が確実に解けているか否か判別するために、さらにステップS34,S36を設けている。なお、上記ステップS36は必ずしも設ける必要ではなく、信号処理部32は、ステップS34で反射強度RSが第1の判別閾値RM1未満であると判定した場合に、即座に今回の路面判別タイミングの路面状態を「湿潤」と判別し、路面判別モードを第1の路面判別モードに切り替えて路面判別処理を終了するようにしてもよい。
信号処理部32は、上記ステップS31において『YES』と判定した場合、すなわち凍結防止剤散布情報を受信した場合、凍結防止剤散布情報に基づいて第2の凍結判別温度Tth2を所定温度引き下げ(ステップS39)、ステップS39において引き下げた第2の凍結判別温度Tth2に基づいて上記ステップS32を実行する。
なお、信号処理部32は、上記ステップS17と同様に、上記ステップS39において凍結防止剤散布情報に含まれる凍結防止剤の種類、濃度及び散布量に応じて第2の凍結判別温度Tth2の引き下げる温度を決定する。そして、信号処理部32は、凍結防止剤散布情報を受信してから凍結防止剤の有効期間の間、路面判別タイミングの度にステップS39を実行する。
信号処理部32が、ステップS30において、反射強度RSがLV2またはLV3であると判定した場合、受信部31が凍結防止剤散布情報を受信したか否か判定し(ステップS40)、ステップS40において『NO』と判定した場合、すなわち凍結防止剤散布情報を受信していない場合、温度信号SG2に基づいて路面温度が第2の凍結判別温度Tth2(例えば−2℃)未満か否か判定する(ステップS41)。
信号処理部32は、上記ステップS41において『YES』と判定した場合、今回の路面判別タイミングの路面状態を「凍結」と判別して路面判別処理を終了する(ステップS42)。信号処理部32は、上記ステップS41において『NO』と判定した場合、すなわち路面温度の現在値が第2の凍結判別温度Tth2以上の場合、反射強度RSが第2の判別閾値RM2以上か否か判定する(ステップS43)。上記第2の判別閾値RM2は、路面状態が「積雪」または「湿潤」であるか判別できる値である。
上記ステップS41において路面温度が第2の凍結判別温度Tth2以上と判定された場合に、基本的に路面状態は「積雪」である可能性が高いので、即座に「積雪」と判別できる。しかし、本実施形態では、より判別精度の向上を図るために、さらにステップS43を設けて、反射強度RSが第2の判別閾値RM2以上の場合に「積雪」と判別している。従って、このステップS43は必ずしも設ける必要はない。信号処理部32は、ステップS41で路面温度が第2の凍結判別温度Tth2以上と判定した場合に、即座に路面状態は「積雪」であると判別するようにしてもよい。
信号処理部32は、上記ステップS43において『YES』と判定した場合、今回の路面判別タイミングの路面状態を「積雪」と判別して路面判別処理を終了し(ステップS44)、上記ステップS43において『NO』と判定した場合、すなわち反射強度RSが第2の判別閾値RM2未満の場合、今回の路面判別タイミングの路面状態を「湿潤」と判別して路面判別処理を終了する(ステップS45)。
信号処理部32は、上記ステップS40において『YES』と判定した場合、すなわち凍結防止剤散布情報を受信した場合、凍結防止剤散布情報に基づいて第2の凍結判別温度Tth2を所定温度引き下げ(ステップS46)、ステップS46において引き下げた第2の凍結判別温度Tth2に基づいて上記ステップS41を実行する。
なお、信号処理部32は、上記ステップS17と同様に、上記ステップS46において凍結防止剤散布情報に含まれる凍結防止剤の種類、濃度及び散布量に応じて第2の凍結判別温度Tth2の引き下げる温度を決定する。そして、信号処理部32は、凍結防止剤散布情報を受信してから凍結防止剤の有効期間の間、路面判別タイミングの度にステップS46を実行する。
信号処理部32は、ステップS30において、反射強度RSがLV4に含まれると判定した場合、今回の路面判別タイミングの路面状態を「積雪」と判別して路面判別処理を終了する(ステップS47)。
このように、第2の路面判別モード時に、路面に積もっている雪が確実に解けていると判別された場合に、路面判別モードは第1の路面判別モードに切り替わる。そして、信号処理部32は、次回の路面判別タイミングが到来した際に、第1の路面判別モードの路面判別処理(図5参照)を実行する。また、信号処理部32は、上記ステップS38において第1の路面判別モードに切り替えない場合には、次回の路面判別タイミングが到来した際も同様に第2の路面判別モードの路面判別処理を実行する。
そして、信号処理部32は、路面判別タイミング毎の路面判別処理が完了すると、路面判別タイミング毎の判別結果を判別信号D1として送信部33に出力させる。
以上のように、路面状態判別システムSでは、路面状態判別装置Aが、情報送信装置Bから受信した凍結防止剤散布情報に基づいて、凍結判別温度を引き下げ、当該凍結判別温度を基準に路面Rが凍結しているか否か判別している。路面状態判別装置Aは、このように凍結防止剤散布情報に基づいて凍結判別温度を引き下げるので、上記特許文献1のように凍結判別温度を補正するための塩分量を測定するセンサを必要としない。これにより、路面状態判別装置Aは、センサの搭載で必要になるコストアップを抑えることができる。また、凍結防止剤散布情報に基づいて凍結判別温度を引き下げ、当該凍結判別温度を基準に路面の凍結を判別するので、正確に凍結判別することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、例えば以下のような変形が考えられる。
(1)上記実施形態では、道路の路面温度を測定する路面温度計2が道路に埋設されたサーミスタ、リニア抵抗器または白金測温抵抗体等であるが、本発明はこれに限定されない。
例えば、路面温度計2としては非接触センサ、放射温度計、その他の各種温度計を用いてもよい。また、路面温度計2は、道路の路面温度を路面に対して離間した位置から測定するようにしてもよい。
(1)上記実施形態では、レーザセンサ11を揺動させて計測エリアMAの複数の計測点の測定を行っているが、本発明はこれに限定されない。
例えば、複数のレーザセンサで複数の計測点の測定を行ってもよい。また、レーザセンサの計測結果や路面温度計2の測定結果以外の他の気象センサによる計測値を用いることで、より高精度の路面状態判別が可能になる。
S…路面状態判別システム、A…路面状態判別装置、B…情報送信装置、1…レーザ測定部、2…路面温度計、3…制御処理部、11…レーザセンサ、11a…ラック、12…駆動部、12a…モータ、12b…平歯車、13…支持部材、13a…第1支持板、13b…第2支持板、13c…支点、31…受信部、32…信号処理部、33…送信部

Claims (4)

  1. 路面状態を判別する路面状態判別装置であって、
    外部から凍結防止剤散布情報を受信する受信部と、
    前記凍結防止剤散布情報に基づいて凍結判別温度を引き下げ、当該凍結判別温度を基準に路面の凍結を判別する判別手段とを
    具備することを特徴とする路面状態判別装置。
  2. 前記凍結防止剤散布情報には、凍結防止剤の種類、濃度及び散布量が含まれ、
    前記判別手段は、前記凍結防止剤の種類、前記濃度及び前記散布量に基づいて凍結判別温度を引き下げ、当該凍結判別温度を基準に路面の凍結を判別することを特徴とする請求項1に記載の路面状態判別装置。
  3. 請求項1また2に記載の路面状態判別装置と、
    前記凍結防止剤散布情報を送信する情報送信装置とを具備することを特徴とする路面状態判別システム。
  4. 路面状態判別装置と前記情報送信装置とは、特定省電力無線で通信することを特徴とする請求項3に記載の路面状態判別システム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019190838A (ja) * 2018-04-18 2019-10-31 コニカミノルタ株式会社 路面状態検出システムおよび路面状態検出方法

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