JP2011043866A - データ処理装置、データ処理方法及びデータ処理システム - Google Patents

データ処理装置、データ処理方法及びデータ処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザがウェブサイトのコンポーネントを利用した利用頻度を、正確性を高めかつ容易に取得すること。
【解決手段】ユーザ利用頻度管理サーバ30は、ユーザ端末に表示されたウェブサイト上で入力操作がされたときに、その入力操作がされた位置と、当該位置にリンクが貼られていたか否かの情報をユーザ端末20から受信し、その受信した情報とウェブサーバ10から送信されたページレイアウトとに基づいて、ユーザ端末で入力操作がされた位置と対応するコンポーネントを特定し、入力操作がされた位置にリンクが貼られている場合に、特定したコンポーネントのクリック回数をインクリメントする。
【選択図】図7

Description

本発明は、データ処理装置、データ処理方法及びデータ処理システムに関し、特に、ウェブサイト上で提供されるコンポーネントの利用頻度に関するデータを処理するデータ処理装置、データ処理方法及びデータ処理システムに関する。
一般的に企業のポータルページは、管理者のみがレイアウト変更が可能となっている。このレイアウトは管理者の都合で決定されるため、管理者側がユーザに利用してほしいポートレットや閲覧してほしいポートレットが、ページ上部に配置される等目立つように配置される。しかし、そのように目立つように配置されたポートレットが、実際にユーザが利用したいポートレットや閲覧したいポートレットと異なっている場合がある。そのため、ポータルの管理者はユーザのポートレットの利便性を向上させるため、ユーザが実際に利用する頻度の高いポートレットをページ上部に再配置するなどして、ユーザがアクセスしやすいようにレイアウトを変更する必要がある。
ポートレットのレイアウトを変更する技術としては、利用者が参照したいと考えているキー情報に基づいて必要なポートレットの表示や不必要なポートレットの消去を行い、さらに利用者が着目しているポートレットの近くに、より関連の深いポートレットを配置するよう自動的にポートレットのレイアウトを変更するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、管理者が自らレイアウトの変更を行なうためには、実際にユーザがどのポートレットを多く利用しているのか、といったポートレットの利用頻度の情報が重要となる。ユーザのポートレットの利用頻度を調査する方法として、ウェブサーバのアクセスログ等により、ポートレットのリンクがどれだけ利用されたのかを確認する方法がある。この方法は、ユーザがポートレット上のリンクをクリックした場合に、ユーザがそのポートレットを利用したと判断するものである。したがって、リンクの利用回数が多いほど、管理者はそのポートレットのユーザの利用頻度は高いと判断することができる。また、表示画面に表示されたウィンドウのスクロールバーのアップ/ダウンの回数をカウントし、その回数を利用状況として検出する技術も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−346318号公報 国際公開WO−2004/097654号公報
しかしながら、既述のアクセスログは重要な情報であるため、管理者以外はアクセスログの内容を見ることができない場合が多い。そのため、ポートレットがインラインフレームで表示され、ポートレットのコンテンツを提供するサーバがポータルの管理者の管理下にない場合、ポータルの管理者はポートレットのアクセスログを確認することができないので、そのポートレットのユーザの利用頻度を把握することができない。そのため、管理者は利用頻度を把握するために例えばユーザに対してアンケートを行うなど、より不確実な手法を行なうしかなかった。
ここで、ネットワークにプロキシサーバを導入した場合、ユーザからのリクエストは全てプロキシサーバを経由するため、前述のような外部サイトのポートレットのリンクを利用した場合でも、プロキシサーバにアクセスログが残り、そのアクセスログからポートレットの利用頻度を把握することは可能である。
しかし、プロキシサーバを利用する方法は、企業のイントラネットのような管理されたネットワークでは導入できるが、インターネットを介するなど管理者の管理の及ばないネットワークに対しては導入することができない。また、新たにプロキシサーバを導入すると金銭的なコストやネットワークの設定のコスト等が発生してしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザがウェブサイトのコンポーネントを利用した利用頻度を、正確性を高めかつ容易に取得することができるデータ処理装置、データ処理方法及びデータ処理システムを提供することにある。
本発明は、サーバからネットワークを介して提供されるウェブサイトを表示可能なユーザ端末とネットワークを介して通信可能に構成されたデータ処理装置において、ウェブサイトで表示されるコンポーネントのレイアウトを示すレイアウト情報を記憶するレイアウト情報管理部と、コンポーネット毎のアクセス回数情報を記憶するアクセス回数情報記憶部と、ユーザ端末に表示されたウェブサイト上で入力操作がされたときに、当該入力操作がされたウェブサイト上の位置を示す位置情報と当該位置にリンクが有るか無いかを示すリンク有無情報とを含むユーザ利用情報をユーザ端末から受信する受信部と、この受信部で受信したユーザ利用情報に含まれる位置情報とレイアウト情報記憶部に記憶されているレイアウト情報とに基づいて、ユーザ端末で入力操作がされた位置と対応するコンポーネントを特定し、ユーザ利用情報に含まれるリンク有無情報がリンク有りを示している場合に、アクセス回数情報記憶部に記憶されている当該特定したコンポーネントのアクセス回数情報をインクリメントする処理部とを備えるものである。
本発明によると、ユーザがウェブサイトのコンポーネントを利用した利用頻度を、正確性を高めかつ容易に取得することができるデータ処理装置、データ処理方法及びデータ処理システムを提供できる。
本発明の実施の形態におけるデータ処理システム全体を示す図である。 同実施の形態におけるウェブサーバの機能ブロックを示す図である。 同実施の形態におけるユーザ端末の機能ブロックを示す図である。 同実施の形態におけるユーザ利用頻度管理サーバの機能ブロックを示す図である。 同実施の形態におけるポートレット毎のクリック回数の一例を説明するための図である。 同実施の形態におけるポートレット毎の利用頻度の一例を説明するための図である。 同実施の形態におけるデータ処理システムの動作を示すタイミングチャートである。 同実施の形態におけるクリック回数をインクリメントする際の処理を示すフローチャートである。 同実施の形態におけるクリック位置のリンクの有無を説明するための図である。 同実施の形態におけるポートレットの特定方法を説明するための図である。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
図1は、データ処理システム全体を示す図である。図1に示すように、ウェブサーバ(第1のサーバ)10と、複数のマウス21を有するユーザ端末20と、ユーザ利用頻度管理サーバ(第2のサーバ)30とがインターネット40を介して互いに通信可能に接続されている。
また、上記データ処理システムにおいて、ウェブサーバ10は、複数のユーザ端末20のそれぞれの要求に応じて、各ユーザ端末20にポータルページを提供し、各ユーザ端末20はポータルページのポートレットで提供されるコンテンツを利用できるように構成されている。
次に、図2乃至図4を参照して、ウェブサーバ10、ユーザ端末20及びユーザ利用頻度管理サーバ30の有する機能について説明する。なお、ウェブサーバ10は、CPU、ROM、RAM、表示装置、入力装置、通信装置等のハードウェアを備えるデータ処理装置を用いて実現することができ、その機能はCPUがROM等に記憶したプログラムを実行することにより実現することができる。また、ユーザ端末20及びユーザ利用頻度管理サーバ30も、CPU、ROM、RAM、表示装置、入力装置、通信装置等のハードウェアを備えており、その機能はCPUがROM等に記憶したプログラムを実行することにより実現することができる。
図2は、ウェブサーバ10の機能ブロックを示す図である。図2に示すように、ウェブサーバ10は、レイアウト情報送信部11、レイアウト変更部12、ポータルページ情報送信部13及びスクリプト情報送信部14を有している。
レイアウト情報送信部11は、レイアウト情報をユーザ利用頻度管理サーバ30に送信する。レイアウト情報は、ウェブサーバ10から提供されるポータルページ及びそのページ内のポートレットのレイアウトに関する情報であり、ページ情報とポートレットの位置情報を含んでいる。なお、ポートレットのレイアウトは、ポータルページの所定の1点を基準とする2次元座標系で設定され、ウェブサーバ10の管理者によって定められる。
レイアウト変更部12は、ポータルページ上で提供されるポートレットのレイアウトをウェブサーバ10の管理者の指示に基づいて変更する。ウェブサーバ10の管理者は、詳細は後述するポートレット利用頻度に基づいて、図示しない入力部及び表示部を用いて、利用頻度の高いポートレットをユーザが閲覧しやすい位置に再配置する。このようにレイアウトの変更が行なわれた場合は、レイアウト情報送信部11により、変更されたレイアウト情報がウェブサーバ10からユーザ利用頻度管理サーバ30へ送信される。
ポータルページ情報送信部13は、ユーザ端末20からの要求に応じて、ポータルページを表示させるためのポータルページ情報、例えば、ポートレットに関する情報及びこのポートレットにより提供されるコンテンツに関する情報を当該ユーザ端末20へ送信する。
スクリプト情報送信部14は、スクリプト情報を既述のポータルページ情報とともにユーザ端末20へ送信する。スクリプト情報は、ユーザ端末20において、マウス21がクリックされたポータルページ上の位置を検出するとともに、当該位置にリンクが有るか無いかを検出するために用いられる情報である。このようなスクリプト情報は、既存の技術を利用して作成することができる(例えば、特開2002−189721号公報参照)。
図3は、ユーザ端末20の機能ブロックを示す図である。図3に示すように、ユーザ端末20はブラウザ部22を有する。ブラウザ部22は、ユーザ端末20の画面上にポータルページを、ウェブサーバ10の管理者により定められたポートレットのレイアウトで表示する。また、ブラウザ部22は、スクリプト実行機能を有しており、このスクリプト実行機能に基づいて、図3に示すクリック検出スクリプト部23を実現する。
クリック検出スクリプト部23は、ユーザがポータルページ上でマウス21のクリックを行なった場合に、そのクリックを検知し、クリックされた位置座標を検出するとともに、そのクリックされた位置にリンクが有るか無いかを検出する。また、クリック検出スクリプト部23は、クリックされたページを識別するページ識別情報及びクリックされた位置を示すクリック位置情報及びその位置におけるリンクの存在の有無に関するリンク有無情報(以下、ユーザ利用情報と称する。)をユーザ利用頻度管理サーバ30に送信する。
図4は、ユーザ利用頻度管理サーバ30の機能ブロックを示す図である。図4に示すように、ユーザ利用頻度管理サーバ30は、レイアウト情報管理部31、受信部であるユーザ利用情報受信部32、処理部であるユーザ利用情報処理部33、アクセス回数情報記憶部であるポートレットアクセス回数記憶部34及び管理部であるポートレット利用頻度管理部35を有している。
レイアウト情報管理部31は、ウェブサーバ10から送信されたレイアウト情報を受信し、記憶する。ユーザ利用情報受信部32は、各ユーザ端末20から送信されたユーザ利用情報を受信する。
ユーザ利用情報処理部33は、ユーザ利用情報受信部32で受信したユーザ利用情報に基づいてポータルページの各ポートレットのクリック回数をカウントする処理を実行する。該処理の内容については図8を参照して後述する。
ポートレットアクセス回数記憶部34は、ポートレット毎のユーザの利用情報(ポートレット毎のアクセス回数情報)を記憶する。図5は、ポートレットアクセス回数記憶部34に記憶されるアクセス回数情報の一例を説明するための図である。図5に示すように、ポートレットアクセス回数記憶部34は、ページ番号、ポートレット番号、クリック回数を記憶する各フィールド34A,34B及び34Cを有しており、例えば、第1ページのポートレット番号1のポートレットは、クリック回数が“10”のように、ポートレット毎にクリック回数がアクセス回数情報として記憶される。なお、ポートレットアクセス回数記憶部34は、本実施の形態においては、1日毎のポートレットへのクリック回数を記憶する。
ポートレット利用頻度管理部35は、ポートレットアクセス回数記憶部34に記憶されるクリック回数に基づいて、所定の期間内のポータルページのポートレット毎の利用頻度を管理する。例えば、所定の日より過去1週間のポートレット毎のクリック回数を利用頻度として管理することができるが、この期間は過去1週間より短い期間でも長い期間でも良い。また、この所定の期間の設定は、ウェブサーバ10から管理者が予め設定することが望ましい。
図6は、ポートレット利用頻度管理部35で管理されるポートレット利用頻度情報の一例を説明するための図である。ポートレット利用頻度管理部35は、図6に示すように、ページ番号、ポートレット番号及び利用頻度を記憶する各フィールド35A,35B及び35Cを有している。既述のアクセス回数情報と異なるのは、ポートレット毎の所定の期間のクリック回数(利用頻度)が記憶される点であり、例えば、第1ページのポートレット番号1のポートレットは、利用頻度が“50”のように記憶される。
また、ポートレット利用頻度管理部35は、ウェブサーバ10からの要求に応じて、ポートレット利用頻度情報を算出し、ウェブサーバ10に送信する。この送信したポートレット利用頻度情報は、ウェブサーバ10の管理者がポータルページのレイアウトを変更する際に用いられる。
なお、上記の説明では、ウェブサーバ10からの要求に応じて、ポートレットアクセス回数記憶部34に記憶されている情報から所定の期間のポートレット毎の利用頻度を算出することとしたが、ポートレット利用頻度管理部35がポートレット利用頻度を所定のタイミングで算出し、ユーザ利用頻度管理サーバ30からウェブサーバ10に送信するように構成しても良い。また、アクセス回数情報をポートレット利用頻度情報として送信しても良い。
次に、上述のように構成されたデータ処理システムにおける動作について図7を参照しながら説明する。図7は、ウェブサーバ10、ユーザ端末20及びユーザ利用頻度管理サーバ30がそれぞれ実行する処理のタイミングチャートを示している。
先ず、ユーザ利用頻度管理サーバ30は、あらかじめポータルページのポートレットのレイアウト情報をウェブサーバ10から取得しておく(S101)。このレイアウト情報には、既述のように、どのページにどのようなポートレットがどのような位置(座標)で配置されているのか、という情報が含まれている。また、ポータルページの各ページはページ識別情報にて管理される。
ウェブサーバ10はポータルページを表示するためのリクエストをユーザ端末20から受信すると、当該ユーザ端末20へポータルページ情報及びスクリプト情報を送信する(S102)。
次に、ユーザ端末20は、ブラウザ部22により画面上に所定の配置にレイアウトされたポートレットを表示するとともに、ブラウザ部22上でクリック検出スクリプト部23を動作させる。そして、ユーザ端末20のユーザがポートレットを利用するため、ポートレット上をマウス21でクリックすると、クリック検出スクリプト部23が反応し、ポータルページ上でクリックされた位置のクリック位置座標を検出するとともに、そのクリック位置座標にリンクが有るか無いかを検出する(S103)。
図9は、クリック位置座標にリンクが有るか無いかを検出する処理について説明するための図である。ユーザ端末20の画面上に表示されるポータルページ41Aに、2つのポートレット42A,43Aが表示されている。各ポートレット42A,43A上でクリックされる位置は、ポータルページの所定の1点(例えば、左下隅)を基準とする座標(X,Y)で表される。
ポートレット42Aの図中矢印の位置がクリックされた場合には、位置座標は座標(300,200)となり、当該位置にリンクはないためリンク有無情報は“リンク無し”となる。また、ポートレット43Aの図中矢印の位置がクリックされた場合には、位置座標は座標(600,220)となり、当該位置にリンクが貼られているためリンク有無情報は“リンク有り”となる。
そして、クリック検出スクリプト部23は、ユーザ端末20が有する送信先の情報に基づき、ユーザ利用頻度管理サーバ30のユーザ利用情報受信部32に、ユーザ利用情報、すなわち、ポータルページのページを識別するページ識別情報、マウス21でクリックされた位置の座標を示すクリック位置情報及び当該位置にリンクが有るか無いかを示すリンク有無情報を送信する(S104)。
ユーザ利用管理サーバ30は、ユーザ利用情報を受信すると、クリックされたポートレットを特定し、“リンク有り”の場合は、そのポートレットと対応するポートレットアクセス回数記憶部34のクリック回数をインクリメントする(S105)。
ここで、図8を参照して、ステップS105の処理について詳細に説明する。
ユーザ利用情報処理部33は、ユーザ利用情報受信部32が受信したユーザ利用情報と、レイアウト情報管理部31に管理されているレイアウト情報とに基づいて、ユーザがポータルページ上でクリックした位置と対応するポートレットを特定する(S201)。具体的には、ユーザ利用情報処理部33は、ユーザ利用情報に含まれるページ識別情報とクリック位置情報で特定される位置の情報とレイアウト情報管理部31に記憶しているレイアウト情報とを利用して、ユーザ端末20でクリックされた位置がどのポートレットの領域となるのか、座標計算を行い、ユーザにクリックされたポートレットを特定する。
図10を参照してポートレットを特定する際の座標計算について説明する。ページ識別番号で識別されるページのポートレットのレイアウトは、例えば、図10に示す配置となっている。なお、この図10で示すポータルページ41Bのポートレット42B,43Bは、図9を参照して説明したポータルページ41Aと対応するページであるため、各ポートレット42A,43Aと、各ポートレット42B,43Bとは同じ座標位置となっている。なお、ポートレット42Bは、座標(50,100)、(400,100)、(50,300)、(400,300)で囲まれる領域に形成されており、ポートレット43Bは、座標(410,100)、(700,100)、(410,350)、(700,350)で囲まれる領域に形成されている。したがって、図9において、ポートレット41Aの座標位置(300,200)がクリックされた場合には、特定されるポートレットは、ポートレット42B(ポートレット番号1)となる。また、図9において、ポートレット43Aの座標位置(600,220)がクリックされた場合には、特定されるポートレットは、ポートレット43B(ポートレット番号2)となる。
このようにポートレットが特定されると、ユーザ利用情報処理部33は、ユーザ利用情報に含まれるリンク有無情報が“リンク有り”を示しているか“リンク無し”を示しているかを判定する(S202)。
“リンク有り”を示していると判定した場合は(S202:リンク有り)、ユーザ利用情報処理部33は、図5で示すポートレットアクセス回数記憶部34の当該ポートレットのクリック回数のフィールド34Cのクリック回数をインクリメントする(S203)。
ここで具体的なクリック回数のインクリメント処理について説明する。ユーザ利用頻度管理サーバ30は、ユーザ利用情報に含まるリンク有無情報を利用してリンクの有無を判断する。クリックされた位置にリンクが有る場合、特定されたポートレットのクリック回数を上げる(図5参照)。なお、クリックされた位置にリンクがない場合、特定されたポートレットのクリック回数はそのままとなる。したがって、図9において、ポートレット41Aの座標位置(300,200)がクリックされた場合には、ポートレット番号1のクリック回数がインクリメントされるが、ポートレット43Aの座標位置(600,220)がクリックされた場合には、ポートレット番号2のクリック回数はそのままとなる。
このようにユーザ利用情報処理部33がクリック回数をインクリメントした場合(S203)、又は、“リンク無し”を示していると判定した場合は(S202:リンク無し)、ユーザ利用情報処理部33は、このステップS105の処理を終了する。
一方、ユーザ利用頻度管理サーバ30は、ウェブサーバ10からポートレット利用頻度算出指示を受信すると(S106)、ユーザ利用頻度管理サーバ30は、各ポートレットの所定の期間の利用頻度を、図5を用いて説明したクリック回数の情報を用いて計算する。例えば、過去1週間分のクリック回数を利用頻度として算出する(図6参照,S107)。
ウェブサーバ10の管理者は、ポートレット毎の利用頻度を確認するために、ウェブサーバ10を操作して、ユーザ利用頻度管理サーバ30からポートレット毎のユーザの利用頻度を示すポートレット利用頻度情報を取得する(S108)。このポートレット利用頻度情報を元に、管理者は例えば、利用頻度の高いポートレットをユーザが閲覧し易い位置に再配置する等のレイアウトの変更を行なう。管理者がポータルページのレイアウトを変更した場合、変更されたレイアウトのレイアウト情報はウェブサーバ10からユーザ利用頻度管理サーバ30へと送信される(S109)。
ユーザ利用頻度管理サーバ30では、この変更されたレイアウト情報を受信すると、レイアウト情報管理部31に管理しているレイアウト情報を更新する(S110)。これにより、ユーザ利用頻度管理サーバ30で管理しているポータルページのレイアウトとユーザがユーザ端末20にて利用するポータルページのレイアウトとが異ならないようにすることができる。
本実施の形態によると、ユーザによりユーザ端末20においてポータルページのポートレットのいずれかの位置がクリックされた場合、ページ識別情報、クリック位置情報及びリンクの有無情報をユーザ端末20はユーザ利用頻度管理サーバ30に送信する。ユーザ利用頻度管理サーバ30は、クリック位置情報とあらかじめ記憶しているポータルページのレイアウトとにより、どのポートレットがクリックされたのかを特定し、さらに、当該クリックされた位置にリンクが貼られていた場合に、その特定したポートレットのクリック回数をインクリメントする。このように処理したポートレットのクリック回数を利用してユーザ利用頻度管理サーバ30は各ポートレットの利用頻度を算出することができる。したがって、ウェブサーバ10の管理者は、ポートレットのアクセスログを必要とせず、また、ウェブサーバ10の管理者がポートレットの管理権限を有していない場合にも、プロキシサーバを必要とせずに、ユーザのポートレットの利用頻度の情報を取得することができる。
また、クリックがされた位置のリンクの有無を検出しているので、偶然ユーザがクリックしてしまった場合等の実際にはユーザがポートレットを利用していないと考えられる場合についてはクリック回数をインクリメントする対象から排除することができ、単にクリック回数をカウントする場合と比較して、ウェブサーバ10の管理者の管理権限が及ばない外部サイトのポートレットの利用頻度をより正確に把握することができる。すなわち、ユーザ利用頻度管理サーバ30は、実際のユーザの利用頻度により近い、正確性の高い情報を取得することができる。
更に、ユーザ利用頻度管理サーバ30は、ユーザのポートレット毎のクリック回数に基づいて、所定の期間のポートレット毎の利用頻度を取得することができるため、ウェブサーバ10の管理者は、所定の期間におけるポートレット毎の利用頻度を、ポートレットの再配置に利用することができる。
なお、上記実施の形態は、ポータルページに配置されるポートレットの場合で説明したが、これに限られるものではなく、他の一般的なウェブサイトのコンポーネントの利用頻度の把握にも適用することができる。一般的なウェブサイトを閲覧するユーザ端末に対し、既述のクリック検出スクリプト部23を用いることで、クリック検出スクリプト部23は、ウェブサイト上のどの位置がマウスでクリックされたのか、また、クリックされた位置にリンクがあるか否かを検出することができる。ウェブサイトのレイアウトは当該ウェブサイトの管理者が把握しているため、ウェブサイトを訪れたユーザがどのコンポーネントに含まれるリンクをクリックしたか否かの情報を得ることができる。この情報を用いることにより、ウェブサイトの管理者は、ウェブサイトを訪れたユーザがどのコンポーネントに興味があり、利用していたのかを知ることができる。
また、上記実施の形態では、ポータルページをクリックするのはマウス21を用いた場合で説明したが、マウスに限られるものではなく、ポインティングデバイス等の他の入力手段によってクリックを行なうようにしても良い。
更に、上記実施の形態では、ウェブサーバ10とユーザ利用頻度管理サーバ30とが別々の装置である場合について説明したが、ウェブサーバ10とユーザ利用頻度管理サーバ30とは、同一の装置で構成されるようにしても良い。
ポータル上で提供されるコンテンツの利用頻度に関するデータを処理するデータ処理装置、データ処理方法及びデータ処理システムに利用できる。
10・・・ウェブサーバ
11・・・レイアウト情報送信部
12・・・レイアウト変更部
13・・・ポータルページ情報送信部
14・・・スクリプト情報送信部
20・・・ユーザ端末
21・・・マウス
22・・・ブラウザ部
23・・・クリック検出スクリプト部
30・・・ユーザ利用頻度管理サーバ
31・・・レイアウト情報記憶部
32・・・ユーザ利用情報受信部
33・・・ユーザ利用情報処理部
34・・・ポートレットアクセス回数記憶部
35・・・ポートレット利用頻度管理部
40・・・ネットワーク

Claims (7)

  1. サーバからネットワークを介して提供されるウェブサイトを表示可能なユーザ端末とネットワークを介して通信可能に構成されたデータ処理装置において、
    前記ウェブサイトで表示されるコンポーネントのレイアウトを示すレイアウト情報を記憶するレイアウト情報管理部と、
    前記コンポーネント毎のアクセス回数情報を記憶するアクセス回数情報記憶部と、
    前記ユーザ端末に表示されたウェブサイト上で入力操作がされたときに、前記入力操作がされた前記ウェブサイト上の位置を示す位置情報と当該位置にリンクが有るか無いかを示すリンク有無情報とを含むユーザ利用情報を前記ユーザ端末から受信する受信部と、
    前記受信部で受信した前記ユーザ利用情報に含まれる前記位置情報と前記レイアウト情報管理部に管理されている前記レイアウト情報とに基づいて、前記ユーザ端末で入力操作がされた位置と対応するコンポーネントを特定し、前記ユーザ利用情報に含まれる前記リンク有無情報がリンク有りを示している場合に、前記アクセス回数情報記憶部に記憶されている前記特定したコンポーネントのアクセス回数情報をインクリメントする処理部と、
    を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記アクセス回数情報記憶部に記憶される前記コンポーネントのアクセス回数情報に基づいて、所定の期間内の前記コンポーネントのアクセス回数を示すコンポーネント利用頻度情報を管理するとともに、前記サーバからの要求に応じて前記コンポーネント利用頻度情報を前記サーバへ送信する管理部、
    を更に備えることを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 前記ウェブサイトは複数のページからなり、
    前記ユーザ利用情報は更にページを識別するページ識別情報を含み、
    前記処理部は、前記コンポーネントを特定する際に、前記ページ識別情報を利用すること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載のデータ処理装置。
  4. 前記入力操作は、前記ユーザ端末と接続可能なマウスのクリックにより行なわれること、
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  5. 前記レイアウト情報管理部は、前記サーバから送信される前記レイアウト情報を受信し、記憶すること、
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  6. サーバからネットワークを介して提供されるウェブサイトを表示可能なユーザ端末とネットワークを介して通信可能に構成されたデータ処理装置のデータ処理方法において、
    前記ユーザ端末に表示されたウェブサイト上で入力操作がされたときに、前記入力操作がされた前記ウェブサイト上の位置を示す位置情報と当該位置にリンクが有るか無いか否かを示すリンク有無情報とを含むユーザ利用情報を前記ユーザ端末から受信し、
    前記受信したユーザ利用情報に含まれる前記位置情報と前記ウェブサイトで表示されるコンポーネントのレイアウトを示すレイアウト情報とに基づいて、前記ユーザ端末で入力操作がされた位置と対応するコンポーネントを特定し、
    前記受信したユーザ利用情報に含まれる前記リンク有無情報がリンク有りを示しているか否かを判定し、
    前記リンク有無情報がリンク有りを示していると判定した場合に、前記コンポーネント毎のアクセス回数情報を記憶するアクセス回数情報記憶部を参照し、前記特定したコンポーネントのアクセス回数情報をインクリメントする、
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  7. 第1のサーバと、前記第1のサーバからネットワークを介して提供されるウェブサイトを表示可能なユーザ端末と、ネットワークを介して前記第1のサーバ及び前記ユーザ端末とそれぞれ通信可能に構成された第2のサーバとを含むデータ処理システムにおいて、
    前記第1のサーバは、
    前記ウェブサイトを前記ユーザ端末に提供する際に、前記ユーザ端末のユーザによる入力操作がされたときに当該入力操作がされた前記ウェブサイト上での位置を示す位置情報と当該位置にリンクが有るか無いかを示すリンク有無情報とを検出するためのスクリプト情報を送信するスクリプト情報送信部と、
    前記ウェブサイトで表示されるコンポーネントのレイアウトを示すレイアウト情報を前記第2のサーバへ送信するレイアウト情報送信部とを備え、
    前記ユーザ端末は、
    前記ユーザ端末のユーザによる入力操作がされたときに、前記第1のサーバから送信された前記スクリプト情報に基づいて、前記入力操作がされた前記ウェブサイト上の位置を示す位置情報と当該位置にリンクが有るか無いかを示すリンク有無情報とを検出し、その検出した前記位置情報と前記リンク有無情報とを含むユーザ利用情報を前記第2のサーバへ送信するスプリクト部を備え、
    前記第2のサーバは、
    前記第1のサーバから送信された前記レイアウト情報を管理するレイアウト情報管理部と、
    前記コンポーネント毎のアクセス回数情報を記憶するアクセス回数情報記憶部と、
    前記第ユーザ端末から前記ユーザ利用情報を受信する受信部と、
    前記受信部で受信した前記ユーザ利用情報に含まれる前記位置情報と前記レイアウト情報管理部に管理されている前記レイアウト情報とに基づいて、前記ユーザ端末で前記入力操作がされた位置と対応するコンポーネントを特定し、前記ユーザ利用情報に含まれる前記リンク有無情報がリンク有りを示している場合に、前記アクセス回数情報記憶部に記憶されている前記特定したコンポーネントのアクセス回数情報をインクリメントする処理部とを備える、
    ことを特徴とするデータ処理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015504209A (ja) * 2011-12-31 2015-02-05 トムソン ライセンシングThomson Licensing ウェブページを提供するための方法及びユーザ装置
JP2015225361A (ja) * 2014-05-26 2015-12-14 株式会社プラグラム A/bテストの測定方法及び測定管理システム

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