JP2011001786A - 建物仕上材の浮き部補修工法および装置 - Google Patents
建物仕上材の浮き部補修工法および装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011001786A JP2011001786A JP2009147135A JP2009147135A JP2011001786A JP 2011001786 A JP2011001786 A JP 2011001786A JP 2009147135 A JP2009147135 A JP 2009147135A JP 2009147135 A JP2009147135 A JP 2009147135A JP 2011001786 A JP2011001786 A JP 2011001786A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- floating
- pressure
- building
- vacuum pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
【課題】同一のタイルが無い場合や壁画タイル等、貼り替えができない場所の補修に最適で、補修工事を確実にしかも短期間で終わらせることのできる、建物仕上材の浮き部補修工法および装置を提供する。
【解決手段】建物の躯体1表面に貼付施工された仕上材3の複数の浮き部6に外部から接着剤14を注入して接着補修する工法であって、複数の浮き部6のそれぞれに上部吸引孔7および下部注入孔8を目地4位置に穿孔し、各下部注入孔8に接着剤14入りの注入器12をセットすると共に、各上部吸引孔7に真空ポンプ18に接続された吸引パイプ11をセットし、複数の浮き部6の各下部注入孔8に注入器12内の接着剤14を一度にまたは順に低圧注入すると共に、真空ポンプ18を作動して複数の浮き部6の各上部吸引孔7から空気を吸引して各浮き部6を負圧にし、注入した接着剤14を各浮き部6に一斉に行き渡らせる。
【選択図】図3
【解決手段】建物の躯体1表面に貼付施工された仕上材3の複数の浮き部6に外部から接着剤14を注入して接着補修する工法であって、複数の浮き部6のそれぞれに上部吸引孔7および下部注入孔8を目地4位置に穿孔し、各下部注入孔8に接着剤14入りの注入器12をセットすると共に、各上部吸引孔7に真空ポンプ18に接続された吸引パイプ11をセットし、複数の浮き部6の各下部注入孔8に注入器12内の接着剤14を一度にまたは順に低圧注入すると共に、真空ポンプ18を作動して複数の浮き部6の各上部吸引孔7から空気を吸引して各浮き部6を負圧にし、注入した接着剤14を各浮き部6に一斉に行き渡らせる。
【選択図】図3
Description
本発明は、建物の躯体表面に施工されたタイル等の仕上材の浮き部に接着剤を注入して剥離・剥落を防止するようにした、建物仕上材の浮き部補修工法と装置に関するものである。
建物の外壁タイルに浮き部が生じた場合、その補修工法としては、(1)浮き部のあるタイルを撤去し、撤去した部分に同じようなタイルを設ける、(2)浮き部のある位置に穿孔し、そこから接着剤をポンプで注入する、(3)浮き部のある位置に穿孔し、そこから接着剤をポンプで注入し、アンカーピンを挿入する、等の工法が知られている。
例えば、特開2002−339578号公報には、仕上げ層とコンクリート躯体との隙間に接着剤を注入すると共に、仕上げ層の外表面に保護材をアンカーによって固定する例が開示されている。
しかしながら、(1)の工法は、建物を建ててから長期経過後の補修時期においては、撤去した部分のタイルと同一タイルを用意すること、色合わせすること、形状を合わせること等は実際難しく、建物外壁の美粧性を著しく低下させる問題がある。特に壁画タイルの場合、タイルの張り替えが事実上できない。(2)の工法は接着剤(エポキシ樹脂等)を高圧で注入することによる浮き部を拡大させる問題がある。(3)の工法はアンカーピンによる補強効果が得られるがアンカーピン用の孔を躯体および仕上材に穿孔するため意匠上的な問題がある。
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたもので、建物の躯体表面に施工された仕上材の複数の浮き部に無傷で接着剤を一斉に注入して剥離・剥落を防止することができ、同一のタイルが無い場合や壁画タイル等、貼り替えができない場所の補修に最適で、補修工事を確実にしかも短期間で終わらせることのできる、建物仕上材の浮き部補修工法および装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る建物仕上材の浮き部補修工法は、建物の躯体表面に貼付施工された仕上材の複数の浮き部に外部から接着剤を注入して接着補修する工法であって、複数の浮き部のそれぞれに上部吸引孔および下部注入孔を目地位置に穿孔し、各下部注入孔に接着剤入りの注入器をセットすると共に、各上部吸引孔に真空ポンプに接続された吸引パイプをセットし、複数の浮き部の各下部注入孔に注入器内の接着剤を一度にまたは順に低圧注入すると共に、真空ポンプを作動して複数の浮き部の各上部吸引孔から空気を吸引して各浮き部を負圧にし、注入した接着剤を各浮き部に一斉に行き渡らせることを第1の特徴とする。
本発明は、下部注入孔にセットした注入器から接着剤を浮き部内に低圧注入すると同時に上部吸引孔から真空ポンプにより浮き部内を真空吸引することで接着剤を各浮き部内に無傷で確実に行き渡らせて接着補修するものであり、同一のタイルが無い場合や壁画タイル等、貼り替えができない場所の補修に最適である。
複数の浮き部に対し、注入器内の接着剤を一度にまたは順に低圧注入すると共に、真空ポンプにより注入した接着剤を複数の各浮き部内に一斉に充填させるから、複数の浮き部の補修工事を同時並行で進めることができ、補修工事を短期間で終わらせることができる。
本発明に係る建物仕上材の浮き部補修工法は、接着剤の注入圧力が0.01〜0.3MPaの低圧であることを第2の特徴とする。
接着剤を0.01〜0.3MPaの低圧で注入することにより、高圧注入時に生じる浮き部の拡大やタイル等の剥離を防ぐことができる。0.01MPa未満であれば浮き部内に確実に注入するのは難しく、0.3MPaを超えると浮き部拡大やタイル等剥離のおそれがある。
本発明に係る建物仕上材の浮き部補修工法は、真空ポンプによる吸引圧力が−0.01〜−0.7MPaであることを第3の特徴とする。
浮き部内の空気を−0.01〜−0.7MPaの負圧で吸引することにより、浮き部内に低圧注入した接着剤を速やかに仕上材裏面の凹凸部を通して浮き部内全面に行き渡らせることができる。−0.01MPaを下回ると吸引力が不足し、接着剤を速やかに浮き部全面に行き渡らせることが難しく、負圧が−0.7MPaもあれば低圧注入した接着剤を仕上材裏面の浮き部全体に行き渡らせるには十分である。
本発明に係る建物仕上材の浮き部補修装置は、複数の浮き部のそれぞれに目地位置に穿孔された上部吸引孔および下部注入孔に対し座金を介してセットされる複数の吸引パイプおよび接着剤入りの複数の注入器と、それら複数の吸引パイプに接続された真空ポンプとを有することを第1の特徴とする。
本発明に係る建物仕上材の浮き部補修装置は、前記注入器が、接着剤入りのシリンダと、シリンダ内の接着剤を低圧で押し出す低圧ピストンと、低圧ピストンを後方待機位置に停止させるストッパーと、低圧ピストンの加圧力を調整する加圧ゴムリングとから構成されていることを第2の特徴とする。
本発明に係る建物仕上材の浮き部補修装置は、前記複数の吸引パイプが同時に接続される合流部を有し、この合流部が真空ポンプの吸引側配管に接続されていることを第3の特徴とする。
以上説明したように、本発明に係る補修工法によれば、建物表面に施工された仕上材の施工面に生じた複数の浮き部に対し、下部からの接着剤の低圧注入と上部からの真空吸引により、接着剤をそれら複数の浮き部全面に一度に行き渡らせて硬化させることができ、このため、同一仕上材が在庫に無い場合や壁画タイル等の貼り替えの難しい箇所の補修に最適な工法を提供することができる。
しかも、本発明に係る補修工法によれば、建物の壁面全体あるいは広範囲に存在する複数の浮き部の補修工事を同時並行で進めることができ、補修工事を短期間で終わらせることができる。
さらに、本発明に係る補修装置によれば、装置の簡素化を図ることができ、装置の設置費用、施工費用を安く上げることができる。
本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。図1ないし図5は本発明の一実施形態を示すもので、図中、符号1は建物の躯体、符号2は壁画タイル(仕上材)を示している。
まず、建物の躯体1表面の仕上構造について説明すると、図1に示すように、建物の躯体1表面には、モルタル2を介して複数の壁画タイル3が上下左右に目地4を残して貼付施工されている。壁画タイル3の裏面にはモルタル2との接着性を良好にするべく凹凸部5が形成されている。そして、本建物によれば、モルタル2の経年劣化等により、壁画タイル3の裏面に、複数の壁画タイル3に亘って上下方向あるいは左右方向に連続する隙間からなる浮き部6が生じている。この浮き部6は、壁画タイル2の施工面全体の複数箇所に生じている。図2に浮き部6の範囲を点線Kで示す。
かかる複数箇所の浮き部5に対し、本発明の工法を用いて補修を行う。補修手順は以下の通りである。
まず、図2を参照して、壁画タイル2の表面をハンマーや検査器具で打診し、浮き部6の範囲Kについて、その位置・幅・長さ等を確認する。そして、浮き部6の範囲Kに合わせて、上部吸引孔7の位置と下部注入孔8の位置を決め、マーキングする。
次ぎに、上部吸引孔7および下部注入孔8の位置に合わせて、目地4の上からドリル等により穿孔する。図2に上部吸引孔7と下部注入孔8の穿孔位置を示す。そして、図3に示すように、上部吸引孔7および下部注入孔8のそれぞれに座金9、10を取り付ける。なお、符号10Aは座金10を壁画タイル3,3に跨るように取付けるための接着シールである。
上部吸引孔7の座金9に対しては吸引ホース11の一端を接続し、下部注入孔8の座金10に対しては接着剤注入用の注入器12をセットする。図4(A)に示すように、注入器12のシリンダ13内には接着剤(エポキシ樹脂)14が予め充填されており、加圧ゴム15により作動する低圧ピストン16がストッパー17により後方待機位置に停止されている。これらシリンダ13、加圧ゴム15、低圧ピストン16、ストッパー17は注入器12を構成する。
図3に戻り、各浮き部6の上部吸引孔7および下部注入孔8に吸引ホース11および注入器12をセットしたら、全ての吸引ホース11の各他端を真空ポンプ18側に接続する。具体的には、真空ポンプ18には複数の吸引ホース11の他端を同時に接続できる合流部19が設けられ、この合流部19の各取付口20に各吸引ホース11の他端を接続する。なお、真空ポンプ18と合流部19との間には負圧計21が設けられている。
以上のようにして準備作業が完了したら、まず、図4(B)に示すように、全ての注入器12の各シリンダ13からストッパー17を外して加圧ゴム15の加圧により低圧ピストン16を前進させ、内部の接着剤14の注入を開始する。接着剤14の注入圧力は加圧ゴム15により低圧(約0.005MPa(約0.05kgf/cm2))に保持されており、下部注入孔8から浮き部6内に低圧、低速でゆっくりと確実に注入される。
接着剤14の注入と同時に、真空ポンプ18を作動させ、図5に示すように、全ての吸引ホース11を通して各上部吸引孔7から各浮き部6内の空気を一斉に吸引し、各浮き部6内を負圧状態にする。この時の真空ポンプ18による吸引圧力は、接着剤14の注入圧力に合わせて、約−0.03〜−0.7MPaに保持される。
各浮き部6内は負圧状態に保持されるので、下部注入孔8から注入された接着剤14は、壁面タイル3の裏面の凹凸部5の隙間を通り上方へと流動し、一定時間をかけて各浮き部6の全面に行き渡る。
各浮き部6の全面に接着剤14が確実に行き渡ったことを打診音や吸引パイプへの接着剤14の流入で確認して、真空ポンプ18を停止する。そして、各上部吸引孔7から全ての吸引ホース11および座金9を撤去し、また、一定時間後(接着剤14の硬化後)に各下部注入孔8から全ての注入器12および座金10、接着シール10Aを撤去する。
以上の手順により補修作業が完了し、その後一定期間養生させる。養生期間中に各浮き部6内に行き渡った接着剤14が硬化して、壁画タイル3と接着する。
本実施形態によれば、建物の壁画タイル3に生じた複数の浮き部6に対し、接着剤注入用の注入器12と負圧吸引用の真空ポンプ18等を用いて、それぞれの浮き部6の全面に接着剤14を確実に行き渡らせて浮き部6の壁画タイル3を接着補修することができる。
また広範囲に渡る複数の浮き部6に対して、1台(場合によっては複数台)の真空ポンプ18によって一度に接着剤14を注入充填して、複数の浮き部6の補修工事を同時並行で進めることができ、補修工事を短期間で終わらせることができる。
注入器12のシリンダ13は座金10により下部注入孔8に容易に取付固定でき、低圧ピストン16および加圧ゴム15を用いて低圧注入することができる。注入圧力は加圧ゴム15を変更して容易に調整できる。広範囲に渡る複数の浮き部6に対しても、少人数で接着剤入りの注入器12を容易にセットできる。
本実施形態では、壁画タイルの補修例を説明したが、仕上材はこれに限らず、仕上材には壁面タイル、石板等が含まれる。
本発明に係る建物仕上材の浮き部補修工法と装置は、建物の躯体表面に施工された仕上材の浮き部に無傷で接着剤を注入して剥離・剥落を防止できる工法と装置として、利用可能である。
1 建物の躯体
2 モルタル
3 壁画タイル
4 目地
5 凹凸部
6 浮き部
7 上部吸引孔
8 下部注入孔
9,10 座金
10A 接着シール
11 吸引ホース
12 注入器
13 シリンダ
14 接着剤(エポキシ樹脂)
15 加圧ゴム
16 低圧ピストン
17 ストッパー
18 真空ポンプ
19 合流部
20 取付口
21 負圧計
K 浮き部の範囲
2 モルタル
3 壁画タイル
4 目地
5 凹凸部
6 浮き部
7 上部吸引孔
8 下部注入孔
9,10 座金
10A 接着シール
11 吸引ホース
12 注入器
13 シリンダ
14 接着剤(エポキシ樹脂)
15 加圧ゴム
16 低圧ピストン
17 ストッパー
18 真空ポンプ
19 合流部
20 取付口
21 負圧計
K 浮き部の範囲
Claims (5)
- 建物の躯体表面に貼付施工された仕上材の複数の浮き部に外部から接着剤を注入して接着補修する工法であって、複数の浮き部のそれぞれに上部吸引孔および下部注入孔を目地位置に穿孔し、各下部注入孔に接着剤入りの注入器をセットすると共に、各上部吸引孔に真空ポンプに接続された吸引パイプをセットし、複数の浮き部の各下部注入孔に注入器内の接着剤を一度にまたは順に低圧注入すると共に、真空ポンプを作動して複数の浮き部の各上部吸引孔から空気を吸引して各浮き部を負圧にし、注入した接着剤を各浮き部に一斉に行き渡らせることを特徴とする建物仕上材の浮き部補修工法。
- 接着剤の注入圧力が0.01〜0.3MPaの低圧であることを特徴とする請求項1記載の建物仕上材の浮き部補修工法。
- 真空ポンプによる吸引圧力が−0.01〜−0.7MPaの負圧であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の建物仕上材の浮き部補修工法。
- 複数の浮き部のそれぞれに目地位置に穿孔された上部吸引孔および下部注入孔に対し座金を介してセットされる複数の吸引パイプおよび接着剤入りの複数の注入器と、それら複数の吸引パイプに接続された真空ポンプとを有することを特徴とする建物仕上材の浮き部補修装置。
- 前記注入器が、接着剤入りのシリンダと、シリンダ内の接着剤を低圧で押し出す低圧ピストンと、低圧ピストンを後方待機位置に停止させるストッパーと、低圧ピストンの加圧力を調整する加圧ゴムリングとから構成されていることを特徴とする請求項4に記載の建物仕上材の浮き補修装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009147135A JP2011001786A (ja) | 2009-06-22 | 2009-06-22 | 建物仕上材の浮き部補修工法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009147135A JP2011001786A (ja) | 2009-06-22 | 2009-06-22 | 建物仕上材の浮き部補修工法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011001786A true JP2011001786A (ja) | 2011-01-06 |
Family
ID=43559961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009147135A Pending JP2011001786A (ja) | 2009-06-22 | 2009-06-22 | 建物仕上材の浮き部補修工法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011001786A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015117542A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 大和ハウス工業株式会社 | タイルの補修方法及び注入剤 |
JP2017008631A (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-12 | 大和ハウス工業株式会社 | タイルの補修方法及び注入剤 |
-
2009
- 2009-06-22 JP JP2009147135A patent/JP2011001786A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015117542A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 大和ハウス工業株式会社 | タイルの補修方法及び注入剤 |
JP2017008631A (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-12 | 大和ハウス工業株式会社 | タイルの補修方法及び注入剤 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2004288174B2 (en) | Method for preparing in-ground tunnel structures | |
CN110821205A (zh) | 混凝土裂缝负压修补施工装置和施工方法 | |
KR20190063842A (ko) | 미관 및 공기단축, 작업환경을 개선한 균열보수공법 | |
CN106801768A (zh) | 已安装pccp管道插口环与钢筒焊缝微渗漏处理工艺 | |
KR100489515B1 (ko) | 콘크리트 구조물 보수, 보강용 경량프리캐스트콘크리트패널 및 그를 이용한 보수, 보강공법 | |
CN113944342A (zh) | 一种找平层空鼓修复方法 | |
JP2011001786A (ja) | 建物仕上材の浮き部補修工法および装置 | |
KR101822867B1 (ko) | 콘크리트 구조물의 균열부위 보수용 패커결합체 및 이를 이용한 균열부위 보수 시공방법 | |
KR101284618B1 (ko) | 수중 콘크리트 구조물의 건식 균열 보수 공법 | |
CN211285196U (zh) | 混凝土裂缝负压修补施工装置 | |
CN112211230A (zh) | 钢板砂浆砖复合结构及其对混凝土结构渗漏的修复方法 | |
KR200417316Y1 (ko) | 콘크리트 보수 보강용 에폭시 수지와 유리섬유를 이용한투명패널 | |
KR100915425B1 (ko) | 분기관의 유출수 및 유입수 차수공법 | |
CN210622371U (zh) | 止逆流注胶头 | |
JP2024129701A (ja) | 補修材の負圧注入工法および装置 | |
KR100454605B1 (ko) | 신/구 구조물 이음부 누수에 대한 고밀도 가압 보수 공법 | |
JP2018197477A (ja) | タイル直張り外壁の浮き補修工法 | |
KR20070053407A (ko) | 콘크리트 보수 보강용 에폭시 수지와 유리섬유를 이용한투명패널 제조방법 및 콘크리트 보수 보강용 에폭시 수지와유리섬유를 이용한 투명패널과 콘크리트 보수 보강용에폭시 수지와 유리섬유를 이용한 투명패널을 이용한콘크리트 구조물 보수 보강공법 | |
CN113006516A (zh) | 一种堵漏快速免拆除注浆嘴的快速堵漏工法 | |
KR20080063723A (ko) | 상하수관의 비굴착 보수공법 | |
KR20050109181A (ko) | 해양 구조물을 보수 내지 보강하는 인케이스먼트 공법 및그에 사용되는 보수ㆍ보강 부재 | |
JP2009174255A (ja) | 用水路の補修方法及び改修方法 | |
CN218438065U (zh) | 一种玻化砖粘贴空鼓修复结构及其设备 | |
KR100929441B1 (ko) | 균열보수용 패커구조체를 이용한 균열보수공법 | |
JP2008075249A (ja) | タイル剥落防止工法及びそれに用いる止め金具 |