JP2011010042A - 無線基地局および無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 より無線リソースを有効利用できる無線通信基地局および無線通信方法を提供する。
【解決手段】 複数の無線端末との間でTDMA/TDD方式により無線通信を実行する無線基地局は、各無線端末に、通信フレームにおける一対のタイムスロットを割り当てて無線通信を実行しており、無線通信中の無線端末から、割り当てた一対のタイムスロットのうち、上りタイムスロットの間欠使用の実行に関する情報を受信すると、情報の送信元となる無線端末における、上りタイムスロットの間欠使用の実行を把握後、無線通信中の他の無線端末のうち、上りタイムスロットにおけるデータのトラフィック量が大きい無線端末を検出した場合に、間欠使用されている上りタイムスロットの未使用時を、当該他の無線端末にさらに割り当てる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、TDMA/TDD(時分割多元接続/時分割複信)方式により無線通信を行う無線基地局および無線基地局の無線通信方法に関する。
PHS等、TDMA−TDD方式を採用する無線基地局と無線端末からなる無線通信システムでは、フレームを時分割し、時分割した一対の送信用タイムスロットと、受信用タイムスロットを、通信を要求する各無線端末を割当てる。
図5にフレーム構成を示す。無線端末は、無線基地局から無線端末への方向(ダウンリンク、DL)における下りタイムスロットをデータ受信する受信用タイムスロットとし、無線端末から無線基地局への方向(アップリンク、UL)における上りタイムスロットをデータ送信する送信用タイムスロットとして割り当てられる。一方、無線基地局は、ダウンリンクの下りタイムスロットで、各無線端末にデータ送信(送信用タイムスロット)し、アップリンクの上りタイムスロットで、各無線端末からのデータを受信する(受信用タイムスロット)。これにより、1つの無線基地局と複数の無線端末との間に、同時にそれぞれのチャネルを確保することが可能となる。
しかし、上述する無線通信システムでは、1つのタイムスロットで通信できるデータ量や、接続可能な無線端末数が限られている。そのため、同一の一対のタイムスロットに、送受信するデータ量の少ない複数の無信端末を割当てることで、タイムスロットの利用効率を向上させる技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
これにより、空きスロットを、多くのデータを送信、受信している無線端末にさらに割当てることや、新たに接続する無線端末に割当てることが可能となる。
特開平9−172674号公報
特許文献1に記載の技術では、一対のタイムスロットのうち、一方のタイムスロットにおけるデータのトラフィック量が多く、他方が少ない様な無線通信、特に、下りタイムスロットのトラフィック量が多く、上りタイムスロットのトラフィック量が少ない場合には、データのトラフィック量が多いと判断され、一の無線端末に一対のタイムスロットの割当が行われる。そのため、タイムスロットの使用効率が低下する要因となっていた。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、トラフィック量の少ない上りタイムスロットをアップリンクにおけるデータのトラフィック量が多い他の無線端末と共用させることで、より無線リソースを有効利用できる無線通信基地局および無線通信方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、複数の無線端末との間でTDMA/TDD方式により無線通信を実行する無線基地局であって、各無線端末に、通信フレームにおける一対のタイムスロットを割り当てるタイムスロット割当部(タイムスロット割当部182)と、前記タイムスロット割当部によって割り当てられた一対のタイムスロットで、前記各無線端末と無線通信を実行する無線通信部(アンテナ101、無線処理部102、信号処理部104)と、無線通信中の無線端末における、前記タイムスロット割当部によって割り当てられた一対のタイムスロットのうち、前記無線基地局へのデータ送信に使用する上りタイムスロットの間欠使用を把握する間欠使用把握部(間欠使用把握部106)と、無線通信中の無線端末のうち、上りタイムスロットにおけるデータのトラフィック量が大きい無線端末を検出する検出部(検出部107)と、を備え、無線通信中の無線端末から上りタイムスロットの間欠使用の実行に関する情報が前記無線通信部において受信され、かつ、当該情報の送信元となる無線端末に割り当てられた上りタイムスロットの間欠使用が前記間欠使用把握部において把握された場合に、前記タイムスロット割当部は、前記検出部で検出された他の無線端末に、前記間欠使用されている上りタイムスロットの未使用時を、当該他の無線端末にさらに割り当てる。
本発明によれば、例えば、上りタイムスロットのトラフィック量が少なく、当該上りタイムスロットの間欠使用を実行中の無線端末が、当該上りタイムスロットを使用しないタイミングでは、アップリンクにおけるデータのトラフィック量が多い他の無線端末に当該上りタイムスロットを使用させるので、無線リソースの有効利用が可能となる。
また、本発明における無線基地局は、前記検出部は、前記上りタイムスロットで無線端末から送信されるデータに含まれる、データ送信継続フラグのオン/オフに応じて、データのトラフィック量の大小を判断する。
また、本発明における無線基地局は、前記無線基地局と前記複数の無線端末は、適応変調を利用した無線通信を実行しており、前記タイムスロット割当部は、前記上りタイムスロットを間欠使用している無線端末と、前記他の無線端末との間欠使用の比率を、前記上りタイムスロットにおける変調方式の変調多値数に応じて設定する。
また、本発明における無線基地局は、前記タイムスロット割当部は、前記上りタイムスロットを間欠使用している無線端末と、前記他の無線端末との間欠使用の比率を、前記上りタイムスロットで送信するデータの種別に応じて設定する。
上記目的を達成するため、本発明は、複数の無線端末との間でTDMA/TDD方式により無線通信を実行する無線基地局の無線通信方法であって、各無線端末に、通信フレームにおける一対のタイムスロットを割り当てて無線通信を実行するステップと、無線通信中の無線端末から、前記割り当てた一対のタイムスロットのうち、前記無線基地局へのデータ送信に使用する上りタイムスロットの間欠使用の実行に関する情報を受信するステップと、前記情報の送信元となる無線端末における、前記上りタイムスロットの間欠使用の実行を把握するステップと、無線通信中の他の無線端末のうち、上りタイムスロットにおけるデータのトラフィック量が大きい無線端末を検出した場合に、前記間欠使用されている上りタイムスロットの未使用時を、当該他の無線端末にさらに割り当てるステップと、を含む。
本発明は、トラフィック量の少ない上りタイムスロットをアップリンクにおけるデータのトラフィック量が多い他の無線端末と共用させることで、より無線リソースを有効利用できる。
本発明の実施形態に係る無線通信システムを示した概略構成図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局の構成を示した機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局における、データ通信中の動作を示したフローチャートである。 本発明の実施形態に係る無線通信システムにおけるフレーム構成を示す図である。 フレーム構成を示す図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(1)無線通信システムの構成

まず、本実施形態に係る無線通信システムの構成について説明する。
(1.1)全体概略構成
図1は、本実施形態に係る無線通信システムの概略構成図である。図1に示すように、無線通信システム10は、無線基地局100、及び、複数の無線端末200を備える。本実施形態では、無線基地局100及び無線端末200は、時分割多元接続−時分割複信(TDMA−TDD)方式を用いた無線通信を実行する。
(1.2)無線基地局の構成
図2は、無線基地局100の構成を示す機能ブロック図である。
図2に示すように、無線基地局100は、アンテナ101、無線処理部102、信号処理部103、バッファ部104、上位層処理部105、間欠使用把握部106、検出部107、及び制御部108を備える。
無線処理部102は、アンテナ101を用いて無線信号(RF信号)の送信又は受信を行う。無線処理部102は、受信系統(LNA、ダウンコンバータ及びA/D変換器)及び送信系統(D/A変換器、アップコンバータ及びパワーアンプ)などを有する。
無線処理部102は、信号送信時において、信号処理部103からのベースバンド信号をアナログ信号に変換する。無線処理部102は、当該アナログ信号をアップコンバート及び増幅して無線信号を生成し、生成した無線信号をアンテナ101から送出する。また、無線処理部102は、制御部108からの指示に従って、無線信号の送信電力を制御する。
無線処理部102は、信号受信時において、アンテナ101からの無線信号を増幅、ダウンコンバート及びA/D変換することで、無線信号をベースバンド信号に変換する。当該ベースバンド信号は、信号処理部103に入力される。
信号処理部103は、信号受信時において、ベースバンド信号からユーザデータを復調するとともに、誤り訂正復号を行う。信号処理部103は、信号送信時において、制御部108から指示される変調クラスを用いて、ユーザデータを変調するとともに、誤り訂正符号化を行う。
また、信号処理部103は、信号受信時において、アップリンクULにおけるRSSIや、CRC等の受信品質を測定する。
バッファ部104は、信号受信時において、受信したユーザデータの順序制御を行うため、ユーザデータを一時的に記憶する。バッファ部104は、信号送信時において、ユーザデータの送信が完了するまで、当該ユーザデータを一時的に記憶する。
上位層処理部105は、ユーザデータを生成する。例えば、上位層処理部105は、RTP(Transport Protocol for Real-Time Applications : RFC 1889)/UDP(User Datagram Protocol : RFC 768)/IP(Internet Protocol : RFC 791)などの通信プロトコルを実行する。
間欠使用把握部106は、一対のタイムスロットを割り当てている無線端末200の、上りタイムスロットにおける間欠使用への移行を把握する。この間欠使用への移行の把握には、上位層処理部105から出力される、無線端末200から受信した上りタイムスロットのおける間欠使用に関する情報を利用する。また、間欠使用把握部106は、間欠使用に関する情報を送信した無線端末200に割り当てている上りタイムスロットにおいて間欠使用が開始されたか否かを判断する。そして、開始されたと判断した場合には、さらに、当該無線端末200におけるのぼりタイムスロットの間欠使用の頻度、つまり、データ送信を行う通信フレームの間隔も併せて把握する。
検出部107は、各無線端末200から受信するデータのトラフィック量を判定し、トラフィック量の大きい無線端末200を検出する。トラフィック量の判定にあたり、各無線端末200から受信したデータに含まれるデータ送信継続フラグを参照する。この送信継続フラグは、各無線端末200が、当該データを送信した上りタイムスロットが含まれる通信フレームの次の通信フレームにおける、データ送信の有無を無線基地局100に通知するフラグである。そして、検出部107は、送信継続フラグを参照し、当該フラグがオンであれば、アップリンクにおけるトラフィック量は大きいと判断し、一方、当該フラグがオフであれば、トラフィック量は小さいと判断する。
制御部108は、変調方式設定部181と、タイムスロット割当部182と、を備える。
変調方式設定部181は、無線端末200によって通知されるダウンリンクDLのRSSI等の受信品質に基づき、ダウンリンクDLの通信に適用する変調クラスを選択する。さらに、信号処理部103で測定されたアップリンクULの受信品質を利用して、アップリンクULにて無線端末200がデータを送信する際の変調クラスや送信電力を、無線端末200に通知する。
タイムスロット割当部182は、無線端末200に対し、各フレームに含まれる一対のタイムスロット(上りタイムスロットおよび下りタイムスロット)を割当てる。このタイムスロットの割当ては、次の(a)、(b)、又は(c)のいずれかが実行される。
(a)空きタイムスロットがある場合
空きタイムスロットがある場合に、無線端末200から接続要求する信号を送信されると、空きタイムスロットのいずれかを当該無線端末200に割当てる。また、空きタイムスロットがある場合に、検出部107において、上りタイムスロットにおけるデータのトラフィック量の大きい無線端末200が検出されると、空きタイムスロットのいずれかを当該無線端末200にさらに割当てる。
(b)空きタイムスロットが少ない、又は、ない場合
空きタイムスロットが少ない場合、又は、空きスロットがない場合には、通信中の複数の無線端末200に同一タイムスロットを割当てる再割当てを行う。タイムスロットの再割当ては、空きタイムスロット数が設定される閾値以下となった場合や、閾値以下となった場合に新たに無線端末200から接続要求する信号が送信された場合に行われる。
(c)空きタイムスロットが少ない、又は、なく、かつ、間欠使用されている上りタイムスロットがある場合
間欠使用把握部106より、上りタイムスロットを間欠使用している無線端末200の存在と、その間欠使用の頻度を通知された場合、検出部107から出力される情報から、アップリンクにおけるトラフィック量が大きいと判断された無線端末200を検出する。そして、上りタイムスロットを間欠使用している無線端末200が、その上りタイムスロットを使用していない通信フレーム(タイミング)の上りタイムスロットを、検出した無線端末200に現在割り当てている一対のタイムスロットに加えてさらに割り当て、これらの無線端末に当該上りタイムスロットを共用させる。なお、トラフィック量が大きいと判断された無線端末200が複数存在する場合には、例えば、各無線端末200と通信中のデータの種別に基づいて、割り当てる無線端末200を判断したり、抽出した複数の無線端末200の全てに上りタイムスロットを共用したりしてよい。
また、タイムスロット割当部182は、上りタイムスロットを共用させた後に、共用させている各無線端末200が当該上りタイムスロットを使用する比率(頻度)の再設定を行う。この再設定は、各無線端末200のアップリンクにおいて設定されている変調方式の変調多値数や、データの種別を利用して行う。例えば、64QAMといった変調多値数の大きい変調方式は、BPSKといった変調多値数の小さい変調方式よりも、1回で送信できるデータ量が大きいため、当該変調多値数の小さい変調方式よりも、上りタイムスロットを使用する比率を小さく設定する。
なお、制御部108は、無線端末200との通信において、自動再送制御(ARQ)や、CRCを用いた誤り検出なども行う。

(2)無線通信システム10の動作
次に、本実施形態に係る無線通信システム10における無線基地局100の動作について説明する。
図3は、無線基地局100における動作を示すフローチャートである。
ステップS31において、無線基地局100は、通信中の複数の無線端末200の何れかから、割り当てている上りタイムスロットの間欠使用の実行に関する情報を受信し、間欠使用に切り替える無線端末の存在を把握する。
ステップS32において、無線基地局100は、ステップS31に把握した、間欠使用に切り替える無線端末200における、上りタイムスロットの使用頻度を把握する。
ステップS33において、無線基地局100は、現在通信中の無線端末200のうち、上りタイムスロットのトラフィック量が大きい無線端末200を検出する。
ステップS34において、無線基地局100は、上りタイムスロットにおけるトラフィック量の大きい無線端末200の存在の有無を判断する。トラフィック量が大きい無線端末200が存在する場合には、ステップS35に進み、一方、トラフィック量が大きい無線端末200が存在しない場合には、処理を終了する。
ステップS35において、無線基地局100は、無線端末200に割当可能な空きタイムスロットの有無を判定する。空きタイムスロットがない場合には、ステップS36に進み、一方、空きタイムスロットがある場合には、ステップS38に進む。
ステップS36において、無線基地局100は、上りタイムスロットを間欠使用する無線端末200と、トラフィック量が大きい無線端末200で、間欠使用されている上りタイムスロットを共用させる。
ステップS37において、無線基地局100は、上りタイムスロットを共用させている複数の無線端末200における、当該上りタイムスロットを使用する比率を設定する。
ステップS38において、無線基地局100は、上りタイムスロットのトラフィック量が大きい無線端末200に一対の空きタイムスロットをさらに割り当てる。
図4は、本実施形態に係る無線通信システム10がタイムスロットを使用して無線通信を行っているときのフレーム構成を示す図である。図4(A)では、割り当て可能なタイムスロットの全てが、無線端末200に割り当てられており、例えば、無線端末200Aと無線端末200Bが一対のタイムスロットが割り当てられている無線通信を行っている。
このとき、無線端末200Aが、上りタイムスロットを間欠使用に切り替えたとする。そして、上りタイムスロットのトラフィック量が大きい無線端末200として、無線端末200Bが検出された場合、当該無線端末200Bに、無線端末200Aが間欠使用している上りタイムスロットを、現在使用している一対のタイムスロットに加えて割り当てて共用させる(図4(B)を参照)。これにより、タイムスロットの利用効率を高めることができる。
なお、上述した実施の形態では、無線端末200から送信されるデータ送信継続フラグを利用して、上りタイムスロットのトラフィック量を検出した。しかし、本発明は、これに限るものではなく、無線基地局100が各無線端末200から上りタイムスロットで送信されるデータ量を測定して、上りタイムスロットのトラフィック量の大小を判定しても良い。
10…無線通信システム、100…無線基地局、101…アンテナ、102…無線処理部、103…信号処理部、104…バッファ部、105…上位層処理部、106…間欠使用把握部、107…検出部、108…制御部、181…変調方式設定部、182…タイムスロット割当部、200…無線端末。


Claims (5)

  1. 複数の無線端末との間でTDMA/TDD方式により無線通信を実行する無線基地局であって、
    各無線端末に、通信フレームにおける一対のタイムスロットを割り当てるタイムスロット割当部と、
    前記タイムスロット割当部によって割り当てられた一対のタイムスロットで、前記各無線端末と無線通信を実行する無線通信部と、
    無線通信中の無線端末における、前記タイムスロット割当部によって割り当てられた一対のタイムスロットのうち、前記無線基地局へのデータ送信に使用する上りタイムスロットの間欠使用を把握する間欠使用把握部と、
    無線通信中の無線端末のうち、上りタイムスロットにおけるデータのトラフィック量が大きい無線端末を検出する検出部と、を備え、
    無線通信中の無線端末から上りタイムスロットの間欠使用の実行に関する情報が前記無線通信部において受信され、かつ、当該情報の送信元となる無線端末に割り当てられた上りタイムスロットの間欠使用が前記間欠使用把握部において把握された場合に、
    前記タイムスロット割当部は、前記検出部で検出された他の無線端末に、前記間欠使用されている上りタイムスロットの未使用時を、当該他の無線端末にさらに割り当てる、
    ことを特徴とする無線基地局。
  2. 前記検出部は、前記上りタイムスロットで無線端末から送信されるデータに含まれる、データ送信継続フラグのオン/オフに応じて、データのトラフィック量の大小を判断する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線基地局。
  3. 前記無線基地局と前記複数の無線端末は、適応変調を利用した無線通信を実行しており、
    前記タイムスロット割当部は、前記上りタイムスロットを間欠使用している無線端末と、前記他の無線端末との間欠使用の比率を、前記上りタイムスロットにおける変調方式の変調多値数に応じて設定する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の無線基地局。
  4. 前記タイムスロット割当部は、前記上りタイムスロットを間欠使用している無線端末と、前記他の無線端末との間欠使用の比率を、前記上りタイムスロットで送信するデータの種別に応じて設定する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の無線基地局。
  5. 複数の無線端末との間でTDMA/TDD方式により無線通信を実行する無線基地局の無線通信方法であって、
    各無線端末に、通信フレームにおける一対のタイムスロットを割り当てて無線通信を実行するステップと、
    無線通信中の無線端末から、前記割り当てた一対のタイムスロットのうち、前記無線基地局へのデータ送信に使用する上りタイムスロットの間欠使用の実行に関する情報を受信するステップと、
    前記情報の送信元となる無線端末における、前記上りタイムスロットの間欠使用の実行を把握するステップと、
    無線通信中の他の無線端末のうち、上りタイムスロットにおけるデータのトラフィック量が大きい無線端末を検出した場合に、前記間欠使用されている上りタイムスロットの未使用時を、当該他の無線端末にさらに割り当てるステップと、
    を含むことを特徴とする無線通信方法。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016149691A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 日本電信電話株式会社 無線通信システム、無線通信装置および無線通信方法

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