JP2010537557A - プロキシでフィードバック制御されたフレーム伝送を用いるメディアサーバのためのコンテンツレート選択 - Google Patents

プロキシでフィードバック制御されたフレーム伝送を用いるメディアサーバのためのコンテンツレート選択 Download PDF

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Abstract

ネットワーク中で、クライアントに対するマルチメディアセッションのコンテンツレートを動的に設定するための方法において、プロキシサーバは、ネットワークコントローラからチャネル状態フィードバックメッセージを受け取り、最も最近の以前のチャネル状態フィードバックメッセージ以降に、受信者レポートメッセージがクライアントから受信されているかどうかを判定する。チャネル状態フィードバックメッセージは、ネットワークに関する現在のチャネル状態情報を含む。プロキシサーバは、判定ステップに基づいて、拡張フィードバックレポートメッセージおよびショートフィードバックレポートメッセージのうちの一方をメディアサーバに送る。ショートフィードバックレポートメッセージは、マルチメディアセッションのための少なくとも最大伝送レートパラメータを含む。拡張フィードバックレポートメッセージは、少なくとも受信者レポートメッセージ中に含まれる情報を含む。拡張フィードバックレポートメッセージは、さらに、マルチメディアセッションのための最大伝送レートパラメータを含むことができる。

Description

この通常特許出願は、米国特許法第119条(e)に基づき、2007年8月24日に出願された、Krishna Balachandran、Doru Calin、Eunyoung Kim、およびKiran Regeの仮特許出願第60/966,020号(整理番号Balachandran 52−14−6−45)、ならびに、2007年8月24日に出願された、Krishna Balachandran、Doru Calin、Eunyoung Kim、およびKiran Regeの仮特許出願第60/966,017号(整理番号Balachandran 53−15−7−46)の優先権を主張するものである。これらのそれぞれの出願のすべての内容を、参照により本明細書に組み込む。
この通常特許出願は、2007年2月14日に出願された、Krishna Balachandran、Doru Calin、Eunyoung Kim、およびKiran Regeの米国特許出願第11/674,802号(整理番号Balachandran 45−11−3−36)、ならびに、2007年2月14日に出願された、Krishna Balachandran、Doru Calin、Eunyoung Kim、およびKiran Regeの米国特許出願第11/674,858号(整理番号Balachandran 48−13−5−43)に関し、これらのそれぞれの出願のすべての内容も参照により本明細書に組み込む。
無線通信ネットワークを介するストリーミングメディアサービス(たとえば、音楽、ビデオなど)は、過去数年にわたり普及してきており、近い将来、無線サービスプロバイダにとって商業上重要になる可能性が高い。ストリーミングメディアサービスの成功の主な障害は、そのサービスに伴う品質がしばしば低い、および/または信頼できないことである。一例を挙げると、この信頼性の欠如は、メディアストリームを搬送するパケットが移動ユニットに配信されるレートの著しい変動に起因する。これらの変動は、信号強度の変動、および、複数の移動ユニット間で無線アクセスメディアを共有する必要性が原因である。
他の例を挙げると、パケットが移動ユニットに配信されるレートの変動は、メディアサーバと移動ユニットとの間のパス上の無線リンクをパケットが通過するときの、パケットの遅延および/または損失に起因する。従来、損失パケット、遅延パケット、および/またはジッタは、受信したデータストリームを移動ユニットでバッファリングすることによって減少される。しかし、許容できるメディア品質を保証するためには、バッファリングだけでは不十分である。
図1は、無線ネットワークを介してメディアを移動ユニットすなわちクライアントにストリーミングするための、従来のシステムを概念的に示している。
図1を参照すると、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)120とメディアサーバ115との間の無線ネットワーク100の一部は、コアネットワーク105と呼ばれている。GGSN120と移動クライアント110との間のネットワーク部分(GGSN120、および移動クライアント110を含む)は無線アクセスネットワーク125と呼ばれる。
従来、移動ユニット、すなわちクライアント110(以下、クライアントと呼ぶ)が、無線ネットワーク100を介してメディアサーバ115とのストリーミングマルチメディア(またはメディア)セッションを開始する。一例を挙げると、クライアント110は、リアルタイムストリーミングプロトコル(RTSP)メッセージをメディアサーバ115に送信することによって、ストリーミングビデオセッションを要求する。移動クライアント110は、ストリーミングビデオセッションを確立してセッションパラメータ(たとえば、メディアがストリーミングされるべきビットレート)のネゴシエーションを行うために、メディアサーバ115とシグナリングメッセージを交換する。
メディアセッションの確立において、移動クライアント110はまた、無線アクセスベアラ(RAB)チャネルを確立するために、無線ネットワークコントローラ(RNC)130、SGSN103、およびGGSN120などの無線アクセスネットワーク要素と、下層シグナリングメッセージを交換する。たとえばベストエフォート型のベアラサービスが不十分だと考えられる場合、RABチャネルは、一般的に所望のサービス品質(QoS)機能を維持するように構成される。
一旦、RABチャネルおよびストリーミングメディアセッションが確立されると、メディアサーバ115は、メディアを搬送するパケットを、GGSN120、SGSN103、RNC130、および基地局107を介して、移動クライアント110に伝送する。移動クライアント110は、基地局107を通過する逆方向パスをたどって、RNC130、SGSN103、GGSN120、および最後にメディアサーバ115に、周期的なフィードバックメッセージを送信する。移動クライアント110からのアップリンクフィードバックメッセージは、たとえば3−4秒に1度など、比較的まれに伝送される。
メディアサーバ115は、移動クライアント110に周期的に制御/シグナリングメッセージも伝送する。これらの「サーバレポート」は、ネットワーク要素によってトランスペアレントに搬送される。従来、メディアを搬送するダウンリンクパケットおよび制御/シグナリングメッセージ、ならびに移動クライアント110によって伝送されるアップリンクフィードバックメッセージはすべて、ネットワーク要素によってトランスペアレントに搬送される。したがって、メディアサーバ115が制御を決定すること(伝送またはコンテンツレートの変更など)を支援する、移動クライアント110からのフィードバックメッセージは、基本的にはエンドツーエンドである。つまり、フィードバックメッセージは、介在するネットワーク要素だけが利用可能などのような情報も搬送しない。
図1に示される従来のシステムでは、メディアサーバ115による制御決定は、移動クライアント110から受信されるかなりまれなフィードバックに基づくものであり、チャネル状態の直接認識はない。その結果、メディアサーバ115は、ストリーミングメディアサービスの品質に悪影響をもたらすパケット損失、および/または再バッファリングイベントを避けるための、タイムリーな決定ができない。
ネットワーク中で、クライアントに対するマルチメディアセッションのためのフレーム伝送をスケジューリングする方法において、メディアサーバは、マルチメディアセッションと関連するトークンバケットのパケット待ち行列が空であるかどうかを判定し、トークンバケットのパケット待ち行列が空である場合、クライアントに送信すべきフレームサイズを計算する。フレームを含むクライアントにおけるバッファレベルが推定される。バッファは、マルチメディアセッションと関連付けられる。フレームは、クライアントに送信するためにパケット化され、またパケットは、送信のためにスケジュールされる。
ネットワーク中で、クライアントに対するマルチメディアセッションのためのコンテンツレートを動的に設定する方法において、マルチメディアフレームが、第1のコンテンツレートでメディアサーバからクライアントにストリーミングされる。メディアサーバは、プロキシサーバからのプロキシツーサーバメッセージに応じて、マルチメディアセッションのためのコンテンツレートを設定する。コンテンツレートは、プロキシツーサーバメッセージ中に含まれる最大伝送レートパラメータに従って設定される。プロキシツーサーバメッセージは、拡張フィードバックレポートメッセージおよびショートフィードバックレポートメッセージのうちの一方である。コンテンツレートの動的な調整は、プロキシツーサーバメッセージが、拡張フィードバックレポートメッセージであるか、それともショートフィードバックレポートメッセージであるかに基づいて、選択的に行われる。
ネットワーク中で、クライアントに対するマルチメディアセッションのコンテンツレートを動的に設定するための方法において、プロキシサーバは、ネットワークコントローラからチャネル状態フィードバックメッセージを受信し、かつ最も最近の以前のチャネル状態フィードバックメッセージ以降に、受信者レポートメッセージがクライアントから受信されているかどうかを判定する。チャネル状態フィードバックメッセージは、ネットワークに関する現在のチャネル状態情報を含む。プロキシサーバは、判定ステップに基づいて、メディアサーバに、拡張フィードバックレポートメッセージおよびショートフィードバックレポートメッセージのうちの一方を送る。ショートフィードバックレポートメッセージは、マルチメディアセッションのための少なくとも最大伝送レートパラメータを含む。拡張フィードバックレポートメッセージは、マルチメディアセッションのための少なくとも最大伝送レートパラメータに加えて、少なくとも受信者レポートメッセージ中に含まれる情報を含む。
ネットワークにおけるクライアントに対するマルチメディアセッションのレート制御のための方法において、メディアサーバは、クライアントに対するマルチメディアセッションと関連付けられた状態変数、およびマルチメディアセッションと関連付けられたトークンバケットのパケット待ち行列の現在の状態に基づいて、クライアントにパケットを送信すべきかどうかを判定する。パケットは、判定ステップに基づいて、クライアントに選択的に送信される。
本発明は、本明細書で以下に述べられる詳細な説明、および添付の図面から、より十分に理解されるだろう。添付の図面において、同様の要素は同様の参照番号によって示される。添付の図面は例示の目的でのみ与えられるものであり、したがって本発明を限定するものではない。
無線ネットワークを介してメディアをストリーミングするための、従来のシステムを示す図である。 例示的実施形態に従って、無線ネットワークを介してメディアをストリーミングするための、システムを示す図である。 例示的実施形態によるシグナリングプロキシにおけるコンテンツレート選択のための方法を示す図である。 例示的実施形態によるメディアサーバにおけるコンテンツレート選択のための方法を示す図である。 例示的実施形態によるメディアサーバにおけるコンテンツレート選択のための方法を示す図である。 例示的実施形態による動的なフレーム伝送スケジューリングのための方法を示す図である。 例示的実施形態による動的なフレーム伝送スケジューリングのための方法を示す図である。 例示的実施形態による動的なフレーム伝送スケジューリングのための方法を示す図である。
本発明の例示的実施形態について以下に述べる。わかりやすくするために、本明細書では実際の実装形態のすべての特徴を説明するとは限らない。もちろん、このような実際のいずれの実施形態の開発においても、開発者の具体的な目標を達成するために、実装形態によって異なるシステム関連およびビジネス関連の制約条件の遵守などの、実装形態特有の多数の決定がなされるべきであることが理解されよう。さらに、このような開発努力は、複雑で時間がかかる場合があるが、本開示の恩恵に浴する当業者にとっては日常的な仕事であることが理解されよう。
本発明の一部、および対応する詳細な説明は、ソフトウェア、またはコンピュータメモリ内のデータビットに対する操作のアルゴリズムおよび記号表現に関して提示される。これらの説明および表現は、当業者がその仕事内容を当分野の他の当業者に効果的に伝えるためのものである。アルゴリズムは、その用語が本明細書で使用され、また一般的に使用されるように、所望の結果につながる首尾一貫した一連のステップであると考えられる。この諸ステップは、物理量の物理的な操作を必要とするステップである。必ずしもそうであるとは限らないが、通常、これらの量は、格納され、転送され、結合され、比較され、および他のやり方で操作することができる、光、電気、または磁気信号の形をとる。主に一般的に使用されているという理由で、これらの信号をビット、値、要素、記号、文字、用語、数字などと呼ぶことが、時に便利であることがわかっている。
しかし、これらのおよび類似の用語はすべて、適切な物理量に関連付けられるべきであり、これらの量に適用された便利なラベルにすぎない点を念頭に置かれたい。とくに指定のない限り、あるいは説明から明らかなように、「処理する(processing)」、「演算処理する(computing)」、「計算する(calculating)」、「決定する(determining)」、または「表示する(displaying)」などの用語は、コンピュータシステムのレジスタおよびメモリ内の物理量、電子量として表されるデータを操作し、コンピュータシステムメモリまたはレジスタ、あるいは他のこのような情報格納、伝送、または表示装置内で物理量として同様に表される他のデータに変換するコンピュータシステムまたは類似の電子演算処理装置の動作および処理を指す。
本発明の、ソフトウェアで実装される態様は、一般的に何らかの形のプログラム記憶媒体上で符号化され、あるいは何らかのタイプの伝送媒体を介して実装される点にも留意されたい。プログラム記憶媒体は、磁気的なもの(たとえば、フロッピー(登録商標)ディスク、またはハードドライブ)でも、光学的なもの(たとえば、コンパクトディスク読出し専用メモリ、すなわち「CD ROM」)でもよく、また読出し専用でもランダムアクセスでもよい。同様に、伝送媒体は、ツイストペア線、同軸ケーブル、光ファイバでもよく、当分野で知られている他の何らかの適切な伝送媒体でもよい。本発明は、所与のいずれかの実装形態のこれらの態様によって限定されるものではない。
次に、本発明について添付の図面を参照して述べる。説明のためだけに、また当業者にはよく知られている詳細で本発明を不明瞭にしないために、様々な構造、システム、および装置が、図面に概略的に示されている。しかし、添付の図面は、例示的な実施例について述べ説明するために含まれている。本明細書で使用される単語および語句は、該当する場合には、当業者によるそれらの単語および語句の理解に一致する意味を有するものと理解され解釈されるべきである。
本明細書では、「移動クライアント」という用語は、クライアント、モバイル、移動ユニット、移動局、移動ユーザ、ユーザ装置(UE)、加入者、ユーザ、遠隔局、アクセス端末、受信機などと同義語であると考えられてよく、以下で時々そのように呼ばれることがあり、また無線通信ネットワーク内の無線リソースの遠隔ユーザを表してもよい。「基地局」という用語は、基地トランシーバ局(BTS)、ノードB、拡張ノードB、フェムトセル、アクセスポイントなどと同義語であると考えられてよく、および/またはそのように呼ばれることがあり、ネットワークと1人または複数のユーザとの間のデータおよび/または音声接続のための無線ベースバンド機能を提供する装置を表してもよい。
図2は、無線ネットワークを介してメディアをストリーミングするためのシステムの例示的実施形態を概念的に示している。メディアサーバ215と移動クライアント210との間のネットワーク全体は、たとえ無線に加えて有線部分を含んでよくても、無線ネットワークと呼ばれる。GGSN220と移動クライアント210との間のネットワーク部分は、無線アクセスネットワーク223と呼ばれる。
図2を参照すると、無線アクセスネットワーク223は、電波インタフェースを介して1つまたは複数の移動クライアント、すなわちユニット210(「クライアント」と呼ばれる)にメディアをストリーミングするために、1つまたは複数の基地局207を含む。メディア(たとえば、音声、ビデオなど)は、メディアサーバ215によって、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)220、サービングGPRSサポートノード(SGSN)203、および無線ネットワークコントローラ(RNC)230Aを介して提供される。無線アクセスネットワーク223、基地局207、クライアント210、メディアサーバ215、SGSN203、GGSN220、およびRNC230A、230Bは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)(3GPP)標準および/またはプロトコルに従って動作してよい。
ストリーミングメディアセッションでは、メディアコンテンツ(たとえば、音声、ビデオ、オーディオなど)を搬送するために、リアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)が使用されてよく、また、関連する制御パケットを搬送するために、関連するリアルタイム制御プロトコル(RTCP)が使用されてよい。RTCPメッセージについては、以下で多少より詳細に説明する。リアルタイムストリーミングプロトコル(RTSP)は、セッションのセットアップ(機能ネゴシエーション/交換を含む)、分解、および何らかのユーザ動作(たとえば、一時停止、早送りなど)のための、メッセージの伝送のために使用されてよい。
RTP/RTCP、およびRTSPに関する詳細は、インターネットエンジニアリングタスクフォースリクエストフォーコメント(IETF RFC)1889および2326でそれぞれ説明されているので、よく知られている。
特定の標準および/またはプロトコルに関して例示的実施形態が説明されているが、例示的実施形態は、たとえばcdma2000高速パケットデータ(HRPD)またはIEEE802.16e/WiMAXなどの、他のどのような無線ネットワーキング技術および標準にも適用されてよい。cdma2000 HRPDの場合、たとえば、システム200は、サービングGPRSサポートノード(SGSN)203およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)220が、パケットデータサービングノード(PDSN)として知られる単一のエンティティに置き換えられるだろうということを除いて、図2のシステム200と同一のものである可能性が高い。802.16e/WiMAXの場合、SGSN203、GGSN220、およびRNC230により行われるいくつかの機能は、アクセスサービスネットワーク(ASN)ゲートウェイとして知られる単一のエンティティ中に組み込まれてもよい。
さらに、階層アーキテクチャが図示されているが、本明細書で説明される技法は、無線アクセスネットワーク223に関するレイヤ3(IP)ルーティングおよび制御機能が基地局207によって実行される、フラットインターネットプロトコル(flat−IP)ベースのアーキテクチャにも適用されてよい。
例示的実施形態によれば、クライアント210は、3GPP拡張子の有無にかかわらず、トランスペアレントなエンドツーエンドパケット交換ストリーミングサービスのための、標準的なRTSP/RTCPシグナリングをサポートする。
メディアセッションの間、クライアント210は、わずかなパケット損失(前回の同様のレポート以来の)、パケット損失の累積数、受信した最高(RTP)シーケンス番号、前回の送信者レポート(サーバから受信した)に関連付けられるRTPタイムスタンプ、前回の送信者レポート受信からの時間、復号されるべき次のアプリケーションデータユニットに関連付けられるRTPシーケンス番号、次のアプリケーションデータユニットの復号までの遅延、使用していないバッファ領域(クライアントにおける)などのパフォーマンスメトリックをメディアサーバ215に知らせるために、周期的にRTCP(フィードバック)パケット(「受信者レポートメッセージ」または「受信者レポート」)を、メディアサーバ215に送信する。上記のパフォーマンスメトリックのリストのうちの最後の3つは、パケット交換ストリーミングサービスのための3GPP拡張子によるものであり、その他は、受信者レポートメッセージ内に含まれるより標準的なフィードバック項目である。受信者レポートに含まれるこれらの項目以外は、それぞれのRTCPパケットが、レポートを時間内の特定の点と関連付けるためにサーバによって使用されうるタイムスタンプを搬送してもよい。クライアント210は、RTCPフィードバックパケットを、自分の機能および無線ネットワークの容量と調和するレートで送信してよい。一般的に、このようなフィードバックパケットは、比較的まれに、たとえば3から4秒に1度送信される。以下では、クライアント210がRTCPフィードバックパケットを送信する間隔をTと表す。
引き続き図2を参照すると、無線通信システム200はシグナリングプロキシ225をさらに含んでいる。シグナリングプロキシ225はプロキシサーバとして実装されてよく、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)220などの無線アクセスネットワークエンティティに接続される。しかし、シグナリングプロキシ225は、他の実施形態では、サービングGPRSサポートノード(SGSN)203、または無線ネットワークコントローラ(RNC)230A、230Bなどの、他のアクセスネットワークエンティティに接続されてよい。
他の例では、シグナリングプロキシ225は、アクセスネットワークがフラットアーキテクチャによって特徴付けられる基地局ルータを含む場合、基地局自体に接続されてよい。
Balachandran他の同時係属および関連特許出願第11/674,858号において説明されるように、メディアセッションを確立するとき、分解するとき、およびメディアセッションの間、クライアント210はメディアサーバ215宛てのRTSPおよび/またはRTCPメッセージを、無線ネットワーク200を介して送信する。例示的実施形態によれば、GGSN220は、クライアント210からのRTSPおよびRTCPメッセージを傍受して、これらのメッセージをメディアサーバ215の代わりにシグナリングプロキシ225に送信する。
図3は、無線ネットワークにおけるメディアセッションのコンテンツレートを動的に設定する方法の、例示的実施形態を示している。図3における方法は、GGSN220を介して、クライアント210から最初のRTSPメッセージを受信することに応答して実行される。図3の方法は、図2に示されたネットワークに関して、また具体的には、シグナリングプロキシ225で実行されているものとして説明される。
図2および図3を参照すると、ステップS305で、クライアント210からの最初のRTSPメッセージに応答して、シグナリングプロキシ225が新しいメディアセッションのためのエントリを自分のデータベース(図示せず)内に作成する。最初のRTSPメッセージは新しいメディアセッションが近々確立することを示す。
ステップS307で、シグナリングプロキシ225は、メディアセッションの機能ネゴシエーション段階の間、RTSPメッセージからセッションパラメータを取得するために(たとえば、クライアントのバッファサイズ、受信者レポートが送信される時間間隔など)、クライアント210とメディアサーバ215との間で交換された後続のRTSPメッセージを監視する。機能ネゴシエーションおよびセッション確立が行われる方法は、当技術分野でよく知られているので詳細な論議は省略される。
シグナリングプロキシ225が、メディアセッションが確立されようとしていることがわかると(たとえば、クライアントからの「SETUP」RTSPメッセージを介して)、シグナリングプロキシ225はセッション確立表示メッセージをRNC230Aに送信し(ステップS309で)、RNC230Aを通じて対応するメディアストリームが配信されることになる。
ステップS309ではまた、シグナリングプロキシ225が、シグナリングプロキシ225がRNC230AからのRAB確立メッセージを待つ時間間隔を指定するタイマを設定する。タイマが切れると、シグナリングプロキシ225がRNC230AからRAB確立メッセージを受信していない場合(ステップS311で)、シグナリングプロキシ225は自分のローカルデータベースからセッションエントリを削除し(ステップS313で)、このプロセスは終了する。
ステップS311に戻ると、タイマが切れる前に、シグナリングプロキシ225が近々起りそうなメディアセッションについてのRAB確立メッセージを受信すると、シグナリングプロキシ225はタイマの電源を切り、ステップS315でセッションフラグを0に設定する。次いで、シグナリングプロキシ225は、ステップS317で待ち状態に入る。待ち状態の間、シグナリングプロキシ225は、RNC230Aからのチャネル/ネットワーク状態フィードバックメッセージ、およびクライアント210からの受信者レポート(またはRTCP)メッセージを待つ。本明細書で説明される場合、チャネル/ネットワーク状態フィードバックメッセージは、ネットワーク状態フィードバックメッセージまたはチャネル状態フィードバックメッセージとも呼ばれる。チャネル/ネットワーク状態フィードバックメッセージは、ネットワークに関する現在のチャネル状態情報を含む。ネットワークに関する現在のチャネル状態情報は、例えば、フィードバックソースの識別子、最大伝送レートパラメータWs、および任意選択で、RNC230Aのバッファ内で待っているメディアセッションに属するインターネットプロトコル(IP)パケット数、それに対応するバイト数など、他の関連するパフォーマンスメトリックを含む。
最大伝送レートパラメータWは、前述のチャネル状態フィードバック間隔(T秒の長さの)の間にクライアント210に配信されるIPパケット数、メディアセッションが利用可能な伝送機会の数、および、前述の間隔の間にデータを搬送するために実際に使用される伝送機会の数に基づいて演算処理されてよい。専用チャネルがあれば、その専用チャネルに属している伝送ブロックが伝送機会を表す。
より詳細な例では、T秒の間のn番目の間隔のための最大伝送レートパラメータWは、利用可能な帯域幅パラメータW(n)と等しく設定されてよく、以下によって示される(1秒あたりのバイトのユニットで):
(n)=M(n)*K(n)/(K(n)*T)。
上式で、K(n)およびK(n)はそれぞれ、メディアセッションが利用可能な伝送機会の数、および、n番目のチャネル状態フィードバック間隔(T秒の長さの)の間にデータを搬送するために実際に使用される伝送機会の数を示す。可変のM(n)は、この間隔の間クライアント210に実際に配信されるパケットに関連付けられるバイト数を示す。n番目のチャネル/ネットワーク状態フィードバック間隔W(n)のための最大伝送レートパラメータは、利用可能な帯域幅パラメータW(n)と等しく設定されてもよく、以下のヒューリスティックに従って設定されてもよい:
(n)=α*W(n) Q(n)<β の場合
=α*W(n) Q(n)>β の場合
=W(n) そうでない場合。
上記のヒューリスティックで、Q(n)は、n番目のチャネル/ネットワーク状態フィードバック間隔の終わりにRNC230Aバッファ内の待ち行列に入れられたメディアセッションに属するデータ量である。βは何らかの「高水位線」であり、βは何らかの「低水位線」であり、β>βである。パラメータαおよびαは、常時α<1、およびα>1である。
一例を挙げると、20キロバイトのセッションごとの専用RNC230Aバッファがあれば、βおよびβはそれぞれ10キロバイトおよび2キロバイトと等しく設定されてよいのに対し、αおよびαはそれぞれ0.5および1.5と等しく設定されてよい。
シグナリングプロキシ225は、T秒ごとにRNC230Aからチャネル/ネットワーク状態フィードバックメッセージを、および、T秒ごとにクライアント装置210から受信者レポートメッセージを受信すると予想される。
図3のステップS317をさらに参照すると、シグナリングプロキシ225が、クライアント210から第1の受信者レポートメッセージを受け取ったとき、シグナリングプロキシ225は、ステップS319で、セッションフラグを1に設定する。シグナリングプロキシ225は、次いでステップS320で、受け取った受信者レポートメッセージから関連する情報を格納し、フィードバックタイプインジケータを1に設定する。フィードバックタイプインジケータは、シグナリングプロキシが、クライアント210から受信者レポートメッセージを受け取る(そして処理する)ときは常に、1に設定される。
上記で述べたように、シグナリングプロキシ225は、RNC230Aから、比較的高い頻度で(例えば、100msごとに1回)、チャネル/ネットワーク状態フィードバックメッセージを受信する。しかしシグナリングプロキシ225は、セッションフラグがゼロに等しい限り、チャネル/ネットワーク状態フィードバックメッセージを無視する。第1の受信者レポートメッセージが受信され、ステップS319で、セッションフラグが1に設定された後、シグナリングプロキシ225は、ステップS321で、他の待ち状態に入る。この状態では、シグナリングプロキシ225は、RNC230Aからのチャネル/ネットワーク状態フィードバックメッセージ、およびクライアント210からの受信者レポートメッセージを待つ。
図3のステップS321をさらに参照すると、RNC230Aから受信したチャネル/ネットワーク状態フィードバックメッセージに応じて、シグナリングプロキシ225は、ステップS322で、フィードバックタイプインジケータが1に等しいかどうかを判定する。フィードバックタイプインジケータが1に設定されている場合、ステップS326で、シグナリングプロキシ225は、拡張フィードバックレポート(本明細書では、拡張フィードバックレポートメッセージと呼ぶ)を含むプロキシツーサーバフィードバックメッセージを、メディアサーバ215に送る。シグナリングプロキシ225は、次いでステップS328で、フィードバックタイプインジケータをゼロにリセットする。拡張フィードバックレポートメッセージを、メディアサーバ215に送信した後、ステップS321で、シグナリングプロキシ225は、待ち状態に戻る。
拡張フィードバックレポートメッセージは、RTCPパケットの形式であり、クライアント210からの最も最近受信した受信者レポートメッセージ中に含まれる情報のすべて(例えば、受信した最高のRTPシーケンス番号、復号すべき次のアプリケーションデータユニットなど)、ならびに最大伝送レートパラメータ(Ws)を含む。さらに、拡張フィードバックレポートは、RNC230Aからの最も最近受信したチャネル/ネットワーク状態フィードバックメッセージ中に含まれる他のパラメータを含むことができる。
他の実施形態では、シグナリングプロキシ225は、複数のチャネル/ネットワーク状態フィードバックメッセージを受け取るのを持ち、これらのメッセージを処理し、かつ変更されたチャネル/ネットワーク状態フィードバックを、変更された最大伝送レートパラメータmodWsの形式で生成することができる。一例では、変更された最大伝送レートパラメータmodWsは、最後のKチャネル/ネットワーク状態フィードバックメッセージ(ただし、Kは整数)中で報告された最大伝送レートパラメータWsの加重平均として計算されうる。さらに他の実施形態では、シグナリングプロキシ225は、最も最近受信したチャネル/ネットワーク状態フィードバックメッセージを、以前に受信したチャネル/ネットワーク状態フィードバックメッセージおよび/または受信者レポートから格納された処理済み情報と共に処理することにより、変更されたチャネル/ネットワーク状態フィードバックを生成することができる。
例示的実施形態は、最大伝送レートパラメータWsに関して本明細書で説明されることになるが、上記で説明した変更された最大伝送レートパラメータmodWsは、最大伝送レートパラメータWsに代えて使用されうることが理解されよう。
シグナリングプロキシ225が、拡張フィードバックレポートメッセージをメディアサーバ215に送るとき、シグナリングプロキシ225は、拡張フィードバックレポートメッセージのRTPタイムスタンプとして、クライアント210からの最も最近の受信者レポートメッセージのRTPタイムスタンプを使用する。
ステップS322に戻ると、受信したチャネル/ネットワーク状態フィードバックメッセージに応じて、シグナリングプロキシ225が、フィードバックタイプインジケータが0に等しいと判定した場合、シグナリングプロキシ225は、ステップS324で、ショートフィードバックレポート(以降では、ショートフィードバックレポートメッセージと呼ぶ)を含むプロキシツーサーバフィードバックメッセージを送る。ショートフィードバックレポートメッセージはまた、RTCPパケットの形式とすることもできる。ショートフィードバックレポートは、少なくとも最大伝送レートパラメータ(Ws)を含むが、RNC230Aからの最も最近受信したネットワーク/チャネル状態フィードバックメッセージ中に含まれる上記で説明した他のパラメータを含むこともできる。しかし、拡張フィードバックレポートメッセージとは異なり、ショートフィードバックレポートメッセージは、受信者レポート情報を含まない。
シグナリングプロキシ225が、ショートフィードバックレポートメッセージを送るとき、シグナリングプロキシ225は、そのローカルなクロックタイムを用いてRTPタイムスタンプを生成する。シグナリングプロキシ225は、そのクロックタイムをクライアント210のクロックタイムと同期させるために、クライアント210からの受信者レポートメッセージと関連付けられたRTPタイムスタンプを使用することができる。
ショートフィードバックレポートメッセージをメディアサーバ215に送信した後、シグナリングプロキシ225は、ステップS321で待ち状態に戻り、本明細書で説明するように続ける。
ステップS321に再度戻ると、待ち状態で受信されたメッセージが、クライアント210からの受信者レポートメッセージである場合、シグナリングプロキシ225は、ステップS320に戻り、それと関連する動作を行い、ステップS321で待ち状態に入る。
メディアセッションが、クライアント210またはメディアサーバ215からの適切なRTSPメッセージで終了したとき、シグナリングプロキシ225は、そのローカルなデータベース中のそのセッションに対するエントリを削除し、プロキシツーサーバフィードバックメッセージをメディアサーバ215に送ることを停止し、またRNC230Aに、チャネル/ネットワーク状態フィードバックメッセージの送信を停止するように命令する。
例示的実施形態は、クライアント210からの最も最近の受信者レポートメッセージからの情報を、RNC230Aからの最も最近のネットワーク/チャネル状態フィードバックメッセージ中に含まれている情報と組み合わせることにより生成される拡張フィードバックレポートに関して本明細書で説明されているが、最も最近の受信者レポートメッセージからの情報、および最も最近のネットワーク/チャネル状態フィードバックメッセージからの情報を別個のままとし、別々にメディアサーバ215に報告することができる。このような構成では、シグナリングプロキシ225が、クライアント210から受信者レポートメッセージを受け取ると常に、シグナリングプロキシ225は、受信した受信者レポートメッセージを(例えば、それに含まれる情報の少なくとも一部を記録した後)メディアサーバ215に転送する。
同様に、RNC230Aからネットワーク/チャネル状態フィードバックメッセージを受け取ると、シグナリングプロキシ225は、最大伝送レートパラメータWs、およびネットワーク/チャネル状態フィードバックメッセージ中に含まれる他の関連する情報を含む別個のプロキシツーサーバメッセージを、メディアサーバ215に送る。
上述のように、シグナリングプロキシ225はプロキシからサーバへのフィードバックメッセージをメディアサーバ215に周期的に(一定の間隔で)送信する。周期的な間隔は、約数百ミリ秒(たとえば、約100ミリ秒から約1000ミリ秒、すなわち1秒)でよい。これらのメッセージのうちの少なくともいくつかに応答して、メディアサーバ215はメディアセッションのコンテンツレートを設定してよい。
コンテンツレートは、メディアセッション中に、メディア(例えば、音声、ビデオ、オーディオなど)が再生されるレートを指す。コンテンツレートは、対応するメディアストリームを搬送するために必要な平均の伝送レートに相当する。メディアストリームに対する所与のコンテンツレートは、適切な符号化およびシンニングの組合せにより実現されうる。通常、コンテンツレートを高くすればするほど、エンドユーザに対するメディア品質はよくなる。
メディアサーバ215の視点から見ると、コンテンツレート選択の方法は、クライアント210から(シグナリングプロキシ225から転送された)最初のRTSPメッセージを受信すると開始する。RTSPメッセージは、メディアセッションをセットアップしたいというクライアント210の要望をメディアサーバ215に知らせる。メディアサーバ215は、次いで、機能ネゴシエーション(交換)およびセッション確立のためのその後のメッセージングに参加する。
メディアが記憶装置からストリーミングされている場合、そのメディアは異なるコンテンツレートで符号化されて、将来の使用のために格納されうる。ライブストリームメディアセッションに関しては、符号化は「オンザフライ」で行うことができる。メディアがストリーミングされているとき、メディアサーバ215は、メディアに対するコンテンツレートを選択し、その選択されたコンテンツレートに基づいて、メディアサーバ215は、メディアフレームを含む適切なファイルをフェッチし、これらのファイルをパケット化し、かつ選択されたファイルをクライアント210に向けて送信する。コンテンツレート選択は、通常、メディアセッションの持続期間を通してしばしば行われる。
機能交換およびセッション確立が完了した後、メディアサーバ215は、メディアフレームのクライアント210へのストリーミングを開始する。メディアサーバ215はまた、シグナリングプロキシ225からのプロキシツーサーバフィードバックメッセージの受信を開始する。
メディアセッションをストリーミングしている間、メディアサーバ215は、動的なコンテンツレート選択およびフレーム伝送スケジューリングを行う。
メディアサーバ215におけるコンテンツレートの目的は、現在のチャネル状態により課せられる制約内で、メディア品質を最大化することである。セッションのセットアップ中にクライアント210とネゴシエーションされたパラメータに基づいて、メディアセッションに対するコンテンツレートを初期設定した後、メディアサーバ215は、変動するチャネル状態に基づいて、そのメディアセッションに対するコンテンツレートを動的に調整する。
クライアント210におけるバッファ状態は、現在のコンテンツレートが持続可能であるか、上げることができるか、それとも現在のチャネル状態を考えると下げる必要があるかの指示を提供するので、メディアサーバのコンテンツレート選択の決定は、クライアント210からのフィードバックにより推進される。
図4Aおよび図4Bは、例示的実施形態によるメディアサーバにおけるコンテンツレート選択のための方法を示している。
図4Aを参照すると、クライアント210とのメディアセッションのための機能ネゴシエーションを行った後、メディアサーバ215は、ネゴシエーションされたパラメータによりコンテンツレートを設定する。コンテンツレートをまず設定した後、メディアサーバ215は、ステップS504で、複数のコンテンツレート選択メトリックを0に初期化する。これらの複数のコンテンツレート選択メトリックは、好ましいチャネル状態メトリックCons_RTCP_Up、好ましくないチャネル状態メトリックCons_RTCP_Dn、累積バッファコンテンツ消耗(depletion)メトリックBfr_Depl_Ct、および以前のバッファコンテンツメトリックOld_Bfr_Contを含む。メディアサーバ215はまた、タイマ値Bfr_Depl_Timerを0に初期化する。
好ましいチャネル状態メトリックCons_RTCP_Upは、メディアセッションのための好ましいチャネル状態を示す連続するプロキシツーサーバフィードバックメッセージの数をカウントするカウンタ値である。好ましくないチャネル状態メトリックCons_RTCP_Dnは、メディアセッションのための好ましくないチャネル状態を示す連続するプロキシツーサーバフィードバックメッセージの数をカウントするカウンタ値である。
少なくともいくつかの例示的実施形態によれば、チャネル状態は、クライアントバッファレベルがしきい値よりも低くなるなど、1つまたは複数の報告されるメトリックにより満たされる所与の、所望の、または事前決定された基準に基づいて、好ましくないと判定されうる。
累積バッファコンテンツ消耗メトリックBfr_Depl_Ctは、所与の時間ウィンドウにわたるクライアントバッファでのコンテンツの減少量を表す。タイマBfr_Depl_Timerは、累積バッファコンテンツ消耗メトリックBfr_Depl_Ctが累積される時間ウィンドウを追跡するために使用されるタイマである。Bfr_Depl_Timerは、シグナリングプロキシ225からメディアサーバ215への拡張フィードバックシグナリング期間の整数にわたるように選択することができる。メディアサーバ215は、累積バッファコンテンツ消耗メトリックBfr_Depl_Ctを用いて、所与の時間ウィンドウにわたる消耗値(ステップドロップとも呼ばれる)Deltaを累積する。累積バッファコンテンツ消耗メトリックBfr_Depl_Ctは、所与の時間ウィンドウ中に、各拡張フィードバックレポートメッセージを受け取ると更新される。累積バッファコンテンツ消耗メトリックBfr_Depl_Ctは、時間ウィンドウの開始からの合計のバッファコンテンツの消耗を表し、またクライアントバッファコンテンツの定常的な減少を示すことができる。
消耗メトリックDeltaは、メディアセッションに対する現在のコンテンツレートを、チャネルが短期間サポートできないことを示す。本明細書で説明する場合、消耗メトリックDeltaはまた、「ステップドロップ」とも呼ばれ、以前のバッファコンテンツメトリックOld_Bfr_Contと、(現在の)バッファコンテンツメトリックN_Bufferとの差として定義される。以前のバッファコンテンツメトリックOld_Bfr_Contは、最も最近の以前の拡張フィードバックレポートメッセージで報告された以前のバッファコンテンツを指す。
さらに図4Aを参照すると、複数のコンテンツレート選択メトリックを初期化した後、メディアサーバ215は、ステップS506で待ち状態に入る。待ち状態にある間、メディアサーバ215は、シグナリングプロキシ225からのプロキシツーサーバフィードバックメッセージの到来を待つ。
プロキシツーサーバフィードバックメッセージを受信すると、メディアサーバ225は、ステップS507で、プロキシツーサーバメッセージが、拡張フィードバックレポートメッセージであるか、それともショートフィードバックレポートメッセージであるかを判定する。
受信したプロキシツーサーバフィードバックメッセージが、ショートフィードバックレポートメッセージである場合、メディアサーバ215は、ステップS508で、ストリーミングレート(伝送レート)を、ショートフィードバックレポートメッセージで報告された最大伝送レートパラメータWsに等しく設定する。メディアサーバ215は、次いで、ステップS506で待ち状態に戻り、本明細書で説明するように進む。例示的実施形態によれば、ストリーミングレートは、メディアフレームが、メディアサーバ215により実際に送信されるレートである。ストリーミングレートは、コンテンツレートとは異なる可能性がある。コンテンツレート選択は、通常、チャネル状態の中期的な予測に基づいて行われる。ストリーミングレート設定は、チャネル状態の短期的な観点より行われる。しかし、平均のストリーミングレートは、比較的長い時間期間に対する平均コンテンツレートとは異ならないはずである。例えば、平均のストリーミングレートが、かなりの時間量に対して平均のコンテンツレートよりも小さい場合、クライアント装置210は、結果的に、再生すべきコンテンツがなくなってしまう可能性がある。
ステップS507に戻ると、受信したプロキシツーサーバフィードバックメッセージが、拡張フィードバックレポートメッセージである場合、メディアサーバ215は、ステップS510で、ストリーミングレートを、拡張フィードバックレポートメッセージで報告された最大伝送レートパラメータWsに等しく設定する。
ステップS512で、メディアサーバ215は、拡張フィードバックレポートメッセージ中に含まれた情報に基づいて、フレームシーケンス番号N_LastおよびN_Nextを決定する。フレームシーケンス番号N_Lastは、クライアント210で受信された最後のフレームのシーケンス番号である。メディアサーバ215は、拡張フィードバックレポートメッセージで報告された最高のRTPシーケンス番号からシーケンス番号N_Lastを決定する。シーケンス番号N_Nextは、クライアント210により受信される最も早いフレームのシーケンス番号である。メディアサーバ215は、拡張フィードバックレポートメッセージで報告された、復号すべき次のアプリケーションデータユニットと関連付けられたRTPシーケンス番号からシーケンス番号N_Nextを決定する。
フレームと関連付けられたシーケンス番号を用いることに代えて、メディアサーバ215は、対応する識別子としてタイムスタンプを使用することができる。タイムスタンプが識別子として使用される場合、コンテンツレート選択決定と関連する計算は、フレームの単位ではなく、時間の単位で行われる。例えば、バッファコンテンツは、バッファ中に含まれているフレームの実際の数に関してではなく、対応するフレームを再生するのにかかるはずの時間量により与えられることになる。
図4Aに戻って参照すると、ステップS512で、シーケンス番号N_LastおよびN_Nextを決定した後、メディアサーバ215は、ステップS514で、シーケンス番号N_LastおよびN_Nextに基づいて、クライアント210(または代替的には、メディアセッションそれ自体)と関連するバッファコンテンツメトリックN_Bufferを計算/推定する。クライアントバッファコンテンツメトリックN_Bufferは、クライアント210におけるバッファの現在のコンテンツを表す。
より詳細には、メディアサーバ215は、メトリックN_Buffer、Delta、およびBfr_Depl_Ctを以下のように設定する:
N_Buffer ← N_Last−N_Next、
Delta ← Old_Bfr_Cont−N_Buffer、および
Bfr_Depl_Ct ← Bfr_Depl_Ct+Delta。
図では具体的に示されていないが、N_Buffer、Delta、およびBfr_Depl_Ctのそれぞれは、Bfr_Depl_Ctが計算される時間ウィンドウの最初に0に初期化されることに留意されたい。
ステップS514をさらに参照すると、メディアサーバ215は、バッファ消耗タイマBfr_Depl_Timerを1だけ増分する(Bfr_Depl_Timer ← Bfr_Depl_Timer+1)。
図4Aをさらに参照すると、ステップS516で、メディアサーバ215は、バッファコンテンツメトリックN_Bufferを、最小のしきい値T_Lowerと比較する。しきい値T_Lowerはフレーム数で表す。バッファコンテンツメトリックN_Bufferが、最小のしきい値T_Lower未満に下がった場合、メディアサーバ215は、チャネル状態にさらなる変動があると、クライアント210でバッファが完全に空になり、再バッファリングとなる可能性があると判定する。したがって、メディアサーバ215は、ステップS556で、好ましいチャネル状態メトリックCons_RTCP_Upを0に設定し、好ましくないチャネル状態メトリックCons_RTCP_Dnを1だけ増分する。方法は、次いで、ステップS538に進む(図4Bで示されており、かつ以下でより詳細に説明する)。
バッファコンテンツメトリックN_Bufferが、しきい値T_Lower以上である場合、メディアサーバ215は、ステップS518で、バッファコンテンツメトリックN_Bufferを中間的な下側しきい値T_innerと比較する。ステップS518でさらに、メディアサーバ215は、消耗メトリックDeltaを、ステップダウンしきい値Down_Stepと比較する。
ステップS518で、バッファコンテンツメトリックN_Bufferが、中間的な下側しきい値T_inner未満であり、かつ消耗メトリックDeltaが、ステップダウンしきい値Down_Stepを超えている場合、メディアサーバ215は再度、チャネル状態が、現在のコンテンツレートに対して好ましくないと判定する。したがって、メディアサーバは、ステップS556に進み、本明細書で説明するように続ける。ステップS518に戻ると、バッファコンテンツメトリックN_Bufferが、中間的な下側しきい値T_inner以上であり、かつ消耗メトリックDeltaがステップダウンしきい値Down_Step以下である場合、メディアサーバ215は、ステップS519で、バッファコンテンツメトリックN_Bufferを、上側の中間しきい値T_Outerと比較する。さらにステップS519で、メディアサーバ215は、バッファコンテンツ消耗メトリックBfr_Depl_Ctの値を、消耗しきい値T_Steadyと比較する。
バッファコンテンツメトリックN_Bufferが、上側の中間しきい値T_Outer未満であり、かつバッファコンテンツ消耗メトリックBfr_Depl_Ctの値が消耗しきい値T_Steadyを超える場合、メディアサーバ215は再度、現在のチャネル状態が現在のコンテンツレートに対して好ましくないと判定する。したがって、メディアサーバ215は、ステップS556に進み、本明細書で述べるように続ける。バッファコンテンツメトリックN_Bufferが、上側の中間しきい値T_Outer以上であり、かつバッファコンテンツ消耗メトリックBfr_Depl_Ctの値が、消耗しきい値T_Steady以下である場合、メディアサーバ215は、ステップS521で、好ましくないチャネル状態メトリックCons_RTCP_Dnを0に設定する。メディアサーバ215は、次いでステップS523で、バッファコンテンツメトリックN_Bufferを、チャネル状態カウンタしきい値T_Consと比較する。
ステップS523で、バッファコンテンツメトリックN_Bufferが、しきい値T_Cons以上である場合、メディアサーバ215は、現在のチャネル状態が、より高いコンテンツレートに好ましいと判定する。したがって、メディアサーバ215は、ステップS552で、好ましいチャネル状態メトリックCons_RTCP_Upを1だけ増分し、次いで、ステップS538(図4Bで示されている)に進む。ステップS523に戻ると、バッファコンテンツメトリックN_Bufferが、しきい値T_Cons未満である場合、メディアサーバ215は、ステップS554で、バッファコンテンツメトリックN_Bufferを、最大のしきい値T_Upperと比較する。さらにステップS554で、メディアサーバ215は、消耗メトリックDeltaの負の値(すなわち、−Delta)を、好ましいチャネル状態しきい値Up_Stepと比較する。バッファコンテンツメトリックN_Bufferが、最大のしきい値T_Upperを超えており、かつ消耗メトリックDeltaの負の値が、好ましいチャネル状態しきい値Up_Stepを超える場合、メディアサーバ215は、現在のチャネル状態が、より高いコンテンツレートに好ましいものであると見なす。したがって、メディアサーバ215は、ステップS552に進み、本明細書で述べるように続ける。ステップS554に戻ると、バッファコンテンツメトリックN_Bufferが、最大しきい値T_Upper以下であり、かつ消耗メトリックDeltaの負の値が、好ましいチャネル状態しきい値Up_Step以下である場合、メディアサーバ215は、ステップS527で、好ましいチャネル状態メトリックCons_RTCP_Upを0に設定し、次いで、ステップS538(図4Bで示される)に進む。
図4Bを参照すると、メディアサーバ215がステップS538に達したとき、メディアサーバ215は、好ましいチャネル状態メトリックCons_RTCP_Upを、最大の好ましいチャネル状態しきいカウンタ値Max_RTCP_Upと比較する。好ましいチャネル状態メトリックCons_RTCP_Upが、しきい値Max_RTCP_Up以上である場合、メディアサーバ215は、ステップS550で、メディアセッションのためのコンテンツレートを、(コンテンツレートが、そのメディアセッションに対して可能な最高のコンテンツレートにすでに等しくなっていなければ)メディアセッションに対する次に高いコンテンツレートに等しく設定し、好ましいチャネル状態メトリックCons_RTCP_Upを0に設定し、次いで、ステップS544に進む(後により詳細に説明する)。ステップS538に戻ると、好ましいチャネル状態メトリックCons_RTCP_Upが、最大の好ましいチャネル状態しきいカウンタ値Max_RTCP_Up未満である場合、メディアサーバ215は、ステップS540で、好ましくないチャネル状態メトリックCons_RTCP_Dnを、最大の好ましくないチャネル状態しきいカウンタ値Max_RTCP_Dnと比較する。
好ましくないチャネル状態メトリックCons_RTCP_Dnが、しきい値Max_RTCP_Dn以上である場合、メディアサーバ215は、ステップS542で、メディアセッションのためのコンテンツレートを、(コンテンツレートが、そのメディアセッションに対して可能な最低のコンテンツレートにすでに等しくなっていなければ)メディアセッションに対する次に低いコンテンツレートに設定し、かつ好ましくないチャネル状態メトリックCons_RTCP_Dnを0設定する。
メディアサーバ215は、次いで、ステップS544で、バッファ消耗タイマBfr_Depl_Timer、およびバッファ消耗カウンタ値Bfr_Depl_Ctを0に設定する。ステップS546で、メディアサーバ215は、次いで、以前のバッファコンテンツメトリックOld_Bfr_Contを、バッファコンテンツメトリックN_Bufferに等しく設定する(Old_Bfr_Cont=N_BUFFER)。メディアサーバ215は、次いで、ステップS506で待ち状態に戻り、本明細書で述べるように続ける。
ステップS540に戻ると、好ましくないチャネル状態メトリックCons_RTCP_Dnが、しきい値Max_RTCP_Dn未満である場合、メディアサーバ215は、ステップS548で、バッファ消耗タイマBfr_Depl_Timerの値を、最大のバッファ消耗タイマしきい値Max_Bfr_Depl_Timerと比較する。バッファ消耗タイマBfr_Depl_Timerが、ステップS548で、しきい値Max_Bfr_Depl_Timer未満である場合、方法はステップS546に進み、本明細書で説明するように続ける。
ステップS548に戻ると、バッファ消耗タイマBfr_Depl_Timerの値が、ステップS548で、しきい値MAX_Bfr_Depl_Timer以上である場合、方法はステップS544に進み、本明細書で説明するように続ける。
上記で述べたように、メディアサーバ215はまた、メディアセッション中に、動的なフレーム伝送スケジューリング、またはフレーム伝送レート制御を行う。以下でより詳細に説明するように、図5から図7は、例示的実施形態による動的なフレーム伝送スケジューリングのための方法を示す。図5および図6で示される方法は、クライアント210に伝送すべきフレームの処理/パケット化、および待ち行列作成に関し、図7で示される方法は、クライアント210に対する、メディアセッションパケット(パケット化されたフレーム)の流れが制御された(トークンバケットベースの)伝送に関する。
より詳細には、図5は、プリロール期間中に、クライアント210に伝送するためにフレームを処理/パケット化し、さらに待ち行列を作成すること、すなわち、トークンバケット待ち行列中に配置することを示す。図6は、プリロール後の期間に、フレームを処理/パケット化し、かつトークンバケット待ち行列中に配置することを示す。図5および図6で示すこれらの手順は、パケットがクライアント210に伝送されうる最も早い時間を確立する。フィードバックメッセージなどに基づいて、クライアント210へのストリーミングレート(例えば、メディアセッションパケットの伝送レートなど)に対するさらなる制限が存在する可能性があり、それは、図7のトークンバケットレート制御機構を用いて実施される。
動的なフレーム伝送スケジューリングの目的は、クライアント210が、フレームのそれぞれの再生時間の前に復号および再生する準備のできた適切なフレームを確実に有するようにすることである。メディアセッションのためにクライアント210により提供されるバッファ空間は、メディアサーバ215が、フレームを、必要に応じてクライアント210で利用できるようにその再生時間のかなり前に送信することを可能にする。このバッファ空間は、クライアント210が、そのメディアセッションに利用可能なチャネル帯域幅における変動を克服するのを助ける。
その各再生時間のどのくらい前に、メディアサーバ215によりフレームを送信できるかを制限する2つの制約がある。これらの制約は、(メディアサーバ215が、メディアセッションのための機能ネゴシエーション中に気付く)クライアントバッファの有限なサイズと、シグナリングプロキシ225により、メディアサーバ215に周期的に搬送される伝送ストリーミングレートに対する制限、すなわち、各プロキシツーサーバフィードバックメッセージ中に含まれる最大伝送レートパラメータWsとを含む。フレーム伝送スケジューリングは、ストリーミングレート制限内で実行する必要があり、さらに、クライアント210でバッファがオーバーフローすることにより、パケットが欠落しないような方法で行われなければならない。
クライアントのバッファがオーバーフローすることによるパケット損失を回避するための一般的ではあるがむしろ保守的な手法(しばしば「仮定的受信者バッファ(hypothetical receiver buffer)」と呼ばれる)は、メディアサーバ215により送信されているが、すでに再生されたフレームには属さないすべてのパケットが、クライアント210のバッファ中に存在すると仮定することである。
フレーム伝送スケジューリングは、次いで、これらのパケットを保持するのに必要なバッファ空間が、メディアセッションに割り振られたバッファ空間を超えないように行われる。明確化のために、メディアサーバ215が、この保守的な手法に従うものと仮定する。しかし、例示的実施形態は、中間ノード中にパケットを一時的にキャッシュするなど、パケット損失を回避するための他の手法を併せて使用することができる。
ストリーミングレート制限は、トークンバケットベースのレート制御スキームにより課すことができ、それは、図7に関して後でより詳細に説明するものとする。
クライアントバッファのオーバーフローによるパケット損失を回避する仮定的受信者バッファ法、およびトークンバケットベースのストリーミングレート制御を仮定すると、メディアサーバ215は、図5および図6で示すようにフレーム伝送スケジューリングを実行する。
図5は、プリロール期間におけるフレーム伝送スケジューリングのための方法を示す。プリロール期間は、クライアント210が、受信したフレームの再生を開始する前の期間を構成する。図5で示すように、プリロール期間中、メディアサーバ215は、図7に関して後でより詳細に説明する、トークンバケットベースの伝送制御により課せられる制限を受けて、連続的にフレームを送信しようと試みる。すなわち、メディアサーバ215は、トークンバケットベースの伝送レート制御に関連するパケット待ち行列が空であることを感知すると常に、フレームを送り出す。したがって、メディアストリームに属するパケットは、ストリーミングレート制御で決定されたレートで連続的に送信される。
図5を参照すると、例示的な一実施形態では、ステップS402で、メディアサーバ215は、推定されたクライアントバッファレベルLを0に初期化する。推定されたクライアントバッファレベルLは、再生を待っているクライアント210におけるバッファ中に存在するパケット/フレームの推定(バイト数)である。ステップS404で、メディアサーバ215は、トークンバケットのパケット待ち行列が空であるかどうかを調べる状態に入る。トークンバケットのパケット待ち行列(またはパケット待ち行列)は、クライアント210への送信を待っているメディアセッションパケットを格納するメディアサーバ215におけるバッファである。パケット待ち行列が空であることが分かるまで、動作は何も行われない。
ステップS404では、トークンバケットのパケット待ち行列が空である場合、メディアサーバ215は、ステップS406で、送信すべき情報の現在のフレームのサイズSを計算する。現在のフレームのサイズSは、そのフレームのビット数またはバイト数に相当するはずである。代替的には、フレームのサイズが、フレームの特定の長さに相当することもできる。
ステップS408で、メディアサーバ215は、クライアントバッファレベルLの推定をSだけ増分する(L ← L+S)。ステップS410で、メディアサーバ215は、送信すべき情報のフレームをパケット化する。
ステップS412で、メディアサーバ215は、パケット待ち行列の中にパケットを入れる。
ステップS414で、メディアサーバ215は、プリロール期間が完了したかどうかを判定する。プリロール期間は、プリロール期間を構成するすべてのフレームが送信された場合に完了する。プリロール期間が完了していない場合、方法はステップS404に戻り、上記で説明したように続ける。
ステップS414に戻ると、プリロール期間が完了した場合、メディアサーバ215は、図6で示す方法を実施する。
プリロール期間が終了し、クライアント210が、受信したメディアフレームの再生を開始すると、フレーム伝送スケジューリングは、トークンバケットベースの伝送レート制御(後により詳細に説明する)により課せられるレート制限内で動作すること、およびクライアントバッファレベルLのサーバの推定が、確実にメディアセッションに割り振られたバッファサイズを超えないようにすることの2つの制約の下に動作する。図6で示す流れ図は、プリロール後の期間におけるフレーム伝送スケジューリング法を示す。
図6を参照すると、ステップS602で、メディアサーバ215は、トークンバケットのパケット待ち行列が空であるかどうかを調べるために確認する状態に入る。パケット待ち行列が空でなくなるまで、メディアサーバにより何もスケジューリング動作は行われない。パケット待ち行列が、ステップS602で空である場合、メディアサーバ215は、ステップS604で、送信すべき情報の現在のフレームのサイズSを計算する。メディアサーバ215は、サイズSに、推定されるクライアントバッファレベルLを加える。ステップS606で、推定されたクライアントバッファレベルLとフレームサイズSの和が、クライアントバッファサイズ未満である場合、メディアサーバ215は、ステップS608で、Lを、推定されたクライアントバッファレベルLとフレームサイズSの和に等しく設定する。メディアサーバ215は、S610で、フレームをパケット化し、ステップS612で、パケットをパケット待ち行列の中に入れる。方法は、次いで、ステップS602に戻り、上記で述べたように続ける。
ステップS606に戻ると、推定されたクライアントバッファレベルLとフレームサイズSの和が、クライアントバッファサイズを超える場合、メディアサーバ215は、ステップS614で待ち状態に入り、クライアントがフレームを再生するために必要な時間期間待つ。ステップS616で、メディアサーバ215は、ちょうど再生されたフレームのサイズだけ、推定されたクライアントバッファレベルLを減少させる。方法は、次いで、ステップS604に進み、上記のように続ける。
上記で説明したように、パケットが、クライアント210にストリーミングされうるストリーミングレートに対する制限はまた、その各再生時間のどのくらい前に、フレームがメディアサーバ215により送信されうるかを制約する。図7は、トークンバケットベースのレート制御スキームにより、ストリーミングレート制限を課すための方法を示す。トークンバケットベースのレート制御スキームは、3つのパラメータにより特徴付けられる:ステップサイズΔ、アップデート間隔τ、および最大のクレジットレベルGmaxである。トークンバケットスキームはまた、状態変数G(クレジットレベルと呼ばれる)、およびトークンバケットのパケット待ち行列に依存する。上記で説明したように、トークンバケットのパケット待ち行列は、クライアント210への送信を待っているメディアセッションパケットを格納するメディアサーバ215におけるバッファである。
図7は、フレーム伝送レート制御のための方法を示しており、その場合、メディアサーバ215は、メディアセッションと関連付けられた状態変数と、送信する用意のある(メディアセッションに属する)パケットの可用性とに基づいて、クライアント210にパケットを送信すべきかどうかを判定する。状態変数は、クレジットレベルGである。メディアサーバ215は、クレジットレベルGがゼロを超える場合、クライアント210にパケットを送信する。図7で示す方法の例示的実施形態は、以下でより詳細に説明されよう。
図7を参照すると、メディアセッションの最初に、メディアサーバ215は、ステップS700で、クレジットレベルGを、最大のクレジットレベルGmaxに初期化する。メディアサーバ215は、次いでステップS702で、タイマをアップデート間隔τの長さに等しく設定する。図7で示された本発明の一実施形態では、アップデート間隔τは、連続して再生するフレーム間の時間間隔よりも小さくなるように選択される。例えば、再生する間隔が30msであるとき、アップデート間隔τは、20msであるように選択されうる。タイマを設定した後、メディアサーバ215は、ステップS704で待ち状態に入る。待ち状態にある間、メディアサーバ215は、送信する用意のあるパケットを待つ、またはタイマが切れるのを待つ。
メディアサーバ215が、送信する用意のあるパケット(「新しいパケット」と呼ばれる)を受信(または生成)したとき、メディアサーバ215は、ステップS706で、パケット待ち行列が空であるかどうかを調べる。パケット待ち行列が空ではない場合、新しいパケットは、ステップS710で、パケット待ち行列の最後に置かれる。メディアサーバ215は、次いでステップS704で待ち状態に戻り、プロセスは、本明細書で説明するように進む。
ステップS706に戻ると、パケット待ち行列が空である場合、メディアサーバ215は、ステップS708で、クライアント210と関連付けられたクレジットレベルGを調べる。クレジットレベルGがゼロ以下である場合、プロセスはステップS710に進み、上記で説明したように続ける。
ステップS708に戻ると、クレジットレベルGが0を超える場合、クレジットレベルGは、ステップS712で、新しいパケットの長さだけ減分され、そのパケットは送信される。本方法は、次いでステップS704で待ち状態に戻り、本明細書で説明するように続ける。
ステップS704で待ち状態にある間に、タイマが切れた場合、メディアサーバ215は、ステップS714で、ステップサイズΔだけクレジットレベルGを増分する。クレジットレベルGの増分した値がGmaxを超える場合、クレジットレベルGはGmaxに設定される。例示的実施形態によれば、ステップサイズΔは、最も最近受信した最大伝送パラメータWsと、アップデート間隔τとの積(Ws*τ)に等しい。
図7をさらに参照すると、メディアサーバ215は、ステップS716で、増分されたクレジットレベルGが0を超えるかどうかを調べる。クレジットレベルGが、ゼロ以下であった場合、プロセスはステップS702に戻り、タイマはリセットされ、方法は上記で説明したように続ける。
ステップS716に戻ると、クレジットレベルGが0を超える場合、メディアサーバ215は、ステップS718で、パケット待ち行列が空であるかどうかを調べる。パケット待ち行列が空である場合、方法はステップS702に進み、上記で説明したように続ける。
ステップS718に戻ると、パケット待ち行列が空ではない場合、メディアサーバ215は、ステップS720で、待ち行列から第1のパケット(例えば、最も古い、または最高の優先順位のパケット)を取り除き、そのパケットを送信する。ステップS720でさらに、メディアサーバ215は、クレジットレベルGを、送信されたパケットの長さだけ減分する。方法は次いでステップS716に戻り、上記で説明されたように続ける。
本発明をこのように説明したが、本発明を多くの方法で変更できることは明らかである。このような変形形態は本発明から逸脱するものと見なされるべきではなく、このようなすべての修正形態は本発明の範囲内に含まれるものとする。

Claims (10)

  1. ネットワークにおいて、クライアントに対するマルチメディアセッションのコンテンツレートを動的に設定するための方法であって、
    プロキシサーバで、ネットワークに関する現在のチャネル状態情報を含むチャネル状態フィードバックメッセージを、ネットワークコントローラから受信するステップと、
    プロキシサーバで、最も最近の以前のチャネル状態フィードバックメッセージ以降に、受信者レポートメッセージがクライアントから受信されているかどうかを判定するステップと、
    判定するステップに基づいて、拡張フィードバックレポートメッセージおよびショートフィードバックレポートメッセージのうちの一方を、プロキシサーバからメディアサーバに送るステップであり、ショートフィードバックレポートメッセージが、マルチメディアセッションのための少なくとも最大伝送レートパラメータを含み、拡張フィードバックレポートメッセージが、マルチメディアセッションのための少なくとも最大伝送レートパラメータに加えて、少なくとも受信者レポートメッセージ中に含まれる情報を含むステップと
    を含む、方法。
  2. 拡張フィードバックレポートメッセージが、マルチメディアセッションのための最大伝送レートパラメータを含む少なくとも第1のメッセージと、受信者レポートメッセージ中に含まれる情報を含む少なくとも第2のメッセージとを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 拡張フィードバックレポートメッセージが、最も最近のチャネル状態フィードバックメッセージ中に含まれる現在のチャネル状態情報をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 送るステップが、最も最近の以前のチャネル状態フィードバックメッセージ以降に、受信者レポートメッセージがクライアントから受信されている場合、拡張フィードバックレポートメッセージを送る、請求項1に記載の方法。
  5. ネットワークにおいて、クライアントに対するマルチメディアセッションのためのコンテンツレートを動的に設定する方法であって、
    マルチメディアフレームを、第1のコンテンツレートでメディアサーバからクライアントにストリーミングするステップと、
    プロキシサーバからのプロキシツーサーバメッセージに応じて、メディアサーバで、プロキシツーサーバメッセージ中に含まれる最大伝送レートパラメータに従ってマルチメディアセッションのためのストリーミングレートを設定するステップであり、プロキシツーサーバメッセージが、拡張フィードバックレポートメッセージおよびショートフィードバックレポートメッセージのうちの一方であるステップと、
    プロキシツーサーバメッセージが、拡張フィードバックレポートメッセージであるか、それともショートフィードバックレポートメッセージであるかに基づいて、コンテンツレートの動的な調整を選択的に実施するステップと
    を含む、方法。
  6. 選択的に実施するステップが、プロキシツーサーバメッセージが拡張フィードバックレポートメッセージである場合、コンテンツレートの動的な調整を実施する、請求項5に記載の方法。
  7. 拡張フィードバックレポートメッセージが、クライアントで再生を待っているフレームに対応する少なくともシーケンス番号を含み、動的な調整が、
    クライアントで再生を待っているフレームに対応するシーケンス番号に基づいて、コンテンツレートを増加または減少させるステップを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 動的な調整が、
    シーケンス番号に基づいて、複数のコンテンツレート選択メトリックを計算するステップと、
    コンテンツレート選択メトリックの少なくとも一部を、複数のしきい値と比較するステップと、
    比較するステップに基づいて、コンテンツレートを調整するステップと
    をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 複数のコンテンツレート選択メトリックが、少なくとも好ましいチャネル状態メトリックを含み、また比較するステップが、少なくとも好ましいチャネル状態メトリックを好ましいチャネル状態しきい値と比較し、また調整するステップがさらに、
    好ましいチャネル状態メトリックが、好ましいチャネル状態しきい値を超える場合、コンテンツレートを増加させるステップを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 複数のコンテンツレート選択メトリックが、少なくとも好ましくないチャネル状態メトリックを含み、また比較するステップが、少なくとも好ましくないチャネル状態メトリックを好ましくないチャネル状態しきい値と比較し、また調整するステップがさらに、
    好ましくないチャネル状態メトリックが、好ましくないチャネル状態しきい値を超える場合、コンテンツレートを減少させるステップを含む、請求項8に記載の方法。
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