JP2011002547A - レーザ投射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザ投影装置の光源の干渉性による斑点模様、スペックルを軽減する。
【解決手段】変調されたレーザ光を走査機構にて2次元的に走査して画像投影するレーザ投射装置において、レーザ光源からのレーザ光の集光領域に配置される拡散部150と、上記拡散部の入射側で近傍位置に配置され拡散部で生じた後方散乱光250を遮る第1絞り部材160とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、レーザ光を2次元に偏向走査して画像を投影するレーザ投射装置に関する。
近年、レーザ光源を用いたプロジェクタが提案されており、従来の放電ランプ光源を用いたものと比較すると色再現範囲が大きく取れることから、次世代の高品質映像表示装置として注目されている。しかしながら、レーザのように可干渉な光源を用いた場合、光の干渉に起因してコントラストの高い斑点状の模様であるスペックルが発生する。これにより投影画像が浮いたように見え、映像品質が低下してしまう。一方、スペックルの発生は、レーザを使うこと自体に起因しているので、完全に除去することは原理的に難しい。従って、スペックルを除去するよりも、目立たない程度にまで低減する方法が望まれている。
スペックルを低減する方法の一つとして、光路内に拡散板を設けることは良く知られている。例えば、特許文献1では、レーザ光源を用いたプロジェクタの光学系において、光源像を再結合する第1光学系と、再結合させた光を拡散する(角度拡大する)拡散素子とを備えて、多くの角度成分を有する光を同時に発生させている。該構成により、拡散させた多数の光ビームが互いに重なり合い干渉部分が分散されることになる。その結果、投影画像におけるスペックルの低減が図られる。
米国特許公開2008/0297731A1
近年、注目されている超小型プロジェクタとして、レーザ走査式プロジェクタがある。これは、レーザ光源と、レーザ光を2次元的にスクリーン上に走査する走査手段とを有し、変調された、つまり映像情報を含むレーザ光を走査手段で走査して画像投影するレーザ投射装置である。又、これとは別の、プロジェクタの方式であって、液晶パネルやDMD(Digital Micromirror Device)といった2次元空間変調素子を照明し、変調された画像を投影レンズで投影する方式と比較すると、上記レーザ走査式プロジェクタは、投影レンズが不要であるため、小型化を図ることができ、また、レーザ光源を直接変調することにより、例えば、黒い画面のときにはレーザの発光がなく、低消費電力化を図ることができるという利点がある。
このようなレーザ走査式のレーザ投射装置においても、上述したように、光路内に拡散板(角度拡大素子)を配置することでスペックルの低減を図ることが可能である。その一方、拡散板を設けたことによる不具合も発生する。
即ち、拡散板は、当該拡散板を透過する光の角度拡大を行うことができるが、一方、拡散板で反射し光源側へ戻る光、つまり後方散乱光も発生させる。この後方散乱光が光源付近の機構部品で再度反射し散乱すると、映像用の投影光と同じ経路を通って、走査手段に入りスクリーンに到達する可能性が大きい。このような不要な光が再びスクリーンに到達することはゴーストを生じさせ、投影画像品質を著しく低下させる。よって、ゴーストの発生を無くし必要な光のみをスクリーンに照射することは、映像品質面では重要である。
また、光源としてレーザを使用することから、上記後方散乱光が装置外へ漏れることは、当該プロジェクタの使用者に対して不快感を与えることからも、後方散乱光を低減する必要がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、光路内に拡散部を備えるとともにレーザ光を2次元に偏向走査して画像を投影するレーザ投射装置において、従来に比べて映像品質を向上可能なレーザ投射装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下のように構成する。
即ち、本発明の第1態様におけるレーザ投射装置は、レーザ光を発生し変調するレーザ光源と、上記レーザ光源からのレーザ光を合成し集光する第1光学系と、上記第1光学系にて集光されたレーザ光を再度コリメートする第2光学系と、上記第2光学系にてコリメートされたレーザ光を反射部にて反射して2次元的に走査しスクリーンへ画像投影する走査機構とを備えたレーザ投射装置であって、さらに、
上記第1光学系と上記第2光学系との間の光路中で、上記第1光学系にてレーザ光が集光される集光領域に配置され、上記第2光学系へ出射する透過光の出射角度を拡大する拡散部と、
上記拡散部のレーザ光入射側で上記拡散部に近接した入射側近接位置で光路中に配置され、上記第1光学系からの入射光を通過させる第1開口を有し、上記拡散部で発生し上記第1光学系側へ戻る後方散乱光を遮る第1絞り部材と、
を備えたことを特徴とする。
又、上記第1態様において、上記第1絞り部材は、上記拡散板に対向し平面にて形成され上記第1開口を有する出射側面と、上記出射側面に対向しレーザ光の入射側に位置する入射側面から上記第1開口に向けて傾斜する斜面を有する漏斗状部とを有するように構成してもよい。
又、上記第1態様において、上記入射側近接位置は、上記拡散部から1.5mmを超えない範囲で、上記第1開口の直径と上記拡散部からの距離との比例係数が1.1から2.8の間で設定される距離にてなる位置とすることができる。
又、上記第1態様において、上記第2光学系と上記走査機構との間に設けられ、上記走査機構への入射側で走査光を遮ることのない近傍位置に位置し、上記コリメートされ上記反射部へ向かう上記入射光を通過させ上記反射部外へ向かう漏れ光を遮る第2開口を有する第2絞り部材をさらに備えるように構成してもよい。
又、上記第1態様において、上記拡散部のレーザ光出射側で上記拡散部に近接した出射側近接位置に配置され、上記拡散部からの透過光の内、上記第2光学系に入射する光を制限して上記拡散部で発生した前方散乱光を遮る第3開口を有する第3絞り部材をさらに備えるように構成してもよい。
本発明の第1態様におけるレーザ投射装置によれば、拡散部を備えることでスペックルの低減を図るとともに、拡散部にて生じる後方散乱光を遮る第1絞り部材をさらに備えた。後方散乱光は、拡散部に入射するレーザ光が当該拡散部で反射して再び第1光学系側へ向かう光であり、該後方散乱光が第1光学系等の構成部分にて再び反射し映像用の入射光に混入した場合等、映像品質の劣化を引き起こす原因となる。そこで、第1絞り部材を、拡散部のレーザ光入射側で拡散部に近接した入射側近接位置に配置した。即ち、拡散部にて発生した後方散乱光は、様々な方向へ進むことから、拡散部に対して上記入射側近接位置に第1絞り部材を配置することで、後方散乱光の光路長が短いうちに、言い換えると散乱領域が狭いうちに、再び第1光学系側へ向かう後方散乱光を効果的に遮ることができる。したがって、後方散乱光が再び映像用入射光に混入するのを低減することができ、本第1態様のレーザ投射装置によれば、従来に比べて映像品質の向上を図ることが可能となる。
又、本第1態様のレーザ投射装置は走査型であるので、小型化及び低消費電力化を図ることができるという効果もある。
本発明の一実施形態におけるレーザ投射装置の概略構成を示す図である。 図1に示す第1光学系及び第2光学系の一部分の拡大図である。 図2に示す第1絞り部材の拡大図である。 図1に示すレーザ投射装置において、拡散部に対して第1絞り部材を遠方に配置した場合の状態を示す図である。 図1に示すレーザ投射装置において、拡散部に対して第1絞り部材を近傍に配置した場合の状態を示す図である。 図1に示すレーザ投射装置の構成部分の一部について、各実施例における構成例を表にて示した図である。
本発明の実施形態であるレーザ投射装置について、図を参照しながら以下に説明する。尚、各図において、同一又は同様の構成部分については同じ符号を付している。
既に説明したように、レーザ走査式のレーザ投射装置において、映像品質の向上を図るために重要な点は、スペックル低減のため光路に設けた拡散部で発生する後方散乱光によるゴーストの発生を低減することである。本実施形態のレーザ投射装置において、上記ゴースト発生低減のための手法について、まずその概要を以下に説明し、その後で実施形態における構成を説明する。
まず本実施形態のレーザ投射装置の概略構成について図1を参照して簡単に説明すると、本実施形態のレーザ投射装置101は、レーザ走査式のレーザ投射装置であり、レーザ光源110からの出射光の集光領域に拡散部150を配置し、拡散部150を透過し再びコリメートされたレーザ光を走査機構140にてスクリーン201に走査し映像を生成するという構成を有する。
このような構成において、光路中に設けた拡散部150で発生する後方散乱光、つまり拡散部150からレーザ光源110側へ向かう光を遮るためには、遮光部材に相当する絞り部材を適切に配置する必要がある。上記絞り部材の設置場所は、当然ながら、拡散部150の入射側であるが、光源近傍ではその効果が小さい。即ち、図4(図4A及び図4B)に示すように、集光レンズ123による集光領域に拡散部150が配置されたとき、拡散部150からは、拡散部150の例えば入射側へ向かって後方散乱光250が出射される。尚、図4では、拡散部150の一例として透光性の拡散板を例に採る。また、図4では一例として、拡散部150の出射側面150aにて入射光が反射して後方散乱光250となる場合を図示しているが、後方散乱光250は、拡散部150の入射側面150bでも発生し、また、後方散乱光250の出射向きも図示の場合に限らず多方向である。
このような状態において、図4Aに示すように、拡散部150から離れた位置、例えば集光レンズ123の近傍に絞り部材169を設けた場合、絞り部材169の開口169aは、集光レンズ123の出射光を通過させる大きさが必要であり、比較的大きくなる。よって、当該開口169aを通過可能な後方散乱光250は多くなり、ゴースト発生の可能性が高くなってしまう。
これに対し、図4Bに示すように、絞り部材160を拡散部150の入射側の近傍位置に設けた場合には、絞り部材160の開口160cは、集光レンズ123にてレーザ光が集光されたビーム径を通過させる大きさでよく、上記開口169aに比べて格段に小さい。したがって、図4Aの場合と同方向へ生じた後方散乱光250であっても、開口160bを通過することはできず、後方散乱光250は、絞り部材160にて遮られる。よって、このときゴーストは発生しない。
このように、絞り部材160は、拡散部150の入射側で拡散部150に近接して配置するのが良い。
次に、後方散乱光によるものではないが、映像におけるゴーストの発生を低減し映像品質を向上させる手法として、走査機構140の入射側に第2絞り部材170(図1)を配置するのが良い。その際に、走査機構140の外側への漏れ光(ゴースト)を少なくするため、上記第2絞り部材は、走査機構140に近いほどよい。好ましくは、直前がよいが、走査機構140からはスクリーン201への走査光が射出されるので、走査光を遮らない範囲で最も走査機構140の近傍に配置するのがよい。
上述した絞り部材160(以下、第1絞り部材160と呼ぶ)、及び第2絞り部材170について、実際には、スクリーン201への走査に用いる光に悪影響を与える光は、走査機構140の直前で規制することになるので、拡散部150の直前に配置する第1絞り部材160では、入射光を規制しないのが好ましい。その理由は、第1絞り部材160及び第2絞り部材170で二重に規制する必要がないこと、及び、上述のように第1絞り部材160の設置場所の集光点付近では、入射ビーム径が小さいことから、第1絞り部材160の設置精度や第1絞り部材160の開口160cの径精度は、高精度が要求され、位置ずれ等により必要な入射光が遮られる可能性があること、である。したがって、第1絞り部材160は、上述のように拡散部150で発生する後方散乱光250を遮光するように構成し配置すれば良い。
さらに、前方散乱を抑える構成として、拡散部150の出射側に第3絞り部材180を設けることができる。このとき、図4を参照して説明した理由と同様に、第3絞り部材180は、拡散部150の出射側で拡散部150の直後の位置にて前方散乱光222(図2)を抑えるのが好ましい。即ち、第3絞り部材180は、拡散部150の出射側で拡散部150に近接して配置することが好ましい。
次に、以上説明した当該レーザ投射装置の概略構成を元に、本実施形態のレーザ投射装置101について、具体的に説明する。
レーザ投射装置101は、基本的構成部分として、レーザ光源110と、レーザ光源110からのレーザ光を合成し集光する第1光学系120と、第1光学系120にて集光されたレーザ光を再度コリメートし光路変更する第2光学系130と、第2光学系130にてコリメートされたレーザ光を反射部141にて反射してスクリーン201に2次元的に走査する走査機構140と、拡散部150と、第1絞り部材160とを備える。これらの基本的構成部分に加え、本実施形態のレーザ投射装置101は、上述したようにさらに、第2絞り部材170及び第3絞り部材180をも備えている。以下に、これらの各構成部分について詳しく説明する。
レーザ光源110は、G(緑色)光を発生するレーザ素子111Gと、R(赤色)光を発生するレーザ素子111Rと、B(青色)光を発生するレーザ素子111Bとを備える。レーザ素子111Gは、例えば、PPLN導波路による第2高調波発生を用いて、波長532nmの光を発生する半導体励起の固体レーザで構成される。レーザ素子111Rは、例えば、波長630nmの光を発生する半導体レーザで構成される。レーザ素子111Bは、例えば、波長445nmの光を発生する半導体レーザで構成される。
レーザ素子111R及びレーザ素子111Bは、レーザチップへの注入電流を直接変調してもよく、あるいはAO(音響光学)素子等の光変調器を別途設けても構わない。レーザ素子111Gは、励起用レーザチップへの注入電流を直接変調してもよく、あるいはAO素子等の光変調器を別途設けても構わない。また、レーザの変調を直接電流変調で行う際には、高周波変調を行うことが好ましい。
第1光学系120は、各レーザ素子111G,111R,111Bに対応して設けたコリメートレンズ121G,121R,121Bと、各コリメートレンズ121G,121R,121Bに対応して設けたダイクロイックミラー122−1,122−2,122−3と、集光レンズ123とを備える。
コリメートレンズ121G,121R,121Bは、一実施例として、NA(開口数)が0.4で、焦点距離4mmのレンズであり、通過しコリメートされたレーザ光のビーム径は、直径で3.2mmとなる。
ダイクロイックミラー122−3は、レーザ素子111Bにて発生しコリメートレンズ121Bを通過してコリメートされたB(青色)のレーザ光を反射するミラーである。ダイクロイックミラー122−2は、上記B(青色)のレーザ光を透過し、かつレーザ素子111Rにて発生しコリメートレンズ121Rを通過してコリメートされたR(赤色)のレーザ光を反射するミラーである。つまり、ダイクロイックミラー122−2は、上記B(青色)のレーザ光と、上記R(赤色)のレーザ光とを合成し出射する。ダイクロイックミラー122−1は、上記B(青色)及び上記R(赤色)のレーザ光と、レーザ素子111Gにて発生しコリメートレンズ121Gを通過してコリメートされたG(緑色)のレーザ光とを合成して白色のレーザ光として出射するミラーである。
尚、上述した、レーザ素子111G、レーザ素子111R、及びレーザ素子111Bと、コリメートレンズ121G,121R,121Bと、ダイクロイックミラー122−1,122−2,122−3と、集光レンズ123とは、それぞれ別個に構成しても良いし、レーザ光源ユニットとして一体的に構成しても良い。
集光レンズ123は、ダイクロイックミラー122−1でG,R,Bのレーザ光が合成された白色のレーザ光を集光するレンズであり、一実施例として、NAが0.2で、焦点距離が8mmのレンズである。
第2光学系130は、再コリメートレンズ131と、ミラー132とを備える。ここで、再コリメートレンズ131は、集光レンズ123にて集光され、その後拡散するレーザ光212(図2)を、走査機構140へ照射するために再度コリメートするレンズであり、一実施例として、NAが0.4で、焦点距離が4mmのレンズである。ミラー132は、再コリメートレンズ131にてコリメートされたレーザ光213(図2)を走査機構140へ導くために光路を調整するためのミラーである。
走査機構140は、再コリメートレンズ131にてコリメートされたレーザ光213を走査光214として反射するミラーにて構成される反射部141と、スクリーン201に対して走査光214が走査するように反射部141を駆動する駆動部142とを備え、レーザ光をスクリーン201上で2次元的に走査する機構である。走査機構140は、主走査ミラーと副走査ミラーとを別個に設けた構成でも良いし、単一ミラーに主走査駆動機構及び副走査駆動機構を設けた構成でもよい。本実施形態では、走査機構140は、圧電素子によって水平方向及び垂直方向に振動する走査ミラーを備えたMEMSミラー機構にて構成している。
拡散部150は、第1光学系120に含まれる集光レンズ123と、第2光学系130に含まれる再コリメートレンズ131との間の光路中で、集光レンズ123から出射されたレーザ光211(図2)が集光される集光領域に配置され、再コリメートレンズ131へ出射する透過光の出射角度を拡大する部材である。拡散部150としては、例えば、板状のスリガラスや、マイクロレンズアレイ、回折光学素子、ホログラフィック素子、ビーズ等の拡散剤を混入させた樹脂シート、表面を散乱面とした樹脂シート、等にて構成することができる。このような拡散部150は、表面の形状や、部材材質等を調整することで、最適な拡散角度が得られるように制御できることから、好ましい。
拡散部150が設置される上記集光領域とは、集光レンズ123の焦点位置と、光軸方向において上記焦点位置の前後の範囲に相当する、上記焦点位置の近傍位置との両方を含む範囲をいう。
次に、当該レーザ投射装置101における特徴の一つである第1絞り部材160について説明する。
概略については上述したように、第1絞り部材160は、拡散部150のレーザ光入射側で拡散部150に近接した入射側近接位置で光路中に配置され、第1光学系120に含まれる集光レンズ123からのレーザ光211を通過させる第1開口160cを有し、拡散部150で発生し第1光学系120側へ戻る後方散乱光250を遮る部材である。
ここで上記入射側近接位置とは、図2を参照して、拡散部150の入射側面150bと、第1絞り部材160の出射側面160aとを接して第1絞り部材160が配置される位置、及び、拡散部150の入射側面150bの近傍に第1絞り部材160の出射側面160aを位置して第1絞り部材160が配置される位置の両方を含む位置である。尚、第1絞り部材160を拡散部150に接して配置する場合、第1開口160cの大きさを、集光されたレーザ光211のビーム径に略一致させる必要があり、組み立て精度等から当該配置が困難な場合もある。
また、拡散部150の入射側面150bの近傍に第1絞り部材160の出射側面160aを位置して第1絞り部材160を配置する場合、つまり拡散部150の入射側面150bと、第1絞り部材160の出射側面160aとの間に隙間Aを設ける場合、隙間Aは、第1絞り部材160の第1開口160cの直径の大小に概略比例して設定可能な距離である。具体的には、隙間Aは、拡散部150から1.5mmを超えない範囲であり、第1開口160cの直径と、拡散部150からの距離つまり隙間Aとの比例係数が1.1から2.8の間で設定される距離である。これは、距離Aが1.5mmを超えるとゴーストの発生が多くなり、また、上記比例係数が1.1を下回ると光線のケラレを無くすように第1絞り部材160を配置するのが難しくなり、一方、2.8を上回るとゴーストの発生が多くなることに基づく。より好ましくは、上記比例係数は1.2から2.5である。
記載を換えると、隙間Aは、1mm以下が好ましく、さらには0.5mm以下がより好ましい。本実施形態では、隙間Aを0.5mmとして第1絞り部材160を配置している。第1開口160cは、後方散乱光250を有効に遮蔽するためには、0.2mm程度の直径の開口が好ましいが、この場合には隙間Aの距離が非常に小さくなり上述のように組み立て精度等から第1絞り部材160の配置が困難な場合がある。よって、実際には、第1開口160cは、約0.3mm以上となる。
尚、図5には、4つの実施例について、第1絞り部材160の第1開口160cの直径値、その場合の隙間Aの距離を示している。
第1絞り部材160についてさらに詳しく説明すると、図3に示すように、拡散部150の入射側面150bに対向する第1絞り部材160の出射側面160aは、平面にて形成され、さらに第1開口160cを有する。また、図2では図示を簡略化して第1開口160cは、光軸に平行な周面を有する貫通穴として図示しているが、本実施形態では第1絞り部材160は、レーザ光211が入射する側の入射側面160bから出射側面160aの第1開口160cに向けて傾斜する斜面161aを有する漏斗状部161を有する。
即ち、図2に示し、また、上述したように、集光レンズ123の出射光は、集光されながら第1絞り部材160の入射側面160bから出射側面160aへ通過し、また、光軸方向において第1絞り部材160は、ある程度の厚みを有する。よって、入射側面160bから出射側面160aへ向かい幅が狭くなっていく斜面161aを形成して出射側面160aに第1開口160cを位置させることで、レーザ光211のビーム径に、より近い口径の第1開口160cを形成することが可能となり、また、第1絞り部材160の剛性を確保することも可能となる。レーザ光211のビーム径に、より近い口径の第1開口160cを形成可能なことは、拡散部150からの後方散乱光250が第1開口160cを通過する確率を低減させることから、第1絞り部材160による後方散乱光250の遮蔽能力の向上にもつながり、ひいては投影される映像品質の向上を図ることが可能となる。
また、第1絞り部材160の出射側面160aを平面とすることで、出射側面160aに照射された後方散乱光250の出射側面160aにおける反射方向を一定化することができる。よって、出射側面160aを平面とすることは、複数回の反射を繰り返した後方散乱光250が第1開口160cに入射する確率をも低減可能とし、映像品質の向上に寄与する。
さらに、上述のように第1絞り部材160の主な機能は、後方散乱光250の遮光であることから、少なくとも出射側面160aについて、レーザ光に対して非反射性及び光吸収性の少なくとも一つの特性を有するように、処理を施すこと、例えば黒色でつや消しの面とする等、が好ましい。
次に、上述した、集光レンズ123と、再コリメートレンズ131と、さらにこれらの間に配置した拡散部150との関係について、より具体的に説明を行う。
本実施形態では、第1光学系120に含まれる集光レンズ123は、上述のようにNAが0.2、焦点距離が8mmであるので、図2に示すように集光されるレーザ光211において、光軸に対する片側の角度θは11.5度である。又、第2光学系130に含まれる再コリメートレンズ131は、上述のようにNAが0.4、焦点距離が4mmである。
これらの集光レンズ123と、再コリメートレンズ131との間では、第1光学系120にてレーザ光はコリメートされて集光され、集光後の拡散光は再コリメートレンズ131で再度コリメートされている。よって、集光レンズ123と再コリメートレンズ131との間は、アフォーカルコンバータと同じ役目を果たし、集光レンズ123と再コリメートレンズ131との焦点距離の相違により、ビーム径を半分にする作用を有する。ここで、再コリメートレンズ131のNAを0.2ではなく0.4としているのは、拡散部150で拡散されたレーザ光も再コリメートレンズ131の開口に入射可能とするためである。拡散部150は、NA0.2の集光レンズ123の出射光を、NA0.4の再コリメートレンズ131への入射光にする特性までであれば、再コリメートレンズ131でのロスはない。したがって、本実施形態では、拡散部150での拡散角度は、上記片側で11.5度以下であれば、拡散するレーザ光212は、再コリメートレンズ131の有効径に含まれる。
スペックルを低減させるためには、なるべく多くの拡散成分が再コリメートレンズ131に入射するのが好ましいことから、拡散部150における光の拡散角度は、上記片側10度等のものがよい。もちろん、15度や20度等の拡散角度を有する拡散部でも良いが、本実施形態の構成では、そのような高角度拡散光成分は、再コリメートレンズ131に入射できない。
このように、上記アフォーカルコンバータの入射前後では、レーザ光のビーム径は同じであるが、その中身は、拡散成分の有無として異なっており、本実施形態では拡散成分がその面積の3/4を占めているので、スペックル低減の効果が得られる。拡散部150は、理想的には例えば10度の拡散を与えるが、実際にはわずかではあるが、10度を超える拡散成分も生じる。また、表面反射もあるので、こういったゴーストを除去するために、上述した第1絞り部材160、さらには第2及び第3の絞り部材170,180を設けている。
次に、第2絞り部材170及び第3絞り部材180について説明する。これらは、レーザ光の進行方向側へ散乱する光、いわゆる前方散乱光を遮るものであり、前方散乱光を遮ることで投影される映像品質の向上を図るものである。
まず、第2絞り部材170について説明する。
第2絞り部材170は、第2光学系130に含まれるミラー132と、走査機構140との間で、走査機構140への入射側で走査光214を遮ることのない、走査機構140の近傍位置に配置され、第2開口171を有する板状の部材である。第2開口171は、コリメートされミラー132にて反射し走査機構140の反射部141に入射するレーザ光213を通過させ、反射部141外へ向かう漏れ光221(図2)を遮る開口である。尚、上記漏れ光221も前方散乱光の一種と考えることができる。
第2絞り部材170の設置位置である上記近傍位置は、本実施形態では、光路長で、再コリメートレンズ131から10mmで、走査機構140の入射側で走査機構140から5mmの位置である。又、第2開口171は、本実施形態では、直径3.2mmである。
また、第2開口171は、図2では、光軸に平行な周面を有する貫通穴として図示しているが、これに限らず、第1絞り部材160の第1開口160cのように漏斗状に形成してよい。但し、第2絞り部材170では、レーザ光の入射側面170bで上記漏れ光221を遮る必要があることから、第2絞り部材170の入射側面170bを平面とし、該入射側面170bに第2開口171を有する。そして、第2開口171から第2絞り部材170の出射側面170aに向けて幅が広くなっていく斜面を形成する。また、第2絞り部材170の入射側面170bは、第1絞り部材160の出射側面160aと同様に、レーザ光に対して非反射性及び光吸収性の少なくとも一つの特性を有するように処理を施すこと、例えば黒色でつや消しの面とする等、が好ましい。
このように、走査機構140の入射側の上記近傍位置に第2絞り部材170を配置することで、走査機構140の反射部141にのみレーザ光213を照射することができる。よって、反射部141外の領域にはレーザ光が照射されないので、反射部141外の領域にて反射して投影用レーザ光に混入する光が低減される。したがって、第2絞り部材170を設けることは、投影される映像品質をさらに向上させることに寄与する。
次に、第3絞り部材180について説明する。
第3絞り部材180は、拡散部150のレーザ光出射側で拡散部150に近接した出射側近接位置に配置され、第3開口181を有する板状の部材である。第3開口181は、拡散部150からの透過光の内、第2光学系130に入射する光を制限して拡散部150で発生した前方散乱光222(図2)を遮る開口である。
第3絞り部材180の設置位置である上記出射側近接位置は、本実施形態では、拡散部150の出射側面150aから0.5mm離れて第3絞り部材180の入射側面180bを配置した位置である。また、上記出射側近接位置とは、拡散部150の出射側面150aと、第3絞り部材180の入射側面180bとの間に隙間を設けた第3絞り部材180の位置であってもよいし、拡散部150の出射側面150aと第3絞り部材180の入射側面180bとを接触させた第3絞り部材180の位置であってもよい。
又、第3開口181は、直径0.4mmが好ましいが、本実施形態では、誤差等を考慮して直径0.5mmとしている。
また、第3開口181は、図2では、光軸に平行な周面を有する貫通穴として図示しているが、これに限らず、第1絞り部材160の第1開口160cのように漏斗状に形成してよい。但し、上述した第2絞り部材170の場合と同様に、第3絞り部材180の入射側面180bを平面とし、該入射側面180bに第3開口181を有する。そして、第3開口181から第3絞り部材180の出射側面180aに向けて幅が広くなっていく斜面を形成する。また、第3絞り部材180の入射側面180bは、第1絞り部材160の出射側面160aと同様に、レーザ光に対して非反射性及び光吸収性の少なくとも一つの特性を有するように処理を施すこと、例えば黒色でつや消しの面とする等、が好ましい。
このように、拡散部150の出射側の上記出射側近接位置に第3絞り部材180を配置することで、拡散部150にて発生し第2光学系130へ入射する前方散乱光222を遮ることができる。よって、前方散乱光222が第2光学系130の特に再コリメートレンズ131へ入射するのが低減されることから、投影用レーザ光に混入する光が低減される。したがって、第3絞り部材180を設けることは、投影される映像品質をさらに向上させることに寄与する。
以上のように構成された本実施形態のレーザ投射装置101における動作について以下に説明する。
それぞれのレーザ素子111G,111R,111Bで発生され変調されたレーザ光は、各コリメートレンズ121G,121R,121Bにてコリメートされた後、各ダイクロイックミラー122−1,122−2,122−3にて合成されて集光レンズ123に入射する。集光レンズ123にて集光されたレーザ光は、第1絞り部材160の第1開口160cを通過して、集光後、再び拡散するとともに、集光レンズ123の集光領域つまり焦点位置あるいはその近傍に配置された拡散部150を透過することで出射角度が拡大され、第3絞り部材180の第3開口181を通過して再コリメートレンズ131へ入射される。
このとき、拡散部150の上記入射側近接位置に配置された第1絞り部材160により、拡散部150で生じた後方散乱光250を遮ることができ、拡散部150の上記出射側近接位置に配置された第3絞り部材180により、拡散部150で生じた前方散乱光222を遮ることができる。
再コリメートレンズ131にて再度コリメートされたレーザ光は、ミラー132を介して第2絞り部材170の第2開口171を通過し、走査機構140の反射部141に照射される。このとき、第2絞り部材170により上記漏れ光221を遮ることができる。
反射部141に照射されたレーザ光は、走査機構140の駆動部142にて反射部141が駆動され、スクリーン201に対して水平方向及び垂直方向に走査される。これによって、スクリーン201上に映像が投影される。
尚、本実施形態では、後方散乱光250を遮光する第1絞り部材160とともに、前方散乱光を遮光する第2絞り部材170及び第3絞り部材180の両方を設けたが、第1絞り部材160に加えて第2絞り部材170又は第3絞り部材180のいずれか一方を設けてもよい。この場合、上述したように、第2絞り部材170の設置を優先するのが好ましい。
図5には、上述した実施形態のレーザ投射装置101と基本構成を同じとし、コリメートレンズ121G,121R,121B、集光レンズ123、及び再コリメートレンズ131においてNA等を変更した構成、並びに、第1〜第3の絞り部材160〜180における各開口寸法、配置位置を変更した構成を表にして示している。
本発明は、レーザ光を2次元に偏向走査して画像を投影するレーザ投射装置に利用可能である。
101…レーザ光源、120…第1光学系、130…第2光学系、140…走査機構、
141…反射部、150…拡散部、160…第1絞り部材、160a…出射側面、
160b…入射側面、161…漏斗状部、161a…斜面、170…第2絞り部材、
171…第2開口、180…第3絞り部材、181…第3開口、
201…スクリーン、214…走査光、221…漏れ光、
222…前方散乱光、250…後方散乱光。

Claims (5)

  1. レーザ光を発生し変調するレーザ光源(110)と、上記レーザ光源からのレーザ光を合成し集光する第1光学系(120)と、上記第1光学系にて集光されたレーザ光を再度コリメートする第2光学系(130)と、上記第2光学系にてコリメートされたレーザ光を反射部にて反射して2次元的に走査しスクリーン(201)へ画像投影する走査機構(140)とを備えたレーザ投射装置であって、さらに、
    上記第1光学系と上記第2光学系との間の光路中で、上記第1光学系にてレーザ光が集光される集光領域に配置され、上記第2光学系へ出射する透過光の出射角度を拡大する拡散部(150)と、
    上記拡散部のレーザ光入射側で上記拡散部に近接した入射側近接位置で光路中に配置され、上記第1光学系からの入射光を通過させる第1開口(160c)を有し、上記拡散部で発生し上記第1光学系側へ戻る後方散乱光を遮る第1絞り部材(160)と、
    を備えたことを特徴とするレーザ投射装置。
  2. 上記第1絞り部材は、上記拡散板に対向し平面にて形成され上記第1開口を有する出射側面(160a)と、上記出射側面に対向しレーザ光の入射側に位置する入射側面(160b)から上記第1開口に向けて傾斜する斜面(161a)を有する漏斗状部(161)とを有する、請求項1記載のレーザ投射装置。
  3. 上記入射側近接位置は、上記拡散部から1.5mmを超えない範囲で、上記第1開口の直径と上記拡散部からの距離との比例係数が1.1から2.8の間で設定される距離にてなる位置である、請求項1又は2記載のレーザ投射装置。
  4. 上記第2光学系と上記走査機構との間に設けられ、上記走査機構への入射側で走査光を遮ることのない近傍位置に位置し、上記コリメートされ上記反射部へ向かう上記入射光を通過させ上記反射部外へ向かう漏れ光を遮る第2開口(171)を有する第2絞り部材(170)をさらに備えた、請求項1から3のいずれかに記載のレーザ投射装置。
  5. 上記拡散部のレーザ光出射側で上記拡散部に近接した出射側近接位置に配置され、上記拡散部からの透過光の内、上記第2光学系に入射する光を制限して上記拡散部で発生した前方散乱光を遮る第3開口(181)を有する第3絞り部材(180)をさらに備えた、請求項1から4のいずれかに記載のレーザ投射装置。
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