JP2011041096A - 携帯端末、並びにこれに用いる集音制御方法及びプログラム - Google Patents

携帯端末、並びにこれに用いる集音制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮影対象者の音声を、より良い品質で集音する。
【解決手段】携帯端末1を構成する推定部30は、カメラ10で撮影された動画像データ110内における撮影対象者2の位置と、カメラ10が撮影に用いるパラメータ情報120とに基づき、自端末1に対する撮影対象者2の相対位置130を推定する。調整部40は、相対位置130に向けて、音声を集音するマイク20の指向性を調整する。また、推定部30は、撮影対象者2の位置の変化に応じて相対位置30を更新する。調整部40は、更新された相対位置30に向けて、マイク20の指向性を再調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末、並びにこれに用いる集音制御方法及びプログラムに関し、特にビデオカメラ、デジタルカメラ、携帯電話機等のように動画像の撮影と音声の集音とを並列に行う携帯端末、並びにこれに用いる集音制御方法及びプログラムに関する。
一般に、上記のような携帯端末には、その取扱い易さや撮影時の利便性の向上を目的として、動画像を撮影するカメラ及び音声を集音するマイクの両者が内蔵されている。しかしながら、内蔵型マイクで集音された撮影対象者の音声品質は、騒音、残響、エコー等の周囲環境の影響に因り、ピンマイクやガンマイクのような独立型マイクを用いて集音されたテレビ放送等における音声品質よりも著しく劣っているのが現状である。
この問題に対処する関連技術が、例えば特許文献1及び2に記載されている。この内、特許文献1に記載されるハンズフリー装置は、複数のマイクで集音された音声信号の内から所定の話者に対応する音声信号を識別すると共に、当該音声信号の入力方向を特定する。そして、このハンズフリー装置は、当該入力方向にマイクの指向性を高める。
一方、特許文献2に記載される録音装置は、複数のマイクによる音波の測定波形と、予め測定しておいたインパルス応答の波形とを比較・照合することによって、音源の位置を特定する。そして、この録音装置は、撮影装置による撮影範囲外に位置する音源からの音声に対する集音レベルを下げる。
特開2001−359185号公報 特開平11−341592号公報 特開2006−5440号公報 特開2001−92974号公報
しかしながら、上記の特許文献1及び2には、集音された撮影対象者の音声品質が不十分であるという課題があった。これは、上記の特許文献1及び2が、いずれも、音源位置の特定に際して、マイクによる実際の集音結果を利用するためである。上述した通り、集音結果は、騒音、残響、エコー等の周囲環境の影響を受ける。従って、上記の特許文献1及び2では、撮影対象者の位置を正確に特定して、音声品質を向上させることが困難である。
なお、参考技術として、特許文献3には、音声データと共に、話者の口唇の動きを撮影した動画像データ(或いは、これに代替する絵柄や図形)を送信し、以て劣悪な環境下における通話の明瞭度を視覚的に向上させる通話端末が記載されている。また、特許文献4には、動画像データ及び音声データの両者に基づき、精度良く話者を識別する話者識別方法が記載されている。しかしながら、これらの特許文献3及び4は、音声品質を何ら向上させるものでは無い。
従って、本発明は、撮影対象者の音声を、より良い品質で集音することが可能な携帯端末、並びにこれに用いる集音制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の一態様に係る携帯端末は、動画像を撮影するカメラと、音声を集音するマイクと、前記カメラで撮影された動画像データ内における撮影対象者の位置、及び前記カメラが撮影に用いるパラメータ情報に基づき、自端末に対する前記撮影対象者の相対位置を推定する推定手段と、前記相対位置に向けて、前記マイクの指向性を調整する調整手段とを備える。
また、本発明の一態様に係る集音制御方法は、動画像を撮影するカメラと、音声を集音するマイクとを備えた携帯端末に用いる集音制御方法を提供する。この集音制御方法は、前記カメラで撮影された動画像データ内における撮影対象者の位置と、前記カメラが撮影に用いるパラメータ情報とに基づき、前記携帯端末に対する前記撮影対象者の相対位置を推定し、前記相対位置に向けて、前記マイクの指向性を調整する。
さらに、本発明の一態様に係る集音制御プログラムは、動画像を撮影するカメラ、及び音声を集音するマイクを備えた携帯端末に、前記カメラで撮影された動画像データ内における撮影対象者の位置、及び前記カメラが撮影に用いるパラメータ情報に基づき、前記携帯端末に対する前記撮影対象者の相対位置を推定する処理と、前記相対位置に向けて、前記マイクの指向性を調整する処理とを実行させる。
本発明では、周囲環境に依存せず、撮影対象者の位置を正確に特定することが可能である。このため、撮影対象者の音声を、上記の特許文献1及び2よりも大幅に良い品質で集音することが可能である。
本発明の実施の形態1に係る携帯端末の概略的な構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る携帯端末の具体的な構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る携帯端末において推定する相対位置の一例を示したグラフ図である。 本発明の実施の形態1に係る携帯端末の一の動作例を示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態1に係る携帯端末における集音範囲の設定例を示した図である。 本発明の実施の形態1に係る携帯端末におけるマイクの配置例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る携帯端末の他の動作例を示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態1に係る携帯端末における集音範囲の一の動的調整例を示した図である。 本発明の実施の形態1に係る携帯端末における集音範囲の他の動的調整例を示した図である。 本発明の実施の形態2に係る携帯端末の構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る携帯端末の動作例を示したフローチャート図である。
以下、本発明に係る携帯端末の実施の形態1及び2を、図1〜図11を参照して説明する。なお、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
[実施の形態1]
図1に示す本実施の形態に係る携帯端末1は、一般的なビデオカメラ、デジタルカメラ、携帯電話機等と同様、動画像を撮影するカメラ10と、音声を集音するマイク20とが内蔵されており、以て動画像の撮影と音声の集音とを並列に行う。
加えて、携帯端末1は、相対位置推定部30と、指向性調整部40とを備えている。
この内、相対位置推定部30は、カメラ10で撮影された動画像データ110と、カメラ10が動画像データ110の撮影時に用いたパラメータ情報(以下、撮影パラメータ情報と呼称する)120とを取得する。また、相対位置推定部30は、後述する如く、動画像データ110内における撮影対象者2の位置(以下、データ内位置と呼称することがある)を検出する。さらに、相対位置推定部30は、検出したデータ内位置と、撮影パラメータ情報120とに基づき、携帯端末1に対する撮影対象者2の相対位置130を推定する。
ここで、撮影パラメータ情報120にカメラ10の画角121及び焦点距離122を含めると、相対位置130を簡易に推定することができる。具体的には、まず相対位置推定部30は、画角121及び焦点距離122を用いて、携帯端末1−撮影対象者2間の距離と、撮影対象者2及びその背景等を含む撮影対象領域(物体面)の幅及び高さとを算出する。そして、相対位置推定部30は、データ内位置、及び撮影対象領域と動画像データ110が示す画像領域とのサイズ比を用いることにより、携帯端末1を原点とする撮影対象者2の三次元位置を、相対位置130として算出する。なお、実験等により予め求めた相対位置130と、データ内位置、画角121、及び焦点距離122との対応関係(組合せ)をテーブルに格納し、相対位置推定部30が当該テーブルから相対位置130を取得するようにしても良い。この場合、相対位置推定部30の処理負荷が大幅に軽減される。
一方、指向性調整部40は、マイク20に対してその指向性を制御するためのパラメータ情報(以下、指向性パラメータ情報)140を与え、以てマイク20の集音範囲3が、図1に一点鎖線で示す如く相対位置130(すなわち、撮影対象者2)を含む狭範囲となるように調整する。なお、この調整処理の詳細については後述する。これにより、例えば、図1に点線で示す騒音4がマイク20で集音されるのを防止することができる。
このように、本実施の形態においては、騒音、残響、エコー等の周囲環境の影響を受けずに撮影対象者の位置を正確に特定し、撮影対象者の音声を高品質で集音することができる。
なお、上記の相対位置推定部30及び指向性調整部40は、ハードウェアに限らず、ソフトウェアにより実現することもできる。この場合、これらの相対位置推定部30及び指向性調整部40と同等の処理を記述したプログラムをメモリ等の記憶媒体(図示せず)に格納し、以て携帯端末1内のプロセッサ(図示せず)等に実行させれば良い。また、当該プログラムは、既存の携帯端末(カメラ及びマイクが内蔵された一般的な携帯端末)に組み込まれたファームウェアへのプラグインとして提供しても良い。
以下、携帯端末1の具体的な構成例及び動作例を、図2〜図9を参照して詳細に説明する。なお、以降の説明においては、一例として、カメラ10が一般的な自動焦点制御を行う機能を有している場合を扱う。
図2に示すように、携帯端末1は、図1に示した構成に加えて、カメラ10で撮影された動画像データ110と、マイク20で集音された音声データ150とを記憶する記憶部50を備えている。なお、携帯端末1は、記憶部50に代えて或いは加えて、動画像データ110及び音声データ150を、自端末1の操作ユーザ(撮影者)が指定する宛先に送信する機能や外部に出力する機能を有していても良い。
また、相対位置推定部30は、顔検出部31と、位置算出部32とを備えている。
この内、顔検出部31は、一般的な顔検出アルゴリズムに従って動画像データ110を解析することにより、動画像データ110に含まれる人物の顔を検出する。この時、顔検出部31は、検出した顔の位置160をカメラ10へフィードバックし、以てカメラ10における自動焦点制御(撮影対象者2に対するピント合せ)に利用させる。そして、顔検出部31は、自動焦点制御後に検出した顔位置160を上記のデータ内位置とし、カメラ10から取得した撮影パラメータ情報120と共に位置算出部32へ出力する。
一方、位置算出部32は、撮影パラメータ情報120及び顔位置160に基づき、上述した相対位置130の算出処理を実行する。そして、位置算出部32は、算出した相対位置130を指向性調整部40に与える。
また、マイク20には、一例として、所定の指向性を有する2個のマイク21_1及び21_2と、位相器22と、増幅器23と、加算器24とから成る簡易なマイクアレイを用いることができる。ここで、位相器22は、マイク21_2からの出力電圧V2の位相を調整する。増幅器23は、位相器22の出力電圧を増幅する。加算器24は、増幅器23の出力電圧とマイク22_1の出力電圧V1とを加算して得た電圧Vaを、マイク20の出力電圧として指向性調整部40に与える。また、位相器22による位相調整量をξ、増幅器23の利得をgとする。
マイク22_1及び22_2を、図3に示す如く原点O(例えば、カメラ10を構成するレンズの光軸)を挟んで距離dだけ離して配置した場合、出力電圧Vaは、原点Oから相対位置130までの距離r、Z軸と相対位置130とが成す角度θ、及びX軸と相対位置130とが成す角度φを用いて、下記の式(1)で表すことができる。ここで、同式(1)中、A、D1(θ,φ)、及びD2(θ,φ)は、音波振幅、マイク22_1固有の指向性、及びマイク22_2固有の指向性をそれぞれ示す。
Figure 2011041096
従って、指向性調整部40は、上記の指向性パラメータ情報140として、位相器22及び増幅器23に対して位相調整量ξ及び利得gをそれぞれ指示することにより、マイク20全体の指向性(すなわち、集音範囲3)を制御することができる。また、指向性調整部40は、マイク20からの出力電圧Vaを音声データ150へ順次変換し、記憶部50に与える。
次に、携帯端末1の動作例を、図4〜図9を参照して説明する。
図4に示すように、ユーザによる動画像の撮影開始操作が行われると、カメラ10は、相対位置推定部30内の顔検出部31との協調動作による自動焦点制御を行い、以て撮影対象者2にピントが合った動画像データ110を撮影する。そして、カメラ10は、撮影した動画像データ110を、顔検出部31及び記憶部50に与える(ステップS1)。
そして、顔検出部31は、動画像データ110中から撮影対象者2の顔位置160を検出する。この時、顔検出部31は、検出した顔位置160と、カメラ10から取得した撮影パラメータ情報120とを位置算出部32に与える(ステップS2)。
位置算出部32は、顔位置160及び撮影パラメータ情報120に基づき相対位置130を算出し、指向性調整部40に与える(ステップS3)。
指向性調整部40は、図5に示す如くカメラ10の画角121を6つに分割して得た集音範囲3A〜3Fの内から、相対位置130が属する集音範囲3を選択する。なお、マイク20のアレイ数を増やすことにより、選択候補とする集音範囲をより細かく設定することができる。例えば、図6に示す如くカメラ10を構成するレンズ11周辺に4個のマイク22_1〜22_4を配置した場合、水平方向及び垂直方向の両者に集音範囲を設定できる。
また、指向性調整部40は、選択した集音範囲3に適する位相調整量ξ及び利得gを、位相器22及び増幅器23に対してそれぞれ指示する(ステップS4)。ここで、各集音範囲3A〜3Fに適する位相調整量ξ及び利得gは、実験等により予め測定しておく。
これにより、マイク20の集音範囲3は、撮影対象者2を含む必要最低限の狭範囲となり、以て撮影対象者2の音声が高品質で集音されることとなる。
そして、指向性調整部40は、マイク20からの出力電圧Vaを音声データ150へ順次変換し、記憶部50に与える(ステップS5)。
また、携帯端末1は、図7に示す如く動作するとより好適である。図7に示す動作例は、上記のステップS2とS3との間にステップS6及びS7に示す処理を追加した点、並びにステップS2〜S7に示す処理を繰り返し実行する点で、図4に示した動作例と異なる。
より具体的には、顔検出部31は、上記のステップS2での顔位置160の検出が、動画像の撮影開始後の初回検出であるか否かを判定する(ステップS6)。初回検出と判定した場合、顔検出部31は、顔位置160及び撮影パラメータ情報120を位置算出部32に与える。これにより、上記のステップS3〜S5が実行され、以てマイク20の集音範囲3が適切に調整されることとなる。
上記のステップS6で初回検出で無いと判定した場合、顔検出部31は、動画像データ110内における顔位置160が、所定量を超えて変化したか否かをさらに判定する(ステップS7)。この結果、顔位置160が変化していないと判定した場合、顔検出部31は、何ら処理を実行しない。これにより、集音範囲3が現状のまま維持されることとなる。
一方、図8に示す如く撮影対象者2が移動した場合には、顔検出部31は、顔位置160が変化したと判定し、変化後の顔位置160及びこれに対応する撮影パラメータ情報120を位置算出部32に与える。これにより、上記のステップS3〜S5を経由して相対位置130の更新、及び集音範囲3の再調整が行われ、以て集音範囲3が、撮影対象者2の移動に追従することとなる。
また、動画像データ110中に複数の顔位置を検出した場合、携帯端末1は、各顔位置について上記のステップS2〜S7を実行するとさらに好適である。この場合、図9に示すように、集音範囲3が、複数(この例では3人)の撮影対象者2_1〜2_3各々の移動に応じて動的に調整されることとなる。
また、図示を省略するが、携帯端末1は、集音範囲3に、自端末1の操作ユーザを固定的に含めることができる。この場合、操作ユーザ−撮影対象者間の会話が高品質で集音されることとなる。
[実施の形態2]
図10に示す本実施の形態に係る携帯端末1aは、相対位置推定部30が、図2に示した顔検出部31及び位置算出部32に加えて顔認証部33を備えた点で、上記の実施の形態1と異なる。
ここで、図11に示すように、顔認証部33は、上記のステップS2に示した顔位置160の検出処理と上記のステップS3〜S7に示した集音制御処理の間に、一般的な顔認証アルゴリズムに従いステップS8及びS9に示す処理を実行する。
より具体的には、顔認証部33は、顔検出部31により動画像データ110中から抽出された撮影対象者2の顔画像データ170と、予め登録された撮影対象者の顔画像データとを照合する(ステップS8)。
両画像データがマッチングした場合、顔認証部33は、撮影対象者2が登録済みの人物であると判定し、その旨を示す認証結果180を位置算出部32に与える(ステップS9)。この時、位置算出部32は、算出した相対位置130を指向性調整部40へ出力する。これにより、上記の実施の形態1と同様にして、集音範囲3の調整及び動的な再調整が行われこととなる。
一方、両画像データがマッチングしない場合、顔認証部33は、撮影対象者2が登録済みの人物で無いと判定し、その旨を示す認証結果180を位置算出部32に与える。この場合、位置算出部32は、相対位置130の算出及び出力を行わない。これにより、登録済みで無い人物(例えば、単なる通行人)の音声を、集音対象から除外することができる。
なお、上記の実施の形態によって本発明は限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づき、当業者によって種々の変更が可能なことは明らかである。
1 携帯端末
2, 2_1〜2_3 撮影対象者
3, 3A〜3F 集音範囲
4 雑音
10 カメラ
20, 21_1〜21_4 マイク
22 位相器
23 増幅器
24 加算器
30 相対位置推定部
31 顔検出部
32 位置算出部
33 顔認証部
40 指向性調整部
110 動画像データ
120 撮影パラメータ情報
121 画角
122 焦点距離
130 相対位置
140 指向性パラメータ情報
150 音声データ
160 顔位置
170 顔画像データ
180 認証結果
V1, V2, Va 出力電圧
ξ 位相調整量
g 利得

Claims (20)

  1. 動画像を撮影するカメラと、
    音声を集音するマイクと、
    前記カメラで撮影された動画像データ内における撮影対象者の位置と、前記カメラが撮影に用いるパラメータ情報とに基づき、自端末に対する前記撮影対象者の相対位置を推定する推定手段と、
    前記相対位置に向けて、前記マイクの指向性を調整する調整手段と、
    を備えた携帯端末。
  2. 請求項1において、
    前記推定手段が、前記撮影対象者の位置の変化に応じて前記相対位置を更新し、
    前記調整手段が、前記更新された相対位置に向けて、前記マイクの指向性を再調整することを特徴とした携帯端末。
  3. 請求項1において、
    前記推定手段は、前記動画像データ内に複数の撮影対象者の位置が含まれる場合、各撮影対象者の位置と前記パラメータ情報とに基づき、自端末に対する各撮影対象者の相対位置を推定し、
    前記調整手段は、各相対位置に向けて、前記マイクの指向性を調整することを特徴とした携帯端末。
  4. 請求項3において、
    前記推定手段が、各撮影対象者の位置の変化に応じて各相対位置を更新し、
    前記調整手段が、前記更新された各相対位置に向けて、前記マイクの指向性を再調整することを特徴とした携帯端末。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、
    前記推定手段は、
    前記動画像データを解析して、前記撮影対象者が予め登録された撮影対象者であるか否かを判定し、
    前記撮影対象者が前記予め登録された撮影対象者であると判定した場合に、前記相対位置を推定することを特徴とした携帯端末。
  6. 請求項5において、
    前記推定手段が、前記解析及び判定を、予め定めた顔認証アルゴリズムに従って行うことを特徴とした携帯端末。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項において、
    前記調整手段が、前記相対位置に加え、自端末を操作するユーザに向けて前記マイクの指向性を調整することを特徴とした携帯端末。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項において、
    前記推定手段が、前記撮影対象者の位置を、予め定めた顔検出アルゴリズムを用いて検出することを特徴とした携帯端末。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項において、
    前記パラメータ情報が、前記動画像データの撮影時における、前記カメラの画角及び焦点距離を含むことを特徴とした携帯端末。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項において、
    前記動画像データと、前記マイクで集音された音声データとを記憶する記憶手段をさらに備えたことを特徴とする携帯端末。
  11. 動画像を撮影するカメラと、音声を集音するマイクとを備えた携帯端末に用いる集音制御方法であって、
    前記カメラで撮影された動画像データ内における撮影対象者の位置と、前記カメラが撮影に用いるパラメータ情報とに基づき、前記携帯端末に対する前記撮影対象者の相対位置を推定し、
    前記相対位置に向けて、前記マイクの指向性を調整する、集音制御方法。
  12. 請求項11において、
    前記撮影対象者の位置の変化に応じて前記相対位置を更新し、
    前記更新した相対位置に向けて、前記マイクの指向性を再調整することを特徴とした集音制御方法。
  13. 請求項11において、
    前記動画像データ内に複数の撮影対象者の位置が含まれる場合、各撮影対象者の位置と前記パラメータ情報とに基づき、前記携帯端末に対する各撮影対象者の相対位置を推定し、
    各相対位置に向けて、前記マイクの指向性を調整することを特徴とした集音制御方法。
  14. 請求項13において、
    各撮影対象者の位置の変化に応じて各相対位置を更新し、
    前記更新した各相対位置に向けて、前記マイクの指向性を再調整することを特徴とした集音制御方法。
  15. 請求項11〜14のいずれか一項において、
    前記動画像データを解析して、前記撮影対象者が予め登録された撮影対象者であるか否かを判定し、
    前記撮影対象者が前記予め登録された撮影対象者であると判定した場合に、前記相対位置を推定することを特徴とした集音制御方法。
  16. 請求項15において、
    前記解析及び判定を、予め定めた顔認証アルゴリズムに従って行うことを特徴とした集音制御方法。
  17. 請求項11〜16のいずれか一項において、
    前記相対位置に加え、前記携帯端末を操作するユーザに向けて前記マイクの指向性を調整することを特徴とした集音制御方法。
  18. 請求項11〜17のいずれか一項において、
    前記撮影対象者の位置を、予め定めた顔検出アルゴリズムを用いて検出することを特徴とした集音制御方法。
  19. 請求項11〜18のいずれか一項において、
    前記パラメータ情報として、前記動画像データの撮影時における、前記カメラの画角及び焦点距離を用いることを特徴とした集音制御方法。
  20. 動画像を撮影するカメラと、音声を集音するマイクとを備えた携帯端末に、
    前記カメラで撮影された動画像データ内における撮影対象者の位置と、前記カメラが撮影に用いるパラメータ情報とに基づき、前記携帯端末に対する前記撮影対象者の相対位置を推定する処理と、
    前記相対位置に向けて、前記マイクの指向性を調整する処理と、
    を実行させるための集音制御プログラム。
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