JP2011007535A - 複屈折評価装置及び複屈折評価方法 - Google Patents
複屈折評価装置及び複屈折評価方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】複屈折評価装置10は、被測定物20の保持部30と、第1、第2の偏光板40,50と、光源60と、加熱部70と、温度測定器80と、応力測定器90と、照度計100と、イメージセンサ110と、記憶部120と、制御部130と、モニタ140により構成される。制御部130は、加熱部70により被測定物20を任意の設定温度に加熱すると共に、温度、応力、照度、画像データの各測定信号が入力されるのに伴って各測定信号を記憶部120の記憶させる制御処理を実行すると共に、複屈折現象の評価処理を実行する。そして、制御部130は、各設定温度毎の複屈折評価処理の結果(各測定値、画像データ、評価レベル)を各温度に対応させてモニタ140に表示する。
【選択図】図1
Description
(1)本発明は、互いに対向配置され、透過する光の振動方向が異なる一対の偏光板と、
前記一方の偏光板に対して鉛直方向から光を照射する光源と、
前記一対の偏光板の間に挿入され、前記偏光板を透過した前記光源からの光を照射される被照射面を有する透明な被測定物と、
前記被測定物を所定の温度範囲で加熱する加熱部と、
前記被測定物の表面温度を測定する温度測定器と、
前記被測定物の平面に発生した応力を測定する応力測定器と、
前記被測定物及び前記他方の偏光板を通過した光強度を測定する光測定器と、
前記加熱部により前記被測定物の加熱温度を徐々に上昇させると共に、前記温度測定器により測定された各温度測定値に対応させて、前記応力測定器により測定された応力、前記光測定器により測定された光強度の各測定値を時系列的に記憶する記憶部と、
前記各測定値に基づいて前記被測定物の応力に応じて発生する複屈折現象を評価する評価手段と、
を備えたことを特徴とする。
(2)本発明の前記光測定器は、前記被測定物及び前記他方の偏光板を通過した光の照度を測定する照度計であり、
前記評価手段は、前記照度計により測定された照度測定値に基づいて前記被測定物に発生する複屈折現象を評価することを特徴とする。
(3)本発明の前記光測定器は、前記被測定物の表面を撮像する撮像素子であり、
前記評価手段は、前記撮像素子により撮像された画像データに基づいて前記被測定物に発生する複屈折現象を評価することを特徴とする。
(4)本発明の前記被測定物は、前記一対の偏光板と所定間隔で正対するように前記一対の偏光板と平行に支持されることを特徴とする。
(5)本発明は、互いに対向配置され、透過する光の振動方向が異なる一対の偏光板の間に透明な被測定物を挿入する手順と、
前記一方の偏光板に対して鉛直方向に配置された光源から光を照射する手順と、
前記被測定物を所定の温度に加熱する手順と、
前記被測定物の表面の温度を測定する手順と、
前記被測定物の平面に発生した応力を測定する手順と、
前記被測定物及び他方の偏光板を透過した光強度を測定する手順と、
前記被測定物の表面温度に対応させて、前記被測定物の応力、前記光強度の各測定値を時系列的に記憶する手順と、
前記各測定値に基づいて前記被測定物の応力に応じて発生する複屈折現象を評価する手順と、
を含むことを特徴とする。
R=F×L×C・・・(1)
(1)式において、Fは応力、Lは被測定物の板厚、Cは光弾性定数である。尚、光弾性定数Cは、被測定物20の材質によって異なる数値が設定される。
FT=ΔT×α×E・・・(2)
(2)式において、αは熱膨張係数、Eはヤング率である。
従って、上記各式より温度差ΔTが大きい場合、熱応力FTが増大して複屈折率Rが変動することが分かる。
20 被測定物
30 保持部
40 第1の偏光板
42 スペーサ
50 第2の偏光板
52 支柱
60 光源
70 加熱部
72 電熱ヒータ部
74 電熱ヒータ制御部
76 熱伝導板
80 温度測定器
90 応力測定器
91 第1の歪みゲージ
92 第2の歪みゲージ
100 照度計
110 イメージセンサ
120 記憶部
130 制御部
140 モニタ
Claims (5)
- 互いに対向配置され、透過する光の振動方向が異なる一対の偏光板と、
前記一方の偏光板に対して鉛直方向から光を照射する光源と、
前記一対の偏光板の間に挿入され、前記偏光板を透過した前記光源からの光を照射される被照射面を有する透明な被測定物と、
前記被測定物を所定の温度範囲で加熱する加熱部と、
前記被測定物の表面温度を測定する温度測定器と、
前記被測定物の平面に発生した応力を測定する応力測定器と、
前記被測定物及び前記他方の偏光板を通過した光強度を測定する光測定器と、
前記加熱部により前記被測定物の加熱温度を徐々に上昇させると共に、前記温度測定器により測定された各温度測定値に対応させて、前記応力測定器により測定された応力、前記光測定器により測定された光強度の各測定値を時系列的に記憶する記憶部と、
前記各測定値に基づいて前記被測定物の応力に応じて発生する複屈折現象を評価する評価手段と、
を備えたことを特徴とする複屈折評価装置。 - 前記光測定器は、前記被測定物及び前記他方の偏光板を通過した光の照度を測定する照度計であり、
前記評価手段は、前記照度計により測定された照度測定値に基づいて前記被測定物に発生する複屈折現象を評価することを特徴とする請求項1に記載の複屈折評価装置。 - 前記光測定器は、前記被測定物の表面を撮像する撮像素子であり、
前記評価手段は、前記撮像素子により撮像された画像データに基づいて前記被測定物に発生する複屈折現象を評価することを特徴とする請求項1に記載の複屈折評価装置。 - 前記被測定物は、前記一対の偏光板と所定間隔で正対するように前記一対の偏光板と平行に支持されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の複屈折評価装置。
- 互いに対向配置され、透過する光の振動方向が異なる一対の偏光板の間に透明な被測定物を挿入する手順と、
前記一方の偏光板に対して鉛直方向に配置された光源からの光を照射する手順と、
前記被測定物を所定の温度に加熱する手順と、
前記被測定物の表面の温度を測定する手順と、
前記被測定物の平面に発生した応力を測定する手順と、
前記被測定物及び他方の偏光板を透過した光強度を測定する手順と、
前記被測定物の表面温度に対応させて、前記被測定物の応力、前記光強度の各測定値を時系列的に記憶する手順と、
前記各測定値に基づいて前記被測定物の応力に応じて発生する複屈折現象を評価する手順と、
を含むことを特徴とする複屈折評価方法。
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---|---|---|---|
JP2009149191A JP2011007535A (ja) | 2009-06-23 | 2009-06-23 | 複屈折評価装置及び複屈折評価方法 |
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JP2009149191A Withdrawn JP2011007535A (ja) | 2009-06-23 | 2009-06-23 | 複屈折評価装置及び複屈折評価方法 |
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JP (1) | JP2011007535A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016513272A (ja) * | 2013-02-06 | 2016-05-12 | ドングウー ファイン−ケム カンパニー、 リミテッドDongwoo Fine−Chem Co., Ltd. | 偏光板及びこれを含む液晶表示装置 |
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2009
- 2009-06-23 JP JP2009149191A patent/JP2011007535A/ja not_active Withdrawn
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