JP2011015218A - 携帯無線機におけるイヤホンの実装構造 - Google Patents

携帯無線機におけるイヤホンの実装構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 歩留まりがよく高い防水性を有する携帯無線機におけるイヤホンの実装構造を提供する。
【解決手段】 イヤホン3の実装構造は、無線通信によって携帯無線機から伝達された信号を基に音声を出力するイヤホン3を携帯無線機に配設する。この実装構造は、携帯無線機に嵌合する中空の基台10と、基台10の上方に配設され、イヤホン3と電気的に接続し、携帯無線機から伝達された信号をイヤホン3に出力する基板12と、基板12とイヤホン3との接点5を含む基板12を覆うように接着し、接点5を含む基板12を防水し、接点5を含む基板12に、負荷が掛かることを防止する接着防水部材22と、基台10に一体成型され、基板12を中心に接着防水部材22とイヤホン3とをオーバーモールドするオーバーモールド部26とを有している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯無線機におけるイヤホンの実装構造に関する。
一般に無線を用いる携帯型の端末(以下、携帯無線機)は、例えば業務用に用いられ、屋外、または屋外に準ずる環境にて使用される。そのため携帯無線機には、水などに耐えるといったような耐環境性能(例えば防水性)が求められている。
またこのような携帯無線機には、一般的に、無線通信による音声を出力するイヤホンがイヤホンの実装構造であるアダプタを介して配設されている。
このアダプタは、携帯無線機に嵌合する基台と、イヤホンと電気的に接続し、携帯無線機から伝達された信号をイヤホンに出力する基板と、基板に半田付けされるケーブルと、基台に一体成型され、基板とイヤホンとケーブルとをオーバーモールドする(覆う)樹脂であるオーバーモールド部とを有している。
オーバーモールド部は、基板とケーブルとの接点と、基板とイヤホンとの接点とを覆うことで防水する防水部材である。オーバーモールド部が基台に一体成型されることで、アダプタは一体成型となる。
例えば特許文献1には、組立性の向上、内部での実装面積の拡大を実現し、さらに、イヤホンを通電性を持つ基材に実装可能とする携帯無線機が開示されている。
特開2007−274129号公報
上述したオーバーモールド部である樹脂を基台に一体成型する際の負荷(圧力)は、オーバーモールド部である樹脂のみを成型する際の負荷(圧力)よりも高い。そのため樹脂であるオーバーモールド部が基台に一体成型される際に、例えばケーブルが一体成型による負荷(圧力)によって基板からはずれる虞が生じ、さらに例えばオーバーモールド部である樹脂は、一体成型による負荷(圧力)によって、イヤホンにおける基板との接点側からイヤホンに入り込む虞が生じる。このように、一体成型する際の負荷(圧力)によって、アダプタの歩留まりが低下してしまう虞が生じる。
またアダプタの使用回数が多くなるほど、オーバーモールド部が劣化し、オーバーモールド部に亀裂が生じる虞が生じる。これにより携帯無線機が屋外または屋外に準ずる環境にて使用され、雨などの水に濡れ、また操作者の手から落ち水中に落ちてしまう際、水が亀裂から基板に浸水する。このように防水部材としてのオーバーモールド部において、防水性が低下すると、水が亀裂から基板に浸水し、接点を含む基板が損傷してしまう虞が生じる。
そのため本発明は、上記事情に鑑み、歩留まりがよく高い防水性を有する携帯無線機におけるイヤホンの実装構造を提供することを目的とする。
本発明は目的を達成するために、無線通信によって携帯無線機から伝達された信号を基に音声を出力するイヤホンを前記携帯無線機に配設するイヤホンの実装構造であって、前記携帯無線機に嵌合する基台と、前記基台の上方に配設され、前記イヤホンと電気的に接続し、前記携帯無線機から伝達された前記信号を前記イヤホンに出力する基板と、前記基板と前記イヤホンとの接点を含む前記基板を覆うように接着し、前記接点を含む前記基板を防水し、前記接点を含む前記基板に負荷が掛かることを防止する接着防水部材と、前記基台に一体成型され、前記基板を中心に前記接着防水部材と前記イヤホンをオーバーモールドするオーバーモールド部と、を具備することを特徴とするイヤホンの実装構造を提供する。
また本発明は目的を達成するために、前記基板を含む前記接着防水部材を覆うように前記基台に配設され、前記オーバーモールド部が前記基台に一体成型される際に生じる前記負荷から前記基板と前記接点とを含む前記接着防水部材を保護し、前記接着防水部材に掛かる前記負荷を緩和し、前記オーバーモールド部の骨格となる骨組とをさらに具備することを特徴とする上記に記載のイヤホンの実装構造を提供する。
また本発明は目的を達成するために、前記オーバーモールド部は、樹脂であり、前記接着防水部材と前記イヤホンとを覆うことで、防水する防水部材であることを特徴とする上記に記載のイヤホンの実装構造を提供する。
また本発明は目的を達成するために、前記接着防水部材は、前記オーバーモールド部が前記基台に一体成型される際に生じる前記負荷を吸収する樹脂であることを特徴とする上記に記載のイヤホンの実装構造を提供する。
また本発明は目的を達成するために、前記接着防水部材は、接着剤であることを特徴とする上記に記載のイヤホンの実装構造を提供する。
本発明によれば、歩留まりがよく高い防水性を有する携帯無線機におけるイヤホンの実装構造を提供することができる。
図1は、イヤホンの実装構造を示す図である。 図2は、図1に示す状態に接着剤を配設した状態のイヤホンの実装構造を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。図1と図2とを参照して実施形態について説明する。
図示しない携帯無線機は、携帯型であり、無線を用い、例えば業務用に用いられ、屋外、または屋外に準ずる環境にて使用される。このような携帯無線機には、図1に示すように、イヤホン3の実装構造が配設されている。このイヤホン3の実装構造は、無線通信によって携帯無線機から伝達された信号を基に音声を出力するイヤホン3を携帯無線機に配設するアダプタ1である。つまりイヤホン3は、アダプタ1を介して携帯無線機に配設されている。
図1と図2とに示すようにアダプタ1は、携帯無線機に嵌合する中空の基台10と、基台10の上方に配設され、イヤホン3と電気的に接続し、携帯無線機から伝達された信号をイヤホン3に出力する基板12と、基台10の内部(中空部10a)に配設され、携帯無線機と基板12とに接続し、携帯無線機と基板12との間で上述した信号を伝達する伝達部材である複数のスプリングピン14と、基台10の内部(中空部10a)に配設され、スプリングピン14が圧入等で押し込まれることでスプリングピン14を防水する被押込部材16とを有している。
また図1と図2とに示すようにアダプタ1は、基板12に半田付けされるケーブル20と、基板12と、ケーブル20とスプリングピン14とイヤホン3と、の接点5を含む基板12を覆うように接着し、接点5を含む基板12を防水する接着防水部材である接着剤22と、基板12を含む接着剤22を覆うように基台10に配設されている骨組24と、基台10に一体成型され、基板12と骨組24とを中心に接着剤22とイヤホン3とケーブル20とをオーバーモールドする(覆う)樹脂であるオーバーモールド部26と、オーバーモールド部26が配設された基台10(アダプタ1)を携帯無線機に固定するネジ28とをさらに有している。
アダプタ1は、一体成型によって製作される。
イヤホン3は、基板12と電気的に接続しており、携帯無線機からスプリングピン14を通じて基板12に伝達された信号を基に音声を出力する電子部品である。
接点5は、例えば基板12とケーブル20との接点と、基板12とスプリングピン14との接点と、基板12とイヤホン3との接点とを示す。
基台10は、例えば成型品である。
図1と図2とに示すように基板12は、ネジ28が挿通可能な中空部12aを有している。図1に示すように基板12は、基台10と骨組24とによって囲まれている。
被押込部材16は、例えば成型品である。また被押込部材16は、スプリングピン14を防水する防水部材である。図1と図2とに示すように被押込部材16は、ネジが挿通可能な中空部16aを有している。中空部16aは、中空部10aと連通している。
図1と図2とに示すようにケーブル20には、アダプタ1との緩衝を緩和するためのブッシュ20aが配設されている。
図1と図2とに示すように接着剤22は、骨組24の内部に配設される。また接着剤22は、上述した接点5を水から保護するために、接点5を覆うことで防水する防水部材である。これにより、接着剤22は、接点5における浸水によるショートを防止する。
接着剤22の硬度は、低い。また接着剤22は、例えばホットメルト、シリコン系、フッ素系などの樹脂である。接着剤22は、樹脂による弾力性を有しており、オーバーモールド部26が基台10に一体成型され、アダプタ1が一体成型によって製作される際に生じる負荷(圧力)を吸収する。
これにより接着剤22は、この負荷(圧力)によってケーブル20が基板12からはずれることを防止する。またオーバーモールド部26である樹脂が、一体成型による負荷(圧力)によって、イヤホン3における基板12との接点5側からイヤホン3に入り込むことを、接着剤22は防止する。
つまり接着剤22は、オーバーモールド部26が基台10に一体成型される際に生じる負荷(圧力)を吸収し、接点5を含む基板12に、オーバーモールド部26が基台10に一体成型される際に生じる負荷(圧力)が掛かることを防止する。これにより接着剤22は、アダプタ1の歩留まりの低下を防止する。
なお接着剤22は、成型と、はけ塗りと、浸透と、スプレーによる噴霧とのいずれかによって、上述したように接点5を覆うように接着する。またこのとき、接着剤22は、接点5の細部にわたり覆う。なお接着剤22の覆い方は、接着剤22の粘度によっても使い分けることができる。
この接着剤22は、さらに絶縁性を有している。
図1に示すように接着剤22は、骨組24の内側に配設されている。この骨組24は、オーバーモールド部26の骨格となる。骨組24は、オーバーモールド部26が基台10に一体成型される際に生じる負荷(圧力)から、基板12と接点5とを含む接着剤22を保護する。より詳細には、骨組24は、接着剤22に掛かる負荷(圧力)を緩和する。
骨組24は、ネジ28が挿通する中空部24aを有する凹形状である。例えばネジ28の頭部側からみたこの骨組24は、中空の円形状である。
図1と図2とに示すようにオーバーモールド部26は、樹脂成型である。オーバーモールド部26は、例えばポリ塩化ビニル(PVC)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、エラストマー樹脂、ウレタン入り塩ビなどの樹脂である。
またオーバーモールド部26は、接点5と基板12とを含む接着剤22と、骨組24と、イヤホン3と、ケーブル20とを覆うことで、これらを防水する防水部材である。
なお図1に示すようにオーバーモールド部26の一部26aは、骨組24の内部にまで延設せずに、中空部24aの近傍にまで延設されている。
図1と図2とに示すようにネジ28は、基台10(アダプタ1)を携帯無線機に固定する際に、オーバーモールド部26(一部26a)と中空部12a,16a,10aとを貫通する。
そのため、図1と図2とに示すようにアダプタ1の内部において、ネジ28とオーバーモールド部26(一部26a)との間と、ネジ28と中空部12aと、ネジ28と接着剤22との間には、ネジ28とオーバーモールド部26(一部26a)との接触と、ネジ28と基板12との接触と、ネジ28と接着剤22との接触とを防止する隔壁30が配設されている。
つまりこの隔壁30は、ネジ28と基板12との電気的な接触を防止し、防水性の観点からネジ28とオーバーモールド部26(一部26a)との接触を防止する。防水性の観点において詳細には、オーバーモールド部26に亀裂が生じた際に、隔壁30はネジ28を伝って水が基板12に浸水することを防止する。
また隔壁30は、ネジ28が接着剤22に接着し、アダプタ1から抜けなくなることを防止する。また隔壁30は、接着剤22が基板12を覆った後に、ネジ28がアダプタ1を挿通できず、ネジ28がアダプタ1を携帯無線機に固定できなくなることを防止する。
なおこの隔壁30は、ネジ28が中空部12aから中空部16aに挿通するように、被押込部材16と連結している。
また図1と図2とに示すようにネジ28は、隔壁30と強固に密着するためのOリング28aを有している。
次に本実施形態の動作方法について説明する。
基板12には、ケーブル20が半田付けされ、イヤホン3が電気的に接続し、スプリングピン14が接続する。
接点5を含む骨組24の内部には、この接点5を含む基板12を覆うように接着する接着剤22が配設される。これにより接点5を含む基板12は、接着剤22によって防水される。なお接着剤22は、隔壁30と被押込部材16とに接着し、隔壁30によってネジ28に接着しない。
骨組24は、基板12を含む接着剤22を覆うように基台10に配設される。
そして図2に示すように基板12と骨組24とを中心に接着剤22と、イヤホン3と、ケーブル20とは、オーバーモールド部26によってオーバーモールドされる。このときオーバーモールド部26は、骨組24の外周面24bに密着し、一部26aは隔壁30に密着する。これによりオーバーモールド部26は、基台10に一体成型される。よって接着剤22と、イヤホン3と、ケーブル20とは、オーバーモールド部26によってさらに防水される。
このようにアダプタ1は、一体成型によって製作される。そして基台10が携帯無線機に嵌合し、アダプタ1はネジ28によって携帯無線機に固定される。
なおオーバーモールド部26が基台10に一体成型される際、骨組24は、オーバーモールド部26が基台10に一体成型される際に生じる負荷(圧力)から、基板12と接点5とを含む接着剤22を保護する。つまり接着剤22は、骨組24によって接着剤22に掛かる負荷(圧力)を緩和される。
またオーバーモールド部26が基台10に一体成型され、アダプタ1が一体成型によって製作される際に、接着剤22はこの負荷(圧力)を吸収し、接点5を含む基板12に、オーバーモールド部26が基台10に一体成型される際に生じる負荷(圧力)が掛かることを防止する。
つまりオーバーモールド部26が基台10に一体成型される際に生じ、基板12に掛かる負荷(圧力)は、骨組24によって緩和され、接着剤22によって吸収される。
よって一体成型によって生じる負荷(圧力)によってケーブル20が基板12からはずれることが、接着剤22と骨組24とによって防止される。またオーバーモールド部26である樹脂が、一体成型による負荷(圧力)によって、イヤホン3における基板12との接点5側からイヤホン3に入り込むことが、接着剤22と骨組24とによって防止される。
このように接点5を含む基板12には、一体成型による負荷(圧力)が接着剤22と骨組24とによって掛からないために、オーバーモールド部26と基台10とは容易に一体成型され、さらにアダプタ1の歩留まりの低下が接着剤22と骨組24とによって防止される。
また携帯無線機が屋外または屋外に準ずる環境にて使用され、雨などの水に濡れ、また操作者の手から落ち水中に落ちてしまう際、基板12を含むアダプタ1は、オーバーモールド部26と、接着剤22と、被押込部材16とによって防水され、基板12の損傷が防止される。
またアダプタ1の使用回数が多くなり、オーバーモールド部26が劣化しオーバーモールド部26に亀裂が生じ、防水部材としてのオーバーモールド部26において防水性が低下し、水が亀裂から浸水しても、接点5を含む基板12は接着剤22によって防水されているために、基板12の損傷が接着剤22によって防止される。
もちろんブッシュ20aとの緩衝からオーバーモールド部26に亀裂が生じ、さらに携帯無線機との緩衝によって被押込部材16が劣化し、被押込部材16に亀裂が生じても、接点5を含む基板12は接着剤22によって防水されているため、基板12の損傷が接着剤22によって防止される。
このように基板12はオーバーモールド部26と被押込部材16と接着剤22とによって防水されるために、接点5におけるショートが防止される。また防水部材としてのオーバーモールド部26と被押込部材16とが劣化しても、基板12は接着剤22のみによっても防水されるために、接点5におけるショートが防止される。
このように本実施形態では、オーバーモールド部26が基台10に一体成型され、アダプタ1が一体成型によって製作される際に、接着剤22によってケーブル20が一体成型による負荷(圧力)によって基板12からはずれることを防止できる。また本実施形態では、オーバーモールド部26である樹脂が、一体成型による負荷(圧力)によって、イヤホン3における基板12との接点5側からイヤホン3に入り込むことを、接着剤22によって防止することができる。
つまり本実施形態では、接点5を含む基板12には一体成型のための負荷(圧力)が接着剤22によって掛からないために、オーバーモールド部26と基台10とを容易に一体成型でき、アダプタ1の歩留まりの低下を接着剤22によって防止することができる。
また本実施形態では、接点5と基板12とを含むアダプタ1を、オーバーモールド部26と、被押込部材16とによって防水でき、基板12の損傷を防止することができる。
なお本実施形態では、アダプタ1の使用回数が多くなり、オーバーモールド部26が劣化しオーバーモールド部26に亀裂が生じ、防水部材としてのオーバーモールド部26において防水性が低下し、水が亀裂から浸水しても、接点5を含む基板12を接着剤22によって防水でき、基板12の損傷を接着剤22によって防止することができる。
もちろん本実施形態では、ブッシュ20aとの緩衝からオーバーモールド部26に亀裂が生じ、さらに携帯無線機との緩衝によって被押込部材16が劣化し、被押込部材16に亀裂が生じても、接点5を含む基板12を接着剤22によって防水でき、基板12の損傷を接着剤22によって防止することができる。
このように本実施形態では、接点5を含む基板12を接着剤22によって防水できるために、接点5におけるショートを防止することができる。また本実施形態では、上述したようにオーバーモールド部26と被押込部材16とが劣化しても、接点5を含む基板12を接着剤22によって防水でき、つまり高い防水性を維持でき、接点5におけるショートを防止することができる。
もちろん本実施形態では、接点5と基板12とを含むアダプタ1を、接着剤22に加え、オーバーモールド部26と被押込部材16とによっても防水でき、基板12の損傷を防止することができる。
また本実施形態では、骨組24によって、接着剤22に掛かり、オーバーモールド部26が基台10に一体成型される際に生じる負荷(圧力)を緩和することができ、上述した効果をさらに向上させることができる。
なおアダプタ1が強度を求められなければ、オーバーモールド部26と基台10との一体成型は不要となり、骨組24とオーバーモールド部26とも不要となる。このとき、オーバーモールド部26の代わりに図示しないカバーが代用され、価格を抑えることができる。
また本実施形態では、隔壁30によって、ネジ28と基板12との電気的な接触を防止でき、オーバーモールド部26に亀裂が生じた際に、ネジ28を伝って水などが基板12に浸水することを防止することができる。また本実施形態では、隔壁30によって、ネジ28に接着剤22が接着することを防止でき、ネジがアダプタ1から抜けなくなることを防止することができる。また本実施形態では、隔壁30によって、接着剤22が基板12を覆った後に、ネジ28がアダプタ1を挿通できず、ネジ28がアダプタ1を携帯無線機に固定できなくなることを防止することができる。
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。
1…イヤホンの実装構造(アダプタ)、3…イヤホン、5…接点、10…基台、10a…中空部、12…基板、12a…中空部、14…スプリングピン、16…被押込部材、16a…中空部、20…ケーブル、20a…ブッシュ、22…接着剤、24…骨組、24a…中空部、24b…外周面、26…オーバーモールド部、26a…一部、28…ネジ、28a…Oリング、30…隔壁。

Claims (1)

  1. 無線通信によって携帯無線機から伝達された信号を基に音声を出力するイヤホンを前記携帯無線機に配設するイヤホンの実装構造であって、
    前記携帯無線機に嵌合する基台と、
    前記基台の上方に配設され、前記イヤホンと電気的に接続し、前記携帯無線機から伝達された前記信号を前記イヤホンに出力する基板と、
    前記基板と前記イヤホンとの接点を含む前記基板を覆うように接着し、前記接点を含む前記基板を防水し、前記接点を含む前記基板に負荷が掛かることを防止する接着防水部材と、
    前記基台に一体成型され、前記基板を中心に前記接着防水部材と前記イヤホンとをオーバーモールドするオーバーモールド部と、
    を具備することを特徴とするイヤホンの実装構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11145915B2 (en) 2015-04-17 2021-10-12 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Method for treating lithium ion battery

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