JP2011013752A - 作業予定支援方法、および、作業予定支援システム - Google Patents
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Abstract
【課題】細胞培養スケジュールなどの空きの作業を作ることのできない作業のスケジューリングを支援する作業予定支援システムにおいて、作業人員の割り当てられていない作業について、リスケジューリングに適する直感的に分かりやすいユーザインタフェースを提供する。
【解決手段】画面にスケジュール結果を表示するスケジュールエリアをとって、工程イベントテーブルに基づき、作業者ごとに、該当する年月日、時間帯に対して、工程の作業予定をセルごとに表示する。作業者の勤務時間帯に該当するセルは、スケジュールエリアの地色とは違う、水色で表示し、作業予定が入っている年月日の時間帯は、例えば、黄色で表示する。リスケジューリングのときに、未確定の作業予定をあらわすセルを、薄いピンク色で表示し、確定した作業予定をあらわすセルを、濃いピンク色で表示する。
【選択図】図20
【解決手段】画面にスケジュール結果を表示するスケジュールエリアをとって、工程イベントテーブルに基づき、作業者ごとに、該当する年月日、時間帯に対して、工程の作業予定をセルごとに表示する。作業者の勤務時間帯に該当するセルは、スケジュールエリアの地色とは違う、水色で表示し、作業予定が入っている年月日の時間帯は、例えば、黄色で表示する。リスケジューリングのときに、未確定の作業予定をあらわすセルを、薄いピンク色で表示し、確定した作業予定をあらわすセルを、濃いピンク色で表示する。
【選択図】図20
Description
本発明は、作業予定支援方法、および、作業予定支援システムに係り、特に、細胞培養業務のように、作業に対して空き時間を作ることが許されず、作業開始から終了まで、常に人員を配置して作業を一貫しておこなわせる作業計画を予定する業務に用いて作業予定支援方法、および、作業予定支援システムに関する。
従来より、コンピュータシステムによって、作業予定を管理し、表示画面上に勤務予定表などを作成することがおこなわれている。
例えば、特許文献1には、勤務入力画面とチェック画面を同時に表示する技術が開示されている。
ところで、近年、最先端の医療法として再生医療が注目を浴びている。再生医療とは、事故や病気によって失われた体の細胞、組織、器官の再生や機能の回復を目的として、皮膚移植や臓器移植、骨髄移植など生きた細胞を使った細胞移植をおこなうものである。
再生医療では、患者(ドナー)から細胞を採取し、シャーレ上で培養した組織を患者へ移すといった手法を用いる。実際の作業としては、各細胞の種類ごとに定まっている培養プロトコル(組織の採取→検査→観察→培養→…→凍結保存→投与など)に従い、実際の施設などのリソース、作業人員の作業時間を割り当てることにより、工程を作成して、その工程に基づいて、作業がおこなわれていく。
この再生医療の細胞培養は、例えば、プラント設備における保守作業とは、異なり、上記のように定められた工程を実行するために、作業の遅延は許されないという特質がある。すなわち、作業の遅延は、検体の細胞が死亡したりするなどの事態に陥るため、常に作業人員を割当ておく必要がある。このときには、管理者は、作業人員が割り当てられていない工程に対しては、作業が空いてる作業要員を見つけ出し、作業を割り当てる。このような空きの作業を作ることのできない作業のスケジューリングを支援するためのユーザインタフェースについては、従来技術では、考慮されておらず、上記特許文献1にも開示がない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、その目的は、空きの作業を作ることのできない作業のスケジューリングを支援するためのユーザインタフェースに関し、作業人員の割り当てられていない作業について、管理者が作業人員と相談しながら、再割り当てをおこなうことのできる直感的に分かりやすい作業予定支援方法、および、作業予定支援システムを提供することにある。
本発明の作業予定支援システムでは、細胞培養のスケジュールをおこなう際に、画面にスケジュールエリアをとって、作業をおこなう工程と、その工程の作業をおこなう作業日時と、その工程の作業をおこなう作業者を定める工程イベントテーブルに基づき、作業者ごとに、該当する年月日、時間帯に対して、工程の作業予定を表示する。スケジュールエリアは、横軸に、年月日、縦軸に、時間帯をとられており、マトリックス状に、一つのセルに一つの年月日の時間帯が割り当てられている。
そして、作業者の勤務情報を記憶しておき、勤務時間帯に該当するセルは、スケジュールエリアの地色とは違う、例えば、水色で表示し、作業予定が入っている年月日の時間帯は、例えば、黄色で表示する。
工程管理責任者が、リスケジューリングをおこなって、作業が割り当てられていない工程に対して、作業の再割り当てをおこなう際に、未確定の作業予定をあらわすセルを、例えば、薄いピンク色で表示し、確定した作業予定をあらわすセルを、例えば、濃いピンク色で表示する。
これにより、リスケジューリングの際に、工程管理責任者が、薄いピンク色で表示された未確定の作業予定を、作業者に了解をとってあらためて、確定させるというステップをふむことができる。
本発明によれば、空きの作業を作ることのできない作業のスケジューリングを支援するためのユーザインタフェースに関し、作業人員の割り当てられていない作業について、管理者が作業人員と相談しながら、再割り当てをおこなうことのできる直感的に分かりやすい作業予定支援方法、および、作業予定支援システムを提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図1ないし図21を用いて説明する。
本発明の作業予定支援システムの説明として、以下の実施形態では、再生医療のための細胞培養スケジューラを例にとって説明する。
本発明の作業予定支援システムの説明として、以下の実施形態では、再生医療のための細胞培養スケジューラを例にとって説明する。
先ず、図1および図2を用いて本発明の一実施形態に係る作業予定支援システムのシステム概要について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る作業予定支援システム概要を示す図である。
図2は、再生医療のための細胞培養の運用の概要について説明する図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る作業予定支援システム概要を示す図である。
図2は、再生医療のための細胞培養の運用の概要について説明する図である。
本実施形態のシステムの理解のため、図2を用いて再生医療のための細胞培養の運用について簡単に説明する。
先ず、最初に病院で、ドナー(患者)から検体を採取して、細胞培養の依頼を、細胞培養センター(Cell Processing Centre: CPC)に対しておこなう(1)。
細胞培養センターでは、培養の依頼を受け付けて、指図書を作成する(2)。指図書は、培養のプロトコルに基づき、作業内容、培養に使われる施設、作業要員、作業日程を規定したものである。ここで、作業内容のスケジューリングがおこなわれる。
そして、細胞調整、培養の手順で、指図書を実行することにより、「原材料準備」、「作業実施」、「実績登録」の手順をおこない、指図書の承認がおこなわれる(3)。
次に、培養した細胞の保存(4)、細胞培養センターからの出庫がおこなわれる(5)。
そして、最終的にドナーに対して投与されて、治療がおこなわれる(6)。
次に、図1を用いて本発明の一実施形態に係る作業予定支援システムの処理とデータの流れの概要について説明する。
本実施形態の作業予定支援システムは、図1に示されるように、細胞培養対応工程管理システム10と、スケジューラ(意思決定支援システムツール)20からなる。
細胞培養対応工程管理システム10は、機器・作業者情報101と、指図書兼記録書情報102を保持する。そして、図1に示されるように、細胞培養対応工程管理システムを運用することにより、細胞培養の依頼の受け付け、製造計画の立案/変更、指図書の発行、承認、製造記録、確認、工程検査、承認、最後に、出荷承認がおこなわれる。
スケジューラ20は、細胞培養対応工程管理システム10の機器、作業者情報101を参照し、従業員の勤務計画を設定し、従業員:勤務計画201として保持する。また、機器、作業者情報101を参照し、機器の設備構成を設定し、設備構成202として保持する。
また、機器の保守計画を設定されたデータとして、機器:保守計画203を保持する。
指図書兼記録書情報102を参照し、培養プロトコルを設定し、培養プロトコル204として保持する。
細胞培養対応工程管理システム10により、製造計画が立案され、製造番号と、製造開始日/終了日が決められる。
そして、スケジューラ20は、それらの製造開始日/終了日と、培養プロトコル204を参照し、従業員勤務予定、機器運用予定を表示する。
工程管理責任者210は、それらに基づいて、従業員勤務予定を決定する。
また、スケジューラ20は、スケジューラの表示に必要な製品情報205も保持する。
さらに、スケジューラ20は、スケジューリングの結果として、工程情報210も保持する。
次に、図3および図4を用いて本発明の一実施形態に係る作業予定支援システムのハードウェア構成とソフトウェア構成について説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係る作業予定支援システムのハードウェア構成図である。
図4は、本発明の一実施形態に係る作業予定支援システムのソフトウェア構成図である。
図3は、本発明の一実施形態に係る作業予定支援システムのハードウェア構成図である。
図4は、本発明の一実施形態に係る作業予定支援システムのソフトウェア構成図である。
本発明の一実施形態に係る作業予定支援システムのハードウェア構成としては、例えば、図3に示されるような一般的なパーソナルコンピュータ300で実現される。
パーソナルコンピュータ300は、CPU(Central Processing Unit)301、主記憶装置302、ネットワークI/F303、グラフィックI/F304、入出力I/F305、補助記憶装置I/F306が、バスにより結合された形態になっている。
CPU301は、パーソナルコンピュータ300の各部を制御し、主記憶装置302に細胞培養工程管理プログラム61と、スケジューラプログラム62をロードして実行する。
主記憶装置302は、通常、RAMなどの揮発メモリで構成され、CPU301が実行する細胞培養工程管理プログラム61およびスケジューラプログラム62、参照するデータが記憶される。
ネットワークI/F303は、外部ネットワーク50と接続するためのインタフェースである。
グラフィックI/F304は、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置80を接続するためのインタフェースである。
入出力I/F305は、入出力装置を接続するためのインタフェースである。図3の例では、キーボード31とポインティングデバイスのマウス32が接続されている。
補助記憶装置I/F306は、HDD(Hard Disk Drive)41やDVDドライブ(Digital Versatile Disk)42などの補助記憶装置を接続するためのインタフェースである。
HDD41は、大容量の記憶容量を有しており、本実施形態を実行するための細胞培養工程管理プログラム61およびスケジューラプログラム62、データベース70が格納されている。データベース70に格納される情報は、図1に示した機器・作業者情報101、指図書兼記録書情報102、従業員:勤務計画201、設備構成202、機器:保守計画203、培養プロトコル204、製品情報205、工程情報210などの情報である。
DVDドライブ42は、DVDやCDなどの光学ディスクにデータを書き込んだり、光学ディスクからデータを読み込んだりする装置である。
次に、図4を用いて本発明の一実施形態に係る作業予定支援システムのソフトウェア構成について説明する。
図3に示した細胞培養工程管理プログラム61は、図4に示されるように、指示書生成モジュール611、指示書更新モジュール612、指示書入出力プログラム613からなる。
指示書生成モジュール611は、指示書のマスタ(テンプレート)から、個々のケースの指図書を生成するモジュールである。
指示書更新モジュール612は、指示書の実行予定の変更、承認など指図書を更新するためのモジュールである。
指示書入出力プログラム613は、入力装置からの入力を受け付けて、指示書更新モジュール612に渡したり、指示書の内容をプリンタや表示装置上に出力するためのモジュールである。
また、図3に示したスケジューラプログラム62は、図4に示されるように、作業予定スケジューリングモジュール621、作業予定入力モジュール622、作業予定表示モジュール623からなる。
作業予定スケジューリングモジュール621は、従業員:勤務計画201、設備構成202、機器:保守計画203、培養プロトコル204などのデータベースに格納された情報と、製造開始日/終了日を参照して、従業員勤務予定、機器運用予定などの作業予定をスケジューリングするプログラムである。
作業予定入力モジュール622は、作業予定とスケジューリングの決定を入力するモジュールである。
作業予定表示モジュール623は、作業予定を表示装置20上に表示するモジュールである。
細胞培養工程管理プログラム61とスケジューラプログラム62は、OSやウィンドウシステムなどのミドルウェア上で動作するアプリケーションプログラムとして、図1に示されたCPU301が主記憶装置302上にロードされたこれらのプログラムを実行する。
次に、図5および図9を用いて本発明の一実施形態に係る作業予定支援システムのデータ構造について説明する。
図5は、作業者情報テーブルの一例を示す図である。
図6は、設備構成テーブルの一例を示す図である。
図7は、培養プロトコルテーブルの一例を示す図である。
図8は、製品情報テーブルの一例を示す図である。
図9は、工程イベントテーブルの一例を示す図である。
図5は、作業者情報テーブルの一例を示す図である。
図6は、設備構成テーブルの一例を示す図である。
図7は、培養プロトコルテーブルの一例を示す図である。
図8は、製品情報テーブルの一例を示す図である。
図9は、工程イベントテーブルの一例を示す図である。
作業者情報テーブルは、作業者の休みの曜日を設定するためのテーブルであり、図5に示されるように、名前、担当業務、複数の休みシフトのフィールドからなる。
名前のフィールドには、作業者名が格納される。担当業務のフィールドには、作業者の職種が格納される。休みシフトのフィールドは、その作業者の休みの曜日が格納される。休みシフトのフィールドは、一つのフィールドに一つの曜日を格納するようになっており、一つの作業者のレコードに対して、複数の休みシフトのフィールドを持てるようになっている。
設備構成テーブルは、細胞を培養するための設備の情報を格納するためのテーブルであり、図6に示されるように、レイアウト、Roomtype、培養器数、Open安全キャビ、Close安全キャビ、クリーンベンチ数、コメント、クリーニングのフィールドからなる。
レイアウトのフィールドには、細胞を培養するための環境となる部屋の名称が格納される。Roomtypeのフィールドには、一体型、分離型などの部屋のタイプが格納される。、培養器数のフィールドには、そのレイアウトの中の培養器の数が格納される。Open安全キャビのフィールドには、Open型の安全キャビネットの数が格納される。安全キャビネットとは、外から雑菌が入らず、外へ有害物質を出さないように作業ができるスペースであり、安全キャビネット内の空気を吸引して、フィルターにより濾過し、外へ空気を放出するようになっている。また、Open型の安全キャビネットとは、一部屋で複数同時に利用できない安全キャビネットをいう。Close安全キャビのフィールドには、Close型の安全キャビネットの数が格納される。Close型の安全キャビネットとは、一部屋で複数同時に利用できる安全キャビネットをいう。クリーンベンチ数のフィールドには、クリーンベンチの数が格納される。クリーンベンチとは、組織培養などに関する作業では、無菌操作をおこなうための滅菌状態を作り、その中で、作業をおこなうための装置である。コメントのフィールドには、任意のコメントが格納される。クリーニングフィールドには、ロット切替え時の培養器のクリーニングに必要な時間が格納される。
培養プロトコルテーブルは、培養プロトコルがどのような工程からなり、どのようなリソースを使うかを格納するためのテーブルであり、図7に示されるように、プロトコル、工程No、工程名称、Doctor数、Laborant数、キャビネット数、クリーンベンチ数、培養器数、処理時間数、経過日数からなる。
プロトコルのフィールドには、培養プロトコルの名称が格納される。同じ培養プロトコルが、複数のレコードに格納されてもよい。工程Noのフィールドには、工程の番号が格納される。各工程は、この工程の番号により一意に識別される。工程名称のフィールドには、工程名称が格納される。Doctor数のフィールドには、当該工程に必要な製造責任者数が格納される。Laborant数のフィールドには、当該工程に必要な製造担当者数が格納される。キャビネット数のフィールドには、当該工程に必要な安全キャビネット数が格納される。クリーンベンチ数のフィールドには、当該工程に必要なクリーンベンチ数が格納される。培養器数のフィールドには、当該工程で使用する培養器チ数が格納される。処理時間数のフィールドには、当該工程に必要な処理時間数が格納される。経過日数のフィールドには、前工程から当該工程までの経過日数が格納される。
製品情報テーブルは、製品に関する情報を格納するためのテーブルであり、図8に示されるように、製品名、開始工程No、作業開始日、作業終了日、プルトコル、要承認(遅延あり)からなる。
製品名のフィールドには、製品の名称が格納される。検体ロットNoには、その製品を製造するための検体のロット番号が格納される。開始工程Noのフィールドには、選択した培養プロトコルの開始番号が格納される。これは、培養プロトコルの工程の途中からでも開始できるようにしているためである。作業開始日のフィールドには、作業を開始する日が格納される。作業終了日のフィールドには、作業を終了する日が格納される。プルトコルのフィールドには、使用される培養プロトコルの名称が格納される。要承認(遅延あり)は、承認主の不在によって工程の遅延が発生するか否かのフラグが格納される。
作業者情報テーブルは、図1に示した作業者情報101、設備構成テーブルは、設備構成202、培養プロトコルテーブルは、培養プロトコル204、製品情報テーブルは、製品情報205の各データベースに格納される。
工程イベントテーブルは、各工程に関する情報を保持するテーブルであり、図9に示されるように、管理番号、工程No、工程名称、開始日時、終了日時、承認者、作業者、調整室、培養器からなる。
管理番号は、このレコードの識別子である。工程No、工程名称の各フィールドは、それぞれ、工程の番号と名称であり、培養プロトコルテーブルに格納されたものが記憶される。開始日時、終了日時のフィールドには、その工程の開始日時、終了日時が記憶される。承認者のフィールドには、その作業を承認する者の名称が格納される。作業者は、その作業をおこなう者の名称が格納される。調整室のフィールドには、その工程に使用される調整培養室の名称が格納される。培養器は、その工程に使用される培養器の名称が格納される。
工程イベントテーブルは、スケジュールをしたときに、図1に示した工程情報210の中に保持される。
次に、図10ないし図22を用いてスケジューラ20のユーザインタフェースについて説明する。
先ず、図10を用いてスケジューラ20のメイン画面について説明する。
図10は、スケジューラ20のメイン画面を示す図である。
図10は、スケジューラ20のメイン画面を示す図である。
スケジューラ20のメイン画面は、入力設定&結果タブを持っており、このタブをマウスなどによりクリックして選択すると、入力設定エリアと、スケジュールエリアが表示される。
入力設定エリアは、作業者データエリア401、設備機器レイアウトエリア402、製造データ403、培養プロトコル404からなる。
スケジュールエリア500は、横軸に年月日、縦軸に時間をとって、該当するセルを塗りつぶすなどの表示をしてスケジュールを示すものである。
本実施形態では、特に、作業者のスケジュールについて問題とする。
横軸の単位としては、日にちとし、縦軸の時間は、スケジューリングにふさわしい適当な単位で等間隔にとる。図10には、30分単位で時間の単位をとった例が示されている。
次に、図11ないし図15を用いてスケジューラ20のデータ入力のユーザインタフェースについて説明する。
図11は、入力データを読み込んでいる様子を示す図である。
図12は、従業員と勤務計画について入力データを設定している図である。
図13は、設備構成について入力データを設定している図である。
図14は、培養プロトコルについて入力データを設定している図である。
図15は、製品情報について入力データを設定している図である。
図11は、入力データを読み込んでいる様子を示す図である。
図12は、従業員と勤務計画について入力データを設定している図である。
図13は、設備構成について入力データを設定している図である。
図14は、培養プロトコルについて入力データを設定している図である。
図15は、製品情報について入力データを設定している図である。
図11に示されるように、予め定義しておいたテーブルのデータを、取り込むことができる。取り込んだ後は、[RUN]のボタンをマウスなどによりクリックすることにより、スケジュールを実行する。
作業者に関するデータを入力するときには、図12に示されるように、従業員・勤務計画入力画面610を利用する。従業員・勤務計画入力画面610は、作業者の名称ごとに、その役割と、曜日ごとの休日の設定をおこなう。スケジュールエリア500には、出勤日の通常の勤務時間にあたるセルが、地色の白に対して、例えば、水色で表示される。休日は、勤務時間がないので、地色の白が表示される。スケジュールエリア500のセルを、直接、選択して作業をするようにしてもよい。
設備構成入力画面620は、図13に示されるように、レイアウトごとに、一体型か分離型かというレイアウトのタイプ、培養器や安全キャビネットの数を設定する。
培養プロトコル入力画面630は、図14に示されるように、培養プロトコルの各データを入力する。
製品情報設定画面640は、図15に示されるように、製品名ごとに、各データが入力される。
次に、図16および図17を用いてスケジュール結果のガントチャート表示について説明する。
図16は、各設備機器の使用、各作業者のスケジュールのガントチャートを示す図である。
図17は、製品別の培養のスケジュールのガントチャートを示す図である。
図16は、各設備機器の使用、各作業者のスケジュールのガントチャートを示す図である。
図17は、製品別の培養のスケジュールのガントチャートを示す図である。
製品別ガントチャートのタブを選択すると、図16に示すように各設備機器の使用、各作業者の予定のスケジュールを、縦軸に、各設備機器、作業者予定、横軸に日時をとったガントチャートを表示する。
また、図17に示されるように、製品を縦軸にとって、製品ごとの培養期間を、ガントチャートにより表示するようにしてもよい。
次に、図18ないし図21を用いて作業者のスケジュールの結果表示と再スケジュールについて説明する。
図18は、作業者のスケジュールの結果表示をおこなっている様子を示す図である。
図19は、日次ごとのスケジュールを示す図である。
図20および図21は、再スケジューリングの様子を示す図である。
図18は、作業者のスケジュールの結果表示をおこなっている様子を示す図である。
図19は、日次ごとのスケジュールを示す図である。
図20および図21は、再スケジューリングの様子を示す図である。
作業者のスケジュールの結果を表示するためには、作業者データエリア401に表示されている作業者の名称をクリックして、選択する。図18では、スケジュールを表示する作業者として、「日立一郎」が選択されている。スケジュールエリア500には、設定された作業者の勤務時間が水色で表示される。また、勤務時間の中で、培養の作業予定がある時間に関しては、別の色、例えば、黄色などの目立つ色でセルが表示される。また、図17に示されるように、スケジュールエリア500の中のセルを、例えば、右クリックするとそのセルに対応する工程イベントのプロパティを表示するようにしてもよい。
ここで、工程管理責任者が、本実施形態の作業予定支援システムにより、培養に関する作業スケジュールを最適化するために、再割り当てをおこなう場合について説明する。
工程管理責任者は、日次スケジュール結果タブを選択し、スケジュール日付欄641にスケジュールを表示する日付を入力する。図19の例では、2007年12月15日のスケジューリング結果が表示されている。承認作業エリア652、製造作業エリア653には、それぞれのエリアに指定された日付におこなわれる作業に関する情報が表示される。また、調整培養室エリア654、培養器エリア655には、それぞれのエリアに指定された日付に使用される調整培養室と、培養器の情報が表示される。
また、休日作業者エリア661には、指定された日付が休日になっている作業者が表示される。図18の例では、「日立三郎」と「日立六郎」が表示されている。
一方、未割当作業エリア662は、指定された日付の工程の中で、作業者が割り当てられていない工程の情報が表示される。
工程管理責任者は、この休日作業者エリア661と未割当作業エリア662の情報を見て、再スケジューリングの作業の割り当てをおこなう。これは、日次スケジュール結果の内容をみて、スケジューラ20のメイン画面に手入力でおこなうようにしてもよいし、休日作業者エリア661に表示された作業者の名称をクリックすることにより、図20に遷移するようにしてもよい。
図20では、未割り当ての工程に対して、「日立三郎」が選択されて、再スケジューリングがおこなわれようとしている。工程管理責任者は、未割当作業エリア652の情報を見て、この作業者に対して、スケジュールエリア500のセルをクリックすることにより、割り当てをおこなう。しかしながら、この段階では、この作業者に関する作業が確定しているわけではない。したがって、その際に、例えば、スケジュールが未確定であることを示すために、例えば、薄ピンク色で表示する。また、未割当作業エリア652の情報に示される工程の中で、割り当て可能な作業を全て、割り当ててもよい。
そして、工程管理責任者は、作業を割り当てようとしている「日立三郎」と相談して、了解を得てから、スケジュール確定の入力をおこなう。これにより、図21に示されるように、割り当てられた作業の該当するセルの色を、薄ピンク色から濃いピンク色に変更する。
その後に、[RUN]ボタンをクリックすることにより、確定された工程のスケジュールを、工程情報210の中の工程イベントテーブルを更新する。また、システム利用者は、図21のスケジュールエリア500を見て、「日立三郎」のスケジュールを確認することができる。
300…パーソナルコンピュータ、301…CPU(Central Processing Unit)、302…主記憶装置、303…ネットワークI/F、304…グラフィックI/F、305…入出力I/F、306…補助記憶装置I/F。
31…キーボード、32…マウス、41…HDD(Hard Disk Drive)、42…DVDドライブ(Digital Versatile Disk)、50…外部ネットワーク、61…細胞培養工程管理プログラム、62…スケジューラプログラム、70…データベース。
Claims (4)
- コンピュータにより実行される作業予定支援方法において、
前記コンピュータは、CPUと、記憶装置と、表示装置とを有し、
前記記憶装置は、作業をおこなう工程と、その工程の作業をおこなう作業日時と、その工程の作業をおこなう作業者を定める工程イベントテーブルを保持し、
前記CPUが前記工程イベントテーブルに基づき演算することにより、前記表示装置に、作業者ごとにスケジューリングの結果を表示するスケジュールエリアを表示し、
前記スケジュールエリアは、横軸に、年月日、縦軸に、時間帯をとって、マトリックス状に、一つのセルに一つの年月日の時間帯を割り当てるエリアであって、
前記作業者の勤務時間に該当する年月日の時間帯のセルを第一の表示形式で表示し、
前記作業者の作業予定のある年月日の時間帯のセルを第二の表示形式で表示し、
スケジュールの再割り当てをおこなう際に、未確定の作業予定が割り当てられた年月日の時間帯をあらわすセルを第三の表示形式で表示し、
スケジュールの再割り当てをおこなう際に、確定した作業予定が割り当てられた年月日の時間帯をあらわすセルを第四の表示形式で表示し、
前記第一ないし第四の表示形式は、各々識別可能なように表示されたこと特徴とする作業予定支援方法。 - 前記第一ないし第四の表示形式は、各々色分け表示された形式であることを特徴とする請求項1記載の作業予定支援方法。
- コンピュータにより実行される作業予定支援システムにおいて、
前記コンピュータは、CPUと、記憶装置と、表示装置とを有し、
前記記憶装置は、作業をおこなう工程と、その工程の作業をおこなう作業日時と、その工程の作業をおこなう作業者を定める工程イベントテーブルを保持し、
前記CPUが前記工程イベントテーブルに基づき演算することにより、前記表示装置に、作業者ごとにスケジューリングの結果を表示するスケジュールエリアを表示し、
前記スケジュールエリアは、横軸に、年月日、縦軸に、時間帯をとって、マトリックス状に、一つのセルに一つの年月日の時間帯を割り当てるエリアであって、
前記作業者の勤務時間に該当する年月日の時間帯のセルを第一の表示形式で表示し、
前記作業者の作業予定のある年月日の時間帯のセルを第二の表示形式で表示し、
スケジュールの再割り当てをおこなう際に、未確定の作業予定が割り当てられた年月日の時間帯をあらわすセルを第三の表示形式で表示し、
スケジュールの再割り当てをおこなう際に、確定した作業予定が割り当てられた年月日の時間帯をあらわすセルを第四の表示形式で表示し、
前記第一ないし第四の表示形式は、各々識別可能なように表示されたこと特徴とする作業予定支援システム。 - 前記第一ないし第四の表示形式は、各々色分け表示された形式であることを特徴とする請求項3記載の作業予定システム。
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