JP2011015012A - 字幕送出装置、およびその字幕送出方法 - Google Patents

字幕送出装置、およびその字幕送出方法 Download PDF

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Abstract


【課題】指定された字幕ページデータを即座に送出出来る低コストの字幕送出装置とおよびその字幕送出方法を提供する。
【解決手段】字幕送出装置22のCPU21は、ARIB STD−B36フォーマットの字幕データSDを記憶装置23に記憶蓄積する時に、各字幕ページ番号とその字幕送出タイミングとを記憶する記憶装置23の記憶ロケーションを対応させた検索テーブル22を作製して字幕データSDの最後に付加して記憶蓄積する。編集時は、検索テーブル22を参照して、指定された映像表示タイミングの次に来る字幕送出タイミングを2分探索法で見つけ出し、その字幕送出タイミングに対応する字幕ページpの字幕データをインサータ3へ向けて送出する制御を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、商業放送に用いる字幕送出装置、およびその字幕送出方法に関する。
地上デジタル放送では、デジタルディバンド(IT利用機会・能力の格差)の解消が重要な政策課題となっており、その一施策として字幕付番組数の拡充が進められている。
字幕表示放送サービスは、従来のアナログ放送用文字放送サービスで規格化されたNAB策定ファイル交換フォーマット規格又は、デジタル放送用に制定されたARIB策定ファイル交換フォーマット規格(ARIB STD―B36)に従って字幕データが利用される。
しかし、これらのデータフォーマットは、文字データを記述した字幕ページが先頭から順番に出力されるシーケンシャル送出になっているため、任意の字幕ページをダイレクトにアクセスして送出するには不向きである。
図5は、字幕データファイル構造の概念図である。
図5において、字幕データファイルSDは、その先頭にその字幕データファイルの属性等が記述された素材管理情報が配置され、それに続いてシーン等に対応した字幕データが記述された字幕ページ(1〜eページ)が配置される。各字幕ページは、各ページに表示する為の字幕データにページ番号(#1)〜(#e)と(字幕ページ目)、送出タイミング(タイムコード、TC、例えば、Oh:OOm:OOs)が検索情報として付加されている。
この送出タイミングは、映像表示と同期して字幕(文字)を画面に表示するタイミングであるが、字幕編集を行うに当たっては、字幕ページではなく、字幕を重畳表示する映像表示タイミングが指定されるのでそれに対応するページを探し出してそのページに記載された字幕データを編集しなければならない。
しかし、各字幕ページの字幕データのサイズは、データ長が異なる可変長の構成になっており、指定タイミングに該当する字幕ページを見つけるには、先頭から順にアクセス(シーケンス処理)してTCを読みだしてそれに近い字幕ページを見付ける必要がある。そのため字幕送出については、従来の字幕ページ#1〜#eはシーケンシャルに送出されているにも拘わらず、どの字幕ページについても即座に送出できるクイックアクセス送出機能が求められている。
字幕表示放送については、編集サーバ、または、送出サーバに、編集済みの字幕重畳(対応)されたコンテンツファイルが、記憶蓄積されており、その番組コンテンツを編集する方法として表示タイミングから所定の字幕を表示しているアドレスを算出して字幕データを探し出す方法が考案されている(例えば、特許文献1。)。
しかし、実際には、編集サーバや送出サーバに記憶蓄積される前にも、字幕編集が行われ、字幕表示放送のコンテンツ編集時に速やかな字幕データの編集をしなければならない。
図6は、従来の字幕表示放送のコンテンツを編集するシステム構成を示す機能ブロック図、図7は、従来の字幕送出装置の動作手順を説明するフローチャート、図8は、映像画面と字幕表示タイミングとの関係を示す図である。
以下、図5〜図7を用いて従来の字幕送出装置の動作を説明する。
図6において、ビデオサーバ10と字幕送出装置200とは、図示されないIP網等によりインサータ30へ接続され、映像信号と、字幕信号が入力され、インサータ30は、映像信号に字幕データを重畳して編集サーバ、送信機等へ向けて、字幕の重畳画面信号を出力している。また、制御監視卓40は、図示されない制御網により、ビデオサーバ10と字幕送出装置200とインサータ30へそれらの動作制御を行うコマンドや制御情報を出力している。ビデオサーバ10と字幕送出装置200とは、それぞれ予め、映像データ、字幕データが記憶蓄積される。
字幕送出装置200に字幕データは、図7において、例えば、記憶媒体を介するか、IP網等からの画像データ入力手段から番組素材等に対応する固有の識別情報と共に字幕データファイルが入力される(ステップs1)と、ARIB STD―B36の規定に従った字幕データのフォーマットのままで記憶装置210へ記憶・蓄積する(ステップs2)。
字幕送出装置200は、幾つかの字幕データファイルを記憶装置210へ記憶し監視制御卓40からの識別情報と共に編集コマンドを入力されるのを待つ待機状態になる。そして、有る字幕データの編集が指定され、更に図8に示される映像再生タイミングt1(例えば、図5の0h:25m:30s)が指定されたとする。
字幕送出装置200は、当該字幕データファイルの各字幕ページに記述された送出タイミング(TC)をシーケンシャルに読出し、タイミングt1に続くts1(0h:25m:32s、pページ目)のTCを検出して、pページ目以降の字幕データを順にインサータ30へ出力する。
そして、インサータ30は、ビデオサーバ10から入力されるコンテンツの映像信号に、字幕データを重畳表示した字幕放送の重畳画面の映像信号を作製して、図示されない編集サーバ、又は送信器へ向けて出力する。つまり、インサータ30は、pページ目の字幕データを映像信号に重畳し、ts1のタイミングに出力することによって制御監視卓40のモニタ画面に重畳画面が表示される。
ところが、字幕データファイルは、千数百ページに亘るページ量を持つ場合が少なくない。先述した如く、字幕データファイルは、シーケンシャルにページを読みだすARIB STD―36フォーマットで記述されているため、最終ページまでを高速で読みださなければならない。映像表示タイミングで指定された字幕ページによっては、送出タイミング(制御開始から実際に字幕ページを送出するまでのタイムラグ)が変わることになる。即ち、後にある字幕ページのデータ(例えば、1500ページ以降のデータ)が遅くなり易い。
特に、編集時に映像信号のプレビュー機能で字幕データを付加する場合、この字幕ページを高速で見付け出すことが重要になる。プレビューとは、放送前の映像信号に不体裁が無いかを運用者が確認するための事前送出機能であるため、本番の放送と同じ様に字幕送出装置200から字幕データをインサータ30へ送出する。
しかし、特に先の様な1500ページに亘るような場合、プレビューでは素材の途中からの送出や、繰返しの送出などをおこなうため、従来の字幕送出の標準であるARIBSTDB−36のシーケンシャルなTCの検索による送出方法では、指定された映像表示タイミングに対応する字幕ページを検出して映像信号に追従することが困難になる。
これに対処するため、字幕送出装置200のCPUや、処理回路等に指定された字幕ページデータを即座に送出出来る高速、高性能な処理能力が要求され、字幕送出装置にハード・ソフトのコストがかかってしまう問題が有った。
特開2005−303791号公報
ARIB STD−B36 NAB技術基準 T027−1996
放送の標準であるARIB STD−B36による字幕データの送出方法では、指定された映像表示タイミングに対応する字幕ページを速やかに検索、抽出して映像信号に追従することが困難である。従来、字幕送出装置のCPU及び処理回路等に指定された字幕ページデータを即座に送出出来る高速、高性能な処理能力が要求され、字幕送出装置にハード・ソフトのコストがかかってしまう問題が有った。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、指定された字幕ページデータを即座に送出出来る低コストの字幕送出装置、およびその字幕送出方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の字幕送出装置は、予め内部の記憶装置に記憶蓄積している商業放送の字幕表示放送に使用する所定のフォーマットの字幕データファイルのうちから指定された字幕データを抽出し、その字幕データをネットワークで接続された字幕データと映像情報とを重畳する字幕重畳装置へ送出する字幕送出装置において、それぞれが、内部バス等で接続され前記字幕データファイルを記憶媒体、またはネットワークにより入力する字幕データ入力手段と、前記記憶装置から読出された前記字幕データをネットワークにより前記字幕送出装置へ出力する字幕データ出力手段と、前記字幕データファイルに関わる入出力、および前記記憶装置との間の書込、読出を制御する制御情報を入出力する制御入出力手段と、前記字幕データファイルを記憶蓄積する記憶装置と、前記内部バスを監視し、前記字幕データファイルを記憶蓄積するのに際し、前記入力される前記字幕データファイルに固有な識別情報、および当該字幕データファイルに記述される各字幕ページと、各ページの字幕データの送出タイミングと、それらを前記記憶装置に記憶するロケーションとを対応付けて登録した検索テーブルを作成し、前記作成された検索テーブルを前記字幕ページの最終ページの後に付加して前記記憶装置に記憶、蓄積する制御と、前記制御入出力手段から前記字幕重畳装置へ送出する字幕データファイルの字幕データを送出するコマンドが入力された場合、そのコマンドで示された映像表示タイミングを判読し、当該字幕データファイルの前記検索テーブルを参照して前記映像表示タイミングの次に来る送出タイミングを2分探索法で抽出する検索を行い、前記抽出された送出タイミングに対応する字幕ページの前記ロケーションを前記検索テーブルから見つけ出し、その字幕ページの字幕データを前記記憶装置から読み出してその送出タイミングに間に合うよう前記字幕データ出力手段を介して前記字幕重畳装置へ送出する制御とを行う字幕データ制御手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明の字幕送出装置の字幕送出方法は、記憶装置と、字幕送出制御手段を備える字幕送出装置が、予め内部の記憶装置に記憶蓄積した商業放送の字幕表示放送に使用する字幕データファイルのうちから指定された字幕データを抽出し、その字幕データをネットワークで接続された字幕データと映像情報とを重畳する字幕重畳装置へ送出する字幕送出装置の字幕送出方法において、前記字幕送出制御手段は、前記字幕データファイルを記憶蓄積するのに際し、前記字幕データファイルに固有な識別情報、および当該字幕データファイルに記述される各字幕ページと、各ページの字幕データの送出タイミングと、それらを前記記憶装置に記憶するロケーションとを対応付けて登録した検索テーブルを作成し、前記作成された検索テーブルを前記字幕ページの最終ページの後に付加して前記記憶装置に記憶蓄積する制御と、前記字幕重畳装置へ前記指定される字幕データを送出する場合、前記指定をするコマンドが示す映像表示タイミングを判読し、当該字幕データファイルの前記検索テーブルを参照して前記映像表示タイミングの次に来る送出タイミングを2分探索法で抽出する検索を行い、前記抽出された送出タイミングに対応する字幕ページの前記ロケーションを前記検索テーブルから見つけ出し、その字幕ページの字幕データを前記記憶装置から読み出してその送出タイミングに間に合うよう前記字幕重畳装置へ送出する制御とを行うことを特徴とする。
本発明によれば、指定された映像表示タイミングに対応して字幕データを即座に送出出来る低コストの字幕送出装置とおよびその字幕送出方法を提供することが出来る。
本発明の実施例に係わる字幕送出装置の運用形態を示す字幕送出システムの系統図。 本発明の実施例に係わる字幕送出装置の動作を説明する機能ブロック図。 記憶装置に記憶される字幕データファイルの構造を説明する図。 実施例に係わる字幕送出装置の動作手順を説明するフローチャート。 字幕データファイルの構造の概念図。 従来の字幕表示放送のコンテンツを編集するシステム構成を示す機能ブロック図。 従来の字幕送出装置の動作手順を説明するフローチャート。 映像画面と字幕表示タイミングとの関係を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例に係わる字幕送出装置の運用形態を示す字幕送出システムの系統図である。
図1において、ビデオサーバ1と字幕送出装置2とは、図示されないIP網等によりインサータ3へ接続され、インサータ3は、映像信号、字幕信号が入力され、インサータ3は、映像信号に字幕データを重畳して編集サーバ、送信機等へ向けて、字幕の重畳画面信号を出力する字幕重畳装置である。
また、制御監視卓4は、図示されない制御網により、ビデオサーバ1と字幕送出装置2とインサータ3へそれらの動作制御を行うコマンドや制御情報を出力している。ビデオサーバ1と字幕送出装置2には、予め、映像データ、字幕データがそれぞれ番組素材毎に固有の識別情報を付与されたファイルとして記憶蓄積される。
図2は、字幕送出装置2の動作を説明する機能ブロック図、図3は、記憶装置23に記憶される字幕データファイルの構造を説明する図、図4は、実施例に係わる字幕送出装置の動作手順を説明するフローチャートである。
以下、図2〜図4を参照して字幕送出装置2の動作を説明する。
ここでは、ARIB STD―B36フォーマットの字幕データを送出する字幕送出装置を例にして動作説明をしているが、字幕データは、このほか、NAB(The National Association of Commercial Broadcasters in Japan)策定ファイル交換フォーマット規格(非特許文献2)のようなシーケンシャルに送出されるものに対して適用される。 図2において、字幕送出装置2は、それぞれの間が内部バス2B等で接続されたCPU21、そのワークメモリ220、記憶装置23、制御信号IO部24、メディアI/F25と、入出力部26とを備えている。記憶装置23には、ARIB STD―B36フォーマット(非特許文献1)の字幕データSDとその字幕データに対応した検索テーブル22とが記憶蓄積されている。制御信号IO部24は、制御網データ網を介して、制御監視卓4かとの間で字幕送出制御に係わるコマンド、データ等の情報を入出力している。
入出力部26は、キーボード、マウス、ディスプレイ等の入出力手段であり、また、光ディスク、半導体メモリ等による記憶媒体を介してのデータ入出力機能を有している。
メディアI/F25は、高速なデータ伝送が可能なIP網を介してインサータ3へ字幕データSDを出力する通信インタフェース手段である。また、メディアI/F25は、IP網を介して図示されない外部の字幕データ送出装置、または、情報端末から字幕データSDを入力して内部バス2Bへ出力するインタフェースでもある。なお、字幕データ(ファイル)SDは、光学ディスク、半導体メモリ等の記憶媒体により、入出力部26を介して字幕送出装置2に入力されるものも有る。
図2において、例えば、記憶媒体を介するか、IP網等からの字幕データ入力手段から番組素材等に対応する固有の識別情報と共に字幕データ(ファイル)SDがコピーコマンドやファイル転送コマンド等による所定の手順により入力される(ステップs1)。
内部バス2Bを監視しているCPU21は、例えば、字幕データファイルSD(#1)が入力されたことを検出すると、図3に示されるようにその字幕データファイルSDに対応した検索テーブル22の作製を開始する。本来、例えば、番組素材に対応した識別番号として字幕データファイルにSDに(#1)が付与されていれば、それに対応して検索テーブルは22(#1)の様な、番組素材毎の識別情報等により字幕データファイルSD(#1)と紐付けされるがここでは、“#1”の様な識別情報の記述を省略して説明する。
そして、字幕データファイルSDを字幕ページ毎、シーケンシャルに記憶装置23に書き込みを行う。この時、各字幕ページ番号(1〜p)と送出タイミングの組に対応する記憶装置23の書込みロケーション(番地)を検索テーブル22に書込み、登録する(ステップs21)。
即ち、図3において、記憶装置23に書き込まれた字幕データファイルSDは、入力されたARIB STD−B36と同じフォーマットで先頭に素材管理情報、それに続いて各字幕ページ番号(目)と送出タイミングのデータに、さらに最終ページに続いて検索テーブル22が、付加されている。
この検索テーブル22は、例えば、2ページ目(「ページ番号2」)では、従来の送出タイミング「Oh:OOm:XXs」に「ロケーション(YY番地)」が追加されている。この検索テーブル22の各字幕ページは、記述内容が定められたフォーマットでありそのパージ毎のデータも固定長である。従って、検索テーブル22自体も後述の2分探索法により検索する場合も、所要のページが見付けやすい構成になっている。従来の文字送出装置は、検索テーブルを備えて居らず、また検索テーブルを字幕データのページを記憶場所、即ちロケーションと対応付けて記憶装置で管理することは行っていない。
さて、この様にして幾つかの番組素材の字幕データファイルSD(例えば、#1〜#N)が字幕送出装置2に記憶、蓄積されている状態で、制御監視卓4、又は入出力部26から、字幕データファイルSD(#Q)の字幕編集を行う為に番組素材の識別番号と共に、編集コマンドが、例えば、「edit:SD#Q」の様に入力され、字幕送出装置2は、施御データ網と制御信号IO部24とを介してその編集コマンドを受信する(ステップs22)。
CPU21は、この編集コマンドを検出すると、記憶装置23から字幕データファイルSD(#Q)(以下、(#Q)を省略)の検索テーブル22(#Q)(以下、(#Q)を省略)部分をワークメモリ220へコピーする(ステップs23)。検索テーブル22は、字幕データファイルSDの最終部分に位置する固定長データが集まった比較的小さなデータブロックなので、例えば、記憶装置23がハードディスクの様な読み出しに時間が掛かるものであっても、抽出は速やかに行える。言い換えれば、大きな可変長データのレコードを、小さい固定長のデータで構成されるテーブルで管理していることにより検索処理時間を短く済ませている。
そして、CPU21は、字幕送出装置2を編集箇所を指定する編集データの入力を待つ待機状態にする。そして、図8に示される映像再生タイミングt1(例えば、図5の0h:25m:30s)が編集箇所として制御監視卓4、又は入出力部26から入力されたとする(ステップs3)。
内部バス2Bを監視しているこのタイミング指定を検出するとCPU21は、検索テーブル22を参照し、送出タイミングを2分探索法で検索し、映像再生タイミングt1に続く映像表示タイミング(送出タイミング)ts1として0h:25m:32sを見つけ出す(ステップs41)。
CPU21は、テーブル22を参照して映像表示タイミング(送出タイミング)ts1の0h:25m:32sに対応する字幕pページ目のロケーション(YZ番地)を読み出し、記憶装置23のYZ番地からpページの字幕データを読出し、図示されない内部タイマ等を参照して0h:25m:32sに間に合うタイミングでメディアI/F25からIP網を介してインサータ3へ向けて送出する(ステップs51)。
インサータ3は受信した字幕データファイルSDをビデオサーバ1から入力される映像信号に重畳した重畳画面の映像信号を送出し、制御監視卓4は、図示されないモニタディスプレイ等で重畳画面を表示する。
2分探索法とは、この様にソートされた配列に入ったデータに対する検索を行うにあたって、中央の値を見て検索したい値との大小関係を用いて、検索したい値が中央の値の右にあるか、左にあるかを判断して、片側には存在しないことを確かめながら検索していく検索方法であり、この手順を、中央の要素と検索対象が一致するか、検索対象の配列に要素が一つしか含まれなくなるまで続ければ、検索が完了する。
言い換えれば、探索範囲を1/2,さらに1/2・・・と範囲を狭めながら探索する方法でn個のデータの中央の値を見ることで、1回の操作でn/2個程度の要素を無視することができるので検索時間がシーケンシャルに行う場合よりも大きく短縮することが出来る。
本実施例では、従来の様に全てのデータをシーケンシャルに見ないことと、少ないデータ量の検索テーブル22の映像表示タイミングを2分探索法で検索するので短時間で済むため、字幕送出装置の記憶装置やCPUに高性能の部品を用いる必要が無いので汎用の情報処理端末レベルの装置を字幕送出装置として使用することが出来る。
また、記憶装置23にSDD(半導体ディスク装置)を用いる場合、検索テーブル22内容をワークメモリ220にコピーせず、直接CPU21が記憶装置23から読み取って2分探索法により所要ページを抽出するのも良い。
以上述べた如く、本発明の実施例の字幕送出装置は、指定された字幕ページデータを即座に送出出来る低コストの字幕送出装置とおよびその字幕送出方法を提供することが出来る。
1 ビデオサーバ
2 字幕送出装置
2B 内部バス
21 CPU
22 字幕データ
23 記憶装置
24 制御信号IO部
25 メディアI/F25
26 入出力部
220 ワークメモリ
3 インサータ
4 制御監視卓

Claims (6)

  1. 予め内部の記憶装置に所定のフォーマットで記憶蓄積している商業放送の字幕表示放送に使用する字幕データファイルのうちから指定された字幕データを抽出し、その字幕データをネットワークで接続された字幕データと映像情報とを重畳する字幕重畳装置へ送出する字幕送出装置において、
    それぞれが、内部バス等で接続され
    前記字幕データファイルを記憶媒体、またはネットワークにより入力する字幕データ入力手段と、
    前記記憶装置から読出された前記字幕データをネットワークにより前記字幕送出装置へ出力する字幕データ出力手段と、
    前記字幕データファイルに関わる入出力、および前記記憶装置との間の書込、読出を制御する制御情報を入出力する制御入出力手段と、
    前記字幕データファイルを記憶蓄積する記憶装置と、
    前記内部バスを監視し、
    前記字幕データファイルを記憶蓄積するのに際し、前記入力される前記字幕データファイルに固有な識別情報、および当該字幕データファイルに記述される各字幕ページと、各ページの字幕データの送出タイミングと、それらを前記記憶装置に記憶するロケーションとを対応付けて登録した検索テーブルを作成し、前記作成された検索テーブルを前記字幕ページの最終ページの後に付加して前記記憶装置に記憶、蓄積する制御と、
    前記制御入出力手段から前記字幕重畳装置へ送出する字幕データファイルの字幕データを送出するコマンドが入力された場合、そのコマンドで示された映像表示タイミングを判読し、当該字幕データファイルの前記検索テーブルを参照して前記映像表示タイミングの次に来る送出タイミングを2分探索法で抽出する検索を行い、前記抽出された送出タイミングに対応する字幕ページの前記ロケーションを前記検索テーブルから見つけ出し、その字幕ページの字幕データを前記記憶装置から読み出してその送出タイミングに間に合うよう前記字幕データ出力手段を介して前記字幕重畳装置へ送出する制御とを
    行う字幕データ制御手段とを
    具備することを特徴とする字幕送出装置。
  2. 前記字幕データ制御手段は、
    前記固有の識別情報により字幕データファイルが指定された場合、前記記憶装置から当該字幕データファイルに付加された前記検索テーブルを読出して自分のワークメモリにコピーして前記2分探索法で抽出する検索を行う事を特徴とする請求項1記載の字幕送出装置。
  3. 前記記憶装置は、半導体ディスク装置であり、
    前記字幕データ制御手段は、
    前記固有の識別情報により字幕データファイルが指定された場合、前記記憶装置から直接字幕データファイルに付加された前記検索テーブルを参照して前記2分探索法で抽出する検索を行う事を特徴とする請求項1記載の字幕送出装置。
  4. 記憶装置と、字幕送出制御手段を備える字幕送出装置が、予め内部の記憶装置に記憶蓄積した商業放送の字幕表示放送に使用する字幕データファイルのうちから指定された字幕データを抽出し、その字幕データをネットワークで接続された字幕データと映像情報とを重畳する字幕重畳装置へ送出する字幕送出装置の字幕送出方法において、
    前記字幕送出制御手段は、
    前記字幕データファイルを記憶蓄積するのに際し、前記字幕データファイルに固有な識別情報、および当該字幕データファイルの各字幕ページと、各ページの字幕データの送出タイミングと、それらを前記記憶装置に記憶するロケーションとを対応付けて登録した検索テーブルを作成し、前記作成された検索テーブルを前記字幕ページの最終ページの後に付加して前記記憶装置に記憶、蓄積する制御と、
    前記字幕重畳装置へ前記指定される字幕データを送出する場合、前記指定をするコマンドが示す映像表示タイミングを判読し、当該字幕データファイルの前記検索テーブルを参照して前記映像表示タイミングの次に来る送出タイミングを2分探索法で抽出する検索を行い、前記抽出された送出タイミングに対応する字幕ページの前記ロケーションを前記検索テーブルから見つけ出し、その字幕ページの字幕データを前記記憶装置から読み出してその送出タイミングに間に合うよう前記字幕重畳装置へ送出する制御とを
    行うことを特徴とする字幕送出装置の字幕送出方法。
  5. 前記字幕データ制御手段は、
    前記固有の識別情報により字幕データファイルが指定された場合、前記記憶装置から当該字幕データファイルに付加された前記検索テーブルを読出して自分のワークメモリにコピーして前記2分探索法で抽出する検索を行う事を特徴とする請求項4記載の字幕送出装置の字幕送出方法。
  6. 前記記憶装置は、半導体ディスク装置が用いられ、
    前記字幕データ制御手段は、
    前記固有の識別情報により字幕データファイルが指定された場合、前記半導体ディスク装置から直接字幕データファイルに付加された前記検索テーブルを参照して前記2分探索法で抽出する検索を行う事を特徴とする請求項4記載の字幕送出装置の字幕送出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112711517A (zh) * 2020-12-28 2021-04-27 珠海格力电器股份有限公司 一种服务器性能监控方法、装置、存储介质及终端

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