JP2011028854A - 電池パック及び保護回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池ブロックに接続している保護素子の異常発熱を防止することができる電池パック及びこれに用いる保護回路を提供する。
【解決手段】複数の電池が直列接続されている電池ブロック3、4を複数備え、複数の電池ブロック3、4が並列接続されている電池パック1であって、複数の各電池ブロック3、4は、保護素子10、11に接続されており、電池パック1に保護回路20が接続されており、保護回路20は、少なくとも1つの電池ブロック3が無通電状態になったときに、通電状態にある電池ブロック3に接続された保護素子11の通電を遮断させて、電池パック1による電源供給を停止させるための回路である。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の電池が直列接続されている電池ブロックを複数備え、これらの複数の電池ブロックが並列接続されている電池パック及びこれに用いる保護回路に関する。
ニッケル水素電池やリチウムイオン電池等の複数個の単電池を直列接続して電池ブロックを形成し、この電池ブロックの複数個を並列接続した電池パックが知られている(例えば特許文献1参照)。このような電池パックは、複数個の単電池の直列接続により出力電圧を高くでき、複数の電池ブロックの並列接続により容量を大きくすることができる。
このため、この種の電池パックは、情報処理装置のバックアップ電源として用いられたり、電動アシスト自転車やハイブリッドカーのモータ駆動用の電源として用いられたりする。
前記のような電池パックにおいては、電池ブロック毎に保護素子であるヒューズが取り付けられている。この場合、正常時においては各電池ブロックには、ヒューズの定格電流より小さい電流が流れていることになる。
特開2004−158425号公報
しかしながら、前記のよう電池パックの構成においては、電池ブロックは並列接続されているので、一部のヒューズが溶断しても、溶断していないヒューズに対応した電池ブロックからの電源供給は維持され続ける場合がある。
この場合、他の溶断してないヒューズには、電池パックの正常時に流れる電流よりも大きな電流が流れ続けることになる。このような状態が長時間続くと、ヒューズが異常発熱し、例えばヒューズを保持している固定リブが溶融し、さらには外装ケースが焼損する可能性があるという問題があった。
本発明は、前記のような従来の問題を解決するものであり、電池ブロックに接続している保護素子の異常発熱を防止することができる電池パック及びこれに用いる保護回路を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の電池パックは、複数の電池が直列接続されている電池ブロックを複数備え、前記複数の電池ブロックが並列接続されている電池パックであって、前記複数の各電池ブロックは、保護素子に接続されており、前記電池パックに保護回路が接続されており、前記保護回路は、少なくとも1つの前記電池ブロックが無通電状態になったときに、通電状態にある前記電池ブロックに接続された保護素子の通電を遮断させて、前記電池パックによる電源供給を停止させるための回路であることを特徴とする。
本発明の保護回路は、電池パックに用いる保護回路であって、前記電池パックは、複数の電池が直列接続されている電池ブロックを複数備え、前記複数の電池ブロックが並列接続されており、前記複数の各電池ブロックは、保護素子に接続されており、前記保護回路は、少なくとも1つの前記電池ブロックが無通電状態になったときに、通電状態にある前記電池ブロックに接続された保護素子の通電を遮断させて、前記電池パックによる電源供給を停止させるための回路であることを特徴とする。
本発明によれば、電池ブロックに接続している保護素子の異常発熱を防止することができる。
本発明の一実施の形態に係る電池パックの内部を示す平面図。 比較例に係る電池パックの回路図。 図2において、電池ブロック3が無通電状態になった状態を模式的に示した回路図。 本発明の一実施の形態に係る電池パックの回路図。 図4において、電池ブロック3が無通電状態になった状態を模式的に示した回路図。
本発明の電池パック及び保護回路によれば、複数の電池ブロックのうちの一部の電池ブロックが無通電状態になったときに、他の電池ブロックに接続した保護素子の通電が遮断されるので、保護素子の異常発熱を防止することができる。
前記本発明の電池パック及び保護回路においては、前記保護回路は、前記各電池ブロックの無通電状態を検出する検出回路と、スイッチ素子を含む放電回路とを備えており、前記放電回路の通電により、通電状態にある前記電池ブロックに流れる電流が増大することが好ましい。この構成によれば、電池ブロックの無通電状態の検出、及び保護素子の通電の遮断が可能になる。
また、前記保護回路は、さらに制御回路を備えており、前記制御回路は、前記検出回路の出力電圧により、無通電状態にある前記電池ブロックの個数を検出し、前記個数があらかじめ設定した個数に達したときに、前記スイッチ素子をON状態にして前記放電回路に通電させることが好ましい。この構成によれば、無通電状態にある電池ブロックの個数があらかじめ設定した個数に達したときに、通電状態にある電池ブロックに流れる電流が増大し、この電池ブロックに接続された保護素子の通電が遮断され、電池パックによる電源供給が停止することになる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る電池パック1の内部を示す平面図である。電池パック1は、完成品状態では、全面がカバーで覆われる。図1では内部を示すために、カバーを取り外した状態を図示している。
ケース2上に、電池ブロック3、4が配置されている。電池ブロック3、4は、いずれも複数の単電池を直列に接続したものである。電池ブロック3、4は、それぞれ一列7個の単電池の列が4列あり、合計28個の単電池で構成されている。
例えば電池ブロック3において、単電池A1からA7の第1列B1について見ると、単電池A1の正極端子と単電池A2の負極端子とが接続板(図示せず)で接続されている。単電池A3と単電池A4との間、及び単電池A5と単電池A6との間についても同様である。さらに、単電池A2の正極端子と単電池A3の負極端子とが接続板(図示せず)で接続されている。単電池A4と単電池A5との間、及び単電池A6と単電池A7との間についても同様である。このことにより、単電池A1から単電池A7までの第1列B1が直列に接続されている。
同様にして、単電池A8から単電池A14までの第2列B2、単電池A15から単電池A21までの第3列B3、単電池A22から単電池A28までの第4列B4についても、直列に接続されている。
また、第1列B1の単電池A7と第2列B2の単電池A8との間、第2列B2の単電池A14と第3列B3のA15との間、第3列B3の単電池A21と第4列B4のA22との間については、それぞれ接続板6で接続されている。この構成により、単電池A1からA28までが直列に接続されている。このことは、電池ブロック4についても同様であり、電池ブロック4についても28個の単電池が直列に接続されていることになる。
電池ブロック3において、負極側の出力端子7には出力配線8が接続され、正極側の出力端子9には、保護素子であるヒューズ10の一端が接続されている。ヒューズ10の他端には、出力配線12が接続されている。電池ブロック4において、負極側の出力端子7には出力配線13が接続され、正極側の出力端子9には、保護素子であるヒューズ11の一端が接続されている。ヒューズ11の他端には、出力配線14が接続されている。本実施の形態では、ヒューズ10、11は、筒形の電流ヒューズとしている。また、ヒューズ10、11は、固定用リブ16によりケース2に取り付けられている。
各出力配線は、ケース2の外部に引き出され、ケース2の外部において結線されている。具体的には、電池ブロック3の負極側の出力配線8と、電池ブロック4の負極側の出力配線13とが結線されている。さらに、電池ブロック3の正極側の出力配線12と、電池ブロック4の負極側の出力配線14とが結線されている。
このことにより、電池ブロック3と電池ブロック4とを並列に接続している。結線された負極側の出力配線8、13に負荷の一端が接続され、結線された正極側の出力配線12、14に負荷の他端が接続されることになる。
また、ケース2内の温度検知のために、電池ブロック3、4上には複数のサーミスタ15が配置されている。
なお、図1の電池パックは一例であり、電池ブロックにおける列数、各列における単電池の個数、単電池同士の接続構造、出力配線の接続構造等は、各種構成が考えられる。
図2は、比較例に係る電池パックの回路図である。本実施の形態の理解を容易にするために、本実施の形態の説明の前に比較例について説明する。詳細は後に説明するように、本実施の形態では、保護回路20(図4)が接続されている。図2に示した比較例に係る電池パック100は、この保護回路20を外した例である。図2において、図1に示した電池パック1と同一構成の部分には、同一番号を付して、詳細な説明は省略する。
電池ブロック3、4は、図1に示した電池ブロック3、4と同一構成である。すなわち、電池ブロック3、4は複数の単電池を直列接続したものであり、電池ブロック3と電池ブロック4とは、電池パック100の外部で並列に接続されている。電池ブロック3にヒューズ10が取り付けられ、電池ブロック4にヒューズ11が取り付けられている点も、図1に示した電池パック1と同様である。
出力配線17及び18には、負荷19が接続されている。出力配線17及び18を流れる電流をIとし、ヒューズ10、11を流れる電流をIaとすると、電流Iは下記の式(1)で表わされ、式(1)より電流Iaは式(2)で表わされる。
式(1)I=Ia+Ia=2Ia
式(2)Ia=I/2
図3は、図2において、電池ブロック3が無通電状態になった状態を模式的に示した回路図である。電池パック100が無通電状態になる原因として、ヒューズ10の溶断、電池パック100内部の配線の断線、電池パック100内部の単電池の故障、電池パック100の外部における並列構成不足、電池パック100の外部における並列結線ミスが挙げられる。
図3は前記のような原因の少なくとも一つにより、電池ブロック3、4のうち電池ブロック3が無通電状態になった状態を示している。図3では無通電部分を破線で示している。
電池ブロック3には、電池ブロック3と同電圧Vの電池ブロック4が並列に接続されているので、電池ブロック3が無通電状態になっても、出力配線17及び18に電流Iが流れる状態が維持されることになる。
これに対して、ヒューズ11を流れる電流は、前記式(2)のIaから下記式(3)のIbに変化する。
式(3)Ib=I
式(1)により、式(3)は下記式(4)に変形できる。
式(4)Ib=2Ia
ここで、図2において、ヒューズ10、11は、ヒューズ10、11を流れる電流Iaより大きい定格電流のヒューズが設定されていることになる。すなわち、電流Iaは、ヒューズ10、11の定格電流より小さいことになる。例えば、電流Iaはヒューズ10、11の定格電流の70−80%程度である。
ヒューズ10、11の定格電流をIcとし、電流Iaが定格電流Icの70%であるとすると、電流Iaは下記の式(5)のようになる。
式(5)Ia=0.7Ic
次に、図3のように、電池ブロック3が無通電状態にあるときの、ヒューズ9を流れる電流Ibは前記式(4)の通りである。式(4)を式(5)により変形すると、下記式(7)になる。
式(6)Ib=1.4Ic
すなわち、図3においてヒューズ11には、定格電流Icの1.4倍の電流Ibが流れていることになる。定格電流Icの1.4倍程度では、ヒューズ11は溶断しない可能性が高く、溶断するとしても、溶断までに時間を要する可能性が高くなる。
一方、ヒューズ11に定格電流Icを越える電流が流れ続けると、ヒューズ11が異常発熱し、ヒューズを保持している固定用リブ16(図1)が溶融し、さらにはケース2(図1)が焼損する可能性がある。
このため、以下の図4に示した本実施の形態に係る電池パック1では、保護回路20を追加して、複数の電池ブロック3、4の一部のみが無通電状態になった場合でも、他の電池ブロックに接続されたヒューズの通電を遮断させて、電池パック1による電源供給を停止させるようにしている。
図4は、本発明の一実施の形態に係る電池パックの回路図である。本図に示した電池パック1は、図2に示した比較例に係る電池パックに比べ、保護回路20を追加している点が異なっている。
保護回路20は、検出回路21、放電回路22及び制御回路23で構成されている。検出回路21は、電池ブロック3に接続した抵抗24、電池ブロック4に接続した抵抗25を備えており、抵抗24及び抵抗25の両端の電位差を検出することができる。例えば、抵抗24の両端の電位差が0Vであれば、電池ブロック3は無通電状態であることになる。
放電回路22は、スイッチ素子26及び抵抗27を含んでいる。スイッチ素子26は、例えば電解効果型トランジスタ(FET)である。電池パック1の正常時は、スイッチ素子26はOFF状態であり、放電回路22には電流は流れない。電池ブロック3又は4のいずれかが無通電状態になったときに、スイッチ素子26はON状態になり、放電回路22に電流が流れることになる。この場合、詳細は後に説明するように、ヒューズ10又は11に流れる電流が増大することになる。
制御回路23は、検出回路21の出力電圧により、無通電状態にある電池ブロックの個数を検出する。具体的には、抵抗24又は25のいずれかの両端の電位差が0Vであれば、無通電状態にある電池ブロックの個数は1となる。制御回路23は、無通電状態にある電池ブロックの個数が1になると、スイッチ素子26をON状態にして、放電回路22を通電させることになる。このような一連の動作は、制御回路23に備えられた制御用ICを介してなされることになる。
出力配線17及び18を流れる電流をIとし、ヒューズ10、11を流れる電流をIaとすると、電流Iは下記の式(7)で表わされ、式(7)より電流Iaは式(8)で表わされる。
式(7)I=Ia+Ia=2Ia
式(8)Ia=I/2
式(8)は、式(2)と同じである。すなわち、比較例と、本実施の形態とでは、正常時においては、出力電流Iと、ヒューズ10、11を流れる電流をIaとの関係は同じである。
図5は、図4において、電池ブロック3が無通電状態になった状態を模式的に示した回路図である。無通電部分を破線で示している。図5において、スイッチ素子26がOFF状態であれば、電流の流れは、図3の比較例と同様になる。この場合、ヒューズ11を流れる電流をIb′とすると、前記式(4)を援用して、電流Ib′は、下記式(9)のようになる。
式(9)Ib′=2Ia
また、比較例と同様に、電流Iaがヒューズ10、11の定格電流Icの70%であるとすると、前記式(6)を援用して、電流Ib′は、下記式(10)のようになる。
式(10)Ib′=1.4Ic
すなわち、本実施の形態においても、スイッチ素子26がOFF状態であれば、ヒューズ11には、定格電流Icの1.4倍の電流Ib′が流れることになる。この場合、前記の通り、ヒューズ11に定格電流Icを越える電流が流れ続け、ヒューズの異常発熱の可能性が高くなるという問題がある。
本実施の形態では、保護回路20の追加により、図5のように電池ブロック3が無通電状態になったときは、電池ブロック4に接続されているヒューズ11を溶断させて、電池パック1による電源供給を停止させるようにしている。
具体的には、電池ブロック3が無通電状態になると、抵抗24の両端の電位差が0Vになり、検出回路21のうち出力配線30からの出力電圧はゼロになる。制御回路23は、出力配線30、31のうち一方の出力配線からの出力電圧がゼロになったときに、放電回路22のスイッチ素子26をON状態にするように設定されている。このため、図5のように、電池ブロック3が無通電状態になると、スイッチ素子26はON状態になる。
このとき、抵抗27には、電池ブロック4の電圧により電位差が生じ、電流Idが流れ、電流Idは電池ブロック4側すなわちヒューズ11側に流れることになる。この場合、ヒューズ11を流れる電流Ibは、下記式(11)のようになる。
式(11)Ib=Ib′+Id
式(10)により式(11)は下記式(12)のように変形できる。
式(12)Ib=1.4Ic+Id
したがって、本実施の形態ではヒューズ11を流れる電流は、比較例と比べると、電流Id分の電流が増加していることになる。すなわち、ヒューズ11には、定格電流Icの1.4倍より大きな電流が流れることになる。
放電回路22を流れる電流Idは抵抗27の設定により調整でき、Ibをヒューズ11の定格電流Icの2倍以上にすることができる。この程度の電流が流れると、ヒューズ11は直ぐ溶断し、電池ブロック4が無通電状態になるとともに、電池パック1による電源供給が停止することになる。すなわち、本実施の形態によれば、電池ブロックの1つが無通電状態になったときに、他の電池ブロックに接続したヒューズに定格電流を越える電流が流れ続けることを防止でき、ヒューズの異常発熱を防止することができる。
なお、本実施の形態では、電池ブロックが2個の例で説明したが、3個以上であってもよい。電池ブロックの個数が多くなるにつれて、電池ブロック1個分の無通電状態における他の電池ブロックへの電流増加量は小さくなる。このため、電池ブロックが3個以上の場合は、制御回路がスイッチ素子をON状態にするときの、無通電状態にある電池ブロックの個数を2個以上としてもよい。
また、図4に示した保護回路20は、図1のケース2内に内蔵してもよいが、ケース2の外側において、保護回路20の全部又は一部を、ケース2から引き出した配線に接続するようにしてもよい。例えば、保護回路20のうち、検出回路21と放電回路22とをケース2内に内蔵し、制御回路23をケース2の外側で接続した構成でもよい。図1のように、出力配線をケース2の外部に引き出すようにすれば、保護回路20の全部又は一部をケース2の外部で接続することが可能になる。
また、電池パックは、保護回路のすべてが、予め接続されている仕様に限るものではなく、保護回路の一部は後に接続する仕様であってもよい。例えば、電池パックには、検出回路及び放電回路が予め接続されており、制御回路は外部機器側に備えていてもよい。この仕様では、電池パックの外部機器への取り付け時に初めて、電池パックに制御回路が接続されることになる。
また、保護回路の全部又は一部が、電池パックから独立した回路であってもよい。この場合は、電池パックの外部機器への取り付け時までに、電池パックに保護回路の全部が接続されることになる。
また、本実施の形態では、各電池ブロックに接続した保護素子として、筒形の電流ヒューズの例で説明したが、過電流により回路を遮断できる保護素子であればよい。
以上のように、本発明によれば、電池ブロックに接続している保護素子の異常発熱を防止することができるので、本発明は、例えば情報処理装置のバックアップ電源や、電動アシスト自転車やハイブリッドカーのモータ駆動用の電源として用いられる電池パック及びこれに用いる保護回路として有用である。
1 電池パック
2 素電池
3,4 電池ブロック
10,11 ヒューズ
20 保護回路
21 検出回路
22 放電回路
23 制御回路
26 スイッチ素子

Claims (6)

  1. 複数の電池が直列接続されている電池ブロックを複数備え、前記複数の電池ブロックが並列接続されている電池パックであって、
    前記複数の各電池ブロックは、保護素子に接続されており、
    前記電池パックに保護回路が接続されており、
    前記保護回路は、少なくとも1つの前記電池ブロックが無通電状態になったときに、通電状態にある前記電池ブロックに接続された保護素子の通電を遮断させて、前記電池パックによる電源供給を停止させるための回路であることを特徴とする電池パック。
  2. 前記保護回路は、前記各電池ブロックの無通電状態を検出する検出回路と、スイッチ素子を含む放電回路とを備えており、前記放電回路の通電により、通電状態にある前記電池ブロックに流れる電流が増大する請求項1に記載の電池パック。
  3. 前記保護回路は、さらに制御回路を備えており、前記制御回路は、前記検出回路の出力電圧により、無通電状態にある前記電池ブロックの個数を検出し、前記個数があらかじめ設定した個数に達したときに、前記スイッチ素子をON状態にして前記放電回路に通電させる請求項2に記載の電池パック。
  4. 電池パックに用いる保護回路であって、
    前記電池パックは、複数の電池が直列接続されている電池ブロックを複数備え、前記複数の電池ブロックが並列接続されており、
    前記複数の各電池ブロックは、保護素子に接続されており、
    前記保護回路は、少なくとも1つの前記電池ブロックが無通電状態になったときに、通電状態にある前記電池ブロックに接続された保護素子の通電を遮断させて、前記電池パックによる電源供給を停止させるための回路であることを特徴とする保護回路。
  5. 前記保護回路は、前記各電池ブロックの無通電状態を検出する検出回路と、スイッチ素子を含む放電回路とを備えており、前記放電回路の通電により、通電状態にある前記電池ブロックに流れる電流が増大する請求項4に記載の保護回路。
  6. 前記保護回路は、さらに制御回路を備えており、前記制御回路は、前記検出回路の出力電圧により、無通電状態にある前記電池ブロックの個数を検出し、前記個数があらかじめ設定した個数に達したときに、前記スイッチ素子をON状態にして前記放電回路に通電させる請求項5に記載の保護回路。
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