JP2011028021A - 画像表示システム、反射率制御装置、スクリーン - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリーンに関する技術を提供する。
【解決手段】反射率の変更可能なスクリーンと、スクリーンに向けて画像を投写する投写型表示装置とからなる画像表示システムであって、明度の異なる領域を有する所定の画像をスクリーンに向けて投写する投写部と、スクリーンに投写表示された所定の画像のコントラスト比を測定するコントラスト比測定部と、コントラスト比に基づいて、スクリーンの反射率を制御する信号である制御信号を生成する制御信号生成部と、制御信号に応じてスクリーンの反射率を制御する反射率制御部とを備える画像表示システム。
【選択図】図2

Description

本発明は、投写型表示装置が投写した画像を表示するスクリーンの技術に関するものである。
近年、プロジェクターを用いてスクリーン上に大画面を投影することが広く行われている。こうした投影画面のコントラスト比を向上させるために、投影画像に対応して、スクリーンの反射率を制御するシステムが種々提案されている(下記、特許技術文献参照)。これらの技術は、スクリーンの反射率をダイナミックに制御するものである。
特開2003―121943号公報 特開2008―310260号公報 特開2009―58662号公報
ところで、スクリーン上に投影された画像のコントラスト比を低下させる要因の一つに外光の回り込みと言う現象がある。これは、プロジェクターの投写光以外の光、例えば照明などの光がスクリーンに入って反射し、画像全体のコントラスト比を低下させるのである。こうしたコントラスト比の低下は、プロジェクターから出た光が、壁や天井等での反射を経由して、スクリーンに入り反射した間接的な反射光によっても生じる。
本発明は、こうしたスクリーンへの外光の回り込みによるコントラスト比の低下と言う問題を解決することを目的としている。特に、近年、プロジェクターやスクリーンが小型化し、さまざまな場所に機材を持ち出して画像を投影することが行われている。こうした場合、外光の方向や強さや反射光の回り込みの状態などは、機材の設置場所によって毎回異なる。本発明はこうした状況下でのコントラスト比の改善を目的にしている。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
反射率の変更可能なスクリーンと、前記スクリーンに向けて画像を投写する投写型表示装置とからなる画像表示システムであって、明度の異なる領域を有する所定の画像を前記スクリーンに向けて投写する投写部と、前記スクリーンに投写表示された前記所定の画像のコントラスト比を測定するコントラスト比測定部と、前記コントラスト比に基づいて、前記スクリーンの前記反射率を制御する信号である制御信号を生成する制御信号生成部と、前記制御信号に応じて前記スクリーンの前記反射率を制御する反射率制御部とを備える画像表示システム。
この画像表示システムによると、スクリーンに投写表示された画像のコントラスト比に基づいてスクリーンの反射率を制御するので、例えば、外光等の写り込みによりスクリーン上に投写表示された投写画像のコントラスト比が低い場合には、スクリーンの反射率を下げることにより、外光の写り込みを抑えた、コントラスト比の高い投写画像をスクリーンに投写表示させることができる。
[適用例2]
適用例1記載の画像表示システムであって、前記反射率制御部は、前記制御信号によって当該スクリーンの全面の反射率を変更した後、前記変更した反射率を定常状態として維持する画像表示システム。
この画像表示システムによると、常時スクリーンの反射率を変化させて、表示された投写画像の反射率を制御する制御方法に比べて、簡易に反射率の制御が可能である。
[適用例3]
適用例1または2記載の画像表示システムであって、前記所定の画像は前記明度の異なる2つの領域を有し、前記両領域の面積は略等しい画像表示システム。
この画像表示システムによれば、所定の画像は面積が略等しい明度の異なる2つの領域を有しているので、各領域の明度を選択して設定することにより、所定の画像全体の明度を、鑑賞用の自然画像に近い明度にして、コントラスト比を測定することができる。
[適用例4]
適用例1ないし3のいずれか記載の画像表示システムであって、前記コントラスト比測定部は、前記所定の画像が投写表示された前記スクリーンからの反射光の輝度を測定する光度計を備え、前記スクリーンに前記所定の画像として投写表示された複数の測定用画像領域について、前記光度計が測定した前記測定用画像領域の各々に対応した前記反射光の前記輝度に基づいて前記コントラスト比を算出する画像表示システム。
この画像表示システムによると、スクリーンからの反射光によって、スクリーンの反射率を制御しており、その反射光には、外光がスクリーンで反射した反射光も含まれる。よって、この画像表示システムの設置環境(設置場所や使用時間)が変化し、それに伴って変化した外光により、反射光が変化しても、その反射光に対応して、スクリーンの反射率を制御することができる。
[適用例5]
前記制御信号生成部は、前記コントラスト比と前記光度計が測定した前記輝度とに基づいて前記制御信号を生成する、適用例4記載の画像表示システム。
この画像表示システムによると、コントラスト比に加え、スクリーンの投写画像の輝度を考慮してスクリーンの反射率を制御するので、コントラスト比とスクリーンの明るさを両立させた投写画像を表示させることができる。
[適用例6]
適用例4または5記載の画像表示システムであって、前記投写部は、投写光の光源としての光源部と、前記光源部が射出した光源光を前記投写画像に対応した光学像に変換するライトバルブとを備え、前記光度計は、前記ライトバルブから前記スクリーンまでの前記投写光の光路である第1の光路の一部と、前記スクリーンから前記光度計までの前記反射光の光路である第2の光路の一部とを同一光路とし、前記第1の光路の光路長と前記第2の光路の光路長とが等しくなる位置に配置された画像表示システム。
この画像表示システムによると、第1の光路と第2の光路の光路長が等しいので、ライトバルブで変調された画像光が、スクリーンで反射した反射光として光度計で結像する。よって、光度計上で結像した結像画像の特定位置の輝度を測定することで、スクリーン上の投写画像の特定の位置の輝度を測定することとなり、精度の良い輝度測定が可能である。
[適用例7]
前記複数の測定用画像領域とは、最高明度値である白色の測定領域と、最低明度値である黒色の測定領域との2つの測定領域である、適用例4ないし6のいずれか記載の画像表示システム。
この画像表示システムによると、明度の差が大きい白色と黒色の測定画像領域を用いてコントラスト比を測定するので、その2つの投写画像による反射光の輝度値の差も大きく、コントラスト比の算出が容易である。
[適用例8]
適用例7記載の画像表示システムであって、前記白色の測定領域と前記黒色の測定領域とは互いに異なる前記所定の画像に含まれ、前記白色の測定領域を含む一方の前記所定の画像において、前記白色の測定領域を除いた領域は黒色の相補領域からなり、前記黒色の測定領域を含む他方の前記所定の画像において、前記黒色の測定領域を除いた領域は白色の相補領域からなり、前記両投写画像における前記測定領域と前記相補領域とは面積が略等しい画像表示システム。
この画像表示システムによると、2つの所定の画像はどちらも、画像に含まれる白色の領域と黒色の領域の面積が略等しく、鑑賞用の投写画像と輝度が近くなるように構成されているので、観賞時に近い状態で、スクリーンの反射率を制御することが可能である。
[適用例9]
適用例8記載の画像表示システムであって、前記光度計はひとつで、前記所定の画像の前記測定領域の輝度を検出できる位置に配置されており、前記コントラスト比測定部は、前記光度計を用いて、前記2つの所定の画像のうち、一方の前記所定の画像の測定領域の輝度を測定した後、他方の前記所定の画像の測定領域の輝度を測定する画像表示システム。
この画像表示システムによると、光度計の数を減らせるので、複数備える場合と比較して、構造を簡易にでき、コントラスト比測定部の小型化が可能である。
[適用例10]
前記白色の測定領域と前記黒色の測定領域とは同一の前記所定の画像に含まれ、前記両測定領域の面積が略等しい適用例7記載の画像表示システム。
この画像表示システムによると、1つの所定の画像の投写でコントラスト比を測定することができる。
[適用例11]
適用例10記載の画像表示システムであって、前記光度計はひとつで、前記コントラスト比測定部は、前記白色の測定領域に対応した前記反射光と前記黒色の測定領域に対応した前記反射光とを選択的に前記光度計に向けて透過する測定選択部を備え、該測定選択部を用いて、2つの前記測定領域のうち、一方の前記測定領域の輝度を測定した後、他方の前記測定領域の輝度を測定する画像表示システム。
この画像表示システムによれば、測定選択部を備えるので、光度計の数を減らすことが可能であり、1つの所定の画像の投写でコントラスト比を測定することができる。
[適用例12]
前記スクリーンはEPD(Electrophoretic Display)またはEFD(Electrofluidic Display)である、適用例1ないし11のいずれか記載の画像表示システム。
この画像表示システムによれば、スクリーンとしてEPDを用いることができるので、既存の電子ペーパーを用いることができる。また、電子ペーパーは、反射率の変更時に電力供給を行った後は、電力の供給を停止しても、設定した反射率を維持するので、消費電力を抑えることができ、例えば、スクリーンおよびスクリーン制御に用いる電源を、バッテリー電源とすることができる。
また、スクリーンとしてFEDを用いた場合は、EFDのピクセルに用いる色素として、様々な色の色素を用いることにより、反射率制御に加え、投写画像の表現方法も制御可能である。さらに、画像表示システムの設置環境において、外光として特定の色の割合が多い場合に、その特定の色を打ち消し合う補色関係にある色素を用いたEFDを選択的に用いることにより、特殊な環境下においても、反射率の制御を行うことが可能である。
[適用例13]
反射率を変更可能なスクリーンを制御する反射率制御装置であって、前記スクリーンに投写表示された明度の異なる所定の画像のコントラスト比を測定するコントラスト比測定部と、前記コントラスト比に基づいて、前記スクリーンの前記反射率を制御する信号である制御信号を生成する制御信号生成部と、前記制御信号を前記スクリーンに向けて送信する送信部とを備える反射率制御装置。
この反射率制御装置によると、スクリーンに投写表示された所定の画像のコントラスト比に基づいてスクリーンの反射率を制御するので、例えば、外光等の写り込みによりスクリーン上の投写表示された投写画像のコントラスト比が低い場合には、スクリーンの反射率を下げることにより、外光の写り込みを抑えた、コントラスト比の高い投写画像をスクリーンに投写表示させることができる。
[適用例14]
反射率の制御可能なスクリーンであって、当該スクリーンに投写表示された明度の異なる所定の画像のコントラスト比を測定するコントラスト比測定部と、前記コントラスト比に基づいて、前記スクリーンの前記反射率を制御する信号である制御信号を生成する制御信号生成部と、前記制御信号を送信する送信部と、前記制御信号を受信する受信部と、前記制御信号に基づいて、前記スクリーンの全面の反射率を一律に変更し、前記変更した前記反射率を定常状態として維持する反射率制御部とを備えるスクリーン。
このスクリーンによると、常時反射率を変化させて、表示された投写画像の反射率を制御するスクリーンに比べ、簡易に反射率の制御が可能である。
[適用例15]
反射率の変更可能なスクリーンと、前記スクリーンに向けて画像を投写する投写型表示装置とからなる画像表示システムであって、前記投写型表示装置は、明度の異なる領域を有する所定の画像を前記スクリーンへ投写する投写部と、前記スクリーンに投写表示された前記所定の画像のコントラスト比を測定するコントラスト比測定部と、前記コントラスト比に基づいて、前記スクリーンの前記反射率を制御する信号である制御信号を生成する制御信号生成部と、前記制御信号を前記スクリーンに向けて送信する送信部とを備え、前記スクリーンは、前記制御信号を受信する受信部と、前記制御信号に応じて前記スクリーンの前記反射率を制御する反射率制御部とを備える画像表示システム。
この画像表示システムによると、スクリーンに投写表示された画像のコントラスト比に基づいてスクリーンの反射率を制御するので、例えば、外光等の写り込みによりスクリーン上の投写表示された投写画像のコントラスト比が低い場合には、スクリーンの反射率を下げることにより、外光の写り込みを抑えた、コントラスト比の高い投写画像をスクリーンに投写表示させることができる。
画像表示システム10の構成を示した説明図である。 プロジェクター20の構成を示すブロック図である。 プロジェクター20の光学系の構成を説明する説明図である。 スクリーン30及びスクリーン制御装置40の構成について説明した説明図である。 反射率制御処理の流れを示すフローチャートである。 パターン画像A,Bの詳細について説明する説明図である。 第2実施例におけるプロジェクター20の構成を説明する説明図である。 第2実施例におけるプロジェクター20の光学系の構成を説明する説明図である。 反射率制御処理の流れを示すフローチャートである。 パターン画像Cを説明する説明図である。 可動スリット290について説明する説明図である。 パターン画像Cと可動スリット290との位置関係について説明する説明図である。 変形例1の構成を説明する説明図である。
本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
A.第1実施例:
(A1)画像表示システム10の構成:
図1は、本発明の一実施例に係る画像表示システム10の構成を示した説明図である。画像表示システム10は、プロジェクター20と、反射率の変更可能なスクリーン30と、スクリーン30の反射率を制御するスクリーン制御装置40とを備える。プロジェクター20は、プロジェクター20と外部接続されたコンピューターやDVD再生装置等の映像信号出力装置によって入力された映像信号に基づいて、映像を投写光として投写する。そして、プロジェクター20が投写した投写光は、スクリーン30上に映像として投写表示される。
スクリーン30は、反射率を変更することが可能なスクリーンである。反射率を変更可能なスクリーンとして、本実施例では、電子ペーパーとして用いられるEPD(Electrophoretic Display)を用いた。なお、EPDの詳細については後で説明する。その他、反射率の変更可能なスクリーンとして、コレステリック液晶、反射型液晶ディスプレイ、EFD(Electrofluidic Display)等を用いることができる。
スクリーン制御装置40は、プロジェクター20が出力した反射率を制御する信号(以下、反射率制御信号とも呼ぶ)を受信し、その信号に従いスクリーン30の反射率を制御する。プロジェクター20とスクリーン制御装置40との間で行う反射率制御信号の送受信の方法として、本実施例では、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))による無線通信を用いる。その他の反射率制御信号の送受信の方法として、ケーブルにより互いに外部接続をして送受信を行う方法や、赤外線通信等の無線通信により送受信を行う方法を用いることができる。
(A2)プロジェクター20の構成:
次に、プロジェクター20の構成について説明する。図2は、プロジェクター20の構成を機能的に示すブロック図である。プロジェクター20は、CPU210、ROM220、RAM230を備える。また、プロジェクター20は、アナログ・デジタル変換部(A/D変換部)240、映像用プロセッサー245、液晶パネル駆動部250、照明光学系260、液晶パネル267、投写光学系269、ビームスプリッター270、スプリッター駆動部273、フォトディテクター275、ブルートゥースインターフェイス(以下、BT/IFとも呼ぶ)280を備える。これら処理部は互いに内部バス205で接続されている。
A/D変換部240は、プロジェクター20に入力されたアナログの映像信号をデジタル映像信号に変換する。映像用プロセッサー245は、変換されたデジタル映像信号の画像処理、例えばガンマ補正処理や、色変換処理、エッジ強調処理などの処理を行う画像処理専用のプロセッサーであり、例えば、DSP(Digital Signal Processor)を用いることができる。映像用プロセッサー245は、入力されたデジタル映像信号に対してガンマ補正などの画像処理を行った上で、液晶パネル駆動部250に対して、処理後のデジタル映像信号を出力する。液晶パネル駆動部250は、入力されたデジタル映像信号に基づいて、液晶パネル267を駆動する。液晶パネル267は、液晶パネル駆動部250で生成された信号を映像化する透過型液晶パネルであり、照明光学系260から照射される光を変調して投写に必要な光(投写光)をスクリーン30へ向けて射出する。なお、液晶パネル267は、透過型液晶パネルに換えて、DMD(Digital Micromirror Device、DMDは登録商標)を用いたライトバルブとしてもよい。投写光学系269は、照明光学系260から、液晶パネル267を介して射出された光をスクリーン30に拡大して投写する投写レンズ等を備える。ビームスプリッター270、スプリッター駆動部273、フォトディテクター275については後で詳しく説明する。
CPU210は、プロジェクター20全体の制御を司る制御機能を備え、本実施例ではこれに加え、輝度測定部212と、コントラスト比算出部214と、スクリーン制御部216としての機能を備える。輝度測定部212は、プロジェクター20が投写した投写画像を表示したスクリーン30の輝度を、ビームスプリッター270とスプリッター駆動部273とフォトディテクター275とを制御することで測定する。コントラスト比算出部214は、輝度測定部212によって測定した輝度に基づいて、投写画像を表示したスクリーン30のコントラスト比を算出する。スクリーン制御部216は、算出したコントラスト比に基づいて、スクリーン30の反射率を変更するか否かを判断し、その判断に基づいて、スクリーン30の反射率を制御する反射率制御信号を、BT/IF280を介してスクリーン制御装置40に向けて送信する。これら機能部は、ROM220が備えるプログラムをCPU210が読み込むことによって実行される。また、スクリーン制御部216が、BT/IF280を介して送信した反射率制御信号は、図示するように、スクリーン制御装置40が備えるBT/IF480が受信し、受信した反射率制御信号に基づいて、反射率制御部410がスクリーン30の反射率を制御する。スクリーン30については、後で詳しく説明する。
ROM220は、通常の制御プログラムの他に、本実施例では特にパターン格納部222を備える。パターン格納部222は、CPU210が投写画像の輝度およびコントラスト比の算出を行う際、投写画像として用いるためのパターン画像のデータを格納している。パターン画像については、後で詳しく説明する。
次に、プロジェクター20の照明光学系260、投写光学系269を含む光学系(以下、単に光学系とも呼ぶ)の構造について、図3を用いて説明する。図3は、プロジェクター20の光学系の構成を説明する説明図である。プロジェクター20は、光学系として、ランプ261、インテグレータ262、偏光変換素子263、反射ミラー264、ダイクロイックミラー265、リレーレンズ266、液晶パネル267、液晶パネル機構部268、投写光学系269、ビームスプリッター270、スプリッター駆動部273、フォトディテクター275を備える。図3に示した光学系の構成は、ビームスプリッター270、スプリッター駆動部273、フォトディテクター275を除いて、公知である一般的な3LCD方式の液晶プロジェクターの構成である。よって、光学系の全体構成の説明は省略し、本実施例におけるプロジェクター20の特徴である、ビームスプリッター270とスプリッター駆動部273とフォトディテクター275とについて説明する。なお、以下、ビームスプリッター270とスプリッター駆動部273とフォトディテクター275とを総じて輝度測定機構とも呼ぶ。
輝度測定機構は、スクリーン30からプロジェクター20への反射光の輝度を測定するための機構である。図3に示すように、2点鎖線は、ランプ261から射出された投写光の光路を示す。点線は、投写光がスクリーン30に投写され、反射してプロジェクター20に返ってくる反射光の光路を示す。反射光には、プロジェクター20が投写した投写光がスクリーン30に反射してプロジェクター20に返ってくる光に加え、画像表示システム10の周辺に存在する室内照明による照明光や、投写光が一度、スクリーン30で反射し、その後、壁等で反射した光等(以下、照明光を含め単に外光とも呼ぶ)が、スクリーン30で反射してプロジェクター20に返ってくる光等も含まれる。
ビームスプリッター270とスプリッター駆動部273とフォトディテクター275とからなる輝度測定機構は、上記説明した反射光の輝度を測定するために、プロジェクター20に備えられている。ビームスプリッター270は、透過率90%、反射率10%の、可視光に対して透明な薄板である。このビームスプリッター270は、スプリッター駆動部273に備えられたアクチュエーターの動作により、図3に示す白抜きの矢印の方向、つまり投写光の光路方向に対して垂直な方向に可動式となっている。また、図示するように、ビームスプリッター270が投写光の光路上にある状態を測定状態、光路上から外れている状態を定常状態と呼ぶ。測定状態のビームスプリッター270は、液晶パネル機構部268と投写光学系269との間に位置する。
ビームスプリッター270から投写光の光路を挟んだ対面側には、フォトディテクター275が備えられている。ビームスプリッター270は、測定状態にある時、スクリーンからの反射光を、フォトディテクター275に反射するように、反射光の光路に対して反射角が付けられている。フォトディテクター275は、ビームスプリッター270が反射したスクリーン30からの反射光の輝度を測定する光度計である。
ビームスプリッター270は、反射光の測定時以外は定常状態に位置している。そして、輝度測定部212としてのCPU210が、輝度測定の処理を開始した時に、ビームスプリッター270は測定状態に移動し、プロジェクター20の投写光学系269から入射した反射光をフォトディテクター275に向けて反射し、フォトディテクター275が反射光の輝度を測定する機構となっている。
また、図3に示したように、液晶パネルから測定状態のビームスプリッター270までの投写光の光路長をL1とし、ビームスプリッター270からフォトディテクター275までの反射光の光路長をL2とすると、L1=L2となるようにビームスプリッター270及びフォトディテクター275は位置している。つまり、液晶パネル267から投写光学系269までの投写光の光路長と、投写光学系269からフォトディテクター275までの反射光の光路長は等しくなる。従って、スクリーン30上の画像の焦点が合っていれば、その画像は逆の光路を通ってやはり焦点の合った状態で、フォトディテクター275上で結像する。なお、照明光学系260と液晶パネル267と投写光学系269とが、特許請求の範囲に記載の投写部に相当し、コントラスト比算出部214とフォトディテクター275とが、特許請求の範囲に記載のコントラスト比測定部に相当し、フォトディテクター275が特許請求の範囲に記載の光度計に相当する。
(A3)スクリーン30及びスクリーン制御装置40の構成:
次に、スクリーン30及びスクリーン制御装置40の構成について説明する。図4は、スクリーン30及びスクリーン制御装置40の構成について説明した説明図である。スクリーン30は、マイクロカプセルを用いた電子ペーパー型の構成、いわゆるEPD(Electrophoretic Display)を用いた構成のスクリーンである。スクリーン30は、黒色の帯電粒子(黒色粒子)と白色の帯電粒子(白色粒子)とを封入した複数のマイクロカプセル340を、柔軟性を有する基板330上に形成された背面電極320と、光透過性の透光性電極310とで挟み込んで、一体として形成した構成となっている。また、スクリーン30における、投写画像の表示側が透光性電極310となる。
マイクロカプセル340内に封入された黒色粒子は、電気的にプラスに帯電しており、白色粒子はマイナスに帯電している。例えば、透光性電極310にプラス電圧を印加し、背面電極320にマイナス電圧を印加すると、マイクロカプセル340内において、透光性電極310側に白色粒子が移動し、背面電極320側に黒色粒子が移動する。この時、投写画像の表示面には白色が表示される。また、一度、電圧印加によって移動した黒色粒子及び黒色粒子は、無加圧状態となっても、その状態を維持する。つまり、無加圧状態でも、スクリーン30の投写画像表示面における各マイクロカプセル340による黒色又は白色の表示は維持される。そして、このマイクロカプセル340内の黒色粒子および白色粒子の移動に用いられる印加電圧用の電力は、スクリーン30と接続されたスクリーン制御装置40が備えるバッテリー430から供給される。以下、スクリーン制御装置40の構成について説明する。
スクリーン制御装置40は、反射率制御部410、スクリーンインターフェイス(以下、SC/IF)420、バッテリー430、BT/IF480とを備える。スクリーン制御装置40は、SC/IF420を介して、スクリーン30と接続されている。反射率制御部410、SC/IF420、BT/IF480とは互いにバスで内部接続され、バッテリー430は電力供給用のケーブルによって、SC/IF420と接続されている。つまり、スクリーン制御装置40は、反射率制御部410による制御信号と、バッテリー430による電力とを、SC/IF420を介して、スクリーン30に送る。反射率制御部410は、スクリーン30の階調を制御することにより、反射率を制御する。スクリーン30の階調は、スクリーン30のマイクロカプセル340が示す「白」または「黒」の表示の、単位面積当たりの割合で制御する。本実施例では、スクリーン30は、16段階の階調を調整可能である。16段階の階調の制御方法として例えば、スクリーン30が備えるマイクロカプセル340を、縦4個×横4個、計16個のマイクロカプセル340を、1つの階調値制御単位として区分けし、その16個のマイクロカプセル340全てが「白」の表示である最大階調の状態から、階調を1段階下げる毎に、階調制御単位の16個のマイクロカプセル340を1個ずつ、階調制御単位内で、所定の規則性をもって分散させて黒の表示にしていくことで階調を段階的に制御することができる。
また、この他の反射率の制御方法として、ディザ法を用いることができる。つまり、スクリーン30が備えるマイクロカプセル340を、数個のブロックに分割し、各ブロック毎にブロック内の各マイクロカプセル340に、数字の割り振った所定のディザマスクをかけ、予め設定した閾値を上回ったマイクロカプセル340を白、下回ったマイクロカプセル340を黒と言うようにして階調を設定する。そして閾値を変更することにより、段階的に階調値の制御を行い、スクリーン30の反射率を制御することができる。
上記方法で階調が設定されたスクリーン30のマイクロカプセル340は、無加圧の状態、つまりバッテリー430からの電力の供給が無くなっても、階調の設定による「白」または「黒」の表示を維持する。つまり、スクリーン30は、階調の設定時のみ電力の供給が必要であり、階調の設定後は、電力の供給を停止しても設定した階調を維持する。以上説明したプロジェクター20、スクリーン30およびスクリーン制御装置40からなる画像表示システム10によって、スクリーン30の反射率を制御する反射率制御処理を行う。
(A4)反射率制御処理:
次に、画像表示システム10が行う反射率制御処理の説明をする。反射率制御処理は、スクリーン30の反射率を制御することにより、プロジェクター20が投射した投写光および照明等による外光がスクリーン30で反射し、ユーザーが視認したスクリーン30上の投写画像が、コントラストの低い画像として見えるのを抑制するための処理である。図5は、反射率制御処理の流れを示すフローチャートである。反射率制御処理は、プロジェクター20が備える反射率制御ボタン(図示省略)をユーザーが操作することにより開始される。処理が開始されると、CPU210(図2参照)は、スプリッター駆動部273にコマンドを送信し、スプリッター駆動部273はビームスプリッター270を、定常状態から測定状態の位置に移動する(ステップS105)。ビームスプリッター270を移動することにより、投写光学系269を介して入光した反射光は、ビームスプリッター270で反射し、フォトディテクター275で結像する。ビームスプリッター270の移動後、CPU210は、スクリーン制御部216の機能として、スクリーン30の階調値を、最大値の白表示に設定する(ステップS110)。これは、CPU210が、BT/IF280を介してスクリーン制御装置40にコマンド信号を送信することによって行う。また、スクリーン制御装置40は、BT/IF480(図4参照)を介してそのコマンド信号を受信し、反射率制御部410が、スクリーン30が備える全てのマイクロカプセル340を白色表示とする。
次に、CPU210は、スクリーン30の輝度測定用のパターン画像であるパターン画像Aを、液晶パネル駆動部250を介してスクリーン30に投写する(ステップS115)。パターン画像Aは図6(a)に示す画像である。また図6(b)には、後の処理で用いる画像であるパターン画像Bを示している。図6に示すパターン画像A,Bの詳細については後で説明する。ステップS115でパターン画像Aを投写すると、投写光が液晶パネル267で画像光として変調され、ビームスプリッター270を透過してスクリーン30に投写表示される。パターン画像Aに対応する投写光はスクリーン30で反射して、外光の反射光とともに、投写光学系269(図3)を介してプロジェクター20に入光する。その後、ビームスプリッター270で反射し、フォトディテクター275に照射される。フォトディテクター275はその反射光を受光する。この時、先ほど述べたように、反射光はフォトディテクター275で結像し、パターン画像Aに対応する反射光がフォトディテクター275上に投写表示された状態となる。フォトディテクター275の受光部は、フォトディテクター275に投写表示された図6(a)に示すパターン画像Aの黒点線の円形より内側の部分の輝度が測定できるような形状となっている。よって、パターン画像Aを投写した際の輝度測定においては、黒点線の円形より内側の白色円形領域の輝度を測定することとなる。そして、フォトディテクター275が反射光を受光した状態で、CPU210は、反射光の輝度をN回(Nは2以上)測定する。なお、本実施例では10回測定する(ステップS120)。そして、測定した10回分の輝度値の加算値(以下、輝度加算値Aとも呼ぶ)、又は平均値をRAM230に記憶する。本実施例では加算値を採用する。
パターン画像Aの反射光の輝度測定後、次に、CPU210は、パターン画像Bをスクリーン30に投写表示させる(ステップS125)。そして、パターン画像Aの輝度測定と同様に、パターン画像Bの反射光の輝度を測定する。つまり、反射光によりフォトディテクター275に投写表示された図6(b)のパターン画像Bの、白点線の円形より内側の黒色円形領域の輝度をN回測定する。なお、本実施例では10回測定し(ステップS130)、測定した10回分の測定値の加算値(以下、輝度加算値B)、又は平均値をRAM230に記憶する。本実施例では加算値を採用する。
輝度加算値Aと輝度加算値BとをRAM230に記憶後、CPU210は、輝度加算値Aを輝度加算値Bで除算し(ステップS135)、その値を投写画像のコントラスト比Kと定義する。コントラスト比Kを算出後、CPU210は、スクリーン制御部216の機能として、輝度加算値Aとコントラスト比Kとに基づいて下記の式(1)と式(2)とを満たすか否かの判断をする。
[数1]
輝度加算値A>L (L:所定の輝度値)・・・(1)
コントラスト比K>S (S:所定のコントラスト比)・・・(2)
式(1)において、Lは所定の輝度値であり、プロジェクター20による投写画像をユーザーが視聴する際に、快適に視聴可能な輝度値に基づいて事前に設定した設定値である。最初に、CPU210は、式(1)を満たすか判断し、ユーザーが快適に視聴可能な輝度を確保できているか否かの判断をする(ステップS140)。式(1)の条件を満たす場合(ステップS140:YES)、CPU210は、式(2)の条件を満たすか判断する(ステップS145)。式(2)において、Sは所定のコントラスト比の値であり、プロジェクター20による投写画像をユーザーが視聴する際に、快適に視聴可能なコントラスト比に基づいて事前に設定した設定値である。ステップS145において、式(2)を満たす場合(ステップS145:YES)、CPU210は、スクリーン30の反射率を現状の設定値で維持し、ビームスプリッター270を、スプリッター駆動部273へのコマンドにより、定常状態の位置に移動させ、かつ、パターン画像の投写を終了し(ステップS150)、反射率制御処理は終了する。
一方、ステップS145にて反射率設定条件を満たさなかった場合には(ステップS145:NO)、CPU210は、スクリーン制御装置40に対して、階調値を1段階下げるコマンドをBT/IF280を介して送信する。スクリーン制御装置40はコマンドに応じて、反射率制御部410が、スクリーン30の階調値を1段階下げる(ステップS155)。その後、CPU210は再び、ステップS115から処理を繰り返し行う。
また、ステップS145の条件(式(2)の条件)を満たすように、ステップS155において、スクリーン30の階調値を下げるが、階調値を下げると輝度加算値Aの値も下がることとなる。この場合、輝度加算値Aが所定の輝度値L以上となっている範囲で、スクリーン30の階調値を下げ、コントラスト比Kの値を調整する。つまり、式(1)の条件を、式(2)の条件より優先的に適用する。従って、ステップS140において、輝度加算値Aが所定の輝度値Lを下回った場合は(ステップS140:NO)、CPU210は、スクリーン制御装置40に対して、階調値を1段階上げるコマンドをBT/IF280を介して送信し、スクリーン30の反射率を上げることにより、式(1)が満たされるまで繰り返し、スクリーン30の階調値を上げる処理を行う(ステップS165)。そして、式(1)の条件を満たされると(ステップS165:YES)、上述したステップS150を経て、処理は終了する。以上説明したように、反射率制御処理においてCPU210は、式(1)と式(2)とを、両方満たすように階調値を調整するが、両方とも満たす階調値がない場合、少なくとも式(1)を満たすように処理を行う。また、ステップS160において、スクリーン30の階調値を上げても、式(1)を満たすことができない場合は、処理を終了し、エラーとして処理し、エラー表示を画像として投写する。なお、スクリーン制御部216が、特許請求の範囲に記載の制御信号生成部に相当する。
次に、図6に示したパターン画像Aおよびパターン画像Bについての説明をする。パターン画像A,Bは互いに白色と黒色の領域が反転した関係にある。よって、パターン画像Aにおいて、パターン画像の特徴を説明する。パターン画像Aは、画像に含まれる黒色の領域の面積と白色の領域の面積とが略等しい画像である。白色の領域と黒色の領域の面積とを略等しくすることで、用いるパターン画像からの反射光の輝度が、より観賞用の投写画像からの反射光の輝度に近くなるようにしている。従って、必ずしも白色領域と黒色領域との面積を等しくする必要はなく、観賞用画像に近い階調値の画像であれば、輝度の測定用の画像として用いることができる。このようにすることで、反射率制御処理により設定したスクリーン30の反射率で、ユーザーが鑑賞用画像を鑑賞した際に、ユーザーは快適な反射率で鑑賞画像を鑑賞することができる。なお、上述したように、パターン画像Aとパターン画像Bとは、白色領域と黒色領域とが反転した関係にあり、パターン画像としての特徴は同じなので、パターン画像Bの説明は省略する。
以上説明したように、画像表示システム10による反射率制御処理は、スクリーン30からの反射光の輝度の測定により投写画像のコントラスト比を算出し、コントラスト比が所定の範囲となるようにスクリーン30の反射率を制御する。よって、外光等の影響による、投写画像のコントラスト比の低減を抑え、ユーザーは、コントラスト比の高い画質で投写画像の視聴が可能となる。また、反射率制御処理は、外光を含んだ反射光の輝度を測定し、コントラスト比の制御を行っているので、画像表示システム10の設置場所を変えても、その場所の外光の影響を考慮して反射率制御処理を行うことが可能である。つまり、設置場所に拘束されることなく反射率制御処理を行うことができる。
反射率制御処理に用いるパターン画像については、パターン画像A,Bは、その投写画像が、鑑賞用の投写画像と、輝度が近くなるように構成されているので、投写画像の観賞時に近い状態で、スクリーン30の反射率制御が可能である。また、図3において説明したように、プロジェクター20の構成として、投写光の光路長L1と、反射光の光路長L2とが等しくなるように構成しているので、液晶パネル267から投写光として照射された投写画像が、反射光としてフォトディテクター275上で結像する。従って、別個、反射光の結像用のフォーカスレンズ等、フォーカス調整用の機構を備える必要がなく、プロジェクター20は比較的簡易な構造で反射率制御処理を実現することが可能である。スクリーン30については、本実施例では、電子ペーパーとして用いられるEPDを採用しているので、一度反射率を設定すると、電力供給がない状態でも、反射率を維持する。従って、消費電力が少なく、バッテリー駆動式にすることが可能であり、スクリーン30およびスクリーン制御装置40については携帯性に優れている。
B.第2実施例:
(B1)システムの構成:
次に、本発明の第2実施例に係る画像表示システム50について説明する。第2実施例と第1実施例との相違点は、プロジェクター20の構成として、後述する可動スリット290とアクチュエーター295とが加わることと、コントラスト比の測定方法が異なることである。よって、第1実施例と重複する各機器の構成については説明を省略し、符号および名称は第1実施例と同じものを使用する。図7は、画像表示システム50におけるプロジェクター20の構成を説明する説明図である。プロジェクター20は、第1実施例における構成に加え、可動スリット290と、可動スリット290を動かすためのアクチュエーター295とを備える。また、第1実施例においては、投写画像のコントラスト比を、2つのパターン画像であるパターン画像A,B(図6参照)を用いて測定していたが、第2実施例では、後に図10(a)で説明するパターン画像Cを用いて投写画像のコントラスト比を測定する。このパターン画像Cの画像データはROM222のパターン格納部222に記憶している。
図8は、第2実施例におけるプロジェクター20の光学系の構成を説明する説明図である。第1実施例と同様に、プロジェクター20に投写光学系269を介して入光してきた反射光を、ビームスプリッター270による反射によってフォトディテクター275へ導くまでの方法は、第1実施例と同様である。しかし、第2実施例では、ビームスプリッター270とフォトディテクター275との間に可動スリット290が備えられている。可動スリット290は、図8に示す矢印の方向、つまり、反射光の光路方向に対して垂直方向に可動する構造となっている。上記説明した画像表示システム50によって反射率制御処理を行う。
(B2)反射率制御処理:
次に、画像表示システム50が行う反射率制御処理について説明する。図9は、画像表示システム50が行う反射率制御処理の流れを示すフローチャートである。なお、第1実施例と同一の処理については、ステップ番号の下2桁を同一とし、処理内容の詳細説明は省略する。
画像表示システム50による反射率制御処理は、プロジェクター20が備える反射率制御ボタンを、ユーザーが操作することによって開始される。処理が開始されると、CPU210(図7参照)は、スプリッター駆動部273を介して、ビームスプリッター270を、定常状態から測定状態の位置に移動する(ステップS205)。ビームスプリッター270の移動後、CPU210は、スクリーン30の階調値を、最大値の白表示に設定する(ステップS210)。それに応じて、スクリーン制御装置40の反射率制御部410が、スクリーン30が備える全てのマイクロカプセル340を白色表示とする。
その後、CPU210は、投写画像のコントラスト比測定用の画像として、図10に示すパターン画像Cの画像を、液晶パネル267を介してスクリーン30に投写する(ステップS213)。パターン画像Cについては後で説明をする。パターン画像Cの投写後、CPU210は、アクチュエーター295を介して図11に示す可動スリット290を、図12(a)に示すスリットパターンXの位置に移動する(ステップS218)。CPU210が、可動スリット290をスリットパターンXの位置に移動後、パターン画像Cに対応する反射光の白色領域の輝度をM回(Mは2以上)測定する(ステップS220)。本実施例においては、10回測定する。そして、測定した10回分の測定値の加算値(輝度加算値X)をRAM230に記憶する。なお、可動スリット290は、スリットパターンXの位置と、スリットパターンY(図12(b)参照)の位置との2つの状態のみをとることができ、説明上、可動スリット290がスリットパターンXの位置に移動するとしているが、本実施例では、可動スリット290は、反射率制御処理の開始前の定常の状態においては、スリットパターンXに位置している。
その後、CPU210は、アクチュエーター295を介して、可動スリット290をスリットパターンYの位置(図12(b))に移動させる(ステップS228)。そして、パターン画像Cに対応する反射光の黒色領域の輝度をM回測定する(ステップS230)。本実施例においては10回測定をする。そして、測定した10回分の測定値の加算値(輝度加算値Y)をRAM230に記憶する。次に、CPU210は、輝度加算値Xを輝度加算値Yで除算し、コントラスト比Kを算出する(ステップS235)。以降の処理については、図5に示した第1実施例の反射率制御処理と同じであるので説明は省略する。なお、上記式(1)において、輝度値の条件に用いた輝度加算値A(白色領域の輝度値)に換えて、第2実施例では、同じく白色領域の輝度に相当する、輝度加算値Xを用いる。
次に、パターン画像C、可動スリット290およびスリットパターンについて説明する。図10は、パターン画像Cを説明する説明図である。パターン画像Cは、白色領域と黒色領域とが市松模様の態様で配置された画像である。また、パターン画像Cの白色領域の面積の総和と、黒色領域の面積の総和とが略等しくなるように構成されている。これは第1実施例でも説明したように、パターン画像Cからの反射光の輝度を、より観賞用の投写画像からの反射光の輝度に近づけるためである。また、パターン画像Cは、白色領域と黒色領域とが、1つのパターン画像内で均一に配置されている点で、外光がどの位置に回り込んでも、その影響を検出可能である。また、本実施例ではパターン画像Cとして4行×4列の市松模様を用いたが、行・列の数が、より多い市松模様や、反対に、2行×2列の市松模様も用いることができる。
続いて、可動スリット290について説明する。図11は、可動スリット290について説明する説明図である。可動スリット290は、スリット板に、パターン画像Cの市松模様の升目に対応する態様で、行、列に交互にスリット孔が形成されている。ビームスプリッター270により、フォトディテクター275に向けて反射した反射光は、フォトディテクター275の手前に設置された可動スリット290のスリット孔を通った光のみがフォトディテクター275で、反射光の輝度として測定される。
上記説明したパターン画像Cと可動スリット290とを用いて、フォトディテクター275上で反射光として結像するパターン画像Cの、白色領域のみの輝度と、黒色領域のみの輝度とを、別個に測定する。図12は、輝度の測定時の、パターン画像Cと可動スリット290との位置関係について説明する説明図である。図12(a)は、フォトディテクター275で結像するパターン画像Cの白色領域に、可動スリット290のスリット孔が位置するように、アクチュエーター295が可動スリット290を移動させた状態を示す。図12(a)に示すパターン画像Cと可動スリット290との位置関係を、スリットパターンXと呼ぶ。スリットパターンXの状態の時、パターン画像Cに対応する反射光の内、白色領域の反射光のみがスリット孔を通り、フォトディテクター275の受光部に入光する。従って、パターン画像Cに対応する反射光の白色領域のみの輝度の測定が可能となる。
図12(b)は、スリットパターンXの状態から、可動スリット290がアクチュエーター295によって移動し、スリット孔がパターン画像Cの黒色領域に位置する状態となっている。この状態を、スリットパターンYと呼ぶ。スリットパターンYの状態の時、パターン画像Cに対応する反射光の内、黒色領域の反射光のみがスリット孔を通り、フォトディテクター275の受光部に入光する。従って、パターン画像Cに対応する反射光の黒色領域のみの輝度の測定が可能となる。
以上説明したように、第2実施例では、白色領域と黒色領域とが1つの画像内に含まれるパターン画像Cと、可動スリット290とを用いることにより、1回のパターン画像の投写で反射率制御処理を行うことが可能である。また、パターン画像Cには、白色領域と黒色領域が略均一に配置されているので、観賞用の投写画像に近い状態でコントラスト比の測定が可能である。なお、可動スリット290は、特許請求の範囲に記載の測定選択部に相当する。
C.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(C1)変形例1:
上記実施例では、プロジェクター20が反射率制御処理に必要な機構、および処理部を備える構成であったが、変形例1として、反射率制御処理に必要な処理部および輝度測定機構を、図13に示すように反射率制御装置60として、プロジェクター20の外部に備えるとしてもよい。この場合、反射率制御装置60とプロジェクター20とは有線または無線で接続されており、反射率制御装置60から送信したパターン画像データを、プロジェクター20が受信し、投写画像としてスクリーン30に投写し、その投写画像に基づいて、反射率制御装置60がスクリーン30の反射率を制御する。このようにしても上記実施例と同様の効果が得られる。さらに変形例1では、反射率制御装置60を、ユーザーが投写画像を鑑賞する鑑賞位置に近い場所に設置することが可能なので、上記実施例に比べ、よりユーザーから見た投写画像に近い画像の輝度を測定可能であり、精度の高い反射率制御処理が可能である。
(C2)変形例2:
変形例1では、プロジェクター20とは別構成である反射率制御装置が、パターン画像データをプロジェクター20に送信するために、プロジェクター20と有線または無線で接続されているとしたが、変形例2においては、反射率制御装置はプロジェクター20と接続されていない構成とする。反射率制御装置は、プロジェクター20がスクリーン30に投写する、プロジェクター20の起動時の初期画面画像から、反射光の輝度を測定し、スクリーン30の反射率制御処理を行う。この場合、プロジェクター20は反射率制御処理としては処理を行わず、スクリーン30に画像を投写するのみである。つまり、変形例2におけるプロジェクター20は、反射率制御処理に関して、反射率制御装置やスクリーン制御装置40との互換性は必要なく、一般に販売されているプロジェクターを用いて、上記実施例と同様の効果を得ることができる。
(C3)変形例3:
上記実施例では、スクリーン30に投写したパターン画像の輝度をフォトディテクター275で測定し、測定した輝度に基づいてコントラスト比を算出したが、変形例3として、プロジェクター20が、スクリーン30に投写表示されたパターン画像を撮像するカメラを備え、カメラで撮像したパターン画像の撮像データから輝度およびコントラスト比を検出し、スクリーン30の反射率を制御する。このようにしても、上記実施例と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明における実施例および変形例について説明したが、本発明はこれらの態様に限られるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で、種々の態様で実施をすることができる。例えば、本発明に用いたスクリーン30は、EPDに限らず、EFDやコレステリック液晶、反射型液晶ディスプレイ等の反射率の変更可能なディスプレイをスクリーンとして用いることができる。また、パターン画像として用いた画像は、パターン画像A,B,Cに限ることなく、観賞用画像に近い輝度で投写表示される画像であれば、パターン画像として用いることが可能である。例えば、白色領域と黒色領域とが縦または横に縞模様として配置されているパターン画像や、画像領域が縦方向や横方向、または対角線方向に略等しく2分割され、白色領域と黒色領域とが配置されたパターン画像や、画像領域が縦方向と横方向、または対角線方向に略等しく4分割され、白色領域と黒色領域とが隣接しないように配置されたパターン画像などを、第2実施例の画像表示システム50に適用し、白色領域からの反射光と黒色領域からの反射光とを切り替えてフォトディテクター275に透過させる構造とし、可動スリット290のスリット孔の形状および配置を形成することで、上記実施例と同様の効果が得られる。さらに、パターン画像は、白色の領域と黒色の領域に限ることなく、他の色の領域から成るとしてもよい。例えば、明度の高い黄色の領域と、明度の低い青色の領域から成るパターン画像を用いるとしてもよい。
その他、上記実施例では、プロジェクター20はフォトディテクターを1つ備えているが、フォトディテクターを複数備えるとしてもよい。フォトディテクターを1つだけ備える場合は、投写したパターン画像の白色の領域の輝度と、黒色の領域の輝度とを順に測定したが、フォトディテクターを複数備える場合は、各領域の輝度を別個独立に、異なったフォトディテクターで測定可能となるので、両領域の輝度値を同時に測定することができる。
10…画像表示システム
20…プロジェクター
30…スクリーン
40…スクリーン制御装置
50…画像表示システム
210…CPU
212…輝度測定部
214…コントラスト比算出部
216…スクリーン制御部
222…パターン格納部
245…映像用プロセッサー
250…液晶パネル駆動部
260…照明光学系
261…ランプ
262…インテグレータ
263…偏光変換素子
264…反射ミラー
265…ダイクロイックミラー
266…リレーレンズ
267…液晶パネル
268…液晶パネル機構部
269…投写光学系
270…ビームスプリッター
273…スプリッター駆動部
275…フォトディテクター
290…可動スリット
295…アクチュエーター
310…透光性電極
320…背面電極
330…基板
340…マイクロカプセル
410…反射率制御部
430…バッテリー

Claims (15)

  1. 反射率の変更可能なスクリーンと、前記スクリーンに向けて画像を投写する投写型表示装置とからなる画像表示システムであって、
    明度の異なる領域を有する所定の画像を前記スクリーンに向けて投写する投写部と、
    前記スクリーンに投写表示された前記所定の画像のコントラスト比を測定するコントラスト比測定部と、
    前記コントラスト比に基づいて、前記スクリーンの前記反射率を制御する信号である制御信号を生成する制御信号生成部と、
    前記制御信号に応じて前記スクリーンの前記反射率を制御する反射率制御部と
    を備える画像表示システム。
  2. 請求項1記載の画像表示システムであって、
    前記反射率制御部は、前記制御信号によって当該スクリーンの全面の反射率を変更した後、前記変更した反射率を定常状態として維持する
    画像表示システム。
  3. 請求項1または2記載の画像表示システムであって、
    前記所定の画像は前記明度の異なる2つの領域からなり、前記両領域の面積は略等しい
    画像表示システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれか記載の画像表示システムであって、
    前記コントラスト比測定部は、前記所定の画像が投写表示された前記スクリーンからの反射光の輝度を測定する光度計を備え、前記スクリーンに前記所定の画像として投写表示された複数の測定用画像領域について、前記光度計が測定した前記測定用画像領域の各々に対応した前記反射光の前記輝度に基づいて前記コントラスト比を算出する
    画像表示システム。
  5. 前記制御信号生成部は、前記コントラスト比と前記光度計が測定した前記輝度とに基づいて前記制御信号を生成する、請求項4記載の画像表示システム。
  6. 請求項4または5記載の画像表示システムであって、
    前記投写部は、投写光の光源としての光源部と、前記光源部が射出した光源光を前記投写画像に対応した光学像に変換するライトバルブとを備え、
    前記光度計は、前記ライトバルブから前記スクリーンまでの前記投写光の光路である第1の光路の一部と、前記スクリーンから前記光度計までの前記反射光の光路である第2の光路の一部とを同一光路とし、前記第1の光路の光路長と前記第2の光路の光路長とが等しくなる位置に配置された
    画像表示システム。
  7. 前記複数の測定用画像領域とは、最高明度値である白色の測定領域と、最低明度値である黒色の測定領域との2つの測定領域である、請求項4ないし6のいずれか記載の画像表示システム。
  8. 請求項7記載の画像表示システムであって、
    前記白色の測定領域と前記黒色の測定領域とは互いに異なる前記所定の画像に含まれ、
    前記白色の測定領域を含む一方の前記所定の画像において、前記白色の測定領域を除いた領域は黒色の相補領域からなり、
    前記黒色の測定領域を含む他方の前記所定の画像において、前記黒色の測定領域を除いた領域は白色の相補領域からなり、
    前記両投写画像における前記測定領域と前記相補領域とは面積が略等しい
    画像表示システム。
  9. 請求項8記載の画像表示システムであって、
    前記光度計は、前記所定の画像の前記測定領域の輝度を検出できる位置に配置されており、
    前記コントラスト比測定部は、前記光度計を用いて、前記2つの所定の画像のうち、一方の前記所定の画像の測定領域の輝度を測定した後、他方の前記所定の画像の測定領域の輝度を測定する
    画像表示システム。
  10. 前記白色の測定領域と前記黒色の測定領域とは同一の前記所定の画像に含まれ、前記両測定領域の面積が略等しい請求項7記載の画像表示システム。
  11. 請求項10記載の画像表示システムであって、
    前記光度計は、前記白色の測定領域および前記黒色の測定領域の両者に対応した位置に設けられ、
    前記コントラスト比測定部は、前記白色の測定領域に対応した前記反射光と前記黒色の測定領域に対応した前記反射光とを選択的に前記光度計に向けて透過する測定選択部を備え、2つの前記測定領域のうち、一方の前記測定領域の輝度を測定した後、前記測定選択部を切り換え、他方の前記測定領域の輝度を測定する
    画像表示システム。
  12. 前記スクリーンはEPD(Electrophoretic Display)またはEFD(Electrofluidic Display)である、請求項1ないし11のいずれか記載の画像表示システム。
  13. 反射率を変更可能なスクリーンを制御する反射率制御装置であって、
    前記スクリーンに投写表示された明度の異なる所定の画像のコントラスト比を測定するコントラスト比測定部と、
    前記コントラスト比に基づいて、前記スクリーンの前記反射率を制御する信号である制御信号を生成する制御信号生成部と、
    前記制御信号を前記スクリーンに向けて送信する送信部と
    を備える反射率制御装置。
  14. 反射率の制御可能なスクリーンであって、
    当該スクリーンに投写表示された明度の異なる所定の画像のコントラスト比を測定するコントラスト比測定部と、
    前記コントラスト比に基づいて、前記スクリーンの前記反射率を制御する信号である制御信号を生成する制御信号生成部と、
    前記制御信号を送信する送信部と、
    前記制御信号を受信する受信部と、
    前記制御信号に基づいて、前記スクリーンの全面の反射率を一律に変更し、前記変更した前記反射率を定常状態として維持する反射率制御部と
    を備えるスクリーン。
  15. 反射率の変更可能なスクリーンと、前記スクリーンに向けて画像を投写する投写型表示装置とからなる画像表示システムであって、
    前記投写型表示装置は、明度の異なる領域を有する所定の画像を前記スクリーンへ投写する投写部と、前記スクリーンに投写表示された前記所定の画像のコントラスト比を測定するコントラスト比測定部と、前記コントラスト比に基づいて、前記スクリーンの前記反射率を制御する信号である制御信号を生成する制御信号生成部と、前記制御信号を前記スクリーンに向けて送信する送信部とを備え、
    前記スクリーンは、前記制御信号を受信する受信部と、前記制御信号に応じて前記スクリーンの前記反射率を制御する反射率制御部とを備える
    画像表示システム。
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