JP2011028572A - 印刷システム、情報処理装置、及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】管理コードを指定して印刷処理を行う印刷システムにおいて、印刷ユーザによる管理コード指定操作の負担軽減や、管理コード指定の間違い発生を抑えること。
【解決手段】登録部202に、管理コードと、管理コードを決定するための条件を登録しておき、文書データの印刷が指示されると、アプリケーション120の通知部121が印刷対象の文書データの属性をプリンタドライバ110に入力し、プリンタドライバ110の選択処理部111が決定部203に送信し、決定部203が、プリンタドライバ110から受け取った属性と登録部202に登録された条件とを比較して、前記文書データを印刷するための印刷ジョブに指定する管理コードを、登録部202により登録された管理コードから決定して、プリンタドライバ110に送信し、プリンタドライバ110の生成部112が、決定部203で決定された管理コードが指定された印刷ジョブを生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、本発明は、管理コードを含む印刷ジョブに基づいて印刷実績を集計する印刷システムにおける、印刷システムの管理コード決定するための技術などに関するものである。
近年、コスト意識の高まりにより、業務毎に印刷結果を計測し、集計することが望まれている。
例えば、法律事務所等では、顧客や、案件、仕事の内容ごとに発生した印刷やコピー経費を管理集計し、請求するといった業務管理を行っている。
また、他の業種でも、顧客及びプロジェクト毎、管理コードを定義し、発生した印刷を管理コード毎に集計分析することが望まれている。さらに業務の可視化の要求により、作業フェーズ毎にも、発生した印刷コストを集計分析することが望まれている。
このような要求に対して、顧客や、案件、仕事の内容に関するビリングコードという管理コードを定義し、印刷ジョブ毎に管理コードを指定し印刷を行い、実際の印刷が行われた結果を上記管理コードに基づいて集計する方法が提案されている(特許文献1)。
特開2008−293416号公報
しかし、特許文献1では、ユーザが印刷するたびに管理コードを指定する必要があった。印刷時にユーザに管理コードを指定させることは、印刷ユーザに対する管理コード指定操作の負担と操作の煩雑さを招く。その結果、管理コードの指定間違いや、異なる業務であっても、前の印刷時の管理コードで印刷してしまうという変更し忘れなどの結果を招く場合が考えられる。
本発明の目的は、印刷ユーザによる管理コードの指定の負担軽減を可能にする仕組みを提供することである。
本発明は、印刷ジョブに管理コードを指定して印刷処理を行う印刷システムであって、管理コードを登録する管理コード登録手段と、文書データを印刷する際に管理コードを決定するための条件として、文書データの属性に関する条件を登録する条件登録手段と、印刷対象の文書データの属性を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された属性と前記条件登録手段により登録された条件とを比較して、前記文書データを印刷するための印刷ジョブに指定する管理コードを前記管理コード登録手段により登録された管理コードから決定する決定手段と、前記決定手段により決定された管理コードが指定された印刷ジョブを生成する生成手段とを有し、前記文書データの属性は、文書データを作成したアプリケーションに関する情報、文書データのファイルの属性、及び文書データの内容に関する情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする。
本発明によれば、管理コードを指定して印刷処理を行う印刷システムにおいて、印刷ユーザによる管理コード指定操作の負担を軽減させたり、管理コード指定の間違いの発生を抑えることができる。
本発明の実施例1を示す印刷システムの一例を示す図である。 ホストPC100及び集計装置200に適用可能な情報処理装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。 印刷装置300のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。 図1に示した印刷システムにおける全体の処理フローを示す図である。 設定フェーズで使用される管理コードの一覧ユーザインタフェース600を示す図である。 管理コードの設定ための管理コードの設定ユーザインタフェース610を示す図である。 項目の設定のユーザインタフェース620を示す図である。 実施例1における運用フェーズの処理フローの一例を示す図である。 アプリケーション120の代表例とプリンタドライバ110とフォルダ131及びその格納ファイル(文書132)などのファイルデータ130の関係を示す図である。 文書132とテンプレート133の一例を示す図である。 テンプレート133とプリンタドライバ110が生成する判断属性の例を示す図である。 プリンタドライバ110での管理コード生成処理を示すフローチャートである。 集計装置200内の決定部203の管理コード決定処理を示すフローチャートである。 本実施例の管理コード+決定時情報1200を示す図である。 実施例2における運用フェーズの処理フローの一例を示す図である。 判断属性より管理コードが決定できない場合のユーザインタフェースを示す図である。 実施例4における運用フェーズの処理フローの一例を示す図である。 2回目以降の判断属性510を示す図である。 図17のS913に示した管理コードの検証処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
<実施例1>
はじめに、実施例1として、アプリケーションプログラム(以下、アプリケーション)より渡された判断属性を元に管理コードを自動決定する実施例を説明する。
<システム構成の説明>
図1は、実施例1における印刷システムの一例を示す図である。
図1に示すように、本実施例の印刷システムは、ホストPC100と、集計装置200と、印刷装置300で構成されている。ホストPC100と、集計装置200と、印刷装置300は、通信媒体400と接続されそれぞれ相互に通信可能な状態である。
ホストPC100は、後述する図2に示すハードウエアで構成され、プリンタドライバ110と、上位処理装置であるアプリケーション120を備える。
プリンタドライバ110及びアプリケーション120は、ホストPC100のハードディスク等の外部記憶装置にインストールされ、オペレーティングシステム(OS)の管理下で協調して印刷処理を実行する。アプリケーション120は、文書データ(以下、文書)を作成するものである。なお、上記文書は、例えば、ワードプロセッサデータ、表計算データ、図形データ、画像データ、プレゼンテーションデータ等の印刷可能なあらゆる構造のデータを含むものである。また、アプリケーション120は、ユーザからの印刷指示をうけて、印刷設定や印刷描画を伴う印刷要求をプリンタドライバ110へ行う。プリンタドライバ110は、アプリケーション120からの印刷指示をうけて、ネットワーク400に接続される印刷装置300で解釈可能な印刷コマンドを生成する。
プリンタドライバ110は、選択処理部111と、生成部112を備える。選択処理部111は、アプリケーション120より渡された判断属性を元に管理コードを決定(選択処理)する。また、生成部112は、選択処理部111で決定された管理コードを含む印刷コマンド(選択処理部111で決定された管理コードが指定された印刷ジョブ)を生成する。
アプリケーション120は、通知部121と、管理コード保持部122を備える。通知部121は、管理コードを決定するための判断属性を収集し、該収集した判断属性をプリンタドライバ110へ通知する。また、管理コード保持部122は、プリンタドライバ110が決定した管理コードを保持する。
集計装置200は、後述する図2に示すハードウエアで構成され、UI部201と、登録部202と、決定部203と、集計部204を備える。UI部201は、登録部202への各種設定や、集計部204からの集計情報を表示するためのユーザインタフェースを提供する。登録部202は、特定の管理コードと使用可能な印刷ユーザとの関連付けと、その管理コードの有効期限や、判断属性から管理コードの各項目を決定するための条件を記憶管理する。
決定部203は、登録部202で管理する情報を元に、管理コードの決定を行う。集計部204は、印刷装置300より印刷の出力実績(印刷ログ)を収集して保持する。また、集計部204は、上記出力実績に基づいて各種データ処理を行う。例えば、顧客や、案件、仕事の内容ごとに発生した印刷やコピー経費等を管理集計する等のデータ処理を行う。
印刷装置300は、UI部301と、印刷ログ保持部302とを備える。UI部301は、ユーザが印刷装置300の複写機能やファクシミリ機能などを利用する際に、印刷装置300を直接操作するための操作パネルに各種の設定画面、確認画面、エラー表示画面等を表示する機能を実行する。また印刷ログ保持部302は、印刷装置300の出力実績を保持し、集計装置200の集計部204の要求により、出力実績を送付する。
なお、集計装置200のUI部201、登録部202、決定部203、集計部204のいずれか又は全てが、ホストPC100に備えられていてもよい。
<情報処理装置のハードウエア構成の説明>
図2は、図1に示したホストPC100及び集計装置200に適用可能な情報処理装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
図2において、10はCPUであり、RAM12をワークメモリとして、ROM11及び外部記憶装置16に格納されたプログラムを実行する。また、CPU10は、上記プログラムを実行することで、システムバス20を介して接続される内部デバイスを制御する。
ホストPC100において、外部記憶装置16は、OS101pやプリンタドライバ110pやアプリケーション120pや、文書を含むファイルデータ130を格納する。ホストPC100のCPU10は、OS101pやプリンタドライバ110pやアプリケーション120pをホストPC100のRAM12上に読み出して実行することにより、プリンタドライバ110やアプリケーション120を実現する。
集計装置200において、UI部201と、登録部202と決定部203と、そして集計部204は、アプリケーション120pとして外部記憶装置16に格納される。集計装置200のCPU10は、OS101pやアプリケーション120pを集計装置200のRAM12上に読み出して実行することにより、UI部201、登録部202、決定部203、及び、集計部204を実現する。なお、決定部203と集計部204は、常駐アプリケーションとしてOS101起動時に実行が開始され、外部機器からの通信を待つ。
また、CPU10は、ROM11に記憶されるプログラムに従い、出力I/F18を介してモニタ19にユーザインタフェース(UI)を表示する。
さらに、CPU10は、キーボード14やマスク等のポインティングデバイス15によるユーザからの指示や入力を入力I/F13を介して受け付け、ユーザの指示や入力に応じた様々な処理を、外部記憶装置16に格納されたプログラムを用いて実行する。
また、CPU10は、ネットワークインタフェースカード(NIC)17を介して、通信媒体400でつながっている他のホストPC、サーバ、デバイス(プリンタ、複写機を含む)と所定のプロトコルで通信可能である。
<印刷装置のハードウエア構成の説明>
図3は、図1に示した印刷装置300のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、1はCPUであり、RAM3をワークメモリとして、ROM2及び外部記憶装置5に格納されたプログラムを実行する。外部記憶装置5は、図1のUI部301と印刷ログ保持部302のプログラムを格納する。また、CPU1は、UI部301のプログラムを実行することで、システムバス8を介して接続されるUI操作装置4を制御する。
また、CPU1は、ネットワークインタフェースカード(NIC)6を介して、通信媒体400でつながっている他のホストPC、サーバ、デバイス(プリンタ、複写機を含む)と所定のプロトコルで通信可能である。CPU1が、NIC6を介してホストPC100より印刷コマンドをうけ、印刷部7へその印刷コマンド受け渡すことにより、紙媒体などへの印刷出力動作を行う。
さらに、CPU1は、UI操作装置4によるユーザからの指示や、印刷部7の動作に応じて様々な処理を、外部記憶装置5に格納されているプログラムを用いて実行する。
<印刷システムの全体の処理フローの説明>
図4は、図1に示した印刷システムにおける全体の処理フローを示す図である。ここで装置間の全体の処理フローの概要を説明する。なお、図4中のS1〜S6は、各処理ステップを示す。
全体の処理フローは、<設定フェーズ>と<運用フェーズ>と<集計フェーズ>の3つのフェーズに分けられる。
<設定フェーズ>は、「(S1)管理コードとその判断属性の登録」より開始される。集計装置200上での管理ユーザによるこのステップで、管理コードの項目に関する判断属性と、その管理コードを使用する印刷ユーザ、及び管理コードの有効期限が設定される。
<運用フェーズ>は、ホストPC100上での印刷ユーザによる「(S2)印刷指示」から開始される。次に、ホストPC100と集計装置200間で、「(S3)判断属性送信」と「(S4)管理コード受信」のやり取りを行い、設定フェーズでの設定項目を元に、判断属性より管理コードが決定される。そして、決定されたその管理コードを含む「(S5)印刷ジョブの発行」で運用フェーズが終了する。
最後に、<集計フェーズ>では、印刷装置300より集計装置200へ定期的に「(S6)の印刷実績の収集」を行い、管理コードに関連付けられた実際の印刷実績を集計装置200が収集管理する。具体的には、集計装置200の集計部204が、印刷装置300の印刷ログ保持部302に印刷実績の収集依頼を出し、印刷実績を受け取ることにより実現する。
<設定フェーズの説明>
図5は、設定フェーズで使用される管理コードの一覧ユーザインタフェース600を示す図である。
管理コードの一覧ユーザインタフェース600は、UI部201によって集計装置200のモニタ19へ表示され、キーボード14やポインティングデバイス15からの入力を待つ。
管理コードの一覧ユーザインタフェース600の表601で示すように、本実施例において、管理コードは、"顧客名"と、"プロジェクト名"と、そして"目的"で構成される。また、管理コード毎に、使用可能な"印刷ユーザ"と、その"有効期限"が既定される。
また、表601の602で表すように、1つの行が選択された状態で、管理コードの設定ボタン603を押されたことを検知した場合、UI部201は、その行に相当する管理コードのための設定ユーザインタフェース610(図6)を表示する。
なお、図示しないが、表601をスクロールすると最下段に新規の管理コード追加用の行がある。この新規の管理コード追加用の行が選択された状態で、管理コードの設定ボタン603を押されたことを検知した場合、UI部201は、新規の管理コードのための設定ユーザインタフェース610(図6)を表示する。
図6は、管理コードの設定ための管理コードの設定ユーザインタフェース610を示す図である。
管理コードの設定ユーザインタフェース610は、UI部201によって集計装置200のモニタ19へ表示され、キーボード14やポインティングデバイス15からの入力を待つ。
図5で示した管理コードの各項目(顧客名、プロジェクト名、目的)は、それぞれ管理コードの設定ユーザインタフェース610の各リストボックス(顧客名リストボックス611、プロジェクト名リストボックス612、目的リストボックス613)に対応する。
続けて、印刷ユーザのエディットボックス615にユーザ名、若しくは、ユーザグループ名が入力されることにより、対象の管理コードを使用できるユーザが指定される。さらに、管理コード有効期限のエディットボックス616に日付を指定することにより、対象の管理コードの使用有効期限が指定される。
このように、管理コードの設定ユーザインタフェース610では、リストボックス611〜613の項目の設定を受け付けることにより、印刷ユーザ及び管理コードの有効期限の設定対象を決定する。
OKボタン617の押下を検知すると、UI部201は、ユーザインタフェース610で選択された管理コード(611〜613の選択結果)と、それを使用可能な印刷ユーザと、有効期限とを、登録部202へ受け渡す。これにより、管理コード登録が行われれる。
登録部202は、UI部201から受け渡された管理コードが集計装置200の外部記憶装置16のファイルデータとして存在するかを確認する。もし存在すれば、登録部202は、該存在するファイルデータ内の印刷ユーザ及び管理コードの有効期限の設定を、新たに登録された印刷ユーザ及び管理コードの有効期限に変更して、集計装置200の外部記憶装置16へファイルデータ130として保存する。一方、存在しなければ、登録部202は、受け渡された管理コードを新規にファイルデータ130として集計装置200の外部記憶装置16へ登録し、該当の印刷ユーザ及び管理コードの有効期限の設定を登録する。
さらに、UI部201は、更新した集計装置200の外部記憶装置16に記憶されるファイルデータ130の情報を用いて、図5の管理コードの一覧ユーザインタフェース600を、集計装置200のモニタ19へ表示し、ユーザからの入力を待つ。
また、UI部201は、キャンセルボタン618の押下を検知した場合は、ユーザインタフェース610での設定を無視し、管理コードの一覧ユーザインタフェース600を集計装置200のモニタ19へ表示し、ユーザからの入力を待つ。
さらに、ユーザインタフェース610は、管理コードにおける各項目の新規追加及び項目に結び付けられた判断属性の条件を設定するために、項目の設定ボタン614を備えている。管理ユーザによる項目の設定ボタン614の押下を検知すると、UI部201は、図7に示す項目の設定のユーザインタフェース620をモニタ19に表示する。
図7は、項目の設定のユーザインタフェース620を示す図である。
項目の設定のユーザインタフェース620は、UI部201によって装置200のモニタ19へ表示され、キーボード14やポインティングデバイス15からの入力を待つ。項目の設定ユーザインタフェース620は、管理コードの項目を指定するために項目の名称リストボックス621を備える。項目の名称リストボックス621の選択肢は、前記管理コードの3つの項目(顧客名と、プロジェクト名、目的)である。
項目の名称リストボックス621で指定した項目に対して値を設定するために、項目の設定ユーザインタフェース620は、項目の値コンボボックス622を備える。項目の値コンボボックス622は、選択肢として既に登録済みの値を表示する他に、新規で新しい値を追加できる機能をもつ。
項目の名称リストボックス621及び項目の値コンボボックス622で指定した項目の名称と値に対して、623で判断属性の条件を追加することが出来る。判断属性の条件追加欄623は、後述する図11に示す判断属性の要素と値の入力を受け付けるエディットボックス623aと623bを備える。なお、判断属性の詳細については後述する。さらに、判断属性の条件追加欄623は、判断属性の要素と値の組み合わせに関する"等しい"や"一部を含む"や"先頭一致"など論理条件を指定するリストボックス623cを備える。
UI部201は、追加ボタン625が押されたことを検知すると、判断属性の条件追加623で指定された条件を、判断属性条件の一覧のリスト624へ追加する。
また、UI部201は、判断属性条件の一覧のリスト624で条件を選択した状態で、削除ボタン626が押されたことを検知すると、判断属性条件の一覧のリスト624から、選択した条件を削除する。
さらに、項目の設定ユーザインタフェース620は、論理式エディットボックス627を備える。論理式エディットボックス627では、判断属性条件の一覧のリスト624の先頭の条件番号を用いて、項目の名称と値を決定するための、判断属性の条件間の論理式を指定することができる。図7に示した例では、"顧客名:A社"という値に対して判断条件として、(「1.Content/Client:株式会社A」、且つ、「2.ApplicationName:要件管理テンプレート」)、又は、「3.Folder:\\Server1.xxx.co.jp\ProjectA」といった判断属性の条件の論理式が指定されている。
即ち、項目の設定ユーザインタフェース620では、後述する判断属性から管理コードに含まれる項目の項目値を決定するための条件(判断条件)を指定することができる。上記条件は、後述する属性情報に対する条件であり、例えば、印刷対象の文書データを作成したアプリケーションに関する情報、印刷対象の文書データのファイルの属性、印刷対象の文書データの内容に関する情報の少なくとも1つに対する条件を含む。図7の例では、印刷対象の文書データを作成したアプリケーションに関する情報に対する条件として、アプリケーション名「2.ApplicationName:要件管理テンプレート」が指定されている。また、印刷対象の文書データのファイルの属性に対する条件として、文書データの格納場所「3.Folder:\\Server1.xxx.co.jp\ProjectA」が設定されている。また、印刷対象の文書データの内容に関する情報に対する条件として、顧客名「1.Content/Client:株式会社A」が指定されている。なお、判断条件は、上記以外でも、後述する属性情報に対する条件であれば、どのような条件でも設定可能である。
最後に、項目の設定ユーザインタフェース620は、OKボタン628とキャンセルボタン629を備える。UI部201は、OKボタン628が押されたことを検知すると、項目の設定ユーザインタフェース620で設定した情報を登録部202へ受け渡し、管理コードの設定ユーザインタフェース610へ戻る。登録部202は、UI部201から受け渡された、UI部201で指定された項目の名称と値を決定するため判断属性条件を集計装置200の外部記憶装置16へファイルデータ130として保存する。これにより管理コードを決定するための条件登録が行われることになる。
UI部201は、キャンセルボタン629が押されたことを検知すると、項目の設定ユーザインタフェース620で設定した情報を捨てて、管理コードの設定ユーザインタフェース610の表示へ戻る。
なお、集計装置200がHTTPサーバ機能を有し、ホストPC100等の他の装置から、集計装置200にアクセスして、図5〜図7に示したようなUIを他の装置のモニタ上に表示させ、管理コードとその判断属性の条件の登録を行うように構成してもよい。
<運用フェーズの説明>
図8は、実施例1における運用フェーズの処理フローの一例を示す図である。なお、図8に示す例は、該当管理コードが一意に決定できる例である。
運用フェーズは、ホストPC100において、印刷ユーザからの印刷要求をアプリケーション120が受け付け(S1000)、開始される。なお、アプリケーション120には、様々な種類のアプリケーションが存在する。以下、アプリケーション120の例を図9に示す。
図9は、アプリケーション120の代表例とプリンタドライバ110とフォルダ131及びその格納ファイル(文書132)などのファイルデータ130の関係を示す図である。
図9(a)は汎用アプリケーション120aの場合を示す。
汎用アプリケーション120aは、本実施例の印刷実績集計システムに対応していないために、特に印刷時に判断属性を指定することはない。そのため、図8のS1001に示すアプリケーション120からプリンタドライバ110に渡される判断属性が存在しない。この場合、印刷ユーザ名や、印刷モジュール名や、印刷ジョブ名などの、プリンタドライバ110がOSより取得可能な情報を、印刷環境情報(以下、環境情報)として取得し、判断属性として扱う。
図9(b)は専用アプリケーション120bの場合を示す。
専用アプリケーション120bは、本実施例の印刷実績集計システムに対応している。そのため、専用アプリケーション120bは、アプリケーション名や、アプリケーション上の設定である顧客/プロジェクト名称や、処理フェーズの情報をアプリケーション情報として収集する。また、専用アプリケーション120bは、印刷文書のファイル名や更新日時などのプロパティ情報、及びその格納フォルダの名称などのプロパティ情報を、ファイル情報として収集する。
そして、図8のS1001では、図9(b)に示すように、専用アプリケーション120bが、上記アプリケーション情報及びファイル情報を、印刷前にプリンタドライバ110へ伝える。プリンタドライバ110は、前記環境情報も含め、これらを判断属性として扱う。
なお、図9(b)では専用アプリケーションとしたが、汎用アプリケーション120aには、サードベンダのための拡張インタフェースを提供するものがある。その拡張インタフェースを利用したプラグインソフトウエアとして上記アプリケーション情報及びファイル情報の収集機能を実現したものも専用アプリケーション120bに含まれるものとする。
図9(c)はテンプレートとして拡張機能を追加可能な汎用アプリケーション120cの場合を示す。汎用アプリケーションには、定型文書のテンプレートとしてプログラム可能な拡張機能を提供するものが存在する。本実施例では、これらテンプレートも広義でのアプリケーションとして以下説明する。
テンプレート133は、定型文書を完成させるための入力フィールドを持っている。以下、図10を用いて説明する。
図10は、文書132とテンプレート133の一例を示す図である。特に、図10(a)は文書132、図10(b)はテンプレート133の例を示す。
テンプレート133上のTiTleの入力フィールド1330に、"要件仕様書"と文字を入力することにより、文書132の1320へ、その文字が反映される。また、テンプレート133上の入力フィールド1331の入力が文書132の1321へ反映される。同様に、テンプレート133上の入力フィールド1332〜1336への入力が、文書132の1322〜1326として反映される。
テンプレート133は、印刷ユーザからの印刷要求を受けた場合に、図8のS1001において、上記入力フィールド1330〜1336への入力を元にしたコンテンツ情報を含む判断属性を、プリンタドライバ110へ伝える。なお、テンプレート133上にプログラムを配置することにより、図10(b)で示したアプリケーション情報とファイル情報を追加でプリンタドライバ110へ伝えることも可能である。
図11は、テンプレート133とプリンタドライバ110が生成する判断属性の例を示す図である。
図11において、500は判断属性の例であり、XML(Extensible Markup Language)で記載される。
判断属性500において、501〜503の情報は、図8のテンプレート133が、プリンタドライバ110に受け渡す判断属性の例である。504の情報は、図9(a)で説明したプリンタドライバ110が収集する環境情報の判断属性の例である。
501と502は、図9(b)で説明したアプリケーション情報とファイル情報に相当する。特に、501は、テンプレート133自身の識別情報であり、上記アプリケーション情報に相当する。502は、文書132の格納位置を示すものであり、上記ファイル情報に相当する。503は図9(c)及び図10で説明したコンテンツ情報の判断属性である。
上記503において、5031では、図10(b)のテンプレートの入力フィールド名がそのままタグとして使われている例を示す。5032の<Phase>要素は、図10(b)のテンプレートの入力フィールドがそのまま要素として使われていない例を示す。この例の場合、テンプレート133が、図10(b)の入力フィールド1337にサインがなく、入力フィールド1338にサインがあることを検知し、<Phase>要素として承認待ちという情報を判断属性としてプリンタドライバ110へ伝える。このようにテンプレート133がプリンタドライバ110へ伝える各入力フィールドの名称と値は、文書132上で不可視のものでもよい。また、テンプレート上の入力フィールドの名称と値を変換して、別の名称と値として、プリンタドライバ110へ伝えても良い。
なお、図9(b)のアプリケーションは、印刷対象の文書データの属性(判断属性)として、上述のアプリケーション情報及びファイル情報を扱う。また、図9(c)のアプリケーション(テンプレート)は、印刷対象の文書データの属性(判断属性)として、上述のアプリケーション情報、ファイル情報、及び、上述のコンテンツ情報を扱う。即ち、図9(b)又は図9(c)のアプリケーションは、印刷対象の文書データを作成したアプリケーションに関する情報、印刷対象の文書データのファイルの属性、印刷対象の文書データの内容に関する情報の少なくとも1つを含む判断属性を取得する。例えば、図9(b)又は図9(c)のアプリケーションは、印刷対象の文書データファイルのファイル属性であるファイルの格納場所のみを含む判断属性を取得する構成であってもよい。また、印刷対象の文書データを作成したアプリケーションに関する情報、印刷対象の文書データのファイルの属性、印刷対象の文書データの内容に関する情報の全てを含む判断属性を取得する構成であってもよい。
なお、上記印刷対象の文書データを作成したアプリケーションに関する情報は、例えば、アプリケーションを特定する情報(アプリケーション名、バージョン等)を含む。また、上記印刷対象の文書データのファイルの属性は、例えば、上記文書データファイルの格納場所(例えば、フォルダパス名)、上記文書データファイルのプロパティ(例えば、ファイル名、更新日時、コメント)等の情報の少なくとも1つを含む。また、上記印刷対象の文書データの内容に関する情報は、例えば、文書のタイトル、プロジェクト名、顧客名、文書の識別子(ドキュメントID)、文書に対応するフェーズ等の情報の少なくとも1つを含む。
図11の例では、上記印刷対象の文書データを作成したアプリケーションに関する情報として、アプリケーション名「要件管理テンプレート」、バージョン「V1.00」が含まれる。また、上記印刷対象の文書データのファイルの属性として、文書データファイルの格納場所及びファイル名「\\Server1.xx.co.jp\ProjectA\ReportABC001.doc」、文書データファイルの更新日時「2009/07/01」が含まれる。また、上記印刷対象の文書データの内容に関する情報として、タイトル「要件仕様書」、プロジェクト名「勤怠管理システム」、顧客名「株式会社A」、文書識別子「ABC0001」、文書に対応するフェーズ「承認待ち」が含まれる。
なお、判断属性に含まれる情報は、上記の情報に限定されるものではない。判断属性は、印刷対象の文書データを作成したアプリケーションに関する情報、印刷対象の文書データのファイルの属性、印刷対象の文書データの内容に関する情報であれば、どのような情報であってもよい。
以下、図12のフローチャートを参照して、プリンタドライバ110での管理コード生成処理を説明する。図12のフローチャートに係る制御プログラムは、ホストPC100の外部記憶装置16に格納されており、RAM12に読み出され、CPU10によって実行される。
はじめに、プリンタドライバ110の選択処理部111は、OSの機能を使って、印刷ユーザ名と、印刷ジョブ名と、印刷を実行してきているモジュール名及びプリンタドライバ名などの現在の印刷の環境情報を取得する(S901)。
選択処理部111は、次に図11の501〜503に示した判断属性がアプリケーション120より伝えられた(入力された)か否かを判断する(S902)。もし判断属性が伝えられていない(入力されていない)と判断した場合は、選択処理部111は、S910へ処理を進める。この場合の説明は、図15を用いて、実施例3として後述する。
一方、上記S902にて、判断属性が伝えられている(入力された)場合、選択処理部111は、S903へ処理を進める。
図8に示した運用フェーズの処理フローの場合では、S1001に示すように、アプリケーション120より判断属性がプリンタドライバ110へ伝えられているので、S903へ処理を進めることとなる。
次に、S903では、選択処理部111は、アプリケーション120より、図14に示すような、管理コードとその決定時情報が、入力されたか否かを判断する。もし管理コードとその決定時情報が入力されたと判断した場合には、選択処理部111は、S913に処理を進める。S913へ処理を進める場合の処理は、図17の処理フローを用いて、実施例4として後述する。
一方、上記S903にて、管理コードとその決定時情報が入力されていないと判断した場合には、選択処理部111は、S904に処理を進める。なお、管理コードとその決定時情報については、図14を用いて後述する。
図8に示す運用フェーズの処理フローの場合は、初回印刷時であるため、アプリケーション120より管理コードとその決定時情報は入力されない。そのため選択処理部111は、S904へ処理を進めることとなる。
次に、S904では、選択処理部111は、アプリケーション120より伝えられた判断属性501〜503とS901で取得した環境情報504をまとめ、XMLとして正規化して、図11に示した判断属性500を生成し、集計装置200へ転送する。この処理は、図8に示す運用フェーズの処理フローのS1002に相当する。
そして、プリンタドライバ110の選択処理部111は、判断属性500を集計装置200に送信後、その応答を待つ。ここで、集計装置200内の決定部203の管理コード決定処理(S1003)を図13のフローチャートを用いて説明する。なお、図13のフローチャートに係る制御プログラムは、集計装置200の外部記憶装置16に格納されており、RAM12に読み出され、CPU10によって実行される。
決定部203は、集計装置200上のOS101の開始後、常駐アプリケーションとしてOSにより起動され、プリンタドライバ110からの判断属性500の入力を待つ。決定部203は、プリンタドライバ110から判断属性500が送信されると、該判断属性500を受信する(S1101)。
次に、決定部203は、判断属性500に管理コードが指定されているか否かを判断し(S1102)、管理コードが指定されていると判断した場合には、S1108へ処理を進める。S1108へ処理を進める場合の処理は、後述する実施例2で示す。
一方、上記S1102にて、管理コードが指定されていないと判断した場合には、決定部203は、S1103へ処理を進める。図8に示す運用フェーズの処理フローのS1003の場合は、管理コードを指定していないので、S1103へ進むこととなる。
S1103では、決定部203は、項目毎の判断条件を用いて、入力された判断属性500に該当する項目値リストを抽出する。具体的には、図7のユーザインタフェース620で指定した項目値に対する判断条件と、入力された判断属性500を比較し、上記判断条件を満たす場合、該判断条件に該当する項目値を抽出する。図7の例では、判断属性500が、(「1.Content/Client:株式会社A」且つ「2.ApplicationName:要件管理テンプレート」)又は「3.Folder:\\Server1.xxx.co.jp\ProjectA」を満たす場合、項目名称「顧客名」の項目値として「A社」を抽出する。図11に示した判断属性500では、「Content/Client」が「株式会社A」で、且つ、「ApplicationName」が「要件管理テンプレート」である。また、「Folder」が「\\Server1.xxx.co.jp\ProjectA\ReportABC001.doc」である。即ち、上記の判断条件(「1.Content/Client:株式会社A」且つ「2.ApplicationName:要件管理テンプレート」)又は「3.Folder:\\Server1.xxx.co.jp\ProjectA」を満たす。よって、項目名称「顧客名」の項目値として「A社」が抽出される。この処理を、登録部202により登録された全ての判断条件に対して行うことにより、各項目の項目値を抽出し、項目値リストに加える。
次に、決定部203は、上記S1103で抽出した項目値リストを管理コードの各項目の項目名称で分類し、項目値リスト内に、3種類の項目にそれぞれ1つ以上の項目値があるか否かを判断する(S1104)。そして、もし管理コードの項目で、項目値リスト内に項目値が存在しないものがあると判断した場合には、決定部203は、S1110へ処理を進める。S1110へ処理を進める場合の処理は、図15の処理フローを用いて、実施例2の(ケース1)として、後述する。
一方、上記S1104にて、項目値リスト内に3種類全ての項目に項目値があると判断した場合には、決定部203は、S1105へ処理を進める。図8に示す運用フェーズの処理フローの場合は、該当管理コードが一意に決定できる例であるので、決定部203は、S1105へ処理を進めることとなる。
S1105では、決定部203は、図5の管理コードの一覧のユーザインタフェース620で登録された管理コードのうち、各項目の項目値がそれぞれS1103で抽出した項目値リストの各項目の項目値に含まれるものを管理コードリストとして抽出する。即ち、各項目の項目値がそれぞれS1103で抽出した項目値リストの各項目の項目値に含まれるものを管理コードの候補として絞り込み、管理コードリストとする。
さらに、決定部203は、上記S1105で抽出した管理コードリストの各管理コードから、判断属性500の環境情報504の<PrintUser>タグでかこまれる印刷ユーザへ印刷が許可されているものを抽出する(管理コードを絞り込む)(S1106)。
次に、決定部203は、上記S1106で絞り込まれた(抽出された)結果、管理コードが1つに決定されたか否かを判断する(S1107)。そして、1つに決定されたと判断した場合には、決定部203は、S1108へ処理を進める。一方、1つに決定されないと判断した場合には、決定部203は、S1109へ処理を進める。S1109へ処理を進める場合の処理は、図15の処理フローを用いて、実施例2の(ケース2)として、後述する。図8に示す運用フェーズの処理フローは、管理コードが一意に決定できる例であるので、決定部203はS1108へ処理を進めることとなる。
S1108では、決定部203は、図8のS1004に示すように、管理コード決定結果として決定した管理コード(S1106で抽出された管理コード)と有効日時を、管理コード決定結果として、ホストPC100のプリンタドライバ110へ送信する。
以下、図12のフローチャートの説明に戻る。
集計装置200によるプリンタドライバ110への管理コード決定結果の送信をうけて、選択処理部111は、S905において、管理コード決定結果を受信する処理を行う。
選択処理部111は、上記S905で受信した管理コード決定結果として、管理コードが1つに決定されたかを判断する(S906)。そして、管理コードが1つに決定されていないと判断した場合には、選択処理部111は、S909に処理を進める。S909へ処理を進める場合の処理は、図15の処理フローを用いて、実施例2として、後述する。
一方、上記S906にて、管理コードが1つに決定されたと判断した場合には、選択処理部111は、S907に処理を進める。図8に示す運用フェーズの処理フローは、管理コードが一意に決定できる例であるので、選択処理部111はS907へ処理を進めることとなる。
S907では、選択処理部111は、上記S905で受信した管理コード決定結果より、図14に示す管理コード+決定時情報1200を生成し、アプリケーション120へ渡す(図8のS1005)。
図14は、本実施例の管理コード+決定時情報1200を示す図である。
図14に示すように、管理コード+決定時情報1200は、XML形式で記載され、<BillingCode>タグにより示される。なお、管理コード+決定時情報1200は、管理コード1201と、決定時情報1202が含まれる。以下、詳細に説明する。
管理コード1201は、<code>タグにより示され、選択処理部111により、上記S905で受信した管理コード決定結果に含まれる管理コードから生成される。
また、決定時情報1202は、<PrintUser>タグと<ValidateDate>タグと<HashValue>タグを含む。
<PrintUser>タグでは、管理コードを決定した際の印刷ユーザ名を示す。この管理コードを決定した際の印刷ユーザ名は、選択処理部111により、当該管理コード生成処理を実行中のユーザ名から取得され、生成される。
また、<ValidateDate>タグは、管理コードの有効期限を示す。この管理コードの有効期限は、選択処理部111により、上記S905で受信した管理コード決定結果に含まれる管理コードの有効期限から取得され、生成される。
<HashValue>タグは、アプリケーション120より渡された判断属性501〜502をXMLとして正規化した後のハッシュ値を示す。このハッシュ値は、選択処理部111により、アプリケーション120より伝えられた判断属性501〜502をXMLとして正規化したものから算出され、生成される。
即ち、管理コード+決定時情報1200は、決定された管理コードと、前記管理コードが決定された時の判断属性とをセットにしたものである。
以上のように、選択処理部111は、管理コード+決定時情報1200を生成し、アプリケーション120へ送信する。
図12のS907に示すように、選択処理部111から、管理コード+決定時情報1200(図14)がアプリケーション120へ渡されると、アプリケーション120は、管理コード+決定時情報1200を受けて、印刷描画を開始する(図8のS1006)。具体的には、アプリケーション120は、OS提供の描画API(Application Program Interface)を呼び出し、該描画APIに対して描画コマンドを送る。描画APIは、この描画コマンドを解釈して、プリンタドライバ110が処理できる形のコマンドに変換して実行を促す。
なお、このときにアプリケーション120は、管理コード+決定時情報1200を外部記憶装置16へ保存する。即ち、アプリケーション120は、決定された管理コードと、前記管理コードが決定された時の判断属性とが対応付けられた(セットとなった)管理コード+決定時情報1200を外部記憶装置16へ保存する。これにより、アプリケーション120は、次回の印刷時に、管理コード+決定時情報1200を提示することが可能である。この場合の動作は実施例4として後述する。
また、OSにより適宜呼び出されるプリンタドライバ110は、アプリケーション120からの印刷描画開始を受けて、上記描画APIにより生成されたコマンドを取得する。さらに、プリンタドライバ110は、生成部112を用いて、上記コマンドから管理コードを含む印刷コマンド(印刷装置300が処理できる形のコマンド)を生成し(管理コードが指定された印刷ジョブを生成し)、印刷装置300に送信する(図8のS1007)。
そして、印刷装置300は、プリンタドライバ110からの上記管理コードを含む印刷コマンドを受けて、出力処理を行い、上記管理コードを含む出力実績(印刷ログ)を印刷ログ保持部302に格納する。なお、印刷ログ保持部302に保持された上記管理コードを含む出力実績は、集計装置200の集計部204の要求に応じて、印刷ログ保持部302より、集計部204に送信され、集計部204で保持される。
以上のように、本実施例では、アプリケーションより渡された判断属性で管理コードが1つに決定できる場合、ユーザによる印刷時の管理コードの入力を省略することができる。これにより、ユーザによる管理コードの入力の手間が軽減される。また、管理コードの入力ミス等も防ぐことができる。
また、印刷を実行するユーザに対して許可されているか確認して、管理コードを抽出する(絞る)ことにより、管理コードの自動決定の精度を向上することができる。
<実施例2>
上記実施例1で示すように、プリンタドライバ110が取得した環境情報とアプリケーション120より渡された判断属性を元に管理コードを自動決定できればよい。しかし、例えば文書作成途中で図10の一部の入力フィールドが未入力状態で管理コードを1つに決定できない場合や、また判断属性の判定条件の設定によっては複数の管理コードが該当する場合も想定される。
実施例2では、プリンタドライバ110が取得した環境情報とアプリケーション120より送信された判断属性を元に管理コードを自動決定できなかった場合の処理を示す。このような場合が起こるケースは2種類考えられる。
一つは、判断属性だけでは情報不足で該当する管理コードが決定できないケースである(ケース1)。
もう一つは、判断属性に該当する複数個の管理コードが存在するケースである(ケース2)。
<ケース1:判断属性だけでは情報不足で該当する管理コードが決定できない>
図15は、実施例2における運用フェーズの処理フローの一例を示す図である。なお、図15のS1000〜S1002までは図8の処理フローと同じである。よってここでは、図15のS1301から説明する。
ケース1の場合、S1301の集計装置200の管理コード決定において、決定部203は、図13のS1104の判定で、抽出した3つの項目がそろわず管理コードが決定できない。そのため、決定部203は、図13のS1104にて、抽出した管理コードの項目で、項目値リスト内に項目値が存在しないものがあると判断して、S1110へ処理を進める。
図13のS1110では、決定部203は、図5の管理コードの一覧ユーザインタフェース600で登録された管理コードのうち、S1103で抽出した項目値リストの項目値に当てはまるものを管理コードリストとして抽出する。
さらに、決定部203は、上記S1110で抽出した管理コードリストの各管理コードから、判断属性500の環境情報504の<PrintUser>タグでかこまれる印刷ユーザへ印刷が許可されているものを抽出する(管理コードを絞る)(S1111)。
次に、決定部203は、管理コード決定結果として、上記S1111で抽出された管理コードのリストと、その管理コードリスト内で1つの管理コードを決定するために、現在、項目値が不足している項目の項目リストをプリンタドライバ110へ送信する。加えて、本実施例では、判断属性500の環境情報504の<PrintUser>タグでかこまれる印刷ユーザへ印刷が許可されている管理コードのリスト(ユーザが使用可能な管理コードリスト)をプリンタドライバ110へ送信する(図13のS1112、図15のS1302)。なお、上記ユーザが使用可能な管理コードリストに、上記管理コード決定結果に含まれる管理コードのリストと重複する管理コードがある場合、該重複する管理コードは、上記ユーザが使用可能な管理コードリストから除外するものとする。
上記管理コード決定結果と、上記印刷ユーザへ印刷が許可されている管理コードのリストを受信して(図12のS905)、プリンタドライバ110の選択処理部111は、S906において、管理コードが1つに決定されていないと判断し、S909へ処理を進める。
S909では、選択処理部111は、上記S905で受信した管理コード決定結果に基づいて、図16に示す管理コードの選択ユーザインタフェース700を表示し、ユーザに入力を促す(図15のS1303)。
図16は、判断属性より管理コードが決定できない場合のユーザインタフェースを示す図である。
なお、ユーザインタフェース700は、管理コード決定結果に含まれる、現在、項目値が不足している項目の項目リストを、702のリストボックスとして表示する。また、ユーザインタフェース700は、管理コード決定結果に含まれる管理コードのリストを、704のリストボックスとして、先頭に表示する。さらに、本実施例では、ユーザインタフェース700は、リストボックスの704の選択肢として続けて、上記受信した、印刷ユーザへ印刷が許可されている管理コードのリストを表示する。
加えて、ユーザインタフェース700は、リストボックス702と704の選択のどちらが有効かを選択する、互いに排他選択可能なチェックボックス701と703を備えている。
チェックボックス701が選択されている場合は、リストボックス702の選択が有効である。チェックボックス703が選択されている場合は、リストボックス704の選択が有効である。なお、図16のユーザインタフェース700は、決定できなかった項目が1つで(目的)、他の2つの項目(顧客名、プロジェクト名)は決定された場合の例である。なお、判断属性より決定されない項目が複数個存在する場合は、その個数分701と702を表示する(決定されない項目毎に701と702を表示する)。
管理コード若しくは管理コードの項目が選択された状態でOKボタン705が押されたことを検知すると、選択処理部111は、管理コード決定のための入力処理(図12のS909)が行われたと判断し、S904へ処理を進める。
S904では、選択処理部111は、環境の情報を含む判断属性と、上記S909で選択された管理コード若しくは管理コードの項目を、集計装置200へ送付する(図15のS1304)。
上記S904(図15のS1304)で、管理コードが、集計装置200へ送付されると、集計装置200の決定部203は、図13のS1101で上記管理コードを受信する。そして、決定部203は、S1102において、管理コードが指定されたと判断し、S1108へ処理を進める。
また、上記S904(図15のS1304)で、管理コードの項目が、集計装置200へ送付されると、決定部203は、図13のS1101で上記管理コードの項目を受信する。そして、決定部203は、S1102において、管理コードが指定されていないと判断し、S1103へ処理を進める。そして、S1103〜S116では、決定部203は、上記受信した管理コードの項目を、優先的に指定して処理を進め管理コードを抽出する。
そして、決定部203は、上記S1106で抽出された結果、管理コードが1つに決定されるか否かを判断し(S1107)、1つに決定されていないと判断した場合には、決定部203は、S1109へ処理を進める。なお、S1109へ処理を進める場合の処理は、ケース2として、後述する。
一方、1つに決定されたと判断した場合には、決定部203は、S1108へ処理を進める。なお、図15に示す運用フェーズの処理フローでは、この時点で、管理コードが一意に決定され、決定部203はS1108へ処理を進める。
そして、S1108にて、決定部203は、管理コード決定結果として、決定した管理コードと、その有効期限を、ホストPC100のプリンタドライバ110へ送付する(S1004)。以下の動作は実施例1で説明した動作と同じであるので説明は省略する。
<ケース2:判断属性に該当する複数個の管理コードが存在する場合>
ケース2は、図13のS1107の判定で、アプリケーション120からの判断属性で複数個の管理コードが該当する場合である。
この場合、決定部203は、S1109へ処理を進める。S1109では、決定部203は、管理コード決定結果として、上記抽出した管理コードリストと、ユーザが使用可能な管理コードリストをプリンタドライバ110へ送付する。なお、ユーザが使用可能な管理コードリストとは、判断属性500の環境情報504の<PrintUser>タグでかこまれる印刷ユーザへ印刷が許可されている管理コードのリストを示す。なお、上記ユーザが使用可能な管理コードリストに、上記管理コード決定結果に含まれる管理コードのリストと重複する管理コードがある場合、該重複する管理コードは、上記ユーザが使用可能な管理コードリストから除外するものとする。
そして、図12のS905にて、集計装置200から上記管理コード決定結果とユーザが使用可能な管理コードリストを受けたプリンタドライバ110の選択処理部111は、以降、ケース1の場合と同様に処理を進める。
即ち、選択処理部111は、S906にて、管理コードが1つに決定されていないと判断し、S909にて、上記S905で受信した管理コード決定結果に基づいて、図16に示す管理コードの選択ユーザインタフェース700を表示し、ユーザに入力を促す。なお、ケース2の場合、ユーザインタフェース700では、管理コード指定のためのリストボックス704とOKボタン705のみが表示される。以下、ケース1の場合と同様であるので説明を省略する。
以上のように、本実施例では、アプリケーションより渡された判断属性を元に管理コードを自動決定できなかった場合には、ユーザに管理コードを決定するための入力を促すことにより、管理コードを決定することが可能になる。また、ユーザに管理コードを決定するための入力を促す際には、判断属性に関連する項目又は管理コードの選択肢を列挙することにより、管理コードを決定するための入力を容易にすることができる。
<実施例3>
実施例3では、図9(a)の場合、即ち、アプリケーション120より判断属性が入力されず、管理コードを自動決定できなかった場合の処理を示す。
この場合、プリンタドライバ110の選択処理部111は、図12のS902で処理をS910へ進める。そして、S910で、選択処理部111は、環境情報504のみで構成される判断属性500を集計装置200へ送付する。
また、上記S1110で、判断属性500が、集計装置200へ送付されると、決定部203は、図13のS1101で上記管理コードの項目を受信する。そして、決定部203は、S1102において、管理コードが指定されていないと判断し、S1103へ処理を進める。そして、決定部203は、S1103〜S1106の処理で、管理コードを抽出する。
そして、決定部203は、上記S1106で抽出された結果、管理コードが1つに決定されるか否かを判断し(S1107)、1つに決定されていないと判断し、決定部203は、S1109へ処理を進める。S1109では、決定部203は、管理コード決定結果として、上記抽出した管理コードリストと、ユーザが使用可能な管理コードリストをプリンタドライバ110へ送付する。
そして、選択処理部111は、上述した図12のS905と同様に管理コード決定結果を受信する(S911)。なお、アプリケーション120aより入力された判断属性がない管理コード決定結果であるので、この管理コード結果は管理コードが1つに決定された管理コード結果ではない。そのため、選択処理部111は、該管理コード決定結果に基づいて、図16に示した管理コードの選択ユーザインタフェース700を表示し、ユーザに入力を促す(S912)。以下、ケース1の場合と同様であるので説明を省略する。
以上のように、本実施例では、アプリケーションより判断属性が入力されず、管理コードを自動決定できなかった場合にも、実施例2と同様に、ユーザに管理コードを決定するための入力を促す。これにより、判断属性が入力されない一般のアプリケーションからの印刷処理においても、管理コードを容易に決定することが可能になる。
<実施例4>
上記3つの実施例では印刷時に管理コードを決定した。文書を1回だけ印刷することは稀で、通常の場合文書は、1回以上印刷される。また、アプリケーションによっては、部数印刷の際に、部ごとに個別の印刷ジョブとして、印刷処理を行うものがある。そのような場合、印刷のたびに管理コードを決定するのは、無駄である。管理対象として変更がないのであれば、2回目以降の印刷では、前回の管理コードを流用し、処理負荷の軽減を行うように構成してもよい。以下、その実施例について説明する。
図17は、実施例4における運用フェーズの処理フローの一例を示す図である。なお、図15のS1005〜S1007は図8の処理フローと同じである。よってここでは、図15のS1701〜S1703の説明を行う。
はじめに、アプリケーション120は、ユーザからの印刷要求を受ける(S1701)。アプリケーション120は、印刷対象の文書に関して図8のS1005に示すプリンタドライバ110より渡された管理コード+決定時情報1200(図14)があれば、現在の判断情報と伴に、プリンタドライバ110へ渡す(S1702)。ここでアプリケーション120からプリンタドライバ110へ渡される情報を、2回目以降の判断属性510として、図18に示す。
図18は、2回目以降の判断属性510を示す図である。
図18に示すように、2回目以降の判断属性510は、図14で示したプリンタドライバ110から渡された管理コード+決定時情報1200と、図11の501〜503の判断属性とで構成される。
図17のS1702にてアプリケーション120から送信された2回目以降の判断属性510(図18)を受けて、プリンタドライバ110は、管理コードをそのまま流用できるか否かの判断を行う(S1703)。
以下、図12を用いて、本実施例におけるプリンタドライバ110の選択処理部111での処理を具体的に説明する。
選択処理部111は、実施例2と同様に、S901でOSの機能を使って、印刷ユーザ名と、印刷ジョブ名と、印刷を実行してきているモジュール名及びプリンタドライバ名などの現在の印刷の環境情報を取得する(S901)。
次に、選択処理部111は、アプリケーション120より判断属性510(図18)が入力されていると判断し(S902)、S903に処理を進める。
S903では、選択処理部111は、アプリケーション120より管理コードと決定時情報(図18の管理コード+決定時情報1200)が入力されたと判断し、S913に処理を進め、管理コードの検証処理を実行する。
図19は、図17のS913に示した管理コードの検証処理の一例を示すフローチャートである。なお、図19のフローチャートに係る制御プログラムは、ホストPC100の外部記憶装置16に格納されており、RAM12に読み出され、CPU10によって実行される。
まず、選択処理部111は、図12のS901で取得した現在の印刷ユーザ名と、図18の管理コード+決定時情報1200の<PrintUser>タグで示されるユーザ名(決定時情報のユーザ名)が同じか否かを判断する(S1601)。そして、印刷ユーザ名と決定時情報のユーザ名が同じと判断した場合には、選択処理部111は、S1602へ処理を進める。一方、印刷ユーザ名と決定時情報のユーザ名が異なると判断した場合には、選択処理部111は、S1606へ処理を進める。なお、S1606の処理については後述する。
S1602では、選択処理部111は、現在時刻と、図18の管理コード+決定時情報1200の<ValidateDate>タグで示される有効期限とを比較し、現在時刻が管理コードの有効期限内であるか否かを判断する。そして、現在時刻が管理コードの有効期限内であると判断した場合には、選択処理部111は、S1603へ処理を進める。一方、現在時刻が管理コードの有効期限を過ぎていると判断した場合には、選択処理部111は、S1606へ処理を進める。なお、本実施例では有効期限として日付と時刻を指定したが、設定フェーズでの指定方法と合致していれば、有効期限は集計装置200により管理コードが決定されてからの経過時間や日数であってもよい。
S1603では、選択処理部111は、図18の判断属性501〜503を、XMLとして正規化し、ハッシュ値を生成する。
続けて、選択処理部111は、図18の管理コード+決定時情報1200の<HashValue>タグで示すハッシュ値と上記S1603で計算したハッシュ値とが等しいか否かを判断する(S1604)。そして、管理コード+決定時情報1200内のハッシュ値と判断属性501〜503から算出したハッシュ値とが一致すると判断した場合には、選択処理部111は、判断属性が前回と同じであるのと判断し、S1605へ処理を進める。一方、管理コード+決定時情報1200内のハッシュ値と判断属性501〜503から算出したハッシュ値とが異なると判断した場合には、選択処理部111は、判断属性が前回と異なると判断し、S1606へ処理を進める。
S1605では、選択処理部111は、アプリケーション120から渡された管理コード(2回目以降の判断属性510内の管理コード+決定時情報1200に含まれる管理コード)をそのまま使うと判断し、図12のフローチャートへ処理を戻す。
また、S1606では、選択処理部111は、アプリケーション120から渡された管理コードを決定した時と現状の判断属性が異なるので、管理コードを再度決定すると判断し、図12のフローチャートへ処理を戻す。
以下、図12のフローチャートの説明に戻る。
S913の管理コードの検証処理(図19)が終了すると、選択処理部111は、上記管理コードの検証処理の結果(S1605又はS1606の判断結果)を受けて、管理コードをそのまま使うか否かを判断する(S914)。そして、管理コードをそのまま使うと判断した場合には、選択処理部111は、処理をS907へ進める。なお、S907では、選択処理部111は、アプリケーション120から入力された2回目以降の判断属性510内の管理コード+決定時情報1200を、アプリケーション120へ渡す(図8のS1005)。
一方、上記S914にて、管理コードをそのまま使わない(再決定する)と判断した場合には、選択処理部111は、処理をS904へ進め、実施例1、2と同様な処理により、判断属性より管理コードを再決定する。
以上のように、本実施例では、アプリケーションより渡された管理コードと決定時情報を元に、現在の判断属性を検証することにより、現在の印刷に関して渡された管理コードをそのまま流用してよいかを判断し、流用可能な場合には上記管理コードを流用する。これにより、管理コード再決定のための処理負荷を軽減することができる。
<その他の実施例1>
実施例1〜4では、管理コード及び決定時情報(管理コード+決定時情報1200)を、アプリケーション120が管理する構成を示した。しかし、アプリケーションと連携可能な、アプリケーション以外のドキュメント管理システムやドキュメントポータルサイトなどの外部文書管理手段とプリンタドライバとが連携することも可能である。
例えば、上記外部文書管理手段は、文書ファイルとともに、管理コード及び決定時情報(管理コード+決定時情報1200)を管理し、文書の印刷時に、この管理コード+決定時情報1200をプリンタドライバに入力する。
また、管理コード+決定時情報1200を、プリンタドライバ110で保持管理することも可能である。この場合、プリンタドライバ110は、アプリケーション120より判断属性の入力を受けて、上記保持管理している管理コード+決定時情報1200より、上記入力された判断属性に該当する管理コード+決定時情報1200を検索して使用することになる。
これらの構成によっても、ユーザによる管理コードの入力負担を軽減したり、管理コードの入力ミス等の防止をすることができる。また、アプリケーションによらず、どのアプリケーションからでも同様の効果が得られる。
<その他の実施例2>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアを、ネットワーク又は各種記憶媒体(記録媒体)を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施例について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。

Claims (18)

  1. 印刷ジョブに管理コードを指定して印刷処理を行う印刷システムであって、
    管理コードを登録する管理コード登録手段と、
    文書データを印刷する際に管理コードを決定するための条件として、文書データの属性に関する条件を登録する条件登録手段と、
    印刷対象の文書データの属性を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された属性と前記条件登録手段により登録された条件とを比較して、前記文書データを印刷するための印刷ジョブに指定する管理コードを前記管理コード登録手段により登録された管理コードから決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された管理コードが指定された印刷ジョブを生成する生成手段とを有し、
    前記文書データの属性は、文書データを作成したアプリケーションに関する情報、文書データのファイルの属性、及び文書データの内容に関する情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする印刷システム。
  2. 印刷ジョブに管理コードを指定して印刷処理を行う印刷システムにおける情報処理方法であって、
    管理コードを登録する管理コード登録工程と、
    文書データを印刷する際に管理コードを決定するための条件として、文書データの属性に関する条件を登録する条件登録工程と、
    印刷対象の文書データの属性を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得された属性と前記条件登録工程で登録された条件とを比較して、前記文書データを印刷するための印刷ジョブに指定する管理コードを前記管理コード登録工程で登録された管理コードから決定する決定工程と、
    前記決定された管理コードが指定された印刷ジョブを生成する生成工程とを有し、
    前記文書データの属性は、文書データを作成したアプリケーションに関する情報、文書データのファイルの属性、及び文書データの内容に関する情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする情報処理方法。
  3. 印刷ジョブに指定される管理コードを決定する情報処理装置であって、
    管理コードを登録する管理コード登録手段と、
    文書データを印刷する際に管理コードを決定するための条件として、文書データの属性に関する条件を登録する条件登録手段と、
    印刷対象の文書データの属性を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された属性と前記条件登録手段により登録された条件とを比較して、前記文書データを印刷するための印刷ジョブに指定する管理コードを前記管理コード登録手段により登録された管理コードから決定する決定手段とを有し、
    前記文書データの属性は、文書データのファイルの属性であるファイルの格納場所であることを特徴とする情報処理装置。
  4. 印刷ジョブに指定される管理コードを決定する情報処理装置であって、
    管理コードを登録する管理コード登録手段と、
    文書データを印刷する際に管理コードを決定するための条件として、文書データの属性に関する条件を登録する条件登録手段と、
    印刷対象の文書データの属性を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された属性と前記条件登録手段により登録された条件とを比較して、前記文書データを印刷するための印刷ジョブに指定する管理コードを前記管理コード登録手段により登録された管理コードから決定する決定手段とを有し、
    前記文書データの属性は、文書データを作成したアプリケーションに関する情報、文書データのファイルの属性、及び文書データの内容に関する情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記文書データを作成したアプリケーションに関する情報は、前記アプリケーションを特定する情報を含み、
    前記文書データのファイルの属性は、前記文書データのファイルの格納場所、ファイル名、及び更新日時を含み、
    前記文書データの内容に関する情報は、文書のタイトル、プロジェクト名、顧客名、文書の識別子、及び文書が対応するフェーズを含むことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記管理コードは、複数の項目の項目値で構成され、
    前記管理コードを決定するための条件は、前記管理コードの項目値を決定するための前記項目毎の条件であることを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. 前記決定手段により複数の管理コードが決定された場合、前記決定された前記複数の管理コードを提示し、該提示した複数の管理コードからいずれかの管理コードを選択するための指示を受け付ける選択手段を有し、
    前記決定手段は、前記選択手段により受け付けた指示において選択された管理コードを前記文書データの印刷ジョブに指定する管理コードに決定することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記決定手段により決定された管理コードと、前記管理コードが決定された時の属性とを対応付けて保持する保持手段を有し、
    前記決定手段は、前記保持手段に保持されている前記管理コードが決定された時の属性と、前記取得手段により取得された属性とが等しい場合、前記管理コードが決定された時の属性に対応して前記保持手段に保持されている管理コードを、前記文書データの印刷ジョブに指定する管理コードに決定することを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記管理コード登録手段は、管理コードと該管理コードの有効期限を登録し、
    前記決定手段は、前記有効期限内の管理コードを、前記文書データの印刷ジョブに指定する管理コードに決定することを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記管理コード登録手段は、管理コードと該管理コードを使用可能なユーザの情報を登録し、
    前記決定手段は、前記文書データの印刷を指示したユーザが使用可能な管理コードを、前記文書データの印刷ジョブに指定する管理コードに決定することを特徴とする請求項4乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 印刷ジョブに指定される管理コードを決定する情報処理装置における情報処理方法であって、
    管理コードを登録する管理コード登録工程と、
    文書データを印刷する際に管理コードを決定するための条件として、文書データの属性に関する条件を登録する条件登録工程と、
    印刷対象の文書データの属性を取得する取得工程と、
    前記取得された属性と前記登録された条件とを比較して、前記文書データを印刷するための印刷ジョブに指定する管理コードを前記登録された管理コードから決定する決定工程とを有し、
    前記文書データの属性は、文書データのファイルの属性であるファイルの格納場所であることを特徴とする情報処理方法。
  12. 印刷ジョブに指定される管理コードを決定する情報処理装置における情報処理方法であって、
    管理コードを登録する管理コード登録工程と、
    文書データを印刷する際に管理コードを決定するための条件として、文書データの属性に関する条件を登録する条件登録工程と、
    印刷対象の文書データの属性を取得する取得工程と、
    前記取得された属性と前記登録された条件とを比較して、前記文書データを印刷するための印刷ジョブに指定する管理コードを前記登録された管理コードから決定する決定工程とを有し、
    前記文書データの属性は、文書データを作成したアプリケーションに関する情報、文書データのファイルの属性、及び文書データの内容に関する情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする情報処理方法。
  13. 請求項3に記載の情報処理装置の手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  14. 請求項3乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置の手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  15. 印刷ジョブを生成する情報処理装置であって、
    印刷対象の文書データの属性に基づき、予め登録されている管理コードを決定するための条件に合致する管理コードを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された管理コードが指定された印刷ジョブを生成する生成手段とを有し、
    前記文書データの属性は、文書データのファイルの属性であるファイルの格納場所であることを特徴とする情報処理装置。
  16. さらに、管理コードを登録する管理コード登録手段と、
    文書データを印刷する際に管理コードを決定するための条件を登録する条件登録手段とを有し、
    前記取得手段は、印刷対象の文書データの属性に基づき、前記条件登録手段で登録された条件に合致する管理コードを、前記管理コード登録手段により登録された管理コードから取得することを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置。
  17. 印刷ジョブを生成する情報処理装置における情報処理方法であって、
    印刷対象の文書データの属性に基づき、予め登録されている管理コードを決定するための条件に合致する管理コードを取得する取得工程と、
    前記取得された管理コードが指定された印刷ジョブを生成する生成工程とを有し、
    前記文書データの属性は、文書データのファイルの属性であるファイルの格納場所であることを特徴とする情報処理方法。
  18. 請求項15又は16に記載の情報処理装置の手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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