JP2011032909A - ポンプ装置の圧力センサ - Google Patents

ポンプ装置の圧力センサ Download PDF

Info

Publication number
JP2011032909A
JP2011032909A JP2009178588A JP2009178588A JP2011032909A JP 2011032909 A JP2011032909 A JP 2011032909A JP 2009178588 A JP2009178588 A JP 2009178588A JP 2009178588 A JP2009178588 A JP 2009178588A JP 2011032909 A JP2011032909 A JP 2011032909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
pump device
pressure sensor
pump
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009178588A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5147793B2 (ja
Inventor
Katsutoshi Fujita
克俊 藤田
Tetsuya Nomura
哲也 野村
Masatoshi Tanabe
正敏 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Appliances Inc filed Critical Hitachi Appliances Inc
Priority to JP2009178588A priority Critical patent/JP5147793B2/ja
Publication of JP2011032909A publication Critical patent/JP2011032909A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5147793B2 publication Critical patent/JP5147793B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

【課題】従来のポンプ装置の圧力センサ調整ネジの調整部は簡単に動かすことができる構造であり、市場にて動かされ調整がくるい異常運転する事象がある。これらを防止するために、特殊な形状とすることにより信頼性を向上させたポンプ装置を提供する。
【解決手段】調整ネジ74の調整部74(a)の形状を六角状で凹ませた形状とし、その形状をポンプ装置100に使用しているボルトやナットに合わせて構成することにより、緊急時の対応は問題なく行える。
【選択図】 図7

Description

本発明は、ポンプ装置の圧力センサに関するものである。
圧力センサはダイヤフラムを介し水圧を受け、フェライトコアが上下に動く、そして、フェライトコアとコイルが重なり合う事でインダクタンスが変化する。読取ったインダクタンスは、周波数に変換されポンプ装置の印加圧力を読取り運転を制御している。
調整ネジにより周波数を調整し製品出荷しているが、顧客が使用中のポンプ装置に何か異常が発生した時に圧力センサの調整ネジを動かしてしまい、正確な圧力値を読取ることができなくなる事象が発生している。
特開2008−255911号公報によれば圧力センサは、使い勝手の良いポンプ装置を提供するために圧力値を正確に読取る重要な役割を担っているが、前述のように顧客が簡単に動かすことができるため、正確な圧力値を読取ることができなくなる事象が市場で発生している。
また、調整ネジをカバーで覆えば調整部は隠されて簡単に動かすことは防げるが部品点数が増え、固定が複雑になり安価に製作できなくなり効果はない。
特開2008−255911号公報
上記従来の圧力センサでは、簡単に調整ネジを動かせてしまい、ポンプ装置に印加されている正確な圧力値を読取ることができなくなるという恐れがあった。
本発明は上記課題を解決する事を目的とする。
本発明は、圧力センサを有するポンプ装置において、前記圧力センサは、略円筒状のセンサケースを有し、前記センサケースは大径部と小径部の2段階で構成されており、前記小径部内側にはネジを設けており、前記センサケース内部には、前記小径部内径と同径以下の貫通穴を有したダイヤフラムオサエが装着され、前記貫通穴外径側にはコイル収納溝を設けており、前記貫通穴には、圧力調整バネとフェライトコアが、ダイヤフラムウケを軸に、センサケース小径部内側に設けられたネジと螺着された調整ネジにより収納されており、前記調整ネジの調整部形状は、前記ポンプ装置で使用している部品を用いて調整することを可能とした。
本発明によれば、圧力センサの調整ネジを簡単に動かせてしまう事象は防げる。また、特殊な構造としてあるが、異常発生時にはポンプ装置の部品に使用しているボルトやナットを一時取外し、六角状の凹み部へ嵌め込めば問題なく対応する事が可能である。
本発明の一実施例に係るもので、ポンプ装置の縦断面図である。 図1の右側面図である。 図1のポンプカバーを外した状態の平面図である。 本発明の一実施例の概略ブロック図である。 ポンプ動作を時系列的に示したチャート図である。 従来の実施例に係るもので、圧力センサである。 本発明の一実施例に係るもので、圧力センサである。
以下に、本発明の実施形態に係るポンプ装置について図を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態のポンプ装置について図1から図4を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係るポンプ装置の部分縦断面図であり、図2は、図1の右側面図であり、図3は、図1のポンプカバーを外した状態の平面図である。
図1に示すようにポンプ装置100は、そのベース部上に配置された圧力タンク1と、この圧力タンク1の上側に配置されたモータ(図2参照)2と、モータ2の回転軸に直結されたポンプ15,モータ2の回転速度を制御するマイクロコンピュータ36,マイクロコンピュータ36(図4参照)に制御されてモータ2へ電力を供給する駆動回路37(図4参照等)を含む制御部(制御手段)35(図4参照)が搭載された制御基板3(図2参照)と、モータ2の上側に配置され、ポンプの吐出圧力値の表示や運転圧力等の設定を切替え操作できる操作基板4(図3参照)と、それらを覆うポンプカバー10等を含んでいる。
以下、本発明を図面に基づき詳述する。まず、本発明のポンプ装置の概要について図1から図3を引用して説明する。
ポンプ装置は、圧力タンク1と、この圧力タンク1の上に配置されたモータ2と、モータ2の回転速度を変速させる速度制御装置が搭載された制御基板3と、モータ2の上に配置されポンプ装置の吐出圧力値の表示や運転圧力等の設定を切替操作でき通信線で制御基板3(制御手段)と接続される操作基板4と、それらを覆うポンプカバー10とからなる構造である。
図1に示すようにポンプ(ポンプ部)15は、羽根車16と、この羽根車16を内置するモータ2側に配置されたケーシング17と、ケーシング17の前面(モータ2と反対方向の側)を閉じるケーシングカバー18を有する。このポンプ15は、ウェスコポンプと称するタイプのもので、ケーシング17に吸込み口17aと吐出口17bを有する。なお、本実施形態では、代表的ポンプであるウェスコポンプを用いて説明しているが、本発明はウェスコポンプに限定されるものではない。
ポンプ部15は、羽根車16と、この羽根車16を内置するケーシング17と、ケーシング17の前面を閉じるケーシングカバー18を有する。このポンプ装置は、ウェスコポンプと称するもので、ケーシング17に吸込口17(a)と吐出口17(b)を有する。なお、本発明の説明は、代表的ポンプであるウェスコポンプを例示するが、本発明はウェスコポンプに限定されるものでない。
ポンプ15の吐出口17bには分離板19aが設けられ、上部に連なる気水分離室19に連なっている。気水分離室19は、吐出配管24に接続し、圧力タンク1の流入口1aに連通し、ねじ等でポンプ15に固定される。吐出配管24の途中から枝分かれした管に圧力センサ(圧力検知手段)5が設けられている。
ポンプ部15の上部には、気水分離室19が備わる。気水分離室19は圧力タンク1の流入口に連通するように配置され、ネジ等でポンプ部15に固定される。
また、吸込み配管25(図2参照)に連通する吸込み室20には逆止弁21が設けられている。この逆止弁21は吸込みフランジ7側からケーシング17側への水の流れを許すが、逆向きの流れを阻止するよう作動する。矢印Zで吸込みフランジ7側からケーシング17側への吸込み流路を示す。圧力タンク1の上部からは、吸込み継手22が立ち上がり、吸込み配管25と接続するための吸込みフランジ7を支持している。
また吸込流路に連通する吸込室20には逆止弁21が備わる。この逆止弁21は吸込口17(a)側からケーシング17側への水の流れを許すが、逆向きの流れを阻止するよう作動する。吸込流路の吸込継手22は、圧力タンク1に取り付けられる。一方、圧力タンク1の側面には揚水されて加圧された水を水栓へ送水するために設けた配管接続用の吐出フランジ6が接続されている。フランジ6と圧力タンク1はボルト25により固定されている。
図2に示す吸込み配管25、つまり、揚水管は、通常塩ビ管が用いられ、吸込みフランジ7に接続され、水源かポンプ装置100に水を供給する。
図1に戻って、気水分離室19の上部にはねじ込み式の呼び水給水用栓23が設けられている。この呼び水給水用栓23を外して呼び水を給水することにより、ポンプ装置100を設置後の初めてポンプ15を回転させる前に、ポンプ15を格納するケーシング17内に水を充満させ、ポンプ15が吸込み可能な状態にする。
一方、圧力タンク1の側面には、揚水されて加圧された水を、例えば、家庭内の蛇口等の水栓へ送水するために設けられる配管27と接続するために、吐出口6a(図2参照)に吐出フランジ6が接続されている。
気水分離室19の上部にはねじ込み式の呼び水給水用栓23が備わる。この呼び水給水用栓23を外して呼び水を給水する。
図3に示すように、ポンプカバー10を取り外すと、操作基板4が最上部に露出するように設けられ、LED等で構成された表示部4aと、複数の操作ボタンを備えた操作部4bが一体化した形態となっている。
操作基板4は、制御基板3と、通信線および電力供給線で接続され、操作部4bの操作によってマイクロコンピュータ36の動作を設定したり、制御基板3に搭載されたマイクロコンピュータ36を介して表示部4aの表示を切替えたり、設定値を変更したりすることができる。制御基板3およびモータ2に電力を供給する電源コード29がポンプカバー10の外に伸びている。
(ポンプ装置の運転の概要)
ポンプ装置100の運転はモータ2を作動させることにより行われる。先ず、自吸運転が行われ、自吸運転が終了してから揚水運転に移行する。自吸運転では、ケーシング17の吐出口17bから気水分離室19内に貯留されている水が呼び水として羽根車16を還流して、吸込み室20内に溜まっていた空気が排出され、ポンプ15のケーシング17の吸込み口17aから上流側の空気が徐々に抜けて水が満たされて行く。そして、水が全部に満たされると、自吸運転が終了し、揚水運転に移行する。
次にポンプ装置の動作について説明する。ポンプ装置の運転はモータ2を運転することにより行われる。まず、自吸運転が行われ、自吸運転が終了してから揚水運転に移行するのである。
揚水運転では、吸い上げられた水が吐出フランジ6を介して配管27から送り出される。揚水運転で、配管27につながる流路が閉じられると、配管27から下流側の圧力が上がる。通常は、この圧力を圧力センサ5が検知してモータ2の運転が止まる。
揚水運転では、吸い上げられた水が吐出フランジ6を介して吐出管から送り出されるのである。かかる揚水運転で、吐出管につながる流路が閉じられると、吐出管から下流側の圧力が上がる。通常は、圧力センサ5が作動してモータ2の運転が止まる。
(制御部の構成)
次に、図4を参照しながら、適宜、図3を参照してポンプ装置100の制御部の構成について説明する。図4は、ポンプ装置のモータの回転速度の制御をする制御装置のブロック図である。
制御基板3(図3参照)に搭載される制御部35は、マイクロコンピュータ36,不揮発メモリ,モータ2を駆動する駆動回路37,モータ2に給電される電流を検出する電流センサ38,電流センサ38の検出信号をマイクロコンピュータ36に入力する電流検出回路32、およびマイクロコンピュータ36に信号を入出力するための周辺回路(図示省略),カレンダー機能および時計機能を有するクロック部(図示省略)を含んで構成されている。
ポンプ装置100の制御プログラムは、マイクロコンピュータ36のROM(図示省略)に格納されている。
図4は、本発明のポンプ装置の制御ブロック図を示す。制御基板3に搭載される制御部35は、マイクロコンピュータ36,モータ2を駆動する駆動回路37,モータ2に流れる電流を検出する電流センサ38の検出結果をマイクロコンピュータ36に入力する電流検出回路32、及び周辺回路から構成される。ポンプ装置の制御内容はプログラムデータとして、マイクロコンピュータ36のROMへ格納されている。
マイクロコンピュータ36には、圧力センサ5からの圧力タンク1の圧力Pを示す信号と、前記した電流検出回路32からのモータ電流値(運転電流値)Im(以下、「ポンプ運転電流値Im」と称する)を示す信号,モータ2に取り付けられたホールIC33からの信号が入力される。
ホールIC33は、モータ2の回転子の位置検出に用いられ、マイクロコンピュータ36が単位時間当たりの出力信号のエッジをカウントすることにより、モータ2の回転速度Nm(以下、「モータ回転速度Nm」と称する)が得られる。
マイクロコンピュータ36は、モータ回転速度Nmが最適な回転速度となるよう駆動回路37を介し、モータ2を制御する。
ちなみに、マイクロコンピュータ36は、圧力(圧力値)Pの変化に応じて自動的に駆動回路37を介してモータ2の回転速度を変化させ、圧力Pを所定の目標圧力Pmax一定になるように制御することを基本とする。
圧力センサ5は吐出側の水圧を検出する手段であり、検出結果は電気信号として制御部35へ入力され、制御部35は、圧力変化に応じて自動的に駆動回路37を介してモータ2の回転速度を変化させ、吐出圧力を所定の圧力に制御する。
電流検出回路32は、電流センサ38で検出したポンプ運転電流値Imを検知し、マイクロコンピュータ36は、このポンプ運転電流値Imを監視し、所定の電流値以上となるとモータ2を保護するため、モータ回転速度Nmを抑えたり、後記するキャビテーションの検出を行ったり、キャビテーションの検出後のキャビテーション速度NCRの登録や、キャビテーション速度NCRの登録がなされている場合に、モータ回転速度Nmをキャビテーション速度NCR以下に抑制する運転制御を行う。
ちなみに、モータ回転速度Nmの制御は、マイクロコンピュータ36が駆動回路37をインバータ制御により、予め設定された目標圧力Pmaxと、圧力センサ5で検出された圧力Pとの偏差が大きいほどモータ回転速度Nmを、後記するモータ回転速度上限NLim内で増加させて目標圧力Pmax一定に保つように制御する。
電流検出回路32は、電流センサ38で検出したモータ2に流れる電流を検知し、検出結果は電気信号として制御部35へ入力される。制御部35はこの電流を監視し、所定の電流値以上となるとモータ2を保護するためモータ2の回転速度を抑える。次にホールIC33はモータ2の回転子の位置検出に用いられ、制御部35が単位時間当たりの出力信号のエッジをカウントすることにより、回転速度が得られる。制御部35は最適な回転速度となるよう駆動回路37を介し、モータ2を制御する。
(操作部および表示部)
次に、操作基板4の機能について説明する。マイクロコンピュータ36からの信号に応じて、表示部4aへポンプ装置100の状態を表示したり、操作部4bに設けられた各種操作ボタンを操作者が操作することにより、マイクロコンピュータ36が、操作ボタンの状態を検知し、運転状態の設定や変更,キャビテンション速度登録有効期間の設定変更等を、行ったりすることができる。
操作部4bに設けられた操作ボタンとしては、例えば、ポンプ装置100の自動運転/停止をON/OFFで切替える「自動運転/停止ボタン」、圧力センサ5が検出する圧力Pの値に基づき、予め操作ボタンを操作して表示部4aに表示させて設定した圧力を目標圧力として、圧力一定にポンプ装置100の運転を制御する「圧力一定モード設定ボタン」、後記するキャビテンション速度登録有効期間を設定する「効期間設定ボタン」、圧力値等の設定値をリセットするための「リセットボタン」等が用意されている。
次に操作基板4では、表示手段であるLEDと操作手段であるボタンが一体化した形態となっており、制御部35からの信号に応じて、ポンプ装置へ印加されている圧力などの状態を表示する。また、操作手段であるボタンを押すことにより制御部35へ入力される信号レベルが変化し、制御部35はボタンの状態を検知し、運転状態の設定や変更などが行われる。
次に圧力センサ検出圧力とポンプ装置の動作について図5により説明する。(d)圧力センサ検出圧力にてポンプ装置の動作は示され、ポンプ装置が停止している時の圧力は時点T1の停止圧力であり、時点T1の停止圧力はポンプ装置の機種ごとに設定しているため、100kPa〜600kPaまで幅広い。時点T1から水栓を開き、水を使用するとΔP圧力が低下する、ΔP低下した時の圧力値を時点T2の運転圧力とする。圧力の低下が水を使用していることとなり、この時点T2の運転圧力に達するとモータが動作する。時点T2の運転圧力も出力別・機種ごとに設定されている。使用する水量に応じ、圧力センサが圧力を検知し時点T3から時点T6までモータ回転速度を制御している。水の使用を止め水栓を閉じると時点T7で圧力は高くなり時点T8の停止圧力に達しポンプ装置は停止する。時点T1の停止圧力と時点T8の停止圧力は同一である。
図6は従来の圧力センサ5の断面図であり、圧力センサ5の下部より圧力P1を受ける事でバネ61が撓み、それによりフェライトコア62が押上げられコイル63と重なり合う事でインダクタンスが変化する。インダクタンスは周波数に変換することができ、周波数を圧力値として読取っている。製品出荷時はポンプ装置に印加された圧力と圧力センサが検知する圧力が同じになるように調整ネジ64により調整されている。従来の圧力センサの調整ネジ64の調整部形状は64(a)である。また、調整ネジ64には通気穴64(b)を設けている。
従来の圧力センサの調整ネジ64の調整部形状64(a)は、一般的なマイナスドライバーにより簡単に動かすことができる形状であるために、使用中のポンプ装置に何らかの異常が発生した際に、顧客がマイナスドライバーを使用して動かしてしまう事象が発生している。調整ネジ64を動かしてしまうと前述した通り、ポンプ装置に印加される圧力値を正確に読取ることができなくなり、正常に動作しなくなる。
次に図7により本開発による構造の説明をする。調整ネジ74の調整部形状74(a)は六角状で凹ませた形状を有している。通常、六角状で凹ませてあれば一般的な工具として六角レンチを用いることで調整が可能である。しかし、ポンプ装置の部品に使用しているボルトやナットのネジ頭と同程度の大きさを持つ六角レンチで、例えばボルト25はM8でありこのネジ頭と同程度の六角レンチであれば一般家庭で所持している可能性は少ない。従って、調整ネジ74の調整部形状74(a)をポンプ装置の部品に使用しているボルトやナットのネジ頭と同程度の大きさの六角状で凹んだ形状とすることで、調整ネジ64を顧客が動かしてしまう事象は低減可能である。
ポンプ装置の製品出荷時の調整は専用工具により生産するために支障はないが、市場で圧力センサの調整が必要となった時には専用工具の代替品としてポンプ装置に使用しているボルト25を一時外し、そのネジ頭を調整部74(a)に嵌め込むことで調整ネジ74を動かすことが可能である。また、調整ネジ74には通気穴74(b)を設けている。
圧力センサでは他に歪ゲージを使用した歪式、及び、油圧式による物が採用されている。歪式では精密な部品と精度により運搬中や据付け時の衝撃、または凍結による膨張など使用環境や使用状況により、くるいが生じる可能性が大きく、かつ、高価であり安価で信頼性の高い製品を目指すには適しない。油圧式では、ダイヤフラムを介して油が充填されており、ダイヤフラムが破損した場合、井戸や住宅内配管などが油で汚染さる可能性がある。バネ式の圧力センサでは前記歪式,油圧式のような不具合は発生しないが、前述のように調整がくるう可能性がある。家庭用の井戸ポンプ装置では使用環境や使用状況に影響されず、故障しても影響の少ない安価で信頼性の高い製品を目指すためにバネ式の圧力センサが適しており使用している。
本発明によれば、圧力センサの調整ネジの調整部形状を六角状で凹ませた形状とすることにより、市場で顧客が調整ネジを動かすことによる事象の低減ができる効果は大きく、かつ、その形状はポンプ装置に使用しているボルトやナットに合わせて構成することにより緊急時の対応は問題なく行える。
従って安価でかつ、信頼性が高いポンプ装置を提供し、容易に市場対応が可能となる本発明の効果は大きい。
1 圧力タンク
2 モータ
3 制御基板
4 操作基板
4a 表示部
4b 操作部
5 圧力センサ(圧力検知手段)
15 ポンプ(ポンプ部)
16 羽根車
17a 吸込み口
17b 吐出口
18 ケーシングカバー
19 気水分離室
19a 分離板
20 吸込み室
21 逆止弁
22 継手
23 水給水用栓
24 吐出配管
25 吸込み配管
27 配管
32 電流検出回路
33 ホールIC
35 制御部(制御手段,キャビテーション速度記憶手段)
36 マイクロコンピュータ
37 駆動回路
38 電流センサ(電流検出手段)
100 ポンプ装置
74 調整ネジ
74(a) 調整部

Claims (3)

  1. ポンプ装置に設けられた圧力センサにおいて、
    前記圧力センサは、略円筒状のセンサケースを有し、
    前記センサケースは大径部と小径部の2段階で構成されており、
    前記小径部内側にはネジを設けており、
    前記センサケース内部には、前記小径部内径と同径以下の貫通穴を有したダイヤフラムオサエが装着され、
    前記貫通穴外径側にはコイル収納溝を設けており、
    前記貫通穴には、圧力調整バネとフェライトコアが、ダイヤフラムウケを軸に、センサケース小径部内側に設けられたネジと螺着された調整ネジにより収納されており、
    前記調整ネジの調整部形状は、前記ポンプ装置で使用している部品を用いて調整することを可能としたことを特徴とするポンプ装置の圧力センサ。
  2. 請求項1記載の圧力センサにおいて、
    前記調整ネジの調整部形状は、前記ポンプ装置で使用している部品を用いて調整することを可能とした構造であり、その構造は六角状の凹みとしたことを特徴とするポンプ装置の圧力センサ。
  3. 請求項2記載の圧力センサにおいて、
    前記調整ネジの調整部形状は、六角状の凹みとしており、その形状はポンプ装置の部品に使用しているボルトのネジ頭やナットの形状と同一にしていることを特徴とするポンプ装置の圧力センサ。
JP2009178588A 2009-07-31 2009-07-31 ポンプ装置の圧力センサ Active JP5147793B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009178588A JP5147793B2 (ja) 2009-07-31 2009-07-31 ポンプ装置の圧力センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009178588A JP5147793B2 (ja) 2009-07-31 2009-07-31 ポンプ装置の圧力センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011032909A true JP2011032909A (ja) 2011-02-17
JP5147793B2 JP5147793B2 (ja) 2013-02-20

Family

ID=43762236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009178588A Active JP5147793B2 (ja) 2009-07-31 2009-07-31 ポンプ装置の圧力センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5147793B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016130487A (ja) * 2015-01-14 2016-07-21 株式会社川本製作所 渦流ポンプ及び給水ユニット
JP2021021368A (ja) * 2019-07-29 2021-02-18 株式会社川本製作所 給水装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016130487A (ja) * 2015-01-14 2016-07-21 株式会社川本製作所 渦流ポンプ及び給水ユニット
JP2021021368A (ja) * 2019-07-29 2021-02-18 株式会社川本製作所 給水装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5147793B2 (ja) 2013-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11209008B2 (en) Pump apparatus, test operation method of pump apparatus, motor assembly and method for identifying abnormal vibration of motor assembly
US7572108B2 (en) Pump controller system and method
US8727737B2 (en) Submersible pump system
US20070177985A1 (en) Integral sensor and control for dry run and flow fault protection of a pump
JP5147793B2 (ja) ポンプ装置の圧力センサ
JP5323796B2 (ja) ポンプ装置
JP2016217267A (ja) ポンプユニット及びポンプユニットの制御方法
US20180374664A1 (en) Electronic Pressure Switch
JP5083896B2 (ja) 水中ポンプ用制御盤及びその制御方法
KR200450438Y1 (ko) 수위감지 센서를 이용한 펌프 구동장치
JP5222203B2 (ja) ポンプ装置
KR101800972B1 (ko) 취수용 펌프 제어시스템
JP2018035705A (ja) 井戸ポンプ装置
JP6591391B2 (ja) 井戸ポンプ装置
CN114026330B (zh) 流体泵
CN107781150B (zh) 增压设备的电机启停控制方法及控制装置
JP2011033421A (ja) ポンプ装置の圧力センサ
JP5497425B2 (ja) 増圧給水システム
KR101206866B1 (ko) 압력 스위치를 이용한 수중 펌프 장치
JP2013096265A (ja) ポンプ装置
JP7262742B2 (ja) 給水装置
JP5033460B2 (ja) ポンプ装置
JP2020133566A (ja) ポンプ装置
JP2005248899A (ja) ポンプ装置
JP2005291180A (ja) ポンプ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110805

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121030

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5147793

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350