JP2010538695A - 骨に腔部を形成するシステムと磁力によりビード回収可能な方法 - Google Patents

骨に腔部を形成するシステムと磁力によりビード回収可能な方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、マグネットによって引きつけられ、かつ、磁力によって骨からビードを取り出すことができる金属製のビードに圧力を適用することによって骨にビードを導入する、ビードを用いて骨に腔部をつくる方法を開示する。ビード導入の前に骨内にポケットが配置され、このポケットに関してビードの導入及び取り出しが行われることが好ましい。

Description

[関連出願についてのクロス・リファレンス]
本件特許出願は、2007年9月11日出願の米国仮特許出願第60/993,202号の利益を請求する。
本発明は、体内に埋め込む(implant、以下、インプラント)医療として用いる整形外科用ペーストの取り出し及びセットする場合における骨に腔部をつくる技術に関する。
生物学的再吸収可能な整形外科用のインプラントは、生物学的再吸収の割合、バイオメカニカルな特性、及び、吸収過程に関するバイオメカニカルな特性の変化が適切に制御される限り、通常、永久的な異物体インプラントよりも好ましい選択であるとして受け入れられている。あらゆる生物学的再吸収可能な整形外科用のインプラントの中で、カルシウムベースのインプラント(リン酸カルシウム、硫酸カルシウム、その他)は、おそらくこれまでの最高の選択であろう。従来の方法は、骨の腔部に硬化(セット)した骨セメントを形成することから、予め骨腔部を形成することになる。
従来技術の腔部形成装置は、膨張可能かつ拡張可能で、液流動体が充満されるバルーン構成物を有しているが、このバルーンの「やわらかさ」のため、ある状況下では、圧縮−破壊された骨を(例えば、椎体高さを取り戻すため)後方から押して「持ち上げる」能力としては不十分である。
膨張可能かつ拡張可能なバルーン-タイプ構成物を有する従来技術の腔部形成装置は、高圧の液流動体により骨の腔部を膨張させるために、臨床的な処置において種々の高圧に関するリスクが増すことになっている。
折り畳み可能でかつ伸縮可能(拡張可能)な堅固な構造を有する従来技術の腔部形成装置は、易破損の骨には応力集中点や新たな亀裂を生じさせるリスクをもっている。
従来の大部分の堅固な構造を有する腔部作成装置は、拡張させたり/折り畳みを開いたりする状況下では無意味な構造である。このような装置において、開いたり(膨張させたり)及び/又は折り畳む(しぼませる)処置を行っている間に、骨細片/破片が一旦捕捉されると、この装置は、特に、外科的操作用の最小化された経皮経路を通すときには、処置を行っている部位から取り出すことができない、というリスクを有している。加えて、前記堅固な構造の装置に、処置中にこの構造との関係を絶つようなあらゆる部品/構成要素があると、これら関係を絶った部品/構成要素は、特に、外科的操作用の最小化された経皮経路を通すときには、取り出すことが非常に困難である。
本出願の発明者は、WO2006/138398A2において、整形外科用のペーストがインプラントされる骨の腔部を膨張させるための非膨張のツールを開示しているが、このツールは、フレキシブルで直線的な充填具(filler)と、フレキシブルで直線的な充填具の一端に、その一端が連結されたロッドと、を有し、フレキシブルで直線的な充填具は、前記ロッドにより押されるが、このロッドは骨の骨腔部を拡張するための骨の穴内のチューブに挿通される。前記充填具は、ワイヤー、バンドあるいはチェーンであってもよい。チェーンは、次々と連結、つまりじゅずつなぎに連結された一連のビードを有しているものが好ましい。骨腔部を効果的に形成/膨張するこの非膨張ツールの能力にもかかわらず、事実上、一旦直線的な充填具がこわれると、壊れた遊離体を回収すること、特に、外科的操作用の最小化された経皮経路を通って回収することは、非常に難しい。この従来の非膨張ツールの他のリスクとしては、送り処置(拡張)及び/又は回収処置中に起こり得る直線的な充填具のもつれである。もつれが起こると、直線的な充填具を回収すること、特に、外科的操作用の最小化された経皮経路を通って回収することは、非常に難しい。
従来技術の堅固な構造の腔部形成装置を用いて、破壊された骨に対して容易、正確、確実かつ安全に行おうとする骨−拡張処置は、ほとんどが常に大きなチャレンジとなる。整形外科用のペーストがインプラントされる骨腔部をつくるためには、容易、正確、確実かつ安全に行なわれる技術を開発する必要がある。
本発明の第1の目的は、整形外科用のペーストがインプラントされる骨(例えば破壊された椎体)内に腔部を形成する方法及び装置を提供することにある。
本発明において開示された、骨に腔部を形成するためのビードを使用する方法は、a)マグネットによって引きつけられる金属製ビードに圧力を適用することにより骨にビードを導入する工程と、b)磁力により前記ビードを前記骨から取り出す工程と、を有している。
前記磁力は、前記ビードにマグネットを近付けることにより生じさせることが好ましい。
本発明の方法は、前記a)工程で前記ビードを導入する前に、前記骨にポケットを配置する工程をさらに有することが好ましく、この配置されたポケットは、前記ビードを出し入れする入口を有し、前記a)工程及びb)工程の前記ビードの導入と取り出しが、前記ポケットに関して行なわれることである。さらに好ましくは、前記ビードが前記ポケットに前記チューブを介して導入されるように、前記ポケットの入口がチューブの一端に形成されているか、あるいは固定的に連結されていることである。最も好ましくは、前記a)工程における前記ビードの導入が、前記骨に前記ポケットと共に前記チューブの一端を挿入し、前記チューブに前記ビードを送り込み、そして、前記チューブ内部のビードをチューブの他端から押すことである。
好ましくは、前記b)工程における前記ビードの取り出しが、b1)前記ポケットの前記ビードに近付けるために前記他端から前記チューブにマグネットを挿入し、b2)前記ビードを引き付けている前記マグネットを前記ポケットから後退させ、b3)前記b1)工程における挿入と、前記b2)工程における後退とを全てのビードが前記ポケットから取り戻されるまで連続して繰り返すことである。
本発明の方法は、前記b)工程において全てのビードが前記ポケットから取り出された後、前記骨から前記チューブと共に前記ポケットを取り出すc)工程を有していることがさらに好ましい。
前記ポケットは、フレキシブルの袋が好ましい。
前記ポケットは、バルーンが好ましい。
本発明の方法は、前記ポケットと共に前記チューブの一端を前記骨に挿入する前に、前記チューブの他端から前記ポケットの空気を吸引することによって前記ポケットを収縮させることが、さらに好ましい。
あるいは、前記a)工程におけるビードの前記導入は、前記チューブの一端を骨に挿入し、前記ビードをチューブに送り、前記チューブの他端から前記チューブ内のビードを押すことである。
前記b)工程におけるビードの取り出しは、b1)マグネットを前記骨の前記ビードに近付けるために前記他端から前記チューブに挿入し、b2)前記ビードが引き付けられている前記マグネットを前記骨から後退し、b3)前記b1)工程の挿入と前記b2)工程の後退とを、全てのビードが前記骨から引き出されるまで連続して繰り返すことが好ましい。
本発明の方法は、さらにc)前記b)工程において全てのビードが前記骨から引き出された後、前記骨から前記チューブを引き抜くことが好ましい。
また、本発明は、針状導管と、コネクタと、リザーバーと、当該リザーバー内に設けられ、マグネットによって引きつけられる金属製のビードと、前記針状導管の近位端が前記コネクタにより連結されている、ピストンを有する駆動部と、を有し、前記リザーバーは、前記ビードが前記駆動部に流れるように、当該駆動部と流動連通状態にあり、前記ピストンがビードを押すようにオペレータにより駆動されると、前記ビードが前記駆動部、前記針状導管に流れ、かつ、前記ビードを前記リザーバーから前記駆動部に移動させる前記押し動作の後、前記ピストンが前記針状導管から引き離されるように引かれる、骨に腔部をつくる装置を開示している。
本発明の装置は、前記リザーバー内のビードと接触するプレス部材をさらに有することが好ましく、このプレス部材は、リザーバー内のビードを駆動部に入るように押圧され、この結果、ピストンが針状導管から引き離されるとき、駆動部内に作られた空間部が解消される。
前記駆動部及び前記リザーバーは、三又路構造に形成することが好ましく、リザーバーは、三又路構造の2つの端部間に位置され、前記針状導管及び前記ピストンは、三又路構造の前記2つの端部に位置されている。さらに好ましくは、前記ピストンは、前記三又路構造において直線的に移動可能なことである。
本発明の装置は、前記針状導管の遠位端に、固定的に連結されるか、又は形成されているポケットをさらに有している。
前記駆動部は、長尺な溝、及び、この長尺な溝に整合されかつ流動連通状態になる長尺なスリットを備えた円筒状のリザーバー基部を有することが好ましく、ピストンが内部に可動に収容されたピストン基部は、ここに前記リザーバーが内部のビードを漏れなくリザーバー基部の長尺な溝に流すように、前記長尺なスリット内に密に連結され、前記針状導管の近位端は、前記針状導管と流動連通状態となり、かつ、前記リザーバー基部の長尺な溝と一直線になるように前記リザーバー基部の遠位端と連結され、また、前記ピストン基部の遠位端は、前記ピストンが前記リザーバー基部の長尺な溝と一直線になり、当該ピストンが前記リザーバー基部の長尺な溝内及び前記針状導管内で前進後退できるように、前記リザーバー基部の近位端に連結されている。
前記ピストンは、ロッド部とネジ部とを備えていることが好ましく、ここにおいて、前記ロッド部は前記リザーバー基部と針状導管の長尺な溝内で前進後退し、前記ネジ部は前記ピストン基部の近位端と螺合される。
本発明の装置は、さらに一端にマグネットを備えたマグネットロッドを有していることが好ましく、マグネットロッドは、前記針状導管に挿入されるとマグネットが前記ポケットに近付くようになっている。
本発明において使用されるバルーン・ガス抜きツールを示す斜視図である。 本発明の骨に腔部を作るビード送りツールを示す概略平面図である。 図2に示すビード送りツールに使用され、ビード208を貯蔵し供給するカートリッジ204を示す概略斜視図である。 図2に示すビード送りツールに使用される駆動部205を示す概略部分断面図である。 マグネットロッド301を針状導管105に挿入することによって、バルーン106内部のビード208が引き出される状態を示す概略部分断面図である。
本発明は、(a)フィラー粒子に磁気的影響を及ぼす回収手段によって骨の腔部から回収できるようなフィラー粒子を準備する、(b)送り手段によって前記骨に前記フィラー粒子を挿入し、骨を所望の容積に拡大する、及び、(c)拡張された骨から前記回収手段によってフィラー粒子を磁気的に回収する、骨に腔部を作る方法を開示する。
さらに本発明の方法は、骨にフィラー粒子を挿入する前に、骨にデリバリーチューブを(好ましくは最小限侵襲的な経皮の経路で)挿入し、送り手段によって前記チューブを通って前記骨にフィラー粒子を挿入し、そして、骨が所望の容積膨張された後、回収手段によりデリバリーチューブを通って膨張させられた骨からフィラーの粒子を磁気的に回収する。
さらに本発明の方法は、骨にフィラー粒子を挿入する前に、(好ましくは最小限侵襲的な経皮経路によって)骨にバルーンを挿入し;前記フィラー粒子を送り手段によって前記チューブを通って前記バルーンに挿入してバルーン(又は骨)を所望の容積に拡張し;膨張されたバルーンから回収手段によってフィラー粒子を磁気的に回収し;そして、膨張させられた骨からバルーンを回収する。
好ましくは、本発明に係る骨に腔部を作る方法は、(a)磁力によってフィラー粒子を引きつけることができる回収手段によって前記腔部から回収できるようなフィラー粒子を準備する;(b)前記骨に最小限侵襲的な経皮経路を準備する;(c)前記経路を通って骨にバルーンを挿入する;(d)前記バルーン(又は骨)を所望の容積に拡張するため、送り手段によって前記バルーンに前記フィラー粒子を挿入する;(e)前記回収手段によって拡張されたバルーンからフィラー粒子を磁気的に回収する;そして、(f)拡張された骨から前記バルーンを回収する。
送り手段は、(限定されるものではないが)好ましくは、骨に(好ましくは最小限侵襲的な経皮経路で)挿入及び骨から回収することができるプランジャである。
回収手段は、(限定されるものではないが)好ましくは、骨に(好ましくは最小限侵襲的な経皮経路で)挿入及び骨から回収することができるプランジャであり、ここにおいて、前記回収手段(好ましくは遠位部分)の少なくとも一部は、磁石であるか又は磁力によってフィラー粒子を引きつけることができるものである。
回収手段は、(磁化及び消磁可能な)硬い(永久)磁石又は軟い磁石であるか又は少なくとも一部に硬い磁石又は軟い磁石を有するものである。
磁石であるか又は磁力によってフィラー粒子を引きつけることができる磁気を与えることができるものである前記回収手段の一部は、(限定されるものではないが)Fe、Co及び/又はNiベースの合金、Sm−Fe、Sm−Co及びSm−Co−Feベースの合金、Al−Ni−Co及びAl−Ni−Fe−Coベースの合金、Nd−Fe−Bベースの合金、Y−Coベースの合金、Fe、Fe、BaO−Fe、及び、セラミックベースのSrO−Feを有している。
送り手段及び回収手段は、無垢のもの、多孔性又は中空のものであってもよく、かつ硬質あるいは半硬質又はフレキシブルを有しているものであってもよい。
バルーンは、好ましくは前記デリバリーチューブの遠位端に連結され、これによりバルーンが前記チューブにより骨に運ばれ、ここにおいて、フィラー粒子がデリバリーチューブを通ってバルーンに挿入される。
バルーンは、膨張可能なものから作られており、好ましくは膨張可能でかつ拡張可能なポリマー材料(例えばPU又はゴム)であるが、目的に適ういかなる形態いかなる材料も使用可能である。
バルーンは、空気を通さないもの、空気を通すもの又は液体を通すものでもよい。空気を通さないバルーンに対しては、バルーンに連結されたデリバリーチューブは、バルーンにフィラー粒子を導入している間は、少なくともバルーン内に閉じ込めた空気の放出を助ける溝をオプションとして前記チューブの内壁に設けることができる。
フィラー粒子は、回収手段によって磁気的に引きつけられるいかなる材料でもよいが、例えばFe、Co及び/又はNiベースの合金で作ることができる。
フィラー粒子は、好ましくは顆粒状の形態であって、かつ、約3mm未満、好ましくは約2mm未満、より好ましくは1mm未満の粒度を有する(粒度は、バルーンが骨の内部で壊れた場合に塞栓症の合併症を避けるためにあまり小さくすべきではない)。
フィラー粒子は、固形であるか、多孔性又は中空であり、かつ硬質あるいは半硬質のものである。(磁気的回収プロセスの容易化のために)粒子の重さを減らし、かつ「リフト」(圧縮−破壊された骨を押し戻す能力)を増やすために、フィラー粒子は、硬質かつ中空であることが好ましい。ただし、これは、前記中空の粒子の強度が荷重をかけることに耐えるのに十分で、拡張プロセスの間ダメージや圧壊を受けない限りにおいてである。
フィラー粒子は、いかなる形状でもよいが、バルーンを容易に傷つけるような鋭いエッジ又は角を有するものは避けなければならない。一般に、球面形の粒子は、「流れ」易く、粒子(及びバルーン)の「通しやすさ」の可能性が増大する。正方形形状の粒子は、回収処理の間、回収手段がフィラー粒子を(引きつけるように)磁気的に相互に作用しているとき、(大きな粒子−粒子の接触領域により)粒子間に高い結合強度を作り出す。この高い結合強度は、膨張したバルーンからフィラー粒子の回収に大いに役立つ。これらの2つの特徴(性状)の組み合わせは好ましい。
フィラー粒子は、少なくとも粒子面の一部が実質的にフラットな、概して球面形であることが好ましい。より好ましくは、2つの対向する側壁(両端面)が実質的にフラットな2の部分を有している、概して球面形のものである。この粒子形状は、粒子間の結合強度を高めるのみでなくて、回収処理の間、デリバリーチューブにフィラー粒子を導く(一直線に並べる)のに役立つ。
少量の潤滑剤(例えば水又は油)は、フィラー粒子を潤滑するために、また、送り及び/又は回収処理の間、バルーン内でフィラーの「流れ」を助けるために、直接フィラー粒子に又はバルーン内に任意に加えることができる。
本発明の方法は、骨フィラー材料を腔部に挿入する工程をさらに有している。ここにおいて、前記骨フィラーは、生物的適合性のある材料が好ましく、より好ましくは、生物的適合性がありかつ生物的再吸収可能な材料、例えば、カルシウムベースのセメント又は粒子あるいはそれらの複合物である。
処理される骨は、傷つけられ、破壊されあるいは病気にかかったあらゆる種類の骨であり、例えば圧縮−破壊された椎体である。
骨に腔部を作るための3−工程のプロセス、例えば、本発明の好ましい実施形態の1つに係る圧壊骨を膨張させる工程は、添付図面に示された本発明により構成される装置に関連して記載される。
第1工程:インプラントのためのバルーン収縮
図1に示すように、バルーン106は、針状導管105の遠位端に固定的に取り付けられる。バルーン106は、弾性ポリウレタン又は他の適切な弾性材料で作られている。シリンジ101は、バルーン106に含まれる空気を抜くために使用され、針状導管105の近位端がコネクタ104を有する吸引導管103と連結され、吸引導管103は、それから開放されている三方弁102と共にシリンジ101に連結されている。一旦バルーン106が収縮されると、三方弁102は閉じられる。収縮されたバルーン106と針状導管105は、骨(不図示)に、最小限の侵襲的な経皮経路(不図示)を通って挿入されるべく準備される。バルーン106が骨内部にあるときは、吸引導管103は、コネクタ104から分離される。
第2工程:埋め込みビードによって腔部を作る
送りツールは、Fe、Co又はNiベースの合金で作られた金属製のビードでバルーン106を満たすために組立てられる。図2〜図4に示すように、送りツールは、カートリッジ204、カートリッジ204内のビード208、及び、駆動部205を有している。駆動部205は、内部に長尺な溝21が設けられ、かつ、長尺な溝21に整合され流動連通状態にする長尺なスリット22を有する円筒状のカートリッジ基部203と、ピストン基部201と、ピストン基部201内に可動に設けられたピストン202と、を有している。カートリッジ204は、その底面に形成されたねじ切られたスタッド23と、底面近くの前後側部の2つの対向する貫通穴24(図3には1つ貫通穴24のみを示す)とを有している。カートリッジ204は、長尺なスリット22に密に収容され、貫通穴24は、長尺な溝21と整合され、この結果、カートリッジ204内のビード208は、漏れることなく長尺な溝21を流れる。ナット207は、ねじ切られたスタッド23と螺合され、カートリッジ204をカートリッジ基部203に固定する。ピストン202は、ロッド部25及びネジ部26を有し、ネジ部26は、ピストン基部201の近位端に螺合されている。これにより、ネジ部26がピストン基部201に対し時計回り及び逆時計回りに回転されるとき、ロッド部25は、長尺な溝21及びカートリッジ204内で前進及び後退できる。送りツールの組立てが完了すると、カートリッジ基部203の遠位端をコネクタ104に接続することによって針状導管105と連結する。
ピストン202がビード208を押すようにオペレータにより駆動されると、ビード208は、駆動部205、針状導管105、及び、最終的には前記バルーン106に流れるが、ここで、ロッド部25の遠位端は、カートリッジ204、及び、カートリッジ204によって分離された長尺な溝21を通って移動し、そしてバルーン106に到着する。それからピストン202が、バルーン106から逆方向に駆動されると、針状導管105、長尺な溝21、及び、カートリッジ204を通り、前記カートリッジ204内のビード208を再び駆動部205(長尺な溝21)に流れさせる。プレス部材206が、カートリッジ204内に摺動可能に収容されているが、この中でビード208を加圧すると、ピストン202がバルーン106から離れるように駆動されたとき、針状導管105、及び、駆動部205内に作られた空間部を解消することになる。ピストン202を前後に繰り返し駆動することにより、バルーン106は、ビード208で予定サイズ(すなわち、予定ビード量)まで膨張する。それから送りツールは、コネクタ104から切り離される。
第3工程:マグネットロッドによるビードの取り出し
バルーン106内のビード208は、図5に示すように、マグネットロッド301を針状導管105に挿入することによって回収される。マグネットロッド301は、その前端に永久磁石が設けられているので、バルーン106内のビード208は、永久磁石の接近により引きつけられかつ付着する。それからマグネットロッド301は、その前端に付着したビードを回収するために、針状導管105から引き抜かれる。マグネットロッド301をバルーン106内に挿入したりバルーン106から引き抜いたりする動作を繰り返すことによって、バルーン106内部の全てのビード208が取り出されると、コネクタ104を引き抜くことによって、バルーン106は、針状導管105と共に骨の腔部から除去される。選択的ではあるが、骨の腔部からバルーン106を引き抜く前に、バルーン106を減圧するために、第1工程が実行されることもある。
本発明は、ある実施形態を具体的に詳述するように記載されていが、このような詳述は、本発明の範囲を限定するものとみなすべきとは意図されていない。多くの修正変更は、上記の開示を考慮して可能である。

Claims (23)

  1. a)マグネットによって引きつけられる金属からなるビードに圧力を適用することによって骨にビードを導入する工程と、
    b)磁力によって前記骨から前記ビードを取り出す工程と、
    を有するビードを使用して骨に腔部を作る方法。
  2. 前記a)工程のビードの導入の前に、前記ビードを内部に導入したり外部に取り出したりする入口を有するポケットを前記骨に設け、前記a)工程及び前記b)工程における前記ビードの導入及び取り出しを前記ポケットに関して行う工程を有する請求項1に記載の方法。
  3. 前記ポケットの入口は、前記ビードがチューブを介して前記ポケットに導入されるように、当該チューブの一端に形成され又は固定的に連結される請求項2に記載の方法。
  4. 前記a)工程のビードの導入は、前記骨にチューブの一端を挿入し、当該チューブ内に前記ビードを送り、前記チューブ内の前記ビードを前記チューブの他端から押すことからなる請求項1に記載の方法。
  5. 前記a)工程のビードの導入は、前記骨に前記ポケットと共に前記チューブの一端を挿入し、前記ビードを前記チューブ内に送り、前記チューブ内の前記ビードを前記チューブの他端から押すことからなる請求項3に記載の方法。
  6. 前記磁力は、前記ビードにマグネットに接近することによって生じさせる請求項1に記載の方法。
  7. 前記b)工程における前記ビードの取り出しは、b1)前記骨におけるビードに近付けるときの他端側から前記チューブにマグネットを挿入する工程と、b2)前記ビードが前記骨側から引き付けられた前記マグネットを後退する工程と、b3)前記b1)工程における挿入と前記b2)工程における後退とを全てのビードが前記骨から取り出されるまで連続して繰り返す工程と、を有する請求項4に記載の方法。
  8. 前記b)工程における前記ビードの取り出しは、b1)前記に対する前記ポケット内のビードに近付けるときの他端側から前記チューブにマグネットを挿入する工程と、b2)前記ビードが前記ポケットから引き付けられた前記マグネットを後退する工程と、b3)前記b1)工程における挿入と前記b2)工程における後退とを全てのビードが前記ポケットから取り出されるまで連続して繰り返す工程と、を有する請求項5に記載の方法。
  9. c)前記ステップb)における全てのビードが前記骨から取り出された後、前記骨から前記チューブを取り出す工程をさらに有する請求項4に記載の方法。
  10. c)前記b)工程における全てのビードが前記ポケットから取り出された後、前記骨から前記ポケットと共に前記チューブを引き出す工程を、さらに有する請求項5に記載の方法。
  11. 前記ポケットは、フレキシブルの袋である請求項5に記載の方法。
  12. 前記ポケットは、バルーンである請求項5に記載の方法。
  13. 前記骨に前記ポケットと共に前記チューブの一端を挿入する前に、前記チューブの他端から前記ポケット内の空気を吸引することによって前記ポケットを減圧することをさらに有する請求項5に記載の方法。
  14. 針状導管と、コネクタと、リザーバーと、当該リザーバー内に設けられ、マグネットによって引きつけられる金属製のビードと、前記針状導管の近位端が前記コネクタにより連結されている、ピストンを有する駆動部と、を有し、前記リザーバーは、前記ビードが前記駆動部に流れるように、当該駆動部と流動連通状態にあり、前記ピストンがビードを押すようにオペレータにより駆動されると、前記ビードが前記駆動部、前記針状導管に流れ、かつ、前記ビードを前記リザーバーから前記駆動部に移動させる前記押し動作の後、前記ピストンが前記針状導管から引き離されるように引かれる、骨に腔部をつくる装置。
  15. 前記駆動部及び前記リザーバーは、三又路構造に形成され、前記リザーバーは三又路構造の2つの端部の間に配置され、前記針状導管と前記ピストンは前記三又路構造の前記2つの端部に配置されている請求項14に記載の装置。
  16. さらに、前記リザーバー内のビードと接するプレス部材を有し、このプレス部材は、前記リザーバー内のビードを前記駆動部に入れるように押圧され、前記ピストンが前記針状導管から引き離されるとき、前記駆動部内に形成された空間部が排除される、請求項14に記載の装置。
  17. 前記ピストンは、前記三又路構造において直線的に移動可能である請求項15に記載の装置。
  18. 前記針状導管の遠位端に固定的に連結され又は形成されたポケットをさらに有する請求項14に記載の装置。
  19. 前記ポケットは、フレキシブルのバッグである請求項18に記載の装置。
  20. 前記ポケットは、バルーンである請求項18に記載の装置。
  21. 前記駆動部は、内部に長尺な溝、及び、この長尺な溝と整合されかつ流動連通状態となる長尺なスリットを有する円柱形のリザーバー基部と、内部でピストンが可動となるように収容され、前記リザーバー内の前記ビードが漏れることなく前記リザーバー基部の長尺な溝に流れるように、前記リザーバーが前記長尺なスリットに密に連結されるピストン基部と、を有し、前記針状導管の近位端は、前記針状導管と流動連通状態となり、かつ、前記リザーバー基部の長尺な溝と一直線になるように前記リザーバー基部の遠位端と連結され、また、前記ピストン基部の遠位端は、前記ピストンが前記リザーバー基部の長尺な溝と一直線になり、当該ピストンが前記リザーバー基部の長尺な溝内及び前記針状導管内で前進後退できるように、前記リザーバー基部の近位端に連結されている、請求項14に記載の装置。
  22. 前記ピストンは、ロッド部とネジ部とを有し、前記ロッド部は前記リザーバー基部と針状導管の長尺な溝内で前進後退し、前記ネジ部は前記ピストン基部の近位端と螺合される請求項21に記載の装置。
  23. 前記針状導管に挿入されるとマグネットが前記ポケットに近付くように、一端にマグネットを備えたマグネットロッドをさらに有する請求項18に記載の装置。
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