JP2011023980A - 省電力データ伝送装置及び方法及びプログラム - Google Patents

省電力データ伝送装置及び方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 消費電力調整機能付きのコンポーネントを用いて、ノードアーキテクチャ上で計算処理の高速化と高速データ伝送を実現しつつ、消費電力を最適化する。
【解決手段】 本発明は、連携制御手段において、受信した対向側ノードの識別情報、フレームサイズ、伝送速度と同様なパラメータを含むデータ伝送要求を分析し、分析結果に応じて前記コンポーネント間及びコンポーネントとデータを他のノードに伝送するデータ伝送処理手段間の接続手段、及び、該コンポーネントの動作状態を決定し、決定された接続手段によって、前記コンポーネント間及びコンポーネントと前記データ伝送手段間を接続し、動作状態に基づいて、消費電力調整機能付きのコンポーネントの消費電力を調整する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、省電力データ伝送装置及び方法及びプログラムに係り、特に、高速データ伝送における低消費電力化技術に関する。
エネルギーの節約が重要視されている現在、インターネットの消費電力の大きさが問題視されている。インターネットのトラフィック量の増加と共にインターネット規模が拡大する。その結果、インターネットの消費エネルギーも増加する。今後、この消費エネルギーの増加を抑制するための対策が必要不可欠である。
一方、中央処理演算ユニット(CPU)、ネットワークインタフェースカード(NIC)、メモリ等のコンポーネントの処理速度の高速化技術と、コンポーネントの並列化技術が研究開発されている。その結果、コンポーネントを組み合わせたサーバ/パーソナルコンピュータ製品や通信装置の計算処理並びにデータ伝送処理の高速化と大容量化が進展している。
コンポーネントの並列化と処理能力の高速化に伴い、コンポーネント単位、及び並列コンポーネント群の統合コンポーネント単位の消費電力も増加している。
これまでのコンピュータのアーキテクチャは計算処理の高速化のために設計されており、一方でデータ伝送処理のために最適化されていない。それゆえ、コンポーネントを並列化しても理想的なスピードを得られない可能性がある。
そこで近年、これまでのコンピュータアーキテクチャ上でデータ伝送処理を最適化するため、ノード内の多数の並列コンポーネントを効率的に連携する技術が研究開発されている(例えば、非特許文献1参照)。
また、近年、消費電力調整機能付きのCPUやNIC、メモリ等のコンポーネントが実用化されている(例えば、非特許文献2参照)。
筒井章博、他、「Performance Analysis of High-speed Multi-Rail Data Transmission on SMP based Architecture」The 14th Asia-Pacific Conference on Communications. AMD社、「AMD PowerNow!TM Technology Dynamically Manages Power and Performance」、2000.
しかしながら、これまでのノードアーキテクチャ上で多数のコンポーネントを効率的に連携する技術は、計算処理の高速化と高速データ伝送のために研究開発されており、電力消費を最適化することができない。そのため、これまでのノードアーキテクチャアは計算処理やデータ伝送の際に電力を過剰に消費している。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、消費電力調整機能付きのコンポーネントを用いて、ノードアーキテクチャ上で計算処理の高速化と高速データ伝送を実現しつつ、消費電力を最適化することが可能な省電力データ伝送装置及び方法及びプログラムを提供することを目的とする。
図1は、本発明の原理構成図である。
本発明(請求項1)は、CPUコア13、ネットワークインタフェースカード(NIC)14、メモリ、及びその他のデータ伝送に関わるコンポーネントの全て、もしくは、一部を具備し、かつ、該コンポーネントの少なくともいずれか1種類が並列化され、かつ、該コンポーネントのいずれか1種類が消費電力調整機能を有している省電力データ伝送装置であって、
コンポーネント間の連携、及びにコンポーネントの管理と制御を行う連携制御手段11を有し、
連携制御手段11は、
対向側ノードの識別情報、フレームサイズ、伝送速度と同様なパラメータを含むデータ伝送要求を受信する受信手段111と、
データ伝送要求を分析し、分析結果に応じてコンポーネント間、及び、コンポーネントとデータを他のノードに伝送するデータ伝送処理手段16間の接続手段、及び、該コンポーネントの動作状態を決定する決定手段112と、
決定手段112で決定した接続手段によって、コンポーネント間及びコンポーネントとデータ伝送処理手段16間を接続する接続制御手段113と、
決定手段112で決定した動作状態に基づいて、消費電力調整機能付きのコンポーネント20の消費電力を調整する消費電力調整手段114と、を有する。
また、本発明(請求項2)は、請求項1記載の省電力データ伝送装置において、
消費電力調整機能付きのコンポーネント20として、NIC14を用いる場合、
消費電力調整手段114は、NIC14の供給電力を低減する手段を含む。
また、本発明(請求項3)は、請求項1記載の省電力データ伝送装置において、
消費電力調整機能付きのコンポーネント20として、CPUを用いる場合、
消費電力調整手段114は、CPUの動作周波数を変更する手段を含む。
また、本発明(請求項4)は、請求項1記載の省電力データ伝送装置において、
流入または流出するトラフィック量をリアルタイムで監視するトラフィック監視手段と、
トラフィック監視手段により監視したトラフィック量を分析し、分析された結果がデータスループットの変動範囲を超えた場合、データ伝送要求を変更する変更手段と、
変更手段により変更されたデータ伝送要求を連携制御手段に送信する送信手段と、を更に有する。
また、本発明(請求項5)は、請求項1記載の省電力データ伝送装置において、
自ノードと対向側ノードとの間のデータ伝送速度を該対向側のノードの連携制御手段に通知する第1の通知手段と、
通知手段によりデータ伝送速度が通知された場合に、該データ伝送速度に対する伝送可否を判定し、判定結果を該データ伝送速度の送信元に返却する返却手段と、を含む。
また、本発明(請求項6)は、請求項5の省電力データ伝送装置において、
流入または流出するトラフィック量をリアルタイムで監視するトラフィック監視手段と、
トラフィック監視手段により監視したトラフィック量を分析し、分析結果に基づいて他のノードに伝送可否を通知する第2の通知手段と、を更に有する。
図2は、本発明の原理を説明するための図である。
本発明(請求項7)は、CPUコア、ネットワークインタフェースカード(NIC)、メモリ、及びその他のデータ伝送に関わるコンポーネントの全て、もしくは、一部を具備し、かつ、該コンポーネントの少なくともいずれか1種類が並列化され、かつ、該コンポーネントのいずれか1種類が消費電力調整機能を有している装置における省電力データ伝送方法であって、
コンポーネント間の連携、及びにコンポーネントの管理と制御を行う連携制御手段は、
対向側ノードの識別情報、フレームサイズ、伝送速度と同様なパラメータを含むデータ伝送要求を受信する受信ステップ(ステップ1)と、
データ伝送要求を分析し、分析結果に応じてコンポーネント間及びコンポーネントとデータを他のノードに伝送するデータ伝送処理手段間の接続手段、及び、該コンポーネントの動作状態を決定する決定ステップ(ステップ2)と、
決定ステップで決定された接続手段によって、コンポーネント間及びコンポーネントとデータ伝送処理手段間を接続する接続ステップ(ステップ3)と、
決定ステップで決定された動作状態に基づいて、消費電力調整機能付きのコンポーネントの消費電力を調整する消費電力調整ステップ(ステップ4)と、を行う。
また、本発明(請求項8)は、請求項7記載の省電力データ伝送方法の消費電力調整ステップ(ステップ4)において、
消費電力調整機能付きのコンポーネントとして、NICを用いる場合に、
NICの供給電力を低減する。
また、本発明(請求項9)は、請求項7記載の省電力データ伝送方法の消費電力調整ステップにおいて、
消費電力調整機能付きのコンポーネントとして、CPUを用いる場合に、
CPUの動作周波数を変更する。
また、本発明(請求項10)は、請求項7記載の省電力データ伝送方法において、
流入または流出するトラフィック量をリアルタイムで監視するトラフィック監視ステップと、
トラフィック監視ステップで監視されたトラフィック量を分析し、分析された結果がデータスループットの変動範囲を超えた場合、データ伝送要求を変更する変更ステップと、
変更ステップで変更されたデータ伝送要求を連携制御手段に送信する送信ステップと、を更に行う。
また、本発明(請求項11)は、請求項7記載の省電力データ伝送方法において、
自ノードの連携制御手段Aから、対向側ノードとの間のデータ伝送速度を該対向側のノードの連携制御手段Bに通知するステップと、
対向側ノードの連携制御手段Bは、連携制御手段Aからデータ伝送速度が通知されると、該データ伝送速度に対する伝送可否を判定し、判定結果を該連携制御手段Aに返却するステップと、を行う。
また、本発明(請求項12)は、請求項11記載の省電力データ伝送方法において、
流入または流出するトラフィック量をリアルタイムで監視するトラフィック監視ステップと、
トラフィック監視ステップで監視されたトラフィック量を分析し、分析結果に基づいて他のノードに伝送可否を通知するステップと、を行う。
本発明(請求項13)は、請求項1乃至6記載の省電力データ伝送装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させるための省電力データ伝送プログラムである。
上記のように本発明によれば、電力消費を最適化するために消費電力調整機能付きのコンポーネント群の間の連携、ならびに、そのコンポーネント群の管理と制御を行うことにより、データ伝送のスループットに影響を与えることなく、過剰に消費している電力を低減することができる。
本発明の原理構成図である。 本発明の原理を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態におけるノードの構成図である。 本発明の第1の実施の形態における省電力データ伝送方法のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における接続の例である。 本発明の第1の実施の形態における連携制御部の検索テーブルの例である。 本発明の第2の実施の形態におけるノードの構成図である。 本発明の第2の実施の形態におけるトラフィック監視制御部により変更されたデータ伝送要求を受信した場合の処理のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態におけるノードの構成図である。 本発明の第3の実施の形態における省電力データ伝送方法の動作のフローチャートである。
以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施の形態]
図3は、本発明の第1の実施の形態におけるノードの構成を示す。
同図に示すノード10は、連携制御部11、データ伝送処理部16、消費電力調整機能付きのCPUコア群13を有するCPU12、消費電力調整機能付きのNIC(ネットワークインタフェースカード)群14、メモリ(図示せず)及びその他のデータ伝送に関わるコンポーネントを具備している。
ノード10の連携制御部11は、CPUコア群13とNIC群14、データ伝送処理部16とCPUコア群13を接続し、CPUコア群13とNIC群14の動作状態を制御する。
消費電力調整機能付きCPU12は、例えば、AMD社のPowerNow機能付きCPUや、Intel社のSpeedStep機能付きCPUである。PowerNow及びSpeedStepはCPUコア13の動作周波数を調整する技術である。CPU12は、1つ以上のCPUコア13を具備している。CPUコア13の動作周波数はその最大値と最小値との間で自由に変更することが可能である。但し、本実施の形態の省電力データ伝送方法は、CPUコア13の動作周波数、ならびにその最大値と最小値に依存しない。
NIC14は、PCI規格に基づくNICである。PCI規格はNIC14への電力供給を低減する方法が規定されている。但し、本実施の形態は、消費電力調整機能を有するNICであれば、PCI規格に準拠しなくてもよい。
CPUコア群13及びNIC群14は並列化されている。本実施の形態の省電力データ伝送方法は、CPUコア群13やNIC群14の数量に依存しない。
本発明の省電力データ伝送方法は、CPUコア13、NIC14ならびにメモリなどのコンポーネントの動作周波数の調整、供給電圧の低減、もしくは並列コンポーネント群の数量の変更を行うことにより、ノード10の省電力化を実現するものである。本実施の形態では、消費電力機能付きCPUコア13ならびにPCI規格に基づくNIC14を用いたノードの省電力化について示す。但し、本実施例において示されるCPUコア13並びにNIC14の制御方法はメモリ等の他のコンポーネントの制御方法と略同じである。
次に、本実施の形態における省電力データ伝送の動作を説明する。
図4は、本発明の第1の実施の形態における省電力データ伝送方法のフローチャートである。
ステップ100)受信ステップ;
ノード10の連携制御部11は、ユーザからのデータ伝送要求を受信する。データ伝送要求は対向側のノードのIPアドレス情報、フレームサイズ、伝送速度などのパラメータを指定する。但し、対向側のノードを一意に識別できればIPアドレス情報以外でもよい。
ステップ101)決定ステップ;
連携制御部11は、データ伝送要求を分析し、分析結果に応じてCPUコア13とNIC14間、データ伝送処理部16とCPUコア13間の接続手段、ならびに、CPUコア13及びNIC14の動作状態を決定する。CPUコア13とNIC14間のバスは、利用された各NICの割り込みが一つもしくは複数のCPUコア13に割り当てるように接続状態を変更することができる。また、データ伝送処理部16とCPUコア13間のバスは、データ伝送処理部16が1つもしくは複数CPUコア群13に割り当てるように接続状態を変更することができる。一方、CPUコア13の動作状態は、各CPUコア13の動作周波数を調整することによって変更することができる。また、NIC14の動作状態は各NIC14への供給電力を調整することによって変更することができる。
図5は、本発明の一実施の形態における接続の例を示す。同図は、CPUコア13とNIC14間、データ伝送処理部16とCPUコア13間の接続手段の例を示している。各NIC14はそれぞれに各CPU12と接続されている。連携制御部11は、ノード10間のデータ伝送スピードを保証するために必須なコンポーネントの数量を算出する。本実施の形態では、一例として3つのCPUコア及び1つのNICが必要な場合において、データを伝送する際に、連携制御部11は、NIC14とCPU12間の伝送遅延とCPU間の遅延から各コンポーネント間の伝送遅延の最小化できるCPUコア13とNIC14を選択し、かつ、選択された各CPUコア13と各NIC14の間の接続手段を決定する。但し、本実施の形態では、上記以外の選択基準を用いてもよい。CPUコア13の動作周波数はその最大値と最小値の間でいくつかの値に調整することができる。連携制御部11は、上記の各CPUコア13に割り当てられたデータ伝送処理部16のデータ伝送速度もしくは割り当てられたNIC14の割り込みの頻度によって、各CPUコア13の動作周波数の値を調整する。
実装の一例として、連携制御部11は、図6に記載の検索テーブル110を具備し、それを参照して、各CPUコア13の動作周波数を決定する。また、連携制御部11は、使用されないNICの供給電力の低減を決定する。
ステップ102)接続ステップ;
連携制御部11は、決定ステップ(ステップ101)の決定に従って、CPUコア13、NIC14、データ伝送処理部16を接続する。
ステップ103)消費電力調整ステップ;
連携制御部11は、決定ステップ(101)の決定に従って、CPUコア13単位で動作周波数を制御する。また、連携制御部11は、決定ステップの決定に従って不要なNICの供給電力を低減する。
[第2の実施の形態]
本実施の形態では、第1の実施の形態のノード10にトラフィック監視機能部を付加した場合の構成について説明する。
図7は、本発明の第2の実施の形態におけるノードの構成を示す。同図において、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図8は、本発明の第2の実施の形態におけるトラフィック監視機能部により変更されたデータ伝送要求を受信した場合の処理のフローチャートである。
ノード10は、連携制御部11、CPUコア13を有するCPU12,NIC14、データ伝送処理部16、及びデータ伝送の流入もしくは流出のトラフィック量をリアルタイムで監視するトラフィック監視機能部17から構成される。
トラフィック監視機能部17は、データ伝送する際のノード間のトラフィック変動を監視する「監視機能」と、監視されたトラフィック変動を分析する「分析機能」と、データ伝送要求の「変更機能」と、トラフィック変動に応じて連携制御部11に変更したデータ伝送要求を送信する「送信機能」を具備している。
トラフィック監視機能部17で変更されたデータ伝送要求を受信した連携制御部11は、図8に示すように、トラフィック量の変動に応じてデータ伝送処理部16とコンポーネント群、コンポーネント間のバス、並びにコンポーネントの動作状態を変更する(ステップ201)ことが可能である。
トラフィック監視機能部17の「監視機能」とは、一定期間のトラフィック変動を監視する機能である。
トラフィック監視機能部17の「分析機能」とは、監視したトラフィック変動から一定期間にわたる計測スループットの全てもしくは一部が伝送要求によって指定されたデータスループットの変動範囲を外れるかどうかを分析する機能である。但し、本実施の形態では、上記以外の分析基準を用いてもよい。
トラフィック監視機能部17の「変更機能」とは、分析機能で分析された結果がデータスループットの変動範囲を超えた場合、データ伝送要求を変更する機能である。
トラフィック監視機能部17の「送信機能」とは、変更データ要求を連携制御部11に送信する機能である。
[第3の実施の形態]
本実施の形態では、前述の第1、第2の実施の形態に、ノードにおいて、2つのノード間の伝送可否を通知する通知機能を有する連携制御部とトラフィック監視機能を有し、ノード間で伝送可否を通知する例を説明する。
図9は、本発明の第3の実施の形態におけるノードの構成を示す。
同図では、2つのノード10A,10Bが接続されているが、ノード間に別のノード群もしくは、その他の通信装置が存在してもよい。
図10は、本発明の第3の実施の形態における省電力データ伝送方法の動作のフローチャートである。以下では、ノード10Aはデータ伝送の送信側、ノードBは受信側と仮定する。
ステップ300)通知ステップ;
ノード10Aの連携制御部11Aは、ユーザからのデータ伝送要求を受信し、ノード10Bの連携制御部11Bにそのデータ伝送要求を送信し、通知を開始する。
通知ステップの開始と共に、ノード10A及びノード10Bの連携制御部11A,11Bは、それぞれ自ノード内のCPUコア13A,13Bの最大周波数、NIC14A,14Bの最大伝送スピード等のコンポーネント仕様に基づいて、当該データ伝送要求を満足するCPUコア数およびNIC数を算出し、その算出結果を自ノード内の利用できるCPUコア数、NIC数と比較する。当該データ伝送要求を満足するCPUコア数及びNIC数を有するかどうかを判断する。両連携制御部11A,11Bはそれぞれの判断結果を対向側に通知する。もしどちらかの連携制御部が「伝送不可」と判断した場合、送信側であるノード10Aは、ユーザに「伝送不可」を通知し、データ伝送要求に基づいたコンポーネントの制御は行わない。ノード10Aとノード10Bの連携制御部11A,11Bは、データ伝送要求に合致した伝送が可能である場合は、正式にデータ伝送要求の内容を確定し、それぞれの受信ステップに移行する。
ステップ301)受信ステップ;
それぞれの連携制御部11A,11Bは、通知ステップ(ステップ300)で確定されたデータ伝送要求を正式に受信する。
その他の決定ステップ(ステップ302)、接続ステップ(ステップ303)、消費電力調整ステップ(ステップ304)については、前述の第1の実施の形態のステップ101以降と同様の処理であるのでその説明を省略する。
ステップ305)変更ステップ;
データを伝送する際に、トラフィック監視部17A,17Bは、流入もしくは流出するトラフィック量をリアルタイムで監視する。トラフィック監視部17A,17Bは実際のスループットに基づいてデータ伝送要求の変更の要否を判断する。変更が必要であると判断した場合、ノード10A,10Bはデータ伝送要求の変更を行い、通知ステップ(ステップ300)を起動する。
なお、上記の第1〜第3の実施の形態におけるノード装置の各構成要素の動作をプログラムとして構築し、ノードとして機能するコンピュータにインストールして実行させる、または、ネットワークを介して流通させることが可能である。
また、構築されたプログラムをハードディスクや、フレキシブルディスク・CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納し、コンピュータにインストールする、または、配布することが可能である。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において種々変更・応用が可能である。
10 ノード
11 連携制御手段、連携制御部
12 CPU
13 CPUコア
14 NIC
15 伝送路
16 データ伝送処理部
17 トラフィック監視機能部
20 消費電力調整機能付きコンポーネント
111 受信手段
112 決定手段
113 接続制御手段
114 消費電力調整手段

Claims (13)

  1. CPUコア、ネットワークインタフェースカード(NIC)、メモリ、及びその他のデータ伝送に関わるコンポーネントの全て、もしくは、一部を具備し、かつ、該コンポーネントの少なくともいずれか1種類が並列化され、かつ、該コンポーネントのいずれか1種類が消費電力調整機能を有している省電力データ伝送装置であって、
    前記コンポーネント間の連携、及びにコンポーネントの管理と制御を行う連携制御手段を有し、
    前記連携制御手段は、
    対向側ノードの識別情報、フレームサイズ、伝送速度と同様なパラメータを含むデータ伝送要求を受信する受信手段と、
    前記データ伝送要求を分析し、分析結果に応じて前記コンポーネント間及びコンポーネントとデータ伝送処理手段間の接続手段、及び、該コンポーネントの動作状態を決定する決定手段と、
    前記決定手段で決定した接続手段によって、前記コンポーネント間及びコンポーネントと前記データ伝送処理手段間を接続する接続制御手段と、
    前記決定手段で決定した前記動作状態に基づいて、消費電力調整機能付きのコンポーネントの消費電力を調整する消費電力調整手段と、
    を有することを特徴とする省電力データ伝送装置。
  2. 前記消費電力調整機能付きのコンポーネントとして、NICを用いる場合、
    前記消費電力調整手段は、
    前記NICの供給電力を低減する手段を含む
    請求項1記載の省電力データ伝送装置。
  3. 前記消費電力調整機能付きのコンポーネントとして、CPUを用いる場合、
    前記消費電力調整手段は、
    前記CPUの動作周波数を変更する手段を含む
    請求項1記載の省電力データ伝送装置。
  4. 流入または流出するトラフィック量をリアルタイムで監視するトラフィック監視手段と、
    前記トラフィック監視手段により監視したトラフィック量を分析し、分析された結果がデータスループットの変動範囲を超えた場合、データ伝送要求を変更する変更手段と、
    前記変更手段により変更されたデータ伝送要求を前記連携制御手段に送信する送信手段と、を更に有する
    請求項1記載の省電力データ伝送装置。
  5. 前記連携制御手段は、
    自ノードと前記対向側ノードとの間のデータ伝送速度を該対向側のノードの連携制御手段に通知する第1の通知手段と、
    前記通知手段により前記データ伝送速度が通知された場合に、該データ伝送速度に対する伝送可否を判定し、判定結果を該データ伝送速度の送信元に返却する返却手段と、
    を含む
    請求項1記載の省電力データ伝送装置。
  6. 流入または流出するトラフィック量をリアルタイムで監視するトラフィック監視手段と、
    前記トラフィック監視手段により監視したトラフィック量を分析し、分析結果に基づいて他のノードに伝送可否を通知する第2の通知手段と、
    を更に有する請求項5記載の省電力データ伝送装置。
  7. CPUコア、ネットワークインタフェースカード(NIC)、メモリ、及びその他のデータ伝送に関わるコンポーネントの全て、もしくは、一部を具備し、かつ、該コンポーネントの少なくともいずれか1種類が並列化され、かつ、該コンポーネントのいずれか1種類が消費電力調整機能を有している装置における省電力データ伝送方法であって、
    前記コンポーネント間の連携、及びにコンポーネントの管理と制御を行う連携制御手段は、
    対向側ノードの識別情報、フレームサイズ、伝送速度と同様なパラメータを含むデータ伝送要求を受信する受信ステップと、
    前記データ伝送要求を分析し、分析結果に応じて前記コンポーネント間及びコンポーネントとデータを他のノードに伝送するデータ伝送処理手段間の接続手段、及び、該コンポーネントの動作状態を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップで決定された接続手段によって、前記コンポーネント間及びコンポーネントと前記データ伝送処理手段間を接続する接続ステップと、
    前記決定ステップで決定された前記動作状態に基づいて、消費電力調整機能付きのコンポーネントの消費電力を調整する消費電力調整ステップと、
    を行うことを特徴とする省電力データ伝送方法。
  8. 前記消費電力調整ステップにおいて、
    前記消費電力調整機能付きのコンポーネントとして、NICを用いる場合に、
    前記NICの供給電力を低減する
    請求項7記載の省電力データ伝送方法。
  9. 前記消費電力調整ステップにおいて、
    前記消費電力調整機能付きのコンポーネントとして、CPUを用いる場合に、
    前記CPUの動作周波数を変更する
    請求項7記載の省電力データ伝送方法。
  10. 流入または流出するトラフィック量をリアルタイムで監視するトラフィック監視ステップと、
    前記トラフィック監視ステップで監視されたトラフィック量を分析し、分析された結果がデータスループットの変動範囲を超えた場合、データ伝送要求を変更する変更ステップと、
    前記変更ステップで変更されたデータ伝送要求を前記連携制御手段に送信する送信ステップと、を更に行う
    請求項7記載の省電力データ伝送方法。
  11. 自ノードの前記連携制御手段Aから、前記対向側ノードとの間のデータ伝送速度を該対向側のノードの連携制御手段Bに通知するステップと、
    前記対向側ノードの連携制御手段Bは、前記連携制御手段Aから前記データ伝送速度が通知されると、該データ伝送速度に対する伝送可否を判定し、判定結果を該連携制御手段Aに返却するステップと、
    を行う請求項7記載の省電力データ伝送方法。
  12. 流入または流出するトラフィック量をリアルタイムで監視するトラフィック監視ステップと、
    前記トラフィック監視ステップで監視されたトラフィック量を分析し、分析結果に基づいて他のノードに伝送可否を通知するステップと、
    を行う請求項11記載の省電力データ伝送方法。
  13. 請求項1乃至6記載の省電力データ伝送装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させるための省電力データ伝送プログラム。
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