JP2011035677A - 動画像符号化装置、動画像符号化方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

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【課題】精度よく符号化効率の高いマクロブロックパーティションを決定可能な技術を提供する。
【解決手段】動画像符号化装置であって、動きベクトル検出のためのブロックの分割パターンを複数パターン中から選択し、選択分割パターンに応じて分割されたマクロブロックにつき、参照画像の探索範囲内においてマッチング誤差を算出する。マッチング誤差が最小の位置に基づき動きベクトルを検出し、各パターンについて検出された動きベクトルに対応するマッチング誤差を比較して、最小となるマッチング誤差に基づき符号化に用いるマクロブロックの分割パターンを決定する。その際、符号化対象画像の種類に基づきパターン毎にマッチング誤差に重み付けする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、動画像符号化装置、動画像符号化方法及びコンピュータプログラムに関する。
近年、マルチメディアに関連する情報のデジタル化が急進しており、それに伴い映像情報の高画質化に向けた要求が高まっている。具体的な例として放送メディアの従来の720×480画素のSDから、1920×1080画素のHDへの移行を挙げることができる。しかしながら、この高画質への要求は同時にデジタルデータの増大を招き、従来性能を上回る圧縮符号化技術及び復号化技術が求められている。
これらの要求に対し、ITU-T SG16やISO/IEC JTC1/SC29/WG11の活動で画像間の相関を利用したフレーム間予測を用いた符号化圧縮方式の標準化作業が進められている。この中でも、現状最も高能率符号化を実現しているといわれる符号化方式に、H.264/MPEG-4 PART10(AVC)(以下、H.264と呼ぶ)がある。なお、H.264の符号化・復号化の仕様については特許文献1に記載されている。
このH.264で新たに導入された技術のひとつとして、可変ブロックサイズ動き補償がある。この動き補償技術技術では、符号化単位である符号化ブロック(以下、マクロブロックと呼ぶ)を分割した動き補償ブロック(以下、マクロブロックパーティションと呼ぶ)を複数種類用意する。そして、この動き補償ブロックを用いて細かい画像単位の動き量を検出し、符号量をより低減することができる。
特開2005-167720号公報
H.264では可変ブロックサイズ動き補償により動き補償ブロックの細分化を行うことができる。そうした選択の自由度がある一方で、H.264画像符号化の実装の際には、符号化効率の高いマクロブロックパーティションをいかにして選択するかという問題がある。そこで、本発明は精度よく符号化効率の高いマクロブロックパーティションを決定可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、
符号化対象の画像をマクロブロックに分割し、該マクロブロックについて参照画像とのマッチング誤差を算出して動きベクトルを検出し、予測符号化を行う動画像符号化装置であって、
前記マクロブロックについて前記動きベクトルの検出を行うためのブロックの分割パターンを、複数の分割パターンのうちから選択する選択手段と、
選択された分割パターンに応じて分割されたマクロブロックにつき、参照画像の探索範囲内において前記マッチング誤差を算出し、該マッチング誤差が最小となる位置に基づき動きベクトルを検出する動きベクトル探索手段と、
前記複数の分割パターンのそれぞれについて検出された動きベクトルに対応する前記マッチング誤差を比較して、最小となるマッチング誤差に基づき符号化に用いるマクロブロックの分割パターンを決定する決定手段と
を備え、
前記決定手段は、
各マッチング誤差に対応する分割パターンに応じた重み付けを与えて前記比較を行い、
前記重み付けは、前記符号化対象の画像がフレーム画像の場合には前記複数の分割パターンについて均等であって、
前記重み付けは、前記符号化対象の画像がフィールド画像の場合には、前記複数の分割パターンのうち前記マクロブロックを横長に分割するパターンについて最も小さな重み付けを与える
ことを特徴とする動画像符号化装置。
本発明によれば、H.264画像符号化の動き予測におけるマクロブロックパーティションを適応的に選択し、符号化効率を向上させることができる。
実施形態1の画像符号化装置の概略の構成を示すブロック図。 実施形態に係るマクロブロックパーティションを説明するための図。 実施形態1の画像符号化装置のインター予測部の概略の構成を示すブロック図。 実施形態1の画像符号化装置のインター予測部の動作を説明するフローチャート。 実施形態2の画像符号化装置のインター予測部の概略の構成を示すブロック図。
以下に添付の図面を参照しながら、動き補償符号化装置の実施形態を詳細に説明する。
[実施形態1]
図1は発明の実施形態1に対応する動画像償符号化装置の構成の一例を示す。図1の動画像符号化装置100において、各ブロックは専用ロジック回路やメモリを用いてハードウェア的に構成されてもよい。或いは、メモリに記憶されている処理プログラムをCPUが実行することにより、ソフトウェア的に構成されてもよい。
フレームメモリ101には、表示順に従って入力画像(原画像)がフレーム単位に入力され、これを保存する。フレームメモリ101からは、符号化順に符号化対象ブロックがインター予測部103、イントラ予測部105、減算器112に順次提供される。フィルタ後参照フレームメモリ102は、ループフィルタ115でフィルタ処理された符号化済み画像を参照画像として保存し、符号化順に符号化対象ブロックの参照画像をインター予測部103、動き補償部104に順次提供する。フィルタ前参照フレームメモリ114は、ループフィルタ115がフィルタ処理する前の符号化済み画像を参照画像として保存し、符号化順に符号化対象ブロックの参照画像をイントラ予測部105に順次提供する。
減算器112はフレームメモリ101からの符号化対象ブロックから、イントラ/インター判定部111からの予測画像ブロックを減算し、画像残差データを直交変換部106へ出力する。なお、予測画像ブロックの生成方法については後述する。直交変換部106では減算器112から出力された画像残差データを直交変換処理して、変換係数を量子化部107に提供する。量子化部107は直交変換部変換係数を所定の量子化パラメータを用いて量子化し、エントロピー符号化部108および逆量子化部109に提供する。エントロピー符号化部108は量子化部107で量子化された変換係数の入力に、CAVLC、CABACなどのエントロピー符号化を施して、符号化データを出力する。
続いて、量子化部107で量子化された変換係数を用いて参照画像データが生成される。具体的に、逆量子化部109は、量子化部107からの量子化された変換係数を逆量子化する。逆直交変換部110は、逆量子化部109で逆量子化された変換係数を逆直交変換し、復号残差データを生成し加算器113に提供する。加算器113は復号残差データと後述する予測画像データとを加算し、参照画像データを生成し、フィルタ前参照フレームメモリ114に保存する。参照画像データは、フィルタ前参照フレームメモリ114を介してループフィルタ115にも提供される。ループフィルタ115は参照画像データをフィルタリングしてノイズを除去し、フィルタ後の参照画像データをフィルタ後参照フレームメモリ102に保存する。
続いて、入力画像データおよびフィルタ前参照画像データ、フィルタ後参照画像データを用いた予測画像データの生成方法を説明する。インター予測部103は、フレームメモリ101から提供される符号化対象ブロックおよびフィルタ後参照フレームメモリ102から提供されるフィルタ後参照画像データから動きベクトルを検出する。検出された動きベクトルは、フィルタ後参照フレーム画像データ番号と共に動き補償部104に提供される。動きベクトル検出方法の詳細については後述する。動き補償部104はインター予測部103から送られた動きベクトルを用いて、フィルタ後参照フレームメモリ102中のフィルタ後参照フレーム画像データ番号で示される参照フレーム画像を参照して、各ブロックの予測画像データを生成する。生成された予測画像データは、イントラ/インター判定部111に提供する。
一方、イントラ予測部105は符号化対象ブロック周辺の復号化済みデータを用いてイントラ予測モード別にイントラ予測画像を生成する。そしてフレームメモリ101から提供される符号化対象ブロックと生成した予測画像とを用いてイントラ予測を行い、適切なイントラ予測モードを選択し、予測画像をイントラ/インター判定部111に提供する。イントラ/インター判定部111は動き補償部104およびイントラ予測部105から提供されてくる予測画像データのうち適切な予測画像を選択して減算器112に提供する。
続いて、本発明に係る動きベクトルの検出方法およびマクロブロックパーティション(以下、「MBP」)の決定方法について述べる。なお、本実施形態では複数種類のMBPとして図2(a)の16×16、16×8、8×16、8×8が選択できる場合を例に挙げて説明する。また、本実施形態における画素アスペクトは正方形であるものとする。
ここで、図2を参照してMBPについて詳細に説明する。H.264は図2(a)に示すようにMPEG2で用いられているサイズである16×16画素を最大のマクロブロックタイプ(以下、「MBタイプ」)とする。そして、最小8×8画素のMBタイプまでの4種類の分割パターンに応じた予測符号化ブロックを選ぶことができる。さらに、最小8×8画素の各MBタイプは、図2(b)に示すようなより細かいサブマクロブロックパーティション(以下、「SMBP」)に分割でき、最小4×4画素までの4種類のSMBPのいずれかに分割可能である。つまり、予測符号化ブロックは、3(SMBPの対象外のMBP数)+4(SMBP対象のMB数)×4(SMBP数)=19種類のパーティション中から選ぶことになる。この結果、より細かい画像単位で動き情報を探索し、動き情報の精度の向上を実現している。
図3及び図4を参照して、実施形態におけるインター予測部103の動作を説明する。まず、S401において探索MBP選択部305は、全MBPのうち未探索のパーティションを選択し、動きベクトル探索位置決定部304に提供する。次にS402では、動きベクトル探索位置決定部304が探索MBP選択部305からのMBPにつき動きベクトル探索位置を決定し、参照画像保存部302に通知する。動きベクトル探索位置は、符号化対象マクロブロックと同位置、或いは、符号化済み周辺マクロブロックの動きベクトルと同位置等に決定できるが、特に方法は問わない。参照画像保存部302は、符号化後に局部復号化された画像信号が参照画像データとして入力され保存されている。参照画像保存部302は、動きベクトル探索位置決定部304から指示された探索位置の所定の探索範囲の参照画像を動きベクトル探索部301に提供する。
S403で、動きベクトル探索部301は探索MBPでの動きベクトル(MV)を探索する。具体的に、動きベクトル探索部301には符号化対象画像データと参照画像保存部302からの参照画像データとが入力される。動きベクトル探索部301は探索範囲におけるマッチング誤差SADを算出し、探索範囲内でSADが最も小さくなる動きベクトルを求める。なお、SAD(Sum of Absolute Difference)は、符号化対象画素と参照画素の差分の絶対値和である。動きベクトル探索部301は動きベクトルとその時のSADをMBP決定部303に提供する。S404では、全てのMBPでの探索が終了したか否かを判定し、終了していなければ(S404で「NO」)MBPを変更してS401に戻って処理を繰り返す。
全MBPでの探索が終了したら(S404で「YES」)、S405で動きベクトルMBPを決定する。具体的に、MBP決定部303は予め入力されている符号化対象画像の解像度の縦横比と各々のMBPのSADとを、式1を用いてMBPごとのInter_Costpartを求める。Inter_Costpartは、動きベクトルとMBPを決定するためのパラメータであり、この値を比較して最も小さくなるMBP及びその時の動きベクトルを最終的な動きベクトル及びMBPとして決定する。
Inter_Costpart = SADpart + part_weightresolution・・・(式1)
なお、SADpartはMBPのごとのSAD、part_weightresolutionはMBPと符号化対象画像の解像度の縦横比によって決定するMBPごとに異なる重み付けである。
本実施形態では、符号化対象画像の解像度の縦横比を、フィールド画像とフレーム画像との場合で説明する。以下、フィールド符号化時の解像度とフレーム符号化時の解像度とを例に挙げ、part_weightresolutionの決定法を説明する。フィールド符号化時は縦方向の解像度がフレーム符号化の場合の半分になる。
よって、同内容の画像を取り込んで符号化した場合、フィールドの方が1マクロブロックに表現される画像の内容(対象物が表現される領域)が、解像度との関連で縦方向に2倍広くなる。そのため、同一マクロブロックサイズの場合、画像の大きな信号変化も多くなり、情報量が多くなる。
例えば、フレーム符号化で16×16のMBサイズに含まれる情報量が、フィールド符号化で横長の16×8のMBサイズに含まれることになる。ここでフレーム符号化時のpart_weightresolutionをMBPごとに
16×16時 part_weightresolution = α
16× 8時 part_weightresolution = α
8×16時 part_weightresolution = α
8× 8時 part_weightresolution = α
のように均等な値とする。これはフレーム符号化の場合にはMBPのパターンによって情報量が異なることはないからである。これに対して、フィールド符号化時のpart_weightresolutionは、
16×16時 part_weightresolution = α
16× 8時 part_weightresolution = β
8×16時 part_weightresolution = γ
8× 8時 part_weightresolution = α
として、重み付けに偏りを持たせている(但し、β<α<γ)。
上記の通り同一のマクロブロックサイズに含まれる情報量が縦方向にフレーム符号化時の2倍となり、フレーム符号化時に縦長のマクロブロックで探索を行うのと同等となる。そのため縦、横のバランスを考慮すると
16×8>16×16=8×8>8×16
の順に適切なブロックサイズとなる確率が高くなる。そこで、フィールド符号化時にpart_weightresolutionにβ<α<γとなる差をつけている。このように各MBPに含まれる画像情報の縦横比が1:1に近いほどpart_weightresolutionが小さくなるようにpart_weightresolutionは設定される。
以上の本実施形態によれば、解像度に関する情報に応じて、適切なMBPを適応的に選択し高能率な符号化を実現できる。なお、パーティション分割として16×16、16×8、8×16、8×8を用いて説明したが更に小さいパーティションにまで適用しても良い。
[実施形態2]
次に図5を参照しながら、本発明にかかる動画像符号化装置100の別実施形態を詳細に説明する。ただし、図5に示す実施形態2に係るインター予測部103は実施形態1とほぼ同じ構造を有するが、符号化対象画像の解像度がMBP決定部303では無く探索MBP決定部505に入力されている点が異なる。なお、探索MBP決定部505、MBP決定部303以外の構成の動作については実施形態1と同様のため説明を省く。なお、本実施形態における画素アスペクトは正方形であるものとする。また、本実施形態では、16×16、16×8、8×16、8×8のMBPのうち所定数のパーティションのみを探索できる性能の動画像符号化装置であるものとする。所定数としては例えば、2つとすることができるが、これに限定されるものではない。
探索MBP決定部505は符号化対象画像の解像度に応じて、16×16、16×8、8×16、8×8、4つのMBPのうち、どの2つのMBPで動き探索を行うかを選択する。そして選択されたMBPのうち探索を行っていないパーティションを選択し、動きベクトル探索位置決定部304に提供する。
ここでフィールド符号化を行った場合の解像度とフレーム符号化を行った場合の解像度を例に挙げて探索を行うMBPをどのように決定するか説明する。フィールド符号化の場合は縦方向の解像度がフレーム符号化の場合の半分になるため、同じ内容の画像を取り込んで符号化した場合、フィールドの方が1マクロブロックに表現される画像の内容(対象物が表現される領域)が縦方向に2倍広くなる。そのため、同一マクロブロックサイズの場合、画像の大きな信号変化も多くなり、情報量が多くなる。例えば、フレーム符号化で16×16のマクロブロックサイズに含まれる情報量がフレーム符号化で16×8のマクロブロックサイズに含まれることになる。
ここで画素アスペクトが正方形であることを考慮し、フレーム符号化時に探索するMBPとして16×16、8×8を選択したとすると、フィールド符号化時に探索するMBPは16×16、16×8となる。
前述の通り同一のマクロブロックサイズに含まれる情報量が縦方向にフレーム符号化時の2倍となり、フレーム符号化時に縦長のマクロブロックで探索を行うのと同等となる。そのため縦、横のバランスを考慮すると
16×8>16×16=8×8>8×16
の順に適切なブロックサイズとなる確率が高くなる。そこで、フィールド符号化時にはまず16×8を探索し、次に適切なブロックサイズになると思われる16×16を探索するよう設定している。このように動きベクトル探索を行う対象となるMBPはMBPに含まれる画像情報の縦横比が1:1に近いものから順に選択される。
このように、実施形態の構成では動画像符号化装置の処理性能が低く、全てのMBPで探索が行えない場合においても、解像度に関する情報に応じて、適切なMBPを適応的に選択し高能率な符号化を実現できる。また、パーティション分割として16×16、16×8、8×16、8×8を用いて説明したが更に小さいパーティションにまで適用しても良い。更に探索できるMBP数として二つの場合を例に挙げたが、異なる数のMBPを探索できる場合にも適用可能である。
[その他の実施形態]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (7)

  1. 符号化対象の画像をマクロブロックに分割し、該マクロブロックについて参照画像とのマッチング誤差を算出して動きベクトルを検出し、予測符号化を行う動画像符号化装置であって、
    前記マクロブロックについて前記動きベクトルの検出を行うためのブロックの分割パターンを、複数の分割パターンのうちから選択する選択手段と、
    選択された分割パターンに応じて分割されたマクロブロックにつき、参照画像の探索範囲内において前記マッチング誤差を算出し、該マッチング誤差が最小となる位置に基づき動きベクトルを検出する動きベクトル探索手段と、
    前記複数の分割パターンのそれぞれについて検出された動きベクトルに対応する前記マッチング誤差を比較して、最小となるマッチング誤差に基づき符号化に用いるマクロブロックの分割パターンを決定する決定手段と
    を備え、
    前記決定手段は、
    各マッチング誤差に対応する分割パターンに応じた重み付けを与えて前記比較を行い、
    前記重み付けは、前記符号化対象の画像がフレーム画像の場合には前記複数の分割パターンについて均等であって、
    前記重み付けは、前記符号化対象の画像がフィールド画像の場合には、前記複数の分割パターンのうち前記マクロブロックを横長に分割するパターンについて最も小さな重み付けを与える
    ことを特徴とする動画像符号化装置。
  2. 前記決定手段は、前記符号化対象の画像がフィールド画像の場合に、前記マクロブロックを縦長に分割するパターンについて最も大きな重み付けを与えることを特徴とする請求項1に記載の動画像符号化装置。
  3. 前記選択手段は、前記符号化対象の画像がフィールド画像の場合に、前記複数の分割パターンのうち、前記決定手段の重み付けの小さいものから所定数のみを選択することを特徴とする請求項1または2に記載の動画像符号化装置。
  4. 符号化対象の画像をマクロブロックに分割し、該マクロブロックについて参照画像とのマッチング誤差を算出して動きベクトルを検出し、予測符号化を行う動画像符号化方法であって、
    選択手段が、前記マクロブロックについて前記動きベクトルの検出を行うためのブロックの分割パターンを、複数の分割パターンのうちから選択する選択工程と、
    動きベクトル探索手段が、選択された分割パターンに応じて分割されたマクロブロックにつき、参照画像の探索範囲内において前記マッチング誤差を算出し、該マッチング誤差が最小となる位置に基づき動きベクトルを検出する動きベクトル探索工程と、
    決定手段が、前記複数の分割パターンのそれぞれについて検出された動きベクトルに対応する前記マッチング誤差を比較して、最小となるマッチング誤差に基づき符号化に用いるマクロブロックの分割パターンを決定する決定工程と
    を備え、
    前記決定工程では、
    各マッチング誤差に対応する分割パターンに応じた重み付けを与えて前記比較を行い、
    前記重み付けは、前記符号化対象の画像がフレーム画像の場合には前記複数の分割パターンについて均等であって、
    前記重み付けは、前記符号化対象の画像がフィールド画像の場合には、前記複数の分割パターンのうち前記マクロブロックを横長に分割するパターンについて最も小さな重み付けを与える
    ことを特徴とする動画像符号化方法。
  5. 前記決定工程では、前記符号化対象の画像がフィールド画像の場合に、前記マクロブロックを縦長に分割するパターンについて最も大きな重み付けが与えられることを特徴とする請求項4に記載の動画像符号化方法。
  6. 前記選択工程では、前記符号化対象の画像がフィールド画像の場合に、前記複数の分割パターンのうち、前記決定工程における重み付けの小さいものから所定数のみを選択することを特徴とする請求項4または5に記載の動画像符号化方法。
  7. コンピュータに請求項4乃至6のいずれか1項に記載の動画像符号化方法を実行させるためのプログラム。
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