JP2011033828A - 像加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱ニップに位置していた記録材を加熱部材から早急に引き離して、加熱部材へのトナーの移転を抑制できる像加熱装置を提供する。
【解決手段】定着ローラ6に加圧ローラ7を圧接して画像形成を開始する。制御部97は、所定のタイミングで記録材検知センサ114が記録材Pの先端を検知できないと、記録材のジャムが発生したと判断して定着ローラ6から加圧ローラ7を離間して加熱ニップ4Nを解除する。同時に定着排紙上ガイド31が下方へ回転して記録材を押し下げて定着ローラ6から強制的に剥離する。
【選択図】図2

Description

本発明は、加熱部材と加圧部材とを離間させて記録材の加熱ニップを解除可能な像加熱装置、詳しくは記録材のジャムが発生した際に加熱部材のトナー汚染を抑制する機構に関する。
トナー像が転写された記録材を像加熱装置の加熱ニップで挟持搬送しつつ加熱して記録材に画像を定着させる画像形成システムが広く用いられている。このような画像形成システムでは、半定着又は定着済みトナー像を担持した記録材を、像加熱装置の加熱ニップで挟持搬送しつつ加熱して、画像の表面光沢等を調整する場合もある。
図2を参照して説明すると、像加熱装置(4)は、加熱部材(6)と加圧部材(7)とを圧接して加熱ニップ(4N)を形成している。像加熱装置は、加熱部材及び加圧部材として、ローラ部材又はベルト部材を用いた種々の組み合わせで実用化されている(特許文献1、2)。
特許文献1には、加熱ローラ(6)に加圧ローラ(7)を圧接して加熱ニップ(4N)を形成する定着装置(4)が示される。ここでは、加圧ローラ(7)を下降させて加熱ニップ(4N)を解除する自動機構(11)が示され、記録材のジャムが発生すると、直ちに加熱ニップ(4N)を解除して、ジャムした記録材から加熱ローラ(6)へ不必要にトナーが移転することを回避している。また、加熱ニップの上流側で加熱ローラに当接して回転するクリーニングローラを設けて、加熱ローラに付着したトナーを除去している。
特許文献2には、その先端を加熱ローラ(6)に接触させて加熱ローラ(6)から記録材を分離する分離部材(33:図4の(a))を、加熱ニップ(4N)の下流側に設けた定着装置(4)が示される。ここでは、分離部材(分離爪)が可動に設けられ、記録材のジャム発生時には、分離部材(33)を加熱ローラ(6)から遠ざかるように移動させている。
特開2002−202683号公報 特開2008−225153号公報
近年、加熱部材と加圧部材とを個別の温度に温度調整して離間状態で待機させ、画像形成ごと又は画像形成ジョブごとに加熱部材に加圧部材を当接させて加熱ニップを形成する像加熱装置が実用化されている。そのような像加熱装置では、記録材のジャムが発生して、加熱部材の回転が停止すると、記録材による冷却が失われた加熱部材の表面温度が急上昇する。
その結果、停止して加熱部材に接触していた記録材上のトナーが広範囲で溶解して、大量に加熱部材に付着することがある。その後、ジャムした記録材を除去するために加熱部材の加熱を停止して冷却させると、大量のトナーが加熱部材の表面で固化して局所的な凹凸が形成されることがある。
このような局所的な凹凸は、ジャムした記録材を除去した後の再立ち上げの際に、加熱部材の表面に擦り傷を形成したり、画像形成時の少量のトナーを想定して加熱部材に付設したクリーニング装置に大きな負担をかけたりする。
そこで、記録材の停滞が検出されると、離間状態で待機させるための機構を直ちに作動させて、特許文献1に示されるように、加熱ニップを解除させ、同時に、加熱部材の加熱を停止させる制御が提案された。これにより、表面温度の急上昇が防止されるとともに、記録材上のトナー像から離れた位置で加熱部材が冷却するため、加熱部材にトナーが移転固化しにくくなった。
しかし、画像形成装置の生産性を高めるために記録材の搬送速度が高められると、ジャムした未定着シートが離間した加熱ニップに後から押し込まれて、記録材の画像面が広範囲に加熱部材に接触するようになった。その結果、ジャムした記録材から移転した大量のトナーが加熱部材の表面で固化する問題が再び発生した。
そこで、特許文献2に示されるように、加熱ニップの下流側に配置された分離部材を移動させて、ジャムした記録材の取り出しを容易にすることが提案された。しかし、記録材から加熱部材へトナーが移転する問題については何の改善も見られなかった。
本発明は、加熱ニップに位置していた記録材を加熱部材から早急に引き離して、加熱部材へのトナーの移転を抑制できる像加熱装置を提供することを目的としている。
本発明の像加熱装置は、加熱されて記録材の画像面に接触する加熱部材と、前記加熱部材に当接して記録材の加熱ニップを形成する加圧部材と、前記加熱部材と前記加圧部材とを離間可能な離間機構とを備え、記録材の搬送異常が発生した際に前記離間機構を作動させて前記加熱ニップを解除するものである。そして、記録材の搬送異常が発生して前記加熱ニップが解除されたときに、前記加熱ニップに位置していた記録材を前記加圧部材側へ付勢して前記加熱部材から離間する方向へ移動させる記録材移動機構を備える。
本発明の像加熱装置では、記録材の搬送異常が発生すると、記録材移動機構が加熱ニップに位置していた記録材を加圧部材側へ押圧して、解除された加熱ニップの中で記録材を加熱部材から離間させる。従って、加熱ニップに位置していた記録材を加熱部材から早急に引き離して、加熱部材へのトナーの移転を確実に抑制できる。
画像形成装置の構成の説明図である。 定着装置の構成の説明図である。 定着ニップ部の離間動作の説明図である。 実施例1の記録材移動機構の動作の説明図である。 実施例1における定着装置の動作シーケンスのフローチャートである。 実施例2の記録材移動機構の動作の説明図である。 定着排紙上ガイドの斜視図である。 分離爪の動作の説明図である。 実施例3の記録材移動機構の動作の説明図である。 上分離ガイド及び下分離ガイドの突き出し機構の拡大図である。 上分離ガイド及び下分離ガイドの動作の説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。本発明は、記録材のジャムが発生した際に、加熱部材から記録材を機構的に引き剥がす限りにおいて、実施形態の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
従って、加熱部材と加圧部材とで加熱ニップを形成する像加熱装置であれば、ローラ部材とローラ部材の組み合わせには限定されず、少なくとも一方をベルト部材に置き換えた実施形態でも実施可能である。また、像加熱装置は、未定着トナー像、半定着トナー像、定着済みトナー像の加熱、再加熱の用途で等しく実施でき、画像形成装置に一体に組み込まれない独立ユニットとしても実施できる。
像加熱装置が搭載される画像形成装置は、タンデム型/1ドラム型、中間転写型/記録材搬送型/直接転写型のいずれでもよい。本実施形態では、トナー像の形成/転写に係る主要部のみを説明するが、画像形成装置は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の形態で提供できる。
なお、特許文献1、2に示される像加熱装置及び画像形成装置の一般的な事項については、図示を省略して重複する説明を省略する。
<画像形成装置>
図1は画像形成装置の構成の説明図である。
図1に示すように、画像形成装置180は、中間転写ベルト189に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部PY、PM、PC、PKを配列したタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。制御部97は、操作パネル98を通じた設定及び操作に基づいて画像形成部PY、PM、PC、PK及び定着装置4を制御する。
画像形成部PYでは、感光ドラム181Yにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト189に一次転写される。画像形成部PMでは、感光ドラム181Mにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト189のイエロートナー像に重ねて一次転写される。画像形成部PC、PKでは、それぞれ感光ドラム181C、181Kにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて、同様に中間転写ベルト189に順次重ねて一次転写される。
中間転写ベルト189に一次転写された四色のトナー像は、二次転写部T2へ搬送されて記録材Pへ一括二次転写される。四色のトナー像を二次転写された記録材Pは、定着装置4で加熱加圧を受けて表面にトナー像を定着された後に、排出トレイ113へ排出される。
中間転写ベルト189は、テンションローラ195、駆動ローラ196、及び対向ローラ194に掛け渡して支持され、駆動ローラ196に駆動されて所定のプロセススピードで矢印R2方向に回転する。
記録材カセット190から引き出された記録材Pは、分離ローラ191で1枚ずつに分離して、レジストローラ192へ送り出される。レジストローラ192は、停止状態で記録材Pを受け入れて待機させ、中間転写ベルト189のトナー像にタイミングを合わせて記録材Pを二次転写部T2へ送り込む。
画像形成部PY、PM、PC、PKは、現像装置184Y、184M、184C、184Kで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、実質的に同一に構成される。以下では、画像形成部PYついて説明し、他の画像形成部PM、PC、PKについては、説明中の構成部材に付した符号の末尾のYをM、C、Kに読み替えて説明されるものとする。
画像形成部PYは、感光ドラム181Yの周囲に、帯電ローラ182Y、露光装置183Y、現像装置184Y、一次転写ローラ185Y、クリーニング装置186Yを配置している。
感光ドラム181Yは、帯電極性が負極性の感光層が外周面に形成され、所定のプロセススピードで矢印方向に回転する。帯電ローラ182Yは、振動電圧を印加されて感光ドラム181Yの表面を負極性の所定電位に帯電させる。
露光装置183Yは、イエローの分解色画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して画像の静電像を書き込む。現像装置184Yは、二成分現像剤を用いて静電像をトナー像に反転現像する。クリーニング装置186Yは、感光ドラム181Yにクリーニングブレードを摺擦させて転写残トナーを回収する。
<定着装置>
図2は定着装置の構成の説明図である。図3は定着ニップ部の離間動作の説明図である。
図2に示すように、像加熱装置の一例である定着装置4は、記録材Pにトナーで形成された未定着画像を、加熱ニップ4Nで挟持搬送して加熱することにより、記録材Pの表面に画像を定着させる。
定着装置4は、いずれも回転可能に保持された定着ローラ6及び加圧ローラ7を圧接して加熱ニップ4Nを形成する。加圧ローラ7は、アーム11に両端のベアリングを支持されて、回転可能に保持される。アーム11は、回動軸14を中心にして回動可能であって、バネ12によって上方へ付勢されることで、加圧ローラ7を上方へ持ち上げて定着ローラ6に圧接させて、所定のニップ幅の加熱ニップ4Nを得る。
定着ローラ6は、アルミニウム製円筒の芯金の外周面に厚さ3mmの弾性層を配置して直径60mmに構成されている。加圧ローラ7は、アルミニウム製円筒の芯金の外周面に厚さ1mmの弾性層を配置して直径60mmに構成されている。バネ12は、加圧ローラ7を総圧力約784N(約80kg)で定着ローラ6に圧接して回転方向の長さが5mmの加熱ニップ4Nを形成する。
定着装置4により、トナー像が定着された記録材Pは、定着排紙ローラ対111に搬送されて記録材検知センサ114を通過し、排紙ローラ対112によって排出トレイ113へ排出される。
定着装置4の加熱ニップ4Nの下流側には、記録材移動機構(定着排紙装置)30が配置されている。記録材移動機構30には、定着装置4から排出された記録材Pを定着排紙ローラ対111に受け渡すための、定着排紙上ガイド31及び定着排紙下ガイド32が配置されている。
定着ローラ6から加圧ローラ7を離接可能にするために、カム回転軸18を中心に回転可能なカム17が配置されている。
カム17は、定着ローラ6と加圧ローラ7が当接しているときには、アーム11には当接しない。このため、アーム11は、バネ12のバネ力で定着ローラ6を押し上げて加圧ローラ7に圧接させる。
制御部97は、モータ16を作動させてカム17に所望の回転角度を設定できる。カム17は、ある角度以上に回転するとアーム11に当接し、カム17の回転によってアーム11を押し下げることで、定着ローラ6から加圧ローラ7を離間させることが可能になる。
定着ローラ6は、一対のハロゲンヒータ9を内包し、ハロゲンヒータ9によって内側から加熱される。温度調整回路15は、温度検出素子(サーミスタ)S1で検出される定着ローラ6の表面温度が165℃に収束するようにハロゲンヒータ9をON/OFF制御する。加圧ローラ7は、ハロゲンヒータ10を内包し、ハロゲンヒータ10によって内側から加熱される。
温度調整回路15は、温度検出素子(サーミスタ)S2で検出される加圧ローラ7の表面温度が150℃に収束するようにハロゲンヒータ10をON/OFF制御する。これにより、加熱ニップ4Nを通過する記録材Pが定着ローラ6及び加圧ローラ7から奪う熱量を補いつつ、記録材Pにおけるトナー像の定着に必要な熱供給量を維持する。
図3の(a)に示すように、画像形成動作中、バネ12のバネ力で定着ローラ6が加圧ローラ7に圧接して加熱ニップ(4N:図2)を形成する。
図3の(b)に示すように、画像形成動作中以外の期間、カム17がバネ12のバネ力に逆らってアーム11を押し下げるので、加圧ローラ7が下降して定着ローラ6から離間し、定着ニップ4Nが解除される。
画像形成が終了すると、定着ローラ6と加圧ローラ7は、回転と加熱を停止されて次の画像形成を待ち受ける待機状態(スタンバイ状態)となる。このとき、図3の(a)に示すようにバネ12によって加圧ローラ7が定着ローラ6に圧接された状態で次の画像形成動作まで長期放置すると、圧接されている定着ローラ6と加圧ローラ7は圧接部分が潰れて部分的に変形する。
そして、加圧ローラ7と定着ローラ6が部分的に変形すると、次の画像形成動作で変形した部分の跡による画像不良が出てしまう。このような画像不良を防止するため、スタンバイ状態では、図3の(b)に示すように定着ローラ6と加圧ローラ7の圧接状態を解除している。
ところで、定着装置4の1つの課題として、定着ローラ6及び加圧ローラ7に対するトナー付着(トナーオフセット)がある。特許文献1では、定着ローラ6におけるトナー付着の課題を解決するために、定着ローラ6に専用のクリーニング装置を付設して付着したトナーを除去していた。
しかし、定着装置4において定着ローラ6に対するトナー付着量が桁違いに多くなるのは、定着装置4内で記録材Pのジャムが発生した場合である。定着装置4内で記録材Pのジャムが発生すると、ジャムした記録材Pから定着ローラ6へトナーが大量に移転してしまう。特に、複数のトナー像を重ねて記録材Pに転写するカラー画像の場合、トナー量がさらに多くなる。
しかし、記録材Pのジャム発生時にトナーが大量に付着する問題に対して、従来は、ジャムが発生した場合、定着ローラ6に付設したクリーニング装置で定着ローラ6をクリーニングする時間を延長させていた。このため、クリーニングする時間が延長された分、画像形成装置の生産性が低下していた。
そして、クリーニング装置を付設していない定着装置80の場合、記録材Pのジャム発生後に画像形成を再開した際に、最初の数枚程度の記録材Pにジャムによって定着ローラ6に付着したトナーが定着されることを阻止できなかった。
そこで、以下の実施例は、上記問題点を解決するためになされたもので、ジャム発生時に定着ローラ6及び加圧ローラ7に付着するトナーを低減できる定着装置80を提供することを目的とする。
<実施例1>
図4は実施例1の記録材移動機構の動作の説明図である。図5は実施例1における定着装置の動作シーケンスのフローチャートである。図4中、(a)は画像形成動作時、(b)は記録材のジャム発生時である。
図4の(a)に示すように、実施例1では、記録材移動機構(30)が、加熱ニップ(4N)に位置していた記録材を加圧部材側へ付勢して加熱部材から離間する方向へ移動させる。
定着排紙上ガイド31には、回転支点穴35を中心にして回動可能な上分離ガイド33が設けられている。上分離ガイド33の先端部34は、定着ローラ6に近接させて位置決められ、加熱ニップ4Nから定着ローラ6に連れ回るように排出される記録材Pを定着ローラ6から剥離する。
上分離ガイド33には回転支点穴35が設けられ、回転支点穴35には、定着排紙上ガイド31に設けられた回転支点軸36が嵌合して、上分離ガイド33が回転可能に保持されている。
回転支点軸36の周囲には、上分離ガイド33を矢印A方向に付勢するネジリコイルバネ37が配置されている。ネジリコイルバネ37は、定着排紙上ガイド31の内側に配置され、回転支点穴35を中心にして上分離ガイド33を、その先端部34が定着ローラ6に近付く方向に付勢する。
上分離ガイド33の上面に、ガイドカム38が当接配置されている。ガイドカム38は、定着排紙上ガイド31に固定されたガイドカム回転支点39を中心に回転可能に保持されている。ガイドカム38は、モータ43を作動させることにより、ガイドカム回転軸39を中心にして回転する。制御部97は、モータ43を制御してガイドカム38に所望の回転角度を設定できる。
定着排紙下ガイド32の記録材搬送面側には下分離ガイド40が設けられている。下分離ガイド40の先端部41は、加圧ローラ7に近接配置され、加熱ニップ4Nから加圧ローラ7に連れ回るように排出される記録材Pを加圧ローラ7から剥離する。
従来の定着装置では、図6に示すように、分離爪52を備えたシート分離機構が用いられている。分離爪52は定着ローラ6と摺接しているため、トナーが溜まり易く、はがれたトナーが記録材Pに落ちて記録材Pに付着する可能性がある。さらに、分離爪52との摺接により定着ローラ6に摺動跡が発生し、寿命低下や異常画像の問題が発生する可能性がある。
このため、実施例1では、非接触の上分離ガイド33及び下分離ガイド40を設けている。上分離ガイド33は、板金製の基材に、支軸を形成し、支軸から一方の側に延びた板の先端部を圧延により、薄く仕上げ、その先端部を囲むように樹脂製の爪状の分離先端部をインサート成形により形成してある。圧延された板の先端部から、樹脂の分離先端部の先端までの距離(爪部の板金からの飛び出し量)を5mm以下にし、爪の先端をR0.2以下R0.05以上に形成してある。
図1を参照して図5に示すように、プリントジョブが開始されると、画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdで画像形成が開始され(S11)、定着装置4で定着ローラに加圧ローラが圧接される(S12)。
図4の(a)に示すように、通常の画像形成動作時は、定着ローラ6に加圧ローラ7が圧接して加熱ニップ4Nを形成し、上分離ガイド33は、記録材Pを定着ローラ6から剥離する位置に位置決められている。
記録材検知センサ115で記録材Pの先端が検出されるとタイムカウントが開始された(S13)後、記録材検知センサ114で所定時間内に記録材Pが検出されない場合、制御部97は、記録材Pのジャムと判断する(S14のYES)。
図3の(b)に示すように、制御部97は、記録材Pのジャムと判断すると、モータ16を制御してカム17を所望の回転角度だけ右回りに回転させる。これにより、カム17がアーム11を押し下げて、定着ローラ6から加圧ローラ7を離間させる(S15)。
図4の(b)に示すように、記録材Pのジャム発生時には、定着ローラ6から加圧ローラ7が離間して、加熱ニップ4Nが解除され、定着ローラ6と加圧ローラ7の加熱が停止される。このとき、制御部(97:図1)は、モータ43(分離ガイド駆動機構)を作動させて、上分離ガイド33を矢印B方向に回転させる。これにより、加熱ニップ4Nに位置する記録材Pを押し下げて定着ローラ6から強制的に剥離する(S16)。
すなわち、制御部(97:図1)は、定着ローラ6から加圧ローラ7を離間させた後、モータ43を制御してガイドカム38を所定の角度だけ回転させる。ガイドカム38が回転することにより、ガイドカム38に当接配置された上分離ガイド33が回転支点穴35を中心にして矢印B方向に回転する。上分離ガイド33が回転することで、上分離ガイド33の先端部34によりジャムした記録材Pが定着ローラ6から引き離される。
その後、定着ローラ6及び加圧ローラ7の冷却を待って、ユーザーによるジャム記録材の取り出しが実施されて、筐体扉が閉じられる(S17のYES)。制御部(97:図1)は、モータ43(分離ガイド駆動機構)を作動させて記録材移動機構30を作動させることにより、上分離ガイド33を通常位置へ復帰させる(S18)。
図1に示すように、操作パネル98を通じて再スタートが入力されると(S19のYES)、画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdで中断されていた画像形成が再スタートする(S20)。
プリントジョブが終了するまで(S21のNO)、S13〜S21のフローが繰り返される。プリントジョブが終了すると(S21のYES)、図3の(b)に示すように、定着ローラ6から加圧ローラ7を離間させて(S22)、次のジョブを待ち受けるスタンバイ状態となる。
実施例1の制御によれば、定着ローラ6と加圧ローラ7を離間させ、上分離ガイド33を回転させることで、記録材Pのジャム発生時に、定着ローラ6にトナーが大量に付着することを防止できる。
このため、画像形成装置80の生産性をより向上することができ、さらに定着ローラ6に付着したオフセットトナーによる画像不良の発生頻度を減少させられる。
実施例1では、回転可能な分離ガイドを定着ローラ6側にのみ設けた場合を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。回転可能な分離ガイドは、加圧ローラ7側のみ設けてもよく、定着ローラ6側と加圧ローラ7部材側の両方に設けてもよい。いずれにせよ実施例1の構成を適用することにより同様の効果が得られる。
<実施例2>
図6は実施例2の記録材移動機構の動作の説明図である。図7は定着排紙上ガイドの斜視図である。図8は分離爪の動作の説明図である。
実施例2では、加熱ニップの出口側に配置されて、加熱ニップで加熱処理された記録材を加熱部材から分離させる複数の分離爪が一体に回動して加熱部材から記録材を剥離させる。図6中、分離爪52の周辺以外は実施例1と等しく構成されているため、実施例1と共通する構成には図1〜図4と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図6の(a)に示すように、定着ローラ6と加圧ローラ7とを離間可能な離間機構(11)は実施例1と共通である。記録材の搬送異常が発生した際に離間機構(11)を作動させて、図6の(b)に示すように加熱ニップ4Nを解除する制御は、実施例1と同様に、図5のフローチャートに従って実行される。
定着装置4の加熱ニップ4Nの下流側には、記録材移動機構(定着排紙装置)50が配置されている。記録材移動機構50には、定着ニップ4Nから排出された記録材Pを定着排紙ローラ対111に受け渡すための、定着排紙上ガイド51及び定着排紙下ガイド32が配置されている。
図7に示すように、分離爪52は、定着ローラ6の長手方向に間隔を置いて複数配置され、複数の分離爪52は、定着ローラ6の長手方向に配置した共通の回転軸55に駆動されて一体に回転する。すなわち、分離爪52には爪回転支点穴54が設けられ、爪回転支点穴54は、定着排紙上ガイド51に設けられた爪回転支点軸55に固定嵌合している。このため、複数の分離爪52は、爪回転支点軸55によって定着排紙上ガイド51に対して一体に回転可能に保持されている。
回転支点軸55の端部にはギア59が取り付けられ、ギア59の回転によって分離爪52が所定の角度回転する。ギア59は、図1に示す制御部97によって駆動モータを制御される不図示のギア駆動部の出力ギアに噛み合う。制御部(97:図1)は、このように構成された分離爪駆動機構を作動させることにより、爪回転紙支点軸55を中心にして複数の分離爪52を一体に回転させて、複数の分離爪52に所望の回転角度を設定する。
図8の(a)に示すように、定着排紙上ガイド51には定着ローラ6に先端部53を接触させた分離爪52が設けられている。分離爪52の先端部53は、記録材と定着ローラ6の間に先端を割り込み、定着ニップ4Nから定着ローラ6に連れ回るように排出される記録材Pを定着ローラ6から強制的に剥離する。分離爪52には、先端部53を定着ローラ6に所定の当接圧で接触させるためバネ部56が設けられている。バネ部56に引っ張りバネ57の一方の端部が取り付けられ、定着排紙上ガイド51に設けられたバネ部58に引っ張りバネ57のもう一方の端部が取り付けられる。
定着排紙下ガイド32の記録材搬送面側には下分離ガイド40が設けられている。下分離ガイド40の先端部41は、加圧ローラ7に近接配置され、加圧ローラ7に連れ回るように排出される記録材Pを定着ローラ6から強制的に剥離する。
画像形成動作時(S13:図5)は、定着ローラ6が加圧ローラ7に圧接して加熱ニップ4Nを形成し、分離爪52は、加熱ニップ4Nから排出された記録材Pを定着ローラ6から剥離する。
しかし、記録材検知センサ114において記録材のジャムを検出した場合(S14のYES:図5)には、図6の(b)に示すように、カム17がアーム11を押し下げて定着ローラ6から加圧ローラ7を離間させる(S15:図5)。
制御部(97:図1)は、定着ローラ6から加圧ローラ7を離間させた後、ギア(59:図7)を所定の角度だけ回転させる。ギア59が回転することにより、ギア59に取り付けられた爪回転支点軸55が回転して、図8の(b)に示すように、爪回転支点軸55に固定嵌合された分離爪52が矢印C方向に回転する。そして、分離爪52が回転することで、ジャムした記録材Pが分離爪52の先端部53によって定着ローラ6から引き離される。
ここで、記録材移動機構50は、分離部材(52)の先端(53)を、解除された加熱ニップ4Nから出口側へ遠ざかる方向に回動させている。これにより、記録材Pが出口側へ引っ張られるので、折れ曲った記録材Pでも定着ローラ6から離間する。
実施例2では、定着ローラ6と加圧ローラ7を離間させ、分離爪52を回転させることで、記録材Pのジャム発生時に定着ローラ6にトナーが大量に付着することを防止できる。これにより、短時間でジャム発生後の画像形成を開始させて生産性を向上することができるとともに、定着ローラ6に付着したトナーによって画像不良が発生する頻度を減少させられる。
実施例2では、回転可能な分離爪52を定着ローラ6側にのみ設けた例を示したが、回転可能な分離爪52は、加圧ローラ7側にのみ設けてもよく、定着ローラ6と加圧ローラ7の両方に設けてもよい。記録材のジャム発生時に分離爪52を回転させることで、実施例2と同様の効果が得られる。
<実施例3>
図9は実施例3の記録材移動機構の動作の説明図である。図10は上分離ガイド及び下分離ガイドの突き出し機構の拡大図である。図11は上分離ガイド及び下分離ガイドの動作の説明図である。
実施例3では、記録材の加熱部材(6)に接する面と加圧部材(7)に接する面とに対応させて加熱ニップ(4N)の出口側に案内部材(72、82)が一対配置される。そして、案内部材の先端側(79、89)が加熱部材(6)と加圧部材(7)の加熱ニップが解除された間隔に突き出して、案内部材の先端側(79、89)を記録材と加熱部材との間及び記録材と加圧部材との間に位置させる。
図9中、定着排紙上ガイド71及び定着排紙下ガイド81以外は実施例1と等しく構成されているため、実施例1と共通する構成には図1〜図4と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図9の(a)に示すように、定着ローラ6と加圧ローラ7とを離間可能な離間機構(11)は実施例1と共通である。記録材の搬送異常が発生した際に離間機構(11)を作動させて、図9の(b)に示すように加熱ニップ4Nを解除する制御は、実施例1と同様に、図5のフローチャートに従って実行される。
定着装置4の加熱ニップ4Nの下流側には、記録材移動機構(定着排紙装置)70が配置されている。定着排紙装置70には、加熱ニップ4Nから排出された記録材Pを定着排紙ローラ対111に受け渡すための、定着排紙上ガイド71及び定着排紙下ガイド81が配置されている。
定着排紙上ガイド71の記録材搬送面側には、上分離ガイド72が設けられている。上分離ガイド72の先端部79は、定着ローラ6に近接配置され、定着ローラ6側に向いて排出される記録材Pを定着ローラ6から剥離する。図10に示すように、上分離ガイド72には、ラック73が設けられている。ラック73は、定着上ガイド71に設けられたピニオン74と噛み合う。ピニオン74は、ピニオン回転軸75に回転可能に保持されている。
定着排紙下ガイド81の記録材搬送面側には下分離ガイド82が設けられている。下分離ガイド82の先端部89は、加圧ローラ7に近接配置され、加圧ローラ7側に向いて排出される記録材Pを加圧ローラ7から剥離する。下分離ガイド82には、ラック83が設けられている。ラック83は、定着下ガイド81に設けられたピニオン84と噛み合う。ピニオン84は、ピニオン回転軸85に回転可能に保持されている。
このように構成されてピニオン74、84を回転させるピニオン駆動機構は、ピニオン回転軸75、85の一端側に共通に設置される。制御部(97:図1)は、このように構成されたピニオン駆動機構の共通の駆動モータを制御することにより、ピニオン回転軸75、85を中心にして、ピニオン74、84にそれぞれ所望の回転角度を設定できる。
実施例3では、通常の画像形成動作時は、図9の(a)に示すように、定着ローラ6に加圧ローラ7が圧接して加熱ニップ4Nを形成している。そして、上分離ガイド71及び下分離ガイド81は、記録材Pを定着ローラ6及び加圧ローラ7から剥離する位置に位置決められている。
しかし、実施例1と同様に、記録材検知センサ114によって記録材Pのジャムが検知されると、図9の(b)に示すように、偏心カム17がバネ12のバネ力に逆らってアーム11を押し下げる。これにより、加圧ローラ7が下降して定着ローラ6から離間し、定着ニップ4Nが解除される。
定着ローラ6から加圧ローラ7を離間させた後、図11の(b)に示すように、定着上ガイド71に設けられたピニオン74が所定の回転角度だけ回転して上分離ガイド72が押し出される。同時に、定着下ガイド81に設けられたピニオン84が所定の回転角度だけ回転して下分離ガイド82が押し出される。
ピニオン74、84が回転すると、ラック73、83が定着ローラ6と加圧ローラ7の間隔に向かって移動し、上分離ガイド72及び下分離ガイド83が矢印D方向に突き出す。このとき、上分離ガイド72は、定着ローラ6とジャムした記録材Pの画像面との間隔に突き出すように移動し、下分離ガイド82は、ジャムした記録材Pの裏面と加圧ローラ7との間隔に突き出すように移動する。
これにより、上分離ガイド72の先端部79は、ジャムした記録材Pの画像面が定着ローラ6に接触することを妨げるように、定着ローラ6と加圧ローラ7の離間動作によって生じた空間に入り込む。同時に、下分離ガイド82の先端部89は、ジャムした記録材Pの裏面が加圧ローラ7に接触することを妨げるように、定着ローラ6と加圧ローラ7の離間動作によって生じた空間に入り込む。その結果、下分離ガイド82の先端部89は、ジャムした記録材Pを定着ローラ6から引き剥がし、下分離ガイド82の先端部89は、ジャムした記録材Pを加圧ローラ7から引き離す。
実施例3の記録材移動機構によれば、加熱部材と加圧部材の離間動作によって生じた空間に記録材移動機構が入り込むことで、ジャム時に定着部材及び加圧部材にトナーが大量に付着することを防止できる。これにより、像加熱装置の生産性をより向上することができ、さらにオフセットトナーによる画像不良の発生頻度を減少させられる像加熱装置が提供可能になる。
なお、実施例3では、移動可能な分離ガイドを加熱部材及び加圧部材の表面に近接配置した構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、加熱部材及び加圧部材に接触させた分離ガイド又は分離爪で構成してもよい。いずれにせよ実施例3の構成及び動作を適用することにより同様の効果が得られる。
<その他の実施例>
実施例1、2、3では、一対のローラ部材を圧接して加熱ニップを形成する定着装置の例を示した。しかし、ローラ部材とベルト部材とを圧接させて加熱ニップを形成する定着装置、ベルト部材とベルト部材とを圧接させて加熱ニップを形成する定着装置でも、実施例1、2、3の構成を適用することが可能である。
実施例1、2、3では、画像形成装置の定着装置が1つの場合について例示したがが、実施例1、2、3に示した定着装置は、複数の定着装置を搭載した画像形成装置においても利用できる。
実施例1、2、3では、記録材検知センサ114において記録材Pのジャム発生を検知したが、実施例1、2、3はこれに限定されるものではない。例えば、画像形成装置の記録材搬送経路に設けられる他のセンサの出力やローラ加圧力の変化を検出して直接ジャム発生を判断する場合でも、実施例1、2、3の定着装置を利用することができる。
4 定着装置、6 加熱部材(定着ローラ)、7 加圧部材(加圧ローラ)、
9、10 加熱手段(ハロゲンヒータ)、11 離間機構(アーム)、
12 バネ、17 カム、18 カム回転軸、
30、50、70 記録材移動機構(定着排紙装置)、
31、51、71 定着排紙上ガイド、
32、52、81 定着排紙下ガイド、
33、72 上分離ガイド、34、41、79、89 先端部、
35 回転支点穴、36 回転支点軸、37 ネジリコイルバネ、
38 ガイドカム、39 ガイドカム回転支点、
40、82 下分離ガイド、
52 分離爪、53 先端部、54 爪回転支点穴、55 爪回転支点軸、
56 バネ部、57 引っ張りバネ、58 バネ部、59 ギア、
73、83 ラック、74、84 ピニオン、75、85 ピニオン回転軸、
114、115 記録材検知センサ、
P 記録材

Claims (6)

  1. 加熱されて記録材の画像面に接触する加熱部材と、前記加熱部材に当接して記録材の加熱ニップを形成する加圧部材と、前記加熱部材と前記加圧部材とを離間可能な離間機構とを備え、記録材の搬送異常が発生した際に前記離間機構を作動させて前記加熱ニップを解除する像加熱装置において、
    記録材の搬送異常が発生して前記加熱ニップが解除されたときに、前記加熱ニップに位置していた記録材を前記加圧部材側へ付勢して前記加熱部材から離間する方向へ移動させる記録材移動機構を備えたことを特徴とする像加熱装置。
  2. 前記加熱ニップの出口側に配置されて、前記加熱ニップで加熱処理された記録材を前記加熱部材から分離させる分離部材を備え、
    前記記録材移動機構は、前記分離部材の先端を前記加熱部材から遠ざかる方向に回動させる機構であることを特徴とする請求項1記載の像加熱装置。
  3. 前記記録材移動機構は、前記分離部材の先端を前記解除された加熱ニップから前記出口側へ遠ざかる方向に回動させる機構であることを特徴とする請求項2記載の像加熱装置。
  4. 前記分離部材は、前記加熱部材の長手方向に間隔を置いて複数配置された分離爪であって、前記複数の分離爪は、前記加熱部材の長手方向に配置した共通の回転軸に駆動されて一体に回転することを特徴とする請求項3記載の像加熱装置。
  5. 前記加熱ニップの出口側に配置されて、前記加熱ニップで加熱処理された記録材を案内する案内部材を備え、
    前記記録材移動機構は、前記案内部材の先端側を前記加熱部材と前記加圧部材の前記加熱ニップが解除された間隔に突き出して、記録材と前記加熱部材との間に位置させる機構であることを特徴とする請求項1記載の像加熱装置。
  6. 記録材の前記加熱部材に接する面と前記加圧部材に接する面とに対応させて前記案内部材が一対配置され、
    前記記録材移動機構は、記録材の前記加熱部材に接する面側の案内部材を前記加熱ニップが解除された間隔に突き出して、記録材と前記加熱部材との間に位置させるとともに、記録材の前記加圧部材に接する面側の案内部材を前記加熱ニップが解除された間隔に突き出して、記録材と前記加圧部材との間に位置させる機構であることを特徴とする請求項5記載の像加熱装置。
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