JP2011036177A - ペット用櫛 - Google Patents

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【課題】 ペットの室内飼いが増加している傾向があり、ペットが換毛期になると大量の抜け毛が発生し抜けた毛を撒き散らすために処理に滅入ってしまう家庭がある。
抜け毛を快適に効率良く取り除く道具の要望があるが、多くの要素がありその一要素である抜け毛の除去効率のみを追及しても他の要素に対しては副作用があって多数の用具を使い分けている状況である。
【解決手段】本発明のペット用櫛は、鉤状に曲がった撓みの大きい多数の櫛歯と指穴と手掛りのあるハンドルからなる。
上記櫛歯は櫛歯付け根から櫛歯先端方向に滑らかに細くするとともに概中間部で背側に折り曲げさらに先で弧を描いて腹側に曲げ弧の終端に直線部を設けその先端を膨らませること無くまるめる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ペットの被毛から抜け毛を取り除くためや絡んだ毛を梳きほぐしたりすることに使用するもので、ペットは主として獣毛のある犬や猫で冬毛や夏毛の生え変わる換毛期に発生する大量の抜け毛や一年中生え変わる毛をペットから取り除くことと、長い毛を持つペットは毛が絡み易く放置するとマット状になるのを防ぐために梳いて毛並みを整えるために使用する。
従来の被毛を整える用具には、ゴムクッションの上に多数のピンを植えこんだピンブラシや、支持体に細いピンを斜めに植えこんだスリッカーブラシ、あるいは真っ直ぐな櫛歯の櫛がある。
米国特許第3491725号 米国特許第2529012号 特願平7−349962号 実願平5−76775号
ペットの室内飼いが増加している傾向があり、ペットが換毛期になると大量の抜け毛が発生し抜けた毛を撒き散らすために処理に滅入ってしまう家庭がある。
抜け毛を快適に効率良く取り除く道具の要望があるが、多くの要素がありその一要素である抜け毛の除去効率のみを追及しても他の要素に対しては副作用があって多数の用具を使い分けている状況である。
ペットの被毛の手入れに長い時間と力が必要なペット美容師が主に使う用具では、疲れてくると力の配分が崩れて無理な力が入りペットが逃げ出すようになる。
被毛の引っ掛かりを良くする目的で刃や角を設けた櫛歯では残すべき毛を切り毛の表面のキューティクルに傷を付け美観を損ねるといった副作用があり、これは用具の使い分けで解決する問題ではなく、このような用具はその難点が問題にならない種類のペットにしか適用できない。
ペットから取り除いた抜け毛が周囲に散乱してしまう用具では散乱した抜け毛の後始末に困るために室内での使用がためらわれる。
被毛の手入れでペットが嫌がることが手入れを難しくするもう一つの問題である。
用具が固く皮膚に痛みを与え固い絡みを無理にほぐそうとすることがペットが嫌がる原因となり、用具のペットに接触する部分である櫛歯が撓みやすく柔らかい感触があるとペットに好まれ手入れ作業が容易になる。
櫛歯を鉤状にして弾力性を持たせた櫛では従来櫛歯の間隔を密にすることができないために毛の短い種類のペットでは抜け毛の漉き取り効率が十分高く無い。
また、ペットの体全体を手入れする用具のハンドルは手の不自由な人が使う事を十分に意識しているものになっていない。
このような課題を解決したペットと飼い主に快適なペット用櫛が一般家庭に求められている。
これを解決するためには、櫛歯間隔を密にして抜け毛の梳き取り効果を高める事と、ペットの被毛に当たる櫛歯の部分は刃状或いは角状ではなく丸くして毛を傷める事が無い事と、櫛歯に大きく撓む弾力を持たせて皮膚に傷や痛みを与えない事と、手に持ちやすく力の入れ易いハンドルにする事である程度手が不自由であっても使える事とを満足することを課題とした。
本発明では、上記課題を解決するために、次の技術的手段を講じた。
即ち、本発明のペット用櫛は、櫛歯の概中間部で弧を描いて腹側に曲げ抜け毛溜りとし先端方向に滑らかに細くした櫛歯と、指穴と手掛りのあるハンドルで構成する。
さらに上記櫛歯の形状は櫛歯付け根から櫛歯先端方向に滑らかに細くするとともに概中間部で背側に折り曲げさらに先で櫛歯弧始端から弧を描いて腹側に曲げ櫛歯弧終端に直線部を設けその先端を膨らませること無くまるめる。
櫛歯の弧を描く角度は使用時にペットの被毛に潜り込み易い櫛歯先端の角度になることとペットから取り除いた抜け毛が散乱しないように集めるための抜け毛溜りとなる適切な窪みを持たせる必要がある。
櫛歯の少なくとも櫛歯弧始端から櫛歯弧終端の弧を描く部分は断面が丸形で先端方向に滑らかに細くする事が望ましい。
さらに、上記櫛歯の断面は櫛歯の腹側を丸く櫛歯の背側を角としたD形の断面形状のものとする。
櫛歯付け根付近では櫛歯の腹側円形部分から櫛歯の背側角形部分間の寸法は櫛歯並設方向よりも厚くし櫛歯先端方向に滑らかに櫛歯の腹側と櫛歯の背側の厚みのみを薄くし櫛歯の腹側と櫛歯の背側の厚みと櫛歯並設方向の厚みが同一に細くなった部分よりも櫛歯先端方向には相似形状に細くし櫛歯弧終端から櫛歯先端直線部付近で丸くして櫛歯先端の丸めとする。
櫛歯を先端に向かって細くする事は撓みやすさを先端に向かって大きくすることで、櫛歯付け根付近は同一太さで撓みの少ない構成であっても櫛歯が絡みやすい鉤状に弧を描く部分では先端に向かって撓み易くなるように細くする。
従来の棒状で曲がっていて弾力性のある櫛歯の場合、ペットの毛を梳いた時に隣接する櫛歯を越えるように撓むと梳く力を緩めた時に櫛歯の曲がった先端が隣接する櫛歯と絡み合いほぐれる事が無く再度撓ませてからでないとほぐれない。
本発明の、曲がっていて弾力性のある櫛歯を櫛歯の付け根から櫛歯先端方向に向かって滑らかに断面を細くすると、櫛歯付け根側よりも櫛歯先端方向側が撓み易くなるので、ペットの毛を梳いた時に隣接する櫛歯を越えるように撓んでも梳く力を緩めると櫛歯の付け根側から撓みが戻り隣接する櫛歯との絡みもほぐれる。
櫛歯をハンドルに固設するために櫛歯に埋め込み部を設ける。
固設方法によって適宜形状を選択すれば良く、接続境界に応力集中を起こさないようかつ分離しないように固設する。
ハンドルは概円盤状の中心部に指を入れることができる指穴を設け、一端は櫛歯を固設する櫛歯固設部で、他端にはハンドルを握り易くする手掛りを設ける。
前記指穴は指が3本前後入る横長の大きさで指を一本だけ入れた時でも穴の中で指が滑らずに使えるように横長の中間位置に滑り止めの段差を付ける。
前記手掛りは櫛歯固設部と指穴を挟んで概反対の位置に突起を1乃至複数個設置し握る時の手掛りとするもので、本発明のペット用櫛の握り方を変える時に確実に握るための補助にするものでどの方向に向けても使えるように握ることができ指が不自由であっても使えるためのものである。
また手掛りはペット用櫛を立てて置くための足としても利用する。
前記櫛歯固設部は櫛歯を整然と固設する部分であり、櫛歯は一直線に並設する以外にペットの広い部分や狭い部分の手入れをする場合に扱いやすい曲線を描いた並びで固設される。
扱いやすい曲線とは、櫛歯の高低の並びは櫛歯列の中央部をハンドルから高く設置し櫛歯列の両辺部を櫛歯列中央よりも低く円弧状に設置すると共に櫛歯の前後の並びは櫛歯列の中央部をハンドルの腹側に設置し櫛歯列の両辺部を櫛歯列中央よりも背側に円弧状に設置する。
上記曲線の櫛歯列はペットの顔や手足の付け根やお尻など細かく手入れしたい部分を梳く時に余分な櫛歯がペットから離れる方向になり他の梳かない部分に絡まないので操作が容易になる。
櫛歯固設部の櫛歯列の両外側にハンドルから突出した櫛歯保護突起を設ける。
前記櫛歯保護突起は外側の櫛歯が使用中に外側へ開きすぎて櫛歯付け根が変形する事を防止するものであり外側の櫛歯を頑丈なものに置き換える場合はこの限りではない。
本発明のペット用櫛は櫛歯が相互に絡み合うことが少ないために鉤状の櫛歯を真っ直ぐに伸ばしても元に戻る大きな撓みを持たせ密に並設することができるので抜け毛の漉き取り効率が高い。
持ち易いハンドルはブラッシング作業を容易に行なう事ができる。
櫛歯が撓みやすく柔らかい感触がありペットに好まれブラッシング作業が容易になる。
本発明の実施形態を示すペット用櫛の背側を見る斜視図 同ペット用櫛の腹側を見る斜視図 同ペット用櫛の正面図 同ペット用櫛の側面図 同ペット用櫛の平面図 同ペット用櫛の図3におけるA―A線断面図 同ペット用櫛の図3におけるB―B線断面図 同ペット用櫛の櫛歯拡大正面図 同ペット用櫛の櫛歯拡大側面図 同ペット用櫛の図9におけるC―C線断面図 同ペット用櫛の図9におけるD―D線断面図
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1で本発明のペット用櫛1は、ハンドル3の一端の櫛歯固設部6に多数の櫛歯2を設け多数の櫛歯2の両端には櫛歯保護突起7を設け、ハンドル3に指穴4と手掛り5を2個とを設け指穴4には滑り止め8を設けた。
図2はペットの被毛側と接触する面でありハンドル3は滑らかな形状でペットに無用な刺激が無く、櫛歯2の先端が見える。
図4で櫛歯2の先端はハンドル3の腹側10を向いて設置され櫛歯2には抜け毛溜り22が見える。
抜け毛を抜け毛溜りに溜めると櫛歯の背側から櫛歯の先端に向かって擦ると抜け毛の固まりを簡単に取り捨てる事ができる。
ハンドル3の手掛り5は底面が平らで櫛歯2を上にして立てて置くための足となる。
上記櫛歯2は図9の櫛歯付け根12から櫛歯先端16方向に滑らかに細くするとともに概中間部で背側9に櫛歯中心線21に対して櫛歯中間部折り曲げ角17で折り曲げその角度は概30度でさらに先の櫛歯弧始端13から櫛歯中心線21上に焦点を持つ円弧に接して弧を描き腹側10に曲げ櫛歯弧終端14に櫛歯先端直線部15を設けその末端の櫛歯先端16を膨らませること無くまるめる。
櫛歯2の先細りは櫛歯の長さに対する直径の差の割合で少なくとも櫛歯弧始端13から櫛歯弧終端14の弧を描く部分で20%乃至40%が望ましく、櫛歯付け根付近の直線部分においてはこの限りでは無い。
上記先細り40%とは長さ10mmで直径が40%細くなる割合を言う。
櫛歯の弧を描く角度は使用時に櫛歯先端16がペットの被毛に潜り込み易い角度になることとペットから取り除いた抜け毛が周囲に散乱しないようにするための抜け毛溜り22となる適切な角度を持たせるため櫛歯中心線21と弧の焦点から櫛歯弧終端14のなす櫛歯弧の終端角18は35度乃至50度望ましくは40度である。
櫛歯弧終端14から櫛歯先端直線部15を設ける目的は櫛歯先端16がペットの被毛に潜り込み易くする導入部で概長さ2mmの直線が望ましい。
櫛歯付け根12から櫛歯先端16間は16mm乃至35mmが望ましく、櫛歯弧の直径は8mm乃至16mmが望ましい。
櫛歯の腹側20はペットの毛と接触する部分であり、櫛歯の背側19は櫛を通った毛が離れ去る部分で、断面形状は毛に傷を付け難い丸形が基本である。
櫛歯埋め込み部11はハンドル3の櫛歯固設部6に確実に固設される形状とする。
図8で示す櫛歯2は櫛歯付け根12から櫛歯の概中間位置まで同一太さであり、先端に近付いて細くなる。
櫛歯付け根付近の太さが同一なのは隣接する櫛歯との隙間を一定に保つためであり、隙間は櫛歯の材質による強度や対象ペット種の限定によって変えるが、櫛歯の幅と隙間の比率は櫛歯の幅に対して隙間を0.5乃至2が望ましい。
櫛歯間の隙間を一定の比率に保つことを考慮するのはラフ・コリーやサモエドなどの被毛の量が多い種類は櫛歯間の隙間比率が少ないと櫛歯が潜り込むことができなくなるためであり、短毛種や毛の少ない種類には隙間の比率が少なくても効果がある。
また、上記櫛歯2の図10C―C線断面図で示す櫛歯の腹側20を円形とし櫛歯の背側19を角形としたD形の断面形状のもので櫛歯付け根12付近では櫛歯の腹側円形部分から櫛歯の背側角形部分間の厚さの寸法は櫛歯並設方向の寸法よりも厚くする。
図11D―D線断面図で示す櫛歯断面は櫛歯先端方向に滑らかに櫛歯の腹側から櫛歯の背側間の厚みを薄くしていき、櫛歯の腹側から櫛歯の背側間の厚みと櫛歯並設方向の厚みが同一寸法に薄くなってからの図でありそれよりも櫛歯先端方向には相似形状に細くしている事を示すもので、櫛歯先端直線部15付近で丸くして櫛歯先端に繋ぐ。
なお、櫛歯の背側19の角形は櫛歯の材質をPAやPBT、POMの曲げ強度を考慮したものでありこれよりも曲げ強度の強いものであれば円形で良い。
D形断面形状は見かけ上の寸法を変えずに櫛歯の撓み具合を改善するもので、円形よりD形の有利な理由は円形の断面の背側にD形になるように肉付けしたもので毛を梳く方向の厚みと並設方向の厚みは円形と同一とするため円形に比べて断面積を増して曲げ強度を大きくできるものであると共に、D形断面形状によって櫛歯並設方向の曲げ強さが大きく毛を梳く方向の曲げ強さは比較的に弱くなるため櫛歯の絡みも減少する事である。
櫛歯の断面形状で櫛歯の腹側20の断面を丸くすることは被毛の美しさを大切にするマルチーズやペキニーズなどの長い毛の切断やキューティクルに傷を付ける事が少ない。
櫛歯の腹側20から櫛歯の背側19間の厚みと櫛歯並設方向の厚みを同一にする位置は概櫛歯弧始端13の位置である。
櫛歯を櫛歯付け根12から櫛歯先端16に向かって滑らかに細くすることにより撓み易さが櫛歯付け根付近よりも櫛歯先端に向かって大きくなるために梳いた時に隣接する櫛歯と一時的に交叉して絡み合う状態になっても梳く力が抜けると櫛歯付け根付近から交叉状態がほぐれていくので絡み合ったまま残る事が少なくなる。
隣接する櫛歯が絡み難いと櫛歯間隔を密にして良好な漉き取りが可能になり、撓み量の大きな櫛歯であっても抜け毛の漉き取り効果の高いものにできる。
従来、撓み量の大きい櫛では難しかった日本猫やアメリカン・ショート・ヘアーなどのような細く短い毛の手入れが十分行なえる櫛が提供可能になった。
被毛の手入れでペットに嫌がられることが手入れを難しくする大きな問題であり、原因は用具が固くて痛みを与える事と毛玉を無理にほぐそうと強く引くことがペットに手入れを嫌がられる原因であり用具特に櫛歯が撓みやすく柔らかい感触があるとペットに好まれ手入れ作業が容易になる。
図3で示す櫛歯2の並び方は中央部の櫛歯2はハンドル3から高い位置にあり、両辺部の櫛歯2は低い位置に弧を描く櫛歯固設部6に沿って設置されている。
図6A―A線断面図では中央部の櫛歯部分であり櫛歯2の設置場所はハンドル3の腹側10に近くに設置されている事が分かり、図7B―B線断面図では辺部の櫛歯部分であり櫛歯2の設置場所はハンドル3の背側9に近く設置されている事が分かる。
そして、図5で櫛歯2の並びは中央部ではハンドル3の腹側10に近く櫛歯2の両端側ではハンドル3の背側9に近く弧を描いて設置されている事を示す。
従来の櫛の櫛歯は一直線に設置されているので面積の広い部分と細かく入り組んだ部分との使い分けに技術を要するが、本発明のペット用櫛の櫛歯列は立体的に弧を描く並びとなっているために狭い部分の手入れをする時に片方の端を使用すると他端はペットから離れて位置するので邪魔にならずに手入れができる。
ペットの皮膚に痛みを与えないためや固い絡み毛を引っ掛けた時に無理な力が掛らずに外れるように、櫛歯の弾力と撓みは櫛歯の弧をほぼまっすぐに伸ばす程度に大きく撓めても復元する弾力を持たせる事と、弾力はフックの法則に従い撓み量が力に比例するよりも形状記憶合金の超弾性やプラスチックのクリープ変形によるものの方が一定の力で大きく撓むために痛みを感じさせないで外れる、櫛歯の形状と材質との兼ね合いも考慮して先ずプラスチックの中から選択した。
超弾性やクリープ変形であれば、固い毛玉を引っ掛けた時に特別意識しなくても一定の力で櫛歯が大きく撓み毛玉が離れるために痛みを与えることが無い。
図3によるハンドル3は概円盤状の中心部に指を入れることができる指穴4を設け、一端は多数の櫛歯を固設する櫛歯固設部6で、他端にはハンドル3を握り易くする手掛り5を設ける。
前記指穴4は指が3本前後入る横長の大きさで指を一本だけ入れて使った時に穴の中で指の位置を安定できるように滑り止め8の段差を設ける。
櫛歯列の両外側にハンドル3から突出した櫛歯保護突起7を設ける。
櫛歯保護突起7は外側の櫛歯2が使用中に大きく外側へ開き変形する事を防止するものであり外側の櫛歯を頑丈な櫛歯に置き換える場合はこの限りではない。
前記手掛り5は櫛歯固設部6と指穴4を挟んで反対の位置に設置し握る時の手掛りとするものでペットも人も態勢を変えなくても様々な方向に梳くために持ち方を変えてもしっかりと握ることができ、突出量は少なくとも小指の太さ程度突出し滑らず指が不自由であっても握るための補助にする。
図4における手掛り5は本発明のペット用櫛1をテーブルに立てて置けるような底面をなし足の機能を持つ事を示している。
抜け毛溜りに抜け毛を溜めた状態ではテーブルに置く時に伏せて置くと不潔に感じるが立てて置くことで汚れる事が無く清潔に扱う事ができる。
多く使われている棒状のハンドルでは親指と他の指で確実に握らないと操作ができないため、指の機能が正常でなければならない。
ハンドル部に指穴を設けただけのものでは確実に握らないと安定せず手の不自由な人には使うことが難しいが手掛り5を設けることによって親指が使えなくても用具をいろいろな方向に使えるようにする事ができるし、噛み癖のあるペットに対して皮手袋を付けての手入れが容易にできる。
1 ペット用櫛
2 櫛歯
3 ハンドル
4 指穴
5 手掛り
6 櫛歯固設部
7 櫛歯保護突起
8 滑り止め
9 背側
10 腹側
11 櫛歯埋め込み部
12 櫛歯付け根
13 櫛歯弧始端
14 櫛歯弧終端
15 櫛歯先端直線部
16 櫛歯先端
17 櫛歯中間部折り曲げ角
18 櫛歯弧の終端角
19 櫛歯の背側
20 櫛歯の腹側
21 櫛歯中心線
22 抜け毛溜り

Claims (5)

  1. ハンドルに多数の鉤状の櫛歯を密に並設するペット用櫛において、前記櫛歯形状は概中間部で弧を描いて腹側に曲げ抜け毛溜りとし、少なくとも櫛歯の弧を描く部分は先端方向に滑らかに細くした撓みの大きい櫛歯でなるペット用櫛。
  2. 櫛歯の断面は少なくとも櫛歯の弧を描く部分で櫛歯の腹側を丸く櫛歯の背側を角としたD形の断面形状としたことを特徴とする請求項1に記載のペット用櫛。
  3. 櫛歯の並設形状を櫛歯の高低の並びは櫛歯列の中央部をハンドルから高く設置し櫛歯列の両辺部を櫛歯列中央よりも低く円弧状にし、櫛歯の前後の並びは櫛歯列の中央部をハンドルの腹側に設置し櫛歯列の両辺部を櫛歯列中央よりも背側に円弧状に設置したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のペット用櫛。
  4. ハンドルに多数の鉤状の櫛歯を密に並設するペット用櫛において、ハンドルは概円盤状の中心部に指を入れることができる指穴を設け、一端は櫛歯を固設する櫛歯固設部で、他端には手掛りを設け、前記指穴は指が3本前後入る横長の大きさで横長の中間位置に滑り止めを設け、前記手掛りは指穴を挟んで櫛歯固設部と概反対の位置に突起を1乃至複数個設置したペット用櫛。
  5. ハンドルに多数の鉤状の櫛歯を密に並設するペット用櫛において、前記櫛歯形状は概中間部で背側に折り曲げさらに先で弧を描いて腹側に曲げ弧の終端に直線部を設けその先端を膨らませること無くまるめて末端とし、櫛歯の弧を描く角度は使用時にペットの被毛に潜り込み易い櫛歯先端の角度になることとペットから取り除いた抜け毛を集めるための抜け毛溜りとなる窪みを持たせ、上記櫛歯の断面は櫛歯の腹側を丸く櫛歯の背側を角としたD形の断面形状のもので櫛歯付け根付近では櫛歯の腹側円形部分から櫛歯の背側角形部分間の寸法は櫛歯並設方向よりも厚くし櫛歯先端方向に滑らかに櫛歯の腹側と櫛歯の背側の厚みを細くし櫛歯の腹側と櫛歯の背側の厚みと櫛歯並設方向の厚みが同一に細くなった部分よりも櫛歯先端方向には相似形状に細くし弧の終端直線部付近で丸くして先端を丸め、前記ハンドルは概円盤状の中心部に指を入れることができる指穴を設け、一端は櫛歯を固設する櫛歯固設部で他端には手掛りを設け、前記指穴は指が3本前後入る横長の大きさで横長の中間位置に滑り止めを設け、前記手掛りは突起を1乃至複数個設置したことを特長とするペット用櫛。
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