JP2011014294A - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム Download PDF

Info

Publication number
JP2011014294A
JP2011014294A JP2009155576A JP2009155576A JP2011014294A JP 2011014294 A JP2011014294 A JP 2011014294A JP 2009155576 A JP2009155576 A JP 2009155576A JP 2009155576 A JP2009155576 A JP 2009155576A JP 2011014294 A JP2011014294 A JP 2011014294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
oxidant gas
gas
supply pipe
hydraulic cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2009155576A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikihiro Suzuki
幹浩 鈴木
Tomoki Kobayashi
知樹 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2009155576A priority Critical patent/JP2011014294A/ja
Publication of JP2011014294A publication Critical patent/JP2011014294A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Flow Control (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)

Abstract

【課題】小型且つ軽量な構成で、カソード側電極に供給される酸化剤ガスの流量調整を行うとともに、消費電力を良好に低減させることを可能にする。
【解決手段】燃料電池システム10は、燃料電池スタック14から使用済みの前記酸化剤ガスを排出するオフガス供給配管40に設けられ、前記燃料電池スタック14に供給される前記酸化剤ガスの圧力を調整する圧力調整装置42を備える。圧力調整装置42は、油圧シリンダ46と、前記油圧シリンダ46の作用下に、オフガス供給配管40の流れ方向と交差する方向に進退するとともに、前記オフガス供給配管40を閉塞可能な弁部材48と、前記弁部材48を前記油圧シリンダ46による押圧方向とは逆方向に押圧するリターンスプリング50とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池と、前記燃料電池から使用済みの前記酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス排出通路に設けられ、前記燃料電池に供給される前記酸化剤ガスの圧力を調整する圧力調整装置とを備える燃料電池システムに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側に、それぞれアノード側電極及びカソード側電極を配設した電解質膜・電極構造体(MEA)を、セパレータによって挟持した発電セルを備えている。この種の燃料電池は、通常、所定の数の発電セルを積層することにより、燃料電池スタックとして使用されている。
この場合、燃料電池では、水素ガス等の燃料ガスがアノード側電極に供給されるとともに、空気等の酸化剤ガスがカソード側電極に供給され、前記燃料ガスと前記酸化剤ガスとの電気化学反応により、発電が行われている。その際、燃料電池への酸化剤ガスの供給制御は、前記燃料電池から使用済みの前記酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス排出通路に設けられた背圧弁の開度調整により行われている。
背圧弁としては、通常、モータに連結されたバタフライバルブを備えている。そして、モータによる回転作用下に、バタフライバルブによる酸化剤ガス排出通路の開度調整を行うことで、酸化剤ガスの供給量の調整が行われている(特許文献1)。
特許第3995898号公報
ところで、バタフライバルブを回転制御するモータでは、比較的大きな出力トルクが要求されている。このため、モータ自体が大型化且つ重量化するとともに、コストが高騰するという問題がある。しかも、この種のモータを駆動するためには、消費電力が増大し、経済的ではないという問題がある。
さらにまた、バタフライバルブでは、その構造上、酸化剤ガス排出通路を完全に閉塞することができない。これにより、必要に応じて、専用の開閉バルブを別に用いなければならず、経済的ではないという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、小型且つ軽量な構成で、カソード側電極に供給される酸化剤ガスの流量調整を正確に行うとともに、消費電力を良好に低減させることが可能な燃料電池システムを提供することを目的とする。
本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池と、前記燃料電池から使用済みの前記酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス排出通路に設けられ、前記燃料電池に供給される前記酸化剤ガスの圧力を調整する圧力調整装置とを備える燃料電池システムに関するものである。
圧力調整装置は、油圧シリンダと、前記油圧シリンダの作用下に、酸化剤ガス排出通路の流れ方向と交差する方向に進退するとともに、前記酸化剤ガス排出通路を閉塞可能な弁部材と、前記弁部材を、前記油圧シリンダによる押圧方向とは逆方向に押圧する弾性部材とを備えている。
本発明によれば、弁部材の駆動が油圧シリンダを介して行われるため、油圧により比較的大きなトルクを容易に得ることができる。このため、例えば、モータやソレノイドを使用する場合に比べて、小型化及び軽量化が確実に図られる。しかも、コストの削減を図るとともに、消費電力の低減が可能になる。
本発明の実施形態に係る燃料電池システムの概略構成図である。 前記燃料電池スタックを構成する圧力調整装置の説明図である。 燃料電池出力と油圧との関係説明図である。 温度とバルブ応答性とに関連する油圧マップの説明図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る燃料電池システム10は、図示しない燃料電池車両に搭載されている。この燃料電池システム10は、燃料電池スタック14と、前記燃料電池スタック14に冷却媒体を供給するための冷却媒体供給機構16と、前記燃料電池スタック14に酸化剤ガス(反応ガス)を供給するための酸化剤ガス供給機構18と、前記燃料電池スタック14に燃料ガス(反応ガス)を供給するための燃料ガス供給機構20とを備える。
冷却媒体供給機構16は、ラジエータ24を備える。このラジエータ24には、冷媒用ポンプ26を介して冷却媒体供給配管28と、冷却媒体排出配管30とが接続される。
酸化剤ガス供給機構18は、冷媒用ポンプ26に近接して配置される空気用ポンプ32を備える。この空気用ポンプ32に一端が接続される空気供給配管34は、加湿器36に他端が接続されるとともに、この加湿器36には、加湿空気供給配管38を介して燃料電池スタック14が接続される。燃料電池スタック14と加湿器36とには、使用済みの酸化剤ガス(以下、オフガスという)を加湿流体として供給するためのオフガス供給配管(酸化剤ガス排出通路)40が接続される。加湿器36では、オフガス供給配管40を介して供給されたオフガスの排出側に、圧力調整装置42が配設される。
図2に示すように、圧力調整装置42は、オフガス供給配管40の途上に前記オフガス供給配管40とは直交する方向に延在して設けられる有底円筒状の筐体44を備える。
筐体44の一端側には、第1筐体部44aが設けられるとともに、前記第1筐体部44aには、油圧シリンダ46が構成される。筐体44の他端側には、第2筐体部44bが設けられる。第2筐体部44bには、油圧シリンダ46の作用下に、オフガス供給配管40の流れ方向(矢印A方向)と交差する方向(矢印B方向)に進退するとともに、前記オフガス供給配管40を閉塞可能な弁部材48と、前記弁部材48を前記油圧シリンダ46による押圧方向とは逆方向に押圧するリターンスプリング(弾性部材)50とが設けられる。
油圧シリンダ46は、第1筐体部44aの内周面にシール部材52aを介して摺動自在に配置されるピストン部54を備える。第1筐体部44a内は、ピストン部54により第1シリンダ室56aと第2シリンダ室56bとに分割される。
第1シリンダ室56aは、油圧配管58を介して油圧ポンプ60に連通するとともに、前記油圧配管58の途上と前記油圧ポンプ60とには、循環配管62が接続される。この循環配管62には、油圧調整弁64と油圧タンク66とが配設される。第2シリンダ室56bには、油又は空気が充填されるとともに、前記油又は前記空気を導出及び導入自在である。
ピストン部54から延在するロッド54aには、円柱状の弁部材48が連結される。ロッド54aの摺動面及び弁部材48の摺動面には、それぞれシール部材52b、52cが配設される。
油圧ポンプ60は、例えば、空気用ポンプ32、冷媒用ポンプ26又は図示しない駆動モータ等と一体化して駆動される他、燃料電池スタック14や図示しないバッテリからの電力を用いて駆動してもよい。
図1に示すように、燃料ガス供給機構20は、燃料ガスとして水素ガスが貯留される燃料ガスタンク70を備える。この燃料ガスタンク70には、燃料ガスパイプ72の一端が接続され、前記燃料ガスパイプ72は、遮断弁74、レギュレータ76及びエゼクタ78を介して燃料電池スタック14に接続される。
燃料電池スタック14には、使用済みの燃料ガスを排出する排出燃料ガス配管80が接続される。この排出燃料ガス配管80は、リターン配管82を介してエゼクタ78に接続されるとともに、一部がパージ弁84を介して希釈ボックス86に連通する。希釈ボックス86には、例えば、燃料電池スタック14から排出される使用済みの酸化剤ガスが希釈エアとして導入される。
燃料電池スタック14は、複数の発電セル90が水平方向(又は鉛直方向)に積層されるとともに、積層方向の両端には、図示しないが、ターミナルプレート及び絶縁プレートを介してエンドプレート92a、92bが配設される。燃料電池スタック14は、例えば、エンドプレート92a、92bを端板とするケーシング(図示せず)、又は前記エンドプレート92a、92b間を締結するタイロッド(図示せず)を備える。
一対のターミナルプレートには、電力取り出し端子94a、94bが設けられており、エンドプレート92a、92bから積層方向外方に前記電力取り出し端子94a、94bが突出する。電力取り出し端子94a、94bは、図示しない走行用駆動モータや補機類に接続される。
各発電セル90は、電解質膜・電極構造体96と、前記電解質膜・電極構造体96を挟持する第1及び第2セパレータ98、100とを備える。なお、第1及び第2セパレータ98、100は、カーボンセパレータ又は金属セパレータで構成される。
電解質膜・電極構造体96は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜102と、前記固体高分子電解質膜102を挟持するアノード側電極104及びカソード側電極106とを備える。
第1セパレータ98と電解質膜・電極構造体96との間には、燃料ガス流路108が形成されるとともに、第2セパレータ100と前記電解質膜・電極構造体96との間には、酸化剤ガス流路110が形成される。各発電セル90間には、冷却媒体流路112が形成される。
エンドプレート92aには、冷却媒体流路112に連通する冷却媒体入口連通孔114aと冷却媒体出口連通孔114bとが設けられる。冷却媒体入口連通孔114aは、冷却媒体供給配管28に連通する一方、冷却媒体出口連通孔114bは、冷却媒体排出配管30に連通する。
エンドプレート92bには、酸化剤ガス流路110に連通する酸化剤ガス入口連通孔116a及び酸化剤ガス出口連通孔116bと、燃料ガス流路108に連通する燃料ガス入口連通孔118a及び燃料ガス出口連通孔118bが形成される。
酸化剤ガス入口連通孔116aは、加湿空気供給配管38に連通し、酸化剤ガス出口連通孔116bは、オフガス供給配管40に連通する。燃料ガス入口連通孔118aは、エゼクタ78に連通し、燃料ガス出口連通孔118bは、排出燃料ガス配管80に連通する。
このように構成される燃料電池システム10の動作について、以下に説明する。
先ず、図1に示すように、酸化剤ガス供給機構18を構成する空気用ポンプ32が駆動され、酸化剤ガスである外部空気が吸引されて空気供給配管34に導入される。この空気は、空気供給配管34から加湿器36内に導入された後、加湿空気供給配管38に供給される。
その際、オフガス供給配管40には、後述するように、反応に使用された酸化剤ガスであるオフガスが供給されている。このため、加湿器36において、使用前の空気には、オフガス中に含まれる水分が移動し、この使用前の空気が加湿される。加湿された空気は、加湿空気供給配管38からエンドプレート92bの酸化剤ガス入口連通孔116aを通って燃料電池スタック14内に供給される。
一方、燃料ガス供給機構20では、遮断弁74の開放作用下に、燃料ガスタンク70内の燃料ガス(水素ガス)がレギュレータ76で降圧された後、エゼクタ78からエンドプレート92bの燃料ガス入口連通孔118aを通って燃料電池スタック14内に導入される。
さらに、冷却媒体供給機構16では、冷媒用ポンプ26の作用下に、冷却媒体供給配管28からエンドプレート92aの冷却媒体入口連通孔114aを通って燃料電池スタック14内に冷却媒体が導入される。
酸化剤ガス入口連通孔116aから燃料電池スタック14内の各発電セル90に供給された空気は、第2セパレータ100の酸化剤ガス流路110に導入され、電解質膜・電極構造体96のカソード側電極106に沿って移動する。一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔118aから第1セパレータ98の燃料ガス流路108に導入され、電解質膜・電極構造体96のアノード側電極104に沿って移動する。
従って、各電解質膜・電極構造体96では、カソード側電極106に供給される空気中の酸素と、アノード側電極104に供給される燃料ガス(水素)とが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
次いで、カソード側電極106に供給されて消費された空気は、オフガスとしてエンドプレート92bの酸化剤ガス出口連通孔116bからオフガス供給配管40に排出される。
同様に、アノード側電極104に供給されて消費された燃料ガスは、排出燃料ガスとしてエンドプレート92bの燃料ガス出口連通孔118bから排出燃料ガス配管80に排出される。排出燃料ガス配管80に排出された排出燃料ガスは、一部がリターン配管82を通ってエゼクタ78の吸引作用下に新たな燃料ガスに混在し、燃料電池スタック14内に供給される。残余の排出燃料ガスは、パージ弁84の開放作用下に希釈ボックス86に導入される。
また、冷却媒体は、冷却媒体入口連通孔114aから第1及び第2セパレータ98、100間の冷却媒体流路112に導入される。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体96を冷却した後、エンドプレート92aの冷却媒体出口連通孔114bから冷却媒体排出配管30に排出される。この冷却媒体は、ラジエータ24により冷却された後、冷媒用ポンプ26の作用下に冷却媒体供給配管28から燃料電池スタック14に供給される。
この場合、本実施形態では、図2に示すように、圧力調整装置42は、燃料電池システム10の起動が停止している際には、第1シリンダ室56aに油圧が供給されないため、弁部材48は、リターンスプリング50の押圧作用下にオフガス供給配管40を完全に閉塞している。すなわち、弁部材48は、オフガス供給配管40の封止弁として機能している。
次いで、燃料電池システム10の運転が開始され、油圧ポンプ60が駆動されると、油圧配管58を介して油圧シリンダ46の第1シリンダ室56aに油圧が供給される。このため、ピストン部54は、第2シリンダ室56b側に移動し、前記ピストン部54にロッド54aを介して連結されている弁部材48は、リターンスプリング50の弾性力に抗して第2筐体部44b側に移動する。
従って、オフガス供給配管40が開放され、このオフガス供給配管40が所望の開放状態に維持されるように、油圧調整弁64が調整される。すなわち、油圧ポンプ60から油圧配管58に押し出される油圧の中、余剰油圧は、循環配管62を介して油圧タンク66に戻され、弁部材48が所望の開度位置(進退位置)に維持される。
さらに、油圧ポンプ60は、燃料電池スタック14の出力増減に関連して油圧の増減が行われる(図3参照)。これにより、燃料電池車両の加減速時には、油圧ポンプ60から油圧シリンダ46に供給される油圧が増減され、弁部材48によるオフガス供給配管40の開閉調整が良好に行われる。
このように、圧力調整装置42では、油圧ポンプ60から第1シリンダ室56aに供給される油圧を介して弁部材48が駆動され、オフガス供給配管40に発生する背圧を調整している。このため、パスカルの原理により、ピストン部54には、比較的大きな推力を発生させることができ、例えば、モータやソレノイドを使用する場合に比べ、圧力調整装置42全体の小型化及び軽量化が容易に図られる。
しかも、圧力調整装置42全体のコストの削減を図るとともに、消費電力の低減も可能になるという効果が得られる。
さらに、油圧ポンプ60は、空気用ポンプ32、冷媒用ポンプ26又は駆動モータ(図示せず)等を動力源として利用し、これらと一体化することができる。従って、油圧ポンプ60の小型化及び軽量化を図るとともに、コスト削減や消費電力の抑制が容易に可能になる。
また、油圧ポンプ60は、燃料電池スタック14や図示しないバッテリからの電力で動作させることができる。これにより、油圧シリンダ46に供給される油圧を緻密に制御することが可能になる。
さらにまた、弁部材48は、油圧シリンダ46による油圧制御を介して進退移動している。従って、パスカルの原理により、油圧の上流圧やシリンダ面積比を可変するだけで、大きな推力を発生させることができる。
このため、例えば、バルブ凍結時や応答性低下時等には、油圧ポンプ60の回転数を上昇させて供給油圧力を上昇させる制御や、面積比切替機構(図示せず)を介してシリンダ面積比を増大させる処理や、油圧調整弁64の制御作用下に循環配管62に循環される油圧量を低減させて、油圧シリンダ46に供給される油圧流量を増大させる制御を行ったりすることにより、容易に対応することが可能になる。これにより、凍結対策や応答性低下対策の制御が容易に簡素化されるという効果がある。
さらに、電源がオフされた停止時には、弁部材48は、リターンスプリング50の押圧作用下にオフガス供給配管40を完全に閉塞している。従って、別途、閉塞用の開閉バルブが不要になり、経済的である。
また、温度に起因する油粘性変化による供給油圧の影響や、ゴムの温度特性よるバルブ応答性低下に対する改善策として、図4に示すマップを用いることができる。すなわち、温度の計測により、予め各バルブ応答性を予測し、バルブ応答性の閾値に応じた油圧(高圧又は低圧)を発生させることにより、バルブ応答性を確保することが可能になる。
10…燃料電池システム 14…燃料電池スタック
16…冷却媒体供給機構 18…酸化剤ガス供給機構
20…燃料ガス供給機構 28…冷却媒体供給配管
30…冷却媒体排出配管 32…空気用ポンプ
34…空気供給配管 36…加湿器
38…加湿空気供給配管 40…オフガス供給配管
42…圧力調整装置 44…筐体
44a、44b…筐体部 46…油圧シリンダ
48…弁部材 50…リターンスプリング
56a、56b…シリンダ室 58…油圧配管
60…油圧ポンプ 62…循環配管
64…油圧調整弁 66…油圧タンク
70…燃料ガスタンク 72…燃料ガスパイプ
78…エゼクタ 80…排出燃料ガス配管
82…リターン配管 90…発電セル
92a、92b…エンドプレート 96…電解質膜・電極構造体
98、100…セパレータ

Claims (1)

  1. 燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池と、
    前記燃料電池から使用済みの前記酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス排出通路に設けられ、前記燃料電池に供給される前記酸化剤ガスの圧力を調整する圧力調整装置と、
    を備える燃料電池システムであって、
    前記圧力調整装置は、油圧シリンダと、
    前記油圧シリンダの作用下に、前記酸化剤ガス排出通路の流れ方向と交差する方向に進退するとともに、該酸化剤ガス排出通路を閉塞可能な弁部材と、
    前記弁部材を、前記油圧シリンダによる押圧方向とは逆方向に押圧する弾性部材と、
    を備えることを特徴とする燃料電池システム。
JP2009155576A 2009-06-30 2009-06-30 燃料電池システム Withdrawn JP2011014294A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009155576A JP2011014294A (ja) 2009-06-30 2009-06-30 燃料電池システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009155576A JP2011014294A (ja) 2009-06-30 2009-06-30 燃料電池システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011014294A true JP2011014294A (ja) 2011-01-20

Family

ID=43592995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009155576A Withdrawn JP2011014294A (ja) 2009-06-30 2009-06-30 燃料電池システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011014294A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103836220A (zh) * 2014-02-18 2014-06-04 潘健 自密封滑阀
CN108488405A (zh) * 2018-03-30 2018-09-04 苏州道森钻采设备股份有限公司 一种缸体内置式变径密封海缆闸板阀
CN117823651A (zh) * 2024-03-01 2024-04-05 山东东阀制冷科技有限公司 一种防渗漏的两步开启电磁阀

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103836220A (zh) * 2014-02-18 2014-06-04 潘健 自密封滑阀
CN108488405A (zh) * 2018-03-30 2018-09-04 苏州道森钻采设备股份有限公司 一种缸体内置式变径密封海缆闸板阀
CN117823651A (zh) * 2024-03-01 2024-04-05 山东东阀制冷科技有限公司 一种防渗漏的两步开启电磁阀
CN117823651B (zh) * 2024-03-01 2024-05-17 山东东阀制冷科技有限公司 一种防渗漏的两步开启电磁阀

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9093679B2 (en) Method of shutting down fuel cell system
JP5204896B2 (ja) Pem燃料電池システムの出力電圧を制限する方法
JP2014529851A (ja) スタックからのオフガスを再循環させるためのエジェクタを備える燃料電池システム
US11335926B2 (en) Humidifier for fuel cell
KR20210011204A (ko) 연료전지용 가습기
CA2888965A1 (en) Fuel cell humidification management method & system
KR20200056230A (ko) 연료전지용 가습기
JP6326439B2 (ja) 燃料電池システムの制御方法
JP2017157281A (ja) 燃料電池システムの制御方法
JP6313347B2 (ja) 燃料電池システムの制御方法
JP6258378B2 (ja) 燃料電池システムの制御方法
KR20210004152A (ko) 연료전지용 가습기
JP2011014294A (ja) 燃料電池システム
JP5231847B2 (ja) 燃料電池システム及びその運転方法
JP2017147121A (ja) 燃料電池システムの電力制御方法
CN100361337C (zh) 一种在输出功率突然增加的情况下可快速响应的燃料电池
JP5508915B2 (ja) 燃料電池システム
JP2008181768A (ja) 燃料電池システム
JP6348135B2 (ja) 燃料電池システムの制御方法
JP6389835B2 (ja) 燃料電池システムの出力加速時における圧力制御方法
JP6200009B2 (ja) 燃料電池システムの運転方法
JP2014063664A (ja) 燃料電池システムの起動方法
JP2017152174A (ja) 燃料電池システムの停止制御方法
CN100464458C (zh) 一种可使燃料氢气压力稳定的大功率燃料电池
JP5319160B2 (ja) 燃料電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20120904