JP2011022842A - 表示装置、表示方法及びプログラム - Google Patents

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    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
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    • G06F3/0488Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures

Abstract

【課題】タッチパネル等のデバイスを利用し、直感的な画面操作で最も視聴がしやすいように複数のウィンドウを開くことができる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置10は、ディスプレイ12とタッチパネル14で構成される。ウィンドウ16aに触れる第1の画面操作でウィンドウの選択が行われ、引き続き指を右に滑らせる、あるいは上に滑らせる等の第2の画面操作で、タブによるウィンドウ切り替え(図面左)やリンクされているウィンドウを並列して生成する(図面右)等のウィンドウ操作・画面表示が、ユーザの期待値に沿って直感的に行われる。
【選択図】図4

Description

本発明は、表示装置、表示方法及びプログラムに関する。より詳しくは、本発明は、ウィンドウを高速に表示可能なインターフェースを有する表示装置、表示方法及びプログラムに関する。
近年、ディスプレイの大型化と画像の解像度の向上によりディスプレイ上に複数のウィンドウを表示することができるようになっている。モバイル機器においてもメモリ容量の増加、通信速度の向上からウエブ(Web)ブラウザ等を用いてタブ型に複数のページを表示できるものが主流になっている。このような背景から、モバイル機器においてもコンテンツを表示する位置やウィンドウを指定するための操作がユーザにより頻繁に行われている。
現在、デスクトップ型コンピュータでは、コンテンツを表示する場所をコンテクストメニューから指定している。しかしながら、このような操作ではステップ数が増加してしまう。また、モバイル機器では、現在のところコンテクストメニューを表示する操作が確立されておらず、ウィンドウの表示方法を指定することはできない。
たとえば、特許文献1には、予めウェブページのリンクを解析することにより、ウェブコンテンツに対してスクロール操作のみを行えば一連のウェブページを閲覧できる技術が提案されている。また、特許文献2には、リンク先を透過しながら下地の画像にオーバレイして表示することにより、ウェブページを開く前にリンク先の情報の概要を把握できる技術が提案されている。さらに、特許文献3には、ウィンドウに対する操作ツールバーとページに対する操作バーを表示するブラウザが提案されている。
特開2007−183787号公報 特開2004−54589号公報
しかし、特許文献1、2に係る技術は、タブ型のブラウザを用いるときに見られる複数のウィンドウに並列にコンテンツを表示するユースケースには向いていない。また、特許文献3に係る技術は、ウィンドウサイズが十分に大きいデバイスには効果が高いが、モバイル機器では画面上に多くのGUI(Graphic User Interface)ボタンを配置することになり、ウェブページを表示する領域を侵食してしまう。このため、モバイル機器にこれらの技術を利用することはユーザの利便性を考慮すると難しい。
一方、近年、高速で感覚的なデバイス操作を実現するために指の位置を検出可能なタッチパネル等の入力デバイスを搭載した機器が利用されている。よって、このようなデバイスを利用した直感的なユーザの画面操作に従い、最も視聴がしやすいように複数のウィンドウを開くことができれば、モバイル機器の操作がより簡単になり見やすい位置で高速に所望の画像を視聴することができる。
上記問題に鑑み、本発明は、ユーザにより行われる第1の画面操作及び第2の画面操作によりユーザの嗜好に合わせてウィンドウを高速に表示可能なインターフェースを有する表示装置、表示方法及びプログラムを提供する。
上記課題を解決するために、本発明のある態様によれば、ブラウザを用いて複数のウィンドウを表示可能な表示画面と、前記表示画面においてユーザが行った画面操作を検出するデバイスと、前記デバイスにより検出されたユーザの第1の画面操作に従い、ユーザが指定する第1のウィンドウを選択する選択部と、前記第1の画面操作に続いて前記デバイスにより検出されたユーザの第2の画面操作に従い、前記選択された第1のウィンドウに対して前記第2の画面操作に応じた第2のウィンドウの画面領域を前記ブラウザの向きに合わせて設定する画面領域設定部と、を有する表示装置が提供される。
これによれば、ブラウザを用いてコンテンツを視聴するために複数のウィンドウを表示可能な画面上のいずれかのウィンドウに対するユーザの第1の画面操作に従い、ユーザが指定する第1のウィンドウが選択される。次に、第1の画面操作に続いてユーザの第2の画面操作に従い、前記選択された第1のウィンドウに対して前記第2の画面操作に応じた第2のウィンドウの画面領域が前記ブラウザの向きに合わせて設定される。
これにより、ユーザは、ウィンドウの選択とその表示方法を一連の操作で行うことができる。これにより、一連の操作で高速かつユーザの嗜好通りに1又は複数のウィンドウを所定の位置及び大きさでブラウザの向きに合わせて表示することができる。特に、画面領域が小さい携帯型端末に上記表示装置を搭載するとウェブページを表示する領域の侵食が少なく、利便性が高くなるため好ましい。
前記画面領域設定部は、前記第1の画面操作に続いて前記ユーザの第2の画面操作が前記デバイスにより検出されない場合、予め定められた画面領域を前記第2のウィンドウの画面領域として前記ブラウザの向きに合わせて自動設定してもよい。
前記ユーザの第2の画面操作は、前記第1のウィンドウに対して前記第2のウィンドウを展開する画面領域の方向を示し、前記画面領域設定部は、前記示された方向に応じて第2のウィンドウの画面領域を設定してもよい。
前記画面領域設定部は、前記ウィンドウの画面領域としてウィンドウの配置位置及び大きさを設定してもよい。
前記表示装置は、携帯型端末に搭載されてもよい。
前記第1の画面操作に続いて前記デバイスにより検出されたユーザの第2の画面操作に従い、前記選択された第1のウィンドウに対して前記第2の画面操作に従った回転角度を算出する回転角度算出部を更に有し、画面領域設定部は、前記回転角度算出部により算出された回転角度に応じて前記第2のウィンドウの画面領域を設定してもよい。
画面領域設定部は、前記デバイスが表示画面に接触している時間に応じて前記第2のウィンドウの画面領域を設定してもよい。
上記課題を解決するために、本発明の他の態様によれば、ブラウザを用いて複数のウィンドウを表示可能な表示画面において、デバイスを用いてユーザが行った画面操作を検出するステップと、前記デバイスにより検出されたユーザの第1の画面操作に従い、ユーザが指定する第1のウィンドウを選択するステップと、前記第1の画面操作に続いて前記デバイスにより検出されたユーザの第2の画面操作に従い、前記選択された第1のウィンドウに対して前記第2の画面操作に応じた第2のウィンドウの画面領域を前記ブラウザの向きに合わせて設定するステップと、を含む表示方法が提供される。
上記課題を解決するために、本発明の他の態様によれば、ブラウザを用いて複数のウィンドウを表示可能な表示画面において、デバイスを用いてユーザが行った画面操作を検出する処理と、前記デバイスにより検出されたユーザの第1の画面操作に従い、ユーザが指定する第1のウィンドウを選択する処理と、前記第1の画面操作に続いて前記デバイスにより検出されたユーザの第2の画面操作に従い、前記選択された第1のウィンドウに対して前記第2の画面操作に応じた第2のウィンドウの画面領域を前記ブラウザの向きに合わせて設定する処理と、をコンピュータに実行させるプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、ユーザの2段階の画面操作によりユーザの嗜好に合わせてウィンドウを高速に表示することができる。
本発明の第1〜第3実施形態に係るモバイル機器を示した図である。 第1実施形態に係るモバイル機器の機能構成図である。 第1実施形態に係るモバイル機器にて実行されるウィンドウ表示処理を示したフローチャートである。 第1実施形態に係るモバイル機器にて実行されるウィンドウ表示例を示した図である。 第1実施形態に係るモバイル機器にて実行される他のウィンドウ表示例を示した表である。 第2実施形態に係るモバイル機器の機能構成図である。 第2実施形態に係るモバイル機器にて実行されるウィンドウ表示処理を示したフローチャートである。 第2実施形態に係るモバイル機器にて実行されるウィンドウ表示例を示した図である。 第3実施形態に係るモバイル機器の機能構成図である。 第3実施形態に係るモバイル機器にて実行されるウィンドウ表示処理を示したフローチャートである。 第3実施形態に係るモバイル機器にて実行されるウィンドウ表示例を示した図である。 第3実施形態に係るモバイル機器にて実行されるウィンドウ表示例を示した図である。 変形例に係るモバイル機器の一例を示した図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、以下で説明する本発明の各実施形態に係る表示装置が適用されるモバイル機器は、主に携帯電話、携帯音楽プレーヤ、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)等の携帯型端末であることが好ましい。ただし、本発明に係る表示装置は、ノート型PC(Personal Computer)や据え置き型のPC等に用いることもできる。
以下では次の順序で説明する。
<第1実施形態>
[1−1.モバイル機器のハードウエア構成]
[1−2.モバイル機器の機能構成]
[1−3.モバイル機器の動作]
<第2実施形態>
[2−1.モバイル機器の機能構成]
[2−2.モバイル機器の動作]
<第3実施形態>
[3−1.モバイル機器の機能構成]
[3−2.モバイル機器の動作]
<変形例>
<第1実施形態>
[1−1.モバイル機器のハードウエア構成]
まず、第1実施形態に係るモバイル機器のハードウエア構成について、図1を参照しながら説明する。本実施形態に係るモバイル機器10は、ディスプレイ12上にユーザの指の位置を検出できるセンサを搭載した透過型のタッチパネルを有するデバイスである。モバイル機器10は、ネットワークNTを介してネットワークNTに接続されたコンテンツサーバ20から様々なコンテンツを受信し、ディスプレイ12に表示する。つまり、ディスプレイ12は、ブラウザを用いてコンテンツを視聴するための複数のウィンドウを表示可能な表示画面である。
ディスプレイ12としては、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ(有機EL、OELD:Organic Electroluminescence Display)等を用いることができる。
ディスプレイ12には、タッチパネル14が設けられていて、ユーザが行った画面操作を検出する。タッチパネル14はx方向及びy方向の指の位置を検出する。これに加えて、タッチパネル14は、ディスプレイ12への押し込み(押下)を検出できる機能を有していればより好ましい。タッチパネル14は、ディスプレイ12に設けられ、ディスプレイ12においてユーザが行った画面操作を検出するデバイスに相当する。
モバイル機器10には、CPU32、RAM34、不揮発性メモリ36を有するマイクロプロセッサ30が埋め込まれている。各種メモリには、タッチパネル14により検出された画面操作に関する情報が一時的に記憶される。CPU32は、後述するウィンドウ表示処理を制御する。なお、以下のハードウエア構成は、モバイル機器に搭載された表示装置のハードウエア構成ということもできる。
[1−2.モバイル機器の機能構成]
第1実施形態に係るモバイル機器10は、図2に示した機能ブロックにより示される機能構成を有している。すなわち、本実施形態に係るモバイル機器10は、選択部22及び画面領域設定部24を有している。
選択部22は、タッチパネル14により検出されたユーザの第1の画面操作に従い、ユーザが指定する第1のウィンドウを選択する。たとえば、図1においてユーザが所定の画面領域に接触(第1の画面操作)したことが検知されると、選択部22は接触した画面を第1のウィンドウ16として選択する。
画面領域設定部24は、第1の画面操作に続いてタッチパネル14により検出されたユーザの第2の画面操作に従い、その選択された第1のウィンドウ16に対して第2の画面操作に応じた第2のウィンドウの画面領域を設定する。たとえば、ユーザが第1のウィンドウ16に接触した指を上に向かって移動させると、第1のウィンドウ16の上方に第2のウィンドウの画面領域が設定される。
タブ型ウィンドウには、そのウィンドウにリンクされた情報が表示され、ユーザはこれを視聴することができる。リンク情報としては、たとえば、写真、地図、ワードが挙げられる。タブ型ウィンドウでは、複数の写真をそれぞれ表示した複数のページをディスプレイ12に開くことができるウェブブラウザが使用されている。
画面領域設定部24は、前記選択された第1のウィンドウに対して第2の画面操作に応じた第2のウィンドウの画面領域をブラウザの向きに合わせて設定する。画面領域設定部24は、前記第1の画面操作に続いて前記ユーザの第2の画面操作が前記デバイスにより検出されない場合、予め定められたウィンドウの画面領域を前記ブラウザの向きに合わせて自動設定する。
ユーザの第2の画面操作は、第1のウィンドウに対して第2のウィンドウを展開する画面領域を指示するジェスチャを含んだ操作であり、画面領域設定部24は、前記第2の画面操作のジェスチャに応じたウィンドウの画面領域を設定する。画面領域設定部24は、前記ウィンドウの画面領域としてウィンドウの配置位置及び大きさを設定する。これについては後程詳述する。
以上に説明した、上記各機能構成部への指令は、専用の制御デバイスあるいはプログラムを実行するCPU32により実行される。次に説明する文字入力処理を実行するためのプログラムは、RAM34や不揮発性メモリ36に予め記憶されていて、CPU32が、これらのメモリから各プログラムを読み出し実行することにより、選択部22及び画面領域設定部24の各機能が実現される。
[1−3.モバイル機器の動作]
次に、本実施形態に係るモバイル機器10のウィンドウ表示処理について図3を参照しながら説明する。図3は、本実施形態に係るモバイル機器10により実行されるウィンドウ表示処理を示したフローチャートである。なお、以下では、タブ型に複数のページを表示可能なウェブブラウザを例に挙げて説明する。以下の動作は、本実施形態に係るモバイル機器10に搭載された表示装置の動作ということもできる。
ステップS300より、ウィンドウ表示処理が開始されると、ステップS305にて選択部22は対象となるウィンドウが選択中であるかを判定する。図4上段中央に示したモバイル機器10では、ディスプレイ12の下半分にウィンドウ16aが一つ示されている。このウィンドウ16aにユーザの指が一定時間以上接してした場合(第1の画面操作)、タッチパネル14はこれを検知してウィンドウ16aを第1のウィンドウとして選択する。
続いて、ユーザが第1の画面操作に続いて第2の画面操作を実行すると、ステップS310にて、タッチパネル14によりユーザの第2の画面操作が検出され、ステップS315にて、画面領域設定部24は、ユーザの第2の画面操作に従い、選択された第1のウィンドウに対して第2の画面操作に応じた第2のウィンドウの画面領域をブラウザの向きに合わせて設定する。
たとえば、左右にフリックした際には、現在のウィンドウに対して左方向であれば左側のタブとしてリンク先を表示し、右方向であれば右側のタブとしてリンク先を表示する。上下にフリックした際には、現在のウィンドウに対して上方向であれば上画面にリンク先を表示し、下方向であれば下画面にリンク先を表示する。
たとえば、図4の中段左では、ディスプレイ12の下半分に示されたウィンドウ16aに指が接触した後(第1の画面操作)、その指を右にフリック(移動)させている(第2の画面操作)。このユーザの第2の画面操作は、第1のウィンドウ16aに対して第2のウィンドウを展開する画面領域の方向を示している。
画面領域設定部24は、この示された方向に応じて図4の下段左に示したように、第2の画面操作に応じた第2のウィンドウ16bの画面領域を設定する。この設定は、ブラウザの向きに合わせて行われる。すなわち、データの中身に目を通すためのソフトウエアであるブラウザにて設定された表示の向きに合わせて第2のウィンドウ16bの画面領域が設定される。
たとえば、図4では、タブ型に写真群「A−」、「A」、「A+」がリンクされている。この場合、第2の画面操作にて指を右側にフリックさせると、ブラウザの向きに応じて現在表示中の画面の右側のタブのウィンドウ16bが表示される。もし、指を左側にフリックした場合にはブラウザの向きに応じて現在表示中の画面の左側のタブのウィンドウ16cが表示されることになる。
第2のウィンドウの画面領域を設定する上下の操作例としては、図4の中段右でディスプレイ12の下半分に示されたウィンドウ16aに指が接触した後(第1の画面操作)、その指を上にフリックさせる(第2の画面操作)。この第2の画面操作は、第1のウィンドウ16aに対して第2のウィンドウ17aを展開する画面領域の方向を示している。
図4の下段右に示したように、画面領域設定部24は、この方向に応じて第2のウィンドウ17aの画面領域を設定する。この設定も、ブラウザの向きに合わせて行われる。たとえば、図4の例では、ブラウザの向きに合わせてウィンドウ16aの上面に新たな第2のウィンドウ17aの表示領域が設定され、その領域内にリンク先の情報が表示される。
このように、ユーザの第2の画面操作を、第1のウィンドウに対して第2のウィンドウを開く画面領域の方向への上下又は左右の動作とすることにより、ウィンドウの領域設定とユーザの画面操作とが直感的に結びつくため、ユーザはその操作を覚えやすく、高速画面操作及び高速ウィンドウ表示が可能になる。
ステップS310にて、表示操作(ユーザによる第2の画面操作)が認識されない場合、画面領域設定部24は、ステップS320に進み、予め定められた画面領域(デフォルト)を第2のウィンドウの画面領域としてブラウザの向きに合わせて自動設定する。たとえば、ユーザが第1のウィンドウに接触した後そのまま指を離した場合には、第2の画面操作が行われなかったと認識して、予め定められた画面領域として、たとえば全画面にリンク先の情報を表示するようにしてもよい。
(他の表示例)
選択操作(第1の画面操作)及び表示操作(第2の画面操作)では、状況に応じて上記例の他に図5に示した組合せが一例として考えられる。たとえば、図5の一列目には、デバイスとしてタッチパネル14を用いた場合、選択操作にプレス、表示操作にフリック、ダブルタップ、リリースの組合せが用いられている。すなわち、ユーザが第1の画面操作として、あるウィンドウに接触した後、左側又は右側に指をフリックしてリリースすると、左側又は右側のタブにリンクされた情報を表示するための第2のウィンドウの表示領域がブラウザの向きに合わせて第1のウィンドウの表示領域に上書き表示される。
第1のウィンドウと別のウィンドウを開くときには、プレス後ダブルタップする。第1のウィンドウを上書きするときには、プレス後リリースする。第1のウィンドウと並列に第2のウィンドウを開くときには、プレスした後上側又は下側に指をフリックしてその指をリリースする。
図5の二列目には、デバイスとしてタッチパネル14を用いた場合、選択操作に長押しプレス、表示操作にフリック、ダブルタップ、リリースの組合せが用いられている。すなわち、ユーザが第1の画面操作としてあるウィンドウを長押しプレスした後、左側又は右側に指をフリックしてリリースすると、左側又は右側のタブにリンクされた情報を表示するための第2のウィンドウの表示領域が第1のウィンドウの表示領域にブラウザの向きに合わせて表示される。
第1のウィンドウと別のウィンドウを開くときには、プレス後ダブルタップする。第1のウィンドウに上書きするときには、プレス後リリースする。第1のウィンドウと並列に第2のウィンドウを開くときには、プレスした後上側又は下側に指をフリックしてその指をリリースする。
図5の三列目では、デバイスとして図示しないタッチパッド又はマウスを用いた例を示す。この場合、選択操作にプレス、表示操作にドラッグ、ダブルクリック、リリースの組合せが用いられる。すなわち、ユーザが第1の画面操作としてあるウィンドウをプレスした後、左側又は右側に指をドラッグしてリリースすると、左側又は右側のタブにリンクされた情報を表示するための第2のウィンドウの表示領域がブラウザの向きに合わせて第1のウィンドウの表示領域に表示される。
第1のウィンドウと別のウィンドウを開くときには、プレス後ダブルクリックする。第1のウィンドウに上書きするときには、プレス後リリースする。第1のウィンドウと並列に第2のウィンドウを開くときには、プレスした後上側又は下側に指をドラッグしてその指をリリースする。
以上、選択操作及び表示操作の組合せの一例を説明したが、選択操作及び表示操作の組合せは以上の例に限られず、他の操作の組合せであってもよい。
以上に説明したように、本実施形態に係るモバイル機器10に搭載された表示装置によれば、ブラウザを用いてコンテンツを視聴するために複数のウィンドウを表示可能なディスプレイ12上にて以下の処理が行われる。まず、ディスプレイ12上のいずれかのウィンドウに対するユーザの第1の画面操作に従い、ユーザが指定する第1のウィンドウが選択される。次に、第1の画面操作に続いて行われるユーザの第2の画面操作に従い、前記選択された第1のウィンドウに対して前記第2の画面操作に応じた第2のウィンドウの画面領域がブラウザの向きに合わせて設定される。
これにより、ユーザは、ウィンドウの選択とその表示方法を一連の操作で行うことができる。これにより、一連の操作で高速かつユーザの嗜好通りに1又は複数のウィンドウを所定の位置及び大きさに表示することができる。特に、画面領域が小さいモバイル機器10にこの表示手法を用いると、ウェブページを表示する領域の侵食が少なく、利便性が高くなるため有効である。
また、直感的かつ少ない操作ステップで、ユーザの嗜好通りにウィンドウを所定の配置位置及び大きさに表示することができる。特に、本実施形態では、直感的な操作として、左右方向のクリックはタブ操作を示し、上下方向のクリックは上下方向への新画面の表示を示すこととした。この場合、斜め方向のクリックは直感的ではないため、たとえば、コンテクストメニューを表示する操作に割り当ててもよい。このようにして、以上の選択操作と表示操作によっては従来のタッチパネルの操作と干渉させずに両操作を行うことができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係るモバイル機器10について説明する。本実施形態に係るモバイル機器10のハードウエア構成は第1実施形態に係るモバイル機器10と同様であるためここでは説明を省略する。
[2−1.モバイル機器の機能構成]
第2実施形態に係るモバイル機器10は、図6に示した機能ブロックにより示される機能構成を有している。すなわち、本実施形態に係るモバイル機器10は、選択部42、回転角度算出部44及び画面領域設定部46を有している。
選択部42は、タッチパネル14により検出されたユーザの第1の画面操作に従い、ユーザが指定する第1のウィンドウを選択する。たとえば、図8では、タッチパネル14によりユーザがディスプレイ12に表示されたエクセルの画面に接触(第1の画面操作)したことが検知されると、選択部42は接触したエクセル画面を第1のウィンドウ16として選択する。
回転角度算出部44は、前記第1の画面操作に続いてタッチパネル14により検出されたユーザの第2の画面操作に従い、前記選択された第1のウィンドウ16に対して第2の画面操作に従った回転角度を算出する。たとえば、図8では、第1のウィンドウ16に接触した指が垂直位置から時計回りに60°回転している。よって、回転角度算出部44は、第1のウィンドウ16に対して第2の画面操作に従った回転角度として+60°を算出する。
画面領域設定部46は、回転角度算出部44により算出された回転角度に応じて第2のウィンドウ17の表示領域を設定する。たとえば、図8では、垂直位置から+30°の位置にカウント(CNT)、垂直位置から+60°の位置に最大値(MAX)、垂直位置から−30°の位置に平均値(AVR)、垂直位置から−60°の位置に合計値(SUM)を示す画面を表示することが予め定められている。よって、この場合には、図8に示した円弧状のメニュー画面が表示される。本実施形態では、第2の画面操作に従い、前記選択された第1のウィンドウ16に対して第2の画面操作に従ってブラウザの向きに合わせて設定される第2のウィンドウの画面領域に円弧状のメニュー画面が表示されている。
以上に示した選択部42、回転角度算出部44及び画面領域設定部46の各機能は、本実施形態においても、CPU32が、RAM34や不揮発メモリ36から各プログラムを読み出して実行することにより実現される。
[2−2.モバイル機器の動作]
次に、本実施形態に係るモバイル機器10のウィンドウ表示処理について図7を参照しながら説明する。図7は、本実施形態に係るモバイル機器10により実行されるウィンドウ表示処理を示したフローチャートである。なお、以下では、複数のページを表示可能なウェブブラウザを例に挙げて説明する。以下の動作は、本実施形態に係るモバイル機器10に搭載された表示装置の動作ということもできる。
ステップS700より、ウィンドウ表示処理が開始されると、ステップS705にてタッチパネル14は指がディスプレイ12に接しているかを検出し、接している場合、選択部42は対象となる第1のウィンドウが選択されたと判定する。図8に示したモバイル機器10のディスプレイ12では、エクセル画面のウィンドウが第1のウィンドウ16として選択される。
続いて、ユーザが第1の画面操作に続いて第2の画面操作を実行すると、ステップS710にて、タッチパネル14によりユーザの第2の画面操作が検出され、回転角度算出部44は、第1の画面操作に続いてタッチパネル14により検出されたユーザの第2の画面操作に従い、第1のウィンドウ16に対して第2の画面操作により行われた回転角度を算出する。前述したように、図8では、第1のウィンドウ16に接触した指が垂直位置から時計回りに60°回転しているので第2の画面操作に従った回転角度を+60°と算出する。
次に、画面領域設定部46は、ステップS715にて回転角度の変化量が所定値以上か判断し、所定値以上であればステップS720にて回転角度に応じたメニュー画面を第2のウィンドウ17の領域に表示する。ここでは、指がタッチされた点を中点として扇型にメニュー画面が示されている。また、+60°の回転角度部分のメニューを反転させて表示している。表示後、ステップS705に処理を戻す。
一方、ステップS715にて、算出された回転角度が所定値未満であれば、メニュー画面を表示することなくステップS705に処理を戻す。たとえば、図8では、算出された回転角度の絶対値が30°未満であればメニュー画面は表示されない。
ところで、ステップS705にてタッチパネル14により指の接触が検出されない場合、ステップS725に進んで、選択部42は、第2のウィンドウ17のメニュー画面のいずれかが選択中であるかを判定する。たとえば、図8では、指がメニュー画面の「Max」を選択した状態であり、この状態で指をリリースすると、選択部42は、ステップS725からステップS730に進んで選択していたメニューのコマンドを発行し、ステップS705に処理を戻す。
図8では、コマンド発行によりエクセルの表の4行目が選択され、各項目(A、B、C・・・)のうちの最大値が選択される。
以上に説明したように、本実施形態に係るモバイル機器10に搭載された表示装置によれば、ブラウザを用いてコンテンツを視聴するために複数のウィンドウを表示可能なディスプレイ12上にて以下の処理が行われる。まず、ディスプレイ12上のいずれかのウィンドウに対するユーザの第1の画面操作に従い、ユーザが指定する第1のウィンドウが選択される。次に、第1の画面操作に続いてユーザの第2の画面操作に従い、前記選択された第1のウィンドウに対して前記第2の画面操作に応じた第2のウィンドウの画面領域がブラウザの向きに合わせて設定される。本実施形態では、第2のウィンドウの画面領域を設定するために指の回転角度が算出される。
これにより、ユーザは、ウィンドウの選択とその表示方法を一連の操作で行うことができる。そして、この直感的かつ少ない操作ステップからなる一連の操作で高速かつユーザの嗜好通りに1又は複数のウィンドウを所定の位置及び大きさに表示することができる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態に係るモバイル機器10について説明する。本実施形態に係るモバイル機器10のハードウエア構成は第1実施形態に係るモバイル機器10と同様であるためここでは説明を省略する。
[3−1.モバイル機器の機能構成]
第3実施形態に係るモバイル機器10は、図9に示した機能ブロックにより示される機能構成を有している。すなわち、本実施形態に係るモバイル機器10は、通信部62、選択部64、記録部66、及び画面領域設定部68を有している。
図11に示したようにタッチペン60が画面をタッチすると、通信部62は、タッチペン60から接触ステータスを示すデータ信号(以下では、接触ステータスデータと称呼する。)を受信する。本実施形態では、タッチペン60を画面に接触させる行為が、ディスプレイに対してユーザが行った第1の画面操作である。タッチペン60は、ブラウザを用いて複数のウィンドウを表示可能なディスプレイにおいてユーザが行った画面操作を検出するデバイスの一例である。通信部62は、また、タッチペン60から非接触ステータスを示すデータ信号(以下では、非接触ステータスデータと称呼する。)を受信する。
選択部64は、タッチペン60により検出されたユーザの第1の画面操作に従い、ユーザが指定する第1のウィンドウを選択する。図11では、タッチペン60が画面をタッチすることにより、第1のウィンドウ16が選択される。ここではディスプレイ12等は省略されている。
記録部66は、タイマ66aを使ってタッチペン60が画面に接触したことを受信した時刻とタッチペン60が画面から離れたことを受信した時刻とを記録する。
画面領域設定部68は、第1の画面操作に続いてタッチペン60を移動させた後リリースした動作に従い、第1のウィンドウ16に対して第2の画面操作に応じた第2のウィンドウの画面領域をブラウザの向きに合わせて設定する。図11では、タッチペン60のタッチ箇所にポインタ80が表示される。ポインタ80のメニュー項目の一例が、図11の下側に表示されている。タッチペン60を移動させた後リリースする動作は、ユーザの第2の画面操作である。
画面領域設定部68は、タッチペン60がディスプレイ12に接触している時間に応じてポインタに表示されたいずれかの項目を選択し、選択した項目に予めリンクされている処理を実行する。図11では、タッチペン60がディスプレイ12に接触している時間に対応して、メニュー項目画面から左クリック72の項目が選択され、選択された左クリック項目の処理が実行される。図12に処理結果の一例が示されている。
以上に示した通信部62、選択部64、記録部66、及び画面領域設定部68の各機能は、本実施形態においても、CPU32が、RAM34や不揮発メモリ36から各プログラムを読み出して実行することにより実現される。
[3−2.モバイル機器の動作]
次に、本実施形態に係るモバイル機器10のウィンドウ表示処理について図10を参照しながら説明する。図10は、本実施形態に係るモバイル機器10により実行されるウィンドウ表示処理を示したフローチャートである。なお、以下では、複数のページを表示可能なウェブブラウザを例に挙げて説明する。以下の動作は、本実施形態に係るモバイル機器10に搭載された表示装置の動作ということもできる。
ステップS1000より、ウィンドウ表示処理が開始されると、ステップS1005にてタッチペン60がディスプレイ12に接しているかを検出する。実際には、通信部62がタッチペン60からの接触ステータスデータを受信するまで、ステップS1005を繰り返し実行し、接触ステータスデータを受信したらステップS1010に進む。ここでは、通信部62が接触ステータスデータを受信することにより、タッチ箇所をユーザが指定する第1のウィンドウ16として選択する。
また、ステップS1010では、画面領域設定部68が、ポインタ80をタッチ箇所の座標データの位置に移動させる。次に、記録部66は、ステップS1015にて接触ステータスデータの受信時刻をRAM34に記録し、非接触ステータスデータをタッチペン60から受信するまで、ステップS1020の処理を繰り返し実行する。
非接触ステータスデータをタッチペン60から受信した場合、記録部66は、ステップS1025にて非接触ステータスデータの受信時刻をRAM34に記録する。ついで、画面領域設定部68は、ステップS1030にてRAM34に記録された接触ステータスデータの受信時刻と非接触ステータスデータの受信時刻との差分を接触時間Tとして算出する。
続いて、画面領域設定部68は、ステップS1035にて接触時間Tが所与の閾値T1より小さいか否かを判定する。小さい場合、ステップS1040に進んで、図11に示したメニュー項目のうち左クリック72の処理を実行する。左クリック処理としては、たとえば、ディスプレイ12の所定位置に第2のウィンドウ17を開き、第2のウィンドウ17の左側に所定の楽曲群を表示した再生画面を示す例が挙げられている。
画面領域設定部68は、ステップS1035にて接触時間Tが所与の閾値T1以上の場合、ステップS1045に進んで、図11に示したメニュー項目のうち右クリック76の処理を実行する。右クリック処理としては、たとえば、図12の右側に示したホテルの検索結果画面を第2のウィンドウ17の右半分に表示する例が挙げられている。
なお、画面領域設定部68は、接触時間Tに基づき表示されているポインタ80のメニュー項目からドラッグ(左)74やポインタ非表示78のメニューを選択し、それらの処理を実行するようにしてもよい。
以上に説明したように、本実施形態に係るモバイル機器10に搭載された表示装置によれば、ブラウザを用いてコンテンツを視聴するために複数のウィンドウを表示可能なディスプレイ12上のいずれかのウィンドウに対するユーザの第1の画面操作に従い、ユーザが指定する第1のウィンドウ16が選択される。次に、第1の画面操作に続いてユーザの第2の画面操作に従い、前記選択された第1のウィンドウ16に対して前記第2の画面操作に応じた第2のウィンドウ17の画面領域が設定される。本実施形態では、第2のウィンドウ17の画面領域を設定するためにメニュー項目の選択が算出される。
これにより、ユーザは、ウィンドウの選択とその表示方法を一連の操作で行うことができる。このように、直感的かつ少ない操作ステップからなる一連の操作で高速かつユーザの嗜好通りに複数のウィンドウを所定の配置位置及び大きさに表示することができる。また、本実施形態によれば、上述した操作で任意のメニュー項目を選択することによりマウスと同等の操作が可能になる。
<変形例>
最後に、以上に説明した各実施形態の表示装置を搭載する携帯型機器の変形例として図13の電子機器90について簡単に説明する。電子機器90は、上部ディスプレイ92Uと下部ディスプレイ92Dの2画面を有している。上部ディスプレイ92U、下部ディスプレイ92Dには図示しないタッチパネルが搭載されている。電子機器90は、中央のヒンジ機構99により折り畳み可能であり、携帯に便利な構成となっている。
本変形例に係る電子機器90に搭載された表示装置によっても直感的かつ少ない操作ステップからなる一連の操作で高速かつユーザの嗜好通りに1又は複数のウィンドウを所定の位置及び大きさに表示することができる。
すなわち、本変形例に係る電子機器90に搭載された表示装置では、ブラウザを用いてコンテンツを視聴するために複数のウィンドウを表示可能な上部ディスプレイ92U、下部ディスプレイ92Dのうち下部ディスプレイ92Dに指が接触し(ユーザの第1の画面操作)、この第1の画面操作に従い、ユーザが指定する第1のウィンドウ16が選択される。ここでは、第1のウィンドウ16の画面がポップアップ機能により拡大表示されている。
次に、第1の画面操作に続いてユーザの第2の画面操作に従い、前記選択された第1のウィンドウ16に対して前記第2の画面操作に応じた第2のウィンドウ17の画面領域が設定される。
たとえば、図13の電子機器90では、図13の中段左に示したように、第1の画面操作に続いてユーザの第2の画面操作として右フリックが実行される。この場合には、図13の下段左に示したように、現在表示している画面のリンク先の画面が上部ディスプレイ92U,下部ディスプレイ92Dの全面を使ってに表示される。
一方、図13の中段右に示したように、第1の画面操作に続いてユーザの第2の画面操作として上フリックが実行された場合には、図13の下段右に示したように、現在表示している画面のリンク先の画面が上部ディスプレイ92Uに表示される。
これによっても、ユーザは、ウィンドウの選択とその表示方法を一連の操作で行うことができる。これにより、直感的かつ少ない操作ステップからなる一連の操作から高速かつユーザの嗜好通りに1又は複数のウィンドウを所定の位置及び大きさに表示することができる。
上記実施形態において、各部の動作は互いに関連しており、互いの関連を考慮しながら、一連の動作及び一連の処理として置き換えることができる。これにより、表示装置の実施形態を、表示方法の実施形態及び表示装置が有する機能をコンピュータに実現させるためのプログラムの実施形態とすることができる。
これにより、ブラウザを用いて複数のウィンドウを表示可能なディスプレイ12において、タッチパネルやタッチペン等のデバイスを用いてユーザが行った画面操作を検出するステップと、前記デバイスにより検出されたユーザの第1の画面操作に従い、ユーザが指定する第1のウィンドウを選択するステップと、前記第1の画面操作に続いて前記デバイスにより検出されたユーザの第2の画面操作に従い、前記選択された第1のウィンドウに対して前記第2の画面操作に応じた第2のウィンドウの画面領域を前記ブラウザの向きに合わせて設定するステップと、を含む表示方法を提供することができる。
また、これにより、ブラウザを用いて複数のウィンドウを表示可能な表示画面において、デバイスを用いてユーザが行った画面操作を検出する処理と、前記デバイスにより検出されたユーザの第1の画面操作に従い、ユーザが指定する第1のウィンドウを選択する処理と、前記第1の画面操作に続いて前記デバイスにより検出されたユーザの第2の画面操作に従い、前記選択された第1のウィンドウに対して前記第2の画面操作に応じた第2のウィンドウの画面領域を前記ブラウザの向きに合わせて設定する処理と、をコンピュータに実行させるプログラムを提供することができる。
尚、本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的に又は個別的に実行される処理をも含む。また時系列的に処理されるステップでも、場合によっては適宜順序を変更することが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
たとえば、ディスプレイ12が縦レイアウトの場合であっても横レイアウトの場合であっても、第2の画面操作に応じた第2のウィンドウの画面領域は、ブラウザの向きに合わせて設定される。
また、本発明に使われるタッチパネルは、静電式であってもよく、光学式であってもよい。また、ユーザの画面操作を検出するデバイスの接触センサとしては、例えばマトリクススイッチ・抵抗膜方式のスイッチ・表面弾性波方式のスイッチなどを有するタッチセンサ・タッチパネル・タッチスクリーン・タッチパッドなどが挙げられる。
10 モバイル機器
12 ディスプレイ
14 タッチパネル
16 第1のウィンドウ
17 第2のウィンドウ
22、42、64 選択部
24、46、68 画面領域設定部
44 回転角度算出部
60 タッチペン
62 通信部
66 記録部
66a タイマ
80 ポインタ
90 電子機器
92U 上部ディスプレイ
92D 下部ディスプレイ
99 ヒンジ機構

Claims (9)

  1. ブラウザを用いて複数のウィンドウを表示可能な表示画面と、
    前記表示画面においてユーザが行った画面操作を検出するデバイスと、
    前記デバイスにより検出されたユーザの第1の画面操作に従い、ユーザが指定する第1のウィンドウを選択する選択部と、
    前記第1の画面操作に続いて前記デバイスにより検出されたユーザの第2の画面操作に従い、前記選択された第1のウィンドウに対して前記第2の画面操作に応じた第2のウィンドウの画面領域を前記ブラウザの向きに合わせて設定する画面領域設定部と、を備える表示装置。
  2. 前記画面領域設定部は、前記第1の画面操作に続いて前記ユーザの第2の画面操作が前記デバイスにより検出されない場合、予め定められた画面領域を前記第2のウィンドウの画面領域として前記ブラウザの向きに合わせて自動設定する請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記ユーザの第2の画面操作は、前記第1のウィンドウに対して前記第2のウィンドウを展開する画面領域の方向を示し、
    前記画面領域設定部は、前記示された方向に応じて第2のウィンドウの画面領域を設定する請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記画面領域設定部は、前記ウィンドウの画面領域としてウィンドウの配置位置及び大きさを設定する請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記表示装置は、携帯型端末に搭載される請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記第1の画面操作に続いて前記デバイスにより検出されたユーザの第2の画面操作に従い、前記選択された第1のウィンドウに対して前記第2の画面操作に従った回転角度を算出する回転角度算出部を更に備え、
    画面領域設定部は、前記回転角度算出部により算出された回転角度に応じて前記第2のウィンドウの画面領域を設定する請求項1に記載の表示装置。
  7. 画面領域設定部は、前記デバイスが表示画面に接触している時間に応じて前記第2のウィンドウの画面領域を設定する請求項1に記載の表示装置。
  8. ブラウザを用いて複数のウィンドウを表示可能な表示画面において、デバイスを用いてユーザが行った画面操作を検出するステップと、
    前記デバイスにより検出されたユーザの第1の画面操作に従い、ユーザが指定する第1のウィンドウを選択するステップと、
    前記第1の画面操作に続いて前記デバイスにより検出されたユーザの第2の画面操作に従い、前記選択された第1のウィンドウに対して前記第2の画面操作に応じた第2のウィンドウの画面領域を前記ブラウザの向きに合わせて設定するステップと、を含む表示方法。
  9. ブラウザを用いて複数のウィンドウを表示可能な表示画面において、デバイスを用いてユーザが行った画面操作を検出する処理と、
    前記デバイスにより検出されたユーザの第1の画面操作に従い、ユーザが指定する第1のウィンドウを選択する処理と、
    前記第1の画面操作に続いて前記デバイスにより検出されたユーザの第2の画面操作に従い、前記選択された第1のウィンドウに対して前記第2の画面操作に応じた第2のウィンドウの画面領域を前記ブラウザの向きに合わせて設定する処理と、をコンピュータに実行させるプログラム。
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