JP2011012737A - スピンドルモータ、及びディスク駆動装置 - Google Patents

スピンドルモータ、及びディスク駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】スピンドルモータに衝撃が加わっても回転部材からスラストワッシャが外れないようにする。
【解決手段】ベース部材13とカバー部材12とからなるハウジング11を備えたディスク駆動装置1に用いられるスピンドルモータであって、上下に延びる中心軸9に沿って配置された静止シャフト33と、前記静止シャフト33の外周面と対向する内周面を有し、前記静止シャフト33に対し回転する回転部材4と、前記静止シャフト33の上部に位置し前記静止シャフト33から径方向外方に延びるとともに、前記回転部材4の内周面より大径であり、前記カバー部材12と接触するスラストワッシャ34とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、スピンドルモータ、及びディスク駆動装置に関する。
ハードディスク装置や光ディスク装置には、ディスクをその中心軸を中心として回転させるためのスピンドルモータが搭載されている。スピンドルモータは、装置のハウジングに固定されるシャフトと、シャフトを軸にして回転する回転部材とを有する。スピンドルモータは、シャフトと回転部材との間に磁束を発生させることにより、中心軸周りのトルクを発生させ、シャフトに対して回転部材を回転させる。
このようなスピンドルモータは、例えば、特開2005−48890号公報に開示されている。
特開2005−48890号公報
スピンドルモータでは、回転部材が静止シャフトの周りを回転するときに、軸方向の軸受けの機能を持つスラストワッシャが、シャフトに設けられている場合がある。スラストワッシャは、軸方向に垂直な径方向に延びている。そのため、スピンドルモータに外部から衝撃が加わった場合に、スラストワッシャに回転部材から軸方向上向きの力が加わると、スラストワッシャがシャフトから外れてしまう虞がある。
本発明の目的は、スラストワッシャがシャフトから外れることを抑制する技術を提供することである。
本願の例示的な第1発明は、ベース部材とカバー部材とからなるハウジングを備えたディスク駆動装置に用いられるスピンドルモータであって、上下に延びる中心軸に沿って配置された静止シャフトと、前記静止シャフトの外周面と対向する内周面を有し、前記静止シャフトに対し回転する回転部材と、前記静止シャフトの上部に位置し前記静止シャフトから径方向外方に延びるとともに、前記回転部材の内周面より大径であり、前記カバー部材と接触するスラストワッシャとを備えるスピンドルモータである。
本願の例示的な第1発明によれば、スラストワッシャをカバー部材に接触させるため、スピンドルモータに外部から衝撃が加わったときに、スラストワッシャが静止シャフトから外れることを効果的に抑制できる。
図1は、スピンドルモータを概念的に示した図である。 図2は、ディスク駆動装置の縦断面図である。 図3は、スラストワッシャ近傍の拡大縦断面図である。 図4は、スラストワッシャ近傍の拡大縦断面図である。 図5は、スラストワッシャ近傍の拡大縦断面図である。 図6は、スラストワッシャ近傍の拡大縦断面図である。 図7は、スラストワッシャ近傍の拡大縦断面図である。 図8は、スラストワッシャ近傍の拡大縦断面図である。 図9は、ディスク駆動装置の縦断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下においては、中心軸9に沿う方向を上下方向とし、回転部材103又はハブ41に対するスラストワッシャ102,34側の位置を上側と定義して各部材の形状や位置関係を説明する。ただし、この上下方向は、説明の便宜のために定義するものであって、スピンドルモータ及びディスク駆動装置が実際の機器に搭載されたときの設置姿勢を限定するものではない。
<1.一実施形態に係るスピンドルモータ>
図1は、本発明の一実施形態に係るスピンドルモータ100を概念的に示した図である。スピンドルモータ100は、静止シャフト101と、スラストワッシャ102と、回転部材103とを備えている。スピンドルモータ100は、ベース部材104と、ベース部材104の上方を覆うカバー部材105とを有するハウジングの内部に収納されている。
静止シャフト101は、上下に延びる中心軸109に沿って配置されており、ベース部材104に固定されている。スラストワッシャ102は、静止シャフト101の上部に設けられている。スラストワッシャ102は環状構造を有しており、その中央部を静止シャフト101が貫通している。スラストワッシャ102は、静止シャフト101の径方向の外方に延びている。
回転部材103の中央部には、中心軸109に沿って延びる貫通孔103Hが形成されている。静止シャフト101は、この貫通孔103Hに挿入されており、貫通孔103Hの内周面が静止シャフト101の外周面に対向している。静止シャフト101の外周面と貫通孔103Hの内周面との間の空間、及びスラストワッシャ102と回転部材103との間の空間には、流体(例えば、潤滑オイル)が充填されている。
静止シャフト101の外周面及び回転部材103の内周面の少なくとも一方には、流体に動圧を発生させる複数の動圧発生溝が設けられている。回転部材103は、これらの流体動圧溝により生じる流体動圧によって、静止シャフト101に対して径方向に支持されつつ回転する。
また、回転部材103及びスラストワッシャ102の互いに対向する面のうちのいずれか一方には、流体に動圧を発生させる複数の動圧発生溝が設けられている。回転部材103は、これらの流体動圧溝により生じる動圧によって、スラストワッシャ102に対して軸方向に支持されつつ回転する。
スラストワッシャ102は、静止シャフト101の外周面に対向している回転部材103の内周面よりも大径を有する。回転部材103は、図示を省略するトルク発生機構から周方向の力を受けることにより、静止シャフト101に対し回転する。スラストワッシャ102は、回転部材103の回転時における上部の高さ位置を規定する。
図1に示したように、スピンドルモータ100では、スラストワッシャ102の上面をカバー部材105に接触させている。したがって、スピンドルモータ100に外部から衝撃が加わった場合に、スラストワッシャ102に軸方向上向きの力が加わっても、スラストワッシャ102がカバー部材105に支持されることとなる。これにより、スラストワッシャ102が静止シャフト101から外れることを効果的に抑制できる。
<2.より具体的な実施形態>
<2.1. ディスク駆動装置>
本発明のより具体的な実施形態について説明する。
図2は、ディスク駆動装置1の縦断面図である。ディスク駆動装置1は、磁気ディスク14(以下、ディスク14という)を回転させつつ、ディスク14に対する情報の読み出し及び書き込みを行う装置である。ディスク駆動装置1は、装置ハウジング11、ディスク14、アクセス部15、及びスピンドルモータ2を備えている。
装置ハウジング11は、ディスク14、アクセス部15、及びスピンドルモータ2を内部に収容する。装置ハウジング11は、板状のカバー部材12と、上部が開口しているカップ状のベース部材13とを有している。カバー部材12は、ベース部材13の上部に接合されることで、ベース部材13の上部の開口を覆う。
ベース部材13は、底部において径方向に広がる平板部131と、平板部131の内縁部から上方へ突出する円筒形状のホルダ部132とを有する。ベース部材13の内側の底部には、アクセス部15とスピンドルモータ2とが設けられている。ベース部材13は、例えば、アルミニウム合金等の金属により形成される。
アクセス部15は、スピンドルモータ2に支持されたディスク14の記録面に沿ってヘッドを移動させることにより、ディスク14に対して情報の読み出し及び書き込みを行う。なお、アクセス部15は、ディスク14に対して情報の読み出し及び書き込みのいずれか一方のみを行うものであってもよい。
<2.2. スピンドルモータ>
スピンドルモータ2は、装置ハウジング11に固定されている静止部3と、ディスク14を支持しつつ中心軸9を中心として回転する回転部4とを備えている。
静止部3は、スラストカップ32、シャフト33、スラストワッシャ34、及びステータユニット35を備える。
スラストカップ32は、環状部321と、環状部321の外縁部から上方へ突出した円筒部322とを有するカップ状の部材である。スラストカップ32は、円筒部322の外周面がベース部材13ホルダ部132の内縁部に接触する状態で、ベース部材13に固定されている。本実施形態では、スラストカップ32をベース部材13とは別の部材としているが、これらの部材を単一の部材としてもよい。
シャフト33は、中心軸9に沿って配置された略円柱形状の部材である。シャフト33の下端部は、スラストカップ32の環状部321の内側に圧入されるとともに、接着剤によりスラストカップ32に固定されている。すなわち、シャフト33は、スラストカップ32を介してベース部材13に固定されている。また、シャフト33は、固定具36によって、その上部がカバー部材12に固定されている。シャフト33は、例えば、ステンレス等の金属により形成される。
スラストワッシャ34は、スラストカップ32より上方の位置においてシャフト33に固定された略円環形状の部材である。スラストワッシャ34は、シャフト33の上端部に圧入されるとともに、接着剤によりシャフト33に固定されている。スラストワッシャ34は、例えば、金属や樹脂により形成される。
なお、本実施形態では、スラストカップ32及びスラストワッシャ34を、シャフト33とは別の部材として設けているが、これらの一部又は全部を単一の部材としてもよい。
ステータユニット35は、複数のコイル351とステータコア352とを有する。ステータユニット35は、コイル351に与えられた駆動電流に応じて、磁束を発生させる。ステータコア352は、ホルダ部132の外周面に固定されている。ステータコア352は、例えば、電磁鋼板を打ち抜き、軸方向に積層することにより得られる。コイル351は、ステータコア352に巻回された導線により構成されている。
回転部4は、ハブ41及びロータマグネット42を備えている。
ハブ41は、シャフト33の周囲において、中心軸9を中心として回転する回転部材である。ハブ41は、スリーブ部411、円板部412、外側円筒部413、及びフランジ部414を有している。
スリーブ部411は、シャフト33の外周面に対向する内周面を有しており、略円筒形状を有する。スリーブ部411は、軸方向において、スラストカップ32の環状部321とスラストワッシャ34との間に、配置されている。円板部412は、スリーブ部411の上端部から径方向外側に広がっている。外側円筒部413は、円板部412の外縁部から下方へ延びている。フランジ部414は、外側円筒部413の下端部から径方向外側へ突出している。
外側円筒部413の外周面は、2枚のディスク14,14の内周部に当接する当接面となっている。また、フランジ部414の上面は、下側のディスク14を載置する載置面となっている。下側のディスク14は、フランジ部414の上面に載置され、その上部に、スペーサ16を介して上側のディスク14が載置される。各ディスク14の内周部は、外側円筒部413の外周面に当接し、これにより、各ディスク14の径方向の位置が規制される。このように、外側円筒部413及びフランジ部414は、2枚のディスク14,14を支持する支持部となっている。
ロータマグネット42は、ハブ41の外側円筒部413の内周面に固定されている。ロータマグネット42は、中心軸9を中心とする円環形状を有する。ロータマグネット42の内周面は、N極とS極とが交互に配列された磁極面となっており、ステータコア352の外周面に対して径方向に対向する。
スラストカップ32、シャフト33、及びスラストワッシャ34と、ハブ41との間の微小な間隙には、潤滑オイル51が介在している。潤滑オイル51の上側の液面は、スラストワッシャ34の外周面とハブ41の円板部412の内周面との間に位置する。また、潤滑オイル51の下側の液面は、スラストカップ32の円筒部322の内周面とハブ41のスリーブ部411の外周面との間に位置する。
ハブ41のスリーブ部411には、上面から下面まで軸方向に延びる貫通孔415が形成されている。貫通孔415の内部にも、潤滑オイル51が充填されている。なお、潤滑オイル51としては、例えば、ポリオールエステル系オイルやジエステル系オイル等の、エステルを主成分とするオイルが使用される。
図示を省略するが、シャフト33の外周面と対向するハブ41の内周面には、ラジアル動圧溝列が設けられている。ラジアル動圧溝列は、シャフトに対しハブ41が回転しているときに、潤滑オイル51に動圧を発生させる。これにより、ハブ41は、シャフト33に対して径方向に支持されつつ回転する。本実施形態では、スラストカップ32、シャフト33、スラストワッシャ34、及びハブ41が、静止部3と回転部4とを、相対的に回転可能な状態で接続する流体動圧軸受装置を構成している。
スピンドルモータ2において、静止部3のコイル351に駆動電流を与えると、ステータコア352に径方向の磁束が発生する。そして、ステータコア352とロータマグネット42との間の磁束の作用により周方向のトルクが発生し、静止部3に対して回転部4が中心軸9を中心として回転する。ハブ41に支持されたディスク14は、ハブ41とともに中心軸9を中心として回転する。
図3は、スラストワッシャ34近傍の縦断面図である。図3に示したように、スラストワッシャ34は、径方向外側に延びる平板部341と、平板部341の外縁部から下方に突出する円環状の突出部342とを有している。
ハブ41の上面には、突出部342の形状に対応した凹部416が設けられている。突出部342は、凹部416に挿入された状態で固定される。突出部342の外周面と径方向に対向する凹部416の内周面には、潤滑オイル51に動圧を発生させるポンピング溝列が設けられている。シャフト33に対しハブ41が回転している際には、ポンピング溝列によって、潤滑オイル51が下向きに加圧される。これにより、潤滑オイル51の漏れが抑制される。なお、ポンピング溝列は、突出部342の外周部に設けられてもよい。
このように、スラストワッシャ34に下側に延びる突出部342を設け、その外周面と対向する凹部416の内周面にポンピング溝列を設けることで、スピンドルモータ2の軸方向の長さを短くできるため、スピンドルモータ2を薄く設計できる。
スラストカップ32の環状部321と対向するスリーブ部411の下面、及び、スラストワッシャ34の平板部341と対向するスリーブ部411の上面には、潤滑オイル51に動圧を発生させるスラスト動圧溝列が設けられている。ハブ41は、これらのスラスト動圧溝列により生じる動圧によって、軸方向に支持されつつ回転する。なお、これらのスラスト動圧溝列は、環状部321及び平板部341の側に設けられていてもよい。
図4に示したように、スラストワッシャ34の平板部341の上面は、高さH1の面と、高さH1よりも低い高さH2の面とを有している。これらの面のうち、最も高い位置にある面(高さH1の面)が、カバー部材12と接触する接触面341Sとなっている。このように、上面の一部がカバー部材12と接触するようにスラストワッシャ34を設計することで、カバー部材12と均一に接触させるための加工精度が要求される面の範囲(広さ)を小さくできる。
また、高さ位置が異なる複数の面のうち、最もシャフト33に近接する面が、接触面341Sとなっている。これにより、スラストワッシャ34とカバー部材12とを接触させたときの、スラストワッシャ34に対して作用する曲げモーメントの影響を小さくできる。
以上のように、本実施形態のスピンドルモータ2では、スラストワッシャ34の上面を、カバー部材12の裏面に接触させている。これにより、スピンドルモータ2に外部から衝撃が加わることで、スラストワッシャ34にハブ41のスリーブ部411から軸方向上向きに力が加わっても、スラストワッシャ34がカバー部材12に支持され、その高さ位置が規制される。したがって、スラストワッシャ34がシャフト33から外れることを効果的に抑制できる。
<3.その他の実施形態>
図5は、その他の実施形態のスピンドルモータ2aのスラストワッシャ34a近傍を拡大して示す縦断面図である。なお、本実施形態の説明において、上記実施形態と同様の機能を有する要素については、同一符号を付してその説明を省略する。
図5に示したように、スピンドルモータ2aでは、接触面341Sの高さ位置が、シャフト33の上端面よりも高くなるように設けられている。これにより、スラストワッシャ34の上面を、カバー部材12に対してより確実に接触させることができる。
図6は、その他の実施形態のスピンドルモータ2bのスラストワッシャ34近傍を拡大して示す縦断面図である。図6に示したように、スピンドルモータ2bは、径方向の長さがL1の短径部331と、径方向の長さがL2(>L1)の長径部332を有するシャフト33aを備えている。
長径部332は、短径部331の下側に設けられている。短径部331の外周面は、スラストワッシャ34の平板部341の内周面に対して径方向に対向しており、平板部341が圧着されている。また、長径部332の上面は、平板部341が載置される載置面332Tとなっている。
スピンドルモータ2bによると、シャフト33aに設けられた載置面332Tによって、スラストワッシャ34を下方から支持できる。したがって、スラストワッシャ34がシャフト33aから外れることを効果的に抑制できる。
図7は、その他の実施形態のスピンドルモータ2cのスラストワッシャ34a近傍を拡大して示す縦断面図である。図7に示したように、スピンドルモータ2cでは、スラストワッシャ34aは、スラストワッシャ34の突出部342を省略した形状を有する。ハブ41aは、ハブ41の凹部416を省略した構造を有している。
このような構造のスラストワッシャ34aであっても、スラストワッシャ34aの上面をカバー部材12に接触させることで、スラストワッシャ34aがシャフト33から外れることを抑制できる。
図8は、その他の実施形態のスラストワッシャ34b近傍を拡大して示す縦断面図である。スピンドルモータ2dでは、スラストワッシャ34bが、図2に示したスラストワッシャ34と同様の構造を有するワッシャ本体部341bと、ワッシャ本体部341bの上側においてシャフト33に設けられる環状のスペーサ部342bとを備えている。
スペーサ部342bは、その上面がカバー部材12に接触している。したがって、ワッシャ本体部341bは、スペーサ部342bを介してカバー部材12により支持されるため、シャフト33から外れることが抑制される。このように、スラストワッシャ34bが複数の部材で構成されていても、本発明は有効である。なお、スペーサ部342bは、カバー部材12の一部として構成されていてもよい。
<4.変形例>
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、図9に示したように、側壁を有するカップ状のカバー部材12aを、平板状のベース部材13aに接合することで、ディスク駆動装置1aの装置ハウジング11aを構成してもよい。図9において、図2と同様の要素については、同一符号を付してその説明を省略する。
また、本発明は、磁気ディスク以外の光ディスク等を回転させるためのスピンドルモータにも適用できる。ただし、磁気ディスク用のスピンドルモータは、回転特性について、特に高い性能が要求される。したがって、磁気ディスク用のスピンドルモータに本発明を適用する技術的意義は大きい。
本発明は、スピンドルモータ、及びディスク駆動装置に利用できる。
1,1a ディスク駆動装置
100 スピンドルモータ
101 静止シャフト
102 スラストワッシャ
103 回転部材
104 ベース部材
105 カバー部材
11,11a 装置ハウジング
12,12a カバー部材
13,13a ベース部材
14 ディスク
15 アクセス部
2,2a,2b,2c,2d スピンドルモータ
3 静止部
32 スラストカップ
33,33a シャフト
331 短径部
332 長径部
332T 載置面
34,34a,34b スラストワッシャ
341 平板部
341S 接触面
342 突出部
341b ワッシャ本体部
342b スペーサ部
35 ステータユニット
351 コイル
352 ステータコア
4 回転部
41,41a ハブ
51 潤滑オイル
9 中心軸

Claims (6)

  1. ベース部材とカバー部材とからなるハウジングを備えたディスク駆動装置に用いられるスピンドルモータであって、
    上下に延びる中心軸に沿って配置された静止シャフトと、
    前記静止シャフトの外周面と対向する内周面を有し、前記静止シャフトに対し回転する回転部材と、
    前記静止シャフトの上部に位置し前記静止シャフトから径方向外方に延びるとともに、前記回転部材の内周面より大径であり、前記カバー部材と接触するスラストワッシャと、
    を備えるスピンドルモータ。
  2. 請求項1に記載のスピンドルモータにおいて、
    前記スラストワッシャの上面は、軸方向の高さ位置が互いに相違する複数の面を含み、
    前記複数の面のうち最も上側の面が、前記カバー部材と接触するスピンドルモータ。
  3. 請求項2に記載のスピンドルモータにおいて、
    前記最も上側の面が、前記複数の面のうち前記静止シャフトに最も近接する面であるスピンドルモータ。
  4. 請求項1から3までのいずれかに記載のスピンドルモータにおいて、
    前記静止シャフトは、
    径方向に所定の長さを有する短径部と、
    前記短径部の下側において、前記短径部よりも大径の長径部と、
    を有し、
    前記スラストワッシャは、前記長径部の上面に当接するように設けられているスピンドルモータ。
  5. 請求項1から4までのいずれかに記載のスピンドルモータにおいて、
    前記回転部材の上面には凹部が設けられており、
    前記スラストワッシャは、前記凹部に対応するように下側に突出する突出部を有し、
    前記凹部の内面と前記突出部の外面とが互いに対向するスピンドルモータ。
  6. 請求項1から5までのいずれかに記載のスピンドルモータと、
    前記回転部材に支持されているディスクに対し、情報の読み出し及び書き込みの少なくとも一方を行うアクセス部と、
    を備えるディスク駆動装置。
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