JP2011029788A - 中継通信装置 - Google Patents

中継通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011029788A
JP2011029788A JP2009171439A JP2009171439A JP2011029788A JP 2011029788 A JP2011029788 A JP 2011029788A JP 2009171439 A JP2009171439 A JP 2009171439A JP 2009171439 A JP2009171439 A JP 2009171439A JP 2011029788 A JP2011029788 A JP 2011029788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network side
packet
local network
global network
global
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009171439A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5283581B2 (ja
Inventor
Shingo Soma
信吾 杣
Tetsuya Yokoya
哲也 横谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2009171439A priority Critical patent/JP5283581B2/ja
Publication of JP2011029788A publication Critical patent/JP2011029788A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5283581B2 publication Critical patent/JP5283581B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

【課題】消費電力を低減可能な中継通信装置を得ること。
【解決手段】ローカルネットワーク1〜4、およびグローバルネットワーク5と接続し、ネットワーク間のパケットを中継する中継通信装置11であって、ローカルネットワーク1〜4とパケット通信を行う受信部21−1〜4、送信部27−1〜4と、グローバルネットワーク5とパケット通信を行う送信部24、受信部26と、受信部21−1〜4で受信したパケットの転送先を切り替え可能なセレクタ部22と、セレクタ部22に対してパケット転送先の切り替え制御を行う制御部25と、セレクタ部22から転送されたパケットに優先度を付与するQoS制御部23と、を備え、制御部25は、ローカルネットワーク1〜4のトラフィック量とグローバルネットワーク5で利用可能な帯域とを比較してセレクタ部22のパケット転送先の切り替え制御を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、消費電力を低減可能な中継通信装置に関する。
従来、企業内や家庭などで利用されているローカルネットワークでは広帯域は必要とされていないが、グローバルネットワークでは多数のローカルネットワークからの通信を転送するため広帯域が必要となる。しかしながら、ローカルネットワークの数は膨大であり、グローバルネットワークを広帯域にしても、十分な帯域を確保することは難しい。一方、ネットワークを通過する通信パケットは、アプリケーション毎に優先度が異なる。例えば、音声などの時間に関係するデータは優先してネットワークを通過する必要があるが、ハローパケットのようなパケットは優先度が低い。そのため、パケットや通信フロー毎に優先度を付与し、優先度順にグローバルネットワーク側へ転送するQoS(Quality of Service)制御の技術が下記非特許文献1において開示されている。
また、ローカルネットワークとグローバルネットワークの間に配置される中継通信装置は、複数のローカルネットワークのためのインタフェースと一つのグローバルネットワークに接続するためのインタフェースを備えており、あるインタフェースからパケットを受信すると、別の、または同一のインタフェースからパケットを転送する。しかしながら、転送機能は、通信が行われていない場合には動作する必要は無い。そこで、動作する必要が無い場合として、中継通信装置のインタフェースにおいて、リンク、または、パケット転送を検出しない場合は、インタフェースへの電力供給を停止して省電力化を実現する技術が、下記特許文献1において開示されている。
特開2008−263294号公報
Network Working Group 「RFC2474 4.2.2.4 Example Mechanisms for Implementing Class Selector Compliant」 1998年
しかしながら、上記従来の技術(特許文献1)によれば、省電力を実現できるのは通信が行われていない場合のみである。そのため、データ量が少なくても通信が行われている場合は消費電力を低減することができない、という問題があった。
また、上記従来の技術(非特許文献1)によれば、QoS制御の効果があるのはデータ量が多い場合である。そのため、データ量が少ない場合にQoS制御を行っても効果的ではない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、中継するパケット量が少なく優先度を付与する必要が無い場合において、さらに消費電力を低減することが可能な中継通信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数のローカルネットワーク、および1つ以上のグローバルネットワークと接続し、ネットワーク間のパケットを中継する中継通信装置であって、ローカルネットワークとの間でパケットの送受信を行い、受信したパケット数をカウントするローカルネットワーク側送受信手段と、グローバルネットワークとの間でパケットの送受信を行うグローバルネットワーク側送受信手段と、前記ローカルネットワーク側送受信手段で受信したパケットの転送先を切り替え可能なセレクタ手段と、前記セレクタ手段に対してパケット転送先の切り替え制御を行う制御手段と、前記セレクタ手段から転送されたパケットに対してアプリケーションに応じて優先度を付与するQoS制御を行い、当該優先度を付与したパケットを前記グローバルネットワーク側送受信手段へ転送するQoS制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記ローカルネットワーク側送受信手段から取得した受信パケット数に基づいてローカルネットワーク側のトラフィック量を計算し、ローカルネットワーク側のトラフィック量と、グローバルネットワーク側で利用可能な帯域とを比較し、ローカルネットワーク側のトラフィック量の方が大きい場合は、前記QoS制御手段へパケットを転送するように前記セレクタ手段を制御し、一方、ローカルネットワーク側のトラフィック量の方が小さい場合は、前記グローバルネットワーク側送受信手段へパケットを転送するように前記セレクタ手段を制御する、ことを特徴とする。
本発明によれば、消費電力を低減できる、という効果を奏する。
図1は、IPネットワークの構成例を示す図である。 図2は、中継通信装置の構成例を示す図である。 図3は、制御部の経路切り替え制御を示すフローチャートである。 図4は、IPv4パケットのヘッダ部分の構成例を示す図である。 図5は、IPv6パケットのヘッダ部分の構成例を示す図である。 図6は、制御部の経路切り替え制御を示すフローチャートである。 図7は、制御部の経路切り替え制御を示すフローチャートである。
以下に、本発明にかかる中継通信装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、IP(Internet Protocol)ネットワークの構成例を示す図である。IPネットワークは、ローカルネットワーク1〜4と、グローバルネットワーク5と、中継通信装置11〜13と、から構成される。また、グローバルネットワーク5には、ルータ14、15が配置されている。ローカルネットワーク1〜4は、企業内や家庭内で構成される小規模ネットワークである。グローバルネットワーク5は、インターネット等と接続する。中継通信装置11〜13は、ローカルネットワークとグローバルネットワークを接続する通信装置である。ここでは、中継通信装置11が、ローカルネットワーク1〜4とグローバルネットワーク5とを接続している。ルータ14、15は、グローバルネットワーク5内で中継通信装置や他のルータと接続する。
中継通信装置11は、ローカルネットワーク1〜4からパケットを受信した場合、ルータ14へ転送する。また、中継通信装置11では、許容帯域として、ローカルネットワーク1〜4側の総利用可能帯域は、グローバルネットワーク5側の利用可能帯域よりも大きい、または同一とする。例えば、ローカルネットワーク1〜4側の総利用可能帯域が1000MBの場合、グローバルネットワーク5側の利用可能帯域は1000MBまたは100MBとする。
このようなネットワーク環境において、ローカルネットワーク1〜4側から総トラフィック帯域1000MBのパケットをグローバルネットワーク5側へ転送する場合、中継通信装置11では、グローバルネットワーク5側の利用可能帯域が1000MBであっても、ルータ14の利用可能帯域が200MBの場合には、全てのトラフィックをそのまま転送できない。そのため、中継通信装置11は、パケットや通信フローに優先度を付与してルータ14に転送し、ルータ14で優先度を利用した転送制御を行う。
一方、ローカルネットワーク1〜4が企業ネットワーク等の場合、時間帯によって通信トラフィックが少なくなることが想定され、深夜時間帯や連休期間では、複数のネットワーク1〜4からのパケットがまとまって中継通信装置11へ流入してきても、グローバルネットワーク5へ中継する通信量は大きなものにはならないと予想される。このような場合、中継通信装置11は、QoS制御をしても効果は無く、受信したパケットをそのまま中継すればよい。
ここで、中継通信装置11は、QoS制御を行わない場合、QoS回路上のチップを使用しない(電力を通さない)ことにより、チップを含んだ装置全体の消費電力を、チップを使用した時と比較して削減することができる。電力の消費エネルギーは処理動作(ON/OFF切替等)時にかかるものであり、処理動作が行われなければ電力を消費しないからである。そのため、中継通信装置11では、QoS制御を行う必要がない(ローカルネットワーク1〜4側から受信したパケット量が小さい)場合、QoS制御の処理動作を行わないことにより、その分の消費電力を削減することが可能となる。そこで、本実施の形態では、中継通信装置11が、ローカルネットワーク1〜4側から受信したパケット量が大きい場合にのみ、QoS制御を行うこととする。
図2は、中継通信装置11の構成例を示す図である。中継通信装置11は、受信部21−1〜21−4と、セレクタ部22と、QoS制御部23と、送信部24と、制御部25と、受信部26と、送信部27−1〜27−4と、を備える。
受信部21−1〜21−4は、各ローカルネットワークからのパケットを受信する。また、受信したパケット数をカウントして制御部25へ通知する。セレクタ部22は、各ローカルネットワークから受信したパケットの送信経路を切り替える。QoS制御部23は、各ローカルネットワークから受信したパケットに優先度を付与する。送信部24は、各ローカルネットワークから受信したパケットを、グローバルネットワーク5へ送信する。制御部25は、セレクタ部22の経路切り替えを制御する。受信部26は、グローバルネットワーク5からのパケットを受信する。送信部27−1〜27−4は、グローバルネットワーク5から受信したパケットを、各ローカルネットワークへ送信する。説明の便宜上、各ネットワークからのパケットを送受信する構成を、送信部、受信部に分けているが、これに限定するものではなく、接続するネットワークごとに1つの送受信部としてもよい。
つづいて、中継通信装置11によるパケット中継動作について説明する。一例として、ローカルネットワーク1において、アプリケーションとして音声データを送受信している場合を想定する。
まず、中継通信装置11では、受信部21−1が、ローカルネットワーク1からパケットを受信する。受信部21−1は、受信したパケット数をカウントし、受信パケット数を制御部25へ通知する。受信部21−1では、1つ1つのパケットの区切りをIFG(Inter Frame Gap)において判断することにより、パケットを検出し、パケット数をカウントすることができる。同様に、各ローカルネットワークからパケットを受信した受信部21−2〜21−4も、受信したパケット数をカウントし、受信パケット数を制御部25へ通知する。図3は、パケット中継動作における制御部25の経路切り替え制御を示すフローチャートである。各受信部からの通知により、制御部25は、ローカルネットワーク1〜4(以下、ローカルネットワーク側とする。)からの受信パケット数を取得することができる(ステップS1)。なお、各受信部は、受信したパケットについては、セレクタ部22へ転送する。
制御部25は、取得したローカルネットワーク側の受信パケット数から、ローカルネットワーク側のトラフィック量を計算する(ステップS2)。具体的には、制御部25は、各受信部における単位時間あたりの受信パケット数を計算し、これらを全て加算することで、ローカルネットワーク側のトラフィック量を求めることができる。
つぎに、制御部25は、グローバルネットワーク5で利用可能な帯域と、ローカルネットワーク側のトラフィック量とを比較する(ステップS3)。グローバルネットワーク5で利用可能な帯域とは、ネットワークと接続した時点で決定され、ネットワークの構成に変更が無い限り固定の値をとる。制御部25は、グローバルネットワーク5のルータ14と接続した段階で、グローバルネットワーク5で利用可能な帯域を認識することが可能である。グローバルネットワーク5で利用可能な帯域がローカルネットワーク側のトラフィック量よりも大きい場合(ステップS3:Yes)、すなわち、グローバルネットワーク5において利用可能帯域に余裕がある場合、制御部25は、つぎに、閾値とローカルネットワーク側のトラフィック量とを比較する(ステップS4)。
閾値は、グローバルネットワーク5に対して、中継通信装置11が利用可能な帯域を全て利用するのではなく、利用可能な帯域に対して余裕を持って通信を行う場合の、QoS制御の切り替え制御に使用する値である。したがって、閾値は、グローバルネットワーク5で利用可能な帯域よりも小さな値とする。例えば、グローバルネットワーク5で利用可能な帯域の一定割合(利用可能帯域の70%)や、固定した帯域値(10Mbpsの固定値)とすることができるが、これに限定するものではない。
閾値がローカルネットワーク側のトラフィック量よりも大きい場合(ステップS4:Yes)、制御部25は、セレクタ部22に対して、QoS制御部23を経由しないルートに切り替える制御を行う(ステップS5)。閾値がローカルネットワーク側のトラフィック量以下の場合(ステップS4:No)、制御部25は、セレクタ部22に対して、QoS制御部23を経由するルートに切り替える制御を行う(ステップS6)。なお、ステップS3において、グローバルネットワーク5で利用可能な帯域がローカルネットワーク側のトラフィック量以下の場合(ステップS3:No)、同様に、制御部25は、セレクタ部22に対して、QoS制御部23を経由するルートに切り替える制御を行う(ステップS6)。
ここでは、グローバルネットワーク5で利用可能な帯域がローカルネットワーク側のトラフィック量以下(ステップS3:No)であることとして、制御部25は、セレクタ部22に対して、QoS制御部23を経由するルートに切り替える制御を行う(ステップS6)。セレクタ部22は、各ローカルネットワークから受信したパケットを、QoS制御部23へ転送する。
QoS制御部23は、セレクタ部22から転送されたパケットのうち、ローカルネットワーク1から受信したパケットに対して、優先度の情報を付与する。具体的に、使用するパケットがIPv4とIPv6の場合について説明する。図4は、IPv4パケットのヘッダ部分の構成例を示す図である。ヘッダ部分は、Versionと、IHLと、Type of Serviceと、Total Length等の情報を格納するフィールドから構成されており、一般的なIPv4パケットのヘッダ構成と同一である。この場合、従来同様に「Type of Service」の箇所に優先度の情報を付与する。図5は、IPv6パケットのヘッダ部分の構成例を示す図である。ヘッダ部分は、Versionと、Traffic Classと、Flow Label等の情報を格納するフィールドから構成されており、一般的なIPv6パケットのヘッダ構成と同一である。この場合、従来同様に「Traffic Class」の箇所に優先度の情報を付与する。なお、Traffic Classは、DSCP(DiffServ Code Point)と、未使用部分と、から構成されており、詳細には「DSCP」の箇所に優先度の情報を付与する。このように優先度を付与することで、受信したルータ14は、優先度に従って転送を行うことができる。
QoS制御部23は、他のローカルネットワーク2〜4から受信したパケットについても、アプリケーションに応じて優先度を付与し、優先度を付与したパケットを送信部24へ転送する。送信部24は、QoS制御部23から受信したパケットを、グローバルネットワーク5のルータ14へ転送する。
一方、ローカルネットワーク1〜4からのパケット量が少なく、例えば、中継通信装置11とルータ14間の通信トラフィック量が5MB程度であった場合、ルータ14では、優先度に基づいて転送する必要は無く、ルータ14のキューに溜まった順、到着した順に転送すればよいので、中継通信装置11で優先度を付与する必要が無い。
この場合、グローバルネットワーク5で利用可能な帯域がローカルネットワーク側のトラフィック量よりも大きく(ステップS3:Yes)、かつ、閾値がローカルネットワーク側のトラフィック量よりも大きい(ステップS4:Yes)として、制御部25は、セレクタ部22に対して、QoS制御部23を経由しないルートに切り替える制御を行う(ステップS5)。セレクタ部22は、各ローカルネットワークから受信したパケットを、そのまま送信部24へ転送する。送信部24は、セレクタ部22から受信したパケットを、グローバルネットワーク5のルータ14へ転送する。
パケットがQoS制御部23を経由しない場合、QoS制御部23では何ら処理を行うことが無いため、処理負荷が削減され、中継通信装置11では、その分の消費電力を低減することができる。
なお、制御部25は、ローカルネットワーク側のトラフィック量について、グローバルネットワーク5で利用可能な帯域(ステップS3)と閾値(ステップS4)との2回の比較処理を実施しているが、これに限定するものではなく、いずれか一方のみを実施することとしてもよい。
また、中継通信装置11は、外部装置からの指示に基づいて、QoS制御を行う(優先度を付与する)ようにしてもよい。図6は、パケット中継動作における制御部25の経路切り替え制御を示すフローチャートである。例えば、ルータ14がQoS制御を実施するように指示メッセージを送信した場合、中継通信装置11では、受信部26が当該メッセージを受信し、制御部25に対してその旨を通知する。制御部25は、当該メッセージの内容を取得し(ステップS11)、つぎに、QoS制御の状態を確認する(ステップS12)。QoS制御を実施していない場合(ステップS12:No)、セレクタ部22の経路を、QoS制御部23を経由するルートに切り替える制御を行う(ステップS13)。一方、QoS制御を実施済みの場合は(ステップS12:Yes)、現状の状態を維持し、処理を終了する。なお、制御部25は、グローバルネットワーク5のルータ14に対して、QoS制御を実施した旨を通知してもよい。
また、制御部25は、上記処理とは逆に、グローバルネットワーク5のルータ14からの通知に基づいて、QoS制御を解除する(優先度を付与しない)ように切り替えを行うことも可能である。図7は、パケット中継動作における制御部25の経路切り替え制御を示すフローチャートである。例えば、ルータ14がグローバルネットワーク5においてトラフィックが混雑していない旨のメッセージを送信した場合、中継通信装置11では、受信部26が当該メッセージを受信し、制御部25に対してその旨を通知する。制御部25は、当該メッセージの内容を取得し(ステップS21)、つぎに、QoS制御の状態を確認する(ステップS22)。QoS制御を実施済みの場合(ステップS22:Yes)、セレクタ部22の経路を、QoS制御部23を経由しないルートに切り替える制御を行う(ステップS23)。一方、QoS制御を実施していない場合は(ステップS22:No)、現状の状態を維持し、処理を終了する。なお、制御部25は、グローバルネットワーク5のルータ14に対して、QoS制御を解除した旨を通知してもよい。
以上説明したように、本実施の形態では、ローカルネットワークとグローバルネットワークとの間でパケットを中継する中継通信装置が、ローカルネットワークからのトラフィックが少なく、QoS制御せずにパケットを転送しても、グローバルネットワークで全てのパケットについて転送制御できる場合には、QoS制御を行わないこととした。これにより、トラフィックが少ない場合はQoS制御分の処理負荷を削減できるため、消費電力を低減することができる。
以上のように、本発明にかかる中継通信装置は、ローカルネットワークとグローバルネットの間の通信を中継する装置に有用であり、特に、さらなる低消費電力化を実現する場合に適している。
1、2、3、4 ローカルネットワーク
5 グローバルネットワーク
11、12、13 中継通信装置
14、15 ルータ
21−1〜21−4 受信部
22 セレクタ部
23 QoS制御部
24 送信部
25 制御部
26 受信部
27−1〜27−4 送信部

Claims (5)

  1. 複数のローカルネットワーク、および1つ以上のグローバルネットワークと接続し、ネットワーク間のパケットを中継する中継通信装置であって、
    ローカルネットワークとの間でパケットの送受信を行い、受信したパケット数をカウントするローカルネットワーク側送受信手段と、
    グローバルネットワークとの間でパケットの送受信を行うグローバルネットワーク側送受信手段と、
    前記ローカルネットワーク側送受信手段で受信したパケットの転送先を切り替え可能なセレクタ手段と、
    前記セレクタ手段に対してパケット転送先の切り替え制御を行う制御手段と、
    前記セレクタ手段から転送されたパケットに対してアプリケーションに応じて優先度を付与するQoS制御を行い、当該優先度を付与したパケットを前記グローバルネットワーク側送受信手段へ転送するQoS制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記ローカルネットワーク側送受信手段から取得した受信パケット数に基づいてローカルネットワーク側のトラフィック量を計算し、
    ローカルネットワーク側のトラフィック量と、グローバルネットワーク側で利用可能な帯域とを比較し、ローカルネットワーク側のトラフィック量の方が大きい場合は、前記QoS制御手段へパケットを転送するように前記セレクタ手段を制御し、一方、ローカルネットワーク側のトラフィック量の方が小さい場合は、前記グローバルネットワーク側送受信手段へパケットを転送するように前記セレクタ手段を制御する、
    ことを特徴とする中継通信装置。
  2. 複数のローカルネットワーク、および1つ以上のグローバルネットワークと接続し、ネットワーク間のパケットを中継する中継通信装置であって、
    ローカルネットワークとの間でパケットの送受信を行い、受信したパケット数をカウントするローカルネットワーク側送受信手段と、
    グローバルネットワークとの間でパケットの送受信を行うグローバルネットワーク側送受信手段と、
    前記ローカルネットワーク側送受信手段で受信したパケットの転送先を切り替え可能なセレクタ手段と、
    前記セレクタ手段に対してパケット転送先の切り替え制御を行う制御手段と、
    前記セレクタ手段から転送されたパケットに対してアプリケーションに応じて優先度を付与するQoS制御を行い、当該優先度を付与したパケットを前記グローバルネットワーク側送受信手段へ転送するQoS制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記ローカルネットワーク側送受信手段から取得した受信パケット数に基づいてローカルネットワーク側のトラフィック量を計算し、
    グローバルネットワーク側で利用可能な帯域よりも小さい所定の閾値を決定し、
    ローカルネットワーク側のトラフィック量と、前記所定の閾値とを比較し、ローカルネットワーク側のトラフィック量の方が大きい場合は、前記QoS制御手段へパケットを転送するように前記セレクタ手段を制御し、一方、ローカルネットワーク側のトラフィック量の方が小さい場合は、前記グローバルネットワーク側送受信手段へパケットを転送するように前記セレクタ手段を制御する、
    ことを特徴とする中継通信装置。
  3. 複数のローカルネットワーク、および1つ以上のグローバルネットワークと接続し、ネットワーク間のパケットを中継する中継通信装置であって、
    ローカルネットワークとの間でパケットの送受信を行い、受信したパケット数をカウントするローカルネットワーク側送受信手段と、
    グローバルネットワークとの間でパケットの送受信を行うグローバルネットワーク側送受信手段と、
    前記ローカルネットワーク側送受信手段で受信したパケットの転送先を切り替え可能なセレクタ手段と、
    前記セレクタ手段に対してパケット転送先の切り替え制御を行う制御手段と、
    前記セレクタ手段から転送されたパケットに対してアプリケーションに応じて優先度を付与するQoS制御を行い、当該優先度を付与したパケットを前記グローバルネットワーク側送受信手段へ転送するQoS制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記ローカルネットワーク側送受信手段から取得した受信パケット数に基づいてローカルネットワーク側のトラフィック量を計算し、
    グローバルネットワーク側で利用可能な帯域よりも小さい所定の閾値を決定し、
    ローカルネットワーク側のトラフィック量と、グローバルネットワーク側で利用可能な帯域とを比較し、ローカルネットワーク側のトラフィック量の方が大きい場合は、前記QoS制御手段へパケットを転送するように前記セレクタ手段を制御し、
    一方、ローカルネットワーク側のトラフィック量の方が小さい場合は、さらに、ローカルネットワーク側のトラフィック量と、前記所定の閾値とを比較し、ローカルネットワーク側のトラフィック量の方が大きい場合は、前記QoS制御手段へパケットを転送するように前記セレクタ手段を制御し、ローカルネットワーク側のトラフィック量の方が小さい場合は、前記グローバルネットワーク側送受信手段へパケットを転送するように前記セレクタ手段を制御する、
    ことを特徴とする中継通信装置。
  4. 前記グローバルネットワーク側送受信手段は、前記グローバルネットワーク側からQoS制御を行うように指示された場合、前記制御手段へ当該指示の内容を通知し、
    前記指示の内容を受け取った制御手段は、前記QoS制御手段へパケットを転送するように前記セレクタ手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項1、2または3のいずれか1つに記載の中継通信装置。
  5. 前記グローバルネットワーク側送受信手段は、前記グローバルネットワーク側からトラフィックが混雑していない旨のメッセージを受けた場合、前記制御手段へ当該メッセージの内容を通知し、
    前記メッセージの内容を受け取った制御手段は、前記グローバルネットワーク側送受信手段へパケットを転送するように前記セレクタ手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の中継通信装置。
JP2009171439A 2009-07-22 2009-07-22 中継通信装置 Expired - Fee Related JP5283581B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009171439A JP5283581B2 (ja) 2009-07-22 2009-07-22 中継通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009171439A JP5283581B2 (ja) 2009-07-22 2009-07-22 中継通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011029788A true JP2011029788A (ja) 2011-02-10
JP5283581B2 JP5283581B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=43638056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009171439A Expired - Fee Related JP5283581B2 (ja) 2009-07-22 2009-07-22 中継通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5283581B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012186788A (ja) * 2011-02-18 2012-09-27 Alaxala Networks Corp パケット転送装置及びQoS制御回路の電力供給制御方法
US20210273952A1 (en) * 2018-07-17 2021-09-02 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Attack response point selecting apparatus and attack response point selecting method

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004112780A (ja) * 2002-08-26 2004-04-08 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線送受信機、QoS制御装置および送信データのQoS制御方法
JP2007116284A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Fujitsu Ltd 伝送装置
JP2009021654A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Panasonic Corp 無線通信装置及びその通信負荷算出方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004112780A (ja) * 2002-08-26 2004-04-08 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線送受信機、QoS制御装置および送信データのQoS制御方法
JP2007116284A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Fujitsu Ltd 伝送装置
JP2009021654A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Panasonic Corp 無線通信装置及びその通信負荷算出方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012186788A (ja) * 2011-02-18 2012-09-27 Alaxala Networks Corp パケット転送装置及びQoS制御回路の電力供給制御方法
US9712449B2 (en) 2011-02-18 2017-07-18 Alaxala Networks Corporation Packet transfer device and power supply control method for QoS control circuit
US20210273952A1 (en) * 2018-07-17 2021-09-02 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Attack response point selecting apparatus and attack response point selecting method
US11843615B2 (en) * 2018-07-17 2023-12-12 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Attack response point selecting apparatus and attack response point selecting method

Also Published As

Publication number Publication date
JP5283581B2 (ja) 2013-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5497529B2 (ja) ネットワーク中継装置及びQoS制御方法
EP3942758A1 (en) System and method for facilitating global fairness in a network
US9686167B2 (en) Ingress node controlled path impairment protocol
US20150003240A1 (en) Adaptive call routing in ip networks
US8730813B2 (en) Apparatus for performing packet-shaping on a packet flow
CN105939539A (zh) 用于网络环境中蜂窝接口的动态带宽调整的系统和方法
KR20030084793A (ko) 측정 기반의 적응성 있는 로드 트래픽 밸런싱 시스템을사용하는 라우터 및 그 동작 방법
CN108494680B (zh) 一种支持异构组网的基于链路不相交按需多径路由的方法
JP2012186788A (ja) パケット転送装置及びQoS制御回路の電力供給制御方法
JP2009147615A (ja) パケット転送装置
CN112565087A (zh) 一种pfc反压报文及其处理方法
JP2006345173A (ja) ルータ制御装置、ルータ、ip−vpnシステム、及び、ルータ制御方法
JP5413452B2 (ja) ネットワーク通信システム、通信装置、ネットワーク連携方法及びプログラム
US20140185607A1 (en) Communication system, communication path establishing method and management server
JP2008118281A (ja) 通信装置
JP5283581B2 (ja) 中継通信装置
CN1567891B (zh) 一种实现对数据业务传输路径选择的方法
CN116349303A (zh) 用于分组重路由的方法及装置
JP2012169729A (ja) 無線システム
US11924740B2 (en) Signal transfer system, signal transfer device, route control device and signal transfer method
US20130088970A1 (en) Methods and apparatus for router-to-radio flow control
JP2012205143A (ja) ルータおよびメトリック管理方法
JP3533153B2 (ja) ネットワークにおける配送メッセージ送出抑制方法
Nakayama Rate-based path selection for shortest path bridging in access networks
JP5071245B2 (ja) パケットの交換装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130401

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130430

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130528

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees