JP2011029768A - 無線リソース割当装置、無線リソース割当方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

無線リソース割当装置、無線リソース割当方法及びコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011029768A
JP2011029768A JP2009171299A JP2009171299A JP2011029768A JP 2011029768 A JP2011029768 A JP 2011029768A JP 2009171299 A JP2009171299 A JP 2009171299A JP 2009171299 A JP2009171299 A JP 2009171299A JP 2011029768 A JP2011029768 A JP 2011029768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio resource
radio
resource allocation
terminal station
radio resources
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009171299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5302807B2 (ja
Inventor
Takeo Ozeki
武雄 大関
Toshihiko Komine
敏彦 小峯
Satoshi Konishi
聡 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2009171299A priority Critical patent/JP5302807B2/ja
Publication of JP2011029768A publication Critical patent/JP2011029768A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5302807B2 publication Critical patent/JP5302807B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】OFDMA方式の下りリンクの無線フレームにおいて、各々異なる制約を有する複数の無線リソース割り当て方法のうちからいずれかの方法を用いて端末局に対する無線リソースの割り当てを行う際に、無線リソース利用効率の向上を図る。
【解決手段】各々異なる制約を有する複数の無線リソース割り当て方法のうちからいずれかの方法を用いて端末局に対する無線リソースの割り当てを行うRB割当部15と、アロケーションタイプ0に従って端末局に割り当てる無線リソースを選択する際に、アロケーションタイプ2(localized)の制約を満たすための条件を満たす無線リソースを優先するアロケーションタイプ0実行部11と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線リソース割当装置、無線リソース割当方法及びコンピュータプログラムに関する。
近年、高速かつ広帯域の無線伝送を実現する次世代の移動通信方式として、例えば3GPP(Third Generation Partnership Project)の標準規格の一つである「LTE(Long Term Evolution)」が知られている(例えば、非特許文献1参照)。LTEでは、下りリンク(基地局から端末局方向のリンク)の無線伝送方式として直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:OFDMA)方式を用いる。OFDMA方式は、周波数が互いに直交する複数のサブキャリアから構成される広帯域信号を用いて通信を行うマルチキャリア伝送方式の一つであり、ユーザ(端末局)毎に異なるサブキャリアを使用することで、一基地局と複数のユーザとの間の多元接続を実現する。
図6は、OFDMA方式の下りリンクの無線フレームの構成例を示す図である。図6に示される無線フレームは、LTEに準拠している。図6において一無線フレームは、複数のサブフレームから構成される。一サブフレームは2つのスロットから構成される。LTEでは、リソースブロック(Resource block:RB)と呼ばれる無線リソースが定義される。一スロットは、図7に示されるように、NRB個のRBが周波数方向に連結された構成となっている。一RBは、例えばサブキャリア間隔が15kHzの場合、「周波数方向に12個のサブキャリア×時間方向に7個のOFDMAシンボル」または「周波数方向に12個のサブキャリア×時間方向に6個のOFDMAシンボル」のいずれかの構成が可能である。OFDMA方式では、各ユーザ宛のパケットをサブフレーム内のどのRBに配置するかを示す配置情報を、サブフレーム毎に決定する。基地局の送信機は、その配置情報に従って、下りリンクのパケット送信に使用する無線リソースを決定する。各端末局の受信機は、その配置情報に従って、サブフレーム内の自局宛のパケットを受信する。
LTEでは、サブフレームにおけるRBの端末局への割り当て方法として、アロケーションタイプ(Allocation type)0,1,2(localized)及び2(distributed)の4つが定められている(例えば、非特許文献2参照)。各アロケーションタイプにはそれぞれ異なる制約が設けられており、端末局に対してRBを割り当てる際には、いずれかのアロケーションタイプに従ってその制約下で端末局へのRB割り当てを行わなければならない。以下、各アロケーションタイプについて簡単に説明する。
図8から図11は、各アロケーションタイプによる端末局へのRB割り当ての例である。この図8から図11の例では、当該移動通信システムが利用する周波数帯域幅(システム帯域幅)が10MHzである場合であり、一スロット当たりのRB数が50(NRB=50)である。この50個のRBにはそれぞれRB番号として0から49までが付されている。RB番号が連続するRBは論理的な周波数軸上で連続する。実際の物理周波数軸上で連続するかどうかは、アロケーションタイプによって異なる。
[アロケーションタイプ0]
アロケーションタイプ0では、リソースブロックグループ(Resource block group:RBG)と呼ばれる無線リソース群の単位で、RBが端末局へ割り当てられる。RBGは、論理周波数軸上で連続した複数のRBから構成され、物理周波数軸上にも同一の並びでマッピングされる。図8の例では、RBGは周波数軸上で連続した3個のRBから構成されており(つまり、RBGサイズが3である)、端末局には該RBG単位でRBが割り当てられる。
[アロケーションタイプ1]
アロケーションタイプ1では、同一サブセット(Subset)において、RBの単位で、RBが端末局へ割り当てられる。図9の例では、3つのサブセット(サブセット数はRBGサイズと同じ)が設けられ、同一端末局には同一サブセットにおいてRB単位でRBが割り当てられる。各サブセットには、RBGの単位で、順繰りにRBが配置される。また、論理周波数軸上でのRBの並びは、物理周波数軸上にも同一の並びでマッピングされる。
[アロケーションタイプ2(localized)]
アロケーションタイプ2(localized)では、論理周波数軸上のRBの単位で、RBが端末局へ割り当てられる。但し、同一端末局に割り当てられたRBは、全て周波数軸上で連続している必要がある。そして、図10に例示されるように、物理周波数軸上では、論理周波数軸上と全く同じようにマッピングされる。アロケーションタイプ2(localized)によれば、RB割り当ての始点と終点だけを論理周波数軸上で表せばよく、端末局に通知するRB割り当て情報の情報量を削減することができる。
[アロケーションタイプ2(distributed)]
アロケーションタイプ2(distributed)では、論理周波数軸上のRBの単位で、RBが端末局へ割り当てられる。但し、同一端末局に割り当てられたRBは、全て周波数軸上で連続している必要がある。そして、図11に例示されるように、物理周波数軸上では、所定のパタンでマッピングされる。
しかし、上述したアロケーションタイプを固定的に使用すると、RBの割り当ての自由度がかなり制限されるので、RB利用効率が低下する恐れがある。特に、アロケーションタイプ0では、端末局が必要とするRB数がRBGサイズの整数倍にならない場合、RBG単位で割り当てたRBに余剰が発生するので、RB利用効率が低下する。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、OFDMA方式の下りリンクの無線フレームにおいて、各々異なる制約を有する複数のリソースブロック(無線リソース)割り当て方法のうちからいずれかの方法を用いて端末局に対するリソースブロックの割り当てを行う際に、リソースブロック利用効率の向上を図ることのできる無線リソース割当装置、無線リソース割当方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る無線リソース割当装置は、直交周波数分割多元接続方式の下りリンクの無線フレームにおける、端末局に対する無線リソースの割り当てを行う無線リソース割当装置であって、各々異なる制約を有する複数の無線リソース割り当て方法のうちからいずれかの方法を用いて端末局に対する無線リソースの割り当てを行う無線リソース割り当て手段と、第1の無線リソース割り当て方法に従って端末局に割り当てる無線リソースを選択する際に、第2の無線リソース割り当て方法の制約を満たすための条件を満たす無線リソースを優先する第1の無線リソース割り当て方法実行手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る無線リソース割当装置において、前記第1の無線リソース割り当て方法実行手段は、端末局に係る無線リソースの優先順位に従って無線リソースを選択する手段と、前記優先順位が同一の複数の無線リソースの中から、前記第2の無線リソース割り当て方法の制約を満たすための条件を満たす無線リソースを選択する手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係る無線リソース割当装置において、前記第1の無線リソース割り当て方法は、周波数軸上で連続した複数の無線リソースから構成される無線リソース群の単位で、無線リソースを端末局へ割り当てるものであり、前記第2の無線リソース割り当て方法は、無線リソースの単位で、周波数軸上で連続した無線リソースを端末局へ割り当てるものであり、前記第2の無線リソース割り当て方法の制約を満たすための条件は、既に選択済みの無線リソース群と周波数軸上で連続することであることを特徴とする。
本発明に係る無線リソース割当装置において、前記無線リソース割り当て手段は、前記第1の無線リソース割り当て方法実行手段によって選択された無線リソース群に含まれる無線リソースのうち、端末局に割当済みの無線リソースと周波数軸上で連続する無線リソースを優先して該端末局に割り当てることを特徴とする。
本発明に係る無線リソース割当装置において、前記第1の無線リソース割り当て方法は、周波数軸上で連続した複数の無線リソースから構成される無線リソース群の単位で、無線リソースを端末局へ割り当てるものであり、前記第2の無線リソース割り当て方法は、無線リソース群の単位で順繰りに無線リソースが配置される複数のサブセットのうちから同一のサブセットにおいて、無線リソースの単位で、無線リソースを端末局へ割り当てるものであり、前記第2の無線リソース割り当て方法の制約を満たすための条件は、既に選択済みの全ての無線リソース群が同一サブセットに属する場合において、該サブセットに属することであることを特徴とする。
本発明に係る無線リソース割当装置は、直交周波数分割多元接続方式の下りリンクの無線フレームにおいて端末局に対する無線リソースの割り当てを行う無線リソース割当装置であって、各々異なる制約を有する複数の無線リソース割り当て方法のうちからいずれかの方法を用いて端末局に対する無線リソースの割り当てを行う無線リソース割り当て手段と、第1の無線リソース割り当て方法に従って端末局に割り当てる無線リソースを選択する際に、第2の無線リソース割り当て方法又は第3の無線リソース割り当て方法の制約を満たすための条件を満たす無線リソースを優先する第1の無線リソース割り当て方法実行手段と、を備え、前記第1の無線リソース割り当て方法は、周波数軸上で連続した複数の無線リソースから構成される無線リソース群の単位で、無線リソースを端末局へ割り当てるものであり、前記第2の無線リソース割り当て方法は、無線リソースの単位で、周波数軸上で連続した無線リソースを端末局へ割り当てるものであり、前記第2の無線リソース割り当て方法の制約を満たすための条件は、既に選択済みの無線リソース群と周波数軸上で連続することであり、前記第3の無線リソース割り当て方法は、無線リソース群の単位で順繰りに無線リソースが配置される複数のサブセットのうちから同一のサブセットにおいて、無線リソースの単位で、無線リソースを端末局へ割り当てるものであり、前記第3の無線リソース割り当て方法の制約を満たすための条件は、既に選択済みの全ての無線リソース群が同一サブセットに属する場合において、該サブセットに属することであり、前記第1の無線リソース割り当て方法実行手段は、前記第2の無線リソース割り当て方法の制約を満たすための条件を優先する、ことを特徴とする。
本発明に係る無線リソース割当方法は、直交周波数分割多元接続方式の下りリンクの無線フレームにおける、端末局に対する無線リソースの割り当てを行う無線リソース割当方法であって、各々異なる制約を有する複数の無線リソース割り当て方法のうちからいずれかの方法を用いて端末局に対する無線リソースの割り当てを行うステップと、第1の無線リソース割り当て方法に従って端末局に割り当てる無線リソースを選択する際に、第2の無線リソース割り当て方法の制約を満たすための条件を満たす無線リソースを優先するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、直交周波数分割多元接続方式の下りリンクの無線フレームにおける、端末局に対する無線リソースの割り当てを行うためのコンピュータプログラムであって、各々異なる制約を有する複数の無線リソース割り当て方法のうちからいずれかの方法を用いて端末局に対する無線リソースの割り当てを行うステップと、第1の無線リソース割り当て方法に従って端末局に割り当てる無線リソースを選択する際に、第2の無線リソース割り当て方法の制約を満たすための条件を満たす無線リソースを優先するステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであることを特徴とする。
これにより、前述の無線リソース割当装置がコンピュータを利用して実現できるようになる。
本発明によれば、OFDMA方式の下りリンクの無線フレームにおいて、各々異なる制約を有する複数のリソースブロック(無線リソース)割り当て方法のうちからいずれかの方法を用いて端末局に対するリソースブロックの割り当てを行う際に、リソースブロック利用効率の向上を図ることができる。これにより、移動通信システムの周波数利用効率の向上に寄与することができるという効果が得られる。
本発明の一実施形態に係るOFDMA方式の無線基地局装置1の概略構成を示すブロック図である。 図1に示す無線フレーム制御部4の構成を示すブロック図である。 図2に示すアロケーションタイプ0実行部11の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るRBG選択処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るRB割当処理を説明するためのRB割当例である。 OFDMA方式の下りリンクの無線フレームの構成例を示す図である。 図6に示す無線フレーム内のスロットの構成を示す概念図である。 LTEのアロケーションタイプ0による端末局へのRB割り当ての例である。 LTEのアロケーションタイプ1による端末局へのRB割り当ての例である。 LTEのアロケーションタイプ2(localized)による端末局へのRB割り当ての例である。 LTEのアロケーションタイプ2(distributed)による端末局へのRB割り当ての例である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るOFDMA方式の無線基地局装置1の概略構成を示すブロック図である。この無線基地局装置1はLTEに準拠するものである。図1には、下りリンク(基地局から端末局方向のリンク)の送信に係る概略構成を示している。
図1において、無線基地局装置1は、パケットバッファ2とOFDMA送信部3と無線フレーム制御部4を有する。パケットバッファ2は、各端末局へ送信するパケットを一時的に蓄積する。OFDMA送信部3は、OFDMA方式により、各端末局へ送信するパケットを無線フレーム内のリソースブロック(RB)に配置して無線送信する。無線フレーム制御部4は、無線フレーム毎に、各端末局に割り当てるRBを決定し、どの端末局にどのRBを割り当てたのかを示すRB割り当て情報をOFDMA送信部3へ渡す。OFDMA送信部3は、そのRB割り当て情報に従って、無線フレーム内のRBに対する各端末局宛の送信パケットの配置を行う。
無線フレーム制御部4は、端末局に対するRB割り当てにおいて、送信パケット情報、CQI(Channel Quality Indicator:チャネル品質情報)及びQoS(Quality of Service:サービス品質情報)を利用する。送信パケット情報は、宛先の端末局毎に、パケットバッファ2に蓄積されているパケット量、各パケットのサイズおよび各パケットのパケットバッファ2への到着時刻を有する。QoSは、端末局が要求するサービス品質を表す情報であり、端末局から無線基地局装置1へ送られる。
CQIは、下りリンクの伝搬路の周波数特性を表す情報である。端末局は、下りリンクの伝搬路の周波数特性を推定し、この推定結果をCQIとして無線基地局装置1へ送信する。CQIには、「Wideband CQI」と「Subband CQI」の2種類がある。「Wideband CQI」は、システム帯域幅に対応する全周波数帯域に対する値である。「Subband CQI」は、サブバンドに対する値である。サブバンドは、周波数軸上の連続するRBから構成され、そのサイズはシステム帯域幅で決まる。例えば、システム帯域幅が10MHzである場合、サブバンドサイズはRBの6個分である。無線フレーム制御部4は、CQIによって、CQI送信元の端末局との間の下りリンクの伝搬路の周波数特性を知ることができる。但し、その周波数特性の精度は、サブバンド単位である。
無線フレーム制御部4は、送信パケット情報、CQI及びQoSに基づいて、ある無線フレームでRBを割り当てる端末局を決定するとともに、該端末局にどのRBを割り当てるのかを決定する。無線フレーム制御部4は、LTEに準拠したアロケーションタイプ0,1,2(localized)及び2(distributed)のうちからいずれかを用いて、端末局に対するRB割り当てを行う。
図2は、図1に示す無線フレーム制御部4の構成を示すブロック図である。図2において、無線フレーム制御部4は、アロケーションタイプ0実行部11とアロケーションタイプ1実行部12とアロケーションタイプ2(localized)実行部13とアロケーションタイプ2(distributed)実行部14とRB割当部15と空きRB管理部16と端末予約RB管理部17と割当対象端末決定部18を有する。
アロケーションタイプ0実行部11は、アロケーションタイプ0に従って、リソースブロックグループ(RBG)単位で端末局に割り当てるRBを選択する。アロケーションタイプ1実行部12は、アロケーションタイプ1に従って、RB単位で端末局に割り当てるRBを選択する。アロケーションタイプ2(localized)実行部13は、アロケーションタイプ2(localized)に従って、RB単位で端末局に割り当てるRBを選択する。アロケーションタイプ2(distributed)実行部14は、アロケーションタイプ2(distributed)に従って、RB単位で端末局に割り当てるRBを選択する。
RB割当部15は、割当対象の端末局に割り当てるRBを決定する。空きRB管理部16は、各RBの割当状況(割当済み又は未割当)を管理する。空きRB管理部16は、未割当のRB(空きRB)を示す情報(空きRB情報)を保持する。端末予約RB管理部17は、各端末局に予約されたRBを管理する。端末予約RB管理部17は、端末局ごとに、予約済みのRBを示す情報(端末予約RB情報)を保持する。
割当対象端末決定部18は、送信パケット情報、CQI及びQoSに基づいて、RBを割り当てる対象の端末局を決定するとともに、割当対象の端末局に係るプライオリティを決定する。プライオリティは、割当対象の端末局を対象にした各サブバンドの優先順位である。プライオリティによって、割当対象の端末局に適しているサブバンドの順位が分かる。割当対象端末決定部18は、割当対象の端末局に係るCQIから各サブバンドの伝搬路特性を把握し、サブバンドに対して優先順位を付ける。さらには、割当対象端末決定部18は、割当対象の端末局に係る送信パケット情報及びQoSに基づいて送信データの許容遅延時間又は所要スループットを計算し、この計算結果をサブバンドの優先順位に反映させる。割当対象端末決定部18は、割当対象の端末局の端末番号とプライオリティをRB割当部15へ通知する。
RB割当部15は、割当対象端末決定部18から端末番号等が通知された割当対象の端末局に対し、該通知されたプライオリティに基づいて、各アロケーションタイプの実行部11〜14を用いてRB利用効率が上がるように、割り当てるRBを決定する。このとき、あるアロケーションタイプによるRB割当結果が、他のアロケーションタイプの制約を満たし、且つ、RB利用効率が上がる可能性がある場合には、当初のアロケーションタイプのRB割り当て情報を該他のアロケーションタイプへ変更する。
例えば、アロケーションタイプ0によるRBG単位のRB割り当て情報が、RB単位で割り当てるアロケーションタイプ2(localized)の制約を満たし、且つ、RB利用効率が上がる可能性がある場合には、アロケーションタイプ0のRB割り当て情報をアロケーションタイプ2(localized)へ変更する。又は、アロケーションタイプ0によるRBG単位のRB割り当て情報が、RB単位で割り当てるアロケーションタイプ1の制約を満たし、且つ、RB利用効率が上がる可能性がある場合には、アロケーションタイプ0のRB割り当て情報をアロケーションタイプ1へ変更する。なお、RB利用効率が上がる可能性があるのは、アロケーションタイプ0によるRB割り当てがRBG単位で行われるため、例えば、送信パケット情報において、RBGを完全に利用しきれるだけの送信パケットが無く、RBG内の幾つかのRBだけで送信パケットを送信できてしまうような場合である。
このため、アロケーションタイプ0によるRBG単位のRB割り当てにおいて、可能であれば、アロケーションタイプ1又はアロケーションタイプ2(localized)の制約を満たすように、RBGを選択することが望ましい。さらには、端末局にとって無線環境のよい連続的な周波数帯域を維持しやすいアロケーションタイプ2(localized)の制約を満たすように、RBGを選択することが望ましい。以下、この着想に基づいた本実施形態に係るアロケーションタイプ0実行部11について、詳細に説明する。
図3は、図2に示すアロケーションタイプ0実行部11の構成を示すブロック図である。図3において、アロケーションタイプ0実行部11は、プライオリティ判定部20と第1のRBG条件判定部21と第2のRBG条件判定部22と第3のRBG条件判定部23と予約RBG情報記憶部24と制御部25を有する。
アロケーションタイプ0実行部11には、RB割当部15から、RB割当指示とプライオリティが入力される。RB割当指示は、割当対象の端末局(端末番号がuであり、以下、端末局uと称する)に対するRB割り当てを指示するものであり、端末番号「u」を有する。プライオリティは、端末局uを対象にした各サブバンドの優先順位である。プライオリティによって、端末局uに適しているサブバンドの順位が分かる。
また、アロケーションタイプ0実行部11には、空きRB管理部16から、空きRB情報が入力される。空きRB情報は、未割当のRB(空きRB)のRB番号を有する。空きRB情報によって、どのRBが空きであるのかが分かる。
図4は、本実施形態に係るアロケーションタイプ0実行部11のRBG選択処理の流れを示すフローチャートである。以下、図4を参照して、図3に示すアロケーションタイプ0実行部11の動作を説明する。
まず、制御部25は、RB割当部15からRB割当指示が入力されると、プライオリティ判定部20に対してRBG選択対象サブバンド選択を指示する。
次いで、ステップS1では、プライオリティ判定部20が、プライオリティで示される優先順位に従って、優先順位の高い方から順番に、RBG選択対象のサブバンドを1つ選択する。
次いで、ステップS2では、プライオリティ判定部20が、空きRB情報を参照し、ステップS1で選択したRBG選択対象サブバンドに属する各RBGについて、RBGに属するRBが全て空きであるかを調べる。RBGに属するRBが全て空きである場合は、該RBGを予約可能である。さらに、プライオリティ判定部20は、端末局uの予約RBG情報G(u)を参照し、RBG選択対象サブバンドに属する予約可能RBGの中に、予約RBG情報G(u)に含まれないRBG番号の予約可能RBGがあるかを調べる。予約RBG情報G(u)は、端末局uに予約済みのRBGのRBG番号を有する。予約RBG情報G(u)は、予約RBG情報記憶部24に格納される。予約RBG情報G(u)によって、端末局uに予約済みのRBGを把握することができる。
それらの調査の結果、RBG選択対象サブバンドに属するRBGの中に、予約RBG情報G(u)に含まれない予約可能RBGがある場合(ステップS2、YESの場合)にはステップS3に進み、そのような予約可能RBGがない場合(ステップS2、NOの場合)にはステップS13に進む。ステップS13では、プライオリティ判定部20が、サブバンドを全てチェックしたかを判断する。この結果、サブバンドを全てチェックした場合にはステップS14に進み、まだチェックしていないサブバンドが残っている場合にはステップS1に戻る。
ステップS3以降の説明において、予約可能RBGとは、予約RBG情報G(u)に含まれない予約可能RBGのことを指す。
次いで、ステップS3では、プライオリティ判定部20が、RBG選択対象サブバンドに属する予約可能RBGが複数あるかを判断する。この結果、RBG選択対象サブバンドに属する予約可能RBGが、複数ある場合にはステップS5に進み、1つしかない場合にはステップS4に進む。
ステップS4では、プライオリティ判定部20が、RBG選択対象サブバンドに属する予約可能RBGのRBG番号を端末局uの予約RBG情報G(u)に追加する。これにより、RBG選択対象サブバンドに属する唯一つの予約可能RBGのRBG番号が予約RBG情報G(u)に追加される。プライオリティ判定部20は、制御部25に対し、予約RBG情報G(u)にRBG番号を1つ追加したことを通知する。
ステップS5では、プライオリティ判定部20が、RBG選択対象サブバンドに属する全ての予約可能RBGのRBG番号から成るRBG番号群101を各RBG条件判定部21,22,23へ送るとともに、制御部25に対して、RBG選択対象サブバンドに属する予約可能RBGが複数あることを通知する。これにより、制御部25は、第1のRBG条件判定部21に対して、RBG条件判定を指示する。第1のRBG条件判定部21は、制御部25からRBG条件判定の指示を受けると、RBG番号群101に対して、第1のRBG条件を満たすRBG番号があるかを判定する。第1のRBG条件は、既に予約RBG情報G(u)に含まれるいずれかのRBG番号と連番であることである。RBG番号が連番であるRBGに含まれるRB群は、周波数軸上で連続している。第1のRBG条件はアロケーションタイプ2(localized)の制約を満たすための条件である。
ステップS5の判定の結果、RBG番号群101に対して、第1のRBG条件が成立する場合(ステップS6、YESの場合)にはステップS7に進み、第1のRBG条件が成立しない場合(ステップS6、NOの場合)にはステップS8に進む。
ステップS7では、第1のRBG条件判定部21が、RBG番号群101において第1のRBG条件を満たすRBG番号の中で最小のRBG番号を予約RBG情報G(u)に追加する。これにより、予約RBG情報G(u)に含まれるRBG番号が全て連番になる可能性が発生し、アロケーションタイプ2(localized)へ変更可能となることが期待できる。第1のRBG条件判定部21は、制御部25に対し、予約RBG情報G(u)にRBG番号を1つ追加したことを通知する。
ステップS8では、第1のRBG条件判定部21が、制御部25に対して、第1のRBG条件が成立しないことを通知する。これにより、制御部25は、第2のRBG条件判定部22に対して、RBG条件判定を指示する。第2のRBG条件判定部22は、制御部25からRBG条件判定の指示を受けると、RBG番号群101に対して、第2のRBG条件を満たすRBG番号があるかを判定する。第2のRBG条件は、予約RBG情報G(u)に含まれる全てのRBG番号が同一サブセットに属する場合において、該サブセットに属することである。この第2のRBG条件は、アロケーションタイプ1の制約を満たすための条件である。RBG番号が属するサブセットのサブセット番号は、RBG番号をRBGサイズで割ったときの余りである。本実施形態ではRBGサイズが3であるので、RBG番号を3で割ったときの余り(0、1又は2)が該RBG番号の属するサブセットのサブセット番号である(図9参照)。
ステップS8の判定の結果、RBG番号群101に対して、第2のRBG条件が成立する場合(ステップS9、YESの場合)にはステップS10に進み、第2のRBG条件が成立しない場合(ステップS9、NOの場合)にはステップS11に進む。
ステップS10では、第2のRBG条件判定部22が、RBG番号群101において第2のRBG条件を満たすRBG番号の中で最小のRBG番号を予約RBG情報G(u)に追加する。これにより、予約RBG情報G(u)に含まれるRBG番号が全て同一サブセットに属する可能性が発生し、アロケーションタイプ1へ変更可能となることが期待できる。第2のRBG条件判定部22は、制御部25に対し、予約RBG情報G(u)にRBG番号を1つ追加したことを通知する。
ステップS11では、第2のRBG条件判定部22が、制御部25に対して、第2のRBG条件が成立しないことを通知する。これにより、制御部25は、第3のRBG条件判定部23に対して、RBG条件判定を指示する。第3のRBG条件判定部23は、制御部25からRBG条件判定の指示を受けると、RBG番号群101の中で第3のRBG条件を満たすRBG番号を予約RBG情報G(u)に追加する。第3のRBG条件は、RBG番号が最小であることである。つまり、第3のRBG条件判定部23は、RBG番号群101の中で最小のRBG番号を予約RBG情報G(u)に追加する。第3のRBG条件判定部23は、制御部25に対し、予約RBG情報G(u)にRBG番号を1つ追加したことを通知する。
次いで、ステップS12では、制御部25が、端末局uに係るRBG予約の終了を判定する。この判定条件は、端末局u宛の送信パケットを全て送信可能であること、又は、所定のRB追加終了条件に合致すること、のいずれかを満たすことである。この判定の結果、判定条件を満たす場合にはステップS14に進み、判定条件を満たさない場合にはステップS2に戻る。
次いで、ステップS14では、制御部25が、予約RBG情報記憶部24から予約RBG情報G(u)を読み出してRB割当部15へ出力する。
以上が本実施形態に係るアロケーションタイプ0実行部11の説明である。
本実施形態によれば、アロケーションタイプ0によるRBG単位のRB割り当てにおいて、RBG選択対象サブバンドに属する予約可能RBGが複数ある場合、アロケーションタイプ1又はアロケーションタイプ2(localized)の制約を満たす可能性が残るように、RBG選択対象サブバンドに属する予約可能RBGの選択を行う。これにより、アロケーションタイプ0よりもRB利用効率が上がる可能性のあるアロケーションタイプ1又はアロケーションタイプ2(localized)へ変更可能となることが期待できる。さらには、アロケーションタイプ2(localized)の制約を満たす可能性が残ることを優先させて、RBG選択対象サブバンドに属する予約可能RBGの選択を行うことにより、端末局にとって無線環境のよい連続的な周波数帯域を維持しやすいアロケーションタイプ2(localized)への変更の可能性をより多く残すことができるようになる。
なお、RBG選択対象サブバンドに属する複数の予約可能RBGの中から、端末局uにとって周波数特性上の適している予約可能RBGを的確に選択することは難しい。この理由は、CQIが表す周波数特性の精度はサブバンド単位が限度であるために、サブバンド単位よりも細かいRBG単位の周波数特性を容易に判別することができないからである。このような事情を鑑み、本実施形態では、アロケーションタイプ0によるRB利用効率の低下を防止すべく、アロケーションタイプ0よりもRB利用効率が上がる可能性のあるアロケーションタイプ1又はアロケーションタイプ2(localized)への変更の可能性を残すように、RBG選択対象サブバンドに属する複数の予約可能RBGの中から予約可能RBGを選択することを試みるものである。
説明を図2に戻す。
RB割当部15は、アロケーションタイプ0実行部11から端末局uの予約RBG情報G(u)を受け取ると、予約RBG情報G(u)に基づいて端末局uに係る端末予約RB情報J(u)を生成する。端末予約RB情報J(u)は、端末局uに予約済みのRBのRB番号を有する。端末予約RB情報J(u)は、端末予約RB管理部17で保持される。
端末予約RB情報J(u)の生成では、RB割当部15は、予約RBG情報G(u)に含まれるRBG番号のRBGに含まれる予約候補RBの中から、端末局uの所要RB数分のRBを選択し、選択したRBのRB番号を端末予約RB情報J(u)に含める。このとき、RB割当部15は、予約候補RBのうち周波数軸上で連続するn個のRB群(RB番号がj,j,・・・,jとする)について、周波数軸上の端のRB(j,j)に着目し、RB(j−1)が端末局uに予約済み(つまり、RB番号「j−1)」が端末予約RB情報J(u)に含まれている)であればRB番号「j」を端末予約RB情報J(u)に追加し、RB(j+1)が端末局uに予約済み(つまり、RB番号「j+1」が端末予約RB情報J(u)に含まれている)であればRB番号「j」を端末予約RB情報J(u)に追加する。RB番号が連番であるRB群は、周波数軸上で連続している。これにより、端末局uに対して周波数軸上で連続するRBが予約される可能性が発生することになり、アロケーションタイプ0からアロケーションタイプ2(localized)への変更の可能性を高めることができるようになる。
例えば、図5(1)に示されるように、端末局uに予約済みのRB(RB番号が3,4,5,9,10)が周波数軸上で連続していないと、アロケーションタイプ0からアロケーションタイプ2(localized)へ変更することができないので、RBG単位で確保されたRB(RB番号が9,10,11)のうち端末局uに予約されないRB(RB番号が11)を他の端末局が使用することはできない。しかし、図5(2)に示されるように、端末局uに予約済みのRB(RB番号が3,4,5,6,7)が周波数軸上で連続するようにしておけば、アロケーションタイプ0からアロケーションタイプ2(localized)へ変更することができるので、RBG単位で確保されたRB(RB番号が6,7,8)のうち端末局uに予約されないRB(RB番号が8)を他の端末局が使用することができるようになる。これにより、周波数利用効率の向上に寄与することができる。
RB割当部15は、生成した端末予約RB情報J(u)に基づいて、アロケーションタイプ0からアロケーションタイプ2(localized)に変更できるかを判断し、変更可能な場合には、アロケーションタイプ2(localized)へ変更して、端末局uに割り当てるRBを決定する。RB割当部15は、アロケーションタイプ0からアロケーションタイプ2(localized)に変更できない場合、アロケーションタイプ0からアロケーションタイプ1に変更できるかを判断し、変更可能な場合には、アロケーションタイプ1へ変更して、端末局uに割り当てるRBを決定する。RB割当部15は、アロケーションタイプ0からアロケーションタイプ1及びアロケーションタイプ2(localized)のいずれにも変更できない場合、アロケーションタイプ0のままで端末局uに割り当てるRBを決定する。
RB割当部15は、アロケーションタイプ及び端末予約RB情報J(u)に従って、空きRB管理部16で保持される空きRB情報を更新する。例えば、図5(1)の例では、アロケーションタイプを変更できないので、アロケーションタイプ0のまま、端末局uに予約済みの5個のRB(RB番号が3,4,5,9,10)に加えて、端末局uに予約されていないがRBG単位で確保された1個のRB(RB番号が11)の合計6個のRBのRB番号「3,4,5,9,10,11」を空きRB情報から削除する。
一方、図5(2)の例では、アロケーションタイプをアロケーションタイプ2(localized)に変更できるので、アロケーションタイプ2(localized)で、端末局uに予約済みの5個のRB(RB番号が3,4,5,6,7)を空きRB情報から削除する。この場合、端末局uに予約されていないがアロケーションタイプ0によりRBG単位で確保された1個のRB(RB番号が8)については、そのRB番号「8」が空きRB情報に残り、空きRBとして利用可能である。
上述した本実施形態によれば、端末局にRBを割り当てる際に、まずアロケーションタイプ0で端末局にRBを割り当てし、この後、アロケーションタイプ0からアロケーションタイプ1又はアロケーションタイプ2(localized)への変更を試みることができる。これにより、アロケーションタイプ0によって不要なRBが割り当てられていた端末局に対し、アロケーションタイプ1又はアロケーションタイプ2(localized)へ変更することで余剰のRB分を解放することができれば、解放されたRBを他の端末局に割り当てることができるので、RB利用効率が向上する。これにより、移動通信システムの周波数利用効率の向上に寄与することができるようになる。さらに、アロケーションタイプ0からアロケーションタイプ2(localized)への変更を優先することにより、端末局にとって無線環境のよい連続的な周波数帯域を維持しやすくなるという効果が得られる。
なお、本実施形態に係る無線フレーム制御部4は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、或いは、メモリおよびCPU(中央処理装置)により構成され、無線フレーム制御部4の機能を実現するためのプログラムをCPUが実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1…無線基地局装置、2…パケットバッファ、3…OFDMA送信部、4…無線フレーム制御部、11…アロケーションタイプ0実行部、12…アロケーションタイプ1実行部、13…アロケーションタイプ2(localized)実行部、14…アロケーションタイプ2(distributed)実行部、15…RB割当部、16…空きRB管理部、17…端末予約RB管理部、18…割当対象端末決定部、20…プライオリティ判定部、21…第1のRBG条件判定部、22…第2のRBG条件判定部、23…第3のRBG条件判定部、24…予約RBG情報記憶部、25…制御部

Claims (8)

  1. 直交周波数分割多元接続方式の下りリンクの無線フレームにおける、端末局に対する無線リソースの割り当てを行う無線リソース割当装置であって、
    各々異なる制約を有する複数の無線リソース割り当て方法のうちからいずれかの方法を用いて端末局に対する無線リソースの割り当てを行う無線リソース割り当て手段と、
    第1の無線リソース割り当て方法に従って端末局に割り当てる無線リソースを選択する際に、第2の無線リソース割り当て方法の制約を満たすための条件を満たす無線リソースを優先する第1の無線リソース割り当て方法実行手段と、
    を備えたことを特徴とする無線リソース割当装置。
  2. 前記第1の無線リソース割り当て方法実行手段は、
    端末局に係る無線リソースの優先順位に従って無線リソースを選択する手段と、
    前記優先順位が同一の複数の無線リソースの中から、前記第2の無線リソース割り当て方法の制約を満たすための条件を満たす無線リソースを選択する手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の無線リソース割当装置。
  3. 前記第1の無線リソース割り当て方法は、周波数軸上で連続した複数の無線リソースから構成される無線リソース群の単位で、無線リソースを端末局へ割り当てるものであり、
    前記第2の無線リソース割り当て方法は、無線リソースの単位で、周波数軸上で連続した無線リソースを端末局へ割り当てるものであり、
    前記第2の無線リソース割り当て方法の制約を満たすための条件は、既に選択済みの無線リソース群と周波数軸上で連続することである、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線リソース割当装置。
  4. 前記無線リソース割り当て手段は、前記第1の無線リソース割り当て方法実行手段によって選択された無線リソース群に含まれる無線リソースのうち、端末局に割当済みの無線リソースと周波数軸上で連続する無線リソースを優先して該端末局に割り当てることを特徴とする請求項3に記載の無線リソース割当装置。
  5. 前記第1の無線リソース割り当て方法は、周波数軸上で連続した複数の無線リソースから構成される無線リソース群の単位で、無線リソースを端末局へ割り当てるものであり、
    前記第2の無線リソース割り当て方法は、無線リソース群の単位で順繰りに無線リソースが配置される複数のサブセットのうちから同一のサブセットにおいて、無線リソースの単位で、無線リソースを端末局へ割り当てるものであり、
    前記第2の無線リソース割り当て方法の制約を満たすための条件は、既に選択済みの全ての無線リソース群が同一サブセットに属する場合において、該サブセットに属することである、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線リソース割当装置。
  6. 直交周波数分割多元接続方式の下りリンクの無線フレームにおいて端末局に対する無線リソースの割り当てを行う無線リソース割当装置であって、
    各々異なる制約を有する複数の無線リソース割り当て方法のうちからいずれかの方法を用いて端末局に対する無線リソースの割り当てを行う無線リソース割り当て手段と、
    第1の無線リソース割り当て方法に従って端末局に割り当てる無線リソースを選択する際に、第2の無線リソース割り当て方法又は第3の無線リソース割り当て方法の制約を満たすための条件を満たす無線リソースを優先する第1の無線リソース割り当て方法実行手段と、を備え、
    前記第1の無線リソース割り当て方法は、周波数軸上で連続した複数の無線リソースから構成される無線リソース群の単位で、無線リソースを端末局へ割り当てるものであり、
    前記第2の無線リソース割り当て方法は、無線リソースの単位で、周波数軸上で連続した無線リソースを端末局へ割り当てるものであり、
    前記第2の無線リソース割り当て方法の制約を満たすための条件は、既に選択済みの無線リソース群と周波数軸上で連続することであり、
    前記第3の無線リソース割り当て方法は、無線リソース群の単位で順繰りに無線リソースが配置される複数のサブセットのうちから同一のサブセットにおいて、無線リソースの単位で、無線リソースを端末局へ割り当てるものであり、
    前記第3の無線リソース割り当て方法の制約を満たすための条件は、既に選択済みの全ての無線リソース群が同一サブセットに属する場合において、該サブセットに属することであり、
    前記第1の無線リソース割り当て方法実行手段は、前記第2の無線リソース割り当て方法の制約を満たすための条件を優先する、
    ことを特徴とする無線リソース割当装置。
  7. 直交周波数分割多元接続方式の下りリンクの無線フレームにおける、端末局に対する無線リソースの割り当てを行う無線リソース割当方法であって、
    各々異なる制約を有する複数の無線リソース割り当て方法のうちからいずれかの方法を用いて端末局に対する無線リソースの割り当てを行うステップと、
    第1の無線リソース割り当て方法に従って端末局に割り当てる無線リソースを選択する際に、第2の無線リソース割り当て方法の制約を満たすための条件を満たす無線リソースを優先するステップと、
    を含むことを特徴とする無線リソース割当方法。
  8. 直交周波数分割多元接続方式の下りリンクの無線フレームにおける、端末局に対する無線リソースの割り当てを行うためのコンピュータプログラムであって、
    各々異なる制約を有する複数の無線リソース割り当て方法のうちからいずれかの方法を用いて端末局に対する無線リソースの割り当てを行うステップと、
    第1の無線リソース割り当て方法に従って端末局に割り当てる無線リソースを選択する際に、第2の無線リソース割り当て方法の制約を満たすための条件を満たす無線リソースを優先するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
JP2009171299A 2009-07-22 2009-07-22 無線リソース割当装置、無線リソース割当方法及びコンピュータプログラム Active JP5302807B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009171299A JP5302807B2 (ja) 2009-07-22 2009-07-22 無線リソース割当装置、無線リソース割当方法及びコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009171299A JP5302807B2 (ja) 2009-07-22 2009-07-22 無線リソース割当装置、無線リソース割当方法及びコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011029768A true JP2011029768A (ja) 2011-02-10
JP5302807B2 JP5302807B2 (ja) 2013-10-02

Family

ID=43638036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009171299A Active JP5302807B2 (ja) 2009-07-22 2009-07-22 無線リソース割当装置、無線リソース割当方法及びコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5302807B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010118733A (ja) * 2008-11-11 2010-05-27 Kddi Corp 無線フレーム制御装置、無線通信装置および無線フレーム制御方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010118733A (ja) * 2008-11-11 2010-05-27 Kddi Corp 無線フレーム制御装置、無線通信装置および無線フレーム制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5302807B2 (ja) 2013-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100810225B1 (ko) 다중채널 무선통신 시스템에서 데이터 패킷 전송을 위한스케줄링 장치 및 방법
JP5755335B2 (ja) アップリンク・サウンディング・リファレンス信号をトリガし送信する方法および装置
WO2018076565A1 (zh) 资源配置方法及资源配置装置
CN110225547B (zh) 一种调度请求发送、接收方法、终端及网络侧设备
KR20060136341A (ko) 다중채널 무선통신 시스템에서 데이터 패킷 전송을 위한스케줄링 장치 및 방법
US20110299490A1 (en) Methods and Apparatus for Physical Uplink Control Channel (PUCCH) Load Control by Physical Downlink Control Channel (PDCCH) Restrictions
JP2008053858A (ja) 送信装置
JP2018529288A (ja) リソース割当方法及び装置
EP3437405A1 (en) Granting resources to a wireless device
WO2010056167A1 (en) Systems and methods for selecting the size of a control region of a downlink subframe
US8483735B2 (en) Methods and apparatus for parallel scheduling of frequency resources for communication nodes
KR20120093950A (ko) 단말 장치, 기지국, 통신 제어 방법 및 무선 통신 시스템
JP2020504504A (ja) 情報伝送方法、ネットワーク機器及び端末装置
US11212707B2 (en) Allocation of resources to a wireless device
WO2013149594A1 (zh) 一种资源配置方法和装置
WO2017054777A1 (zh) 无线通信中的一种降低网络延迟的方法和装置
US11258571B2 (en) Downlink control information transmission method, apparatus, and system
KR20170107019A (ko) 자원 할당 방법, 기지국 및 사용자 장비
JP2011142533A (ja) 移動局装置、基地局装置、無線通信システム、無線通信方法および集積回路
US20180242289A1 (en) Transmission and Reception of Grant for Resources
JP5286029B2 (ja) データ送信装置およびデータ送信方法
JP4607037B2 (ja) 無線フレーム制御装置および無線通信装置
JP2010118733A (ja) 無線フレーム制御装置、無線通信装置および無線フレーム制御方法
JP5302807B2 (ja) 無線リソース割当装置、無線リソース割当方法及びコンピュータプログラム
WO2017092475A1 (zh) 一种在mac层实现空口调度的方法及装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120229

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130621

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5302807

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150