JP2010538501A - 通信装置、通信方法、及び集積回路 - Google Patents

通信装置、通信方法、及び集積回路 Download PDF

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Abstract

伝送路に接続され、他の通信装置へデータの伝送を行う通信装置であって、データを格納する通信フレームを生成する通信フレーム生成部と、伝送路の状態に応じて通信フレームにパイロットシンボルを挿入するよう制御する制御部と、を有する。
【選択図】図9

Description

本発明は、伝送路の状態に応じた通信パラメータを使用して通信を行なう通信方法、通信装置、及び通信システムに関する。
電力線を利用した通信や移動体無線通信等、伝送路にインパルス性の雑音や位相変動が存在する場合や、フェージング等による受信信号の振幅や位相の変動が発生する場合には、受信信号に歪が生じる結果、受信データのビット誤りが増加する。
このような状態を解決する方法として、例えば、特許文献1(特開2002−84332号公報)、及び特許文献2(特開2006−352492号公報)に開示されているように、送信信号にパイロットシンボルを挿入する方法が知られている。パイロットシンボルは、既知の信号であり、一般に周期的に複数挿入される。したがって、受信側で、パイロットシンボル区間で受信信号の位相や振幅を監視することにより伝送路の特性の推定(状態変動の検出)を新たに行うことができ、新たに推定した伝送路の状態に基づいて受信信号の等化を行い、ビット誤りの増加を避けることができる。
図11に、パイロットシンボルを挿入した場合の通信フレームのフレームフォーマットの一例を示す。図11のフレームは、プリアンブルPR、フレームコントロールデータFC、情報シンボル(ペイロード)PLD、パイロットシンボルPLTからなる。プリアンブルPRは、シンボル同期、等化係数算出等に使用するためのデータであり、フレームコントロールデータFCは、送信元アドレス、送信先アドレス、ペイロード部の形式(フレーム長等)を示す情報等の制御データである。ペイロード部は、情報シンボルPLD、パイロットシンボルPLTを含み、情報シンボルPLDがNシンボル毎にパイロットシンボルPLTがMシンボル挿入される。
パイロットシンボルPLTは、既述のように既知のデータであって情報伝送に寄与しないデータであるので、このようなフレーム構成で通信を行なう場合、パイロットフレームPLTを挿入しない場合に比較して、パイロットシンボルPLT分の伝送効率低下が生じる。図11の例では、効率低下は最大でM/(N+M)である。
なお、伝送路の状態に応じた通信パラメータを使用して通信を行なう場合、チャネルエスティメーション(Channel Estimation、以下、CEと記述する場合もある。)により伝送路の状態を推定し、推定した結果に基づいて新たな通信パラメータを取得する。次いで、現行(使用中の)通信パラメータと新たに取得した通信パラメータのどちらが伝送路に適したものであるかをCEトレーニングにより確認し、使用する通信パラメータを決定する。CEトレーニングについては、例えば、特許文献3(国際公開第05/011226号パンフレット)に開示がなされている。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、伝送路の状態変動による伝送効率の低下を避けることができる通信装置、通信方法、及び集積回路を実現することを目的とする。
本発明に係る通信装置は、伝送路に接続され、他の通信装置へデータの伝送を行う通信装置であって、前記データを格納する通信フレームを生成する通信フレーム生成部と、前記伝送路の状態に基づいて、前記通信フレームについてパイロットシンボル挿入の制御を行う制御部と、を備える。
本発明に係る通信装置によれば、伝送路の状態に基づいて、通信フレームについてパイロットシンボルの挿入を制御するので、通信フレームに対してパイロットシンボルの挿入を適切に行うことができ、パイロットシンボルの冗長による伝送効率の低下を避けることができる。
本発明の第1の通信装置は、伝送路に接続され、他の通信装置へデータの伝送を行う通信装置であって、前記データを格納する通信フレームを生成する通信フレーム生成部と、前記伝送路の状態に基づいて、前記通信フレームについてパイロットシンボル挿入の制御を行う制御部と、を備える。
第1の通信装置によれば、伝送路の状態に基づいて、通信フレームについてパイロットシンボルの挿入を制御するので、通信フレームに対してパイロットシンボルの挿入を適切に行うことができ、パイロットシンボルの冗長による伝送効率の低下を避けることができる。
本発明の第2の通信装置は、第1の通信装置であって、更に、伝送路の状態に対応する状態情報を取得する状態情報取得部と、状態情報に基づいて、通信フレームについてパイロットシンボル挿入の要否を判定する判定部と、を有し、制御部は、判定に基づいて、通信フレームについてパイロットシンボル挿入の制御を行う制御部と、を備える。
第2の通信装置によれば、伝送路の状態に基づいて、通信フレームについてパイロットシンボルの要否を判定し、当該判定結果に基づいて、通信フレームについてパイロットシンボルの挿入を制御するので、通信フレームに対してパイロットシンボルの挿入を適切に行うことができ、パイロットシンボルの冗長による伝送効率の低下を避けることができる。
本発明の第3の通信装置は、第1または第2の通信装置であって、更に、前記通信フレームを前記他の通信装置へ伝送する伝送部を備える。
本発明の第4の通信装置は、第2または第3の通信装置であって、前記通信フレーム生成部は、前記状態情報に基づいて、前記パイロットシンボルの時間幅を制御する。
伝送路の状態に応じて、パイロットシンボルの時間幅を制御することにより、パイロットシンボルの時間幅が冗長になることを回避することができるので、パイロットシンボルによる伝送効率の低下を低減させることができる。
本発明の第5の通信装置は、第1〜第4いずれか一つの通信装置であって、更に、通信フレームに、パイロットシンボルの有無に対応する情報を付与する情報付与部を備える。
通信フレームにパイロットシンボルの有無に対応する情報を付与することによって、通信フレームを受信した受信装置が情報を解析し、パイロットシンボルの有無を認識することができるので、通信フレームからデータを適切に取得することが可能になる。
本発明の第6の通信装置は、第1〜第5いずれか一つの通信装置であって、通信は、マルチキャリア通信であるものを含む。
本発明の第7の通信装置は、第6の通信装置であって、マルチキャリア通信は、OFDM通信であるものを含む。
本発明の第8の通信装置は、第1〜第7いずれか一つの通信装置であって、伝送路は、電力線であるものを含む。
本発明の第9の通信装置は、第2〜第8いずれか一つの通信装置であって、更に、状態情報に基づいて、通信に用いる通信パラメータを取得する通信パラメータ取得部と、を備え、通信フレーム生成部は、通信パラメータに基づいて通信フレームを生成する。
伝送路の状態に対応する状態情報に基づいて、通信に用いる通信パラメータの取得を行い、当該通信パラメータに基づいて通信フレームを生成することによって、通信フレームのフォーマットを伝送路に状態に適した形式にすることが可能になり、伝送効率の向上を実現することが可能になる。
本発明の第10の通信装置は、第9の通信装置であって、状態情報取得部は、伝送路の第1の状態に対応する第1の状態情報と、第1の状態とは異なる第2の状態に対応する第2の状態情報を取得し、通信パラメータ取得部は、第1の状態情報、及び第2の状態情報に基づいて第1の通信パラメータ、及び第2の通信パラメータを取得し、通信フレーム生成部は、第1の通信パラメータ、及び第2の通信パラメータに基づいて第1の通信フレーム、及び第2の通信フレームを生成し、更に、第1の通信パラメータに対応する第1の通信性能、及び第2の通信パラメータに対応する第2の通信性能を取得する通信性能取得部と、第1の通信性能と前記第2の通信性能の比較を行う比較部と、比較に基づいて、第1の通信フレームおよび第2の通信フレームのいずれか一方をデータの伝送に用いる通信フレームとして選択する選択部と、を備える。
第1の通信パラメータに対応する第1の通信性能と第2の通信パラメータに対応する第2の通信性能を比較し、通信性能が高い通信パラメータを用いることで、伝送路の状態に適した通信フレームのフォーマットを選択することが可能になるので、伝送効率を向上させることが可能になる。
本発明の第11の通信装置は、第10の通信装置であって、判定部は、第1の通信フレーム、及び第2の通信フレームについて、パイロットシンボル挿入の要否を判定し、制御部は、判定に基づいて、第1の通信フレーム、及び第2の通信フレームの少なくとも一方についてパイロットシンボルの挿入を制御する。
第1の通信フレーム、及び第2の通信フレームの少なくとも一方についてパイロットシンボルの挿入の要否を判定し、当該判定に基づいて、第1の通信フレーム、及び第2の通信フレームの少なくとも一方についてパイロットシンボルの挿入を制御するので、伝送路の状態に適した通信フレームのフォーマットを選択することが可能になるので、伝送効率を向上させることが可能になる。
本発明の第12の通信装置は、第2〜第11いずれか一つの通信装置であって、状態情報は、搬送波電力対(干渉波+雑音)電力比、搬送波電力対雑音電力比、伝送の誤り率、伝送の再送回数又は再送率の少なくとも1つであるものを含む。
本発明の第13の通信装置は、第5の通信装置から伝送された通信フレームを受信する他の通信装置であって、パイロットシンボルの有無を示す情報を検出する検出部と、情報に基づいて、通信フレームの受信処理を行う受信部と、を有する。
通信フレームに含まれるパイロットシンボルの有無に対応する情報を検出し、当該情報に基づいて通信フレームの受信処理を行うことで、通信フレームに格納されたデータを適切に取り出すことが可能になる。
本発明の第14の通信装置は、第13の通信装置であって、受信処理は、パイロットシンボルを避けて通信フレームに格納されたデータの受信処理を行う。
通信フレームに挿入されたパイロットシンボルを避けることにより、通信フレームに格納されたデータを適切に取り出すことが可能になる。
本発明の第15の通信装置は、第1〜第12いずれか一つの通信装置であって、制御部は、伝送路の状態に応じて、通信フレームに挿入するパイロットシンボルの数を制御する。
伝送路の状態に応じて、通信フレームに挿入するパイロットシンボルの数を制御することにより、伝送路の状態が悪化した場合は、通信フレームに挿入するパイロットシンボルの数を増やして再送率の低減を実現し、伝送路の状態が良好な場合は、通信フレームに挿入するパイロットシンボルの数を減らすことによって、通信効率の向上を図ることが可能になる。
本発明の第1の通信方法は、伝送路に接続され、他の通信装置へデータの伝送を行う通信方法であって、前記データを格納する通信フレームを生成し、前記伝送路の状態に基づいて、前記通信フレームについてパイロットシンボル挿入の制御を行う。
第1の通信方法によれば、伝送路の状態に基づいて、通信フレームについてパイロットシンボルの挿入を制御するので、通信フレームに対してパイロットシンボルの挿入を適切に行うことができ、パイロットシンボルの冗長による伝送効率の低下を避けることができる。
本発明の第2の通信方法は、第1の通信方法であって、更に、伝送路の状態に対応する状態情報を取得し、状態情報に基づいて、通信フレームについてパイロットシンボル挿入の要否を判定し、判定に基づいて、通信フレームについてパイロットシンボル挿入の制御を行う。
第2の通信方法によれば、伝送路の状態に基づいて、通信フレームについてパイロットシンボルの要否を判定し、当該判定結果に基づいて、通信フレームについてパイロットシンボルの挿入を制御するので、通信フレームに対してパイロットシンボルの挿入を適切に行うことができ、パイロットシンボルの冗長による伝送効率の低下を避けることができる。
本発明の第3の通信方法は、第1または第2の通信方法であって、更に、通信フレームを他の通信装置へ伝送するものを含む。
本発明の第4の通信方法は、第2または第3の通信方法であって、状態情報に基づいて、パイロットシンボルの時間幅を制御する。
伝送路の状態に応じて、パイロットシンボルの時間幅を制御することにより、パイロットシンボルの時間幅が冗長になることを回避することができるので、パイロットシンボルによる伝送効率の低下を低減させることができる。
本発明の第5の通信方法は、第1〜第4いずれか一つの通信方法であって、更に、通信フレームに、パイロットシンボルの有無に対応する情報を付与する。
通信フレームにパイロットシンボルの有無に対応する情報を付与することによって、通信フレームを受信した受信装置が情報を解析し、パイロットシンボルの有無を認識することができるので、通信フレームからデータを適切に取得することが可能になる。
本発明の第6の通信方法は、第1〜第4いずれか一つの通信方法であって、通信は、マルチキャリア通信であるものを含む。
本発明の第7の通信方法は、第6の通信方法であって、マルチキャリア通信は、OFDM通信であるものを含む。
本発明の第8の通信方法は、第1〜第7いずれか一つの通信方法であって、伝送路は、電力線であるものを含む。
本発明の第9の通信方法は、第2〜第8いずれか一つの通信方法であって、更に、状態情報に基づいて、通信に用いる通信パラメータを取得し、通信パラメータに基づいて通信フレームを生成する。
伝送路の状態に対応する状態情報に基づいて、通信に用いる通信パラメータの取得を行い、当該通信パラメータに基づいて通信フレームを生成することによって、通信フレームのフォーマットを伝送路に状態に適した形式にすることが可能になり、伝送効率の向上を実現することが可能になる。
本発明の第10の通信方法は、第9の通信方法であって、伝送路の第1の状態に対応する第1の状態情報と、第1の状態とは異なる第2の状態に対応する第2の状態情報を取得し、第1の状態情報、及び第2の状態情報に基づいて第1の通信パラメータ、及び第2の通信パラメータを取得し、第1の通信パラメータ、及び第2の通信パラメータに基づいて第1の通信フレーム、及び第2の通信フレームを生成し、第1の通信パラメータに対応する第1の通信性能、及び第2の通信パラメータに対応する第2の通信性能を取得し、第1の通信性能と第2の通信性能の比較を行い、比較に基づいて、第1の通信フレームおよび第2の通信フレームのいずれか一方をデータの伝送に用いる通信フレームとして選択する。
第1の通信パラメータに対応する第1の通信性能と第2の通信パラメータに対応する第2の通信性能を比較し、通信性能が高い通信パラメータを用いることで、伝送路の状態に適した通信フレームのフォーマットを選択することが可能になるので、伝送効率を向上させることが可能になる。
本発明の第11の通信方法は、第10の通信方法であって、第1の通信フレーム、及び第2の通信フレームについて、パイロットシンボル挿入の要否を判定し、判定に基づいて、第1の通信フレーム、及び第2の通信フレームの少なくとも一方についてパイロットシンボルの挿入を制御する。
第1の通信フレーム、及び第2の通信フレームの少なくとも一方についてパイロットシンボルの挿入の要否を判定し、当該判定に基づいて、第1の通信フレーム、及び第2の通信フレームの少なくとも一方についてパイロットシンボルの挿入を制御するので、伝送路の状態に適した通信フレームのフォーマットを選択することが可能になるので、伝送効率を向上させることが可能になる。
本発明の第12の通信方法は、第2〜第11いずれか一項に記載の通信方法であって、前記状態情報は、搬送波電力対(干渉波+雑音)電力比、搬送波電力対雑音電力比、伝送の誤り率、伝送の再送回数又は再送率の少なくとも1つであるものを含む。
本発明の第13の通信方法は、第5の通信方法によって伝送された通信フレームを受信する受信方法であって、パイロットシンボルの有無を示す情報を検出し、情報に基づいて、前記通信フレームの受信処理を行う受信方法である。
通信フレームに含まれるパイロットシンボルの有無に対応する情報を検出し、当該情報に基づいて通信フレームの受信処理を行うことで、通信フレームに格納されたデータを適切に取り出すことが可能になる。
本発明の第14の通信方法は、第13の通信方法であって、受信処理は、パイロットシンボルを避けて通信フレームに格納されたデータの受信処理を行う。
通信フレームに挿入されたパイロットシンボルを避けることにより、通信フレームに格納されたデータを適切に取り出すことが可能になる。
本発明の第15の通信方法は、第1〜第12いずれか一つの通信方法であって、伝送路の状態に基づいて、通信フレームに挿入されるパイロットシンボルの数が制御される。
伝送路の状態に基づいて、通信フレームに挿入されるパイロットシンボルの数を制御することが可能になるので、伝送路の状態が悪化したときには通信フレームに挿入されるパイロットシンボルの数を増加させることで、再送信が発生する確率を低減させることができる。さらに、伝送効率が良好であるときには通信フレームに挿入されるパイロットシンボルの数を減少させることで、伝送効率を改善することができる。
本発明の集積回路は、伝送路に接続され、他の通信装置へデータの伝送を行う通信装置に用いられる集積回路であって、データを格納する通信フレームを生成する通信フレーム生成部と、伝送路の状態に基づいて、通信フレームについてパイロットシンボル挿入の制御を行う制御部と、を備える。
本発明の集積回路によれば、伝送路の状態に基づいて、通信フレームについてパイロットシンボルの挿入を制御するので、通信フレームに対してパイロットシンボルの挿入を適切に行うことができ、パイロットシンボルの冗長による伝送効率の低下を避けることができる。
以上の説明から明らかなように、上記通信装置、通信方法、及び集積回路によれば、パイロットシンボルの冗長な挿入を回避し、伝送効率の低下を避けることができる。
電力線通信システムの一例の概略構成を示す図 (a)、(b)電力線通信システムで利用されるフレームフォーマットの一例を示す図 (a)〜(c)PLCモデムの外観を示す図 PLCモデムのハードウェアの一例を示すブロック図 PLCモデムにおける送信時のデジタル信号処理の一例を説明するための機能ブロック図 PLCモデムにおける受信時のデジタル信号処理の一例を説明するための機能ブロック図 電力線通信システムの概略動作フローを示す図 電力線通信システムにおける各サブキャリアへの情報ビットの割当ての一例を示す図 電力線通信システムにおけるCEトレーニングの一例を示すフローチャート 電力線通信システムにおけるCEトレーニングの他の例を示すフローチャート パイロットシンボルを挿入した場合の通信フレームのフレームフォーマットの一例を示す図
以下、実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1に示す電力線通信システムは、電力線900に接続された複数台のPLC(Power Line Communication)モデム100M、100T1、100T2、100T3、100T4を備える。図1の電力線通信システムでは、5台のPLCモデムが示されているが、接続台数は任意である。PLCモデム100Mは、親機として機能するものであり、子機として機能する他のPLCモデム100T1、・・100T4の接続状態(リンク状態)の管理を行うものである。ただし、親機として機能するPLCモデムは、必須ではない。
なお、以降の説明において、親機及び特定の子機について言及する場合は、PLCモデム100M、100T1、100T2、100T3、100T4のように記述し、子機一般に言及する場合は、PLCモデム100Tと記述する。また、親機、子機の限定がないPLCモデムに言及する場合は、単に、PLCモデム100と記述する。
電力線900は、図1では1本の線で示されているが、実際には2本以上の導線であり、PLCモデム100は、その内の2本に接続されている。
PLCモデム100は、詳細は後述するように、RJ45等のLAN(Local Area Network)用モジュラージャックを有しており、モジュラージャックには、テレビ(TV)、パーソナルコンピュータ(PC)、IP電話、レコーダ、ブロードバンドルータが接続され、ブロードバンドルータ55はインターネットに接続されている。なお、電力線通信システムは、本発明の通信方法を実現する通信システムの一例であり、無線LAN等、他の通信システムであってもよい。
PLCモデム100間の通信は、伝送路である電力線の状態に応じた通信パラメータを使用し、図2に示す2種類のフォーマットの通信フレームを選択的に利用して行なう。図2(a)に示すフレームフォーマットは、パイロットシンボルが挿入されたフレームであり、図2(b)に示すフレームフォーマットは、パイロットシンボルが挿入されていないフレームである。図2(a)に示すように、パイロットシンボルは、周期的に複数挿入するのが好ましい。パイロットシンボルは、既知のデータであり、受信装置では、位相基準の解析や送信装置との同期を行うために用いられる。
図2に示す2種類のフレームフォーマットは、パイロットシンボルの挿入の有無を除いて、ほぼ同一であり、図11に示すようなプリアンブルPR、フレームコントロールデータFC、情報シンボル(ペイロード)PLDを含んでいる。プリアンブルPRは、シンボル同期、等化係数算出等に使用するためのデータであり、フレームコントロールデータFCは、送信元アドレス、送信先アドレス、ペイロード部の形式(フレーム長等)を示す情報等の制御データである。ペイロード部は、図2(a)のフレームフォーマットでは、情報シンボルPLD、パイロットシンボルPLTを含み、図2(b)のフレームフォーマットでは、情報シンボルPLDのみからなる。なお、情報シンボルPLDの長さNとパイロットシンボルの長さMは、可変的に制御することも可能である。例えば、伝送路の状態が悪い場合には、パイロットシンボルの長さMを長くして通信の安定を図り、一方、伝送路の状態が良い場合には、パイロットシンボルの長さMを短くして伝送効率の改善を図ることが考えられる。
また、伝送路の状態に応じて、パイロットシンボルの数を変更することも好適である。一般的に、伝送路の状態が悪い場合は、伝送路の特性が悪化する頻度が多くなる。このような場合において、通信フレーム中のパイロットシンボルの数が少ないと、受信装置において伝送路特性の悪化を確実に補足することが困難になる。したがって、伝送路の状態が悪い場合には、パイロットシンボルの数を増やして通信の安定を図ることが望ましい。一方、伝送路の状態が良い場合には、パイロットシンボルの数を減らして伝送効率の改善を図っても良い。
フレームコントロールデータFCには、パイロットシンボルの挿入の有無を示す情報であるパイロットシンボルフラグPSFが含まれている。パイロットシンボルフラグPSFは、パイロットシンボルが挿入されている場合には「1」が割り当てられ、一方、パイロットシンボルが挿入されていない場合には「0」が割り当てられる。また、パイロットシンボルフラグPSFが「1」の場合(即ち、パイロットシンボルが挿入されている場合)には、フレームコントロールデータFCには、情報シンボルPLDの長さNに対応する情報、パイロットシンボルの長さMに対応する情報、パイロットシンボルの周期(パイロットシンボルが挿入されている間隔)、及びパイロットシンボルの数などの情報が含まれる。パイロットシンボルPLTの長さMを可変にする場合は、長さMを示す情報が含むことが望ましい。パイロットシンボルPLTの長さを示す情報は、受信装置側で通信フレームを解析して、ペイロードから必要なデータを抽出するために重要なデータの一つとなるからである。
このように、フレームコントロールデータFCにパイロットシンボルの有無を示すパイロットシンボルフラグPSFが含まれているので、受信側では、ペイロード部にパイロットシンボルが挿入されているか否かを確実に判断し、必要なデータのみを抽出することが可能となる。
図3に示すPLCモデム100は、筐体101を有しており、筐体101の前面には、図3(a)、(b)に示すようにLED(Light Emitting Diode)105A、105B、105Cからなる表示部105が設けられている。また、筐体101の背面には、図3(c)に示すように電源コネクタ102、及びRJ45等のLAN(Local Area Network)用モジュラージャック103、及び動作モード等の切換えのための切換えスイッチ104が設けられている。電源コネクタ102には、電源ケーブル(図3では図示せず)が接続され、モジュラージャック103には、LANケーブル(図3では図示せず)が接続される。なお、PLCモデム100には、さらにDsub(D−subminiature)コネクタを設け、Dsubケーブルを接続するようにしてもよい。
PLCモデム100は、図4に示すように、回路モジュール200及びスイッチング電源300を有している。スイッチング電源300は、各種(例えば、+1.2V、+3.3V、+12V)の電圧を回路モジュール200に供給するものであり、例えば、スイッチングトランス、DC−DCコンバータ(いずれも図示せず)を含んで構成される。
回路モジュール200には、メインIC(Integrated Circuit)210、AFE・IC(Analog Front END・Integrated Circuit)220、イーサネット(登録商標)PHY・IC(Physic layer・Integrated Circuit)230、メモリ240、ローパスフィルタ(LPF)251、ドライバIC252、バンドパスフィルタ(BPF)260、及びカプラ270が設けられている。スイッチング電源300及びカプラ270は、電源コネクタ102に接続され、さらに電源ケーブル600、電源プラグ400、コンセント500を介して電力線900に接続される。なお、メインIC210は電力線通信を行う制御回路として機能する。
メインIC210は、CPU(Central Processing Unit)211、PLC・MAC(Power Line Communication・Media Access Control layer)ブロック212、及びPLC・PHY(Power Line Communication・Physical layer)ブロック213で構成されている。CPU211は、32ビットのRISC(Reduced Instruction Set Computer)プロセッサを実装している。PLC・MACブロック212は、送受信信号のMAC層(Media Access Control layer)を管理し、PLC・PHYブロック213は、送受信信号のPHY層(Physical layer)を管理する。AFE・IC220は、DA変換器(DAC;D/A Converter)221、AD変換器(ADC;A/D Converter)222、及び可変増幅器(VGA;Variable Gain Amplifier)223で構成されている。カプラ270は、コイルトランス271、及びカップリング用コンデンサ272a、272bで構成されている。なお、CPU211は、メモリ240に記憶されたデータを利用して、PLC・MACブロック212、及びPLC・PHYブロック213の動作を制御するとともに、PLCモデム100全体の制御も行う。
PLCモデム100による通信は、概略次のように行われる。モジュラージャック103から入力されたデータは、イーサネット(登録商標)PHY・IC230を介してメインIC210に送られ、デジタル信号処理を施すことによってデジタル送信信号が生成される。生成されたデジタル送信信号は、AFE・IC220のDA変換器(DAC)221によってアナログ信号に変換され、ローパスフィルタ251、ドライバIC252、カプラ270、電源コネクタ102、電源ケーブル600、電源プラグ400、コンセント500を介して電力線900に出力される。
電力線900から受信された信号は、カプラ270を経由してバンドパスフィルタ260に送られ、AFE・IC220の可変増幅器(VGA)223でゲイン調整がされた後、AD変換器(ADC)222でデジタル信号に変換される。そして、変換されたデジタル信号は、メインIC210に送られ、デジタル信号処理を施すことによって、デジタルデータに変換される。変換されたデジタルデータは、イーサネット(登録商標)PHY・IC230を介してモジュラージャック103から出力される。
メインIC210によって実現されるデジタル信号処理の一例を、説明する。PLCモデム100は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式等の複数のサブキャリアを用いたマルチキャリア通信を行うものであり、送信データをOFDM送信信号に変換するとともに、OFDM受信信号を受信データに変換するデジタル処理は、主としてPLC・PHYブロック213で行われる。
図5及び図6に示すように、PLC・PHYブロック213は、符号化部11、一次変調部12、フレーム生成部13、逆ウェーブレット(Wavelet)変換部14、パイロットシンボル制御部15、ウェーブレット(Wavelet)変換部16、データ抽出部17、データ判定部18、復号化部19としての機能を有する。
符号化部11は、入力データを所定の誤り訂正符号で符号化するものである。入力データは、送信すべき情報及びフレームコントロールデータを含む。一次変調部12は、符号化部11からの送信すべきビットデータをシンボルデータに変換し、各シンボルデータにしたがって一次変調(例えば、PAM変調)を行うものである。フレーム生成部13は、一次変調(シンボルマッピング)された直列データに基づいて所定のフォーマットのフレームを生成し、さらに並列データに変換するものである。
フレーム生成部13におけるフレームの生成は、パイロットシンボル制御部15からのパイロットシンボル挿入の有無を制御する信号、プリアンブルデータ、パイロットシンボルデータを利用して、図2(a)又は図2(b)に示すフォーマットのフレームを生成するものである。プリアンブルデータ及びパイロットシンボルデータは、例えば、メモリ240に記憶したものを利用する。
逆ウェーブレット変換部14は、フレーム生成部13からの並列データを逆ウェーブレット変換し、時間軸上のデータとするものであり、伝送シンボルを表すサンプル値系列を生成するものである。このデータは、アナログ部(AFE・IC)220のDA変換器(DAC)221に送られる。
パイロットシンボル制御部15は、詳細は後述するように、伝送路である電力線の状態を取得し、取得した電力線の状態に基づいて、通信パラメータを取得し、さらに、取得した通信パラメータを利用して、通信に使用する通信パラメータと通信フレームのフォーマット、例えば、パイロットシンボル挿入の要否等を決定する。
ウェーブレット変換器16は、AFE・IC220のAD変換器(ADC)222から得られる受信デジタルデータ(送信時と同一のサンプルレートでサンプルされたサンプル値系列)を周波数軸上へ離散ウェーブレット変換するものである。データ抽出部17は、周波数軸上の並列データを直列データに変換するとともに、変換したデータから有効なデータ(フレームコントロールデータ、パイロットシンボルを除くペイロード部)を抽出するものである。有効なデータの抽出に当たっては、パイロットシンボル制御部15からの制御信号を利用する。データ判定部18は、各サブキャリアの振幅値を計算し、受信信号の判定を行って受信データを求めるものである。
復号化部19は、受信データの誤り訂正処理を行い、フレームコントロールデータ及びペイロードを得る。得られたフレームコントロールデータはパイロットシンボル制御部15に送られ、データ抽出部17のデータ抽出のために利用される。例えば、パイロットシンボルフラグが「1」か「0」かに応じて、ペイロード部からの抽出処理が変更される。
以上のように、メインIC210のPLC・PHYブロック213は、各種デジタル信号処理を行なって、送信信号の生成及び受信信号の抽出を行なうが、メインIC210は、伝送路の状態を取得する伝送路状態取得部としての機能、伝送路の状態に基づいて、通信パラメータを取得する通信パラメータ取得部としての機能、通信に使用する通信パラメータと通信フレームのフレームフォーマットを決定する通信フレーム決定部としての機能も奏する。これの機能の詳細については、後述する。
図7に示す電力線通信システムにおける送受信動作の概略フローにおいて、ステップS101では、伝送路状態の取得処理を行う。具体的には、サブキャリア毎のCINR(Carrier to Interference and Noise Ratio、搬送波電力対(干渉波+雑音)電力比)やSNR(Signal Noize Ratio、搬送波電力対雑音電力比)の変化、誤り数(誤り率)や送信データの再送回数又は再送率等の状態の変化を測定することで伝送路の状態を推定する処理を行う。そして、ステップS102で、ステップS101で取得した伝送路の状態に基づいて、通信パラメータ(各キャリアに割り当てる情報ビット数(一次変調方式)や誤り訂正方式等のパラメータ)の取得処理を行う。図8に示すように、各サブキャリアへの情報ビットの割当てにおいて、図8(a)に示すような周波数(キャリア)毎のCINRが検出された場合、図8(b)に示すようなビットを割当てる。すなわち、CINRが大きいキャリアには多くの情報ビットを割当てる。
ステップS101、S102の処理は、チャネルエスティメーション(Channel Estimation。以下、単に「CE」と記述する場合もある。)と呼ばれるものである。伝送路の状態は、一般的に時間変動するので、CEは、周期的に又は伝送路の状態変動を検出した場合に行われ、その都度通信パラメータを取得する。
ステップS103では、ステップS102で取得した通信パラメータ(以下。「新パラメータ」と記述する場合もある。)を利用して、その後の通信に使用する通信パラメータと通信フレームのフレームフォーマットを決定する通信フレーム決定処理を行う。この処理は、CEトレーニングであり、使用中の通信パラメータ(以下、「現行パラメータ」と記述する場合もある。)とステップS102で取得した通信パラメータ(以下、「新パラメータ」と記述する場合もある。)のどちらが伝送路に適したものであるかを確認し、その後の通信に使用する通信パラメータを決定するものである。
具体的には、各々の通信パラメータを使用して一定の期間通信を行い、再送率(誤り率)を取得する。そして、各々の通信パラメータで通信する際の物理層での通信速度(以下、「PHYレート」と記述する場合もある。)と(1−再送率)との積が大きい方を新しい通信パラメータとして使用する。ここでのPHYレートは、通信パラメータから求めことができる。すなわち、PHYレート=(各キャリアに割当られた情報ビットの総和)×誤り訂正符号化率/シンボル長である。
なお、新パラメータを使用して通信を行う場合、必要に応じて、パイロットシンボルを挿入したフレームフォーマットとパイロットシンボルを挿入しないフレームフォーマットの両方のフォーマットでの通信を行い、現行パラメータ又は新パラメータ、及びフレームフォーマットを選択する。なお、CEトレーニングの詳細については、後述する。
ステップS104では、以上の処理により決定した通信パラメータと通信フレームのフレームフォーマットを使用して通信処理を行う。なお、これらの処理は、図4のメインIC210によって行なわれる。また、ステップS103では、通信パラメータの選択基準としてPHYレートと(1−再送率)の積を利用したが、MACレートを利用してもよい。MACレートは、MACレート=PHYレート×(1−再送率)×変換効率である。ここで、変換効率は、PLD:ペイロードの長さ[μsec]、PR:プリアンブルの長さ[μsec]、FC:フレームコントロールの長さ[μsec]、GAP:ギャップ区間の長さ[μsec]およびPLT:パイロットシンボルの長さ[μsec]とすると、パイロットシンボルを挿入しない場合の変換効率は、変換効率=PLD[μsec]/(PR[μsec]+FC[μsec]+PLD[μsec]+GAP[μsec])である。また、パイロットシンボルを挿入した場合の変換効率は、変換効率=PLC[μsec] /(PR[μsec]+FC[μsec]+PLD[μsec]+GAP[μsec]+PLT[μsec])である。MACレートを比較パラメータとして用いると、PHYレート×(1−再送率)を比較パラメータとして用いる場合に比べて、より正確なCEトレーニングを行うことが可能となる。
図9に示すCEトレーニングのフローチャートにおいて、チャネルエスティメーション(図7のステップS101、S102参照)により新パラメータが取得されると、ステップS201で、現行パラメータと新パラメータ(パイロットシンボル挿入無し)を使用した通信を行い、再送率を取得し、さらにMACレートを取得する。なお、ここでの現行パラメータは、パイロットシンボルの挿入の有無も含む。すなわち、現行の通信がパイロットシンボルを挿入したフレームフォーマットである場合は、パイロットシンボルを挿入して通信を行ったときのMACレートを取得し、そうでない場合は、パイロットシンボルを挿入しないで通信を行ったときのMACレートを取得する。そして、ステップS202で、ステップS201で取得したMACレートの大小を比較する。なお、このフローでは、比較パラメータとしてMACレートを用いたが、PHYレート×(1−再送率)を比較パラメータとして用いてもよい。
ステップS202での比較結果、現行パラメータのMACレートが大きい場合は、現行パラメータと新パラメータ(パイロットシンボル挿入有り)を使用した通信を行い、再送率を取得し、さらにMACレートを取得する(ステップS203)。そして、ステップS204で、ステップS203で取得したMACレートの大小を比較する。
ステップS204での比較結果、現行パラメータのMACレートが大きい場合は、現行パラメータのMACレートが最も大きいことになるので、現行パラメータをその後の通信に使用する通信パラメータとして選択する(ステップS205)。また、ステップS204での比較結果、現行パラメータのMACレートが大きくない場合は、新パラメータ(パイロットシンボル有り)のMACレートが最も大きいことになるので、新パラメータをその後の通信に使用する通信パラメータとして選択し、フレームフォーマットをパイロットシンボル有りのフォーマットとする(ステップS208)。
ステップS202での比較結果、現行パラメータのMACレートが大きくない場合は、新パラメータ(パイロットシンボル挿入無し)と新パラメータ(パイロットシンボル挿入有り)を使用した通信を行い、再送率を取得し、さらにMACレートを取得する(ステップS206)。そして、ステップS207で、ステップS206で取得したMACレートの大小を比較する。
ステップS207での比較結果、新パラメータ(パイロットシンボル挿入有り)のMACレートが大きい場合は、新パラメータ(パイロットシンボル挿入有り)のMACレートが最も大きいことになるので、新パラメータをその後の通信に使用する通信パラメータとして選択し、フレームフォーマットをパイロットシンボル有りのフォーマットとする(ステップS208)。また、ステップS207での比較結果、新パラメータ(パイロットシンボル挿入有り)のMACレートが大きくない場合は、新パラメータ(パイロットシンボル無し)のMACレートが最も大きいことになるので、新パラメータをその後の通信に使用する通信パラメータとして選択し、フレームフォーマットをパイロットシンボル無しのフォーマットとする(ステップS209)。
以上のようなフローで、CEトレーニングを行うと、MACレートが最も大きい通信パラメータ及びフレームフォーマットで通信を行うことができる。なお、図9のフローでは、まず、現行パラメータと新パラメータ(パイロットシンボル挿入無し)を使用した通信を行い、MACレートを取得したが、現行パラメータと新パラメータ(パイロットシンボル挿入有り)を使用した通信を先に行ってもよい。また、現行パラメータ、新パラメータ(パイロットシンボル挿入無し)、及び新パラメータ(パイロットシンボル挿入有り)を使用した通信を先に行い、その後それぞれのMACレートの比較を行うようにしてもよい。
図10は、CEトレーニングの他の例を示すフロー図である。図10に示すフローでは、図9のフローと同様、ステップS301で、現行パラメータと新パラメータ(パイロットシンボル挿入無し)を使用した通信を行い、再送率を取得し、さらにMACレートを取得する。その後、ステップS302で、新パラメータ(パイロットシンボル挿入無し)の場合の再送率と所定値を比較する。
ステップS302の比較結果、所定値より小さい場合はステップS311に移る。そして、ステップS311では、ステップS301で取得したMACレートの大小を比較し、現行パラメータのMACレートが大きい場合は、現行パラメータをその後の通信に使用する通信パラメータとして選択する(ステップS306)。また、比較結果、現行パラメータのMACレートが大きくない場合は、新パラメータをその後の通信に使用する通信パラメータとして選択し、フレームフォーマットをパイロットシンボル無しのフォーマットとする(ステップS310)。
以上の説明から明らかなように、ステップS302の比較結果、新パラメータ(パイロットシンボル挿入無し)の場合の再送率が所定値より小さいと判断した場合は、新パラメータ(パイロットシンボル挿入無し)の場合のビット誤りが十分小さいと判断して、新パラメータ(パイロットシンボル挿入有り)の場合のMACレートの取得を省略している。したがって、ステップS302における所定値は、新パラメータ(パイロットシンボル挿入無し)の通信のビット誤りが十分小さいと判断できる値とするのが好ましい。
図10のフローが図9のフローと異なる点は、ステップS302、S311が付加されている点であり、ステップS302での比較結果、新パラメータ(パイロットシンボル挿入無し)の場合の再送率が所定値より小さくない場合は、ステップS303に移り、図9のフローと同様のCEトレーニングを行う。図10のステップS303〜S310は、図9のステップS202〜S209と同じであるので説明を省略する。
以上説明したように、図10に示すCEトレーニングを行うと、新パラメータ(パイロットシンボル挿入無し)の場合の再送率が所定値より小さい場合、トレーニングを行う時間を減少させることができる。
なお、以上説明したCEトレーニングでは、現行パラメータで、パイロットパラメータ挿入有り又は無しのいずれか一方の通信フレームを使用したが、現行パラメータについても、パイロットパラメータ挿入有りの場合と無しの場合の両方の通信を行って、MACレートの比較を行ってもよい。また、現行パラメータでの再送率の取得を省略し、新パラメータでの再送率(パイロットシンボルの挿入有りと無し)を取得し、MACレートを比較して、実際の通信に使用する通信パラメータ、および通信フレームを決定してもよい。
上述した伝送路情報の取得処理は、PLC・MACブロック212及びPLC・PHYブロック213が行う。通信フレームの生成処理は、パイロットシンボル制御部15が行う。パイロットシンボル挿入の要否判定は、CPU211が行い、パイロットシンボルの挿入制御は、パイロットシンボル制御部15が行う。パイロットシンボル制御部15の機能は、上述したPLC・PHYブロック213に含まれる。
また、CEトレーニングは一定の周期(例えば30秒毎)に行われるが、伝送路の状態が急変した場合は、その都度、CEトレーニングを行うようにしてもよい。これにより、伝送路の状態が急変した場合でも、適切な通信パラメータの選択とパイロットシンボルの挿入要否の適切な判定を行うことができるので、常に安定した通信を実現することが可能である。
本発明は、パイロットシンボルの冗長な挿入による伝送効率の低下を避けることができる通信装置、通信方法、及び集積回路を実現する上で有用である。
100・・・PLCモデム
100M・・・PLCモデム(親機)
100T・・・PLCモデム(子機)
100T1−100TN・・・PLCモデム(子機)
101・・・筐体
102・・・電源コネクタ
103・・・モジュラージャック
104・・・切換えスイッチ
105・・・表示部
200・・・回路モジュール
210・・・メインIC
211・・・CPU
212・・・PLC・MACブロック
213・・・PLC・PHYブロック
220・・・AFE・IC
221・・・DA変換器(DAC)
222・・・AD変換器(ADC)
223・・・可変増幅器(VGA)
230・・・イーサネット(登録商標)PHY・IC
251・・・ローパスフィルタ
252・・・ドライバIC
260・・・バンドパスフィルタ
270・・・カプラ
271・・・コイルトランス
272a、272b・・・カップリング用コンデンサ
300・・・スイッチング電源
400・・・電源プラグ
500・・・コンセント
600・・・電源ケーブル
900・・・電力線
10・・・変換制御部
11・・・符号化部
12・・・一次変調部
13・・・フレーム生成部
14・・・逆ウェーブレット(Wavelet)変換部
15・・・パイロットシンボル制御部
16・・・ウェーブレット(Wavelet)変換部
17・・・データ抽出部
18・・・データ判定部
19・・・復号化部

Claims (25)

  1. 伝送路に接続され、第2の通信装置へデータの伝送を行う通信装置であって、
    前記データを格納する第1の通信フレームを生成する通信フレーム生成部と、
    前記第1の通信フレームにパイロットシンボルを挿入し、第2の通信フレームを生成するパイロットシンボル挿入部と、
    前記第1の通信フレームに対応する第1の通信性能と、前記第2の通信フレームに対応する第2の通信性能と、を取得する通信性能取得部と、
    前記第1の通信性能と前記第2の通信性能とを比較する比較部と、
    前記比較部による比較結果に基づいて、前記第1の通信フレーム及び前記第2の通信フレームのいずれかを用いて前記第2の通信装置と通信を行う通信部と、
    を備える通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置であって、
    前記通信フレーム生成部は、前記第2の通信性能に基づいて、前記パイロットシンボルの時間幅を制御する通信装置。
  3. 請求項1または2に記載の通信装置であって、更に、
    前記第1の通信フレーム及び第2の通信フレームに、前記パイロットシンボルの有無に対応する情報を付与する情報付与部を備える通信装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の通信装置であって、
    前記通信部は、マルチキャリア通信により通信を行う通信装置。
  5. 請求項4に記載の通信装置であって、
    前記マルチキャリア通信は、OFDM通信である通信装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の通信装置であって、
    前記伝送路は、電力線である通信装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の通信装置であって、更に、
    前記第1の通信性能及び前記第2の通信性能の少なくとも一方に基づいて、通信に用いる通信パラメータを取得する通信パラメータ取得部と、を備え、
    前記通信フレーム生成部は、前記通信パラメータに基づいて前記第1の通信フレーム及び前記第2の通信フレームを生成する通信装置。
  8. 請求項7に記載の通信装置であって、
    前記通信パラメータ取得部は、前記第1の通信性能及び前記第2の通信性能に基づいて第1の通信パラメータ及び第2の通信パラメータを取得し、
    前記通信フレーム生成部は、前記第1の通信パラメータ及び前記第2の通信パラメータに基づいて第1の通信フレーム及び第2の通信フレームを各々生成する通信装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の通信装置であって、
    前記第1の通信性能及び前記第2の通信性能は、搬送波電力対(干渉波+雑音)電力比、搬送波電力対雑音電力比、伝送の誤り率、伝送の再送回数又は再送率の少なくとも1つである通信装置。
  10. 請求項5に記載の通信装置から伝送された通信フレームを受信する第2の通信装置であって、
    パイロットシンボルの有無を示す情報を検出する検出部と、
    前記情報に基づいて、前記通信フレームの受信処理を行う受信部と、
    を有する通信装置。
  11. 請求項10に記載の通信装置であって、
    前記受信部は、前記パイロットシンボルを避けて前記通信フレームに格納されたデータの受信処理を行う通信装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれか1項に記載の通信装置であって、
    前記パイロットシンボル挿入部は、前記伝送路の状態に基づいて前記第1の通信フレームに挿入されるパイロットシンボルの数を制御する通信装置。
  13. 伝送路に接続され、他の通信装置へデータの伝送を行う通信方法であって、
    前記データを格納する第1の通信フレームを生成するステップと、
    前記第1の通信フレームにパイロットシンボルを挿入し、第2の通信フレームを生成するステップと、
    前記第1の通信フレームに対応する第1の通信性能と、前記第2の通信フレームに対応する第2の通信性能と、を取得するステップと、
    前記第1の通信性能と前記第2の通信性能とを比較する比較ステップと、
    前記比較ステップにおける比較結果に基づいて、前記第1の通信フレーム及び前記第2の通信フレームのいずれかを用いて、通信を行うステップと、
    を有する通信方法。
  14. 請求項13に記載の通信方法であって、
    前記パイロットシンボルの時間幅は、前記第2の通信性能に基づいて制御される通信方法。
  15. 請求項13または14に記載の通信方法であって、更に、
    前記第1の通信フレーム及び第2の通信フレームに、前記パイロットシンボルの有無に対応する情報を付与するステップを有する通信方法。
  16. 請求項13ないし15のいずれか1項に記載の通信方法であって、
    前記通信は、マルチキャリア通信により行われる通信方法。
  17. 請求項16に記載の通信方法であって、
    前記マルチキャリア通信は、OFDM通信である通信方法。
  18. 請求項13ないし17のいずれか1項に記載の通信方法であって、
    前記伝送路は、電力線である通信方法。
  19. 請求項13ないし18のいずれか1項に記載の通信方法であって、更に、
    前記第1の通信性能及び前記第2の通信性能の少なくとも一方に基づいて、通信に用いる通信パラメータを取得するステップを有し、
    前記第1の通信フレーム及び前記第2の通信フレームは、前記通信パラメータに基づいて生成される通信方法。
  20. 請求項19に記載の通信方法であって、
    第1の通信パラメータ及び第2の通信パラメータは、前記第1の通信性能及び前記第2の通信性能に基づいて取得され、
    第1の通信フレーム及び第2の通信フレームは、前記第1の通信パラメータ及び前記第2の通信パラメータに基づく通信方法。
  21. 請求項13ないし20のいずれか1項に記載の通信方法であって、
    前記第1の通信性能及び前記第2の通信性能は、搬送波電力対(干渉波+雑音)電力比、搬送波電力対雑音電力比、伝送の誤り率、伝送の再送回数又は再送率の少なくとも1つである通信方法。
  22. 請求項15に記載の通信方法により伝送された通信フレームを受信する通信方法であって、
    パイロットシンボルの存在を示す情報を検出するステップと、
    前記情報に基づいて、前記通信フレームの受信処理を行う受信ステップと、
    を有する通信方法。
  23. 請求項22に記載の通信方法であって、
    前記受信ステップは、前記パイロットシンボルを避けて前記通信フレームに格納されたデータの受信処理を行う通信方法。
  24. 請求項13ないし22のいずれか1項に記載の通信方法であって、
    前記第1の通信フレームに挿入されるパイロットシンボルの数は、前記伝送路の状態に基づいて制御される通信方法。
  25. 伝送路に接続され、第2の通信装置へデータの伝送を行う通信装置に用いられる集積回路であって、
    前記データを格納する第1の通信フレームを生成する通信フレーム生成部と、
    前記第1の通信フレームにパイロットシンボルを挿入し、第2の通信フレームを生成するパイロットシンボル挿入部と、
    前記第1の通信フレームに対応する第1の通信性能と、前記第2の通信フレームに対応する第2の通信性能と、を取得する通信性能取得部と、
    前記第1の通信性能と前記第2の通信性能とを比較する比較部と、
    前記比較部による比較結果に基づいて、前記第1の通信フレーム及び前記第2の通信フレームのいずれかを用いて前記第2の通信装置と通信を行う通信部と、
    を備える集積回路。
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