JP2011004048A - L2冗長通信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】予備系L2スイッチ13は、通常のEthernetフレームで、既存のGARPのフォーマットを使用し、自己のMACアドレスを送信元として生成したL2ループ検出制御フレーム111を所定の周期で運用系L2スイッチ12を介してネットワーク18に送信し、一方、ネットワーク18から受信したL2ループ検出制御フレーム111の送信元アドレスが自己のMACアドレスである場合にL2ループ発生検出として動作する。
【選択図】図2
Description
図1は、この発明の実施の形態1に係るL2冗長通信装置が適用されたネットワークシステムの大略構成を示すブロック図である。
図1において、ネットワークシステムは、端末1、L2ネットワーク回線18、通信装置3、L2冗長通信装置11、端末5、回線終端装置16,17、管理サーバ7等で構成されている。端末1,5はパソコンであり、通信装置3は例えばルータである。L2ネットワーク回線18は広域のEthernetサービスで、管理されているネットワークを表す。管理されているネットワークとは、例えば回線側で障害が発生した場合、回線が自身でそれを検出し、回線内で回避を実施するようにしたネットワークで、勿論、この発明が対策対象としているL2ループ発生が起こらないようにも管理されている。L2冗長通信装置11は、L2スイッチの冗長構成を持ち、かつ後述するように、この発明によるL2ループ発生を検出する機能をも備えた装置である。L2冗長通信装置11は、端末5とL2ネットワーク回線18の間に接続されている。
L2冗長通信装置11は、運用系L2スイッチ12と予備系L2スイッチ13の2枚の基板を搭載しており、それぞれのスイッチはインタフェース121,131を介して、管理されたネットワーク18の運用系回線14および予備系回線15に接続されている。また、運用系L2スイッチ12と予備系L2スイッチ13は、それぞれのインタフェース122とインタフェース132でL2接続されている。入出力の主信号導通は運用系回線14を介して行われ、予備系回線15は使用されない。したがって、端末5側から予備系L2スイッチ13のインタフェース133に到達したデータは、インタフェース132を介して運用系L2スイッチ12へ中継され、運用系回線14へ送出される。なお、この動作を行わせるため、当初予備系L2スイッチ13において、インタフェース131と132は同一L2ネットワークに設定する。最初のインタフェース133に外部から到達したデータの中継時、MAC情報とポートのマッピングを未学習の場合、まずインタフェース131と132の両ポートに送信する。その後、応答データの受信の際にあて先MAC情報とポートのマッピングを学習し、次回からは外部からインタフェース133へ入力したデータをインタフェース132のポートのみに送信するようになる。
なお、上記ARP(Address Resolution Protocol)とは、IPアドレスからMACアドレスを知るためのプロトコルである。TCP/IPの通信においては、IPアドレスとともに通信相手のネットワークインタフェースに割り振られているMACアドレスを知る必要があるが、そのためARPにより、セグメント内の全ホストに対してブロードキャストを行ない、対応するホストからのみMACアドレスの返答を得る。また、GARP(Gratuitous ARP)とは、ARPパケットの一つであり、主としてホストにIPアドレスがアサインされる際に、他のホストがすでに同じIPアドレスを持っていないかどうかを確認するために使用される。
予備系L2スイッチ13のインタフェース132より、任意の周期でL2ループ検出制御フレーム111を送出する。この場合の送出周期は、ユーザにて可変設定できるようにしておき、数秒おきの送信とし、デフォルト値としては、例えば5秒としておけばよい。L2ループ検出制御フレーム111は、図4に示したように、「宛先MAC」を例えばマルチキャストとするBPDUフレームを用い、「送信元MAC」を送出インタフェース132のMACアドレスとする。
なお、上記動作説明では、予備系L2スイッチ13はL2ループ検出制御フレーム111をインタフェース132から送信してインタフェース131で受信してL2ループ発生を検出しているが、逆にインタフェース131からL2ループ検出制御フレーム111を送信してインタフェース132で受信することでL2ループ発生を検出するようにしてもよい。
実施の形態1で述べたL2冗長通信装置11の予備系L2スイッチ13でL2ループの発生を検出した場合、予備系L2スイッチ13は図1に示す管理サーバ7に対してL2ループ発生の警報を通知するようにする。この警報にはL2冗長通信装置11を一意に決定する装置IDとL2ループ発生を検出したインタフェース(上記例では131)のIDを含める。管理サーバ7の管理下には複数の装置あるいはネットワークがあるが、ループ検出箇所(検出したL2冗長通信装置11のIDとそのポート)が分かることによって、ループ発生箇所(ネットワーク)が即座に特定可能となる。
このように、実施の形態2によれば、L2ループ検出通知にL2冗長通信装置11のIDおよびL2ループを検出したインタフェースのIDを含めるため、管理サーバ7ではL2ループの発生箇所を即座に特定可能にする。
実施の形態1で説明したように、予備系L2スイッチ13は、L2ループ検出制御フレーム111を送信し、予備回線15より受信するL2ループ検出制御フレーム111が自己が送信したものか否かをチェックすることによってL2ループの発生を監視している。このとき、運用系L2スイッチ12は、L2ループの監視に関しては関与していない。しかし、運用系L2スイッチ12は、自身に何らかの問題が起こった場合には冗長機能により予備系L2スイッチ13を運用系に切り替える。そして今度は、新予備系となったL2スイッチ(旧運用系、あるいはこれと交換した正常なL2スイッチ)がL2ループ検出制御フレーム111を用いて監視を行う。その場合、送信元MACアドレスは新規予備系L2スイッチのインタフェースに設定されているMACアドレスを用いる。また、この場合、旧予備系L2スイッチに設定していた、図3に示すL2チップフィルタは削除して新予備系L2チップ側に設定することで、L2ループ発生の監視を行いつつ、ブロードキャストストームの対策を行う。
上記の運用とすることで、冗長切り替えが発生しても、新予備系にて同様にL2ループ検出の継続監視が可能となる。
Claims (5)
- 管理されたネットワーク内の中継を行うスイッチングハブとして運用系と予備系のL2スイッチの冗長構成を備えたL2冗長通信装置において、
前記予備系L2スイッチは、通常のEthernetフレームで、既存のGARP(Gratuitous Address Resolution Protocol)のフォーマットを使用し、自己のMACアドレスを送信元として生成したL2ループ検出制御フレームを所定の周期で運用系L2スイッチを介して前記ネットワークに送信し、一方、前記ネットワークから受信したL2ループ検出制御フレームの送信元アドレスが自己のMACアドレスである場合にL2ループ発生検出として動作することを特徴とするL2冗長通信装置。 - L2ループ検出制御フレームは、宛先をBPDU(Bridge Protocol Data Unit)フレームのマルチキャストMACアドレスとしたことを特徴とする請求項1記載のL2冗長通信装置。
- L2ループ検出制御フレームは、宛先を特定ユニキャストMACアドレスとしたことを特徴とする請求項1記載のL2冗長通信装置。
- 予備系L2スイッチは、L2ループ発生を検出した場合に、自身が属するL2冗長通信装置の装置IDとループを検出したインタフェースのIDを含む警報をネットワークに接続された管理サーバに通知することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のL2冗長通信装置。
- 冗長機能により今までの予備系L2スイッチが運用系に切り替えられた後には、新予備系となるL2スイッチがL2ループ発生検出動作を継続して行うことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のL2冗長通信装置。
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