JP2011005246A - 歯間ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の歯間ブラシは尖った毛先が対象物をこすったりするため、対象物を傷つけやすい。また毛先との接触面積が小さいため清掃効率が低い。また毛先が歯周ポケットの溝に入りにくく、歯垢を掻き出しにくい。
【解決手段】常温下で超弾性作用を発揮する形状記憶合金を使用したことを特徴とする小さな曲線で折れ曲がったループ状、8の字状またはひょうたん状のワイヤーが固定部に植えられている歯間ブラシを使用しますと、折れ曲ったワイヤーが曲線のため対象物を傷つけにくく、毛先との接触面積が広いため清掃効率が高い。またワイヤーがループ状なために歯面に沿って滑って歯周ポケットの溝に入りやすく、またワイヤーの空隙が歯垢を掻き出しやすい。歯肉対してはワイヤーが傷つけることはなく、マッサージ効果は高い。また繰り返し使用しても金属疲労がなく半永久的に使用できる。
【選択図】 図6

Description

本発明は毛先が歯間部の歯面、歯肉を傷つけることなく、広い面積で歯面に接触して、歯垢、バイオフィルムなどを効率よく掻き出し、歯肉に対してはソフト感がありマッサージ効果が顕著であり、また歯周ポケットの溝に入りやすい歯間ブラシに関する。
図1(a)は従来の歯間ブラシ1aが左下第二小臼歯11、第一大臼歯12隣接歯間部に挿入された状態の咬合面観です。この歯間ブラシは、細い金属線を2つ折りにした間に多数の刷毛を挟んで捻じり止め、基部に埋め込んだものある。刷毛が化学繊維と超弾性作用を発揮する形状記憶合金のワイヤー(掻き出し部2)の違いもありますが、一番の違いは刷毛の対象物に対する角度は従来の歯間ブラシは90度、本発明の歯間ブラシは0度。そのため形状記憶合金の独特のしなやかさと相まって歯周病のために炎症症状があってもフェザータッチの感触が可能である。
従来の歯間ブラシ1aの細い金属線の芯は歯間の正面より挿入する場合、芯線に応力はそれほどかかりません。しかし小臼歯部、大臼歯部の隣接面の正面から従来の歯間ブラシを挿入することは相当困難です。そのため無理な方向から挿入するため、金属線の芯は、塑性変形を生じやすく、この曲がりを元に戻すことを繰り返すことで金属疲労による強度不足や折損トラブルを生じやすかった。
この事を改善するために実開平5−95322号がある。この歯間ブラシは歯間ブラシの芯線部に、多数の毛状体(フィラメント)が植え込まれ、この芯線部がフレキシブルネック部を介してホルダに固定されている。芯線部には、常温下で擬弾性特性を有する形状記憶合金、例えば、Ni-Ti系等の形状記憶合金が用いられ、その擬弾性効果により、従来のステンレス等の芯線部に比べて、はるかに大きい形状回復能力を発揮する。しかし本発明と形状記憶合金の使用方法が異なります。
また歯間ブラシと同じ目的の補助清掃具としてはデンタルフロスがあります。
デンタルフロスは、ナイロンなどのフィラメントをあわせて作られた、歯間掃除用の細い糸である。これを専用の柄に取り付けたものが糸ようじと呼ばれる。主に歯間ブラシが入らないような狭い歯間に、スライドさせながら挿入し、歯間の歯垢をからめとり除去するために使用する。
これの最も一般的な使い方は、長さ10cmから15cm程度フロスを取り、両端を両手の中指にそれぞれ巻きつけ、手に固定する。人差し指と親指を使いフロスをリードし歯間にゆっくりと挿入し、歯と歯肉の間の溝に1〜2mm程度のところまで差込んだあと、フロスをC型にして歯を包むように、こすり歯垢を除去する。
同じようにして、フロスの位置をやや変えながらすべての歯間に処置する。これではあまりにも困難なため糸ようじがあります。
しかし一口腔のすべての隣接部分の使用でフロスが消耗して切れ、あまりにも経済的でありません。またこのフロスは隣接面の充填物に引っかかって充填物が取れることがあります。
実開平5−95322 公報
次に歯周病の重要性について説明します。歯周病は、細菌感染によって、歯の周りの歯肉や歯を支える骨などの歯周組織に炎症が起きる病気です。放っておくと炎症はどんどん進んで、歯周ポケット呼ばれる歯と歯茎の間の溝が深くなり、最悪の場合、歯を失うことになります。
現在、歯周病は、40歳以降に歯を失っていく大きな原因となっています。歯科実態調査によると、35〜44歳では約3割もの人が、炎症が歯根膜や歯槽骨にまで達した歯周炎にかかっています。炎症が歯肉だけにとどまっている歯肉炎の人も含めると、この年齢では、実に8割の人に歯周病の症状が認められているのです。
また最近、歯周病は口の中の問題だけではなく、さまざまな全身性の病気とも深くかかわっていることが明らかになってきました。歯周病菌がつくる毒素や炎症を引き起こす物質は、歯周病の病巣から血液中に入り、全身に影響を及ぼす可能性があります。実際これまでにも、口の中の慢性的な炎症や歯周病菌と、糖尿病や心筋梗塞、肺炎、低体重児出産などとの関連性が報告されています。
21世紀における国民健康づくり運動では、今後の目標の1つとして、40、50歳における進行した歯周炎に罹患している者(4mm以上の歯周ポケットを有する者)の3割以上の減少を挙げています。このように歯ブラシで磨いているにもかかわらず一向に歯周病が減少していません。
これにはいろいろな原因もありますが、適切な歯ブラシがまだ開発されていないことも、大きな原因と思われます。
しかし歯ブラシでブラッシングするだけでは、歯垢の50%〜70%程度までしか除去できないといわれているが、歯間ブラシ、フロスを使うことで、90%程度まで歯垢の除去率を高めることができるため、虫歯・歯周病をはじめとする口腔内疾病を防ぐ効果があるとされている。
しかし歯間ブラシ、フロスはほとんど普及しません。その理由は使用に際しての煩雑さである。またフロスであればすぐ糸が切断、歯間ブラシであれば芯線の可塑変形です。そのための経済的理由です。
次に歯間ブラシについて考えます。今までの歯間ブラシには四の問題点があります。
1)特に臼歯部の隣接部分への挿入の困難さ。芯線の周りには刷毛があり斜め方向からの挿入はスムースでなく、結果的には短時間で芯線は可塑変形してしまいます
2)歯肉へのマッサージ効果の不足です。標準型の歯間ブラシでは歯肉へのマッサージ効果は刷毛の毛先の切り口が尖っていて不十分です。また刷毛の対象物に対する角度は従来の歯間ブラシは90度、本発明の歯間ブラシは0度です。そのため形状記憶合金の独特のしなやかさと相まって歯周病のために炎症症状があってもフェザータッチの感触が可能である。
3)歯周ポケット内のバイオフィルム、歯垢のクリーニングの困難性。歯周ポケットは3mmまでは正常ですが、4mm以上の歯周病に罹患している深いポケット内に存在する歯面にこびりついているバイオフィルム、歯垢をかき出すのはブラシの歯間ブラシの毛先が歯周ポケットの溝に入らず不十分です。
4)歯と歯の間(隣接面)が比較的狭い場合いは極細なものでも入りません。
5)歯間ブラシは一口腔すべての歯間空隙に使用すれは、ほとんどの場合芯線の可塑変形のため使用不可能になります。しかしほとんどの人は経済的な理由のため使い続けることができません。
以上まとめますと下記の通りになります。課題は1)臼歯部での操作性の向上、2)歯肉へのマッサージ効果の向上、3)隣接面の深い歯周ポケット内の歯垢とバイオフィルムの効果的な清掃性の向上、4)狭い歯間部への挿入のしやすさ5)歯間ブラシの耐久性。
本発明は、一本の歯間ブラシで5種の機能を複合的に発揮することができる歯間ブラシを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために常温下で超弾性作用を発揮する形状記憶合金を使用した先端部側で小さな曲線で折れ曲がった1本または複数本のループ状、8の字状またはひょうたん状のワイヤーが固定部に植えられている歯間ブラシを使用しますと、折れ曲ったワイヤーが曲線のため対象物を傷つけにくく、ワイヤーとの接触面積が広いためマッサージ効果、清掃効率が高い。またワイヤーがループ状なために歯面に沿って滑って歯周ポケットの溝に入りやすく、またワイヤーの空隙が歯垢を掻き出しやすい。また繰り返し使用しても金属疲労がなく半永久的に使用できることを特徴とする歯間ブラシ。
1)小臼歯部大臼歯部の隣接面の正面から従来の歯間ブラシを挿入することは相当困難です。無理な方向から挿入するため、金属線の芯には、塑性変形を生じやすく、この曲がりを元に戻すことを繰り返すことで金属疲労による強度不足や折損トラブルを生じやすかった。この超弾性のループ状ワイヤーは先が少し入れば、抵抗なく滑って歯間に入ることができる。そのため歯間空隙が狭くて従来の歯間ブラシが入らないケースでも細い超弾性のワイヤーを使用すれば、糸ようじを使用しなくとも、挿入可能である。
2)標準型の歯間ブラシでは歯肉へのマッサージ効果はブラシの毛先の切り口が尖っていて不十分です。ソフトなタッチの感触はありません。また歯周病などに罹患している場合は、歯肉は腫脹しているので傷つき、痛みます。この超弾性のループ状ワイヤーには鋭角部分はなく、長軸方向に沿って前後に動かせばワイヤーの弾性力でマッサージの効果が高まります。
3)この超弾性のループ状、8の字状またひょうたん状のワイヤーの内面が歯面の歯垢をからめ取ります。
4)この超弾性のループ状、8の字状またひょうたん状のワイヤーの長軸が隣接面の歯周ポケットの溝に入り、ワイヤーを前後させると歯垢を掻きだすことができます。
5)使用後簡単な水洗いできれいになり、使用後の乾燥が短時間で済み、保存中の雑菌の増殖の心配もありません。
6)食後一回の普通の使用でもすべての隣接歯間を清掃したならば、従来の歯間ブラシは疲労してしまい再使用できません。すべての隣接歯間とは28本残存しているとして、二十六ヶ所あり、一日3回3本使用×365日分1095個の歯間ブラシが一年に必要です。このことのために歯間ブラシが普及しない主な理由です。二十六ヶ所を一本の歯間ブラシで計算しても1095個ですが、しかし実際は一回一本以上かかるので、経済的に不可能です。本発明の歯間ブラシは半永久的に使用できます。
ワイヤーの材料の形状記憶合金は、常温では、変形を受けてもすぐさま元の形状を回復する性質を持ち、この変形範囲は鋼などを使う通常のばね等にくらべて遥かに広くかつ弾性係数が小さく従来の弾性材では得られないしなやかな弾性特性をもっている。このしなやかさが生体に化学繊維の刷毛では得られない感触を提供する。また耐蝕性に優れているため生体には無害である。メッキなどの表面処理技術も進歩して、最近では本来の金属の色を消すことも可能になった。またこの合金は最近の技術の進歩のため直径0.045mmの極細ワイヤーも作られるようになった。この合金は、チタン−ニッケル合金が一般的であるが、その他にも鉄−マンガン-ケイ素合金、鉄−ニッケル-コバルト合金、銅−亜鉛−アルミニウム合金など、様々な素材で作られている。
は従来の歯間ブラシ1aが左下第二小臼歯11、第一大臼歯12隣接歯間部に挿入された状態の咬合面観。 は歯間ブラシ1が左下第二小臼歯11、第一大臼歯12隣接歯間部に挿入された状態の咬合面観。 (a)(b)(c)は歯間ブラシ1に用いるワイヤーの正面図と側面図。 (a)(b)(c)は主ループワイヤー2aa内部に一回り小さいループ状、8の字状、ひょうたん状の副ワイヤー2bbが同一平面に1本配設している状態の正面図と側面図。 (a)(a)(a)は主ワイヤー2aaより一回り小さいループ状、8の字状、ひょうたん状の副ワイヤー2bb2本が主ループ状ワイヤーの両側に配設している状態の正面図と側面図。 (a)は図2のX−X線の断面図で図3(a)のループ状ワイヤーが歯間に挿入され、そのあと歯周ポケットの底に挿入された状態の模式図。(b)は上記のループの内部すなわち空隙1b部分が適度に撓りながら歯面の歯垢8をからめ取っている状態の模式図。(d) は図2のY−Y線の断面図。(e) は上記断面図の拡大図で上記ループ状ワイヤーが歯間に挿入された状態図。 (a)は図2のX-X線の断面図で図5(a)のループ状ワイヤーが歯間に挿入され、そのあと歯周ポケットの底に挿入された状態の模式図。(b)は上記のループの内部すなわち空隙1b部分が適度に撓りながら歯面の歯垢8をからめ取っている状態の模式図。(d) は図2のY−Y線の断面図。(e) は上記断面図の拡大図で上記ループ状ワイヤーが歯間に挿入された状態図。 主ワイヤー2aa1本副ワイヤー2bb4本使用時の正面図と側面図。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
この歯間ブラシ1は歯間ブラシ1を使用する際に手指で持つ把持部4と、歯間に貯まった歯垢8等を取り除く掻き出し部2と前記把持部4と掻き出し部2との間に固定部3を有する歯間ブラシにおいて、前記掻き出し部2は常温化で超弾性作用を発揮する形状記憶合金のワイヤーからなり、前記ワイヤーを中央で折り曲げてループ状に形成し、その折り曲げたワイヤーの先端部側2aは歯間空隙9に入るくらいの小さな曲線に形成するとともに前記ワイヤーの固定部側2cは固定部3に固着されている。図2は歯間ブラシが左下第二小臼歯11、第一大臼歯12隣接歯間部に挿入された状態の咬合面観。図3(a)(b)(c)は歯間ブラシ1に用いる掻き出し部2の基本の3形態の正面図と側面図。
基本の形態には(a)は長円形のループ状ワイヤー(b)8の字型のループ状ワイヤー(c)ひょうたん型のループ状ワイヤーがある。掻き出し部2のワイヤーの直径は0.010インチ〜0.005インチが好ましい。図4(a)(b)(c)は図3(a)(b)(c)のワイヤーの組み合わせ例。主ワイヤー2aaの直径は0.010インチで副ワイヤー2bbの直径は0.005インチを使用しました。主ワイヤー2aaと副ワイヤー2bbは同一平面にあります。比較的歯間空隙9が狭い症例に使用します。図5(a)(b)(c)は図3(a)(b)(c)のワイヤーの組み合わせ例。主ワイヤー2aaの直径は0.010インチで副ワイヤー2bbの直径は0.005インチを使用しました。主ワイヤー2aaと副ワイヤー2bb2本は同一平面でなく、主ワイヤー2aaの両脇に副ワイヤー2bb1本は配設します。ワイヤー間の距離は0.5mmとしました。また先端部側2aは歯間空隙9に挿入しやすくするために、主ワイヤー2aa方向に曲げてあります。比較的歯間空隙9が広い症例に使用します。図6(a)は接触点5でのX−X線の断面図で、図3(a)の掻き出し部2が左下6番近心面の歯周ポケットの底7に入っている状態の模式図。(b)は前記の掻き出し部2が左下6番近心面の歯周ポケットの底7に入り、ループの内部すなわち空隙1aが歯面の歯垢8をからめ取っている状態の模式図。(c)接触点5でのY−Y線の断面図で、左下第二小臼歯11と左下第一大臼歯12と歯間空隙9との位置関係を表現している。円で囲まれた部分は歯間空隙9である。(d)円で囲まれた前図歯間空隙9の拡大図である。歯間空隙9に挿入され歯間乳頭13上に挿入された掻き出し部2の位置関係を表現している。掻き出し部2を長軸方向に数回前後に移動し、振動すれば、歯周ポケットの底7に掻き出し部2が入り歯垢8等を除去できます。このことは(a)(b)が表現しています。この症例は比較的歯間空隙9が狭い症例に使用します。図7(a)は接触点5でのX−X線の断面図で、(a)は接触点5でのX−X線の断面図で、図5(a)の掻き出し部2が左下6番近心面の歯周ポケットの底7に入っている状態の模式図。(b)は前記の掻き出し部2が左下6番近心面の歯周ポケットの底7に入り、ループの内部すなわち空隙1aが歯面の歯垢8をからめ取っている状態の模式図。(c)接触点5でのY−Y線の断面図で、左下第二小臼歯11と左下第一大臼歯12と歯間空隙9との位置関係を表現している。円で囲まれた部分は歯間空隙9である。(d)円で囲まれた前図歯間空隙9の拡大図である。歯間空隙9に挿入された主ワイヤー2aaの掻き出し部2が歯間乳頭13上に、副ワイヤー2bbの掻き出し部2が歯周ポケットの底7に挿入された状態を表現している。掻き出し部2を長軸方向に数回前後に移動し、振動すれば、主ワイヤー2aaと副ワイヤー2bbは歯周ポケットの底7に掻き出し部2が入り歯垢8等を除去できます。このことは(a)(b)が表現しています。この症例は比較的歯間空隙9が広い症例に使用します。図8は図3(a)の組み合わせ例。主ワイヤー2aaの直径は0.010インチで副ワイヤー2bbの直径は0.005インチを使用しました。主ワイヤー2aaと副ワイヤー2bb4本は同一平面でなく、主ワイヤー2aaの両脇に副ワイヤー2bb2本は配設している。ワイヤー間の距離は0.3mmとしました。また先端部側2aは歯間空隙9に挿入しやすくするために、主ワイヤー2aa方向に曲げてあります。比較的歯間空隙9が広い症例に使用します。
上記実施例を説明しましたが、上記実施例以外にもワイヤーの形態と太さと本数とワイヤーの間の距離により無数の組み合わせが可能です。またワイヤーの固有の金属の色はコーティングやメッキが可能でありより視覚的にも改善できます。また最近は直径0.045mmの極細ワイヤーも作られるようになったため、多数のループ状ワイヤーを編み合わせ繊維状に加工した歯間ブラシも可能である。
1 歯間ブラシ
1a 従来の歯間ブラシ
2 掻き出し部
2aa 主ワイヤー
2bb 副ワイヤー
2a 先端部側
2b 空隙
2c 固定部側
3 固定部
4 把持部
5 接触点
6 歯周ポケットの上縁
7 歯周ポケットの底
8 歯垢
9 歯間空隙
10 交叉点
11 左下第二小臼歯
12 左下第一大臼歯
13 歯間乳頭

Claims (5)

  1. 歯間ブラシを使用する際に手指で持つ把持部と、歯間に貯まった歯垢等を取り除く掻き出し部と前記把持部と掻き出し部との間に固定部を有する歯間ブラシにおいて、前記掻き出し部は常温化で超弾性作用を発揮する形状記憶合金のワイヤーからなり、前記ワイヤーを中央で折り曲げてループ状に形成し、その折り曲げたワイヤーの先端部側は歯間空隙に入るくらいの小さな曲線に形成するとともに前記ワイヤーの固定部側は固定部に固着されていることを特徴とする歯間ブラシ。
  2. 前記ワイヤーを長円形のループ状に形成したことを特徴とする請求項1記載の歯間ブラシ。
  3. 前記ワイヤーを8の字型のループ状に形成したことを特徴とする請求項1記載の歯間ブラシ。
  4. 前記ワイヤーをひょうたん型のループ状に形成したことを特徴とする請求項1記載の歯間ブラシ。
  5. 前記掻き出し部を複数本のワイヤーで形成したことを特徴とする請求項1から請求項4記載の歯間ブラシ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015186716A1 (ja) * 2014-06-02 2015-12-10 有限会社 メディコム ループ状ブラシ
JP2016195820A (ja) * 2016-07-20 2016-11-24 株式会社無有 歯肉マッサージ具

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