JP2011013176A - 振動検出装置 - Google Patents

振動検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011013176A
JP2011013176A JP2009159708A JP2009159708A JP2011013176A JP 2011013176 A JP2011013176 A JP 2011013176A JP 2009159708 A JP2009159708 A JP 2009159708A JP 2009159708 A JP2009159708 A JP 2009159708A JP 2011013176 A JP2011013176 A JP 2011013176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
weight
vibration detection
sensor
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009159708A
Other languages
English (en)
Inventor
Shintaro Kosetsu
慎太郎 幸節
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2009159708A priority Critical patent/JP2011013176A/ja
Publication of JP2011013176A publication Critical patent/JP2011013176A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

【課題】簡易な構成で正確な振動測定を行うことが可能な振動検出装置の提供にある。
【解決手段】振動センサ100の振動検出面と分銅200の上面200bとを接着剤にて一体的に接続して検出部11を形成する。この際、分銅200は検出すべき振動周波数帯域及び被測定物400の質量に応じて選択される。このため、検出部11を検出部11の自重により被測定物400に密着させることができ、簡易な構成で正確な振動測定を行うことが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、被測定物における振動を検出する振動検出装置に関する。
車載機器を始めとした様々な機器において、可動部を持つ部品が内部に搭載される場合、例えばファンの回転等により振動が生じる。振動は異音や騒音の原因となるために振動検出装置を用いて振動を検出する必要があった。
従来の振動検出装置には、振動検出センサを所定の力で被測定物に対して押し当てる押し当て方式がある。(例えば、特許文献1参照)
以下、図7により従来の振動検出装置について説明する。図において、振動検出センサ11は振動ピックアップ20を所定の力で低反発ゴム21を介して被測定物10の接触面に対して押し当てる押し当て方式で振動を測定するようにしている。
このとき、低反発ゴム21との接触面と対向する振動ピックアップ20の面には防振材23が配置され、防振材23を介して所定の力で押し当てるようにしている。
特開2005−121532号公報
しかしながら、特許文献1で開示された従来技術においては、振動検出センサを被測定物に押し当てるため、押し当て力の制御が必要となり、装置が複雑になる。
また、押し当て力にバラツキが生じたり、経年劣化により測定誤差が生じるので正確な振動測定を行うことができないという問題があった。
本願発明は上記課題を解決するためになされたもので、簡易な構成で正確な振動測定を行える振動検出装置の提供にある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の本願発明は、被測定物の振動を検出する振動検出装置であって、振動を検出するための振動センサと、検出すべき振動周波数帯域及び前記被測定物の質量に応じて選択された錘とを一体的に接続して形成された振動検出部を自重により前記被測定物に密着させたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、振動センサと錘とを接続することで振動検出部を自重により被測定物に密着固定させることができるため、簡易な構成で正確な振動測定を行うことができる。
請求項2に記載の本願発明は、前記振動検出部の固有周波数が検出すべき振動周波数帯域に属さないように前記錘が選択されていることを特徴とするため、検出部による測定の影響を受けることなく振動測定が可能である。
本発明によれば、簡易な構成で正確な振動測定を行うことが可能となる。
振動検出装置の概念図である。 振動検出時における実施の形態を示す正面図である。 振動検出時における実施の形態を示す側面図である。 振動検出時における実施の形態を示す平面図である。 (a)振動検出装置を取付け前の状態を示す正面図、(b)振動検出装置を取付け後の状態を示す正面図である。 異音周波数帯域を示す概念図である。 従来技術における振動検出装置の構造を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態を具体化した一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1は本実施形態に係る振動検出装置の概念図、図2は振動検出時における実施の形態の正面図、図3は同様に側面図を示しており、図4は同様に平面図を示している。
図1に示すように、振動検出装置10は振動を検出するための振動センサ100と錘としての分銅200とから形成される振動検出部としての検出部11と、パソコン300とから構成される。この場合、パソコン300はA−D変換機を備えているため、振動センサ100からパソコン300へ振動が電気信号として伝達される。
振動センサ100は平面状の振動検出面100aを一面に有しているとともに、パソコン300に電気的に接続されている。本実施形態では振動センサ100は例えば1gの質量を有する加速度ピックアップよりなる。もちろん振動センサ100は振動検出可能であれば歪みセンサ等の他のセンサであってもよい。
分銅200は金属によって円盤状に形成されており、底面200a及び上面200bが円状であると共に、互いに平行な平面で形成されている。本実施形態では鉄製で14gの質量を有する分銅200を用いているが、もちろん他の金属であってもよいため複数種類の分銅200が用意されることが望ましい。
検出部11は上記構成の振動センサ100と分銅200とを接着剤で互いに接続させることで一体的に形成している。この際、振動センサ100の振動検出面100aと分銅200の上面200bとは互いに平面で形成されているため、平面同士を互いに密着させて接続している。
図2〜図4に示すように、被測定物400は本体部410と本体部410の四隅から突出するフランジ部420〜423を備えている。本実施形態では被測定物400は例えばアルミニウム製で1000g〜2000gの質量を有する半導体装置よりなる。
本体部410には図示しないファンが内部に搭載されており、ファンによって生じる風により本体部410の内部に搭載される半導体素子は冷却される。
フランジ部420は互いに平行な平面で形成されるフランジ底面420a及びフランジ上面420bを備えており、本体部410と一体的に形成される。また、図示しないボルトが挿通される貫通孔420cが設けられる。
他のフランジ部421、422、423も同様の構成になっており、フランジ部421はフランジ底面421a及びフランジ上面421bを有しており、貫通孔421cが形成されている。フランジ部422はフランジ底面422a及びフランジ上面422bを有しており、貫通孔422cが形成されている。フランジ部423はフランジ底面(図示しない)及びフランジ上面423bを有しており、貫通孔423cが形成されている。
製品検査のため振動検出装置10で振動を測定する際は、図2及び図3に示すように、例えばフランジ420の上に検出部11が配置される。この際、フランジ420の上面420bと分銅200の底面200aとは互いに平面で形成され、検出部11の自重により互いに密着しており、被測定物400から伝わる振動により検出部11がずれたり外れたりすることはない。
次に、上記構成を有する振動検出装置10について、図5及び図6に基づいて作用を説明する。
図5(a)は振動検出装置10を取付け前の状態を示す正面図、(b)は振動検出装置10を取付け後の状態を示す正面図であり、図6は異音周波数帯域を示す概念図を表している。
まず、あらかじめ用意されている複数種類の分銅の中から1つの分銅200を選択する。この際、測定に影響を与えないために分銅200の質量が被測定物400の質量に比べて十分に小さい質量のものであるとともに、検出部11の固有周波数が検出すべき振動周波数帯域に属さないように分銅200を選択する必要がある。
振動検出装置10を被測定物400に取付ける際は、図5(a)に示すように、分銅200と振動センサ100とを接着剤にて接続して一体的に形成した検出部11を例えばフランジ上面420bに載置する。
図5(b)に示すように振動検出装置10を取付け後、本体部410の内部に搭載されているファンを回転させることにより被測定物400には振動が発生する。
この際、被測定物400で発生した振動は振動センサ100により検出されて電気信号としてパソコン300へ送られる。
送られた電気信号はパソコン300内部で処理されて図6のような波形でパソコン300の画面に映し出される。なお、図6は説明のため一部誇張して示しており、実際の波形とは異なる。ここで、縦軸は加速度、横軸は検出すべき振動周波数帯域(0〜500Hz)を表しており、波形のピーク値が図に示す基準線の値を超えると異音であると判定される。従って、基準線を上回っている範囲(300〜350Hz)は異音が発生する周波数帯域(異音発生周波数帯域)と判断される。なお、異音発生周波数帯域(300〜350Hz)から異音の原因並びにその部位であるファンを推定している。
一方、波形のピーク値が図に示す基準線の値を超えていない場合、正常(異音でない)と判定される。
以上詳述したようにこの実施形態によれば以下の効果が得られる。
(1)検出部11の自重により検出部11を被測定物400に対して密着させて取付ける方法であるので、振動センサを被測定物へ取付ける際の押し当て力を制御することなく、検出部11を簡易な構成で被測定物400に取付けることができる。さらに、押し当て力のばらつきや、経年劣化による測定誤差を回避することができるため正確な振動測定を行うことができる。
(2)検出部11の固有周波数と検出すべき振動周波数帯域とが互いに干渉しないように分銅200を選択しているため、検出部11による測定の影響を受けることなく振動測定が可能である。さらに、製品のばらつき等に起因し検出すべき振動周波数帯域がばらついても、異音を確実に検出できる。
(3)複数種類の分銅200が複数個用意されるため、検出すべき振動周波数帯域に応じて分銅200を使い分けるようにする検査方法を採用することができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更しても良い。
○実施の形態では、振動センサ100と分銅200とを接着剤で一体的に接続すると説明したが、これに限らない。振動センサ100と分銅200とを確実に一体的に接続できるものであれば良い。
○実施の形態では、測定器としてパソコン300を使用すると説明したが、測定された信号を取り込むことのできる装置であればよく、例えばパソコン300の代わりにFFTアナライザを用いても良い。また、センサの種類によっては、信号が微弱なためアンプが必要となることがある。
○実施の形態では、分銅200の上面200bに振動センサ100の振動検出面100aを一体的に接続すると説明したが、これに限られない。例えば分銅200の側面に振動センサ100を一体的に接続しても良い。また、分銅200に振動センサ100と同形状の穴を設け、穴に振動センサ100を嵌合させても良い。即ち、検出部11の自重により検出部11を被測定物400に対して密着させることができれば良い。
○実施の形態では、分銅200は円盤形状であると説明したが、これに限らない。被測定物400に密着できる面を有する形状であればその形状は問わない。
○実施の形態では、製品検査に限定されない。振動センサ100の取付けに使用される限りにおいて、分銅200を用いた振動センサ100の取付構造を他の用途に使用しても良い。さらに被測定物400は半導体装置に限らず、電子部品、電気機器、通信機器、家電、機械製品、機械部品等あらゆるものを対象とできる。また、検査の対象とされる被測定物400は製品(完成品や途中部品)である必要はなく製品を作る前の材料であって構わない。
10 振動検出装置
11 検出部
100 振動センサ
100a 振動検出面
200 分銅
200a 底面
200b 上面
300 パソコン
400 被測定物
410 本体部
420 フランジ部
420a フランジ底面
420b フランジ上面

Claims (2)

  1. 被測定物の振動を検出する振動検出装置であって、振動を検出するための振動センサと、検出すべき振動周波数帯域及び前記被測定物の質量に応じて選択された錘とを一体的に接続して形成された振動検出部を自重により前記被測定物に密着させたことを特徴とする振動検出装置。
  2. 前記振動検出部の固有周波数が検出すべき振動周波数帯域に属さないように前記錘が選択されていることを特徴とする請求項1に記載の振動検出装置。
JP2009159708A 2009-07-06 2009-07-06 振動検出装置 Pending JP2011013176A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009159708A JP2011013176A (ja) 2009-07-06 2009-07-06 振動検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009159708A JP2011013176A (ja) 2009-07-06 2009-07-06 振動検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011013176A true JP2011013176A (ja) 2011-01-20

Family

ID=43592220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009159708A Pending JP2011013176A (ja) 2009-07-06 2009-07-06 振動検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011013176A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022162837A1 (ja) * 2021-01-28 2022-08-04 三菱電機エンジニアリング株式会社 振動測定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022162837A1 (ja) * 2021-01-28 2022-08-04 三菱電機エンジニアリング株式会社 振動測定装置
JP7462802B2 (ja) 2021-01-28 2024-04-05 三菱電機エンジニアリング株式会社 振動測定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN208654188U (zh) 由音频控制的振动测试台
US20150117654A1 (en) Apparatus and method for testing sound transducers
CN105424518A (zh) 香梨坚实度无损检测装置
WO2008089341A3 (en) System for fault determinations for high frequency electronic circuits
JP2011191181A (ja) 回転機器の異常診断システム、回転機器の異常診断装置及び回転機器の異常診断方法
JP2010261765A (ja) 振動特性試験装置および振動特性試験方法
CN201724734U (zh) 一种振动应变测试系统的校准装置
JP2011013176A (ja) 振動検出装置
JP2014178318A (ja) 携帯可能なバイブレーションメータ及び振動機構のバイブレーションを測定する方法
TW200951445A (en) Electrical signal connection device
CN204855288U (zh) 香梨坚实度无损检测装置
CN116165399A (zh) 一种加速度传感器频域内幅值一致性检定装置和方法
CN101995209B (zh) 架空导线弯曲幅度传感器
JPS6238323A (ja) 振動検出プロ−ブ
CN208621227U (zh) 一种基于频率的张拉膜结构膜面张力测试仪
KR101814793B1 (ko) 아날로그-디지털 하이브리드 실시간 진동 측정 장치
KR20120058789A (ko) 탄성지지체를 이용한 진동 모터의 진동력 측정 장치
CN106289779A (zh) 一种轴承试验机中振动传感器安装装置
CN202350915U (zh) 一种振动变送器
CN205744794U (zh) 振动台台面与传感器连接专用紧固件
CN107045084B (zh) 一种切向压电常数d15的测量装置及方法
CN215677481U (zh) 基于压电式传感器的骨导振子测试结构
CN110531119A (zh) 一种加速度传感器灵敏度确认的方法
CN209802684U (zh) 机车制动系统检测装置
KR101333388B1 (ko) 진공단열재의 내부 진공도 평가장치 및 방법