JP2011021605A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. タービンロータホイール１０の各嵌合用スロット１２に配置される複数のタービンバケット１６のための保持システムであって、
   タービンホイールの外縁部に形成された複数の第１の保持スロット２６と、
   バケットのホイール装着部に形成された複数の第２の保持スロット３４であって、第１の保持スロット２６と第２の保持スロット３４とが整合して、ロータホイール１０の外縁部に延在する環状保持スロットを形成する第２の保持スロットと、
   環状保持スロット内に配置されるロックワイヤ３６であって、自由端同士が係合するロックワイヤ３６と、
   ロータホイールに固定されて環状保持スロット内にロックワイヤを保持する複数の軸方向に配向した保持ピン４２と、
   ロックワイヤに固定される１以上のピン４８であって前記複数のバケットのうちの１つのタブ３２と係合し前記環状スロット内でのロックワイヤの周方向の回転を制限するピン４８と
   を備える保持システム。
2. 前記タブ３２が半径方向に延在する係止タブを含んでいて、係止タブに半径方向に延在する溝４６が形成されており、前記１以上のピン４８が、ロックワイヤから軸方向に延在していて上記溝内に係止される、請求項１記載の保持システム。
3. 前記１以上のピン５８が、ロックワイヤから半径方向内側に延在し、軸方向に配向した保持ピン５６の１つによって係合されるのに十分な長さを有していて、もって環状スロット内でのロックワイヤの回転を制限する、請求項１記載の保持システム。
4. 前記１以上のピン５８が複数のダウェルピンを含む、請求項１乃至３のいずれか１項記載の保持システム。
5. 前記ロックワイヤ３６が、自由端同士を係合する際に滑らかに重なり合うように形作られた自由端３８，４０を有する金属ワイヤを含む、請求項１記載の保持システム。
6. タービンロータホイール１０の各嵌合用スロット１２に配置される複数のタービンバケット１６のための保持システムであって、
   タービンホイールの外縁部に形成された複数の第１の保持スロット２６と、
   バケットのホイール装着部に形成された複数の第２の保持スロット３４であって、第１の保持スロットと第２の保持スロットとが整合して、ロータホイールの外縁部に延在する環状保持スロットを形成する第２の保持スロットと、
   環状保持スロット内に配置されるロックワイヤ３６であって、自由端同士３８，４０が重なり合うロックワイヤ３６と、
   ロータホイールに固定されて環状保持スロット内にロックワイヤを保持する複数の軸方向に配向した保持ピン４２と、
   ロックワイヤに形成された１以上のノッチ６６であって、保持ピン６０の１つと係合して環状スロット内でのロックワイヤの周方向回転を実質的に防止する１以上のノッチ６６と
   を備える保持システム。
7. 前記１以上のノッチ６６が、ロックワイヤに形成された複数のノッチを含んでいて、ノッチは保持ピン６０の１以上によって係合される、請求項６記載の保持システム。
8. 前記保持ピン６０の１つが、保持ピン５６の残りのピンよりも半径方向外側に位置する、請求項６記載の保持システム。
9. 前記ロックワイヤ３６は、自由端同士を係合する際に滑らかに重なり合うように形作られた自由端３８，４０を有する金属ワイヤを含む、請求項６記載の保持システム。
10. タービンロータホイール１０の各嵌合用スロット１２に配置される複数のタービンバケット１６のための保持システムであって、
    タービンホイールの外縁部に形成された複数の第１の保持スロット２６と、
    バケットのホイール装着部に形成された複数の第２の保持スロット３４であって、第１の保持スロットと第２の保持スロットとが整合して、ロータホイールの外縁部に延在する環状保持スロットを形成する第２の保持スロットと、
    環状保持スロット内に配置されるロックワイヤ３６であって、両端に自由端を有するロックワイヤ３６と、
    ロータホイールに固定されて環状保持スロット内にロックワイヤを保持する複数の軸方向に配向した保持ピン５６と
    を備えており、ロータホイールの回転方向に対するロックワイヤ３６の先頭の自由端４０が、隣り合った保持ピン５６の一方と係合できるようにロータホイールの中心線の方へ内側に屈曲していて、環状保持スロット内でのロックワイヤの周方向回転が制限される、保持システム。