JP2011017771A - 顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステージを操作した際のスライドガラスの位置ずれを防止することができる顕微鏡を提供することを目的とする。
【解決手段】標本を載置するスライドガラスA1と、スライドガラスA1に載置された標本からの光を集光する対物レンズ8と、スライドガラスA1を支持し、対物レンズ8に対して光軸に直交する方向に移動可能なステージ2とを備え、ステージ2は、スライドガラスA1の上面とステージ2の上面とが略同一平面に配されるようにスライドガラスA1を収容可能な窪みBと、窪みBに収容されたスライドガラスA1のステージ2に対する光軸に直交する方向への移動を規制する規制手段とを有する顕微鏡を採用する。
【選択図】図2

Description

本発明は、顕微鏡に関するものである。
従来、標本をクレンメル等により保持する載置台と、該載置台をXY方向に移動させるXYステージとを備えた光学顕微鏡の標本載置装置が知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
特開平9−73032号公報 特開2005−181807号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に開示されている技術によれば、観察位置を変更するためにXYステージを操作して、XYステージと対物レンズとの相対位置をXY方向にずらすと、対物レンズ等に引きずられてスライドガラスが動いてしまい、標本の観察作業に支障をきたす場合があるという不都合がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、ステージを操作した際のスライドガラスの位置ずれを防止することができる顕微鏡を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、標本を載置する載置部材と、該載置部材に載置された標本からの光を集光する対物レンズと、前記載置部材を支持し、前記対物レンズに対して光軸に直交する方向に移動可能なステージとを備え、前記ステージは、前記載置部材の上面と前記ステージの上面とが略同一平面に配されるように前記載置部材を収容可能な窪みと、該窪みに収容された前記載置部材の前記ステージに対する光軸に直交する方向への移動を規制する規制手段とを有する顕微鏡を採用する。
本発明によれば、ステージに設けられた窪みに載置部材を収容することにより、載置部材の上面とステージ上面とが略同一平面にされた状態で、規制手段により載置部材のステージに対する光軸に直交する方向への移動が規制される。このようにすることで、対物レンズに対してステージを移動させる際に、対物レンズと載置部材との干渉を防止することができ、対物レンズの光軸に直交する方向におけるステージと載置部材との相対位置のずれを防止することができる。
上記発明において、前記ステージが、前記窪みの内側面に前記載置部材の側面を突き当てる突き当て面を有することとしてもよい。
このようにすることで、窪みに載置部材を挿入した際に隙間があった場合にも、ステージに設けられた突き当て面に載置部材の側面を突き当てることにより、ステージに対して載置部材を正確に位置決めすることができる。
上記発明において、前記規制手段が、前記窪みの内側面に設けられ、前記載置部材を前記対物レンズの光軸に直交する方向に付勢する板ばねであることとしてもよい。
このようにすることで、板ばねにより載置部材を付勢して、窪みおよび載置部材の寸法誤差を吸収することができ、対物レンズの光軸に直交する方向における載置部材とステージとの相対位置のずれを効果的に防止することができる。
上記発明において、前記規制手段が、前記載置部材を支持する支持面に設けられ、前記載置部材を吸引する吸引装置であることとしてもよい。
このようにすることで、吸引装置により載置部材をステージの支持面に吸着させて、光軸に直交する方向および光軸に沿う方向におけるステージに対する載置部材の動きを規制することができ、載置部材とステージとの相対位置のずれを効果的に防止することができる。
本発明によれば、ステージを操作した際のスライドガラスの位置ずれを防止することができるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係る顕微鏡の概略構成図である。 図1の顕微鏡において観察対象物の支持方法を説明する図であり、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。 本発明の第2の実施形態における観察対象物の支持方法を説明する図であり、(a)は縦断面図、(b)は平面図、(c)は変形例の縦断面図である。 本発明の第3の実施形態における観察対象物の支持方法を説明する図であり、(a)は縦断面図、(b)は第1の変形例の縦断面図、(c)は第2の変形例の平面図である。 本発明の第4の実施形態における観察対象物の支持方法を説明する図であり、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。 従来の顕微鏡において観察対象物の支持方法を説明する図であり、(a)はセンサが観察対象物から外れた状態、(b)は弾性部材が観察対象物から外れた状態、(c)および(d)はクレンメルで観察対象物を支持する状態である。
〔第1の実施形態〕
本発明の第1の実施形態に係る顕微鏡1について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る顕微鏡1は、図1に示されるように、例えば落射照明型のレーザ走査型顕微鏡であって、観察対象物Aを載置するステージ2と、レーザ光を射出するレーザ光源3と、レーザ光源3からのレーザ光を2次元的に走査する顕微鏡本体4と、観察対象物Aの表面に対向して配置された対物レンズユニット5と、対物レンズユニット5により集光された光を観察する接眼レンズ6とを備えている。
観察対象物Aは、図2(a)に示されるように、例えばスライドガラス(載置部材)A1に載置された生体試料A2である。
対物レンズユニット5は、図2(b)に示されるように、レーザ光源3からのレーザ光を観察対象物Aに照射する一方、観察対象物Aからの光を集光する対物レンズ8と、対物レンズ8の外面に取り付けられるアダプタ9とを備えている。また、対物レンズユニット5は、図示しない駆動源によりステージ2に対して光軸に沿う方向に移動することができ、対物レンズ8から照射されたレーザ光の焦点位置が観察対象物Aに一致する位置まで観察対象物Aに近接させられるようになっている。
アダプタ9は、対物レンズ8の外面に設けられ、対物レンズ8全体を覆うように配置される筒状のケース9aと、ケース9aの観察対象物Aに対向する位置に設けられた開口部9bの半径方向外方に取り付けられた弾性部材10と、弾性部材10の半径方向外方に配置されたセンサ11とを備えている。
弾性部材10は、例えば、ゴム等の材質によって構成され、円環状に形成され、開口部9bの周囲を全周にわたって取り囲むようにケース9aの先端面に固定されている。これにより、対物レンズ8を観察対象物Aに近接させていくと、弾性部材10が観察対象物Aの表面とケース9aとの間に挟まれて弾性変形させられるようになっている。弾性部材10は円環状に形成されているので、観察対象物Aの表面とケース9aとの隙間を開口部9bの外側において全周にわたって密閉するようになっている。
センサ11は、例えば、接触式のセンサ11であって、観察対象物Aの表面に接触することにより観察対象物Aを検出し、検出信号を出力するようになっている。センサ11は、弾性部材10の半径方向外方に、周方向に間隔をあけて複数配列されている。また、センサ11は、弾性部材10が観察対象物Aと接触して弾性変形させられた時点で、観察対象物Aの表面に接触して検出信号を出力する位置に配置されている。
なお、センサ11の出力は、レーザ光源3からのレーザ光をオンオフするための図示しないシャッタ等の部材を駆動するトリガ信号として使用されるようになっている。
図中、符号12は、センサ11からの検出信号を外部に伝送するための配線である。
ステージ2は、対物レンズユニット5に対してX方向に移動可能なXステージと、該Xステージを対物レンズユニット5に対してY方向に移動させるYステージとを有している。ここで、X方向およびY方向は、共に対物レンズ8の光軸に直交する方向であり、互いに直交する方向である。ステージ2は、図示しない駆動源によりXステージおよびYステージを移動させて、対物レンズユニット5に対して光軸に直交する方向(XY方向)に移動可能なようになっている。
また、ステージ2は、観察対象物Aを収容可能な窪みBを有している。窪みBは、観察対象物Aの上面とステージ2の上面とが略同一平面に配されるように、観察対象物Aを収容可能な開口面積および深さを有している。ステージ2は、窪みBに収容されたスライドガラスA1が、ステージ2に対してXY方向へ移動してしまうことを規制するようになっている。
窪みBの内側面には、スライドガラスA1の側面を突き当てる突き当て面B1が形成されている。これにより、窪みBにスライドガラスA1を挿入した際に隙間があった場合にも、突き当て面B1にスライドガラスA1の側面を突き当てることにより、ステージ2に対してスライドガラスA1を正確に位置決めすることができるようになっている。
上記構成を有する顕微鏡1の作用について、以下に説明する。
本実施形態に係る顕微鏡1を用いて、観察対象物Aを観察するには、図2(b)に示されるように、ステージ2上に観察対象物Aを載置して対物レンズユニット5を観察対象物Aに近接させていく。
この時点で、図示しないシャッタによりレーザ光源3からのレーザ光は遮断されており、対物レンズ8の先端から射出されていない。
この状態で、対物レンズユニット5を観察対象物Aにさらに近接させていくと、対物レンズユニット5に先端に設けられている弾性部材10が観察対象物Aに接触して弾性変形させられる。
弾性部材10は、ケース9aの先端の開口部9bの外側に全周にわたって配置されているので、ケース9aと観察対象物Aとの間で弾性変形して潰れることで、ケース9aと観察対象物Aとの隙間を全周にわたって密閉するようになる。
そして、弾性部材10が所定の寸法だけ潰れたところで、センサ11が観察対象物Aの表面に接触して検出信号を出力する。
検出信号に応じてシャッタを開くことにより、レーザ光源3からのレーザ光が顕微鏡本体4内のガルバノミラー(図示略)において2次元的に走査されて対物レンズ8の先端から観察対象物Aに照射される。レーザ光が照射された観察対象物Aにおいては、観察対象物A内に含有されている蛍光物質が励起されて蛍光が発生する。観察対象物Aにおいて発生した蛍光は、対物レンズ8により集光され、再びガルバノミラーによって走査されて、顕微鏡本体4内の図示しない検出器により2次元的な像として生成されモニタ(図示略)上に表示される。
この場合において、ケース9a先端に設けられた開口部9bの半径方向外方において、ケース9aと観察対象物Aとの間の隙間が弾性部材10により密閉されているので、対物レンズ8への外光の入射を防止することができる。その結果、バックグラウンドノイズの少ない鮮明な蛍光像による観察対象物Aの観察を行うことができる。
また、弾性部材10が全周にわたって弾性変形している場合にのみ、レーザ光源3からレーザ光が射出されるので、対物レンズ8と観察対象物Aとの隙間から外部にレーザ光が漏れることも防止することができる。
次に、上記の顕微鏡1において、観察位置を変更するためにステージ2を移動させる際の動作について説明する。
ここで、比較例として、従来の顕微鏡において観察位置を変更するためにステージを移動させた際の状態について、図6(a)から図6(d)を用いて説明する。
従来の顕微鏡では、図6(a)に示されるように、観察位置を変更するためにステージ20を動作させると、センサ11がスライドガラスA1から外れてしまう場合がある。この場合において、ステージ20を動作させると、観察対象物Aの上面とステージ20の上面とに段差が生じているため、センサ11と観察対象物Aとが干渉してステージ20と観察対象物Aとの相対位置がずれてしまう。また、同様に、図6(b)に示されるように、弾性部材10と観察対象物Aとが干渉して、ステージ20と観察対象物Aとの相対位置がずれてしまう場合もある。
一方、図6(c)および図6(d)に示されるように、観察対象物Aをクレンメル21によりステージ20に固定した場合においても、対物レンズユニット5と観察対象物Aまたはクレンメル21とが干渉して、ステージ20と観察対象物Aとの相対位置がずれてしまう場合もある。
これに対して、本実施形態に係る顕微鏡1では、図2(b)に示されるように、観察対象物Aの上面とステージ2の上面とが略同一平面に配されるように、スライドガラスA1がステージ2に設けられた窪みBに収容される。また、窪みBに収容された観察対象物Aは、ステージ2に対して光軸に直交する方向(XY方向)への移動が規制される。
以上のように、本実施形態に係る顕微鏡1によれば、対物レンズユニット5に対してステージ2を移動させて観察位置を変更した際に、対物レンズユニット5と観察対象物Aとの干渉を防止することができ、対物レンズ8の光軸に直交する方向におけるステージ2と観察対象物Aとの相対位置のずれを防止することができる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態に係る顕微鏡について、図3(a)から図3(c)を用いて説明する。なお、第1の実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。
前述の第1の実施形態に係る顕微鏡1において、ステージ2に設けられた窪みBにスライドガラスA1をはめ込むようにセットするが、このセット作業を容易にするために、窪みBはスライドガラスA1よりも大きく形成されている。また、窪みBおよびスライドガラスA1は、加工時の寸法誤差を有している。したがって、どうしても対物レンズ8の光軸に直交する方向(XY方向)に隙間、すなわちガタができてしまい、観察作業に影響を与えることとなる。
これを防ぐために、本実施形態では、図3(a)に示すように、窪みBの内側壁面に板ばね13を設ける。
このようにすることで、板ばね13によりスライドガラスA1をXY方向に付勢して、窪みBおよびスライドガラスA1の寸法誤差を吸収することができ、XY方向におけるスライドガラスA1とステージ2との相対位置のずれを効果的に防止することができる。また、板ばね13を窪みBの内側壁面に固定することで、ステージ2の上面の突起物を無くすことができる。
また、図3(a)に示すように、板ばね13の形状を、ステージ2の上面から離れるに従って次第に窪みBの内側壁面から離れる形状とすることで、板ばね13にガイド機能を持たせ、スライドガラスA1をスムーズに窪みBにセットすることができる。
なお、図3(b)に示すように、スライドガラスA1がX方向には短くY方向には長い形状の場合には、板ばね13を、例えば、X方向には1箇所、Y方向には2箇所以上設けることで、スライドガラスA1を安定的に固定することができる。
また、本実施形態の変形例として、図3(c)に示すように、板ばね13の代わりに、ばね15およびボール16を有するボール型プランジャ14を設けることとしてもよい。このボール型プランジャ14によれば、ばね15によりボール16を介してスライドガラスA1がXY方向に付勢されるので、板ばね13と同様に、スライドガラスA1とステージ2との相対位置のずれを効果的に防止することができる。
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の第3の実施形態に係る顕微鏡について、図4(a)から図4(c)を用いて説明する。なお、前述の各実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。
図4(a)および図4(b)は、ステージ2とスライドガラスA1とのガタをスライドガラスA1をXY方向に付勢して取るのではなく、スライドガラスA1を対物レンズ8の光軸に沿う方向(Z方向)に固定する方法である。具体的には、図4(a)に示されるように、スライドガラスA1を支持する支持面に設けられた複数の穴から図示しない吸引装置により空気を吸引し、スライドガラスA1をステージ2に真空吸着する方法である。
このようにすることで、吸引装置によりスライドガラスA1をステージ2の支持面に吸着させて、XY方向およびZ方向におけるステージ2に対するスライドガラスA1の動きを規制することができ、スライドガラスA1とステージ2との相対位置のずれを効果的に防止することができる。なお、吸引装置による空気の吸引タイミングは、自動でも手動でもよい。
また、本実施形態の第1の変形例として、図4(b)に示すように、スライドガラスA1を支持する支持面にスライドガラスA1を吸着する複数の吸盤17を設けることとしてもよい。このようにすることで、スライドガラスA1は吸盤17によりステージ2の支持面に密着、固定され、吸引装置を用いることなく、XY方向およびZ方向におけるステージ2に対するスライドガラスA1の動きを規制することができる。
また、本実施形態の第2の変形例として、図4(c)に示すように、クレンメルの代わりに、スライドガラスA1を固定するアタッチメント18を設けることとしてもよい。このようにすることで、アタッチメント18によりスライドガラスA1をステージ2に対して固定することができ、対物レンズユニット5に対してステージ2を移動させた際に、ステージ2と観察対象物Aとの相対位置のずれを防止することができる。
これまでは、XYステージが、いわゆる3枚ステージ、すなわち、最下部に配置されたシタステージに対して、その上に重ねて配置されたナカステージとウエステージがそれぞれX方向およびY方向に動くタイプであるとして説明してきた。しかしながら、正立顕微鏡の場合には、2枚ステージ、すなわち、最下部に配置されたシタステージに対して、その上に配置されたナカステージがY方向に動き、X方向にはクレンメルによりスライドガラスA1がステージ上を擦りながら動くタイプが多い。そこで、アタッチメント18を用いることで、通常の正立顕微鏡に対しても本発明の機構を応用することができる。
具体的には、クレンメルの代わりに、前述のスライドガラスA1を収納できるくぼみを有するアタッチメント18を取り付け、X方向にこのアタッチメント18ごと、スライドガラスA1を移動できる。
クレンメルは横方向と同時に下方向にスライドガラスA1を押し付けて、ナカステージに密着、擦りながら移動するのに対し、このアタッチメント18によれば、スライドガラスA1をステージ2に対して固定したままステージ2を動かすことができる。
〔第4の実施形態〕
次に、本発明の第4の実施形態に係る顕微鏡について、図5(a)および図5(b)を用いて説明する。なお、前述の各実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。
本実施形態においては、窪みBの内部においてスライドガラスA1をクランプするのではなく、対物レンズユニット5の邪魔にならないように、スライドガラスA1の長手方向の両端の一部のみを上部からクランプする。
薄板19は、例えばステンレス等の弾性を有する薄板であり、図5(a)に示すように、窪みBの両端部に設けられ、符号Cに示すグリッド部分において接着等によりステージ2に固定されている。
薄板19がステージ2に固定された状態の断面図が図5(b)に示されている。図5(b)に示されるように、薄板19は薄いエンボス状に形成されており、エンボスの凸部を上面にしてステージ2に固定されている。
薄板19とスライドガラスA1との接触部分では、薄板19の弾性力によりスライドガラスA1を上部からステージ2に押し付ける力が働いている。この力は薄板19の板厚を変化させることにより調節することができる。また、薄板19は薄いエンボス形状を有しているので、対物レンズ8等が引っ掛かってしまうことを防止して、ステージ2と観察対象物Aとの相対位置のずれを防止することができる。また、スライドガラスA1をステージ2から外すときには、エンボスの凸部を押すことで、薄板19を破線で示すような形状とすることができ、容易にスライドガラスA1を取り外すことが可能となる。
A 観察対象物
A1 スライドガラス
A2 生体試料
B 窪み
B1 突き当て面
1 顕微鏡
2 ステージ
3 レーザ光源
4 顕微鏡本体
5 対物レンズユニット
6 接眼レンズ
8 対物レンズ
9 アダプタ
9a ケース
9b 開口部
10 弾性部材
11 センサ
13 板ばね
14 ボール型プランジャ
17 吸盤
18 アタッチメント
19 薄板
20 ステージ
21 クレンメル

Claims (4)

  1. 標本を載置する載置部材と、
    該載置部材に載置された標本からの光を集光する対物レンズと、
    前記載置部材を支持し、前記対物レンズに対して光軸に直交する方向に移動可能なステージとを備え、
    前記ステージは、前記載置部材の上面と前記ステージの上面とが略同一平面に配されるように前記載置部材を収容可能な窪みと、該窪みに収容された前記載置部材の前記ステージに対する光軸に直交する方向への移動を規制する規制手段とを有する顕微鏡。
  2. 前記ステージが、前記窪みの内側面に前記載置部材の側面を突き当てる突き当て面を有する請求項1に記載の顕微鏡。
  3. 前記規制手段が、前記窪みの内側面に設けられ、前記載置部材を前記対物レンズの光軸に直交する方向に付勢する板ばねである請求項1または請求項2に記載の顕微鏡。
  4. 前記規制手段が、前記載置部材を支持する支持面に設けられ、前記載置部材を吸引する吸引装置である請求項1または請求項2に記載の顕微鏡。
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