JP2011009838A - 映像通信システム及び映像通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の映像表示装置に対して1台のセットトップボックスを用いて映像配信サービスを利用することが可能な、映像通信システムを得る。
【解決手段】映像通信システム1は、映像ストリームを送信する映像送信装置6と、所定の通信プロトコルに対応する複数の映像表示装置3と、複数の映像表示装置3によって共有され、所定の通信プロトコルに対応し、通信ネットワーク5を介して複数の映像表示装置3に接続されたIP−STB4とを備える。映像表示装置3とIP−STB4とは、所定の通信プロトコルを用いて、映像表示装置3における映像の表示方法に関する情報を含む制御情報の送受信を行い、IP−STB4は、映像送信装置6から受信した映像ストリームを、制御情報に基づいて、通信ネットワーク5を介して映像表示装置3に向けて出力し、映像表示装置3は、IP−STB4から入力した映像ストリームに基づいて映像を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像通信システム及び映像通信方法に関し、特に、IP−STB(Set Top Box)を用いた映像通信システム及び映像通信方法に関する。
近年における通信技術の発展に伴い、IP放送、IP再送信、又はVOD(Video On Demand)等の、IPネットワークを経由して放送番組又は映像コンテンツを配信するサービスが普及しつつある。当該サービスを利用するためには、IP放送の放送局若しくはIP再送信の送信局、又はVODサーバ等の映像送信装置から映像ストリームを受信して復号するために、セットトップボックスがテレビに接続される。
なお、下記特許文献1には、IPネットワークを経由したディジタル放送の再送信装置に関する技術が開示されている。
特開2007−166409号公報
現在、ユーザが宅内でVOD等の映像配信サービスを利用するためには、1台のテレビにつき1台のセットトップボックスを接続する必要がある。そのため、複数のテレビが設置されている宅内において、当該複数のテレビで映像配信サービスを利用するためには、テレビの台数に応じて複数のセットトップボックスを設置する必要がある。そのため、ユーザの経済的負担が大きくなる。
本発明はかかる事情に鑑みて成されたものであり、複数の映像表示装置に対して1台のセットトップボックスを用いて映像配信サービスを利用することが可能な、映像通信システム及び映像通信方法を得ることを目的とするものである。
本発明の第1の態様に係る映像通信システムは、映像ストリームを送信する映像送信装置と、所定の通信プロトコルに対応する複数の映像表示装置と、前記複数の映像表示装置によって共有され、前記所定の通信プロトコルに対応し、通信ネットワークを介して前記複数の映像表示装置に接続されたセットトップボックスとを備え、前記映像表示装置と前記セットトップボックスとは、前記所定の通信プロトコルを用いて、前記映像表示装置における映像の表示方法に関する情報を含む制御情報の送受信を行い、前記セットトップボックスは、前記制御情報に基づいて、前記映像送信装置から受信した映像ストリームを、前記通信ネットワークを介して前記映像表示装置に向けて出力し、前記映像表示装置は、前記セットトップボックスから入力した映像ストリームに基づいて映像を表示することを特徴とするものである。
第1の態様に係る映像通信システムによれば、セットトップボックスは、通信ネットワークを介して複数の映像表示装置に接続されることにより、複数の映像表示装置によって共有される。また、セットトップボックス及び複数の映像表示装置は、所定の通信プロトコルに対応しており、当該通信プロトコルを用いて制御情報の送受信を行う。そして、セットトップボックスは、映像送信装置から受信した映像ストリームを、通信ネットワーク
を介して映像表示装置に向けて出力する。従って、複数の映像表示装置に対して1台のセットトップボックスを用いて、映像送信装置からの映像配信サービスを利用することが可能となる。
本発明の第2の態様に係る映像通信システムは、第1の態様に係る映像通信システムにおいて特に、前記映像表示装置から前記セットトップボックスに送信される前記制御情報には、前記映像表示装置が処理可能な圧縮符号化方式に関する情報が含まれ、前記セットトップボックスは、前記映像送信装置から受信した映像ストリームを、前記映像表示装置に応じた圧縮符号化方式の映像ストリームに変換する変換部を有することを特徴とするものである。
第2の態様に係る映像通信システムによれば、映像表示装置が処理可能な圧縮符号化方式に関する情報が、映像表示装置からセットトップボックスに送信される。そして、セットトップボックスが有する変換部は、映像送信装置から受信した映像ストリームを、映像表示装置に応じた圧縮符号化方式の映像ストリームに変換する。これにより、映像表示装置は、自身が処理可能な圧縮符号化方式の映像ストリームを、セットトップボックスから受信することが可能となる。
本発明の第3の態様に係る映像通信システムは、第1又は第2の態様に係る映像通信システムにおいて特に、前記映像表示装置から前記セットトップボックスに送信される前記制御情報には、前記映像表示装置の解像度に関する情報が含まれ、前記セットトップボックスは、前記映像送信装置から受信した映像ストリームを、前記映像表示装置に応じた解像度の映像ストリームに変換する変換部を有することを特徴とするものである。
第3の態様に係る映像通信システムによれば、映像表示装置の解像度に関する情報が、映像表示装置からセットトップボックスに送信される。そして、セットトップボックスが有する変換部は、映像送信装置から受信した映像ストリームを、映像表示装置に応じた解像度の映像ストリームに変換する。これにより、映像表示装置は、自身の解像度に適合した映像ストリームを、セットトップボックスから受信することが可能となる。
本発明の第4の態様に係る映像通信方法は、映像ストリームを送信する映像送信装置と、所定の通信プロトコルに対応する複数の映像表示装置と、前記複数の映像表示装置によって共有され、前記所定の通信プロトコルに対応し、通信ネットワークを介して前記複数の映像表示装置に接続されたセットトップボックスとを有する映像通信システムにおける映像通信方法であって、(A)前記映像表示装置と前記セットトップボックスとの間で、前記所定の通信プロトコルを用いて、前記映像表示装置における映像の表示方法に関する情報を含む制御情報の送受信を行うステップと、(B)前記セットトップボックスが、前記制御情報に基づいて、前記映像送信装置から受信した映像ストリームを、前記通信ネットワークを介して前記映像表示装置に向けて出力するステップと、(C)前記映像表示装置が、前記セットトップボックスから入力した映像ストリームに基づいて映像を表示するステップとを備えることを特徴とするものである。
第4の態様に係る映像通信方法によれば、セットトップボックスは、通信ネットワークを介して複数の映像表示装置に接続されることにより、複数の映像表示装置によって共有される。また、セットトップボックス及び複数の映像表示装置は、所定の通信プロトコル(例えばBML又はHTML)に対応しており、ステップ(A)では、当該通信プロトコルを用いて制御情報の送受信を行う。そして、ステップ(B)においてセットトップボックスは、映像送信装置から受信した映像ストリームを、通信ネットワークを介して映像表示装置に向けて出力する。従って、複数の映像表示装置に対して1台のセットトップボックスを用いて、映像送信装置からの映像配信サービスを利用することが可能となる。
本発明によれば、複数の映像表示装置に対して1台のセットトップボックスを用いて映像配信サービスを利用することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る映像通信システムの構成を示す図である。 IP−STBの内部構成に関する第1の例を示すブロック図である。 IP−STBの内部構成に関する第2の例を示すブロック図である。 IP−STBと映像送信装置との間で実行されるネゴシエーションの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、異なる図面において同一の符号を付した要素は、同一又は相応する要素を示すものとする。
図1は、本発明の実施の形態に係る映像通信システム1の構成を示す図である。ユーザの住宅2内には、Web対応の複数の映像表示装置3が設置されている。図1に示した例では、映像表示装置3として、ディジタルテレビ3A,3B及びパソコン3Cが設置されている。他の例として、映像表示装置3は、Web対応のモバイル端末や携帯電話機等であってもよい。ディジタルテレビ3A,3B及びパソコン3Cは、住宅2内に敷設されたIPネットワーク等の通信ネットワーク5に接続されている。
また、通信ネットワーク5には、Web対応のIP−STB4が接続されている。IP−STB4は、住宅2内に1台のみ設置されており、図示しない終端装置を介して、住宅2の外部のIPネットワーク等の通信ネットワーク7に接続されている。また、通信ネットワーク7には、映像ストリームを配信するVODサーバ等の映像送信装置6が接続されている。他の例として、映像送信装置6は、IP放送の放送局やIP再送信の送信局等であってもよい。
映像表示装置3及びIP−STB4はWeb対応であるため、BML(Broadcast Markup Language)及びHTML(Hyper Text Markup Language)等のマークアップ言語で記述されたデータを処理可能であり、また、IP(Internet Protocol)及びHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)等の通信プロトコルに対応している。
図2は、IP−STB4の内部構成に関する第1の例を示すブロック図である。図2の接続関係で示すように、IP−STB4は、入力部10、フォーマット変換部11、解像度変換部12、出力部13、制御部14、記憶部15、出力部16、入力部17、及び出力部18を備えて構成されている。入力部10及び出力部16は、通信ネットワーク7を介して映像送信装置6に接続されている。また、入力部17及び出力部13,18は、通信ネットワーク5を介して映像表示装置3に接続されている。
図3は、IP−STB4の内部構成に関する第2の例を示すブロック図である。図3に示したIP−STB4は、図2と同様の構成を有するユニットを複数備えている。図3に示した例では、IP−STB4は、それぞれが図2と同様の構成を有する3個のユニット4A,4B,4Cを備えている。なお、ユニットの個数は任意の複数であればよい。
以下、本実施の形態に係る映像通信システム1の動作について説明する。
まずユーザは、番組を視聴したい場合には、任意の映像表示装置3(以下の例ではディ
ジタルテレビ3Aとする)からIP−STB4に接続要求を行う。具体的には、予め設定されているIP−STB4の識別情報(URL又はIPアドレス等)をディジタルテレビ3Aから入力することにより、IP−STB4にアクセスする。ディジタルテレビ3Aからの接続要求は、BML又はHTMLで記述された信号S1として、通信ネットワーク5を介して入力部17に入力される。ここで、信号S1は、映像表示装置3における映像の表示方法に関する情報を含む制御情報の一部であり(以下同様)、信号S1には、ディジタルテレビ3Aに関する種々の情報が含まれている。この情報には、例えば、ディジタルテレビ3Aの識別情報(IPアドレス等)、ディジタルテレビ3Aの解像度に関する情報、及び、ディジタルテレビ3Aが処理可能な圧縮符号化方式(MPEG−1、MPEG−2、H.264等)に関する情報が含まれる。入力部17は、ディジタルテレビ3Aから受信した信号S1を制御部14に入力する。
次に制御部14は、IP−STB4の現在の状態を確認する。つまり、IP−STB4が他の映像表示装置3によって使用されている状態であるか、未使用の状態であるかを確認する。ここで、IP−STB4内に複数のユニット4A〜4Cが実装されている場合(図3)には、各ユニット4A〜4Cに関して使用状態又は未使用状態を確認する。
状態確認の結果、IP−STB4(又はいずれかのユニット4A〜4C)が未使用状態である場合には、ディジタルテレビ3Aに対して、未使用状態のIP−STB4(又は未使用状態のいずれかのユニット4A〜4C)の制御権を付与する。制御権が付与されることにより、ユーザは、放送チャンネルや映像コンテンツの選択、及びモード変更等の制御を行うことが可能となる。制御部14は、ディジタルテレビ3Aに対して制御権を付与した旨の情報を、ランダムに設定したパスワードに関連付けて記憶部15に登録するとともに、当該情報(パスワードを含む)を、BML又はHTMLで記述された信号S4として出力部18に入力する。出力部18は、その信号S4を、通信ネットワーク5を介してディジタルテレビ3Aに向けて送信する。なお、信号S4は、映像表示装置3とIP−STB4との間で送受信される上記制御情報の一部として捉えることができる(以下同様)。
一方、状態確認の結果、IP−STB4(又は全てのユニット4A〜4C)が使用状態である場合には、制御部14は、その旨の情報を信号S4として出力部18に入力し、出力部18は、その信号S4を、通信ネットワーク5を介してディジタルテレビ3Aに向けて送信する。この場合、ディジタルテレビ3Aに対しては、IP−STB4(又はユニット4A〜4C)の制御権は付与されず、IP−STB4(又はユニット4A〜4C)が他の映像表示装置3に向けて現在出力している放送チャンネル又は映像コンテンツ等の視聴のみが許可される。
制御権が付与された旨の情報を含む信号S4がIP−STB4からディジタルテレビ3Aに送信されると、ユーザは、ディジタルテレビ3Aのリモコン操作等によって、放送チャンネルや映像コンテンツの選択等を行う。具体的に、記憶部15には、BML又はHTMLで記述された所定のスタートメニューが予め記憶されている。望ましくは、解像度が異なる複数のスタートメニューが記憶部15に記憶されている。制御部14は、記憶部15からスタートメニューを読み出して、BML又はHTMLで記述された信号S4として出力部18に入力する。ここで、解像度が異なる複数のスタートメニューが記憶部15に記憶されている場合には、制御部14は、ディジタルテレビ3Aに応じた解像度のスタートメニューを読み出して、信号S4として出力部18に入力する。但し、複数のスタートメニューを記憶部15に記憶するのではなく、所定解像度の一つのスタートメニューのみを記憶部15に記憶しておき、映像表示装置3の解像度に応じてスタートメニューの解像度変換を行ってもよい。
出力部18は、スタートメニューを含む信号S4を、通信ネットワーク5を介してディ
ジタルテレビ3Aに向けて送信する。ユーザは、ディジタルテレビ3Aに表示されたスタートメニューを参照することによって、視聴を希望する放送チャンネルや映像コンテンツ等を選択する。
放送チャンネルや映像コンテンツ等の選択情報は、BML又はHTMLで記述された信号S1として、ディジタルテレビ3Aから通信ネットワーク5を介して入力部17に入力される。入力部17は、ディジタルテレビ3Aから受信した信号S1を制御部14に入力する。制御部14は、映像送信装置6との間で所定のネゴシエーションを行うことにより、ユーザによって選択された放送チャンネルや映像コンテンツ等に関する映像ストリームを、映像送信装置6から受信する。
図4は、IP−STB4(制御部14)と映像送信装置6との間で実行されるネゴシエーションの一例を示す図である。当該ネゴシエーションにおいて、IP−STB4から映像送信装置6に向かう方向の信号S5(図4に示す「Setup video」や「Play video」等)は、制御部14から出力部16に入力された後、出力部16から通信ネットワーク7を介して映像送信装置6に向けて送信される。また、映像送信装置6からIP−STB4に向かう方向の信号S6(図4に示す「OK」等)は、映像送信装置6から通信ネットワーク7を介して入力部10によって受信された後、入力部10から制御部14に入力される。
また、上記ネゴシエーションの後、ユーザによって選択された放送チャンネルや映像コンテンツ等に関する映像ストリームS9が、映像送信装置6から通信ネットワーク7を介してIP−STB4に向けて送信される。映像ストリームS9は入力部10によって受信された後、入力部10から解像度変換部11に入力される。なお、DRM(Digital Rights Management:ディジタル著作権管理)によって、映像ストリームS9にmulti2又はMarlin等の暗号化処理が施されている場合には、入力部10においてその暗号が復号される。
フォーマット変換部11には、ディジタルテレビ3Aが処理可能な圧縮符号化方式に関する情報が、信号S7として制御部14から入力されている。フォーマット変換部11は、映像ストリームS9とディジタルテレビ3Aとで圧縮符号化方式が異なる場合には、映像ストリームS9の圧縮符号化方式(例えばH.264)を、ディジタルテレビ3Aに応じた圧縮符号化方式(例えばMPEG−2)に変換することにより、映像ストリームS10として出力する。映像ストリームS10は解像度変換部12に入力される。
解像度変換部12には、ディジタルテレビ3Aの解像度に関する情報が、信号S8として制御部14から入力されている。解像度変換部12は、映像ストリームS10とディジタルテレビ3Aとで解像度が異なる場合には、映像ストリームS10の解像度を、ディジタルテレビ3Aに応じた解像度に変換することにより、映像ストリームS11として出力する。映像ストリームS11は出力部13に入力される。
出力部13は、映像ストリームS11を、通信ネットワーク5を介してディジタルテレビ3Aに向けて送信する。なお、出力部13においては、DTCP−IP(Digital Transmission Content Protection over Internet Protocol)等の暗号化技術を用いることによって、映像ストリームS11に対して暗号化処理を施してもよい。
ディジタルテレビ3Aは、IP−STB4から受信した映像ストリームS11をデコードする。また、映像ストリームS11に暗号化処理が施されている場合には、その暗号を復号する。これにより、ユーザは、選択した放送チャンネルや映像コンテンツ等を、ディジタルテレビ3Aを用いて視聴することが可能となる。
なお、ディジタルテレビ3Aを用いて映像コンテンツ等を視聴しているユーザは、再生を一時停止した後、その続きを他の映像表示装置3(例えばディジタルテレビ3B)を用いて視聴することも可能である。ユーザは、視聴を再開したい場合には、上記の説明で信号S4に含まれてIP−STB4から通知されていたパスワードを、ディジタルテレビ3Bのリモコン操作等によって入力する。入力されたパスワードは、BML又はHTMLで記述された信号S1として、ディジタルテレビ3Bから通信ネットワーク5を介して入力部17に入力される。入力部17は、ディジタルテレビ3Bから受信したパスワードを制御部14に入力する。制御部14は、ディジタルテレビ3Bから受信したパスワードと、上記の説明で記憶部15に登録しておいたパスワードとを比較する。そして、両者が一致すれば、IP−STB4は、再生が一時停止された映像ストリームS11を、ディジタルテレビ3Bに向けて送信する。この場合、ディジタルテレビ3Aに付与されていた制御権は、ディジタルテレビ3Bに変更される。
このように本実施の形態に係る映像通信システム1によれば、IP−STB4は、通信ネットワーク5を介して複数の映像表示装置3に接続されることにより、複数の映像表示装置3によって共有される。また、映像表示装置3及びIP−STB4はいずれも、BML及びHTMLで記述されたデータを処理可能であり、IP及びHTTP等の通信プロトコルに対応している。そして、IP−STB4は、映像送信装置6から受信した映像ストリームを、通信ネットワーク5を介して映像表示装置3に向けて出力する。従って、複数の映像表示装置3に対して1台のIP−STB4を用いて、映像送信装置6からの映像配信サービスを利用することが可能となる。
また、本実施の形態に係る映像通信システム1によれば、映像表示装置3が処理可能な圧縮符号化方式に関する情報が、映像表示装置3からIP−STB4に送信される。そして、フォーマット変換部11は、映像送信装置6から受信した映像ストリームS9を、映像表示装置3に応じた圧縮符号化方式の映像ストリームS10に変換する。これにより、映像表示装置3は、自身が処理可能な圧縮符号化方式の映像ストリームS11を、IP−STB4から受信することが可能となる。
また、本実施の形態に係る映像通信システム1によれば、映像表示装置3の解像度に関する情報が、映像表示装置3からIP−STB4に送信される。そして、解像度変換部12は、映像送信装置6から受信した映像ストリームS10を、映像表示装置3に応じた解像度の映像ストリームS11に変換する。これにより、映像表示装置3は、自身の解像度に適合した映像ストリームS11を、IP−STB4から受信することが可能となる。
また、本実施の形態に係る通信システム1のように複数の映像表示装置3が1台のIP−STB4を共有するシステム構成とする場合には、IP−STB4を各映像表示装置3に対するプロキシサーバとして動作させることにより、効率良くシステムを構築することが可能となる。
例えば、ペイパービューの映像コンテンツ等を購入しようとする場合には、まずユーザは、Web対応のディジタルテレビやパソコン等のユーザ端末を用いて、ブラウザ等によって所望の映像コンテンツを選択し、その映像コンテンツの購入要求を映像配信サーバ(映像送信装置6)に送信する。次に映像配信サーバは、映像コンテンツの購入についての処理やライセンスの登録等の処理を実行した後に、視聴開始画面をユーザ端末に送信する。視聴開始画面を受信すると、次にユーザは、映像コンテンツの再生を制御するために必要な制御ファイルのダウンロード要求を、ユーザ端末から映像配信サーバに送信する。ダウンロード要求を受信すると、次に映像配信サーバは、ライセンスの認証等の処理を実行した後に、映像コンテンツの映像ストリーム(トランスポートストリーム)をユーザ端末
に送信する。映像ストリームを受信することによって、ユーザはユーザ端末において映像コンテンツの視聴が可能となる。つまり、映像コンテンツの購入等を行う場合には、映像配信サーバとユーザ端末との間で上記のような複雑な通信手順を実行する必要がある。
このような複雑な通信手順を実行する機能を複数の映像表示装置3の各々に実装することは非効率であり、また、当該機能が実装されずに既に市場に流通しているディジタルテレビ等に関しては、当該機能をディジタルテレビ自身に追加的に実装することは困難かつ非常に非効率である。
従って、映像配信サーバとの間で上記の通信手順を実行する機能を、各映像表示装置3ではなくIP−STB4に実装し、IP−STB4を各映像表示装置3に対するプロキシサーバとして動作させる。これによって、各映像表示装置3に当該機能を実装する必要がなくなるため、効率よくシステムを構築することが可能となる。また、この場合、IP−STB4と各映像表示装置3との間では、既存のディジタルテレビ等が標準的に対応している通信方式のみで実現可能な簡素な通信手順のみを実行し、他の複雑な通信手順は、IP−STB4と映像配信サーバとの間で実行するようにすれば良い。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 映像通信システム
3 映像表示装置
3A,3B ディジタルテレビ
3C パソコン
4 IP−STB
5,7 通信ネットワーク
6 映像送信装置
11 フォーマット変換部
12 解像度変換部
14 制御部

Claims (4)

  1. 映像ストリームを送信する映像送信装置と、
    所定の通信プロトコルに対応する複数の映像表示装置と、
    前記複数の映像表示装置によって共有され、前記所定の通信プロトコルに対応し、通信ネットワークを介して前記複数の映像表示装置に接続されたセットトップボックスと
    を備え、
    前記映像表示装置と前記セットトップボックスとは、前記所定の通信プロトコルを用いて、前記映像表示装置における映像の表示方法に関する情報を含む制御情報の送受信を行い、
    前記セットトップボックスは、前記制御情報に基づいて、前記映像送信装置から受信した映像ストリームを、前記通信ネットワークを介して前記映像表示装置に向けて出力し、
    前記映像表示装置は、前記セットトップボックスから入力した映像ストリームに基づいて映像を表示する、映像通信システム。
  2. 前記映像表示装置から前記セットトップボックスに送信される前記制御情報には、前記映像表示装置が処理可能な圧縮符号化方式に関する情報が含まれ、
    前記セットトップボックスは、前記映像送信装置から受信した映像ストリームを、前記映像表示装置に応じた圧縮符号化方式の映像ストリームに変換する変換部を有する、請求項1に記載の映像通信システム。
  3. 前記映像表示装置から前記セットトップボックスに送信される前記制御情報には、前記映像表示装置の解像度に関する情報が含まれ、
    前記セットトップボックスは、前記映像送信装置から受信した映像ストリームを、前記映像表示装置に応じた解像度の映像ストリームに変換する変換部を有する、請求項1又は2に記載の映像通信システム。
  4. 映像ストリームを送信する映像送信装置と、
    所定の通信プロトコルに対応する複数の映像表示装置と、
    前記複数の映像表示装置によって共有され、前記所定の通信プロトコルに対応し、通信ネットワークを介して前記複数の映像表示装置に接続されたセットトップボックスと
    を有する映像通信システムにおける映像通信方法であって、
    (A)前記映像表示装置と前記セットトップボックスとの間で、前記所定の通信プロトコルを用いて、前記映像表示装置における映像の表示方法に関する情報を含む制御情報の送受信を行うステップと、
    (B)前記セットトップボックスが、前記制御情報に基づいて、前記映像送信装置から受信した映像ストリームを、前記通信ネットワークを介して前記映像表示装置に向けて出力するステップと、
    (C)前記映像表示装置が、前記セットトップボックスから入力した映像ストリームに基づいて映像を表示するステップと
    を備える、映像通信方法。


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