JP2011011260A - タワーを組立てるための方法及びフランジ - Google Patents

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Abstract

【課題】タワーを組立てるためのフランジを提供する。
【解決手段】本フランジは、熱処理リング状金属ビレット(306)上に少なくとも部分的に形成された溶接ネックを含み、溶接ネックは、熱処理リング状金属ビレット(306)の少なくとも一部分の周りに熱間圧延機構(300)を転動させながら該熱処理リング状金属ビレットの少なくとも一部分を除去することによって形成される。
【選択図】図6

Description

本明細書に開示した主題は、総括的にはタワーに関し、より具体的には、風力タービン発電機用のタワーの組立てを可能にするようになったフランジを製作する方法に関する。
少なくとも幾つかの公知の風力タービン発電機は、複数ブレードを有するロータを含む。ロータは、時として、例えばトラス又はチューブ形タワーのような台座の頂部に配置されたハウジング又はナセルに結合される。少なくとも幾つかの公共性グレード風力タービン(つまり、公共送電網に電力を提供するように設計された風力タービン)は、所定の形状及び寸法を持つロータブレードを有する。ロータブレードは、機械的風力エネルギーを誘起ブレード揚力に変換し、このブレード揚力がさらに機械的回転トルクを誘発し、この回転トルクにより、ロータシャフトを介して1つ又はそれ以上の発電機を駆動して電力を発生させる。発電機は、常にではないがギヤボックスを介してロータシャフトに回転結合される場合がある。ギヤボックスは、ロータシャフトの本質的に低い回転速度を発電機に合せて増大させて、機械的回転エネルギーを電気的エネルギーに効率的に変換し、この電気的エネルギーが、公共送電網に供給される。ギヤレス直接駆動式風力タービン発電機も存在する。
そのような公知の風力タービン発電機の多くの組立て時に、公知のチューブ形タワーが建造される。そのような公知のチューブ形タワーは一般的に、複数の少なくとも部分的に切頭円錐形のタワーセグメントで組立てられる。各タワーセグメントは、タワー缶体及び該缶体の各端部に溶接された1つのフランジで組立てられる。フランジは、タワーセグメントを結合してタワーを組立てるのを可能にする。多くの公知のフランジは、熱間圧延法を用いてリング状ユニット又はフランジリングとして形成され、この場合、各フランジリングの大きな部分が、溶接継手を形成するために機械加工される。フランジリングのそのような機械加工は、フランジ製作及び溶接継手形成に関連するコスト並びに時間を増大させる。
米国特許第7,096,639号公報
1つの態様では、タワーを組立てる方法を提供する。本方法は、熱処理リング状金属ビレットを熱間圧延機構内に配置するステップを含む。本方法はまた、熱処理リング状金属ビレットの少なくとも一部分の周りに熱間圧延機構を転動させるステップを含む。本方法はさらに、熱処理リング状金属ビレットの少なくとも一部分を除去し、それによって熱処理リング状金属ビレット上に溶接ネックを少なくとも部分的に形成するステップを含む。本方法はまた、溶接ネックをタワー缶体に溶接し、それによってタワーを少なくとも部分的に組立てるステップを含む。
熱処理リング状金属ビレットの少なくとも一部分の周りに熱間圧延機構を転動させるステップは、少なくとも1つの高温ローラを熱処理リング状金属ビレットと接触状態で配置するステップを含むことができる。熱処理リング状金属ビレットの少なくとも一部分を除去するステップは、高温ローラを使用して熱処理リング状金属ビレットの一部分を除去するステップと、タワーの隣り合うセクションを結合するのを可能にするために使用するフランジと同様な形状を有するフランジプリフォームを形成するステップとを含むことができる。本方法は、フランジプリフォームを冷間圧延機構内に配置するステップと、フランジプリフォームの少なくとも一部分の周りに冷間圧延機構を転動させるステップと、フランジプリフォームの一部分を除去するステップとを含む未仕上げフランジを形成するステップを含むことができる。フランジプリフォームの一部分を除去するステップは、未仕上げ溶接ネック及び未機械加工溶接ネックの1つを形成するステップを含むことができる。本方法はまた、未機械加工溶接ネックを機械加工するステップ及び未仕上げ溶接ネック上に溶接グルーブを少なくとも部分的に形成するステップの少なくとも1つを行ない、それによって仕上げ溶接ネックを形成するステップを含むことができる。
別の態様では、フランジを提供する。本フランジは、熱処理リング状金属ビレット上に少なくとも部分的に形成された溶接ネックを含み、溶接ネックは、熱処理リング状金属ビレットの少なくとも一部分の周りに熱間圧延機構を転動させながら該熱処理リング状金属ビレットの少なくとも一部分を除去することによって形成される。
熱間圧延機構の少なくとも1つの高温ローラは、熱処理リング状金属ビレットと接触状態で配置して、該熱処理リング状金属ビレットの少なくとも一部分を除去することができる。高温ローラを使用して熱処理リング状金属ビレットの一部分を除去した時に、フランジと同様な形状を有するフランジプリフォームを形成することができる。フランジプリフォームを冷間圧延機構内に配置し、該フランジプリフォームの少なくとも一部分の周りに冷間圧延機構を転動させかつ該フランジプリフォームの少なくとも一部分を該冷間圧延機構によって除去した時に、未仕上げフランジを形成することができる。フランジプリフォームの一部分を除去した時に、未機械加工溶接ネックを形成することができる。未機械加工溶接ネックを機械加工した時に、未仕上げ溶接ネックを形成することができる。溶接ネック上に溶接グルーブを形成することができる。
さらに別の態様では、風力タービン発電機タワーセクション用のフランジを製作する方法を提供する。本方法は、熱処理リング状金属ビレットを熱間圧延機構内に配置するステップを含む。本方法はまた、熱処理リング状金属ビレットの少なくとも一部分を除去してフランジプリフォームを形成するステップを含む。本方法はさらに、フランジプリフォームを冷間圧延しかつ機械加工し、それによって風力タービン発電機タワーセクション用のフランジを形成するステップを含む。
熱処理リング状金属ビレットの少なくとも一部分を除去してフランジプリフォームを形成するステップは、熱処理リング状金属ビレットの少なくとも一部分の周りに熱間圧延機構を転動させるステップを含むことができる。熱処理リング状金属ビレットの少なくとも一部分の周りに熱間圧延機構を転動させるステップは、少なくとも1つの高温ローラを熱処理リング状金属ビレットと接触状態で配置するステップを含むことができる。フランジプリフォームを冷間圧延しかつ機械加工するステップは、フランジプリフォームを冷間圧延機構内に配置し、冷間圧延機構をフランジプリフォームの少なくとも一部分の周りに転動させかつフランジプリフォームの一部分を除去して、それによって未仕上げフランジを形成するステップを含むことができる。本方法は付加的に、熱処理リング状金属ビレットに対する浸漬熱処理を行なうステップと、熱処理リング状金属ビレット内に開口を少なくとも部分的に形成するステップとを含むことができる。フランジプリフォームを冷間圧延しかつ機械加工するステップは、フランジプリフォームの少なくとも一部分内にファスナ孔を形成するステップを含むことができる。フランジプリフォームを冷間圧延しかつ機械加工するステップはまた、フランジプリフォーム上に溶接ネックを少なくとも部分的に形成するステップを含むことができる。
例示的な風力タービン発電機の概略図。 図1に示す風力タービン発電機で使用することができるナセルの概略断面図。 図1に示す風力タービン発電機で使用することができる例示的なタワーの概略図。 図3に示すタワーのセクションで使用することができる例示的なフランジの概略上面図。 図3に示すタワーのセクションで使用することができるフランジの概略断面図。 図6aは、図5に示すフランジを形成するために使用することができる例示的な熱間圧延機構の概略図であり、図6bは、図5に示すフランジを形成するために使用することができる例示的な冷間圧延機構の概略図である。 図7aは、図5に示すフランジを形成するために使用することができる例示的な部分的機械加工フランジの概略図であり、図7bは、図7aに示す部分的機械加工フランジから形成することができる例示的な最終機械加工フランジの概略図である。 図3に示すタワーを組立てる例示的な方法のフロー図。
本明細書に説明した方法は、フランジを形成しかつ該フランジ上に溶接ネックを形成することによって、風力タービン発電機の組立てを可能にする。より具体的には、広範な機械加工作業の代わりに熱間及び冷間圧延技術を用いてフランジの大きな部分を除去することによって該フランジ上に溶接ネックを形成することにより、溶接ネックを形成することに関連する労力及び時間を低減する。さらに、付加的な利点には、それに限定されないが、フランジ−缶体溶接接合部を、ファスナ孔から離れるようにまたフランジを形成する結果として生じる残留応力及びタワー組立て時にファスナをファスナ孔内に挿入しかつトルクを加える結果として生じる応力を含む高応力領域から離れるように移動させることが含まれる。さらに、そのような利点には、それに限定されないが、フランジの疲労消耗に対するマージンを増大させることによって、タワーの期待寿命を延長させることが含まれる。
図1は、例示的な風力タービン発電機100の概略図である。この例示的な実施形態では、風力タービン発電機100は、水平軸風力タービンである。それに代えて、風力タービン発電機100は、垂直軸風力タービンとすることができる。風力タービン発電機100は、支持面104から延びるタワー102を有し、タワー102は、アンカボルト又は基礎取付け具(いずれも図示せず)のいずれかによって支持面104に結合される。ナセル106がタワー102に結合され、またロータ108がナセル106に結合される。ロータ108は、回転ハブ110及び該ハブ110に結合された複数のロータブレード112を有する。この例示的な実施形態では、ロータ108は、3つのロータブレード112を有する。それに代えて、ロータ108は、風力タービン発電機100が本明細書に説明したように機能することを可能にするあらゆる数のロータブレード112を有する。この例示的な実施形態では、タワー102は、チューブ形鋼材で製作されて、支持面104とナセル106との間で延びる。それに代えて、タワー102は、風力タービン発電機100が本明細書に説明したように機能することを可能にするあらゆるタワーとすることができ、それに限定されないが、ラチス形タワーが含まれる。タワー102は、風力タービン発電機100が本明細書に説明したように機能することを可能にするあらゆる適当な高さを有する。
ロータブレード112は、ロータ108の回転を可能にするようにハブ110の周りに配置されて、それによって風124からの運動エネルギーを有用な機械的エネルギーに、次いで電気的エネルギーに変換する。ロータ108及びナセル106は、ヨー軸線116上でタワー102の周りで回転して、風124の方向に対するロータブレード112のパースペクティブ(投射)を制御する。ロータブレード112は、ブレード根元部分120を複数の荷重伝達領域122においてハブ110に結合することによって、ハブ110に取付けられる。荷重伝達領域122は、ハブ荷重伝達領域及びブレード荷重伝達領域(図1には両方共図示せず)を有する。ロータブレード112内に生じた荷重は、荷重伝達領域122を介してハブ110に伝達される。各ロータブレード112はまた、ブレード先端部分125を含む。
この例示的な実施形態では、ロータブレード112は、30m(98フィート)〜50m(164フィート)の長さ範囲を有するが、これらのパラメータは、本開示を何ら限定するものではない。それに代えて、ロータブレード112は、風力タービン発電機100が本明細書に説明したように機能することを可能にするあらゆる長さを有することができる。風124が各ロータブレード112に衝突すると、各ロータブレード112にブレード揚力(図示せず)が誘起され、回転軸114の周りでのロータ108の回転が生じて、ブレード先端部分125が加速されるようになる。
ロータブレード112のピッチ角(図示せず)、つまり風124の方向に対する各ロータブレード112の投射を決定する角度は、ピッチ調整機構(図1には図示せず)によって変更することができる。具体的には、ロータブレード112のピッチ角を増大させると、風124に露出するブレード表面積126が減少し、逆にロータブレード112のピッチ角を減少させると、風124に露出するブレード表面積126が増大する。ロータブレード112のピッチ角は、各ロータブレード112のピッチ軸線118の周りで調整される。この例示的な実施形態では、ロータブレード112のピッチ角は、個別に制御される。それに代えて、ロータブレード112のピッチは、群として制御することができる。
図2は、風力タービン発電機100のナセル106(図1に示す)の概略断面図である。風力タービン発電機100の様々な構成要素は、風力タービン発電機100のタワー102の頂部におけるナセル106内に収容される。ナセル106は、1つのロータブレード112(図1に示す)に結合された1つのピッチ駆動機構130を含む。ピッチ駆動機構130は、ピッチ軸線118に沿って、関連するロータブレード112のピッチを調整する。図2には、3つのピッチ駆動機構130の1つのみを示している。この例示的な実施形態では、各ピッチ駆動機構130は、少なくとも1つのピッチ駆動モータ131を含む。ピッチ駆動モータ131は、電力によって駆動されかつピッチ駆動機構130が本明細書に説明したように機能することを可能にするあらゆる電気モータである。それに代えて、ピッチ駆動機構130には、それに限定されないが、油圧シリンダ、スプリング及び/又はサーボ機構のようなあらゆる適当な構造体、構成体、装置及び/又は構成要素が含まれる。さらに、ピッチ駆動機構130は、それに限定されないが、液圧流体並びに/或いはそれに限定されないが誘起スプリング力及び/又は電磁力などの機械的動力のようなあらゆる適当な手段によって駆動することができる。
ナセル106はまた、該ナセル106内に配置された発電機132に対してロータシャフト134(メインシャフト又は低速シャフトと呼ばれることもある)、ギヤボックス136、高速シャフト138及び継手140を介して回転可能に結合されたロータ108を含む。ロータシャフト134の回転は、ギヤボックス136を回転可能に駆動し、次いでギヤボックス136は、高速シャフト138を回転可能に駆動する。高速シャフト138は、継手140を介して発電機132を回転可能に駆動し、また高速シャフト138の回転は、発電機132による電力の発生を可能にする。ギヤボックス136及び発電機132は、それぞれ支持体142及び144によって支持される。この例示的な実施形態では、ギヤボックス136は、二重経路ジオメトリを利用して高速シャフト138を駆動する。それに代えて、ロータシャフト134は、継手140を介して発電機132に直接結合される。
ナセル106はさらに、ヨー駆動機構146をさらに含み、ヨー駆動機構146は、ヨー軸線116(図1に示す)上でナセル106及びロータ108を回転させて、風124の方向に対するロータブレード112の投射を制御するために使用することができる。ナセル106はまた、少なくとも1本の気象マスト148を含む。気象マスト148は、風向及び風速計(図2にはいずれも図示せず)を含む。気象マスト148は、風方向及び/又は風速を含むことができる情報をタービン制御システム(図示せず)に提供する。タービン制御システムの一部分は、制御キャビネット150内に置かれる。この例示的な実施形態では、ナセル106はさらに、主支持軸受つまり前方及び後方支持軸受152及び154を含む。支持軸受152及び154は、ロータシャフト134の半径方向の支持及び整列を可能にする。前方支持軸受152は、ハブ110の近くでロータシャフト134上に配置される。後方支持軸受154は、ギヤボックス136及び/又は発電機132の近くでロータシャフト134上に配置される。それに代えて、ナセル106は、風力タービン発電機100が本明細書に説明したように機能することを可能にするあらゆる数の支持軸受を含む。
ロータシャフト134、発電機132、ギヤボックス136、高速シャフト138、継手140、並びに、それに限定されないが支持体142、144及び支持軸受152、154を含む関連する締結、支持及び/又は固定装置は、駆動トレイン145と呼ばれる。
図3は、風力タービン発電機100(図1に示す)で使用することができる例示的なタワー102の概略図である。この例示的な実施形態では、タワー102は、5つのセクションを含む。より具体的には、タワー102は、互いに結合された複数のタワーセクション202、204、206、208及び210を含む。具体的には、タワーセクション202、204、206、208及び210は、フランジ付き組合せ領域212により互いに結合される。それに代えて、タワー102は、風力タービン発電機100が本明細書に説明したように機能することを可能にするあらゆる数のタワーセクションを含む。各タワーセクション202、204、206、208及び210は、1つのタワー缶体211を含む。この例示的な実施形態では、タワー102、タワーセクション202、204、206、208及び210、並びにタワー缶体211は、切頭円錐形状を有する。それに代えて、タワー102、タワーセクション202、204、206、208及び210、並びにタワー缶体211は、本明細書に説明したようなタワー102の組立てを可能にするあらゆる形状及びあらゆる配向を有する。
タワーセクション206について、以下に詳細に説明する。タワーセクション202、204、206、208及び210は、タワーセクション202がフランジ付きナセル領域214においてナセル106(図1及び図2に示す)を受け、またセクション210がフランジ付き支持面領域216においてタワー支持面104に結合されることを除いて、ほぼ同様である。さらに、付加的な相違点には、各タワーセクション202、204、206、208及び210の寸法がタワー102内で各セクションの位置に適応するように異なっていること、またタワーセクション210が出入口218を備えていることが含まれる。
図4は、タワーのセクション206(図3に示す)で使用することができる例示的なフランジ220の概略上面図である。この例示的な実施形態では、フランジ220は、少なくとも部分的に開口224を形成した内表面222を含む。フランジ220はまた、外表面226を含む。内表面222及び外表面226間に、フランジ面228が形成される。複数のファスナ孔230が、フランジ面228内に形成される。ファスナ孔230は、タワーセクション206のフランジ220に対して隣接するタワーセクションの協働するフランジ(いずれも図示せず)を結合するのを可能にする機械的締結装置(図示せず)を受ける。フランジ220の断面図は、線5−5に沿って取っている。
図5は、タワーセクション206(図3に示す)で使用することができる例示的なフランジ220の線5−5(図4に示す)に沿って取った概略断面図である。この例示的な実施形態では、フランジ220はまた、外表面226の周りでフランジ面228を囲む溶接ネック240を含む。溶接ネック240は、フランジ220の外表面226と同一面である外表面242を含む。溶接ネック240はまた、フランジ面228に対して直角である内表面244を含む。それに代えて、内表面244とフランジ面228とは、本明細書に説明したようなタワー102の組立てを可能にするあらゆる配向を有する。内表面244及びフランジ面228は、高応力領域245と第1の厚さつまり溶接ネック厚さTとを形成する。溶接ネック240はさらに、外表面242と内表面244との間に形成された溶接グルーブ246を含む。この例示的な実施形態では、溶接グルーブ246は、外表面242及び内表面244に対して斜め角度で形成される。それに代えて、溶接グルーブ246は、タワーセクション206が本明細書に説明したように機能することを可能にするあらゆる配向で形成される。溶接グルーブ246は、フランジ−缶体溶接接合部250における矢印248で示すようにタワー缶体211に対して溶接ネック240を溶接するのを可能にする。本明細書に説明したようにタワーセクション206を形成することを可能にするあらゆる適当な溶接方法を使用することができる。
溶接ネック240は、フランジ220に対するタワー缶体211の溶接に関連する数多くの利点をもたらす。そのような利点には、それに限定されないが、フランジ−缶体溶接接合部250をファスナ孔230から離れるようにまた高応力領域245から離れるように移動させることが含まれる。高応力領域245は、フランジ220を形成する(以下にさらに説明するように)結果として生じる残留応力及び隣接するフランジ(図示せず)に対するフランジ220の締結時にファスナ(図示せず)をファスナ孔230内に挿入しかつトルクを加える結果として生じる応力を含む。従って、より具体的には、そのような利点には、それに限定されないが、フランジ220の疲労消耗に対するマージンを増大させることによってタワーの期待寿命を延長させることが含まれる。
図6aは、フランジ220(図5に示す)を形成するために使用することができる例示的な熱間圧延機構300の概略図である。この例示的な実施形態では、熱間圧延機構300は、ローラ中心線304の周りで転動する少なくとも1つのローラ302を含む。図6aは、浸漬熱処理を完了した熱処理(済み)リング状金属ビレット306の一部分を示している。さらに、開口224(図4及び図5に示す)は、熱処理リング状金属ビレット306内に少なくとも部分的に形成される。その後、高温ローラ302が熱処理リング状金属ビレット306と接触状態になりかつ第1の部分308を除去し、それによって第2の部分つまりフランジプリフォーム310を後に残す。フランジプリフォーム310は、未仕上げ状態であり、かつニアネットシェイプつまりフランジ220の形状と同様な形状を含む。フランジプリフォーム310は、少なくとも部分的に形成された溶接ネックつまり溶接ネックプリフォーム312を含み、溶接ネックプリフォーム312は、溶接ネック厚さT(図5に示す)よりも大きい第2の厚さつまり未仕上げ熱間圧延溶接ネック厚さTを有する。従って、フランジプリフォーム310が形成され、また第1のプロセス矢印314は、フランジプリフォーム310が冷間圧延作業に移行されることを示している。それに代えて、熱間圧延機構300の代わりに、粗リング圧延機構が、フランジプリフォーム310を形成するために使用される。
図6bは、フランジ220(図5に示す)を形成するために使用することができる例示的な冷間圧延機構320の概略図である。この例示的な実施形態では、冷間圧延機構320は、熱間圧延機構300(図6aに示す)とは異なる装置である。それに代えて、冷間圧延作業(以下にさらに説明するような)は、熱間圧延機構300を用いて行われる。また、この例示的な実施形態では、冷間圧延機構320は、ローラ中心線324の周りで転動する少なくとも1つの低温ローラ322を含む。フランジプリフォーム310は、空気冷却され、かつ熱処理を受ける。その後、ローラ322が冷却フランジプリフォーム310(図6aに示す)と接触状態になりかつ一部分(図示せず)を除去し、それによって未仕上げフランジ330を形成する。未仕上げフランジ330は、フランジプリフォーム310が含むよりもフランジ220の形状に一層同様な形状を含む。未仕上げフランジ330は、第3の厚さつまり未仕上げ冷間圧延溶接ネック厚さTを有する未機械加工溶接ネック332を含み、この厚さTは、溶接ネック厚さT(図5に示す)よりも大きくかつ厚さT(図6aに示す)よりも小さい。従って、未仕上げフランジ330が形成され、また第2のプロセス矢印334は、未機械加工溶接ネック332を含む未仕上げフランジ330が機械加工作業に移行されることを示している。それに代えて、冷間圧延機構320の代わりに、最終リング圧延機構又は最終熱間圧延機構が、未仕上げフランジ330を形成するために使用される。
図7aは、フランジ220(図5に示す)を形成するために使用することができる例示的な部分的機械加工フランジ340の概略図である。この例示的な実施形態では、部分的機械加工フランジ340は、外表面226及び内表面222を含む。また、この例示的な実施形態では、部分的機械加工フランジ340は、未仕上げ溶接ネック342を含む。未仕上げ溶接ネック342は、溶接ネック厚さTを形成した外表面242及び内表面244を含む。さらに、この例示的な実施形態では、未仕上げフランジ330から部分的機械加工フランジ340を形成するのを可能にするあらゆる機械加工作業が、本明細書に説明したようにフランジ220を形成することを可能にするために使用される。従って、部分的機械加工フランジ340が形成され、また第3のプロセス矢印344は、未仕上げ溶接ネック342を含む部分的機械加工フランジ340が最終機械加工作業に移行されることを示している。
図7bは、部分的機械加工フランジ340(図7aに示す)から形成することができる例示的なフランジ220の概略図である。この例示的な実施形態では、部分的機械加工フランジ340からフランジ220を形成するのを可能にするあらゆる機械加工作業が、本明細書に説明したようなフランジ220を形成するために使用することができる。例えば、この例示的な実施形態では、溶接ネック240上に溶接グルーブ246が形成され、またファスナ孔230が形成される。
図8は、タワー102を組立てる例示的な方法400のフロー図である。熱処理リング状金属ビレット306が、熱間圧延機構300内に配置される(ステップ402)。少なくとも1つの高温ローラ302が、熱処理リング状金属ビレット306と接触状態で配置される(ステップ404)。熱間圧延機構300が、熱処理リング状金属ビレット306の少なくとも一部分の周りに転動される(ステップ406)。高温ローラ302を使用して、熱処理リング状金属ビレット306の第1の部分308を除去し、それによって該熱処理リング状金属ビレット306上に溶接ネック240を少なくとも部分的に形成する(ステップ408)。フランジ220と同様な形状を有しかつタワー102のセクション202、204、206、208及び210を結合するのを可能にするために使用するフランジプリフォーム310が形成される(ステップ410)。フランジプリフォーム310が、冷間圧延機構320内に配置される(ステップ412)。冷間圧延機構320の少なくとも一部分が、フランジプリフォーム310の少なくとも一部分の周りに転動される(ステップ414)。フランジプリフォーム310の一部分が、除去され、それによって未仕上げフランジ330と未機械加工溶接ネック332及び未仕上げ溶接ネック342の1つとを形成する(ステップ416)。未仕上げ溶接ネック342が機械加工されかつ溶接グルーブ246が該未仕上げ溶接ネック342上に少なくとも部分的に形成され、それによって完成溶接ネック240を形成する(ステップ418)。溶接ネック240がタワー缶体211に溶接され、それによって風力タービン発電機100用のタワー102を少なくとも部分的に組立てる(ステップ420)。
フランジ220上に溶接ネック240を形成する例示的な方法の一部分として、熱処理リング状金属ビレット306が、熱間圧延機構300内に配置される。さらに、少なくとも1つの高温ローラ302が、熱処理リング状金属ビレット306と接触状態で配置される。熱間圧延機構300が、熱処理リング状金属ビレット306の少なくとも一部分の周りに転動される。高温ローラ302を使用して、熱処理リング状金属ビレット306の第1の部分308を除去し、それによって該熱処理リング状金属ビレット306上に溶接ネック240を少なくとも部分的に形成する。フランジ220と同様な形状を有しかつタワー102のセクション202、204、206、208及び210を結合するのを可能にするために使用するフランジプリフォーム310が形成される。フランジプリフォーム310が、冷間圧延機構320内に配置される。冷間圧延機構320が、フランジプリフォーム310の少なくとも一部分の周りに転動される。フランジプリフォーム310の一部分が、除去され、それによって未仕上げフランジ330と未機械加工溶接ネック332及び未仕上げ溶接ネック342の1つとを形成する。未仕上げ溶接ネック342が機械加工されかつ溶接グルーブ246が該未仕上げ溶接ネック342上に少なくとも部分的に形成され、それによって完成溶接ネック240を形成する。
風力タービン発電機100用のフランジ220を製作する例示的な方法の一部分として、熱処理リング状金属ビレット306は、浸漬熱処理を受ける。さらに、開口が、熱処理リング状金属ビレット306内に少なくとも部分的に形成される。風力タービン発電機100用のフランジ220を製作する例示的な方法の一部分として、熱処理リング状金属ビレット306は、熱間圧延機構300内に配置される。少なくとも1つの高温ローラ302が、熱処理リング状金属ビレット306と接触状態で配置される。熱間圧延機構300が、熱処理リング状金属ビレット306の少なくとも一部分の周りに転動される。高温ローラ302を使用して、熱処理リング状金属ビレット306の第1の部分308を除去し、それによってフランジ220と同様な形状を有しかつタワー102のセクション202、204、206、208及び210を結合するのを可能にするために使用するフランジプリフォーム310を少なくとも部分的に形成する。フランジプリフォーム310が、冷間圧延機構320内に配置される。冷間圧延機構320が、フランジプリフォーム310の少なくとも一部分の周りに転動される。ファスナ孔230が、フランジプリフォーム310の少なくとも一部分内に形成される。溶接ネック240が、フランジプリフォーム310上に少なくとも部分的に形成される。フランジプリフォーム310の一部分が除去され、それによって未仕上げフランジ330を形成する。
上記の方法は、フランジを製作しかつ該フランジ上に溶接ネックを形成することによって、風力タービン発電機の組立てを可能にする。具体的には、本明細書に説明したように熱間圧延、冷間圧延及び機械加工技術を用いてフランジ上に溶接ネックを形成することにより、風力タービン発電機タワーを組立てることに関連する時間及びコストが低減される。より具体的には、広範な機械加工作業の代わりに熱間及び冷間圧延技術を用いてフランジの大きな部分を除去することにより、溶接ネックを形成する労力及び時間が低減される。さらに、付加的な利点には、それに限定されないが、フランジ−缶体溶接接合部を、ファスナ孔から離れるようにまた高応力領域から離れるように移動させることが含まれる。高応力領域は、フランジを形成する結果として生じる残留応力及びタワー組立て時にファスナをファスナ孔内に挿入しかつトルクを加える結果として生じる応力を含む。さらに、そのような利点には、それに限定されないが、フランジの疲労消耗に対するマージンを増大させることによって、タワーの期待寿命を延長させることが含まれる。
以上、風力タービン発電機を組立てる方法の例示的な実施形態について、詳細に説明している。本方法は、本明細書に記載した特定の実施形態に限定されるものではなく、むしろ本方法のステップは、本明細書に記載したその他の構成要素及び/又はステップとは独立してかつ別個に利用することができる。例えば、本方法はまた、その他の風力タービン発電機と組合せて使用することができ、また本明細書に記載したような風力タービン発電機のみでの実施に限定されるものではない。むしろ、この例示的な実施形態は、多くのその他の風力タービン発電機用途に関連して実施しかつ利用することができる。さらに、上記に説明した方法は、風力タービンタワーを組立てることを対象としているが、これらの方法は、あらゆる支持タワーを形成し、組立て又は建造するために使用することができる。
本明細書は最良の形態を含む実施例を使用して、本発明を開示し、また当業者が、あらゆる装置又はシステムを製作しかつ使用しまたあらゆる組込み方法を実行することを含む本発明の実施を行なうことを可能にもする。本発明の特許性がある技術的範囲は、特許請求の範囲によって定まり、また当業者が想到するその他の実施例を含むことができる。そのようなその他の実施例は、それらが特許請求の範囲の文言と相違しない構造的要素を有するか又はそれらが特許請求の範囲の文言と本質的でない相違を有する均等な構造的要素を含む場合には、特許請求の範囲の技術的範囲内に属することになることを意図している。
100 風力タービン発電機
102 タワー
104 タワー支持面
106 ナセル
108 ロータ
110 ハブ
112 ブレード
114 回転軸線
116 ヨー軸線
118 ピッチ軸線
120 ブレード根元部分
122 荷重伝達領域
124 風
125 ブレード先端部分
126 ブレード表面積
130 ピッチ駆動機構
131 ピッチ駆動モータ
132 発電機
134 ロータシャフト
136 ギヤボックス
138 高速シャフト
140 継手
142 ギヤボックス支持体
144 発電機支持体
145 駆動トレイン
146 ヨー駆動機構
148 気象マスト
150 制御パネル
152 前方支持軸受
154 後方支持軸受
202 タワーセクション
204 タワーセクション
206 タワーセクション
208 タワーセクション
210 タワーセクション
211 タワー缶体
212 フランジ付き組合せ領域
214 フランジ付きナセル領域
216 フランジ付き支持面領域
218 出入口
220 フランジ
222 内表面
224 開口
226 外表面
228 フランジ面
230 ファスナ孔
240 溶接ネック
242 外表面
244 内表面
245 高応力領域
246 溶接グルーブ
248 矢印
250 フランジ−缶体溶接接合部
溶接ネック厚さ
300 熱間圧延機構
302 高温ローラ
304 ローラ中心線
306 熱処理リング状金属ビレット
308 第1の部分
310 フランジプリフォーム
312 溶接ネックプリフォーム
314 第1のプロセス矢印
未仕上げ熱間圧延溶接ネック厚さ
320 冷間圧延機構
322 低温ローラ
324 ローラ中心線
330 未仕上げフランジ
332 未機械加工溶接ネック
未仕上げ冷間圧延溶接ネック厚さ
334 第2のプロセス矢印
340 機械加工フランジ
342 未仕上げ溶接ネック
344 第3のプロセス矢印
400 風力タービン発電機を組立てる例示的な方法
402 熱処理リング状金属ビレットが、熱間圧延機構内に配置される
404 少なくとも1つの高温ローラが、熱処理リング状金属ビレットと接触状態で配置される
406 熱間圧延機構が、熱処理リング状金属ビレットの少なくとも一部分の周りに転動される
408 高温ローラを使用して、熱処理リング状金属ビレットの第1の部分を除去し、それによって該熱処理リング状金属ビレット上に溶接ネックを少なくとも部分的に形成する
410 フランジと同様な形状を有しかつタワーのセクションを結合するのを可能にするために使用するフランジプリフォームが形成される
412 フランジプリフォームが、冷間圧延機構内に配置される
414 冷間圧延機構の少なくとも一部分が、フランジプリフォームの少なくとも一部分の周りに転動される
416 フランジプリフォームの一部分が、除去され、それによって未仕上げフランジと未機械加工溶接ネック及び未仕上げ溶接ネックの1つとを形成する
418 未仕上げ溶接ネックが機械加工されかつ溶接グルーブが該未仕上げ溶接ネック上に少なくとも部分的に形成され、それによって完成溶接ネックを形成する
420 溶接ネックがタワー缶体に溶接され、それによって風力タービン発電機用のタワーを少なくとも部分的に組立てる

Claims (7)

  1. フランジ(220)であって、
    熱処理リング状金属ビレット(306)上に少なくとも部分的に形成された溶接ネック(240)を含み、
    前記溶接ネック(240)が、前記熱処理リング状金属ビレット(306)の少なくとも一部分の周りに熱間圧延機構(300)を転動させながら該熱処理リング状金属ビレットの少なくとも一部分を除去することによって形成される、
    フランジ(220)。
  2. 前記熱間圧延機構(300)の少なくとも1つの高温ローラ(302)が、前記熱処理リング状金属ビレット(306)と接触状態で配置されて、該熱処理リング状金属ビレットの少なくとも一部分を除去する、請求項1記載のフランジ(220)。
  3. 前記高温ローラ(302)を使用して前記熱処理リング状金属ビレット(306)の一部分を除去した時に、該フランジと同様な形状を有するフランジプリフォーム(310)が形成される、請求項1又は2記載のフランジ(220)。
  4. 前記フランジプリフォーム(310)を冷間圧延機構(320)内に配置し、該フランジプリフォームの少なくとも一部分の周りに前記冷間圧延機構を転動させかつ該フランジプリフォームの少なくとも一部分を該冷間圧延機構によって除去した時に、未仕上げフランジ(330)が形成される、請求項3記載のフランジ(220)。
  5. 前記フランジプリフォーム(310)の一部分を除去した時に、未機械加工溶接ネック(332)が形成される、請求項4記載のフランジ(220)。
  6. 前記未機械加工溶接ネック(332)を機械加工した時に、未仕上げ溶接ネック(342)が形成される、請求項5記載のフランジ(220)。
  7. 溶接グルーブ(246)が、前記溶接ネック(332)上に形成される、請求項6記載のフランジ(220)。
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