JP2011039633A - 電子機器、および電子機器における動作条件入力方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】片手で持ったままでも、画像の表示条件に関する情報の入力を容易に行なうことのできる電子機器、および当該電子機器における動作条件入力方法を提供すること。
【解決手段】電子機器100では、画像表示中あるいは表示条件の設定中に、入力面10Rへの指など対象物体の接触面積を検出し、接触面積が変化したとき、接触面積の変化に連動して画像生成装置200における画像の表示条件を変化させる。すなわち、指を押し付ける度合いを変化させた際に発生する入力面10Rと指との接触面積の変化を入力情報として利用する。かかる構成であれば、電子機器100をもった手の親指だけでも入力することができるので、便利である。
【選択図】図3
【解決手段】電子機器100では、画像表示中あるいは表示条件の設定中に、入力面10Rへの指など対象物体の接触面積を検出し、接触面積が変化したとき、接触面積の変化に連動して画像生成装置200における画像の表示条件を変化させる。すなわち、指を押し付ける度合いを変化させた際に発生する入力面10Rと指との接触面積の変化を入力情報として利用する。かかる構成であれば、電子機器100をもった手の親指だけでも入力することができるので、便利である。
【選択図】図3
Description
本発明は、画像や音声の再生を行なう電子機器、および電子機器における動作条件入力方法に関するものである。
携帯電話などの電子機器では、近年、液晶装置などの画像生成装置に重ねて入力装置(タッチパネル)が配置されたものが提供されている。かかる電子機器では、画像生成装置により再生された画像を見ながら入力装置の入力面(画像表示領域)に接触すると、接触位置に対応した情報の入力を行なうことができる。
また、入力装置を備えた電子機器に関しては、指による入力面(画像表示領域)への接触圧の分布によって、指が伸びてきた方向を検出する技術が提案されている(特許文献1)。
携帯電話などの電子機器では、表示されたスイッチ画像への接触以外の入力方法で画像の表示形態を変更することが望まれているが、特許文献1に記載の技術は、指が伸びてきた方向によっては入力を拒否するための技術であり、情報の入力方法には利用できない。
一方、入力面において2本の指を相対移動させた際の動きがあった際、かかる動きを入力情報として認識し、所定の動作を行なわせる電子機器も案出されている。但し、入力面において2本の指を相対移動させるには、片方の手で電子機器を持ち、他方の手で入力操作を行う必要があるため、不便である。
かかる状況に鑑みて、本発明の課題は、片手で持ったままでも、画像の表示条件に関する情報の入力を容易に行なうことのできる電子機器、および電子機器における動作条件入力方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る電子機器は、入力時に対象物体が接触する入力面、および該入力面への前記対象物体の接触面積を検出する接触面積検出部を備えた入力装置と、前記入力面と平面視で重なる領域に画像を生成する画像生成装置と、画像表示中あるいは表示条件の設定中に、前記入力装置により検出された前記接触面積が変化したとき、当該接触面積の変化に連動して前記画像生成装置における画像の表示条件を変化させる制御部と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、入力時に対象物体が入力面に接触する入力装置と、前記入力面と平面視で重なる領域に画像を生成する画像生成装置と、を有する電子機器における動作条件入力方法であって、画像表示中あるいは表示条件の設定中に、前記入力面への前記対象物体の接触面積を検出し、当該接触面積が変化したとき、当該接触面積の変化に連動して前記画像生成装置における前記画像の表示条件を変化させることを特徴とする。
本発明では、入力面を指などの対象物体を接触させた際、指を押し付ける度合いを変化させると、指と入力面との接触面積が変化する。かかる接触面積の変化が発生したときには、接触面積の変化に連動して画像生成装置における画像の表示条件(サイズ、明るさ等)が変更となる。すなわち、指を押し付ける度合いを変化させた際に発生する入力面と指との接触面積の変化が入力情報として利用される。かかる入力方法であれば、例えば、電子機器をもった手の親指だけでも入力することができるので、便利である。
本発明において、前記制御部は、例えば、前記接触面積が変化したとき、当該接触面積の変化に連動して、前記表示条件として前記画像の大きさを変化させる。
本発明において、前記制御部は、前記接触面積が増大したときに前記画像の大きさを拡大させ、前記接触面積が縮小したときに前記画像の大きさを縮小させることが好ましい。このように構成すると、指などの対象物体を入力面に強く押し付ければ、画像が大きくなるので、指の動きと画像の大きさとの関係が自然であり、便利である。
本発明において、前記制御部は、前記接触面積が変化したとき、当該接触面積の変化に連動して、前記画像に含まれる文字情報の大きさを変化させることが好ましい。このように構成すると、メールなどを読んでいる途中で指などの対象物体を入力面に強く押し付ければ、文字サイズが変わるので、便利である。
本発明において、前記入力装置は、入力時に前記入力面に前記対象物体が最初に接触した接触開始位置を記憶しておく接触開始位置記憶部を備え、前記制御部は、前記接触面積が変化したとき、前記接触開始位置を中心に前記画像の拡大および縮小を行なわせる構成を採用してもよい。このように構成すると、写真やナビゲーション用の地図画像などを見ている際、好きな箇所を中心に拡大することができる。
本発明においては、さらに、音声を再生する音声再生装置を備え、前記制御部は、音声再生中あるいは音声再生条件の設定中に、前記入力装置により検出された前記接触面積が変化したとき、当該接触面積の変化に連動して前記音声再生装置での音声再生条件(音量や音質)を変化させてもよい。すなわち、音声を再生する音声再生装置を備え、音声再生中あるいは音声再生条件の設定中に、前記入力装置により検出された前記接触面積が変化したとき、当該接触面積の変化に連動して前記音声再生装置での音声再生条件を変化させてもよい。このように構成すると、例えば、音楽の再生中や通話中、電子機器をもった手の親指だけでも音声を大きくすることができるので、便利である。
次に、添付図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
[入力装置および電子機器の構成]
(電子機器の全体構成)
図1は、本発明を適用した電子機器の説明図であり、図1(a)、(b)は、携帯電話機の説明図、および情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)の説明図である。図2は、本発明を適用した電子機器の電気的構成を示すブロック図である。
(電子機器の全体構成)
図1は、本発明を適用した電子機器の説明図であり、図1(a)、(b)は、携帯電話機の説明図、および情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)の説明図である。図2は、本発明を適用した電子機器の電気的構成を示すブロック図である。
図1(a)に示す電子機器100は携帯電話機(携帯用電子機器)であり、入力面10Rを備えた入力装置10と、電子機器本体101とを備えている。電子機器本体101は、複数の操作ボタン3001、スクロールボタン3002、直視型の画像生成装置200および音声再生装置300を備えており、画像生成装置200は、入力面10Rと重なる位置に画像表示領域20Rを備えている。図1(b)に示す電子機器100は情報携帯端末であり、入力面10Rを備えた入力装置10と電子機器本体101とを備えている。電子機器本体101は、操作ボタン4001、電源スイッチ4002、直視型の画像生成装置200および音声再生装置(図示せず)を備えており、画像生成装置200は、入力面10Rと重なる位置に画像表示領域20Rを備えている。また、図1(a)、(b)に示す電子機器100はいずれも、入力装置10および電子機器本体101に対して共通の制御装置400を備えている。
本形態において、入力装置10は、静電容量式、光学式、電磁誘導式等のタッチパネルであり、指などの対象物体が入力面10Rに接触した際、接触位置の座標を検出する。かかる接触位置を検出できれば、入力面10R(画像表示領域20R)に形成された複数のスイッチ画像のいずれが選択されたかを検出することができる。
また、本形態の電子機器100において、入力装置10は、指などの対象物体が入力面10Rに接触した際、指と入力面10Rとの接触面積も検出する。本形態の電子機器100においては、後述するように、入力装置10において検出した指と入力面10Rとの接触面積については、入力面10R(画像表示領域20R)に画像を表示する際の表示条件や、音声を再生するときの条件を指定する入力操作として利用される。
このため、図2に示すように、入力装置10は、入力面10Rに対する指の接触位置および接触面積を検出する接触位置・接触面積検出部480を備えており、かかる接触位置・接触面積検出部480は、入力面10Rと指との接触位置や接触面積を検出した結果を制御部470に出力する。このため、接触位置・接触面積検出部480は、入力面10R内での指などの対象物体が接触した状態を示す状態量を、入力面10Rにおける接触位置(位置座標)に対応する信号に変換する信号処理部410と、信号処理部410からの出力結果に基づいて、接触位置および接触面積を演算により求める演算部420とを有している。ここで、演算部420は、信号処理部410からの出力結果を一時的に記憶しておくデータ記憶421と、データ記憶421に記憶されているデータに基づいて接触位置を算出する接触位置算出部423と、データ記憶421に記憶されているデータに基づいて接触面積を算出する接触面積算出部425とを備えている。
本形態において、接触位置の検出は、入力面10Rを小さな領域に区分した際、これらの領域のいずれに対して指が接触したかを検出することによって実現することができる。ここで、指は、入力面10Rを小さな領域に区分した際、複数の小領域に跨って接触する。従って、接触位置については、例えば、指が接触した複数の領域の中心位置として算出する。また、接触面積の検出については、入力面10Rを区分した複数の小領域の領域の幾つに対して指が接触したかを検出することによって実現することができる。
また、電子機器本体101は、図1に示す制御装置400内に、出力情報制御部450を備えている。出力情報制御部450は、制御部470を介して指定された条件に基づいて、所定の画像データ452を電子機器100の画像生成装置200に出力する画像制御部451を備えている。また、出力情報制御部450は、制御部470を介して指定された条件に基づいて所定の音声データ457を電子機器100の音声再生装置300に出力する音声制御部456を備えている。また、制御部470は、入力装置10から入力された情報に基づいて、画像生成装置200での画像表示条件を決定するためのデータが記憶されている条件記憶部471を備えている。本形態において、条件記憶部471には、接触位置・接触面積検出部480で求められた接触面積と、表示条件とが関係付けられたルックアップテーブルなどの形態で記憶されている。ここで、制御部470はマイクロコンピューターなどから構成されており、ROM(図示せず)などに予め格納されているプログラムに基づいて後述する処理を行なう。
(表示条件入力の具体例)
図3は、本発明を適用した電子機器100において入力面10R(画像表示領域20R)に画像を表示している状態で表示条件を変更するための入力操作を行う様子を示す説明図である。図4は、本発明を適用した電子機器での入力処理を示すフローチャートである。なお、図3(a)、(b)、(c)は各々、指が入力面10Rに接触し始めた状態、指を入力面に押し込んだ状態、および指を入力面から引き離す状態を示してある。また、図3(a)、(b)、(c)において、上段の図面は指が入力面10Rに接触する状態を示す説明図であり、中段の図面は接触面積が変化する様子を示す説明図であり、下段の図面は画像表示装置20Rで表示される文字情報の説明図である。
図3は、本発明を適用した電子機器100において入力面10R(画像表示領域20R)に画像を表示している状態で表示条件を変更するための入力操作を行う様子を示す説明図である。図4は、本発明を適用した電子機器での入力処理を示すフローチャートである。なお、図3(a)、(b)、(c)は各々、指が入力面10Rに接触し始めた状態、指を入力面に押し込んだ状態、および指を入力面から引き離す状態を示してある。また、図3(a)、(b)、(c)において、上段の図面は指が入力面10Rに接触する状態を示す説明図であり、中段の図面は接触面積が変化する様子を示す説明図であり、下段の図面は画像表示装置20Rで表示される文字情報の説明図である。
図1および図2を参照して説明した電子機器100においては、例えば、入力面10R(画像表示領域20R)にメールを画像表示している状態で表示条件を一時的に変更するには、まず、図3(a)に示すように、指を入力面10Rに軽く触れた後、図3(b)に示すように、指を入力面10Rに強く押し付け、しかる後に、指を入力面10Rから離そうとする動作を行なう。
その結果、指に加える力に連動して、指と入力面10Rとの接触面積は、「小」である状態(図3(a)に示す状態)から、徐々に大きくなり、図3(b)に示す状態で最大となる。そして、図3(b)に示す状態から、指を入力面10Rから浮かそうとすると、指と入力面10Rとの接触面積は、「大」である状態(図3(b)に示す状態)から、図3(c)に示す状態まで小さくなり、その後、接触面積が0となる。
本形態では、かかる動作に連続して、画像表示している文字のフォントを切り換え、文字のサイズを変更する。すなわち、図3(a)に示すように、指と入力面10Rとの接触面積が「小」である状態には、それまで表示されていたサイズで文字を表示し、図3(b)に示すように、指と入力面10Rとの接触面積が「大」になったときには、文字のサイズを大きくし、図3(c)に示すように、指と入力面10Rとの接触面積が再び「小」になったときには、文字のサイズが小さな初期状態に戻す。
かかる表示形態の変更は、図4に示すフローチャートで示す動作によって実現される。まず、電子機器100においては、予め設定された条件で入力面10R(画像表示領域20R)に画像が表示されている、この状態で、指が入力面10R(画像表示領域20R)に触れたことが検出されると、処理が開始される。
まず、ステップST11では、接触位置・接触面積検出部480の接触面積算出部425が、指と入力面10Rとの接触面積を算出し、その結果を制御部470に出力する。
次に、ステップST12において、制御部470は接触面積が0であるか否かを行なう。ステップST12において、接触面積が0でないと判断された場合、ステップST13において、制御部470は、条件記憶部471に記憶されている条件に基づいて、出力情報制御部450の画像制御部451に指令を出力し、画像生成装置200においてステップST11で求めた接触面積に対応する条件での表示を行なわせる。しかる後に、再びステップST11に戻る。
このような動作を繰り返せば、図3を参照して説明したように、指と入力面10Rとの接触面積が変化したとき、かかる接触面積の変化に連動して画像生成装置200が表示した画像を拡大、縮小することができる。
なお、指が入力面10R(画像表示領域20R)から離れた場合には、ステップST12での判断において、接触面積が0であるとして処理を終了する。その結果、画像は初期条件で表示される。
また、図4に示す処理中に、例えば、所定のキー操作などが行われた場合には、処理を中止するように構成してもよい。この場合、処理を中止する直前の表示条件での表示が継続される。
さらに、上記説明では、画像表示中の動作を説明したが、表示条件の設定モードにおいて文字のサイズや画像の明るさ等の表示条件を入力する場合に上記の構成を採用してもよい。この場合、上記の動作中、確定のキー操作を行ったときに、確定のキー操作が行われる直前の条件に表示条件が設定されることになる。
(音声再生条件の入力の具体例)
上記説明では、指と入力面10Rとの接触面積に連動して表示条件を変更したが、音声再生中に、図3を参照して説明した動作が行なわれた場合、制御部470は、音声制御部456を制御し、指と入力面10Rとの接触面積に連動して音量や音質(高低)などの音声再生条件を変更してもよい。例えば、指と入力面10Rとの接触面積が増大したときに音量を増大させる。このように構成すると、例えば、通話中、電子機器100をもった手の親指だけでも音声を大きくすることができるので、便利である。
上記説明では、指と入力面10Rとの接触面積に連動して表示条件を変更したが、音声再生中に、図3を参照して説明した動作が行なわれた場合、制御部470は、音声制御部456を制御し、指と入力面10Rとの接触面積に連動して音量や音質(高低)などの音声再生条件を変更してもよい。例えば、指と入力面10Rとの接触面積が増大したときに音量を増大させる。このように構成すると、例えば、通話中、電子機器100をもった手の親指だけでも音声を大きくすることができるので、便利である。
また、音声再生条件の設定モードにおいて音量や音質(高低)などを設定する際に上記の構成を採用してもよい。この場合、上記の動作中、確定のキー操作を行ったときに、確定のキー操作が行われる直前の条件に音声再生条件が設定されることになる。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態の電子機器100では、画像表示中あるいは表示条件の設定中に、入力面10Rへの指など対象物体の接触面積を検出し、接触面積が変化したとき、接触面積の変化に連動して画像生成装置200における画像の表示条件を変化させる。すなわち、指を押し付ける度合いを変化させた際に発生する入力面10Rと指との接触面積の変化を入力情報として利用する。かかる構成であれば、電子機器100をもった手の親指だけでも入力することができるので、便利である。
以上説明したように、本形態の電子機器100では、画像表示中あるいは表示条件の設定中に、入力面10Rへの指など対象物体の接触面積を検出し、接触面積が変化したとき、接触面積の変化に連動して画像生成装置200における画像の表示条件を変化させる。すなわち、指を押し付ける度合いを変化させた際に発生する入力面10Rと指との接触面積の変化を入力情報として利用する。かかる構成であれば、電子機器100をもった手の親指だけでも入力することができるので、便利である。
また、本形態において、制御部470は、指と入力面10Rとの接触面積が増大したときに画像の大きさを拡大させ、接触面積が縮小したときに画像の大きさを縮小させる。このような形態であれば、指を入力面10Rに強く押し付ければ、画像が大きくなるので、指の動きと画像の大きさとの関係が自然であり、便利である。
(別の実施の形態)
図5は、本発明を適用した別の電子機器100において入力面10R(画像表示領域20R)に画像を表示している状態で表示条件を変更するための入力操作を行う様子を示す説明図であり、図5(a)、(b)、(c)は、左手の親指で入力操作を行っている様子を示す説明図、左手の親指で入力操作を行った場合の接触領域の変化を示す説明図、および画像を拡大したときの説明図である。図6は、本発明を適用した別の電子機器の電気的構成を示すブロック図である。なお、本形態の基本的な構成は、上記実施の形態と同様であるため、電子機器の全体構成については図1を参照する。また、上記実施の形態と共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図5は、本発明を適用した別の電子機器100において入力面10R(画像表示領域20R)に画像を表示している状態で表示条件を変更するための入力操作を行う様子を示す説明図であり、図5(a)、(b)、(c)は、左手の親指で入力操作を行っている様子を示す説明図、左手の親指で入力操作を行った場合の接触領域の変化を示す説明図、および画像を拡大したときの説明図である。図6は、本発明を適用した別の電子機器の電気的構成を示すブロック図である。なお、本形態の基本的な構成は、上記実施の形態と同様であるため、電子機器の全体構成については図1を参照する。また、上記実施の形態と共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図1を参照して説明した電子機器100においても、上記実施の形態と同様、入力面10R(画像表示領域20R)に画像表示している状態で表示条件を一時的に変更するには、まず、図5(a)に示すように、指を入力面10R(画像表示領域20R)に軽く触れた後、指を入力面10R(画像表示領域20R)に強く押し付ける。
その結果、図5(b−1)に示すように、指と入力面10Rとの接触面積は、「小」である初期状態から、図5(b−2)に示すように、指と入力面10Rとの接触面積が「大」である状態に移行する。その際、最初に指が接触した位置と、指と入力面10Rとの接触面積が「大」となった状態との間で、指と入力面10Rとの接触位置がずれることがある。
本形態では、かかる現象を利用して、画像を拡大、縮小の基準位置を決定する。すなわち、本形態では、図6に示すように、図2を参照して説明した接触位置・接触面積検出部480に接触開始位置記憶部427を追加し、かかる接触開始位置記憶部427には、図5(b−1)に示す接触開始位置10sを記憶させておく。そして、接触位置・接触面積検出部480は、入力面10Rと指との接触位置や接触面積を検出した結果に加えて、接触開始位置記憶部427に記憶されている接触開始位置10sも制御部470に出力する。そして、制御部470は、入力面10Rと指との接触面積に対応する指令を出力情報制御部450の画像制御部451に出力する際、接触開始位置10sを中心に画像を拡大、縮小するようにとの指令も制御部470の画像制御部451に出力する。
その結果、画像表示領域20Rでは、指と入力面10Rとの接触面積の変化に連動して画像サイズが変化する際、図5(c)に示すように、接触開始位置10sを中心P1に画像を拡大させる。なお、指と入力面10Rとの接触面積の変化に連動して画像サイズは縮小する際も、接触開始位置10sを中心に画像を縮小させる。
このような構成によれば、画像を拡大、縮小する際の中心を指定できるので、希望する拡大画像や縮小画像を画像表示領域20Rに表示させることができる。
10・・入力装置、10R・・入力面、100・・電子機器、200・・画像生成装置、300・・音声再生装置、410・・信号処理部、420・・演算部、421・・データ記憶、423・・接触位置算出部、425・・接触面積算出部、451・・画像制御部、456・・音声制御部、470・・制御部、480・・接触位置・接触面積検出部
Claims (8)
- 入力時に対象物体が接触する入力面、および該入力面への前記対象物体の接触面積を検出する接触面積検出部を備えた入力装置と、
前記入力面と平面視で重なる領域に画像を生成する画像生成装置と、
画像表示中あるいは表示条件の設定中に、前記入力装置により検出された前記接触面積が変化したとき、当該接触面積の変化に連動して前記画像生成装置における画像の表示条件を変化させる制御部と、
を有することを特徴とする電子機器。 - 前記制御部は、前記接触面積が変化したとき、当該接触面積の変化に連動して、前記表示条件として前記画像の大きさを変化させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記制御部は、前記接触面積が増大したときに前記画像の大きさを拡大させ、前記接触面積が縮小したときに前記画像の大きさを縮小させることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
- 前記制御部は、前記接触面積が変化したとき、当該接触面積の変化に連動して、前記画像に含まれる文字情報の大きさを変化させることを特徴とする請求項2または3に記載の電子機器。
- 前記入力装置は、入力時に前記入力面に前記対象物体が最初に接触した接触開始位置を記憶しておく接触開始位置記憶部を備え、
前記制御部は、前記接触面積が変化したとき、前記接触開始位置を中心に前記画像の拡大および縮小を行なわせることを特徴とする請求項2または3に記載の電子機器。 - 音声を再生する音声再生装置を備え、
前記制御部は、音声再生中あるいは音声再生条件の設定中に、前記入力装置により検出された前記接触面積が変化したとき、当該接触面積の変化に連動して前記音声再生装置での音声再生条件を変化させることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の電子機器。 - 入力時に対象物体が入力面に接触する入力装置と、前記入力面と平面視で重なる領域に画像を生成する画像生成装置と、を有する電子機器における動作条件入力方法であって、
画像表示中あるいは表示条件の設定中に、前記入力面への前記対象物体の接触面積を検出し、当該接触面積が変化したとき、当該接触面積の変化に連動して前記画像生成装置における前記画像の表示条件を変化させることを特徴とする電子機器における動作条件入力方法。 - さらに、音声を再生する音声再生装置を備え、
音声再生中あるいは音声再生条件の設定中に、前記入力装置により検出された前記接触面積が変化したとき、当該接触面積の変化に連動して前記音声再生装置での音声再生条件を変化させることを特徴とする請求項7に記載の電子機器における動作条件入力方法。
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