JP2001274858A - ストリームデータ先読込装置及びストリームデータ先読込プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents
ストリームデータ先読込装置及びストリームデータ先読込プログラムを記憶した記憶媒体Info
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- JP2001274858A JP2001274858A JP2000087269A JP2000087269A JP2001274858A JP 2001274858 A JP2001274858 A JP 2001274858A JP 2000087269 A JP2000087269 A JP 2000087269A JP 2000087269 A JP2000087269 A JP 2000087269A JP 2001274858 A JP2001274858 A JP 2001274858A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯端末でストリームデータを再生する場合
に、再生に乱れが生じるのを防止するのに好適なストリ
ームデータ先読込装置を提供する。 【解決装置】 プロキシサーバ300は、携帯端末10
0からのデータ送信要求に応じて、そのデータ送信要求
に係るストリームデータについて、高SNR、中SNR
および低SNRのストリームデータを先読込バッファ3
12に先読込し、先読込バッファ312のストリームデ
ータを携帯端末100に送信する。また、現在送信して
いるストリームデータのSNRに基づいて、高SNR、
中SNRおよび低SNRの各ストリームデータを格納す
るためのバッファ領域のそれぞれの大きさを決定すると
ともに、現在送信しているストリームデータのSNRに
基づいて、高SNR、中SNRおよび低SNRの各スト
リームデータを先読込するときのそれぞれの先読込デー
タ量を決定する。
に、再生に乱れが生じるのを防止するのに好適なストリ
ームデータ先読込装置を提供する。 【解決装置】 プロキシサーバ300は、携帯端末10
0からのデータ送信要求に応じて、そのデータ送信要求
に係るストリームデータについて、高SNR、中SNR
および低SNRのストリームデータを先読込バッファ3
12に先読込し、先読込バッファ312のストリームデ
ータを携帯端末100に送信する。また、現在送信して
いるストリームデータのSNRに基づいて、高SNR、
中SNRおよび低SNRの各ストリームデータを格納す
るためのバッファ領域のそれぞれの大きさを決定すると
ともに、現在送信しているストリームデータのSNRに
基づいて、高SNR、中SNRおよび低SNRの各スト
リームデータを先読込するときのそれぞれの先読込デー
タ量を決定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストリームデータ
を蓄積するWWW(World Wide Web)サーバと、携帯端
末とに通信可能に接続し、携帯端末がストリームデータ
をWWWサーバから読み込む場合に、携帯端末のWWW
サーバに対するアクセス要求に応じてそのアクセス要求
に係るストリームデータを先読込する装置および記憶媒
体に係り、特に、携帯端末でストリームデータを再生す
る場合に、再生に乱れが生じるのを防止するのに好適な
ストリームデータ先読込装置およびストリームデータ先
読込プログラムを記憶した記憶媒体に関する。
を蓄積するWWW(World Wide Web)サーバと、携帯端
末とに通信可能に接続し、携帯端末がストリームデータ
をWWWサーバから読み込む場合に、携帯端末のWWW
サーバに対するアクセス要求に応じてそのアクセス要求
に係るストリームデータを先読込する装置および記憶媒
体に係り、特に、携帯端末でストリームデータを再生す
る場合に、再生に乱れが生じるのを防止するのに好適な
ストリームデータ先読込装置およびストリームデータ先
読込プログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク技術や無線通信技術の発達
に伴い、近年、携帯電話等の携帯端末でも、インターネ
ット上の動画データや音楽データ等のストリームデータ
を再生することができるようになった。携帯端末でスト
リームデータを再生する場合は、携帯端末においてスト
リームデータの受信速度とストリームデータの再生速度
との間に生じる速度差により再生に乱れが生じるのを防
止するため、ストリームデータを先読込するための先読
込バッファを確保し、データ受信速度がデータ再生速度
よりも大きいときに、近い将来において再生する可能性
が高いと思われるストリームデータをあらかじめ先読込
バッファに先読込している。
に伴い、近年、携帯電話等の携帯端末でも、インターネ
ット上の動画データや音楽データ等のストリームデータ
を再生することができるようになった。携帯端末でスト
リームデータを再生する場合は、携帯端末においてスト
リームデータの受信速度とストリームデータの再生速度
との間に生じる速度差により再生に乱れが生じるのを防
止するため、ストリームデータを先読込するための先読
込バッファを確保し、データ受信速度がデータ再生速度
よりも大きいときに、近い将来において再生する可能性
が高いと思われるストリームデータをあらかじめ先読込
バッファに先読込している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】携帯端末は、コストの
削減、消費電力の低減、小型化、軽量化等の観点から、
ハードディスクのような大容量の記憶装置を搭載するこ
とが困難であるため、先読込バッファをRAM上に確保
するようになっている。
削減、消費電力の低減、小型化、軽量化等の観点から、
ハードディスクのような大容量の記憶装置を搭載するこ
とが困難であるため、先読込バッファをRAM上に確保
するようになっている。
【0004】したがって、先読込バッファとして大きな
領域を確保することができないため、例えば、通信状態
が良好でない地域で通信を行う場合のように、データ受
信速度がデータ再生速度よりも小さい状態が長時間にわ
たって継続すると、再生に乱れが生じてしまう。
領域を確保することができないため、例えば、通信状態
が良好でない地域で通信を行う場合のように、データ受
信速度がデータ再生速度よりも小さい状態が長時間にわ
たって継続すると、再生に乱れが生じてしまう。
【0005】そこで、本発明は、このような従来の技術
の有する未解決の課題に着目してなされたものであっ
て、携帯端末でストリームデータを再生する場合に、再
生に乱れが生じるのを防止するのに好適なストリームデ
ータ先読込装置およびストリームデータ先読込プログラ
ムを記憶した記憶媒体を提供することを目的としてい
る。
の有する未解決の課題に着目してなされたものであっ
て、携帯端末でストリームデータを再生する場合に、再
生に乱れが生じるのを防止するのに好適なストリームデ
ータ先読込装置およびストリームデータ先読込プログラ
ムを記憶した記憶媒体を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1記載のストリームデータ先読
込装置は、ストリームデータを蓄積するデータ蓄積端末
と、前記ストリームデータを再生する通信端末とに通信
可能に接続し、前記通信端末の前記データ蓄積端末に対
するアクセス要求に応じてそのアクセス要求に係るスト
リームデータを前記データ蓄積端末から先読込する装置
であって、前記アクセス要求に応じてそのアクセス要求
に係るストリームデータを先読込し、先読込したストリ
ームデータを前記通信端末に送信するにあたって、前記
データ蓄積端末または前記通信端末とのデータ伝送状態
に応じて、送信対象となるストリームデータの品質を調
整するようになっている。
に、本発明に係る請求項1記載のストリームデータ先読
込装置は、ストリームデータを蓄積するデータ蓄積端末
と、前記ストリームデータを再生する通信端末とに通信
可能に接続し、前記通信端末の前記データ蓄積端末に対
するアクセス要求に応じてそのアクセス要求に係るスト
リームデータを前記データ蓄積端末から先読込する装置
であって、前記アクセス要求に応じてそのアクセス要求
に係るストリームデータを先読込し、先読込したストリ
ームデータを前記通信端末に送信するにあたって、前記
データ蓄積端末または前記通信端末とのデータ伝送状態
に応じて、送信対象となるストリームデータの品質を調
整するようになっている。
【0007】このような構成であれば、通信端末のデー
タ蓄積端末に対するアクセス要求に応じて、そのアクセ
ス要求に係るストリームデータが先読込され、データ蓄
積端末または通信端末とのデータ伝送状態に応じて、先
読込されたストリームデータであって送信対象となるス
トリームデータの品質が調整され、そのストリームデー
タが通信端末に送信される。
タ蓄積端末に対するアクセス要求に応じて、そのアクセ
ス要求に係るストリームデータが先読込され、データ蓄
積端末または通信端末とのデータ伝送状態に応じて、先
読込されたストリームデータであって送信対象となるス
トリームデータの品質が調整され、そのストリームデー
タが通信端末に送信される。
【0008】ここで、データ伝送状態には、例えば、デ
ータ蓄積端末または通信端末とのデータ伝送速度、デー
タ蓄積端末または通信端末とのデータ伝送においてデー
タに付加されるノイズの量が含まれる。
ータ蓄積端末または通信端末とのデータ伝送速度、デー
タ蓄積端末または通信端末とのデータ伝送においてデー
タに付加されるノイズの量が含まれる。
【0009】また、通信端末は、少なくともストリーム
データを再生する機能を有していればどのような構成で
あってもよく、これには、例えば、携帯電話等の携帯可
能な携帯端末、モバイルパソコン、ノート型パソコンま
たはデスクトップ型パソコンが含まれる。
データを再生する機能を有していればどのような構成で
あってもよく、これには、例えば、携帯電話等の携帯可
能な携帯端末、モバイルパソコン、ノート型パソコンま
たはデスクトップ型パソコンが含まれる。
【0010】また、送信対象となるストリームデータの
品質は、データ蓄積端末とのデータ伝送状態に応じて調
整するようにしてもよいし、通信端末とのデータ伝送状
態に応じて調整するようにしてもよい。前者の場合、例
えば、データ蓄積端末とのデータ伝送速度が小さくなっ
たときは、データ蓄積端末間の伝送容量に余裕がないた
めストリームデータの品質を低くし、逆にデータ伝送速
度が大きくなったときは、データ蓄積端末間の伝送容量
に余裕があるためストリームデータの品質を高くする。
後者の場合、例えば、通信端末とのデータ伝送速度が小
さくなったときは、通信端末間の伝送容量に余裕がない
ためストリームデータの品質を低くし、逆にデータ伝送
速度が大きくなったときは、通信端末間の伝送容量に余
裕があるためストリームデータの品質を高くする。これ
により、先読込したストリームデータがなくなり、通信
端末とのデータ伝送が断続的となることを防止する。な
お、もちろん、データ蓄積端末とのデータ伝送状態およ
び通信端末とのデータ伝送状態に応じて調整するように
してもよい。
品質は、データ蓄積端末とのデータ伝送状態に応じて調
整するようにしてもよいし、通信端末とのデータ伝送状
態に応じて調整するようにしてもよい。前者の場合、例
えば、データ蓄積端末とのデータ伝送速度が小さくなっ
たときは、データ蓄積端末間の伝送容量に余裕がないた
めストリームデータの品質を低くし、逆にデータ伝送速
度が大きくなったときは、データ蓄積端末間の伝送容量
に余裕があるためストリームデータの品質を高くする。
後者の場合、例えば、通信端末とのデータ伝送速度が小
さくなったときは、通信端末間の伝送容量に余裕がない
ためストリームデータの品質を低くし、逆にデータ伝送
速度が大きくなったときは、通信端末間の伝送容量に余
裕があるためストリームデータの品質を高くする。これ
により、先読込したストリームデータがなくなり、通信
端末とのデータ伝送が断続的となることを防止する。な
お、もちろん、データ蓄積端末とのデータ伝送状態およ
び通信端末とのデータ伝送状態に応じて調整するように
してもよい。
【0011】さらに、本発明に係る請求項2記載のスト
リームデータ先読込装置は、ストリームデータを蓄積す
るデータ蓄積端末と、前記ストリームデータを再生する
携帯端末とに通信可能に接続し、前記携帯端末の前記デ
ータ蓄積端末に対するアクセス要求に応じてそのアクセ
ス要求に係るストリームデータを前記データ蓄積端末か
ら先読込する装置であって、前記ストリームデータを先
読込するための記憶領域を有する記憶手段と、前記アク
セス要求に応じてそのアクセス要求に係るストリームデ
ータを前記記憶手段に先読込する先読込手段と、前記記
憶手段のストリームデータを前記携帯端末に送信する送
信手段とを備え、前記送信手段は、前記データ蓄積端末
または前記携帯端末とのデータ伝送速度に応じて、送信
対象となるストリームデータの品質を調整するようにな
っている。
リームデータ先読込装置は、ストリームデータを蓄積す
るデータ蓄積端末と、前記ストリームデータを再生する
携帯端末とに通信可能に接続し、前記携帯端末の前記デ
ータ蓄積端末に対するアクセス要求に応じてそのアクセ
ス要求に係るストリームデータを前記データ蓄積端末か
ら先読込する装置であって、前記ストリームデータを先
読込するための記憶領域を有する記憶手段と、前記アク
セス要求に応じてそのアクセス要求に係るストリームデ
ータを前記記憶手段に先読込する先読込手段と、前記記
憶手段のストリームデータを前記携帯端末に送信する送
信手段とを備え、前記送信手段は、前記データ蓄積端末
または前記携帯端末とのデータ伝送速度に応じて、送信
対象となるストリームデータの品質を調整するようにな
っている。
【0012】このような構成であれば、先読込手段によ
り、携帯端末のデータ蓄積端末に対するアクセス要求に
応じて、そのアクセス要求に係るストリームデータが記
憶手段に先読込され、送信手段により、データ蓄積端末
または携帯端末とのデータ伝送速度に応じて、記憶手段
に先読込されたストリームデータであって送信対象とな
るストリームデータの品質が調整され、そのストリーム
データが携帯端末に送信される。
り、携帯端末のデータ蓄積端末に対するアクセス要求に
応じて、そのアクセス要求に係るストリームデータが記
憶手段に先読込され、送信手段により、データ蓄積端末
または携帯端末とのデータ伝送速度に応じて、記憶手段
に先読込されたストリームデータであって送信対象とな
るストリームデータの品質が調整され、そのストリーム
データが携帯端末に送信される。
【0013】ここで、送信手段は、送信対象となるスト
リームデータの品質を、データ蓄積端末とのデータ伝送
状態に応じて調整するようにしてもよいし、携帯端末と
のデータ伝送状態に応じて調整するようにしてもよい。
前者の場合、例えば、データ蓄積端末とのデータ伝送速
度が小さくなったときは、データ蓄積端末間の伝送容量
に余裕がないためストリームデータの品質を低くし、逆
にデータ伝送速度が大きくなったときは、データ蓄積端
末間の伝送容量に余裕があるためストリームデータの品
質を高くする。後者の場合、例えば、携帯端末とのデー
タ伝送速度が小さくなったときは、携帯端末間の伝送容
量に余裕がないためストリームデータの品質を低くし、
逆にデータ伝送速度が大きくなったときは、携帯端末間
の伝送容量に余裕があるためストリームデータの品質を
高くする。これにより、記憶手段のストリームデータが
空となり、携帯端末とのデータ伝送が断続的となること
を防止する。なお、もちろん、データ蓄積端末とのデー
タ伝送速度および通信端末とのデータ伝送速度に応じて
調整するようにしてもよい。
リームデータの品質を、データ蓄積端末とのデータ伝送
状態に応じて調整するようにしてもよいし、携帯端末と
のデータ伝送状態に応じて調整するようにしてもよい。
前者の場合、例えば、データ蓄積端末とのデータ伝送速
度が小さくなったときは、データ蓄積端末間の伝送容量
に余裕がないためストリームデータの品質を低くし、逆
にデータ伝送速度が大きくなったときは、データ蓄積端
末間の伝送容量に余裕があるためストリームデータの品
質を高くする。後者の場合、例えば、携帯端末とのデー
タ伝送速度が小さくなったときは、携帯端末間の伝送容
量に余裕がないためストリームデータの品質を低くし、
逆にデータ伝送速度が大きくなったときは、携帯端末間
の伝送容量に余裕があるためストリームデータの品質を
高くする。これにより、記憶手段のストリームデータが
空となり、携帯端末とのデータ伝送が断続的となること
を防止する。なお、もちろん、データ蓄積端末とのデー
タ伝送速度および通信端末とのデータ伝送速度に応じて
調整するようにしてもよい。
【0014】また、送信手段は、送信対象となるストリ
ームデータの品質を調整するようになっていればどのよ
うな構成であってもよく、例えば、データ蓄積端末また
は携帯端末とのデータ伝送速度に応じて、先読込したス
トリームデータの品質を変換するようにしてもよいし、
品質の異なる複数のストリームデータを先読込し、デー
タ蓄積端末または携帯端末とのデータ伝送速度に応じ
て、先読込したストリームデータのなかから送信対象と
なるストリームデータの品質を決定するようにしてもよ
い。
ームデータの品質を調整するようになっていればどのよ
うな構成であってもよく、例えば、データ蓄積端末また
は携帯端末とのデータ伝送速度に応じて、先読込したス
トリームデータの品質を変換するようにしてもよいし、
品質の異なる複数のストリームデータを先読込し、デー
タ蓄積端末または携帯端末とのデータ伝送速度に応じ
て、先読込したストリームデータのなかから送信対象と
なるストリームデータの品質を決定するようにしてもよ
い。
【0015】さらに、本発明に係る請求項3記載のスト
リームデータ先読込装置は、請求項2記載のストリーム
データ先読込装置において、前記データ蓄積端末は、1
つのストリームデータについて品質の異なる複数のスト
リームデータを蓄積しており、前記先読込手段は、前記
アクセス要求に係るストリームデータについて品質の異
なる複数のストリームデータを先読込するようになって
おり、前記送信手段は、前記データ蓄積端末または前記
携帯端末とのデータ伝送速度に応じて、送信対象となる
ストリームデータの品質を決定するようになっている。
リームデータ先読込装置は、請求項2記載のストリーム
データ先読込装置において、前記データ蓄積端末は、1
つのストリームデータについて品質の異なる複数のスト
リームデータを蓄積しており、前記先読込手段は、前記
アクセス要求に係るストリームデータについて品質の異
なる複数のストリームデータを先読込するようになって
おり、前記送信手段は、前記データ蓄積端末または前記
携帯端末とのデータ伝送速度に応じて、送信対象となる
ストリームデータの品質を決定するようになっている。
【0016】このような構成であれば、先読込手段によ
り、携帯端末のデータ蓄積端末に対するアクセス要求に
応じて、そのアクセス要求に係るストリームデータにつ
いて品質の異なる複数のストリームデータが記憶手段に
先読込され、送信手段により、データ蓄積端末または携
帯端末とのデータ伝送速度に応じて、送信対象となるス
トリームデータの品質が決定される。
り、携帯端末のデータ蓄積端末に対するアクセス要求に
応じて、そのアクセス要求に係るストリームデータにつ
いて品質の異なる複数のストリームデータが記憶手段に
先読込され、送信手段により、データ蓄積端末または携
帯端末とのデータ伝送速度に応じて、送信対象となるス
トリームデータの品質が決定される。
【0017】さらに、本発明に係る請求項4記載のスト
リームデータ先読込装置は、請求項3記載のストリーム
データ先読込装置において、前記送信手段は、前記携帯
端末とのデータ伝送速度が大きくなるにつれて品質の高
いストリームデータを、前記携帯端末とのデータ伝送速
度が小さくなるにつれて品質の低いストリームデータを
送信するようになっている。
リームデータ先読込装置は、請求項3記載のストリーム
データ先読込装置において、前記送信手段は、前記携帯
端末とのデータ伝送速度が大きくなるにつれて品質の高
いストリームデータを、前記携帯端末とのデータ伝送速
度が小さくなるにつれて品質の低いストリームデータを
送信するようになっている。
【0018】このような構成であれば、送信手段によ
り、携帯端末とのデータ伝送速度が大きくなるにつれて
品質の高いストリームデータが送信され、携帯端末との
データ伝送速度が小さくなるにつれて品質の低いストリ
ームデータが送信される。
り、携帯端末とのデータ伝送速度が大きくなるにつれて
品質の高いストリームデータが送信され、携帯端末との
データ伝送速度が小さくなるにつれて品質の低いストリ
ームデータが送信される。
【0019】さらに、本発明に係る請求項5記載のスト
リームデータ先読込装置は、請求項3および4のいずれ
かに記載のストリームデータ先読込装置において、前記
先読込手段は、前記送信手段が現在送信しているストリ
ームデータの品質に基づいて、品質の異なる複数のスト
リームデータを先読込するときのそれぞれの先読込デー
タ量を決定するようになっている。
リームデータ先読込装置は、請求項3および4のいずれ
かに記載のストリームデータ先読込装置において、前記
先読込手段は、前記送信手段が現在送信しているストリ
ームデータの品質に基づいて、品質の異なる複数のスト
リームデータを先読込するときのそれぞれの先読込デー
タ量を決定するようになっている。
【0020】このような構成であれば、先読込手段によ
り、送信手段が現在送信しているストリームデータの品
質に基づいて、品質の異なる複数のストリームデータを
先読込するときのそれぞれの先読込データ量が決定され
る。
り、送信手段が現在送信しているストリームデータの品
質に基づいて、品質の異なる複数のストリームデータを
先読込するときのそれぞれの先読込データ量が決定され
る。
【0021】例えば、送信手段が現在送信しているスト
リームデータについては、近い将来において送信する可
能性が比較的高いと思われるので、その先読込データ量
を大きくし、その品質よりも次に高いまたは次に低い品
質のストリームデータについては、現在の品質から次に
推移する可能性が高いが近い将来において送信する可能
性が現在のものよりも低いと思われるので、その先読込
データ量を現在のものよりも小さくする。これにより、
携帯端末に現在送信すべきストリームデータを優先的に
先読込し、そのストリームデータの伝送が断続的となる
ことを防止する。
リームデータについては、近い将来において送信する可
能性が比較的高いと思われるので、その先読込データ量
を大きくし、その品質よりも次に高いまたは次に低い品
質のストリームデータについては、現在の品質から次に
推移する可能性が高いが近い将来において送信する可能
性が現在のものよりも低いと思われるので、その先読込
データ量を現在のものよりも小さくする。これにより、
携帯端末に現在送信すべきストリームデータを優先的に
先読込し、そのストリームデータの伝送が断続的となる
ことを防止する。
【0022】さらに、本発明に係る請求項6記載のスト
リームデータ先読込装置は、請求項3ないし5のいずれ
かに記載のストリームデータ先読込装置において、前記
先読込手段は、前記送信手段が現在送信しているストリ
ームデータの品質に基づいて、前記記憶手段の記憶領域
のうち品質の異なる複数のストリームデータを先読込す
るための記憶領域のそれぞれの大きさを決定するように
なっている。
リームデータ先読込装置は、請求項3ないし5のいずれ
かに記載のストリームデータ先読込装置において、前記
先読込手段は、前記送信手段が現在送信しているストリ
ームデータの品質に基づいて、前記記憶手段の記憶領域
のうち品質の異なる複数のストリームデータを先読込す
るための記憶領域のそれぞれの大きさを決定するように
なっている。
【0023】このような構成であれば、先読込手段によ
り、送信手段が現在送信しているストリームデータの品
質に基づいて、記憶手段の記憶領域のうち品質の異なる
複数のストリームデータを先読込するための記憶領域の
それぞれの大きさが決定される。
り、送信手段が現在送信しているストリームデータの品
質に基づいて、記憶手段の記憶領域のうち品質の異なる
複数のストリームデータを先読込するための記憶領域の
それぞれの大きさが決定される。
【0024】例えば、送信手段が現在送信しているスト
リームデータについては、近い将来において送信する可
能性が比較的高いと思われるので、その記憶領域を大き
くし、その品質よりも次に高いまたは次に低い品質のス
トリームデータについては、現在の品質から次に推移す
る可能性が高いが近い将来において送信する可能性が現
在のものよりも低いと思われるので、その記憶領域を現
在のものよりも小さくする。これにより、携帯端末に現
在送信すべきストリームデータを優先的に先読込し、そ
のストリームデータの伝送が断続的となることを防止す
る。
リームデータについては、近い将来において送信する可
能性が比較的高いと思われるので、その記憶領域を大き
くし、その品質よりも次に高いまたは次に低い品質のス
トリームデータについては、現在の品質から次に推移す
る可能性が高いが近い将来において送信する可能性が現
在のものよりも低いと思われるので、その記憶領域を現
在のものよりも小さくする。これにより、携帯端末に現
在送信すべきストリームデータを優先的に先読込し、そ
のストリームデータの伝送が断続的となることを防止す
る。
【0025】さらに、本発明に係る請求項7記載のスト
リームデータ先読込装置は、請求項2ないし6のいずれ
かに記載のストリームデータ先読込装置において、前記
データ蓄積端末は、複数のストリームデータについてそ
れらを関連付けて再生するためのスケジュールを規定し
たスケジュールデータを蓄積しており、前記先読込手段
は、前記アクセス要求に係るスケジュールデータに基づ
いて、そのスケジュールにより関連付けられている複数
のストリームデータを先読込するときのそれぞれの先読
込データ量を決定するようになっている。
リームデータ先読込装置は、請求項2ないし6のいずれ
かに記載のストリームデータ先読込装置において、前記
データ蓄積端末は、複数のストリームデータについてそ
れらを関連付けて再生するためのスケジュールを規定し
たスケジュールデータを蓄積しており、前記先読込手段
は、前記アクセス要求に係るスケジュールデータに基づ
いて、そのスケジュールにより関連付けられている複数
のストリームデータを先読込するときのそれぞれの先読
込データ量を決定するようになっている。
【0026】このような構成であれば、先読込手段によ
り、アクセス要求に係るスケジュールデータに基づい
て、そのスケジュールにより関連付けられている複数の
ストリームデータを先読込するときのそれぞれの先読込
データ量が決定される。
り、アクセス要求に係るスケジュールデータに基づい
て、そのスケジュールにより関連付けられている複数の
ストリームデータを先読込するときのそれぞれの先読込
データ量が決定される。
【0027】例えば、一方のストリームデータの再生後
に他方のストリームデータを再生するというスケジュー
ルを規定したスケジュールデータを読み込んだ場合、一
方のストリームデータを携帯端末に送信し終えるまでの
間は、一方のストリームデータについてその先読込デー
タ量を大きくし、他方のストリームデータについてその
先読込データ量を小さくする。そして、一方のストリー
ムデータを携帯端末に送信し終えた後は、他方のストリ
ームデータについてその先読込データ量を大きくする。
これにより、携帯端末に現在送信すべきストリームデー
タを優先的に先読込し、そのストリームデータの伝送が
断続的となることを防止する。
に他方のストリームデータを再生するというスケジュー
ルを規定したスケジュールデータを読み込んだ場合、一
方のストリームデータを携帯端末に送信し終えるまでの
間は、一方のストリームデータについてその先読込デー
タ量を大きくし、他方のストリームデータについてその
先読込データ量を小さくする。そして、一方のストリー
ムデータを携帯端末に送信し終えた後は、他方のストリ
ームデータについてその先読込データ量を大きくする。
これにより、携帯端末に現在送信すべきストリームデー
タを優先的に先読込し、そのストリームデータの伝送が
断続的となることを防止する。
【0028】さらに、本発明に係る請求項8記載のスト
リームデータ先読込装置は、請求項2ないし6のいずれ
かに記載のストリームデータ先読込装置において、前記
データ蓄積端末は、複数のストリームデータについてそ
れらを関連付けて再生するためのスケジュールを規定し
たスケジュールデータを蓄積しており、前記先読込手段
は、前記アクセス要求に係るスケジュールデータに基づ
いて、前記記憶手段の記憶領域のうちそのスケジュール
により関連付けられている複数のストリームデータを先
読込するための記憶領域のそれぞれの大きさを決定する
ようになっている。
リームデータ先読込装置は、請求項2ないし6のいずれ
かに記載のストリームデータ先読込装置において、前記
データ蓄積端末は、複数のストリームデータについてそ
れらを関連付けて再生するためのスケジュールを規定し
たスケジュールデータを蓄積しており、前記先読込手段
は、前記アクセス要求に係るスケジュールデータに基づ
いて、前記記憶手段の記憶領域のうちそのスケジュール
により関連付けられている複数のストリームデータを先
読込するための記憶領域のそれぞれの大きさを決定する
ようになっている。
【0029】このような構成であれば、先読込手段によ
り、アクセス要求に係るスケジュールデータに基づい
て、記憶手段の記憶領域のうちそのスケジュールにより
関連付けられている複数のストリームデータを先読込す
るための記憶領域のそれぞれの大きさが決定される。
り、アクセス要求に係るスケジュールデータに基づい
て、記憶手段の記憶領域のうちそのスケジュールにより
関連付けられている複数のストリームデータを先読込す
るための記憶領域のそれぞれの大きさが決定される。
【0030】例えば、一方のストリームデータの再生後
に他方のストリームデータを再生するというスケジュー
ルを規定したスケジュールデータを読み込んだ場合、一
方のストリームデータを携帯端末に送信し終えるまでの
間は、一方のストリームデータについてその記憶領域を
大きくし、他方のストリームデータについてその記憶領
域を小さくする。そして、一方のストリームデータを携
帯端末に送信し終えた後は、他方のストリームデータに
ついてその記憶領域を大きくする。これにより、携帯端
末に現在送信すべきストリームデータを優先的に先読込
し、そのストリームデータの伝送が断続的となることを
防止する。
に他方のストリームデータを再生するというスケジュー
ルを規定したスケジュールデータを読み込んだ場合、一
方のストリームデータを携帯端末に送信し終えるまでの
間は、一方のストリームデータについてその記憶領域を
大きくし、他方のストリームデータについてその記憶領
域を小さくする。そして、一方のストリームデータを携
帯端末に送信し終えた後は、他方のストリームデータに
ついてその記憶領域を大きくする。これにより、携帯端
末に現在送信すべきストリームデータを優先的に先読込
し、そのストリームデータの伝送が断続的となることを
防止する。
【0031】一方、上記目的を達成するために、本発明
に係る請求項9記載のストリームデータ先読込プログラ
ムを記憶した記憶媒体は、ストリームデータを蓄積する
データ蓄積端末と、前記ストリームデータを再生する携
帯端末とに通信可能に接続し、前記携帯端末の前記デー
タ蓄積端末に対するアクセス要求に応じてそのアクセス
要求に係るストリームデータを前記データ蓄積端末から
先読込するストリームデータ先読込プログラムを記憶し
た記憶媒体であって、前記アクセス要求に応じてそのア
クセス要求に係るストリームデータを記憶手段に先読込
する先読込手段と、前記データ蓄積端末または前記携帯
端末とのデータ伝送速度に応じて前記記憶手段のストリ
ームデータを前記携帯端末に送信する送信手段とで実現
される処理を、コンピュータに実行させるためのプログ
ラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体で
ある。
に係る請求項9記載のストリームデータ先読込プログラ
ムを記憶した記憶媒体は、ストリームデータを蓄積する
データ蓄積端末と、前記ストリームデータを再生する携
帯端末とに通信可能に接続し、前記携帯端末の前記デー
タ蓄積端末に対するアクセス要求に応じてそのアクセス
要求に係るストリームデータを前記データ蓄積端末から
先読込するストリームデータ先読込プログラムを記憶し
た記憶媒体であって、前記アクセス要求に応じてそのア
クセス要求に係るストリームデータを記憶手段に先読込
する先読込手段と、前記データ蓄積端末または前記携帯
端末とのデータ伝送速度に応じて前記記憶手段のストリ
ームデータを前記携帯端末に送信する送信手段とで実現
される処理を、コンピュータに実行させるためのプログ
ラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体で
ある。
【0032】このような構成であれば、記憶媒体に記憶
されたプログラムがコンピュータによって読み取られ、
読み取られたプログラムに従ってコンピュータが実行し
たときは、請求項2記載のストリームデータ先読込装置
と同等の作用が得られる。
されたプログラムがコンピュータによって読み取られ、
読み取られたプログラムに従ってコンピュータが実行し
たときは、請求項2記載のストリームデータ先読込装置
と同等の作用が得られる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図面を参照しながら説明する。図1ないし図8は、本
発明に係るストリームデータ先読込装置およびストリー
ムデータ先読込プログラムを記憶した記憶媒体の第1の
実施の形態を示す図である。
を図面を参照しながら説明する。図1ないし図8は、本
発明に係るストリームデータ先読込装置およびストリー
ムデータ先読込プログラムを記憶した記憶媒体の第1の
実施の形態を示す図である。
【0034】本実施の形態は、本発明に係るストリーム
データ先読込装置およびストリームデータ先読込プログ
ラムを記憶した記憶媒体を、図1に示すように、インタ
ーネット400において、携帯端末100が、WWWサ
ーバDSのストリームデータを読み込み、再生する場合
について適用したものであって、具体的には、WWWサ
ーバDSと携帯端末100とをインターネット400を
介して接続するプロキシサーバ300に適用したもので
ある。
データ先読込装置およびストリームデータ先読込プログ
ラムを記憶した記憶媒体を、図1に示すように、インタ
ーネット400において、携帯端末100が、WWWサ
ーバDSのストリームデータを読み込み、再生する場合
について適用したものであって、具体的には、WWWサ
ーバDSと携帯端末100とをインターネット400を
介して接続するプロキシサーバ300に適用したもので
ある。
【0035】まず、本発明に係るストリームデータ先読
込装置およびストリームデータ先読込プログラムを記憶
した記憶媒体を適用するネットワークシステムの構成を
図1を参照しながら説明する。図1は、インターネット
400からなるネットワークシステムの構成を示す図で
ある。
込装置およびストリームデータ先読込プログラムを記憶
した記憶媒体を適用するネットワークシステムの構成を
図1を参照しながら説明する。図1は、インターネット
400からなるネットワークシステムの構成を示す図で
ある。
【0036】インターネット400には、図1に示すよ
うに、ストリームデータを蓄積する複数のWWWサーバ
DS1〜DSmと、携帯端末100からのアクセス要求を
受けて携帯端末100に代わってWWWサーバDS1〜
DSmにアクセスするプロキシサーバ300とが接続さ
れている。プロキシサーバ300には、基地局402お
よび公衆回線404を介して携帯端末100が通信可能
に接続されている。なお、発明の理解を容易にするた
め、図1では、携帯端末100およびプロキシサーバ3
00をそれぞれ1台しか図示していないが、実際には、
複数台の携帯端末がプロキシサーバに、および複数台の
プロキシサーバがインターネット400に接続してい
る。
うに、ストリームデータを蓄積する複数のWWWサーバ
DS1〜DSmと、携帯端末100からのアクセス要求を
受けて携帯端末100に代わってWWWサーバDS1〜
DSmにアクセスするプロキシサーバ300とが接続さ
れている。プロキシサーバ300には、基地局402お
よび公衆回線404を介して携帯端末100が通信可能
に接続されている。なお、発明の理解を容易にするた
め、図1では、携帯端末100およびプロキシサーバ3
00をそれぞれ1台しか図示していないが、実際には、
複数台の携帯端末がプロキシサーバに、および複数台の
プロキシサーバがインターネット400に接続してい
る。
【0037】次に、WWWサーバDS1〜DSnの構成を
図2を参照しながら説明する。図2は、WWWサーバD
S1の構成を示すブロック図である。なお、各WWWサ
ーバDS1〜DSnは、いずれも同一機能を有して構成さ
れているので、以下、WWWサーバDS1の構成につい
てのみ説明し、他のものについては説明を省略する。
図2を参照しながら説明する。図2は、WWWサーバD
S1の構成を示すブロック図である。なお、各WWWサ
ーバDS1〜DSnは、いずれも同一機能を有して構成さ
れているので、以下、WWWサーバDS1の構成につい
てのみ説明し、他のものについては説明を省略する。
【0038】WWWサーバDS1は、図2に示すよう
に、動画データや音楽データ等のその再生に連続性のあ
るストリームデータを蓄積する記憶部202と、プロキ
シサーバ300からのリクエストに応じて記憶部202
のストリームデータを送信するリクエスト処理部200
とで構成されている。
に、動画データや音楽データ等のその再生に連続性のあ
るストリームデータを蓄積する記憶部202と、プロキ
シサーバ300からのリクエストに応じて記憶部202
のストリームデータを送信するリクエスト処理部200
とで構成されている。
【0039】リクエスト処理部200は、図示しないC
PUが補助記憶装置等に格納されたプログラムを実行す
ることにより実現される機能であって、プロキシサーバ
300からデータ送信要求を受信したときは、データ送
信要求に係るストリームデータを記憶部202から読み
出してそのプロキシサーバ300に送信するようになっ
ている。
PUが補助記憶装置等に格納されたプログラムを実行す
ることにより実現される機能であって、プロキシサーバ
300からデータ送信要求を受信したときは、データ送
信要求に係るストリームデータを記憶部202から読み
出してそのプロキシサーバ300に送信するようになっ
ている。
【0040】記憶部202には、複数のストリームデー
タが格納されている。各ストリームデータは、さらに、
高品質(高SNR(Signal to Noise Ratio))のスト
リームデータDHと、中品質(中SNR)のストリーム
データDMと、低品質(低SNR)のストリームデータ
DLとで構成されている。高SNRのストリームデータ
DHは、中SNRのストリームデータDMに比して、デー
タ容量は大きいがこれと同一の再生内容を高SNRで記
録しているデータである。これに対し、低SNRのスト
リームデータDLは、中SNRのストリームデータDMに
比して、これと同一の再生内容を低SNRで記録してい
るがデータ容量の小さいデータである。なお、記憶部2
02には、ストリームデータのほか、WWWブラウザで
表示可能なHTMLファイル、そのHTMLファイルに
リンクされるデータとして、テキストデータ、静止画像
データ、サウンドデータ、MPEG等の動画データ、V
RML等の3D画像データ、JAVA等のプログラムデ
ータその他の各種のファイルが格納されている。
タが格納されている。各ストリームデータは、さらに、
高品質(高SNR(Signal to Noise Ratio))のスト
リームデータDHと、中品質(中SNR)のストリーム
データDMと、低品質(低SNR)のストリームデータ
DLとで構成されている。高SNRのストリームデータ
DHは、中SNRのストリームデータDMに比して、デー
タ容量は大きいがこれと同一の再生内容を高SNRで記
録しているデータである。これに対し、低SNRのスト
リームデータDLは、中SNRのストリームデータDMに
比して、これと同一の再生内容を低SNRで記録してい
るがデータ容量の小さいデータである。なお、記憶部2
02には、ストリームデータのほか、WWWブラウザで
表示可能なHTMLファイル、そのHTMLファイルに
リンクされるデータとして、テキストデータ、静止画像
データ、サウンドデータ、MPEG等の動画データ、V
RML等の3D画像データ、JAVA等のプログラムデ
ータその他の各種のファイルが格納されている。
【0041】携帯端末100は、図示しないが、例え
ば、CPUと、ROMと、RAMと、基地局402と無
線通信を行う無線通信装置とをバス接続してなり、スト
リームデータのデータ送信要求を送信するとともに、ス
トリームデータを受信したときは、受信したストリーム
データを再生するようになっている。また、液晶ディス
プレイと、スピーカとを有し、受信したストリームデー
タが動画データであるときは、ストリームデータに基づ
いて液晶ディスプレイで動画を再生し、受信したストリ
ームデータが音楽データであるときは、ストリームデー
タに基づいてスピーカから音楽を再生するようになって
いる。
ば、CPUと、ROMと、RAMと、基地局402と無
線通信を行う無線通信装置とをバス接続してなり、スト
リームデータのデータ送信要求を送信するとともに、ス
トリームデータを受信したときは、受信したストリーム
データを再生するようになっている。また、液晶ディス
プレイと、スピーカとを有し、受信したストリームデー
タが動画データであるときは、ストリームデータに基づ
いて液晶ディスプレイで動画を再生し、受信したストリ
ームデータが音楽データであるときは、ストリームデー
タに基づいてスピーカから音楽を再生するようになって
いる。
【0042】次に、プロキシサーバ300の機能構成を
図3および図4を参照しながら説明する。図3は、プロ
キシサーバ300の機能構成を示す機能ブロック図であ
り、図4は、先読込バッファ312のバッファ領域を示
すメモリマップである。
図3および図4を参照しながら説明する。図3は、プロ
キシサーバ300の機能構成を示す機能ブロック図であ
り、図4は、先読込バッファ312のバッファ領域を示
すメモリマップである。
【0043】プロキシサーバ300は、図3に示すよう
に、携帯端末エミュレート部302と、プロキシ制御部
304と、端末個別テーブル306と、データ変換部3
08と、キャッシュメモリ310と、先読込バッファ3
12とで構成されている。
に、携帯端末エミュレート部302と、プロキシ制御部
304と、端末個別テーブル306と、データ変換部3
08と、キャッシュメモリ310と、先読込バッファ3
12とで構成されている。
【0044】端末個別テーブル306は、携帯端末10
0の各機種ごとに、その携帯端末100の表示機能(表
示可能行数、表示解像度等)を示す端末機能情報を登録
したテーブルを有し、プロキシ制御部304から端末情
報要求を受信したときは、その端末情報要求に含まれる
機種情報により特定される携帯端末100の機種に対応
した端末機能情報をテーブルから読み出し、読み出した
端末機能情報をプロキシ制御部304に送信するように
なっている。
0の各機種ごとに、その携帯端末100の表示機能(表
示可能行数、表示解像度等)を示す端末機能情報を登録
したテーブルを有し、プロキシ制御部304から端末情
報要求を受信したときは、その端末情報要求に含まれる
機種情報により特定される携帯端末100の機種に対応
した端末機能情報をテーブルから読み出し、読み出した
端末機能情報をプロキシ制御部304に送信するように
なっている。
【0045】データ変換部308は、端末機能情報およ
びストリームデータをプロキシ制御部304から受信し
たときは、その端末機能情報に基づいて、そのストリー
ムデータを、携帯端末100で好適に表示可能なストリ
ームデータに変換し、変換したストリームデータをプロ
キシ制御部304に送信するようになっている。
びストリームデータをプロキシ制御部304から受信し
たときは、その端末機能情報に基づいて、そのストリー
ムデータを、携帯端末100で好適に表示可能なストリ
ームデータに変換し、変換したストリームデータをプロ
キシ制御部304に送信するようになっている。
【0046】キャッシュメモリ310は、プロキシ制御
部304で取得したストリームデータをキャッシュする
ための記憶領域を有している。
部304で取得したストリームデータをキャッシュする
ための記憶領域を有している。
【0047】先読込バッファ312は、ストリームデー
タを先読込するための記憶領域を有し、具体的には、図
4に示すように、高SNRのストリームデータを格納す
るためのバッファ領域と、中SNRのストリームデータ
を格納するためのバッファ領域と、低SNRのストリー
ムデータを格納するためのバッファ領域とを有してい
る。なお、これらバッファ領域の大きさは、携帯端末エ
ミュレート部302の制御により動的に変化するもので
ある。
タを先読込するための記憶領域を有し、具体的には、図
4に示すように、高SNRのストリームデータを格納す
るためのバッファ領域と、中SNRのストリームデータ
を格納するためのバッファ領域と、低SNRのストリー
ムデータを格納するためのバッファ領域とを有してい
る。なお、これらバッファ領域の大きさは、携帯端末エ
ミュレート部302の制御により動的に変化するもので
ある。
【0048】携帯端末エミュレート部302は、携帯端
末100の機能を仮想的に実現するエミュレータとして
の機能を有し、携帯端末100からのWWWサーバDS
に対するアクセス要求に応じて、プロキシ制御部304
を介してそのアクセス要求に係るストリームデータを先
読込バッファ312に先読込し、携帯端末100とのデ
ータ伝送速度に応じてストリームデータの品質を調整し
ながら、先読込バッファ312のストリームデータを携
帯端末100に送信するようになっている。
末100の機能を仮想的に実現するエミュレータとして
の機能を有し、携帯端末100からのWWWサーバDS
に対するアクセス要求に応じて、プロキシ制御部304
を介してそのアクセス要求に係るストリームデータを先
読込バッファ312に先読込し、携帯端末100とのデ
ータ伝送速度に応じてストリームデータの品質を調整し
ながら、先読込バッファ312のストリームデータを携
帯端末100に送信するようになっている。
【0049】プロキシ制御部304は、携帯端末エミュ
レート部302を介して受信した携帯端末100からの
アクセス要求に応じて、WWWサーバDSにアクセスし
てそのアクセス要求に係るストリームデータを取得し、
取得したストリームデータを携帯端末エミュレート部3
02に送信するようになっている。ただし、携帯端末1
00からのアクセス要求に係るストリームデータがキャ
ッシュメモリ310に格納されているときは、そのスト
リームデータをキャッシュメモリ310から読み出し、
読み出したストリームデータを携帯端末エミュレート部
302に送信するようになっている。
レート部302を介して受信した携帯端末100からの
アクセス要求に応じて、WWWサーバDSにアクセスし
てそのアクセス要求に係るストリームデータを取得し、
取得したストリームデータを携帯端末エミュレート部3
02に送信するようになっている。ただし、携帯端末1
00からのアクセス要求に係るストリームデータがキャ
ッシュメモリ310に格納されているときは、そのスト
リームデータをキャッシュメモリ310から読み出し、
読み出したストリームデータを携帯端末エミュレート部
302に送信するようになっている。
【0050】また、プロキシ制御部304は、WWWサ
ーバDSからストリームデータを受信したときは、アク
セス要求のあった携帯端末100の機種を特定するため
の機種情報を含む携帯情報要求を端末個別テーブル30
6に送信し、その応答として端末個別テーブル306か
ら端末機能情報を受信したときは、受信したストリーム
データおよび端末機能情報をデータ変換部308に送信
し、その応答として変換後のストリームデータをデータ
変換部308から受信したときは、そのストリームデー
タをキャッシュメモリ310に格納するとともに携帯端
末エミュレート部302に送信するようになっている。
ーバDSからストリームデータを受信したときは、アク
セス要求のあった携帯端末100の機種を特定するため
の機種情報を含む携帯情報要求を端末個別テーブル30
6に送信し、その応答として端末個別テーブル306か
ら端末機能情報を受信したときは、受信したストリーム
データおよび端末機能情報をデータ変換部308に送信
し、その応答として変換後のストリームデータをデータ
変換部308から受信したときは、そのストリームデー
タをキャッシュメモリ310に格納するとともに携帯端
末エミュレート部302に送信するようになっている。
【0051】次に、プロキシサーバ300の具体的構成
を図5を参照しながら説明する。図5は、プロキシサー
バ300の具体的構成を示す構成ブロック図である。
を図5を参照しながら説明する。図5は、プロキシサー
バ300の具体的構成を示す構成ブロック図である。
【0052】プロキシサーバ300は、図5に示すよう
に、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体
を制御するCPU30と、所定領域にあらかじめCPU
30の制御プログラム等を格納しているROM32と、
ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算
過程で必要な演算結果を格納するためのRAM34と、
RAM34の特定領域に格納されているデータを画像信
号に変換して出力するCRTC36と、外部装置に対し
てデータの入出力を媒介するI/F38とで構成されて
おり、これらは、データを転送するための信号線である
バス39で相互にかつデータ授受可能に接続されてい
る。
に、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体
を制御するCPU30と、所定領域にあらかじめCPU
30の制御プログラム等を格納しているROM32と、
ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算
過程で必要な演算結果を格納するためのRAM34と、
RAM34の特定領域に格納されているデータを画像信
号に変換して出力するCRTC36と、外部装置に対し
てデータの入出力を媒介するI/F38とで構成されて
おり、これらは、データを転送するための信号線である
バス39で相互にかつデータ授受可能に接続されてい
る。
【0053】I/F38には、外部装置として、ヒュー
マンインターフェースとしてデータの入力が可能なキー
ボードやマウス等からなる入力装置40と、データやテ
ーブル等をファイルとして格納する記憶装置42と、画
像信号に基づいて画面を表示する表示装置44と、イン
ターネット400に接続するための信号線と、公衆回線
404に接続するための信号線とが接続されている。
マンインターフェースとしてデータの入力が可能なキー
ボードやマウス等からなる入力装置40と、データやテ
ーブル等をファイルとして格納する記憶装置42と、画
像信号に基づいて画面を表示する表示装置44と、イン
ターネット400に接続するための信号線と、公衆回線
404に接続するための信号線とが接続されている。
【0054】RAM34は、特定領域として、表示装置
44に表示するための表示用データを格納するVRAM
35を有しており、VRAM35は、CPU30とCR
TC36とで独立にアクセスが可能となっている。
44に表示するための表示用データを格納するVRAM
35を有しており、VRAM35は、CPU30とCR
TC36とで独立にアクセスが可能となっている。
【0055】CRTC36は、VRAM35に格納され
ている表示用データを先頭アドレスから所定周期で順次
読み出し、読み出した表示用データを画像信号に変換し
て表示装置64に出力するようになっている。
ている表示用データを先頭アドレスから所定周期で順次
読み出し、読み出した表示用データを画像信号に変換し
て表示装置64に出力するようになっている。
【0056】記憶装置42は、端末個別テーブル306
を構成する記憶領域と、キャッシュメモリ310を構成
する記憶領域と、先読込バッファ312を構成する記憶
領域とを有して構成されている。
を構成する記憶領域と、キャッシュメモリ310を構成
する記憶領域と、先読込バッファ312を構成する記憶
領域とを有して構成されている。
【0057】CPU30は、マイクロプロセッシングユ
ニットMPU等からなり、ROM32の所定領域に格納
されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラ
ムに従って、プロキシ制御部304、端末個別テーブル
306の処理部およびデータ変換部308の機能を実現
するための処理を実行するとともに、図6のフローチャ
ートに示すストリームデータ先読込処理を実行するよう
になっている。図6は、ストリームデータ先読込処理を
示すフローチャートである。
ニットMPU等からなり、ROM32の所定領域に格納
されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラ
ムに従って、プロキシ制御部304、端末個別テーブル
306の処理部およびデータ変換部308の機能を実現
するための処理を実行するとともに、図6のフローチャ
ートに示すストリームデータ先読込処理を実行するよう
になっている。図6は、ストリームデータ先読込処理を
示すフローチャートである。
【0058】ストリームデータ先読込処理は、携帯端末
エミュレート部302の機能を実現するための処理であ
って、CPU30において実行されると、図6に示すよ
うに、まず、ステップS100に移行するようになって
いる。
エミュレート部302の機能を実現するための処理であ
って、CPU30において実行されると、図6に示すよ
うに、まず、ステップS100に移行するようになって
いる。
【0059】ステップS100では、データ送信要求を
携帯端末100から受信したか否かを判定し、データ送
信要求を受信したと判定されたとき(Yes)は、ステップ
S102に移行するが、そうでないと判定されたとき(N
o)は、データ送信要求を受信するまでステップS100
で待機する。
携帯端末100から受信したか否かを判定し、データ送
信要求を受信したと判定されたとき(Yes)は、ステップ
S102に移行するが、そうでないと判定されたとき(N
o)は、データ送信要求を受信するまでステップS100
で待機する。
【0060】ステップS102では、後述するステップ
S106のSNR調整処理で決定する先読込データ量に
応じて、受信したデータ送信要求に係るストリームデー
タについて、高SNR、中SNRおよび低SNRのスト
リームデータを先読込バッファ312に先読込し、ステ
ップS104に移行して、先読込バッファ312のスト
リームデータのうち、後述するステップS108の先読
込データ量等調整処理で決定するSNRのストリームデ
ータを携帯端末100に送信し、ステップS106に移
行する。
S106のSNR調整処理で決定する先読込データ量に
応じて、受信したデータ送信要求に係るストリームデー
タについて、高SNR、中SNRおよび低SNRのスト
リームデータを先読込バッファ312に先読込し、ステ
ップS104に移行して、先読込バッファ312のスト
リームデータのうち、後述するステップS108の先読
込データ量等調整処理で決定するSNRのストリームデ
ータを携帯端末100に送信し、ステップS106に移
行する。
【0061】ステップS106では、送信対象となるス
トリームデータのSNRを調整するSNR調整処理を実
行し、ステップS108に移行して、先読込データ量等
を調整する先読込データ量等調整処理を実行し、ステッ
プS110に移行して、データ送信要求に係るストリー
ムデータをすべて携帯端末100に送信したか否かを判
定し、データ送信要求に係るストリームデータをすべて
送信したと判定されたとき(Yes)は、一連の処理を終了
して元の処理に復帰させ、そうでないと判定されたとき
(No)は、ステップS102に移行する。
トリームデータのSNRを調整するSNR調整処理を実
行し、ステップS108に移行して、先読込データ量等
を調整する先読込データ量等調整処理を実行し、ステッ
プS110に移行して、データ送信要求に係るストリー
ムデータをすべて携帯端末100に送信したか否かを判
定し、データ送信要求に係るストリームデータをすべて
送信したと判定されたとき(Yes)は、一連の処理を終了
して元の処理に復帰させ、そうでないと判定されたとき
(No)は、ステップS102に移行する。
【0062】次に、上記ステップS106のSNR調整
処理を図7を参照しながら説明する。図7は、SNR調
整処理を示すフローチャートである。
処理を図7を参照しながら説明する。図7は、SNR調
整処理を示すフローチャートである。
【0063】SNR調整処理は、上記ステップS106
において実行されると、図7に示すように、まず、ステ
ップS200に移行するようになっている。
において実行されると、図7に示すように、まず、ステ
ップS200に移行するようになっている。
【0064】ステップS200では、携帯端末100と
のデータ転送速度を測定し、ステップS202に移行し
て、測定したデータ伝送速度が第1の所定値よりも大き
いか否かを判定し、データ伝送速度が第1の所定値より
も大きいと判定されたとき(Yes)は、ステップS204
に移行して、携帯端末100とのデータ伝送速度が大き
いことから、先読込バッファ312の高SNRのストリ
ームデータを送信対象のストリームデータとして決定
し、ステップS206に移行する。
のデータ転送速度を測定し、ステップS202に移行し
て、測定したデータ伝送速度が第1の所定値よりも大き
いか否かを判定し、データ伝送速度が第1の所定値より
も大きいと判定されたとき(Yes)は、ステップS204
に移行して、携帯端末100とのデータ伝送速度が大き
いことから、先読込バッファ312の高SNRのストリ
ームデータを送信対象のストリームデータとして決定
し、ステップS206に移行する。
【0065】ステップS206では、測定したデータ伝
送速度が第1の所定値以下でかつ第2の所定値(第2の
所定値<第1の所定値)よりも大きいか否かを判定し、
データ伝送速度が第1の所定値以下でかつ第2の所定値
よりも大きいと判定されたとき(Yes)は、ステップS2
08に移行して、携帯端末100とのデータ伝送速度が
平均的であることから、先読込バッファ312の中SN
Rのストリームデータを送信対象のストリームデータと
して決定し、ステップS210に移行する。
送速度が第1の所定値以下でかつ第2の所定値(第2の
所定値<第1の所定値)よりも大きいか否かを判定し、
データ伝送速度が第1の所定値以下でかつ第2の所定値
よりも大きいと判定されたとき(Yes)は、ステップS2
08に移行して、携帯端末100とのデータ伝送速度が
平均的であることから、先読込バッファ312の中SN
Rのストリームデータを送信対象のストリームデータと
して決定し、ステップS210に移行する。
【0066】ステップS210では、測定したデータ伝
送速度が第2の所定値以下であるか否かを判定し、デー
タ伝送速度が第2の所定値以下であると判定されたとき
(Yes)は、ステップS212に移行して、携帯端末10
0とのデータ伝送速度が小さいことから、先読込バッフ
ァ312の低SNRのストリームデータを送信対象のス
トリームデータとして決定し、一連の処理を終了して元
の処理に復帰させる。
送速度が第2の所定値以下であるか否かを判定し、デー
タ伝送速度が第2の所定値以下であると判定されたとき
(Yes)は、ステップS212に移行して、携帯端末10
0とのデータ伝送速度が小さいことから、先読込バッフ
ァ312の低SNRのストリームデータを送信対象のス
トリームデータとして決定し、一連の処理を終了して元
の処理に復帰させる。
【0067】一方、ステップS210で、データ伝送速
度が第2の所定値よりも大きいと判定されたとき(No)
は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
度が第2の所定値よりも大きいと判定されたとき(No)
は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0068】一方、ステップS206で、データ伝送速
度が第1の所定値よりも大きいかまたは第2の所定値以
下であると判定されたとき(No)は、ステップS210に
移行する。
度が第1の所定値よりも大きいかまたは第2の所定値以
下であると判定されたとき(No)は、ステップS210に
移行する。
【0069】一方、ステップS202で、データ伝送速
度が第1の所定値以下であると判定されたとき(No)は、
ステップS206に移行する。
度が第1の所定値以下であると判定されたとき(No)は、
ステップS206に移行する。
【0070】次に、上記ステップS108の先読込デー
タ量等調整処理を図8を参照しながら説明する。図8
は、先読込データ量等調整処理を示すフローチャートで
ある。
タ量等調整処理を図8を参照しながら説明する。図8
は、先読込データ量等調整処理を示すフローチャートで
ある。
【0071】先読込データ量等調整処理は、データ送信
要求に係るストリームデータについて、高SNR、中S
NRおよび低SNRのストリームデータを先読込すると
きのそれぞれの先読込データ量を決定するとともに、高
SNR、中SNRおよび低SNRのストリームデータを
格納するためのバッファ領域のそれぞれの大きさを決定
する処理であって、上記ステップS108において実行
されると、図8に示すように、まず、ステップS300
に移行するようになっている。
要求に係るストリームデータについて、高SNR、中S
NRおよび低SNRのストリームデータを先読込すると
きのそれぞれの先読込データ量を決定するとともに、高
SNR、中SNRおよび低SNRのストリームデータを
格納するためのバッファ領域のそれぞれの大きさを決定
する処理であって、上記ステップS108において実行
されると、図8に示すように、まず、ステップS300
に移行するようになっている。
【0072】ステップS300では、上記ステップS1
06のSNR調整処理で決定したSNRが高SNRであ
るか否かを判定し、高SNRであると判定されたとき(Y
es)は、ステップS302に移行して、高SNRのスト
リームデータ用のバッファ領域の大きさを通常よりも大
きく設定するとともに、高SNRのストリームデータに
ついて先読込データ量を通常よりも大きく設定し、ステ
ップS304に移行する。
06のSNR調整処理で決定したSNRが高SNRであ
るか否かを判定し、高SNRであると判定されたとき(Y
es)は、ステップS302に移行して、高SNRのスト
リームデータ用のバッファ領域の大きさを通常よりも大
きく設定するとともに、高SNRのストリームデータに
ついて先読込データ量を通常よりも大きく設定し、ステ
ップS304に移行する。
【0073】ステップS304では、中SNRのストリ
ームデータ用のバッファ領域の大きさを通常に設定する
とともに、中SNRのストリームデータについて先読込
データ量を通常に設定し、ステップS306に移行し
て、低SNRのストリームデータ用のバッファ領域の大
きさを通常よりも小さく設定するとともに、低SNRの
ストリームデータについて先読込データ量を通常よりも
小さく設定し、ステップS308に移行する。
ームデータ用のバッファ領域の大きさを通常に設定する
とともに、中SNRのストリームデータについて先読込
データ量を通常に設定し、ステップS306に移行し
て、低SNRのストリームデータ用のバッファ領域の大
きさを通常よりも小さく設定するとともに、低SNRの
ストリームデータについて先読込データ量を通常よりも
小さく設定し、ステップS308に移行する。
【0074】ステップS308では、上記ステップS1
06のSNR調整処理で決定したSNRが中SNRであ
るか否かを判定し、中SNRであると判定されたとき(Y
es)は、ステップS310に移行して、高SNRのスト
リームデータ用のバッファ領域の大きさを通常に設定す
るとともに、高SNRのストリームデータについて先読
込データ量を通常に設定し、ステップS312に移行す
る。
06のSNR調整処理で決定したSNRが中SNRであ
るか否かを判定し、中SNRであると判定されたとき(Y
es)は、ステップS310に移行して、高SNRのスト
リームデータ用のバッファ領域の大きさを通常に設定す
るとともに、高SNRのストリームデータについて先読
込データ量を通常に設定し、ステップS312に移行す
る。
【0075】ステップS312では、中SNRのストリ
ームデータ用のバッファ領域の大きさを通常よりも大き
く設定するとともに、中SNRのストリームデータにつ
いて先読込データ量を通常よりも大きく設定し、ステッ
プS314に移行して、低SNRのストリームデータ用
のバッファ領域の大きさを通常に設定するとともに、低
SNRのストリームデータについて先読込データ量を通
常に設定し、ステップS316に移行する。
ームデータ用のバッファ領域の大きさを通常よりも大き
く設定するとともに、中SNRのストリームデータにつ
いて先読込データ量を通常よりも大きく設定し、ステッ
プS314に移行して、低SNRのストリームデータ用
のバッファ領域の大きさを通常に設定するとともに、低
SNRのストリームデータについて先読込データ量を通
常に設定し、ステップS316に移行する。
【0076】ステップS316では、上記ステップS1
06のSNR調整処理で決定したSNRが低SNRであ
るか否かを判定し、低SNRであると判定されたとき(Y
es)は、ステップS318に移行して、高SNRのスト
リームデータ用のバッファ領域の大きさを通常よりも小
さく設定するとともに、高SNRのストリームデータに
ついて先読込データ量を通常よりも小さく設定し、ステ
ップS320に移行する。
06のSNR調整処理で決定したSNRが低SNRであ
るか否かを判定し、低SNRであると判定されたとき(Y
es)は、ステップS318に移行して、高SNRのスト
リームデータ用のバッファ領域の大きさを通常よりも小
さく設定するとともに、高SNRのストリームデータに
ついて先読込データ量を通常よりも小さく設定し、ステ
ップS320に移行する。
【0077】ステップS320では、中SNRのストリ
ームデータ用のバッファ領域の大きさを通常に設定する
とともに、中SNRのストリームデータについて先読込
データ量を通常に設定し、ステップS322に移行し
て、低SNRのストリームデータ用のバッファ領域の大
きさを通常よりも大きく設定するとともに、低SNRの
ストリームデータについて先読込データ量を通常よりも
大きく設定し、一連の処理を終了して元の処理に復帰さ
せる。
ームデータ用のバッファ領域の大きさを通常に設定する
とともに、中SNRのストリームデータについて先読込
データ量を通常に設定し、ステップS322に移行し
て、低SNRのストリームデータ用のバッファ領域の大
きさを通常よりも大きく設定するとともに、低SNRの
ストリームデータについて先読込データ量を通常よりも
大きく設定し、一連の処理を終了して元の処理に復帰さ
せる。
【0078】一方、ステップS316で、上記ステップ
S106のSNR調整処理で決定したSNRが低SNR
でないと判定されたとき(No)は、一連の処理を終了して
元の処理に復帰させる。
S106のSNR調整処理で決定したSNRが低SNR
でないと判定されたとき(No)は、一連の処理を終了して
元の処理に復帰させる。
【0079】一方、ステップS308で、上記ステップ
S106のSNR調整処理で決定したSNRが中SNR
でないと判定されたとき(No)は、ステップS316に移
行する。
S106のSNR調整処理で決定したSNRが中SNR
でないと判定されたとき(No)は、ステップS316に移
行する。
【0080】一方、ステップS300で、上記ステップ
S106のSNR調整処理で決定したSNRが高SNR
でないと判定されたとき(No)は、ステップS308に移
行する。
S106のSNR調整処理で決定したSNRが高SNR
でないと判定されたとき(No)は、ステップS308に移
行する。
【0081】次に、上記第1の実施の形態の動作を説明
する。
する。
【0082】携帯端末100の利用者がストリームデー
タを再生しようとする場合は、利用者は、まず、目的の
ストリームデータが格納されている場所を示すURL
(Uniform Resource Locator)を携帯端末100に入力
する。携帯端末100では、URLが入力されると、デ
ータ送信要求がプロキシサーバ300に送信される。
タを再生しようとする場合は、利用者は、まず、目的の
ストリームデータが格納されている場所を示すURL
(Uniform Resource Locator)を携帯端末100に入力
する。携帯端末100では、URLが入力されると、デ
ータ送信要求がプロキシサーバ300に送信される。
【0083】プロキシサーバ300では、データ送信要
求を受信すると、プロキシ制御部304により、そのデ
ータ送信要求に応じてURLにより特定される格納場所
にアクセスし、ステップS100〜S104を経て、受
信したデータ送信要求に係るストリームデータについ
て、高SNR、中SNRおよび低SNRのストリームデ
ータが先読込バッファ312に先読込され、先読込バッ
ファ312のストリームデータが携帯端末100に送信
される。
求を受信すると、プロキシ制御部304により、そのデ
ータ送信要求に応じてURLにより特定される格納場所
にアクセスし、ステップS100〜S104を経て、受
信したデータ送信要求に係るストリームデータについ
て、高SNR、中SNRおよび低SNRのストリームデ
ータが先読込バッファ312に先読込され、先読込バッ
ファ312のストリームデータが携帯端末100に送信
される。
【0084】このとき、通信状態が比較的良好で、携帯
端末100とのデータ伝送速度が平均的であるときは、
ステップS308〜S314を経て、各SNRのストリ
ームデータ用のバッファ領域の大きさが設定されるとと
もに、各SNRのストリームデータについて先読込デー
タ量が設定される。
端末100とのデータ伝送速度が平均的であるときは、
ステップS308〜S314を経て、各SNRのストリ
ームデータ用のバッファ領域の大きさが設定されるとと
もに、各SNRのストリームデータについて先読込デー
タ量が設定される。
【0085】すなわち、中SNRのストリームデータに
ついては、近い将来において送信する可能性が比較的高
いと思われるので、そのバッファ領域の大きさおよびそ
の先読込データ量が通常よりも大きく設定される。ま
た、高SNRおよび低SNRのストリームデータについ
ては、現在のSNRから次に推移する可能性が高いが近
い将来において送信する可能性が現在のものよりも低い
と思われるので、そのバッファ領域の大きさおよびその
先読込データ量が通常に設定される。こうした調整によ
り、ステップS102を経て、中SNRのストリームデ
ータについては、通常よりも多い先読込データ量のデー
タが先読込され、高SNRおよび低SNRのストリーム
データについては、通常の先読込データ量のデータが先
読込される。
ついては、近い将来において送信する可能性が比較的高
いと思われるので、そのバッファ領域の大きさおよびそ
の先読込データ量が通常よりも大きく設定される。ま
た、高SNRおよび低SNRのストリームデータについ
ては、現在のSNRから次に推移する可能性が高いが近
い将来において送信する可能性が現在のものよりも低い
と思われるので、そのバッファ領域の大きさおよびその
先読込データ量が通常に設定される。こうした調整によ
り、ステップS102を経て、中SNRのストリームデ
ータについては、通常よりも多い先読込データ量のデー
タが先読込され、高SNRおよび低SNRのストリーム
データについては、通常の先読込データ量のデータが先
読込される。
【0086】また、通信状態が比較的良好で、携帯端末
100とのデータ伝送速度が平均的であるときは、ステ
ップS206,S208を経て、先読込バッファ312
の中SNRのストリームデータが送信対象のストリーム
データとして決定される。こうした決定により、ステッ
プS104を経て、先読込バッファ312の中SNRの
ストリームデータが携帯端末100に送信される。
100とのデータ伝送速度が平均的であるときは、ステ
ップS206,S208を経て、先読込バッファ312
の中SNRのストリームデータが送信対象のストリーム
データとして決定される。こうした決定により、ステッ
プS104を経て、先読込バッファ312の中SNRの
ストリームデータが携帯端末100に送信される。
【0087】携帯端末100では、ストリームデータを
受信すると、受信したストリームデータが再生される。
このとき、中SNRのストリームデータが再生される。
例えば、受信したストリームデータが動画データである
場合は、携帯端末100の液晶ディスプレイで動画が再
生され、受信したストリームデータが音楽データである
場合は、携帯端末100のスピーカから音楽が再生され
る。
受信すると、受信したストリームデータが再生される。
このとき、中SNRのストリームデータが再生される。
例えば、受信したストリームデータが動画データである
場合は、携帯端末100の液晶ディスプレイで動画が再
生され、受信したストリームデータが音楽データである
場合は、携帯端末100のスピーカから音楽が再生され
る。
【0088】ところが、通信状態が不良となり、携帯端
末100とのデータ伝送速度が小さくなったときは、ス
テップS316〜S322を経て、各SNRのストリー
ムデータ用のバッファ領域の大きさが設定されるととも
に、各SNRのストリームデータについて先読込データ
量が設定される。
末100とのデータ伝送速度が小さくなったときは、ス
テップS316〜S322を経て、各SNRのストリー
ムデータ用のバッファ領域の大きさが設定されるととも
に、各SNRのストリームデータについて先読込データ
量が設定される。
【0089】すなわち、低SNRのストリームデータに
ついては、そのバッファ領域の大きさおよびその先読込
データ量が通常よりも大きく設定され、中SNRのスト
リームデータについては、そのバッファ領域の大きさお
よびその先読込データ量が通常に設定される。また、高
SNRのストリームデータについては、現在のSNRか
ら次の次に推移する可能性があるが近い将来において送
信する可能性が最も低いと思われるので、そのバッファ
領域の大きさおよびその先読込データ量が通常よりも小
さく設定される。こうした調整により、ステップS10
2を経て、低SNRのストリームデータについては、通
常よりも多い先読込データ量のデータが先読込され、中
SNRのストリームデータについては、通常の先読込デ
ータ量のデータが先読込され、高SNRのストリームデ
ータについては、通常よりも少ない先読込データ量のデ
ータが先読込される。
ついては、そのバッファ領域の大きさおよびその先読込
データ量が通常よりも大きく設定され、中SNRのスト
リームデータについては、そのバッファ領域の大きさお
よびその先読込データ量が通常に設定される。また、高
SNRのストリームデータについては、現在のSNRか
ら次の次に推移する可能性があるが近い将来において送
信する可能性が最も低いと思われるので、そのバッファ
領域の大きさおよびその先読込データ量が通常よりも小
さく設定される。こうした調整により、ステップS10
2を経て、低SNRのストリームデータについては、通
常よりも多い先読込データ量のデータが先読込され、中
SNRのストリームデータについては、通常の先読込デ
ータ量のデータが先読込され、高SNRのストリームデ
ータについては、通常よりも少ない先読込データ量のデ
ータが先読込される。
【0090】また、通信状態が不良となり、携帯端末1
00とのデータ伝送速度が小さくなったときは、ステッ
プS210,S212を経て、先読込バッファ312の
低SNRのストリームデータが送信対象のストリームデ
ータとして決定される。こうした決定により、ステップ
S104を経て、先読込バッファ312の低SNRのス
トリームデータが携帯端末100に送信される。
00とのデータ伝送速度が小さくなったときは、ステッ
プS210,S212を経て、先読込バッファ312の
低SNRのストリームデータが送信対象のストリームデ
ータとして決定される。こうした決定により、ステップ
S104を経て、先読込バッファ312の低SNRのス
トリームデータが携帯端末100に送信される。
【0091】携帯端末100では、ストリームデータを
受信すると、受信したストリームデータが再生される。
このとき、低SNRのストリームデータが再生される。
受信すると、受信したストリームデータが再生される。
このとき、低SNRのストリームデータが再生される。
【0092】したがって、プロキシサーバ300と携帯
端末100との間では、データ伝送速度が平均的である
ときは、再生内容が中SNRであるストリームデータが
送受信されるが、データ伝送速度が小さくなると、再生
内容の品質を落としてデータ量が小さいストリームデー
タが送受信される。よって、携帯端末100では、プロ
キシサーバ300とのデータ伝送速度が小さくなると、
再生内容の品質は落ちるが再生に乱れが生じにくくな
る。
端末100との間では、データ伝送速度が平均的である
ときは、再生内容が中SNRであるストリームデータが
送受信されるが、データ伝送速度が小さくなると、再生
内容の品質を落としてデータ量が小さいストリームデー
タが送受信される。よって、携帯端末100では、プロ
キシサーバ300とのデータ伝送速度が小さくなると、
再生内容の品質は落ちるが再生に乱れが生じにくくな
る。
【0093】一方、通信状態が比較的良好な状態でさら
に通信状態が良好になったときは、ステップS300〜
S306を経て、各SNRのストリームデータ用のバッ
ファ領域の大きさが設定されるとともに、各SNRのス
トリームデータについて先読込データ量が設定される。
に通信状態が良好になったときは、ステップS300〜
S306を経て、各SNRのストリームデータ用のバッ
ファ領域の大きさが設定されるとともに、各SNRのス
トリームデータについて先読込データ量が設定される。
【0094】すなわち、高SNRのストリームデータに
ついては、そのバッファ領域の大きさおよびその先読込
データ量が通常よりも大きく設定され、中SNRのスト
リームデータについては、そのバッファ領域の大きさお
よびその先読込データ量が通常に設定される。また、低
SNRのストリームデータについては、そのバッファ領
域の大きさおよびその先読込データ量が通常よりも小さ
く設定される。こうした調整により、ステップS102
を経て、高SNRのストリームデータについては、通常
よりも多い先読込データ量のデータが先読込され、中S
NRのストリームデータについては、通常の先読込デー
タ量のデータが先読込され、低SNRのストリームデー
タについては、通常よりも少ない先読込データ量のデー
タが先読込される。
ついては、そのバッファ領域の大きさおよびその先読込
データ量が通常よりも大きく設定され、中SNRのスト
リームデータについては、そのバッファ領域の大きさお
よびその先読込データ量が通常に設定される。また、低
SNRのストリームデータについては、そのバッファ領
域の大きさおよびその先読込データ量が通常よりも小さ
く設定される。こうした調整により、ステップS102
を経て、高SNRのストリームデータについては、通常
よりも多い先読込データ量のデータが先読込され、中S
NRのストリームデータについては、通常の先読込デー
タ量のデータが先読込され、低SNRのストリームデー
タについては、通常よりも少ない先読込データ量のデー
タが先読込される。
【0095】また、通信状態が比較的良好な状態でさら
に通信状態が良好になったときは、ステップS202,
S204を経て、先読込バッファ312の高SNRのス
トリームデータが送信対象のストリームデータとして決
定される。こうした決定により、ステップS104を経
て、先読込バッファ312の高SNRのストリームデー
タが携帯端末100に送信される。
に通信状態が良好になったときは、ステップS202,
S204を経て、先読込バッファ312の高SNRのス
トリームデータが送信対象のストリームデータとして決
定される。こうした決定により、ステップS104を経
て、先読込バッファ312の高SNRのストリームデー
タが携帯端末100に送信される。
【0096】携帯端末100では、ストリームデータを
受信すると、受信したストリームデータが再生される。
このとき、高SNRのストリームデータが再生される。
受信すると、受信したストリームデータが再生される。
このとき、高SNRのストリームデータが再生される。
【0097】したがって、プロキシサーバ300と携帯
端末100との間では、データ伝送速度が平均的である
ときは、再生内容が中SNRであるストリームデータが
送受信されるが、データ伝送速度が大きくなると、デー
タ量を大きくして再生内容の品質が高いストリームデー
タが送受信される。よって、携帯端末100では、プロ
キシサーバ300とのデータ伝送速度が大きくなると、
再生内容の品質が向上する。
端末100との間では、データ伝送速度が平均的である
ときは、再生内容が中SNRであるストリームデータが
送受信されるが、データ伝送速度が大きくなると、デー
タ量を大きくして再生内容の品質が高いストリームデー
タが送受信される。よって、携帯端末100では、プロ
キシサーバ300とのデータ伝送速度が大きくなると、
再生内容の品質が向上する。
【0098】このようにして、本実施の形態では、プロ
キシサーバ300は、携帯端末100からのデータ送信
要求に応じて、そのデータ送信要求に係るストリームデ
ータについて、高SNR、中SNRおよび低SNRのス
トリームデータを先読込バッファ312に先読込し、携
帯端末100とのデータ伝送速度に応じて送信対象とな
るストリームデータのSNRを調整しながら、先読込バ
ッファ312のストリームデータを携帯端末100に送
信するようにした。
キシサーバ300は、携帯端末100からのデータ送信
要求に応じて、そのデータ送信要求に係るストリームデ
ータについて、高SNR、中SNRおよび低SNRのス
トリームデータを先読込バッファ312に先読込し、携
帯端末100とのデータ伝送速度に応じて送信対象とな
るストリームデータのSNRを調整しながら、先読込バ
ッファ312のストリームデータを携帯端末100に送
信するようにした。
【0099】これにより、携帯端末100では、プロキ
シサーバ300とのデータ伝送速度が小さくなると、再
生内容の品質は落ちるが再生に乱れが生じにくくなる。
したがって、携帯端末100でストリームデータを再生
する場合に、従来に比して、再生に乱れが生じるのをあ
る程度防止することができる。
シサーバ300とのデータ伝送速度が小さくなると、再
生内容の品質は落ちるが再生に乱れが生じにくくなる。
したがって、携帯端末100でストリームデータを再生
する場合に、従来に比して、再生に乱れが生じるのをあ
る程度防止することができる。
【0100】さらに、本実施の形態では、プロキシサー
バ300は、現在送信しているストリームデータのSN
Rに基づいて、高SNR、中SNRおよび低SNRの各
ストリームデータを格納するためのバッファ領域のそれ
ぞれの大きさを決定するとともに、現在送信しているス
トリームデータのSNRに基づいて、高SNR、中SN
Rおよび低SNRの各ストリームデータを先読込すると
きのそれぞれの先読込データ量を決定するようにした。
バ300は、現在送信しているストリームデータのSN
Rに基づいて、高SNR、中SNRおよび低SNRの各
ストリームデータを格納するためのバッファ領域のそれ
ぞれの大きさを決定するとともに、現在送信しているス
トリームデータのSNRに基づいて、高SNR、中SN
Rおよび低SNRの各ストリームデータを先読込すると
きのそれぞれの先読込データ量を決定するようにした。
【0101】これにより、携帯端末100に現在送信す
べきストリームデータが優先的に先読込されるので、各
SNRのストリームデータを同一の先読込データ量で先
読込する場合に比して、プロキシサーバ300と携帯端
末100との間で、そのストリームデータの伝送が断続
的になりにくくなる。したがって、携帯端末100でス
トリームデータを再生する場合に、再生に乱れが生じる
のをさらに防止することができる。
べきストリームデータが優先的に先読込されるので、各
SNRのストリームデータを同一の先読込データ量で先
読込する場合に比して、プロキシサーバ300と携帯端
末100との間で、そのストリームデータの伝送が断続
的になりにくくなる。したがって、携帯端末100でス
トリームデータを再生する場合に、再生に乱れが生じる
のをさらに防止することができる。
【0102】上記第1の実施の形態において、WWWサ
ーバDSは、請求項1、3または9記載のデータ蓄積端
末に対応し、携帯端末100は、請求項1記載の通信端
末に対応している。また、先読込バッファ312は、請
求項2、6または9記載の記憶手段に対応し、ステップ
S102は、請求項2、3または9記載の先読込手段に
対応し、ステップS104,S106は、請求項2ない
し6、または9記載の送信手段に対応し、ステップS1
02,S108は、請求項5または6記載の先読込手段
に対応している。
ーバDSは、請求項1、3または9記載のデータ蓄積端
末に対応し、携帯端末100は、請求項1記載の通信端
末に対応している。また、先読込バッファ312は、請
求項2、6または9記載の記憶手段に対応し、ステップ
S102は、請求項2、3または9記載の先読込手段に
対応し、ステップS104,S106は、請求項2ない
し6、または9記載の送信手段に対応し、ステップS1
02,S108は、請求項5または6記載の先読込手段
に対応している。
【0103】次に、本発明の第2の実施の形態を図面を
参照しながら説明する。図9および図10は、本発明に
係るストリームデータ先読込装置およびストリームデー
タ先読込プログラムを記憶した記憶媒体の第2の実施の
形態を示す図である。以下、上記第1の実施の形態と異
なる部分についてのみ説明をし、重複する部分について
は同一の符号を付して説明を省略する。
参照しながら説明する。図9および図10は、本発明に
係るストリームデータ先読込装置およびストリームデー
タ先読込プログラムを記憶した記憶媒体の第2の実施の
形態を示す図である。以下、上記第1の実施の形態と異
なる部分についてのみ説明をし、重複する部分について
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0104】本実施の形態は、本発明に係るストリーム
データ先読込装置およびストリームデータ先読込プログ
ラムを記憶した記憶媒体を、図1に示すように、インタ
ーネット400において、携帯端末100が、WWWサ
ーバDSのストリームデータを読み込み、再生する場合
について適用したものであって、上記第1の実施の形態
と異なる点は、プロキシサーバ300と携帯端末100
との過去の通信履歴から作成したバッファ遷移確率テー
ブルを用いて、各SNRのストリームデータについて、
そのバッファ領域の大きさおよびその先読込データ量を
決定する点にある。
データ先読込装置およびストリームデータ先読込プログ
ラムを記憶した記憶媒体を、図1に示すように、インタ
ーネット400において、携帯端末100が、WWWサ
ーバDSのストリームデータを読み込み、再生する場合
について適用したものであって、上記第1の実施の形態
と異なる点は、プロキシサーバ300と携帯端末100
との過去の通信履歴から作成したバッファ遷移確率テー
ブルを用いて、各SNRのストリームデータについて、
そのバッファ領域の大きさおよびその先読込データ量を
決定する点にある。
【0105】まず、プロキシサーバ300の機能構成を
図9および図10を参照しながら説明する。図9は、プ
ロキシサーバ300の機能構成を示す機能ブロック図で
あり、図10は、バッファ遷移確率テーブルの構造を説
明するための状態遷移図である。
図9および図10を参照しながら説明する。図9は、プ
ロキシサーバ300の機能構成を示す機能ブロック図で
あり、図10は、バッファ遷移確率テーブルの構造を説
明するための状態遷移図である。
【0106】プロキシサーバ300は、図9に示すよう
に、携帯端末エミュレート部302と、プロキシ制御部
304と、端末個別テーブル306と、データ変換部3
08と、キャッシュメモリ310と、先読込バッファ3
12と、プロキシサーバ300と携帯端末100との過
去の通信履歴から作成したバッファ遷移確率テーブル3
14とで構成されている。
に、携帯端末エミュレート部302と、プロキシ制御部
304と、端末個別テーブル306と、データ変換部3
08と、キャッシュメモリ310と、先読込バッファ3
12と、プロキシサーバ300と携帯端末100との過
去の通信履歴から作成したバッファ遷移確率テーブル3
14とで構成されている。
【0107】バッファ遷移確率テーブル314は、図9
に示すように、現在送信しているストリームデータのS
NRが高SNRである状態で、次に中SNRのデータ伝
送状態に推移する確率と、次も高SNRのデータ伝送状
態を維持する確率とが登録されている。さらに、現在送
信しているストリームデータのSNRが中SNRである
状態で、次に高SNRのデータ伝送状態に推移する確率
と、次に低SNRのデータ伝送状態に推移する確率と、
次も中SNRのデータ伝送状態を維持する確率とが登録
されている。さらに、現在送信しているストリームデー
タのSNRが低SNRである状態で、次に中SNRのデ
ータ伝送状態に推移する確率と、次も低SNRのデータ
伝送状態を維持する確率とが登録されている。
に示すように、現在送信しているストリームデータのS
NRが高SNRである状態で、次に中SNRのデータ伝
送状態に推移する確率と、次も高SNRのデータ伝送状
態を維持する確率とが登録されている。さらに、現在送
信しているストリームデータのSNRが中SNRである
状態で、次に高SNRのデータ伝送状態に推移する確率
と、次に低SNRのデータ伝送状態に推移する確率と、
次も中SNRのデータ伝送状態を維持する確率とが登録
されている。さらに、現在送信しているストリームデー
タのSNRが低SNRである状態で、次に中SNRのデ
ータ伝送状態に推移する確率と、次も低SNRのデータ
伝送状態を維持する確率とが登録されている。
【0108】図9の例では、高SNRのデータ伝送状態
で、次に中SNRのデータ伝送状態に推移する確率が
「80%」として、次も高SNRのデータ伝送状態を維
持する確率が「20%」として登録されている。また、
中SNRのデータ伝送状態で、次に高SNRのデータ伝
送状態に推移する確率が「30%」として、次に低SN
Rのデータ伝送状態に推移する確率が「10%」とし
て、次も中SNRのデータ伝送状態を維持する確率が
「60%」として登録されている。また、低SNRのデ
ータ伝送状態で、次に中SNRのデータ伝送状態に推移
する確率が「70%」として、次も低SNRのデータ伝
送状態を維持する確率が「30%」として登録されてい
る。
で、次に中SNRのデータ伝送状態に推移する確率が
「80%」として、次も高SNRのデータ伝送状態を維
持する確率が「20%」として登録されている。また、
中SNRのデータ伝送状態で、次に高SNRのデータ伝
送状態に推移する確率が「30%」として、次に低SN
Rのデータ伝送状態に推移する確率が「10%」とし
て、次も中SNRのデータ伝送状態を維持する確率が
「60%」として登録されている。また、低SNRのデ
ータ伝送状態で、次に中SNRのデータ伝送状態に推移
する確率が「70%」として、次も低SNRのデータ伝
送状態を維持する確率が「30%」として登録されてい
る。
【0109】携帯端末エミュレート部302は、バッフ
ァ遷移確率テーブル314の遷移確率に基づいて、各S
NRのストリームデータについて、そのバッファ領域の
大きさおよびその先読込データ量を決定するようになっ
ている。具体的には、次のように設定する。
ァ遷移確率テーブル314の遷移確率に基づいて、各S
NRのストリームデータについて、そのバッファ領域の
大きさおよびその先読込データ量を決定するようになっ
ている。具体的には、次のように設定する。
【0110】高SNRのデータ伝送状態では、中SNR
のストリームデータについては、そのバッファ領域の大
きさおよびその先読込データ量を、全体に対して次に中
SNRのデータ伝送状態に推移する確率に相当する大き
さおよびデータ量として設定し、高SNRのストリーム
データについては、そのバッファ領域の大きさおよびそ
の先読込データ量を、全体に対して次も高SNRのデー
タ伝送状態を維持する確率に相当する大きさおよびデー
タ量として設定する。
のストリームデータについては、そのバッファ領域の大
きさおよびその先読込データ量を、全体に対して次に中
SNRのデータ伝送状態に推移する確率に相当する大き
さおよびデータ量として設定し、高SNRのストリーム
データについては、そのバッファ領域の大きさおよびそ
の先読込データ量を、全体に対して次も高SNRのデー
タ伝送状態を維持する確率に相当する大きさおよびデー
タ量として設定する。
【0111】また、中SNRのデータ伝送状態では、高
SNRのストリームデータについては、そのバッファ領
域の大きさおよびその先読込データ量を、全体に対して
次に高SNRのデータ伝送状態に推移する確率に相当す
る大きさおよびデータ量として設定し、低SNRのスト
リームデータについては、そのバッファ領域の大きさお
よびその先読込データ量を、全体に対して次に低SNR
のデータ伝送状態に推移する確率に相当する大きさおよ
びデータ量として設定し、中SNRのストリームデータ
については、そのバッファ領域の大きさおよびその先読
込データ量を、全体に対して次も中SNRのデータ伝送
状態を維持する確率に相当する大きさおよびデータ量と
して設定する。
SNRのストリームデータについては、そのバッファ領
域の大きさおよびその先読込データ量を、全体に対して
次に高SNRのデータ伝送状態に推移する確率に相当す
る大きさおよびデータ量として設定し、低SNRのスト
リームデータについては、そのバッファ領域の大きさお
よびその先読込データ量を、全体に対して次に低SNR
のデータ伝送状態に推移する確率に相当する大きさおよ
びデータ量として設定し、中SNRのストリームデータ
については、そのバッファ領域の大きさおよびその先読
込データ量を、全体に対して次も中SNRのデータ伝送
状態を維持する確率に相当する大きさおよびデータ量と
して設定する。
【0112】また、低SNRのデータ伝送状態では、中
SNRのストリームデータについては、そのバッファ領
域の大きさおよびその先読込データ量を、全体に対して
次に中SNRのデータ伝送状態に推移する確率に相当す
る大きさおよびデータ量として設定し、低SNRのスト
リームデータについては、そのバッファ領域の大きさお
よびその先読込データ量を、全体に対して次も低SNR
のデータ伝送状態を維持する確率に相当する大きさおよ
びデータ量として設定する。
SNRのストリームデータについては、そのバッファ領
域の大きさおよびその先読込データ量を、全体に対して
次に中SNRのデータ伝送状態に推移する確率に相当す
る大きさおよびデータ量として設定し、低SNRのスト
リームデータについては、そのバッファ領域の大きさお
よびその先読込データ量を、全体に対して次も低SNR
のデータ伝送状態を維持する確率に相当する大きさおよ
びデータ量として設定する。
【0113】次に、上記第2の実施の形態の動作を説明
する。
する。
【0114】プロキシサーバ300では、データ送信要
求を受信すると、プロキシ制御部304により、そのデ
ータ送信要求に応じてURLにより特定される格納場所
にアクセスし、受信したデータ送信要求に係るストリー
ムデータについて、高SNR、中SNRおよび低SNR
のストリームデータが先読込バッファ312に先読込さ
れ、先読込バッファ312のストリームデータが携帯端
末100に送信される。
求を受信すると、プロキシ制御部304により、そのデ
ータ送信要求に応じてURLにより特定される格納場所
にアクセスし、受信したデータ送信要求に係るストリー
ムデータについて、高SNR、中SNRおよび低SNR
のストリームデータが先読込バッファ312に先読込さ
れ、先読込バッファ312のストリームデータが携帯端
末100に送信される。
【0115】このとき、通信状態が比較的良好で、携帯
端末100とのデータ伝送速度が平均的であるときは、
各SNRのストリームデータ用のバッファ領域の大きさ
が設定されるとともに、各SNRのストリームデータに
ついて先読込データ量が設定される。
端末100とのデータ伝送速度が平均的であるときは、
各SNRのストリームデータ用のバッファ領域の大きさ
が設定されるとともに、各SNRのストリームデータに
ついて先読込データ量が設定される。
【0116】すなわち、図9を例にとると、中SNRの
ストリームデータについては、そのバッファ領域の大き
さおよびその先読込データ量が全体に対して「60%」
に設定され、高SNRのストリームデータについては、
そのバッファ領域の大きさおよびその先読込データ量が
全体に対して「30%」に設定され、低SNRのストリ
ームデータについては、そのバッファ領域の大きさおよ
びその先読込データ量が全体に対して「10%」に設定
される。こうした調整により、ステップS102を経
て、中SNRのストリームデータについては、全体に対
して「60%」の先読込データ量のデータが先読込さ
れ、高SNRのストリームデータについては、全体に対
して「30%」の先読込データ量のデータが先読込さ
れ、低SNRのストリームデータについては、全体に対
して「10%」の先読込データ量のデータが先読込され
る。
ストリームデータについては、そのバッファ領域の大き
さおよびその先読込データ量が全体に対して「60%」
に設定され、高SNRのストリームデータについては、
そのバッファ領域の大きさおよびその先読込データ量が
全体に対して「30%」に設定され、低SNRのストリ
ームデータについては、そのバッファ領域の大きさおよ
びその先読込データ量が全体に対して「10%」に設定
される。こうした調整により、ステップS102を経
て、中SNRのストリームデータについては、全体に対
して「60%」の先読込データ量のデータが先読込さ
れ、高SNRのストリームデータについては、全体に対
して「30%」の先読込データ量のデータが先読込さ
れ、低SNRのストリームデータについては、全体に対
して「10%」の先読込データ量のデータが先読込され
る。
【0117】また、通信状態が比較的良好で、携帯端末
100とのデータ伝送速度が平均的であるときは、先読
込バッファ312の中SNRのストリームデータが送信
対象のストリームデータとして決定される。こうした決
定により、ステップS104を経て、先読込バッファ3
12の中SNRのストリームデータが携帯端末100に
送信される。
100とのデータ伝送速度が平均的であるときは、先読
込バッファ312の中SNRのストリームデータが送信
対象のストリームデータとして決定される。こうした決
定により、ステップS104を経て、先読込バッファ3
12の中SNRのストリームデータが携帯端末100に
送信される。
【0118】携帯端末100では、ストリームデータを
受信すると、受信したストリームデータが再生される。
このとき、中SNRのストリームデータが再生される。
受信すると、受信したストリームデータが再生される。
このとき、中SNRのストリームデータが再生される。
【0119】ところが、通信状態が不良となり、携帯端
末100とのデータ伝送速度が小さくなったときは、各
SNRのストリームデータ用のバッファ領域の大きさが
設定されるとともに、各SNRのストリームデータにつ
いて先読込データ量が設定される。
末100とのデータ伝送速度が小さくなったときは、各
SNRのストリームデータ用のバッファ領域の大きさが
設定されるとともに、各SNRのストリームデータにつ
いて先読込データ量が設定される。
【0120】すなわち、図9を例にとると、低SNRの
ストリームデータについては、そのバッファ領域の大き
さおよびその先読込データ量が全体に対して「30%」
に設定され、中SNRのストリームデータについては、
そのバッファ領域の大きさおよびその先読込データ量が
全体に対して「70%」に設定される。こうした調整に
より、ステップS102を経て、低SNRのストリーム
データについては、全体に対して「30%」の先読込デ
ータ量のデータが先読込され、中SNRのストリームデ
ータについては、全体に対して「70%」の先読込デー
タ量のデータが先読込される。
ストリームデータについては、そのバッファ領域の大き
さおよびその先読込データ量が全体に対して「30%」
に設定され、中SNRのストリームデータについては、
そのバッファ領域の大きさおよびその先読込データ量が
全体に対して「70%」に設定される。こうした調整に
より、ステップS102を経て、低SNRのストリーム
データについては、全体に対して「30%」の先読込デ
ータ量のデータが先読込され、中SNRのストリームデ
ータについては、全体に対して「70%」の先読込デー
タ量のデータが先読込される。
【0121】また、通信状態が不良となり、携帯端末1
00とのデータ伝送速度が小さくなったときは、先読込
バッファ312の低SNRのストリームデータが送信対
象のストリームデータとして決定される。こうした決定
により、ステップS104を経て、先読込バッファ31
2の低SNRのストリームデータが携帯端末100に送
信される。
00とのデータ伝送速度が小さくなったときは、先読込
バッファ312の低SNRのストリームデータが送信対
象のストリームデータとして決定される。こうした決定
により、ステップS104を経て、先読込バッファ31
2の低SNRのストリームデータが携帯端末100に送
信される。
【0122】携帯端末100では、ストリームデータを
受信すると、受信したストリームデータが再生される。
このとき、低SNRのストリームデータが再生される。
受信すると、受信したストリームデータが再生される。
このとき、低SNRのストリームデータが再生される。
【0123】したがって、プロキシサーバ300と携帯
端末100との間では、データ伝送速度が平均的である
ときは、再生内容が中SNRであるストリームデータが
送受信されるが、データ伝送速度が小さくなると、再生
内容の品質を落としてデータ量が小さいストリームデー
タが送受信される。よって、携帯端末100では、プロ
キシサーバ300とのデータ伝送速度が小さくなると、
再生内容の品質は落ちるが再生に乱れが生じにくくな
る。
端末100との間では、データ伝送速度が平均的である
ときは、再生内容が中SNRであるストリームデータが
送受信されるが、データ伝送速度が小さくなると、再生
内容の品質を落としてデータ量が小さいストリームデー
タが送受信される。よって、携帯端末100では、プロ
キシサーバ300とのデータ伝送速度が小さくなると、
再生内容の品質は落ちるが再生に乱れが生じにくくな
る。
【0124】一方、通信状態が比較的良好な状態でさら
に通信状態が良好になったときは、各SNRのストリー
ムデータ用のバッファ領域の大きさが設定されるととも
に、各SNRのストリームデータについて先読込データ
量が設定される。
に通信状態が良好になったときは、各SNRのストリー
ムデータ用のバッファ領域の大きさが設定されるととも
に、各SNRのストリームデータについて先読込データ
量が設定される。
【0125】すなわち、図9を例にとると、高SNRの
ストリームデータについては、そのバッファ領域の大き
さおよびその先読込データ量が全体に対して「20%」
に設定され、中SNRのストリームデータについては、
そのバッファ領域の大きさおよびその先読込データ量が
全体に対して「80%」に設定される。こうした調整に
より、ステップS102を経て、高SNRのストリーム
データについては、全体に対して「20%」の先読込デ
ータ量のデータが先読込され、中SNRのストリームデ
ータについては、全体に対して「80%」の先読込デー
タ量のデータが先読込される。
ストリームデータについては、そのバッファ領域の大き
さおよびその先読込データ量が全体に対して「20%」
に設定され、中SNRのストリームデータについては、
そのバッファ領域の大きさおよびその先読込データ量が
全体に対して「80%」に設定される。こうした調整に
より、ステップS102を経て、高SNRのストリーム
データについては、全体に対して「20%」の先読込デ
ータ量のデータが先読込され、中SNRのストリームデ
ータについては、全体に対して「80%」の先読込デー
タ量のデータが先読込される。
【0126】また、通信状態が比較的良好な状態でさら
に通信状態が良好になったときは、先読込バッファ31
2の高SNRのストリームデータが送信対象のストリー
ムデータとして決定される。こうした決定により、ステ
ップS104を経て、先読込バッファ312の高SNR
のストリームデータが携帯端末100に送信される。
に通信状態が良好になったときは、先読込バッファ31
2の高SNRのストリームデータが送信対象のストリー
ムデータとして決定される。こうした決定により、ステ
ップS104を経て、先読込バッファ312の高SNR
のストリームデータが携帯端末100に送信される。
【0127】携帯端末100では、ストリームデータを
受信すると、受信したストリームデータが再生される。
このとき、高SNRのストリームデータが再生される。
受信すると、受信したストリームデータが再生される。
このとき、高SNRのストリームデータが再生される。
【0128】したがって、プロキシサーバ300と携帯
端末100との間では、データ伝送速度が平均的である
ときは、再生内容が中SNRであるストリームデータが
送受信されるが、データ伝送速度が大きくなると、デー
タ量を大きくして再生内容の品質が高いストリームデー
タが送受信される。よって、携帯端末100では、プロ
キシサーバ300とのデータ伝送速度が大きくなると、
再生内容の品質が向上する。
端末100との間では、データ伝送速度が平均的である
ときは、再生内容が中SNRであるストリームデータが
送受信されるが、データ伝送速度が大きくなると、デー
タ量を大きくして再生内容の品質が高いストリームデー
タが送受信される。よって、携帯端末100では、プロ
キシサーバ300とのデータ伝送速度が大きくなると、
再生内容の品質が向上する。
【0129】このようにして、本実施の形態では、プロ
キシサーバ300は、バッファ遷移確率テーブル314
の遷移確率に基づいて、各SNRのストリームデータに
ついて、そのバッファ領域の大きさおよびその先読込デ
ータ量を決定するようにした。
キシサーバ300は、バッファ遷移確率テーブル314
の遷移確率に基づいて、各SNRのストリームデータに
ついて、そのバッファ領域の大きさおよびその先読込デ
ータ量を決定するようにした。
【0130】これにより、携帯端末100に対し近い将
来において送信すべきストリームデータが優先的に先読
込されるので、各SNRのストリームデータを同一の先
読込データ量で先読込する場合に比して、プロキシサー
バ300と携帯端末100との間で、そのストリームデ
ータの伝送が断続的になりにくくなる。したがって、携
帯端末100でストリームデータを再生する場合に、再
生に乱れが生じるのをさらに防止することができる。
来において送信すべきストリームデータが優先的に先読
込されるので、各SNRのストリームデータを同一の先
読込データ量で先読込する場合に比して、プロキシサー
バ300と携帯端末100との間で、そのストリームデ
ータの伝送が断続的になりにくくなる。したがって、携
帯端末100でストリームデータを再生する場合に、再
生に乱れが生じるのをさらに防止することができる。
【0131】上記第2の実施の形態において、WWWサ
ーバDSは、請求項1、3または9記載のデータ蓄積端
末に対応し、携帯端末100は、請求項1記載の通信端
末に対応している。また、先読込バッファ312は、請
求項2、6または9記載の記憶手段に対応し、ステップ
S102は、請求項2、3または9記載の先読込手段に
対応し、ステップS104,S106は、請求項2ない
し6、または9記載の送信手段に対応し、ステップS1
02,S108は、請求項5または6記載の先読込手段
に対応している。
ーバDSは、請求項1、3または9記載のデータ蓄積端
末に対応し、携帯端末100は、請求項1記載の通信端
末に対応している。また、先読込バッファ312は、請
求項2、6または9記載の記憶手段に対応し、ステップ
S102は、請求項2、3または9記載の先読込手段に
対応し、ステップS104,S106は、請求項2ない
し6、または9記載の送信手段に対応し、ステップS1
02,S108は、請求項5または6記載の先読込手段
に対応している。
【0132】次に、本発明の第3の実施の形態を図面を
参照しながら説明する。図11ないし図14は、本発明
に係るストリームデータ先読込装置の第3の実施の形態
を示す図である。以下、上記第1の実施の形態と異なる
部分についてのみ説明をし、重複する部分については同
一の符号を付して説明を省略する。
参照しながら説明する。図11ないし図14は、本発明
に係るストリームデータ先読込装置の第3の実施の形態
を示す図である。以下、上記第1の実施の形態と異なる
部分についてのみ説明をし、重複する部分については同
一の符号を付して説明を省略する。
【0133】本実施の形態は、本発明に係るストリーム
データ先読込装置およびストリームデータ先読込プログ
ラムを記憶した記憶媒体を、図1に示すように、インタ
ーネット400において、携帯端末100が、WWWサ
ーバDSのストリームデータを読み込み、再生する場合
について適用したものであって、上記第1の実施の形態
と異なる点は、複数のストリームデータについてそれら
を関連付けて再生するためのスケジュールを規定したス
ケジュールデータ(例えば、SMIL(Synchronized M
ultimedia Integration Language)で記述されたデー
タ)に基づいて、各SNRのストリームデータについ
て、そのバッファ領域の大きさおよびその先読込データ
量を決定する点にある。
データ先読込装置およびストリームデータ先読込プログ
ラムを記憶した記憶媒体を、図1に示すように、インタ
ーネット400において、携帯端末100が、WWWサ
ーバDSのストリームデータを読み込み、再生する場合
について適用したものであって、上記第1の実施の形態
と異なる点は、複数のストリームデータについてそれら
を関連付けて再生するためのスケジュールを規定したス
ケジュールデータ(例えば、SMIL(Synchronized M
ultimedia Integration Language)で記述されたデー
タ)に基づいて、各SNRのストリームデータについ
て、そのバッファ領域の大きさおよびその先読込データ
量を決定する点にある。
【0134】まず、スケジュールデータの構造を図11
ないし図13を参照しながら説明する。図11は、スケ
ジュールデータの構造を示す図であり、図12は、各ス
トリームデータの再生タイミングを示すタイムチャート
であり、図13は、携帯端末100の表示画面を示す図
である。
ないし図13を参照しながら説明する。図11は、スケ
ジュールデータの構造を示す図であり、図12は、各ス
トリームデータの再生タイミングを示すタイムチャート
であり、図13は、携帯端末100の表示画面を示す図
である。
【0135】スケジュールデータは、例えば、図11に
示すように、ストリームデータとして、アニメーション
データAnと、テキストデータTxと、ビデオデータ
V1,V2とが関連付けられている。
示すように、ストリームデータとして、アニメーション
データAnと、テキストデータTxと、ビデオデータ
V1,V2とが関連付けられている。
【0136】アニメーションデータAnは、イメージデ
ータ、シェイプデータおよびサウンドデータからなるア
ニメーションデータA1,A2を含んで構成されている。
アニメーションデータAnについてのスケジュールは、
図12および図13に示すように、再生開始時刻T1か
らt秒を経過した時刻T2において、それらアニメーシ
ョンデータに基づいて、携帯端末100の表示画面のう
ちアニメーションを表示する領域54にアニメーション
を再生するように、規定されている。
ータ、シェイプデータおよびサウンドデータからなるア
ニメーションデータA1,A2を含んで構成されている。
アニメーションデータAnについてのスケジュールは、
図12および図13に示すように、再生開始時刻T1か
らt秒を経過した時刻T2において、それらアニメーシ
ョンデータに基づいて、携帯端末100の表示画面のう
ちアニメーションを表示する領域54にアニメーション
を再生するように、規定されている。
【0137】テキストデータTxは、テキストデータT1
〜T3を含んで構成されている。テキストデータTxにつ
いてのスケジュールは、図12および図13に示すよう
に、再生開始時刻T1において、それらテキストデータ
に基づいて、携帯端末100の表示画面のうちテキスト
を表示する領域53にテキストを表示するように、規定
されている。
〜T3を含んで構成されている。テキストデータTxにつ
いてのスケジュールは、図12および図13に示すよう
に、再生開始時刻T1において、それらテキストデータ
に基づいて、携帯端末100の表示画面のうちテキスト
を表示する領域53にテキストを表示するように、規定
されている。
【0138】ビデオデータV1は、ビデオデータV1-1〜
V1-3を含んで構成されている。ビデオデータV1につい
てのスケジュールは、図12および図13に示すよう
に、再生開始時刻T1において、それらビデオデータに
基づいて、携帯端末100の表示画面のうちビデオ1を
表示する領域50にビデオを再生するように、規定され
ている。
V1-3を含んで構成されている。ビデオデータV1につい
てのスケジュールは、図12および図13に示すよう
に、再生開始時刻T1において、それらビデオデータに
基づいて、携帯端末100の表示画面のうちビデオ1を
表示する領域50にビデオを再生するように、規定され
ている。
【0139】ビデオデータV2についてのスケジュール
は、図12および図13に示すように、再生開始時刻T
1からt秒を経過した時刻T2において、そのビデオデー
タに基づいて、携帯端末100の表示画面のうちビデオ
2を表示する領域52にビデオを再生するように、規定
されている。
は、図12および図13に示すように、再生開始時刻T
1からt秒を経過した時刻T2において、そのビデオデー
タに基づいて、携帯端末100の表示画面のうちビデオ
2を表示する領域52にビデオを再生するように、規定
されている。
【0140】次に、プロキシサーバ300の機能構成を
図14を参照しながら説明する。図14は、先読込バッ
ファ312のバッファ領域を示すメモリマップである。
図14を参照しながら説明する。図14は、先読込バッ
ファ312のバッファ領域を示すメモリマップである。
【0141】プロキシサーバ300は、携帯端末エミュ
レート部302と、プロキシ制御部304と、端末個別
テーブル306と、データ変換部308と、キャッシュ
メモリ310と、先読込バッファ312とで構成されて
いる。
レート部302と、プロキシ制御部304と、端末個別
テーブル306と、データ変換部308と、キャッシュ
メモリ310と、先読込バッファ312とで構成されて
いる。
【0142】先読込バッファ312は、各ストリームデ
ータの種別ごとに、ストリームデータを先読込するため
の記憶領域を有し、具体的には、図14に示すように、
各ストリームデータの種別ごとに、高SNRのストリー
ムデータを格納するためのバッファ領域と、中SNRの
ストリームデータを格納するためのバッファ領域と、低
SNRのストリームデータを格納するためのバッファ領
域とを有している。なお、これらバッファ領域の大きさ
は、携帯端末エミュレート部302の制御により動的に
変化するものであり、スケジュールデータに基づいて、
必要な時間帯において必要なデータ量だけ確保される。
ータの種別ごとに、ストリームデータを先読込するため
の記憶領域を有し、具体的には、図14に示すように、
各ストリームデータの種別ごとに、高SNRのストリー
ムデータを格納するためのバッファ領域と、中SNRの
ストリームデータを格納するためのバッファ領域と、低
SNRのストリームデータを格納するためのバッファ領
域とを有している。なお、これらバッファ領域の大きさ
は、携帯端末エミュレート部302の制御により動的に
変化するものであり、スケジュールデータに基づいて、
必要な時間帯において必要なデータ量だけ確保される。
【0143】図14の例では、ビデオデータV1-3につ
いて、中SNRのストリームデータを格納するためのバ
ッファ領域60と、低SNRのストリームデータを格納
するためのバッファ領域61とが設けられている。ま
た、ビデオデータV1-2について、高SNRのストリー
ムデータを格納するためのバッファ領域62と、中SN
Rのストリームデータを格納するためのバッファ領域6
3と、低SNRのストリームデータを格納するためのバ
ッファ領域64とが設けられている。また、ビデオデー
タV2について、中SNRのストリームデータを格納す
るためのバッファ領域65と、低SNRのストリームデ
ータを格納するためのバッファ領域66とが設けられて
いる。
いて、中SNRのストリームデータを格納するためのバ
ッファ領域60と、低SNRのストリームデータを格納
するためのバッファ領域61とが設けられている。ま
た、ビデオデータV1-2について、高SNRのストリー
ムデータを格納するためのバッファ領域62と、中SN
Rのストリームデータを格納するためのバッファ領域6
3と、低SNRのストリームデータを格納するためのバ
ッファ領域64とが設けられている。また、ビデオデー
タV2について、中SNRのストリームデータを格納す
るためのバッファ領域65と、低SNRのストリームデ
ータを格納するためのバッファ領域66とが設けられて
いる。
【0144】次に、上記第3の実施の形態の動作を説明
する。
する。
【0145】プロキシサーバ300では、スケジュール
データのデータ送信要求を受信すると、プロキシ制御部
304により、そのデータ送信要求に応じてURLによ
り特定される格納場所にアクセスし、受信したデータ送
信要求に係るスケジュールデータに基づいて、そのスケ
ジュールにより関連付けられている複数のストリームデ
ータについて、高SNR、中SNRおよび低SNRのス
トリームデータが先読込バッファ312に先読込され、
先読込バッファ312のストリームデータが携帯端末1
00に送信される。
データのデータ送信要求を受信すると、プロキシ制御部
304により、そのデータ送信要求に応じてURLによ
り特定される格納場所にアクセスし、受信したデータ送
信要求に係るスケジュールデータに基づいて、そのスケ
ジュールにより関連付けられている複数のストリームデ
ータについて、高SNR、中SNRおよび低SNRのス
トリームデータが先読込バッファ312に先読込され、
先読込バッファ312のストリームデータが携帯端末1
00に送信される。
【0146】図12の例では、時刻T1から時刻T2まで
の間は、ビデオデータV1、オーディオデータおよびテ
キストデータTx用のバッファ領域が先読込バッファ3
12に確保され、ビデオデータV1、オーディオデータ
およびテキストデータTxについて、高SNR、中SN
Rおよび低SNRのストリームデータが先読込バッファ
312に先読込される。そして、先読込バッファ312
のストリームデータが携帯端末100に送信される。
の間は、ビデオデータV1、オーディオデータおよびテ
キストデータTx用のバッファ領域が先読込バッファ3
12に確保され、ビデオデータV1、オーディオデータ
およびテキストデータTxについて、高SNR、中SN
Rおよび低SNRのストリームデータが先読込バッファ
312に先読込される。そして、先読込バッファ312
のストリームデータが携帯端末100に送信される。
【0147】携帯端末100では、受信したビデオデー
タV1、オーディオデータおよびテキストデータTxに基
づいて、ビデオ1、オーディオおよびテキストが再生さ
れる。
タV1、オーディオデータおよびテキストデータTxに基
づいて、ビデオ1、オーディオおよびテキストが再生さ
れる。
【0148】次いで、時刻T2から時刻T3までの間は、
それらストリームデータに加えて、ビデオデータV2お
よびアニメーションデータAn用のバッファ領域が先読
込バッファ312に確保され、ビデオデータV1、オー
ディオデータ、テキストデータTx、ビデオデータV2お
よびアニメーションデータAnについて、高SNR、中
SNRおよび低SNRのストリームデータが先読込バッ
ファ312に先読込される。そして、先読込バッファ3
12のストリームデータが携帯端末100に送信され
る。
それらストリームデータに加えて、ビデオデータV2お
よびアニメーションデータAn用のバッファ領域が先読
込バッファ312に確保され、ビデオデータV1、オー
ディオデータ、テキストデータTx、ビデオデータV2お
よびアニメーションデータAnについて、高SNR、中
SNRおよび低SNRのストリームデータが先読込バッ
ファ312に先読込される。そして、先読込バッファ3
12のストリームデータが携帯端末100に送信され
る。
【0149】携帯端末100では、受信したビデオデー
タV1、オーディオデータ、テキストデータTx、ビデオ
データV2およびアニメーションデータAnに基づいて、
ビデオ1、オーディオ、テキスト、ビデオ2およびアニ
メーションが再生される。
タV1、オーディオデータ、テキストデータTx、ビデオ
データV2およびアニメーションデータAnに基づいて、
ビデオ1、オーディオ、テキスト、ビデオ2およびアニ
メーションが再生される。
【0150】次いで、時刻T3以降は、ビデオデータ
V1、オーディオデータおよびテキストデータTx用のバ
ッファ領域が先読込バッファ312から解放され、ビデ
オデータV2およびアニメーションデータAnについて、
高SNR、中SNRおよび低SNRのストリームデータ
が先読込バッファ312に先読込される。そして、先読
込バッファ312のストリームデータが携帯端末100
に送信される。
V1、オーディオデータおよびテキストデータTx用のバ
ッファ領域が先読込バッファ312から解放され、ビデ
オデータV2およびアニメーションデータAnについて、
高SNR、中SNRおよび低SNRのストリームデータ
が先読込バッファ312に先読込される。そして、先読
込バッファ312のストリームデータが携帯端末100
に送信される。
【0151】携帯端末100では、受信したビデオデー
タV2およびアニメーションデータAnに基づいて、ビデ
オ2およびアニメーションが再生される。
タV2およびアニメーションデータAnに基づいて、ビデ
オ2およびアニメーションが再生される。
【0152】このようにして、本実施の形態では、プロ
キシサーバ300は、複数のストリームデータについて
それらを関連付けて再生するためのスケジュールを規定
したスケジュールデータに基づいて、各SNRのストリ
ームデータについて、そのバッファ領域の大きさおよび
その先読込データ量を決定するようにした。
キシサーバ300は、複数のストリームデータについて
それらを関連付けて再生するためのスケジュールを規定
したスケジュールデータに基づいて、各SNRのストリ
ームデータについて、そのバッファ領域の大きさおよび
その先読込データ量を決定するようにした。
【0153】これにより、スケジュールデータに基づい
てそのスケジュールにより関連付けられている複数のス
トリームデータを再生する場合に、携帯端末100に現
在送信すべきストリームデータが優先的に先読込される
ので、各SNRのストリームデータを同一の先読込デー
タ量で先読込する場合に比して、プロキシサーバ300
と携帯端末100との間で、そのストリームデータの伝
送が断続的になりにくくなる。したがって、携帯端末1
00でスケジュールデータに基づいてそのスケジュール
により関連付けられている複数のストリームデータを再
生する場合に、従来に比して、再生に乱れが生じるのを
ある程度防止することができる。
てそのスケジュールにより関連付けられている複数のス
トリームデータを再生する場合に、携帯端末100に現
在送信すべきストリームデータが優先的に先読込される
ので、各SNRのストリームデータを同一の先読込デー
タ量で先読込する場合に比して、プロキシサーバ300
と携帯端末100との間で、そのストリームデータの伝
送が断続的になりにくくなる。したがって、携帯端末1
00でスケジュールデータに基づいてそのスケジュール
により関連付けられている複数のストリームデータを再
生する場合に、従来に比して、再生に乱れが生じるのを
ある程度防止することができる。
【0154】上記第3の実施の形態において、WWWサ
ーバDSは、請求項7または8記載のデータ蓄積端末に
対応している。
ーバDSは、請求項7または8記載のデータ蓄積端末に
対応している。
【0155】なお、上記第1、第2または第3の実施の
形態においては、プロキシサーバ300は、携帯端末1
00とのデータ伝送速度に応じて、送信対象となるスト
リームデータの品質を調整するように構成したが、これ
に限らず、WWWサーバDSとのデータ伝送速度に応じ
て、送信対象となるストリームデータの品質を調整する
ように構成してもよい。
形態においては、プロキシサーバ300は、携帯端末1
00とのデータ伝送速度に応じて、送信対象となるスト
リームデータの品質を調整するように構成したが、これ
に限らず、WWWサーバDSとのデータ伝送速度に応じ
て、送信対象となるストリームデータの品質を調整する
ように構成してもよい。
【0156】また、上記第1、第2または第3の実施の
形態においては、プロキシサーバ300は、SNRが異
なる複数のストリームデータを先読込し、携帯端末10
0とのデータ伝送速度に応じたSNRのストリームデー
タを送信するように構成したが、これに限らず、高SN
Rのストリームデータを先読込し、先読込したストリー
ムデータを、携帯端末100とのデータ伝送速度に応じ
たSNRのストリームデータに変換するように構成して
もよい。
形態においては、プロキシサーバ300は、SNRが異
なる複数のストリームデータを先読込し、携帯端末10
0とのデータ伝送速度に応じたSNRのストリームデー
タを送信するように構成したが、これに限らず、高SN
Rのストリームデータを先読込し、先読込したストリー
ムデータを、携帯端末100とのデータ伝送速度に応じ
たSNRのストリームデータに変換するように構成して
もよい。
【0157】また、上記第1の実施の形態において、図
6ないし図8のフローチャートに示す処理を実行するに
あたってはいずれも、ROM32にあらかじめ格納され
ている制御プログラムを実行する場合について説明した
が、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが
記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM34
に読み込んで実行するようにしてもよい。
6ないし図8のフローチャートに示す処理を実行するに
あたってはいずれも、ROM32にあらかじめ格納され
ている制御プログラムを実行する場合について説明した
が、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが
記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM34
に読み込んで実行するようにしてもよい。
【0158】ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等
の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒
体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記
憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体
であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法の
いかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記
憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒
体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記
憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体
であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法の
いかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記
憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
【0159】また、上記第1、第2または第3の実施の
形態においては、本発明に係るストリームデータ先読込
装置およびストリームデータ先読込プログラムを記憶し
た記憶媒体を、図1に示すように、インターネット40
0において、携帯端末100が、WWWサーバDSのス
トリームデータを読み込み、再生する場合について適用
したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲
で他の場合にも適用可能である。例えば、インターネッ
ト400以外のネットワークにおいても適用が可能であ
る。
形態においては、本発明に係るストリームデータ先読込
装置およびストリームデータ先読込プログラムを記憶し
た記憶媒体を、図1に示すように、インターネット40
0において、携帯端末100が、WWWサーバDSのス
トリームデータを読み込み、再生する場合について適用
したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲
で他の場合にも適用可能である。例えば、インターネッ
ト400以外のネットワークにおいても適用が可能であ
る。
【0160】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1記載のストリームデータ先読込装置によれば、通信
端末でストリームデータを再生する場合に、従来に比し
て、再生に乱れが生じるのをある程度防止することがで
きるという効果が得られる。
項1記載のストリームデータ先読込装置によれば、通信
端末でストリームデータを再生する場合に、従来に比し
て、再生に乱れが生じるのをある程度防止することがで
きるという効果が得られる。
【0161】さらに、本発明に係る請求項2ないし8記
載のストリームデータ先読込装置によれば、携帯端末で
ストリームデータを再生する場合に、従来に比して、再
生に乱れが生じるのをある程度防止することができると
いう効果が得られる。
載のストリームデータ先読込装置によれば、携帯端末で
ストリームデータを再生する場合に、従来に比して、再
生に乱れが生じるのをある程度防止することができると
いう効果が得られる。
【0162】さらに、本発明に係る請求項5または6記
載のストリームデータ先読込装置によれば、携帯端末で
ストリームデータを再生する場合に、再生に乱れが生じ
るのをさらに防止することができるという効果も得られ
る。
載のストリームデータ先読込装置によれば、携帯端末で
ストリームデータを再生する場合に、再生に乱れが生じ
るのをさらに防止することができるという効果も得られ
る。
【0163】さらに、本発明に係る請求項7または8記
載のストリームデータ先読込装置によれば、携帯端末で
スケジュールデータに基づいてそのスケジュールにより
関連付けられている複数のストリームデータを再生する
場合に、従来に比して、再生に乱れが生じるのをある程
度防止することができるという効果も得られる。
載のストリームデータ先読込装置によれば、携帯端末で
スケジュールデータに基づいてそのスケジュールにより
関連付けられている複数のストリームデータを再生する
場合に、従来に比して、再生に乱れが生じるのをある程
度防止することができるという効果も得られる。
【0164】一方、本発明に係る請求項9記載のストリ
ームデータ先読込プログラムを記憶した記憶媒体によれ
ば、携帯端末でストリームデータを再生する場合に、従
来に比して、再生に乱れが生じるのをある程度防止する
ことができるという効果が得られる。
ームデータ先読込プログラムを記憶した記憶媒体によれ
ば、携帯端末でストリームデータを再生する場合に、従
来に比して、再生に乱れが生じるのをある程度防止する
ことができるという効果が得られる。
【図1】インターネット400からなるネットワークシ
ステムの構成を示す図である。
ステムの構成を示す図である。
【図2】WWWサーバDS1の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図3】プロキシサーバ300の機能構成を示す機能ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】先読込バッファ312のバッファ領域を示すメ
モリマップである。
モリマップである。
【図5】プロキシサーバ300の具体的構成を示す構成
ブロック図である。
ブロック図である。
【図6】ストリームデータ先読込処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図7】SNR調整処理を示すフローチャートである。
【図8】先読込データ量等調整処理を示すフローチャー
トである。
トである。
【図9】プロキシサーバ300の機能構成を示す機能ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図10】バッファ遷移確率テーブルの構造を説明する
ための状態遷移図である。
ための状態遷移図である。
【図11】スケジュールデータの構造を示す図である。
【図12】各ストリームデータの再生タイミングを示す
タイムチャートである。
タイムチャートである。
【図13】携帯端末100の表示画面を示す図である。
【図14】先読込バッファ312のバッファ領域を示す
メモリマップである。
メモリマップである。
100 携帯端末 DS WWWサーバ 200 リクエスト処理部 202 記憶部 300 プロキシサーバ 302 携帯端末エミュレート部 304 プロキシ制御部 306 端末個別テーブル 308 データ変換部 310 キャッシュメモリ 312 先読込バッファ 314 バッファ遷移確率テーブル 30 CPU 32 ROM 34 RAM 40 入力装置 42 記憶装置 44 表示装置 400 インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 302 G10L 9/18 J 5K034 H04N 5/765 H04L 11/00 310B 5K101 5/781 H04N 5/781 510G 9A001 7/173 620 Fターム(参考) 5B082 FA03 HA08 5B089 GA19 GA25 JA22 JA33 JB03 JB04 JB05 KA02 KA07 KA08 KC23 KC28 KD01 KD07 5C064 BA07 BC03 BC18 BC20 BC25 BD02 BD08 5D045 DB01 5K033 AA07 CB01 DA01 DB13 DB20 EA07 5K034 AA06 EE03 FF13 HH01 HH17 HH26 HH48 HH53 LL01 MM08 TT02 5K101 KK20 LL12 NN21 TT06 9A001 BB03 BB04 CC05 CC07 JJ25 JJ26 JJ27 JJ72 KK60
Claims (9)
- 【請求項1】 ストリームデータを蓄積するデータ蓄積
端末と、前記ストリームデータを再生する通信端末とに
通信可能に接続し、前記通信端末の前記データ蓄積端末
に対するアクセス要求に応じてそのアクセス要求に係る
ストリームデータを前記データ蓄積端末から先読込する
装置であって、 前記アクセス要求に応じてそのアクセス要求に係るスト
リームデータを先読込し、先読込したストリームデータ
を前記通信端末に送信するにあたって、前記データ蓄積
端末又は前記通信端末とのデータ伝送状態に応じて、送
信対象となるストリームデータの品質を調整するように
なっていることを特徴とするストリームデータ先読込装
置。 - 【請求項2】 ストリームデータを蓄積するデータ蓄積
端末と、前記ストリームデータを再生する携帯端末とに
通信可能に接続し、前記携帯端末の前記データ蓄積端末
に対するアクセス要求に応じてそのアクセス要求に係る
ストリームデータを前記データ蓄積端末から先読込する
装置であって、 前記ストリームデータを先読込するための記憶領域を有
する記憶手段と、前記アクセス要求に応じてそのアクセ
ス要求に係るストリームデータを前記記憶手段に先読込
する先読込手段と、前記記憶手段のストリームデータを
前記携帯端末に送信する送信手段とを備え、 前記送信手段は、前記データ蓄積端末又は前記携帯端末
とのデータ伝送速度に応じて、送信対象となるストリー
ムデータの品質を調整するようになっていることを特徴
とするストリームデータ先読込装置。 - 【請求項3】 請求項2において、 前記データ蓄積端末は、1つのストリームデータについ
て品質の異なる複数のストリームデータを蓄積してお
り、 前記先読込手段は、前記アクセス要求に係るストリーム
データについて品質の異なる複数のストリームデータを
先読込するようになっており、 前記送信手段は、前記データ蓄積端末又は前記携帯端末
とのデータ伝送速度に応じて、送信対象となるストリー
ムデータの品質を決定するようになっていることを特徴
とするストリームデータ先読込装置。 - 【請求項4】 請求項3において、 前記送信手段は、前記携帯端末とのデータ伝送速度が大
きくなるにつれて品質の高いストリームデータを、前記
携帯端末とのデータ伝送速度が小さくなるにつれて品質
の低いストリームデータを送信するようになっているこ
とを特徴とするストリームデータ先読込装置。 - 【請求項5】 請求項3及び4のいずれかにおいて、 前記先読込手段は、前記送信手段が現在送信しているス
トリームデータの品質に基づいて、品質の異なる複数の
ストリームデータを先読込するときのそれぞれの先読込
データ量を決定するようになっていることを特徴とする
ストリームデータ先読込装置。 - 【請求項6】 請求項3乃至5のいずれかにおいて、 前記先読込手段は、前記送信手段が現在送信しているス
トリームデータの品質に基づいて、前記記憶手段の記憶
領域のうち品質の異なる複数のストリームデータを先読
込するための記憶領域のそれぞれの大きさを決定するよ
うになっていることを特徴とするストリームデータ先読
込装置。 - 【請求項7】 請求項2乃至6のいずれかにおいて、 前記データ蓄積端末は、複数のストリームデータについ
てそれらを関連付けて再生するためのスケジュールを規
定したスケジュールデータを蓄積しており、 前記先読込手段は、前記アクセス要求に係るスケジュー
ルデータに基づいて、そのスケジュールにより関連付け
られている複数のストリームデータを先読込するときの
それぞれの先読込データ量を決定するようになっている
ことを特徴とするストリームデータ先読込装置。 - 【請求項8】 請求項2乃至6のいずれかにおいて、 前記データ蓄積端末は、複数のストリームデータについ
てそれらを関連付けて再生するためのスケジュールを規
定したスケジュールデータを蓄積しており、 前記先読込手段は、前記アクセス要求に係るスケジュー
ルデータに基づいて、前記記憶手段の記憶領域のうちそ
のスケジュールにより関連付けられている複数のストリ
ームデータを先読込するための記憶領域のそれぞれの大
きさを決定するようになっていることを特徴とするスト
リームデータ先読込装置。 - 【請求項9】 ストリームデータを蓄積するデータ蓄積
端末と、前記ストリームデータを再生する携帯端末とに
通信可能に接続し、前記携帯端末の前記データ蓄積端末
に対するアクセス要求に応じてそのアクセス要求に係る
ストリームデータを前記データ蓄積端末から先読込する
ストリームデータ先読込プログラムを記憶した記憶媒体
であって、 前記アクセス要求に応じてそのアクセス要求に係るスト
リームデータを記憶手段に先読込する先読込手段と、前
記データ蓄積端末又は前記携帯端末とのデータ伝送速度
に応じて前記記憶手段のストリームデータを前記携帯端
末に送信する送信手段とで実現される処理を、コンピュ
ータに実行させるためのプログラムを記憶したことを特
徴とするストリームデータ先読込プログラムを記憶した
記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000087269A JP2001274858A (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | ストリームデータ先読込装置及びストリームデータ先読込プログラムを記憶した記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000087269A JP2001274858A (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | ストリームデータ先読込装置及びストリームデータ先読込プログラムを記憶した記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001274858A true JP2001274858A (ja) | 2001-10-05 |
Family
ID=18603303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000087269A Withdrawn JP2001274858A (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | ストリームデータ先読込装置及びストリームデータ先読込プログラムを記憶した記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001274858A (ja) |
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-
2000
- 2000-03-27 JP JP2000087269A patent/JP2001274858A/ja not_active Withdrawn
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