JP2011033845A - Information display - Google Patents
Information display Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011033845A JP2011033845A JP2009180217A JP2009180217A JP2011033845A JP 2011033845 A JP2011033845 A JP 2011033845A JP 2009180217 A JP2009180217 A JP 2009180217A JP 2009180217 A JP2009180217 A JP 2009180217A JP 2011033845 A JP2011033845 A JP 2011033845A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- display
- information
- power
- time limit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
Description
本発明は、情報表示装置に関し、詳しくは、電池への充電を行うことなく省電力モードから復帰して表示部の表示内容の変更が行える期限である復帰可能期限を表示部に表示可能な情報表示装置に関する。 The present invention relates to an information display device, and more specifically, information that can display on a display unit a recoverable time limit that is a time limit for returning from a power saving mode and changing display contents of a display unit without charging a battery. The present invention relates to a display device.
従来、電池により駆動して、表示パネルなどにおいて情報表示を行うことのできる情報表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, an information display device that is driven by a battery and can display information on a display panel or the like is known (see, for example, Patent Document 1).
かかる情報表示装置において、通常モードと省電力モードとを有するものがある。利用者により電源オフ操作が行われた場合や、利用者による操作が一定期間行われなかった場合に、通常モードよりも消費電力の少ない省電力モードに移行する。 Some information display devices have a normal mode and a power saving mode. When the user performs a power-off operation or when the user does not perform an operation for a certain period, the mode is shifted to the power saving mode in which the power consumption is lower than that in the normal mode.
しかし、上述した従来の情報表示装置は、省電力モード中であっても、自然放電や省電力モード中に起動中のデバイスへの電力供給により、電池残量は減少する。これにより、充電されないまま若しくは電池の交換がされないまま省電力モードでしばらく放置されると省電力モードから通常モードへ復帰できない場合があった。 However, in the conventional information display device described above, the remaining battery level is reduced by power supply to a device that is activated during natural discharge or the power saving mode even in the power saving mode. As a result, there are cases where the power saving mode cannot be returned to the normal mode if left in the power saving mode for a while without being charged or being replaced.
本発明は、上述したような課題に鑑みてなされたものであり、省電力モードからの復帰可能期限を、省電力モード移行時に表示部に表示することができる情報表示装置を提供することを目的としている。 The present invention has been made in view of the above-described problems, and an object of the present invention is to provide an information display device capable of displaying a time limit for recovering from the power saving mode on the display unit when shifting to the power saving mode. It is said.
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、表示部と、電源として用いられる電池の残量を検出する電池残量検出部と、省電力モード時において消費する電力の情報を記憶する電力情報記憶部と、前記省電力モード時に移行するときに、前記電池の残量の情報と前記電力の情報とに基づいて、省電力モードからの復帰可能期限を予測する予測部と、前記予測部で予測した前記復帰可能期限を前記表示部に表示させる表示処理部と、を備えた情報表示装置とした。 In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 stores information on a display unit, a battery remaining amount detecting unit for detecting a remaining amount of a battery used as a power source, and power consumed in a power saving mode. A power information storage unit, a prediction unit that predicts a time limit for recovering from the power saving mode based on the information on the remaining amount of the battery and the information on the power when transitioning to the power saving mode, and The information display device includes a display processing unit that causes the display unit to display the recoverable time limit predicted by the prediction unit.
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の情報表示装置において、前記表示部は、電源からの電力供給が断たれたときでも表示状態を維持する表示部であり、前記表示処理部は、前記復帰可能期限を前記表示部に表示させた後に、前記表示部への電源供給を停止して前記省電力モードへ移行することによって、前記省電力モードにおいても前記表示部において前記復帰可能期限の表示を維持させることを特徴とする。
The invention according to
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の情報表示装置において、前記省電力モードには、消費電力が異なる複数のモードを含み、前記電力情報記憶部は、前記各モードの消費電力の情報を記憶し、前記予測部は、前記各モードの消費電力の情報と前記電池の残量の情報とに基づいて、前記復帰可能期限を予測することを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, in the information display device according to the first or second aspect, the power saving mode includes a plurality of modes having different power consumptions, and the power information storage unit includes the consumption of each mode. Power information is stored, and the predicting unit predicts the recoverable time limit based on information on power consumption in each mode and information on remaining battery capacity.
請求項4に係る発明は、請求項2に記載の情報表示装置において、前記予測部は、前記省電力モード時において前記復帰可能期限を予測し、前記表示処理部は、前記表示部に表示する復帰可能期限を、前記省電力モード時において前記予測部が予測した復帰可能期限に更新することを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, in the information display device according to the second aspect, the prediction unit predicts the recoverable time limit in the power saving mode, and the display processing unit displays the display unit on the display unit. The recoverable time limit is updated to the recoverable time limit predicted by the prediction unit in the power saving mode.
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の情報表示装置において、前記予測部は、前記省電力モード時において定期的に前記復帰可能期限を予測し、前記表示処理部は、前記省電力モード時において前記予測部が前記復帰可能期限を予測する度に、前記表示部に表示させる前記復帰可能期限を更新することを特徴とする。 According to a fifth aspect of the present invention, in the information display device according to the fourth aspect, the prediction unit periodically predicts the recoverable time limit in the power saving mode, and the display processing unit includes the power saving mode. When the prediction unit predicts the returnable time limit in the mode, the returnable time limit displayed on the display unit is updated.
請求項6に係る発明は、請求項4に記載の情報表示装置において、前記電池の温度を検出する温度検出部を備え、前記予測部は、前記省電力モード時において前記温度検出部により検出した前記電池の温度又は温度変化が予め規定された条件を満たすときに前記復帰可能期限を予測し、前記表示処理部は、前記省電力モード時において前記復帰可能期限を予測したときに、前記表示部に表示させる前記復帰可能期限を更新することを特徴とする。
The invention according to
請求項7に係る発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報表示装置において、前記電池残量検出部は、前記電池の残量として前記電池の電圧を検出することを特徴とする。
The invention according to
本発明によれば、電池への充電を行うことなく省電力モードから表示部の表示内容の変更が行える復帰可能期限を、省電力モード移行時に表示部に表示することができるため、ユーザは情報表示装置の復帰可能期限を知ることができる。したがって、当該情報表示装置を長期間放置しておいた後に使用しようとしも起動しないような場合、電池切れで起動しないのか故障で起動しないのか判断する目安にすることができる。また、充電、もしくは、電池交換の目安にもなる。 According to the present invention, the user can be informed because the returnable deadline that can change the display content of the display unit from the power saving mode without charging the battery can be displayed on the display unit when the power saving mode is entered. The return time limit of the display device can be known. Therefore, when the information display device is left unattended for a long time and does not start up even if it is used, it can be used as a guideline for determining whether the information display device will not start up due to a dead battery or a failure. It also serves as a guide for charging or battery replacement.
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[1.情報表示装置の概要]
まず、図1〜図3を参照して、本実施形態の情報表示装置1の外観及び主な動作について説明する。
[1. Overview of information display device]
First, with reference to FIGS. 1-3, the external appearance and main operation | movement of the
図1に示すように、情報表示装置1は、平面視略矩形形状の薄型の装置であり、その正面には略A4サイズの大きさの不揮発性表示部2が設けられている。この不揮発性表示部2は、例えば、電気泳動表示パネル等からなり、所定の分散媒中に分散された帯電粒子を電気泳動させることにより表示を行うことができ、電力の供給が断たれた場合であっても、その表示を維持することができるという性質を有する。
As shown in FIG. 1, the
なお、本実施形態においては、不揮発性表示部2を電気泳動表示パネルからなるものとして説明するが、これに限らず、電力の供給が断たれた場合であっても、その表示を維持することができる不揮発性表示パネルであればよく、例えば、光学異方性方式の表示素子(コレステリック液晶、強誘電性液晶など)を備えた表示パネル、粒子回転方式の表示素子を備えた表示パネル、粒子移動方式の表示素子を備えた表示パネルなども用いることもできる。また、不揮発性表示パネルに代えて、電力の供給が断たれた場合に表示を維持しない揮発性の表示パネルを使用してもよい。
In the present embodiment, the
また、情報表示装置1の下部には、充電可能な二次電池である電池7と、この電池7の左側方には、当該電池7を充電するための電源制御部15が内蔵されている。そして、電源制御部15の下方には、外部から電源制御部15へ電力を供給するためにACアダプタなどを接続する外部接続端子18が設けられている。
In addition, a
また、電池7の右側方には、電池7の電圧を検出する電池電圧検出部20が設けられている。この電池電圧検出部20は、電池7の電圧を検出することで、電池7の電池容量の残量を検出する電池残量検出部としての機能を有するものである。
A battery
また、本実施形態における電池電圧検出部20は、電池7の残量として電池7の電圧を検出する電池残量検出部として機能する。すなわち、電池7の電圧は電池7の残量と相関関係があり、電池電圧検出部20は、電池7の電圧を電池7の残量として検出している。なお、以下においては、電池電圧検出部20が検出した電池7の電圧を電池残量という場合がある。
Further, the battery
充電可能な二次電池としては、例えば、ニッカド電池(ニッケルカドミウム電池)、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池などがあるが、本実施形態においては、相対的に重量に応じた蓄電容量が大きく、安定した放電負荷特性を持つリチウムイオン電池を電池7として用いている。
Examples of the rechargeable secondary battery include a nickel cadmium battery (nickel cadmium battery), a nickel metal hydride battery, and a lithium ion battery. In this embodiment, the storage capacity is relatively large according to the weight and is stable. The lithium ion battery having the discharge load characteristics is used as the
また、不揮発性表示部2の右側部には、情報表示装置1の状態を示すLED3と、操作部4が配置されている。操作部4には、電源ボタン5a、メニューボタン5b、縮小ボタン5c、拡大ボタン5d、ページ送り次ボタン5f,ページ送り前ボタン5g,選択ボタン6(6a〜6m)が含まれる。
Further, an
なお、縮小ボタン5c及び拡大ボタン5dは、例えば、不揮発性表示部2に表示されるページデータの文字の大きさを、ユーザが読み易い大きさに所定の段階(例えば、3段階)で任意に変更することを可能とするためのものである。
For example, the
また、選択ボタン6(6a〜6m)は、不揮発性表示部2に表示された画像の一部の領域をユーザが指定するためのものであり、不揮発性表示部2の右側縦縁に沿って列状に設けられている。そして、選択ボタン6a〜6mを、不揮発性表示部2の表示領域を縦方向に複数の領域に分割して形成された分割領域(ここでは13の分割領域)のそれぞれに1対1で対応して割付けている。
The selection button 6 (6a to 6m) is used by the user to specify a partial area of the image displayed on the
不揮発性表示部2には、選択ボタン6a〜6mのそれぞれに対応させて、複数の電子書籍などのコンテンツの名称を表示するコンテンツ選択画面を表示可能である。情報表示装置1のユーザは、選択ボタン6a〜6のいずれかを押下して、不揮発性表示部2に表示させるコンテンツの選択、表示を行うことができる。なお、本実施形態の情報表示装置1で扱うことができる電子書籍などのコンテンツは、文字や図形などからなるドキュメントを表示させるためのデータファイル(以下、「ドキュメントファイル」と呼ぶ。)、写真、CGなどのグラフィック画像を表示させるためのデータファイルなどから構成されるが、これに限られるものではない。なお、以下においては、説明を容易にするためにコンテンツがドキュメントファイルから構成されている場合を例に挙げて説明することとする。また、ドキュメントファイルには、不揮発性表示部2に表示するページ単位のデータとしてページデータがページ分だけ含まれている。
The
情報表示装置1の右側面には、後述するメモリカードI/F16にメモリカード8を接続可能としている。このメモリカード8は、例えば、書き換え可能で、かつ電源を切ってもデータが消えない不揮発性の半導体メモリで構成された記憶媒体であり、複数の電子書籍のドキュメントファイルが記憶されたものである。そして、情報表示装置1は、メモリカード8に記憶されている複数の電子書籍のドキュメントファイルから、ユーザが選択した任意の電子書籍のドキュメントファイルをメモリカードI/F16を介して読み込んで当該ドキュメントファイルに含まれるページデータを不揮発性表示部2に表示させて閲覧可能としている。
On the right side surface of the
また、図3に示すように、情報表示装置1は、CPU10、ROM11、RAM12、EEPROM13を備えており、ROM11には情報表示装置1を動作させるプログラムが記憶され、EEPROM13には各種テーブルなどが記憶されている。各種テーブルには、例えば、後述する省電力モードとその時の消費電流とを関連付けたテーブルなどがある(図8参照)。すなわち、EEPROM13は、不揮発性表示部2への電力供給を停止して不揮発性表示部2の表示内容の変更を行わない省電力モード時において消費する電力の情報を記憶する電力情報記憶部としての機能を担っている。
As shown in FIG. 3, the
そして、CPU10は、このプログラムをROM11から読み出して実行し、前記テーブルを参照することにより、装置全体の制御を行うとともに、省電力モード時に移行するときに、電池7の残量の情報と省電力モード時の消費電流とに基づいて、省電力モードからの復帰可能期限を予測する予測部、また、かかる予測部として機能して予測した復帰可能期限を表示部2に表示させる表示処理部として機能する。
Then, the
また、本実施形態では、電源として用いられる電池7の残量を検出する電池残量検出部として電池電圧検出部20を備えており、この電池電圧検出部20で検出した電池7の電圧を、CPU10はEEPROM13の所定領域に記憶させるようにしている。
Moreover, in this embodiment, the battery
すなわち、本実施形態に係る情報表示装置1は、表示部2と、電源として用いられる電池7の残量を検出する電池残量検出部(電池電圧検出部20)と、省電力モード時において消費する電力の情報を記憶する電力情報記憶部(EEPROM13)と、前記省電力モード時に移行するときに、電池7の残量の情報と前記電力の情報とに基づいて、省電力モードからの復帰可能期限を予測する予測部と、前記予測部で予測した前記復帰可能期限を前記表示部に表示させる表示処理部と、を備えた構成となっている。そして、前述したように、この予測部、表示処理部はCPU10が主にその機能を担っている。
That is, the
ところで、本実施形態においては、省電力モードを、電源ボタン5aの押下(電源OFF操作)が行われた場合、あるいは操作部4の操作が所定時間行われなかった場合に移行するシャットダウンモードとして説明する。なお、このシャットダウンモードでは、図3に示す時計用カウンタ17にのみ電力が供給され、それ以外の表示制御部14、メモリカードI/F16(図3)などの周辺装置及びCPU10に対しては、電力供給が遮断される。
By the way, in the present embodiment, the power saving mode is described as a shutdown mode that shifts when the
また、本実施形態の情報表示装置1は、シャットダウンモードになる前の使用状態(通常モード)、すなわち、各種ボタン5a〜6mの操作が受け付けられる状態の場合、図2(a)に示すように、不揮発性表示部2の左下端位置に電池7の電池残量を示す電池残量情報2aが所謂電池メータとして表示されている。
Further, the
そして、本実施形態の特徴となるは、通常モードから省電力モードであるシャットダウンモードに移行した場合、復帰可能期限が復帰可能期限情報2cとして、不揮発性表示部2の下端位置に西暦で表示されるようになっている。復帰可能期限とは電池7への充電を行うことなくユーザによる電源ボタン5aへの操作により省電力モードから通常モードへ復帰して表示部2の表示内容の変更が行える期限である。なお、省電力モードから通常モードへの復帰は、電源ボタン5aではなく、他の各種ボタン5b〜5g,6a〜6mへのユーザの操作により移行するようにしてもよい。
The feature of this embodiment is that when the transition from the normal mode to the shutdown mode, which is the power saving mode, the recoverable time limit is displayed as the recoverable
このとき、復帰可能期限情報2cと並んで当該情報表示装置1の電源がシャットダウンモードとなって電源OFF状態となった電源OFF日が電源OFF日情報2bとしてこれも西暦で表示される。なお、「電源OFF状態」とは、通常モードから省電力モードであるシャットダウンモードに移行して、ユーザの操作によって通常モードへの移行処理が行われるまでの状態をいう。
At this time, along with the recoverable
ここで、復帰可能期限とは、ユーザが電源OFF状態の情報表示装置1から、電源ボタン5aを操作して通常モードにした場合に、最低でも一回はドキュメントファイルに含まれるページデータを不揮発性表示部2に表示させて閲覧することが可能な期限である。また、復帰可能期限としては、必ずしも電池残量が極限に少なくなった状態とする必要はなく、所定回数分のページデータを不揮発性表示部2に表示させることが出来るだけの電池残量となる期限を予想した年月日としてもよい。
Here, the recoverable time limit means that the page data included in the document file is non-volatile at least once when the user operates the
このように、復帰可能期限を省電力モード移行時に不揮発性表示部2に表示することができるため、情報表示装置1を使用している間は必要な情報のみを閲覧することが可能となる。
As described above, since the recoverable time limit can be displayed on the
ここで、上述した電池残量情報2a、電源OFF日情報2b及び復帰可能期限情報2cについて、図2を参照してさらに説明を加える。図2は情報表示装置1の不揮発性表示部2に表示される電池残量情報2a、電源OFF日情報2b及び復帰可能期限情報2cの表示態様を説明する説明図である。
Here, the battery remaining
本実施形態における情報表示装置1の使用中(通常モード中)の電池残量は、図2(a)に示すように、充電式電池を電源として用いている携帯電話と同様な態様で電池残量表示がなされる。すなわち、電池残量を3段階で示す3つの区画領域が形成された電池模式図からなる電池メータを電池残量情報2aとして表示し、電池残量に応じて区画領域の表示数を変化させて表示される。なお、3つの区画領域を有する電池メータは3段階に区分した電池残量表示を行っており、1つの区画領域は満電池容量(1100mAh)の略1/3に相当している。
As shown in FIG. 2A, the remaining battery level of the
ところで、図2(b)に示すように、本実施形態では、省電力モードに移行するときに復帰可能期限情報2cを表示する場合、電池残量情報2a(電池メータ)の表示は消去するようにしているが、両者(復帰可能期限情報2c及び電池残量情報2a)を同時に表示することもできる。そして、その場合は復帰可能期限を電池モータの表示に合わせることができる。
By the way, as shown in FIG. 2B, in this embodiment, when the recoverable
すなわち、本実施形態における電池メータは、図5に示すように、電池メータの3つの区画領域が全て点灯した表示の場合(電池残量表示が3本)、電池7の電池電圧は「4.2V〜3.81V」の範囲であって、電池容量は「1100〜751mAh」の範囲にある。したがって、復帰可能期限を電池モータの表示に合わせるとすると、この場合の復帰可能期限情報2cとしては「5年間〜3年5ヶ月間」の範囲内で表示されることになる。
That is, as shown in FIG. 5, the battery meter according to the present embodiment has a battery voltage of “4. The battery capacity is in the range of “1100 to 751 mAh”. Accordingly, if the returnable deadline is matched with the display of the battery motor, the
また、電池メータの2つの区画領域が点灯した表示の場合(電池残量表示が2本)、電池7の電池電圧は「3.8V〜3.71V」の範囲であり、電池容量は「750〜351mAh」の範囲にある。そして、復帰可能期限は「3年5ヶ月間〜1年7ヶ月」の範囲内で表示されることになる。
Further, in the case of a display in which two partition areas of the battery meter are lit (two battery remaining amount displays), the battery voltage of the
さらに、電池メータの1つの区画領域が点灯した表示の場合(電池残量表示が3本)、電池7の電池電圧は「3.7V〜3.1V」の範囲にあり、電池容量は「350〜1mAh」の範囲にある。そして、復帰可能期限は「1年7ヶ月〜1日16時間」の範囲内で表示されることになる。
Further, in the case of a display in which one partition area of the battery meter is turned on (three battery remaining amount displays), the battery voltage of the
そして、電池メータの全ての区画領域が消灯した表示の場合(電池残量表示が0本)であれば、電池7の電池電圧は「3.0V以下」の範囲であり、電池容量は「1mAh未満」である。そして、復帰可能期限は「0時間」となる。
If all the partition areas of the battery meter are turned off (the battery remaining amount display is 0), the battery voltage of the
このように、電池残量表示に応じた使用可能時間の算出方法の一例を図5に示したが、電池電圧検出部20で検出した電池電圧(電池残量)と復帰可能期限情報2cとを、より細分化して対応付けしたテーブルをEEPROM13などに記憶させておくとよい。
As described above, FIG. 5 shows an example of a method for calculating the usable time corresponding to the battery remaining amount display. However, the battery voltage (remaining battery amount) detected by the battery
また、本情報表示装置1は、前述したように、電力供給が断たれたときでも表示状態を維持する不揮発性表示部2を使用している。そこで、制御部として機能するCPU10は、復帰可能期限情報2cを不揮発性表示部2に表示させた後に、この表示部2への電源供給を停止して電源OFF状態へ移行することによって、この電源OFF状態後においても不揮発性表示部2において復帰可能期限情報2cの表示を維持させる表示処理制御を行うようにしている。
Further, as described above, the
このように、復帰可能期限情報2cの表示が維持されるため、情報表示装置1を長期間放置した後に起動させようとして起動しなかった場合などに、ユーザは表示されている復帰可能期限の期限を見て、電池切れで起動しないのか故障で起動しないのか判断する目安にすることができる。
As described above, since the display of the recoverable
[2.情報表示装置の具体的な構成]
以下、上述した情報表示装置1の具体的な構成及び動作について説明する。
[2. Specific configuration of information display apparatus]
Hereinafter, a specific configuration and operation of the
まず、図3を参照して、情報表示装置1の具体的な電気的構成について説明する。図示するように、情報表示装置1には、前述したように、表示制御部14、不揮発性表示部2、LED3、メモリカードI/F16、メモリカード8、カウンタ19、時計用カウンタ17、電池電圧検出部20、温度検出部21、電池7、電源制御部15、外部接続端子18、CPU10、ROM11、RAM12、EEPROM13、操作部4が設けられている。
First, a specific electrical configuration of the
ROM11には各種情報及び情報表示装置1を動作させるプログラムが記憶されている。CPU10は、前記プログラムをROM11から読み出して実行することにより装置全体を制御する制御部として機能するとともに、電池7の残量の情報と電力の情報(図8)とに基づいて、省電力モードからの復帰可能期限を予測する予測部、さらには、この予測部で予測した復帰可能期限を不揮発性表示部2に表示させる表示処理部として機能する。
The
なお、各種情報やプログラムをROM11に予め記憶させておくのではなく、メモリカードI/F16を介して、メモリカード8などの記憶媒体から各種情報やプログラムを取り出してROM11とは別にフラッシュROM(フラッシュメモリ)を設けてそこに記憶するようにしてもよい。
Various information and programs are not stored in the
RAM12は各種のデータを一時的に記憶するメモリであり、CPU10による制御処理時に用いられる。
The
EEPROM13は、上述した復帰可能期限や図8に示す省電力モード時の各消費電流などが記憶されている不揮発性のメモリである。
The
また、操作部4として、図1に示す各種ボタン5a〜5g,6a〜6mを有している。そして、各ボタンが、ユーザにより操作された場合に、所定の検出信号をCPU10に供給する。
The
表示制御部14は、不揮発性表示部2への表示内容やLED3への表示内容を制御する。この表示制御部14には、不揮発性表示部2を構成する電気泳動表示パネルの画素電極への電圧印加を行うTFTを動作させる後述のゲートドライバ及びソースドライバを制御するためのFPGA、パネル駆動に必要な電源生成部(DC−DCコンバータなど)等が備えられている。本実施形態における表示制御部14は、不揮発性表示部2に表示される表示内容の書き換え処理を行うとともに、前述した復帰可能期限を不揮発性表示部2に表示させる表示処理部として機能することになる。
The
また、本実施形態における情報表示装置1は、外部電源であるACアダプタから電力供給を受けていない場合には電池7の電力で駆動され、外部接続端子18にACアダプタなどが接続されて電力供給を受けている場合にはACアダプタの電力で駆動されるように電源制御部15により制御される。
In addition, the
この電源制御部15は、外部接続端子18にACアダプタが接続されこのACアダプタから電力供給を受けている場合には、電池7を充電する充電部、及び電池7の充電完了を検出する充電完了検出部として機能する。
When the AC adapter is connected to the
また、メモリカード8には、複数の電子書籍のドキュメントファイルが記憶されており、メモリカードI/F16は、メモリカード8から電子書籍のドキュメントファイルに含まれるページデータを読み取り、書き込みを制御する。CPU10は、メモリカードI/F16を制御してメモリカード8から電子書籍のドキュメントファイルのタイトルやページデータなどの情報を読み取り、不揮発性表示部2に表示させる制御を行う。
The
カウンタ19は、CPU10の開始指示に従い所定の時間をカウントする。このカウンタ19は本実施形態における書き換え処理を行っていない時間をカウントするカウント部として機能するものである。
The counter 19 counts a predetermined time according to the start instruction of the
時計用カウンタ17は、情報表示装置1における時間を計時するためのものであり、常に所定の電力が供給されている。
The
電池電圧検出部20は、電池7の電圧を測定するためのものであり、例えば、電池7の電圧を0.01V単位で測定できる機能を有し、測定した電圧値をCPU10に供給する。そして、この電池電圧検出部20により検出した電池電圧の値によって電池残量の検出が行うことができる。
The battery
温度検出部21は、電池7の温度を測定するためのものであり、例えば、電池7の温度及び周辺温度を測定して、測定した温度値をCPU10に供給する。
The
[2.2 情報表示装置1の具体的動作]
本実施形態における情報表示装置1は、省電力モード、すなわちシャットダウンモード移行時に、復帰可能期限情報2cを不揮発性表示部2に表示することができるようになっている。ここで、本実施形態における情報表示装置1の復帰可能期限算出処理について、図4を参照して説明する。図4は復帰可能期限算出処理の流れを示す説明図である。
[2.2 Specific Operation of Information Display Device 1]
The
復帰可能期限算出処理は、ユーザにより情報表示装置1が電源OFF操作が行われた場合、または、所定時間操作が行われなかった場合(オートパワーオフの場合)に、省電力モード(シャットダウンモード)からの復帰可能期限を算出して、復帰可能期限の年月日とシャットダウンモードに移行して電源OFF状態となった年月日とを不揮発性表示部2へ表示するものである。かかる復帰可能期限算出処理を行うCPU10は、省電力モードからの復帰可能期限を予測する予測部として機能することになる。
The recoverable time limit calculation process is a power saving mode (shutdown mode) when the
ところで、本実施形態においては、情報表示装置1が電源OFF状態が長期間継続した場合、所定期間毎に電池7の電圧を測定して、再度、省電力モードからの復帰可能期限を算出して、不揮発性表示部2へ表示する復帰可能期限の年月日を更新するようにしている。
By the way, in this embodiment, when the
また、不揮発性表示部2へ表示する復帰可能期限の年月日を更新する際に、温度検出部21により電池7の温度を検出して、検出された電池7の温度変化が予め規定された条件を満たした場合に、再度省電力モードからの復帰可能期限を算出して予測して復帰可能期限の年月日を更新することもできる。なお、かかる温度変化に基づいた復帰可能期限の更新処理については後に詳述する。
In addition, when the date of the recoverable time limit displayed on the
図4に示すように、情報表示装置1のCPU10は、まず、CPUポートに所定の割り込み入力があるか否かを判断し、所定の割り込み入力がないと判別した場合(ステップS101:NO)はステップS102に処理を移す。一方、所定の割り込み入力があると判別した場合(ステップS101:YES)はステップS109へ処理を移す。
As shown in FIG. 4, the
このステップS101において判断されるCPUポートへの所定の割り込み入力は、電源OFF状態でも常に動作している時計用カウンタ17が所定期間(例えば、20日)経過したことを条件として、自動的にCPU10に対して電源を供給すると共に、CPUポートへ所定の割り込みを入力することで、CPU10に所定期間が経過したことを知らせて、不揮発性表示部2へ表示する復帰可能期限の年月日を更新するためのものである。
The predetermined interrupt input to the CPU port determined in this step S101 is automatically performed on the condition that a predetermined period (for example, 20 days) has elapsed for the
なお、この時計用カウンタ17で計時する所定期間は、予めユーザにより所定期間(例えば、1日毎、1週間毎、1ヶ月毎など)が設定可能であり、また、ユーザによる設定が行われなかった場合は、予め定められた初期値(例えば、10日間)が用いられることになる。
In addition, the predetermined period (for example, every day, every week, every month, etc.) can be set in advance by the user for the predetermined period counted by the
ステップS102において、CPU10は、画面書き換え指示が入力されたか否かを判断する。そして、画面書き換え指示が入力されたと判別した場合(ステップS102:YES)はステップS103へ処理を移す一方、画面書き換え指示が入力されていないと判別した場合(ステップS102:NO)は、ステップS105へ処理を移す。
In step S102, the
このステップS102の処理では、CPU10は、情報表示装置1の操作部4の各種ボタン(メニューボタン5b、縮小ボタン5c、拡大ボタン5d、ページ送り次ボタン5f,ページ送り前ボタン5gなど)のいずれかのユーザによる操作を監視している。
In the process of step S102, the
画面書き換え指示が入力されたと判別した場合(ステップS102:YES)、CPU10は、画面の書き換え処理を実行する(ステップS103)。つまり、画面書き換え指示が入力された場合は、メモリカード8に記憶されている複数の電子書籍のドキュメントファイルから、ユーザが選択した任意の電子書籍のドキュメントファイルをメモリカードI/F16を介して読み込んで当該ドキュメントファイルに含まれるページデータを不揮発性表示部2に表示させて書き換える。あるいは、各種ボタンの操作に対応した画面表示処理を行う。
When it is determined that a screen rewrite instruction has been input (step S102: YES), the
そして、CPU10は、カウンタ19に対してリセットを指示する(ステップS104)。つまり、画面書き換え指示が入力された場合は、自動的に情報表示装置1をシャットダウンモードへ移行(オートパワーオフ)するための監視時間をリセットする。そして、この処理が終了するとステップS105へ処理を移行する。
Then, the
一方、画面書き換え指示が入力されていないと判別した場合(ステップS102:NO)のステップS105において、CPU10は、カウンタ19の計測を開始してステップS106へ処理を移す。
On the other hand, in a case where it is determined that a screen rewrite instruction is not input (step S102: NO), the
ステップS106において、CPU10は、カウンタ19が所定時間(例えば、10分)計時したか否かを判断する。そして、所定時間計時していないと判別した場合(ステップS106:NO)はステップS107へ処理を移す。一方、所定時間計時したと判別した場合(ステップS106:YES)はステップS108へ処理を移す。このステップS108において判断される所定時間は、画面書き換え指示が入力されない状態を監視する時間であり、本実施形態においては、所定時間(例えば、10分)画面書き換え指示が入力されない状態を検出すると、自動的に情報表示装置1はオートパワーオフされる。
In step S106, the
なお、このカウンタ19で計時する所定時間は、予めユーザにより所定時間(例えば、分単位で5分、15分、30分など)が設定可能であり、また、ユーザによる設定が行われなかった場合は、予め定められた初期値(例えば、10分)が用いられることになる。
It should be noted that the predetermined time counted by the
ステップS107において、CPU10は、電源ボタン5aの操作(電源OFFの指示)が入力されたか否かを判断する。そして、電源ボタン5aが操作されていないと判別した場合(ステップS107:NO)はステップS102へ処理を移す。一方、電源ボタン5aが操作されたと判別した場合(ステップS107:YES)はステップS108へ処理を移す。
In step S107, the
ステップS108において、CPU10は、カウンタ19に対してリセットと停止を指示する。つまり、自動的に情報表示装置1をオートパワーオフするための監視時間をリセットするとともにカウンタ19を停止させる。そして、この処理が終了するとステップS109へ処理を移行する。
In step S108, the
ステップS109において、CPU10は、電池7の電圧を検出する。この処理では、電池電圧検出部20で検出した電池7の電圧を、RAM12の所定の領域に記憶する。そして、この処理が終了するとステップS110へ処理を移す。
In step S109, the
ステップS110において、CPU10は復帰可能期限を算出する。この復帰可能期限の算出では、ステップS109で検出した電池7の電圧に基づいた電池7の電池残量を決定する。そして、決定した電池残量と電源OFF状態における消費電流(図8参照)とから復帰可能期限を算出する。
In step S110, the
ここで、上記復帰可能期限の算出をより具体的に説明する。例えば、電源OFF日が「2009/08/01」、この時の電池7の電圧は「3.90V」、電池残量は「900mAh」、シャットダウンモードの消費電流「0.025mA」とすると、『900mAh(電池残量)÷0.025mA(シャットダウンモードの消費電流)=36000h』となり、電源OFF日「2009/08/01」に「36000h」を加算すると、復帰可能期限は「2013/10/01」となる(図2(b)参照)。
Here, the calculation of the recoverable time limit will be described more specifically. For example, if the power OFF date is “2009/08/01”, the voltage of the
また、本実施形態においては、電池7の温度は20℃と仮定した放電負荷特性(図6参照)を用いて、電池7の電圧に応じて電池残量を決定したが、電池7に用いられるリチウムイオン電池は、周辺温度によってその放電負荷特性が変化するものである。そこで、本実施形態では、電池7の温度を検出するための温度検出部21を備えているため、例えば、周辺温度が0℃の場合、図7に示す電池7の温度が0℃の場合の放電負荷特性にあわせて電池7の電圧に基づいた電池残量を決定する。つまり、電池7の温度に応じた電圧と電池残量を複数記憶しておき、情報表示装置1を使用する際の電池7の温度に応じた放電負荷特性に基づいて復帰可能期限を決定することができる。
Further, in the present embodiment, the battery remaining amount is determined according to the voltage of the
さらに、ステップS110の復帰可能期限算出処理では、CPU10は、現在の日時を時計用カウンタ17から読み出して、電源OFF日を算出して、復帰可能期限とともにEEPROM13に記憶する。そして、この処理が終了するとステップS111へ処理を移す。
Further, in the recoverable time limit calculation process in step S110, the
ステップS111では、CPU10は、ステップS109で算出された電源OFF日及び復帰可能期限を、それぞれ不揮発性表示部2に電源OFF日情報2b及び復帰可能期限情報2c(図2(b)参照)として表示させて書き換え可能回数算出処理を終了する。
In step S111, the
上述してきた実施形態によれば、電池7への充電を行うことなく不揮発性表示部2の表示内容の変更が行える復帰可能期限を、表示画面に復帰可能期限情報2cとして表示してこれを保持しておくことで、情報表示装置1をシャットダウンモードによる電源OFF状態で長期間放置しておいても、ユーザは表示されている復帰可能期限情報2cを見ることにより、例えば、情報表示装置1が起動しないことがあっても、それが電池切れで起動しないのか、あるいは故障で起動しないのかの判断の目安にすることができる。
According to the embodiment described above, the recoverable time limit that allows the display content of the
なお、情報表示装置1の電源ON状態の場合、電池7の電池残量を示す電池残量情報2aとして、図2(a)に示すように、電池の図柄を模した電池メータで表示する一方、電源OFF状態(シャットダウンモード)では電源OFF日情報2b及び復帰可能期限情報2c(図2(b)参照)を表示するようにしているが、前述したように、電源OFF状態では電池残量情報2a(電池メータ)を消去してもよいし、電源OFF日情報2b及び復帰可能期限情報2cと一緒に同時に表示してもよい。
When the
また、本実施形態においては、電池7の満充電容量は、充電完了時は一定(例えば、1100mAh)として復帰可能期限を算出するようにしている。しかし、電池7にリチウムイオン電池を用いた場合は、リチウムイオン電池の充放電サイクル特性は約300回の充放電を行うと、新品の時と比較して約20%充電容量が低下する。そして、一般には300回の充放電がリチウムイオン電池の使用限界として設定されることが多い。このため、リチウムイオン電池の充放電サイクル特性を考慮して、例えば、電池7の満充電の回数をカウントして、30回毎に充電残量を2%減少させて復帰可能期限を算出するようにするとよい。そして、電池7の満充電の回数をカウントすることで、充電の回数が300回に到達した時点で、不揮発性表示部2において、ユーザに電池交換を促すメッセージなどを表示することも可能である。
In the present embodiment, the full charge capacity of the
また、本実施形態においては、電池7としてリチウムイオン電池を用いる場合で説明してきたが、これに限定されるものではなく、充電可能な二次電池として、ニッカド電池、ニッケル水素電池などを用いてもよい。そして、その場合は、用いられた二次電池の放電負荷特性、充放電サイクル特性、充電特性に応じて書き換え可能回数を算出することで、復帰可能期限情報2cを正確に表示することができる。
In this embodiment, the case where a lithium ion battery is used as the
また、本実施形態においては、電池7の電圧に基づき電池残量を予測するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、クーロンカウンタなどを用いて、電池7から放出される電流(電荷)に基づき電池残量を予測してもよい。
In the present embodiment, the remaining battery level is predicted based on the voltage of the
また、上述の実施形態においては、電池電圧検出部20が電池残量として電池の電圧を検出し、電池の電圧に応じた復帰可能期限を表示するようにしたが、これに限られない。例えば、EEPROM13に電池電圧と電池残量との第1関係テーブルを記憶しておき、電池電圧検出部20が検出した電池電圧をこの関係テーブルに基づいて電池残量に変換する。また、EEPROM13に電池残量と復帰可能期限情報2cとの第2関係テーブルを記憶しておき、この第2関係テーブルに基づき、電池電圧検出部20が検出した電池電圧から変換した電池残量に対応する復帰可能期限を導くようにする。
In the above-described embodiment, the battery
また、表示パネルとして不揮発性表示パネルを用いずに、揮発性表示パネルを用いたときには、揮発性表示パネルに復帰可能期限を一定時間(例えば、10秒)だけ表示した後に、省電力モードに移行する。 Also, when a volatile display panel is used instead of a non-volatile display panel as the display panel, the recovery time limit is displayed on the volatile display panel for a certain period of time (for example, 10 seconds), and then the power saving mode is entered. To do.
ここで、本実施形態の情報表示装置1において、動作モードを、例えば、書き換えモード、スリープモード、ディープスリープモード、シャットダウンモードの4種類を設けている。そして、情報表示装置1では、操作部4の操作による設定により、シャットダウンモードの他、スリープモード、ディープスリープモードを、移行時に復帰可能期限を表示する省電力モードとすることもできる。なお、書き換えモードは、不揮発性表示部2に表示するドキュメントファイルのページデータを書き換えるための動作モードであり、この書き換えモードでは、例えば、不揮発性表示部2、表示制御部14、メモリカードI/F16(図3参照)などの周辺装置及びCPU10に対する電力供給が制限されない。
Here, in the
スリープモードは、書き換えモードで書き換え処理が終わると直ちに移行するモードあり、ディープスリープモードは、スリープモードで所定時間(例えば、3秒)経過すると移行するモードである。また、ディープスリープモードで所定時間(例えば、2時間)経過するとシャットダウンモードに移行してオートパワーオフとなる。 The sleep mode is a mode that shifts immediately after the rewrite process is completed in the rewrite mode, and the deep sleep mode is a mode that shifts when a predetermined time (for example, 3 seconds) elapses in the sleep mode. In addition, when a predetermined time (for example, 2 hours) elapses in the deep sleep mode, the shutdown mode is entered and the auto power is turned off.
スリープモードでは、図3に示す表示制御部14やメモリカードI/F16などの周辺装置への電流の供給を制限して省電力を図っている。また、ディープスリープモードでは、図3に示す表示制御部14、メモリカードI/F16などの周辺装置及びCPU10に対する電流の供給を制限して、スリープモードよりもさらに省電力を図っている。
In the sleep mode, power is saved by restricting current supply to peripheral devices such as the
情報表示装置1のEEPROM13には、図8に示すよう各モードの消費電力の情報が記憶されており、書き換えモード時の消費電流は300mA、スリープモード時の消費電流は25mA、ディープスリープモード時の消費電流は2.5mAである。シャットダウンモード時の消費電流は0.025mAである。
The
上述においては、移行時に復帰可能期限を表示する省電力モードとして、シャットダウンモードを例に挙げて説明したが、シャットダウンに代えてディープスリープモードを復帰可能期限を表示する省電力モードとしてもよい。 In the above description, the shutdown mode has been described as an example of the power saving mode for displaying the recoverable time limit at the time of transition, but the deep sleep mode may be replaced with the power saving mode for displaying the recoverable time limit.
復帰可能期限を表示する省電力モードをディープスリープモードとする場合、CPU10は、ディープスリープモードがシャットダウンモードに移行するまでの所定時間(例えば、2時間)で消費する消費電力と、その後にシャットダウンモードに移行した後に消費する消費電力から復帰可能期限を算出する。このとき、CPU10は、EEPROM13に記憶した上述した第1関係テーブルに基づいて電池残量を検出し、各モードの消費電力の情報(図8参照)と電池7の残量の情報とに基づいて、復帰可能期限を算出することができる。例えば、例えば、電源OFF日が「2009/08/01」、この時の電池7の電圧は「3.90V」、電池残量は「900mAh」とすると、『(900mAh(電池残量)−2.5mA×2(ディープスリープモードの消費電力))÷0.025mA(シャットダウンモードの消費電流)=35800h』となり、電源OFF日「2009/08/01」に「35800h」を加算すると、復帰可能期限は「2013/9/22」となる。このように設定することにより、ディープスリープモードの状態でもそのまま放置した場合の復帰可能期限を把握することができる。また、同様に、移行時に復帰可能期限を表示する省電力モードとして、シャットダウンモードに代えて、スリープモードを復帰可能期限を表示する省電力モードとしてもよい。
When the power saving mode for displaying the recoverable time limit is set to the deep sleep mode, the
このように、移行時に復帰可能期限を表示する省電力モードを一つモードのみにしてもよく、また複数のモードを含むようにしてもよい。なお、省電力モードは上記に限られず、例えば、次の状態(a)〜(d)のいずれか、若しくは、状態(a)〜(c)の組み合わせの状態、若しくは、(b)〜(d)の組み合わせの状態を、移行時に復帰可能期限を表示する省電力モードとしてもよい。
(a)CPU10の電力供給が停止された状態。
(b)少なくともいずれか一つの周辺機器(例えば、RAM12、メモリカードI/F16、表示制御部14、不揮発性表示部である表示部2等)の電力供給が停止された状態。
(c)少なくともいずれか一つの周辺機器の動作モードが通常時よりも消費電力の少ない省電力モード。
(d)CPU10の動作モードが通常時よりも消費電力の少ない省電力モード。
As described above, the power saving mode for displaying the recoverable time limit at the time of transition may be only one mode or may include a plurality of modes. The power saving mode is not limited to the above. For example, any one of the following states (a) to (d), or a combination of the states (a) to (c), or (b) to (d) ) May be set to a power saving mode for displaying a recoverable time limit at the time of transition.
(A) The state where the power supply of the
(B) A state where power supply to at least one of the peripheral devices (for example, the
(C) A power saving mode in which the operation mode of at least one peripheral device consumes less power than normal.
(D) A power saving mode in which the operation mode of the
本発明を、上述してきた実施形態を通して説明したが、本実施形態の情報表示装置1によれば、以下の効果が期待できる。
Although the present invention has been described through the above-described embodiments, the following effects can be expected according to the
(1)不揮発性表示部2(表示部)と、電源として用いられる電池7の残量を検出する電池電圧検出部20(電池残量検出部)と、不揮発性表示部2への電力供給を停止して当該不揮発性表示部2の表示内容の変更を行わない省電力モード時において消費する電力の情報を記憶するROM11やEEPROM13などからなる電力情報記憶部と、省電力モード時に移行するときに、電池7の残量の情報と前記電力の情報とに基づいて、省電力モードからの復帰可能期限を予測する予測部としての機能を担うCPU10と、CPU10(予測部)で予測した復帰可能期限を表示部に表示させる表示制御部14(表示処理部)と、を備えた構成としているため、ユーザは情報表示装置1の省電力モードにおける復帰可能期限を知ることができる。また、情報表示装置を使用している間は必要な情報を集中して閲覧することが可能となる。
(1) Non-volatile display unit 2 (display unit), battery voltage detection unit 20 (battery remaining amount detection unit) for detecting the remaining amount of
(2)不揮発性表示部2は、電源からの電力供給が断たれたときでも表示状態を維持するため、表示制御部14は、復帰可能期限を不揮発性表示部2に表示させた後に、不揮発性表示部2への電源供給を停止して省電力モードへ移行することによって、省電力モードにおいても不揮発性表示部2において復帰可能期限の表示を維持させるので、例えば、情報表示装置1を長期間放置しておいて、その後、起動しなかった場合などに、ユーザは表示されている復帰可能期限の期限を見て、電池切れで起動しないのか故障で起動しないのか判断する目安にすることができる。また、復帰可能期限の表示の維持を電力を消費することなく行える。
(2) Since the
(3)省電力モードには、消費電力が異なる複数のモードを含み、ROM11やEEPROM13は(電力情報記憶部は)、各モードの消費電力の情報(図8)を記憶し、CPU10(予測部)は、各モードの消費電力の情報と電池7の残量の情報とに基づいて、復帰可能期限を予測するので、例えば、各モードの消費電力に応じた復帰可能期限を表示することができる。
(3) The power saving mode includes a plurality of modes with different power consumptions. The
(4)予測部として機能するCPU10は、省電力モード時において復帰可能期限を予測し、表示制御部14(表示処理部)は、不揮発性表示部2に表示する復帰可能期限を、省電力モード時において予測部が予測した復帰可能期限に更新するので、例えば、ユーザは最新の復帰可能期限を把握することができる。
(4) The
(5)予測部として機能するCPU10は、省電力モード時において定期的に復帰可能期限を予測し、表示制御部14(表示処理部)は、省電力モード時において予測部が復帰可能期限を予測する度に、不揮発性表示部2に表示させる復帰可能期限を更新するので、例えば、ユーザが情報表示装置1を長期間使用しない場合でも、正確な復帰可能期限を把握することができる。
(5) The
(6)電池7の温度を検出する温度検出部21を備え、予測部として機能するCPU10は、前記省電力モード時において温度検出部21により検出した電池7の温度又は温度変化が予め規定された条件を満たすときに復帰可能期限を予測し、表示制御部14(表示処理部)は、省電力モード時において復帰可能期限を予測したときに、不揮発性表示部2に表示させる復帰可能期限を更新することで、例えば、ユーザが情報表示装置1を長期間温度変化の大きい場所に放置していた場合でも、正確な復帰可能期限を把握することができる。
(6) The
(7)電池電圧検出部20(電池残量検出部)は、電池7の残量として電池7の電圧を検出するので、電池7の現在の電圧に応じた電池7の電池残量を容易かつ的確に検出することができる。
(7) Since the battery voltage detection unit 20 (battery remaining amount detection unit) detects the voltage of the
以上、本発明の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。 Although some of the embodiments of the present invention have been described in detail with reference to the drawings, these are exemplifications, and the present invention is implemented in other forms with various modifications and improvements based on the knowledge of those skilled in the art. Is possible.
1 情報表示装置
2 不揮発性表示部
4 操作部
7 電池
8 メモリカード
10 CPU
11 ROM
12 RAM
13 EEPROM
14 表示処理部
15 電源制御部
17 時計用カウンタ
19 カウンタ
20 電池電圧検出部
21 温度検出部
DESCRIPTION OF
11 ROM
12 RAM
13 EEPROM
14
Claims (7)
電源として用いられる電池の残量を検出する電池残量検出部と、
省電力モード時において消費する電力の情報を記憶する電力情報記憶部と、
前記省電力モード時に移行するときに、前記電池の残量の情報と前記電力の情報とに基づいて、省電力モードからの復帰可能期限を予測する予測部と、
前記予測部で予測した前記復帰可能期限を前記表示部に表示させる表示処理部と、を備えたことを特徴とする情報表示装置。 A display unit;
A remaining battery level detection unit for detecting the remaining battery level used as a power source;
A power information storage unit for storing information of power consumed in the power saving mode;
When transitioning to the power saving mode, based on the information on the remaining amount of the battery and the information on the power, a prediction unit that predicts a time limit for recovering from the power saving mode;
An information display device comprising: a display processing unit that causes the display unit to display the recoverable deadline predicted by the prediction unit.
前記表示処理部は、前記復帰可能期限を前記表示部に表示させた後に、前記表示部への電源供給を停止して前記省電力モードへ移行することによって、前記省電力モードにおいても前記表示部において前記復帰可能期限の表示を維持させることを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。 The display unit is a display unit that maintains a display state even when power supply from a power source is cut off,
The display processing unit displays the resettable time limit on the display unit, and then stops power supply to the display unit and shifts to the power saving mode, so that the display unit is also in the power saving mode. The information display device according to claim 1, wherein the display of the recoverable time limit is maintained.
前記電力情報記憶部は、前記各モードの消費電力の情報を記憶し、
前記予測部は、前記各モードの消費電力の情報と前記電池の残量の情報とに基づいて、前記復帰可能期限を予測することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示装置。 The power saving mode includes a plurality of modes with different power consumption,
The power information storage unit stores information on power consumption in each mode,
3. The information display device according to claim 1, wherein the prediction unit predicts the recoverable time limit based on information on power consumption in each mode and information on a remaining battery level. 4.
前記表示処理部は、前記表示部に表示する復帰可能期限を、前記省電力モード時において前記予測部が予測した復帰可能期限に更新することを特徴とする請求項2に記載の情報表示装置。 The predicting unit predicts the time limit for recovering in the power saving mode;
The information display device according to claim 2, wherein the display processing unit updates a recoverable time limit displayed on the display unit to a recoverable time limit predicted by the prediction unit in the power saving mode.
前記表示処理部は、前記省電力モード時において前記予測部が前記復帰可能期限を予測する度に、前記表示部に表示させる前記復帰可能期限を更新することを特徴とする請求項4に記載の情報表示装置。 The predicting unit predicts the returnable time limit periodically during the power saving mode,
The said display process part updates the said resettable time limit displayed on the said display part, whenever the said prediction part estimates the said resettable time limit in the said power saving mode. Information display device.
前記予測部は、前記省電力モード時において前記温度検出部により検出した前記電池の温度又は温度変化が予め規定された条件を満たすときに前記復帰可能期限を予測し、
前記表示処理部は、前記省電力モード時において前記復帰可能期限を予測したときに、前記表示部に表示させる前記復帰可能期限を更新することを特徴とする請求項4に記載の情報表示装置。 A temperature detection unit for detecting the temperature of the battery;
The predicting unit predicts the recoverable deadline when the temperature or temperature change of the battery detected by the temperature detecting unit during the power saving mode satisfies a predetermined condition,
The information display device according to claim 4, wherein the display processing unit updates the recoverable time limit displayed on the display unit when the recoverable time limit is predicted in the power saving mode.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009180217A JP2011033845A (en) | 2009-07-31 | 2009-07-31 | Information display |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009180217A JP2011033845A (en) | 2009-07-31 | 2009-07-31 | Information display |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011033845A true JP2011033845A (en) | 2011-02-17 |
Family
ID=43762978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009180217A Pending JP2011033845A (en) | 2009-07-31 | 2009-07-31 | Information display |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011033845A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012210743A (en) * | 2011-03-30 | 2012-11-01 | Brother Industries Ltd | Printing apparatus |
JP2019133045A (en) * | 2018-02-01 | 2019-08-08 | セイコーエプソン株式会社 | Image display unit and method for controlling the same |
-
2009
- 2009-07-31 JP JP2009180217A patent/JP2011033845A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012210743A (en) * | 2011-03-30 | 2012-11-01 | Brother Industries Ltd | Printing apparatus |
JP2019133045A (en) * | 2018-02-01 | 2019-08-08 | セイコーエプソン株式会社 | Image display unit and method for controlling the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010239817A (en) | Information display device | |
JP2708344B2 (en) | Computer system | |
JP3070933U (en) | New intelligent computer power management device | |
CN101923381B (en) | Electronic device, battery remaining time displaying method and computer executable program | |
US8194091B2 (en) | Portable display devices and programs | |
US20130049704A1 (en) | Charging apparatus and charging method | |
JP2012226410A (en) | Battery control system, battery module, and electronic apparatus | |
JP2011033845A (en) | Information display | |
JP2005025382A (en) | Electronic apparatus, and power supply control method | |
JP2002315204A (en) | Charge controller | |
JP6826320B2 (en) | Battery charging device, recording device | |
KR101963262B1 (en) | Watt-hour meter and operating method thereof | |
JP2013083391A (en) | Control device of air conditioner | |
JP2011034363A (en) | Information display device | |
JP2002078211A (en) | Electronic device of battery-driven type | |
JP3288606B2 (en) | Computer power management system | |
JP4811947B2 (en) | Electronics | |
JP6494354B2 (en) | Charge control device and charge control method | |
US20100033490A1 (en) | Portable display devices and programs | |
JP4972495B2 (en) | handy terminal | |
JP2011039200A (en) | Portable display device and program | |
JP5729206B2 (en) | Mobile device | |
JP2011022745A (en) | Display device and program for the same | |
JPH04283675A (en) | Indicating device for battery residue in electronic machinery and apparatus | |
JPH112670A (en) | Device for predicting service life of secondary battery |