JP2010537531A - 複数の制御ノードから構成されるネットワーク用の制御ノード - Google Patents

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Abstract

複数の制御ノードから構成されるネットワーク(3)用の制御ノード(1)は、送信モジュール(12)を有している。送信モジュール(12)は、送信するデータを、出力プロセスイメージ内で管理し、上記出力プロセスイメージをデータパケットに変換し、上記データパケットを所定の時点でネットワーク上に出力するように構成されている。制御ノード(1)は、受信モジュール(13)をさらに備えている。受信モジュール(13)は、他の制御ノードの1つまたは複数の送信モジュールからのデータパケットにログインし、受信したデータパケットを入力プロセスイメージに変換するように構成されている。

Description

本発明は、複数の制御ノードから構成されるネットワーク用の制御ノード、およびこのような制御ノードを備えるシステムに関する。
工業オートメーションの昨今のコンセプトは、分散制御という原理に基づいている。実行される制御タスクは、地理的および機能的に最適な方法で、分散制御システムの複数の制御ノードに割り振られる。ここで制御ノードは、ローカルネットワークを介して、互いに通信したり、上位のシステムと通信したりする。この分散制御によって、通信処理にかかる時間と手間とを低減することが可能である。これは、個々の制御ノードは、各自の領域に関する制御タスクを自律的に引き受け、調整のためだけに他の制御ノードおよび/または上位のシステムと通信すればよいからである。
この意味で、分散制御は、オートメーションタスクを、機能的および論理的に完結した個々のモジュールに分割するという原理に基づいている。その後、これらのモジュールは、プロセスと密接に関連して配置されるため、配線およびインストールの手間を低減することができる。また、複数のモジュールに分割するため、複雑さが低減され、機能がシンプルになる。
イーサネット(登録商標)方式は、ローカルエリアネットワーク(LAN)のうち最も普及している通信規格である。イーサネットは、複数の制御ノード、例えばコンピュータまたは機械などが、共通の伝送媒体を介して互いに接続されているLANの構成に基づいている。イーサネットプロトコルは、伝送されるデータを、所定のフォーマットを有するデータパケットにカプセル化する。このデータパケットを、以下ではテレグラムとも呼ぶ。
イーサネットプロトコルは、主に、オフィス用の通信ネットワークに用いられる。イーサネット方式が、標準的なハードウェアコンポーネントおよびソフトウェアコンポーネントを用いるという利点を有しているため、および、シンプルなネットワーク技術の利用で高速のデータ伝送速度を得ることが可能なため、工業製造業においても、制御ノード間でデータを交換するためにイーサネットネットワーク通信の利用が益々増大している。
工業オートメーションにおいて機械を制御する際には、制御タスクを、時間変動無しに、つまり所望のサイクル時間から数マイクロ秒の範囲のわずかな偏差しか伴わずに、周期的に処理し、予測可能な応答時間で、制御要求に反応することが求められる。しかし、一般にイーサネット通信が用いられる標準的なデータ処理アプリケーションでは、工業オートメーションにおいて求められる実時間機能性および高速応答時間は、副次的な重要性しか有していない。イーサネット通信を工業オートメーションにおいて用いる際に、実時間機能性および高速応答時間を実現するために、実時間アプリケーションのイーサネットテレグラムを優先するための方法が開発されている。さらに、このような最新のデータ伝送処理では、実時間アプリケーション用と非実時間アプリケーションとで、並列的にネットワークを使用することが可能な場合が多い。
データ伝送がイーサネットプロトコルに基づいて行われる、分散されたオープン制御システムが益々使用されるようになり、このためコストの面でも利点が生じているが、工業オートメーションには、投資の回収という問題がなおも存在している。この問題は特に、製品サイクルが益々短くなっていることが原因である。新製品は、オートメーション生産が容易なように開発されてはいるが、これらの製品を生産するためのオートメーションシステムは、通常、生産される製品のために特別に設計されるものである。このため、オートメーションシステムを製品の変更およびプロセスの変更に適合させることに、多くの時間と手間がかかってしまう。
本発明の目的は、柔軟なシステム管理が可能な、複数の制御ノードから構成されるネットワーク用の制御ノード、およびこのような制御ノードを備えるシステムを提供することにある。
本発明によれば、この目的は、請求項1に記載の制御ノード、および請求項11に記載のシステムによって達成される。従属請求項には、好ましい実施形態が記載されている。
本発明によれば、制御ノードは、データをデータパケットの形式でネットワーク内の他の制御ノードと交換するための送信モジュールを備えている。送信モジュールは、送信されるデータを出力プロセスイメージ内で管理し、該出力プロセスイメージをデータパケットに変換し、該データパケットを所定の時点でネットワーク上に出力するように構成されている。さらに、制御ノードは、受信モジュールを備えている。この受信モジュールは、他の制御ノードの1つまたは複数の送信モジュールのデータパケットにログオンすると共に、受信したデータパケットを入力プロセスイメージに変換するように構成されている。
本発明に係る制御ノードの構成は、制御ノードの機能に関して高い互換性および柔軟性を有するオープンシステム形式での分散制御を可能にする。実際、全ての制御ノードは、シンプルかつ統一された通信サービスを有しており、これらの通信サービスは、多くの時間と手間とをかけなくても、所望の任意の生産製造工程に適用可能である。本発明に係る送信−受信−通信モデルは、制御ノード間のデータ交換をシンプルなプロセスイメージの形式で、外部のシステムのオペレータに示すことが可能である。制御ノードは、その受信モジュールを用いて、複数の制御ノードのデータパケットにログオンすることができるため、システム内で所望の生産製造工程を行うために、制御ノード間の通信関係を柔軟に決定することができる。
好ましい一実施形態によれば、制御ノードの受信モジュールは、受信されたデータパケットに、データパケットのエージ時間を示す品質データを関連付けるように構成されている。制御ノードは、この品質データが送信される時点と品質データが到着する時点との間の時間遅延から、データ通信の品質を決定することが可能である。そして、制御ノード内のアプリケーションプログラムは、この品質の値に反応するようになっていてもよい。
好ましい他の一実施形態によれば、送信モジュールは、データパケットを、他の1つまたは複数の制御ノードに直接送信し、非実時間データを非周期的に送信することが好ましい。あるいは、送信モジュールは、ネットワーク内に存在する全ての制御ノードにデータパケットを転送し、実時間データを周期的に送信することが好ましい。この構成によって、実時間データのデータ伝送と非実時間データのデータ伝送とを並行して行うことが可能である。実時間データは、全ての制御ノードに周期的に配信されるが、非実時間データは、必要に応じて非周期的に送信される。このようにして、制御ノード間の通信関係を、生産製造条件に最適に適合させることが可能である。
好ましい他の一実施形態によれば、複数の制御ノードに含まれている複数のサブスクライバ(16)間のデータ伝送を、データイメージング処理によって行う。ここで制御ノード内の各サブスクライバは、サブスクライバ間で伝送された制御ノードのプロセスイメージに直接的にアクセスするように構成されている。制御ノードの内部のデータ伝送に直接アクセスすることにより、必要とするプロトコルの数が少ない極めて高速のデータ交換を可能にする。
好ましい他の一実施形態によれば、制御ノード内の各サブスクライバは、動作モードと動作状態とを決定する有限状態機械を処理するための組織ユニット、および、各有限状態機械に関連付けられたアプリケーションプログラムを実行するための機能ユニットである。この構成は、制御ノード内の個々のサブスクライバを、外部へのインターフェースの数が最小限である独立したモジュールとして構成することを可能にし、これによって、制御システムの分散機能を向上させると同時に、モジュールの複雑さを低減する。サブスクライバを、有限状態機械を備える組織ユニットと、アプリケーションプログラムを実行する機能ユニットとに分割することによって、サブスクライバを所望の任意の方法で構成すると共に、サブスクライバを相互に関連付けることが可能になる。従って、シンプルなシステム制御、および、生産製造工程への最適な適合が保証される。
好ましい他の一実施形態によれば、各サブスクライバは、イベントを分類およびラッチするように構成されたイベント記録ユニットと、データをラッチするように構成されたデータ記録ユニットとを備えている。この構成によって、外部へのインターフェースを、各サブスクライバにつき2つの汎用インターフェースに減らすことが可能である。これらの汎用インターフェースの一方は、イベントのロギング用であり、他方は、データのロギング用である。
好ましい他の一実施形態によれば、サブスクライバの入出力ユニットは、変更可能なように構成されており、入出力の接続は、ワイルドカードアドレスを有するローカル変数として規定される。このローカル変数は、自由に設定可能である。この手順によって、ハードウェアおよびソフトウェアを複雑に変更しなくても、制御ノード内のプロセスフローを所望の任意の生産製造手順に適合させることが可能である。
本発明によれば、複数の制御ノードから構成されるネットワークを有するシステムは、複数の制御ノードの間の通信関係、および/または制御ノード内にあるサブスクライバ間の通信関係を決定するように構成されたネットワークコンフィギュレータを備えている。この構成によって、製造手順の拡張および変更に容易に対応することが可能である。ネットワークコンフィギュレータは、簡単な再プログラミングによって、個々の制御ノード間の通信関係、および/または、制御ノード内にあるサブスクライバ間の通信関係を、拡張および変更に対応するように適合させることが可能である。
図1は、制御ノードとネットワークコンフィギュレータとを有するネットワークを概略的に示す図である。 図2は、ネットワークの初期化段階を示す図である。 図3は、制御ノードのアーキテクチャを示す図である。 図4は、図3に示した制御ノードのアーキテクチャを詳細に示す図である。 図5は、2つの制御ノード間のデータ交換を示す図であり、各制御ノードは、それぞれ、2つのサブスクライバを備えている。
添付の図面を参照しながら、本発明をより詳細に説明する。
工業オートメーションにおいて、つまり技術工程をソフトウェアによって制御および監視することにおいて、分散制御システムの使用が増加している。分散制御システムでは、制御タスクは制御ノードに分割される。ここで制御ノードは、産業用ローカルネットワークを介して、互いに通信し合うと共に、必要に応じて上位のシステムと通信する。図1は、このような分散制御システムを示す図であり、該分散制御システムは、3つの制御ノード1A、1B、および1Cと、上記ネットワークを設定および監視するためのネットワークコンフィギュレータ2とを有している。ここで、制御ノード1およびネットワークコンフィギュレータ2は、ローカルエリアネットワーク(LAN)として知られるローカル通信ネットワークを形成する。LANは、地理的地域に限定されたローカル通信ネットワークであり、制御ノードとして知られる1つ以上のサーバまたはワークステーションから構成されている。これらの制御ノードは、通信回線3を介して互いに接続されている。通信回線3は、例えばツイストペア線または光通信ケーブルなどである。LANには、様々なネットワーク構成が想定可能であり、バス型、リング型、スター型、およびツリー型構造が最も一般的である。図1は、バス型構造を有するLANの構造を示している。
工業オートメーションにおいて、いわゆるフィールドバスシステムとして利用する際にLANに求められる重要な要件は、実時間機能性である。フィールドバスシステムは、送信された各データパケットが制限された保証期間内にレシーバに到達することを保証する必要がある。LANは、ネットワークオペレーティングシステムおよび統一されたネットワークプロトコルによって動作される。ここで好ましい通信規格は、イーサネット方式である。実際、イーサネット方式では、標準的なハードウェアコンポーネントおよびソフトウェアコンポーネントが用いられ得る。また、イーサネット方式は、シンプルなネットワーク技術でありながら、同時に、データ伝送レートが高いという特徴を備えている。
ネットワークにおけるデータ伝送の国際的な参照モデルであるOSI階層モデルは、7階層の積層から成り、各階層は大量のプロトコルを規定し、そのサービスを次のより高い各階層に割り当てている。ここでは、インターネットプロトコルは、第2の層、いわゆる導体層に割り当てられる。この導体層では、伝送されるデータが束ねられて、パケットを形成する。上記パケットには、各通信プロトコル用の特定の情報が加えられる。ネットワークの内部では、この導体層が、制御ノードから制御ノードへのデータパケットの伝送、およびエラー検出を行う。イーサネット方式では、導体層は2つのレベルに分割される。第1のレベルは、受信プロトコルが正しいデータ伝送を行うために必要な情報を含む第1のヘッダ部をデータに加える。その後、第2のレベルでは、送信されるデータパケットが、さらなるヘッダ部および終端部と共にカプセル化され、制御ノードから制御ノードに伝送される。このような、イーサネットテレグラムとも呼ばれるイーサネットパケットを用いて、最大1500バイトのデータ長を有するデータを伝送することが可能である。
実時間機能性が求められる工業オートメーションにおいてイーサネット方式を利用することを可能にするために、各制御ノード1は、実時間動作のためのネットワークインターフェース11を有している。ここで、ネットワークインターフェース11は、制御ノード内に、ハードウェア技術的またはソフトウェア技術的に実現されていてよい。制御ノード1内のネットワークインターフェース11は、バスシステム3を並行して利用することにより、実時間アプリケーション用のデータおよび非実時間アプリケーション用のデータを特定することが可能である。この場合、ネットワークインターフェース11は、実時間アプリケーション用のデータを優先させる。よって、まず実時間データが送信され、次の実時間アプリケーションが送信されるまでの残りの時間に、非実時間アプリケーション用のデータが送信される。
バスシステム3を介したデータ伝送のために、制御ノード1のネットワークインターフェース11は、送信モジュール12と受信モジュール13とに分割されている。送信モジュール12は、送信されるデータを出力プロセスイメージで管理する。データパケットは、例えばイーサネットテレグラムの形で送信される。送信側の制御ノード1の送信モジュール12は、ネットワークプロトコルに基づいて、出力プロセスイメージをデータパケットに変換し、その後、該データパケットを所定の時点でネットワーク上に出力する。受信側の制御ノード1の受信モジュール13(受信モジュール13は、他の制御ノード1の1つ以上の送信モジュール12によって出力されたデータパケットを受信するためにログオンされてもよい)は、その後、受信したデータパケットを、入力プロセスイメージに変換することが可能である。この入力プロセスイメージは、制御ノード1によって処理可能である。
この構成によって、ネットワーク内の制御ノード間の通信関係を、システムサイクル時間中であっても、柔軟に、すなわち動的に特定することが可能になり、このため、使用されている装置およびデバイスに関して高い互換性を有する分散制御システムを容易に実現可能である。通信関係を変更することによって、すなわち、どの制御ノードが他のどの制御ノードにデータを送信する必要があるかを示す送信−受信モジュールの関係を再決定することによって、生産製造工程における変更、例えば製造範囲の拡張または変更などを容易に行うことができる。
送信モジュールおよび受信モジュールの通信関係の決定は、初期化段階のフレームワーク内で、ネットワークコンフィギュレータ2によって実行されることが好ましい。従って、ネットワークコンフィギュレータ2は、ネットワークに接続された制御ノードを特定するために記録モジュール21を有している。記録モジュール21は、ネットワークコンフィギュレータ2内の設定モジュール22に接続されている。設定モジュール22は、特定している制御ノード1の送信モジュール12と受信モジュール13との通信関係を決定する。つまり、制御ノードが受信モジュールを用いて他の制御ノードの送信モジュールからデータを受信するために、どの制御ノードが他のどの制御ノードにログオンすべきかを決定する。設定モジュール22は、プログラミングモジュール23にも接続されている。プログラミングモジュール23は、その後、設定モジュールによって決定されたネットワーク内の制御ノード間の通信関係を、これらの制御ノードに送信する。
しかしながら、ネットワークコンフィギュレータ2は、制御ノード間の通信関係、および/または、制御ノード内のサブスクライバ間の通信関係を動的に適合させることを、初期化段階の後に行ってもよい。この構成によって、製品範囲の拡張または変更に対して容易に対応することが可能である。ネットワークコンフィギュレータ2は、その後、簡単な再プログラミングによって、個々の制御ノード間の通信関係、および/または、制御ノード内のサブスクライバ間の通信関係に対して、対応する適応処理を実行することが可能である。
図2には、図1に示した分散制御システムの初期化段階が詳細に示されている。図2の矢印は、データのやりとりが行われたことを示している。初期化段階の第1のステップでは、ネットワークコンフィギュレータ2は、ネットワークに接続された制御ノード1を記録する。このため、制御ノードは、各制御ノードに関連する明確なアドレスを有している。このアドレスを介して、制御ノードはアドレス指定され得る。制御ノードは、このアドレスを、例えばブーティングの間に、バスシステムにおいて、動的ホスト設定プロトコル(DHCP)または自動IPを介して得ることが可能であるが、このアドレスは、制御ノード内に予め記憶されていてもよい。
制御ノード1を自動的に認識するために、ネットワークコンフィギュレータ2は、様々な機構を使用することが可能である。ネットワークコンフィギュレータ2の記録モジュールは、ネットワーク3に接続された全ての制御ノード1に、いわゆるブロードキャストテレグラムを送信することが可能である。その後、制御ノード1は、このブロードキャストテレグラムに、応答テレグラムを用いて応答することによって、制御ノード1の有効なアドレスを知らせる。あるいは、各制御ノードが、起動中に、ネットワークコンフィギュレータ2の記録モジュールに、当該制御ノードのアドレスを有する識別テレグラムを自動的に送信することも可能である。
このアドレスの検出と並行して、ネットワークコンフィギュレータ2の記録モジュールは、制御ノードから、該制御ノードのネットワーク特性および機能を特徴付けるデバイス仕様情報を取得してもよいし、および/または、制御ノードが、起動中に、ネットワークコンフィギュレータの記録モジュールに、上記デバイス仕様情報を自動的に送信してもよい。
特定された制御ノードの数およびそれらのデバイス特性に基づいて、ネットワークコンフィギュレータ2の設定モジュールは、その後、ネットワークにおける制御ノード間の通信関係、つまり、制御ノードが受信モジュールを用いて他の制御ノードの送信モジュールからデータを受信するために、どの制御ノードが他のどの制御ノードにログオンすべきかを特定する。このため、設定モジュールは、システムオブジェクトモデルの形態をとることが好ましい。該システムオブジェクトモデルは、標準化されたシステム図、およびプロセス記述子を含んでおり、通信関係を定義するために、これらが、特定された制御ノードのデバイス特性と組み合わされる。制御ノードを介してデバイス仕様情報を入力する代わりに、デバイス仕様情報は、外部のデータベースを介して読み込まれてもよいし、または、マンマシンインターフェースを介して、ネットワークコンフィギュレータ2の中に直接入力されてもよい。このシステム図およびプロセス記述子は、例えばエンジニアリングシステムを介して、ネットワークコンフィギュレータに提供されることが可能である。
ネットワークコンフィギュレータ2によって決定された制御ノード1間の通信関係は、それぞれ、データを送信する送信モジュール、データを受信する受信モジュール、並びに、データ伝送の種類およびデータの種類を示している。伝送されるデータは、イベントデータ、デバイスデータ、およびプロセスデータに分けられる。例えば、イベントデータは、制御ノードの動作モードおよび動作状態の決定および/または監視を行うか、または、ノード間において実時間処理が求められていないデバイスデータを伝送する役割を果たす。このようなイベントデータは、エラーの発生、動作状態に関する通知、プロセス信号の変更などであってよい。デバイスデータは、調整データ、プロセスパラメータおよび製品パラメータ、または他のデータであってよい。イベントデータおよびデバイスデータは、通常、制御ノード間において非周期的に交換される。これとは異なり、プロセスデータは、通常、プロセスおよび製造フローに必要な機能データである。実時間アプリケーションに求められるプロセスデータは、規定されたデータ伝送を確実に行うために、周期的に制御ノード間において交換される。他方、実時間伝送に必要ない、プロセスパラメータおよび製品パラメータなどのデータ、つまりデバイスデータは、非周期的に制御ノード間において交換される。
通信関係を含むデータレコードは、ネットワークコンフィギュレータ2のプログラミングモジュールを用いて、バスシステム3を介して、制御ノード1の中に書き込まれる。また、これに加えて、ネットワークコンフィギュレータ2は、所望の生産製造処理を行うための製品パラメータおよびプロセスパラメータを制御ノードに送信する。初期化工程が完了すると、分散制御は機械運転に切替えられ、所望の生産製造処理が実行される。この動作モードではネットワークコンフィギュレータ2はもはや必要ない。ネットワークコンフィギュレータ2は、その後、スイッチオフされるか、または、生産製造工程における監視機能、すなわち、例えば故障の監視および診断を引き受ける。
生産製造工程の間に、制御ノードは、ネットワークコンフィギュレータによって提供された通信関係に基づいて、プロセスデータおよびイベントデータを交換する。ここで、送信側の制御ノードの送信モジュールは、受信側の制御ノードの受信モジュールに、ポイントツーポイント接続で直接的にデータを送信する。あるいは、送信側の制御ノードの送信モジュールは、複数の受信側の制御ノードの受信モジュールにデータを送信してもよい。さらに、送信側の制御ノードの送信モジュールを介して、ネットワークに接続されている全ての制御ノードの受信モジュールにデータを送信することも可能である。概して、非実時間データは、ポイントツーポイント接続を介して非周期的に交換される。このような非実時間データは、イベントデータ、または、製品パラメータおよびプロセスパラメータである。他方、実時間アプリケーションを実行するために必要なプロセスデータは、全ての制御ノードに周期的に送信される。実時間データの場合、ポイントツーマルチポイント接続および/またはブロードキャスト送信が行われ得る。
図3は、制御ノードの可能な構成を概略的に示す図である。各制御ノードは、送信モジュール12と受信モジュール13とを有するネットワークインターフェース11に加えて、制御ノードの機能特性および通信特性を示すデバイス仕様情報を有している。このデバイス仕様情報の形態は、全ての制御ノードに対して標準化され、制御ノードの記憶領域14にファイルとして格納されていることが好ましい。上述のように、デバイス仕様情報には、上位のシステムまたはネットワークコンフィギュレータがアクセス可能である。また、デバイス仕様情報は、制御ノードの機能特性および通信特性を現状に適合させるために、外部から、すなわち、ネットワークコンフィギュレータおよび/または上位のシステムによって、あるいはマンマシンインターフェースによって変更可能である。
制御ノードのデバイス仕様情報は、制御ノードのハードウェア、並びに、制御ノードの機能および/または外部へのインターフェースを示すものであり、制御ノード内のマシンモデル15と関連付けられている。マシンモデル15は、デバイス特性を機能として表し、デバイスの機能を実際のハードウェア制御部から切り離す。マシンモデルによって、システムおよび/または制御ノード内の機能を容易且つ効果的にモジュール化し、これによって分散制御システムを構成することが可能である。マシンモデルは、デバイスの機能をカプセル化し、これによって自律的なモジュールユニットを提供する。該モジュールユニットは、統一された抽象的な動作フローに従う全てのデバイスユニット、通信ユニット、および機能ユニットのために、自律的に、つまり管理システムなしで動作される。
ここで、マシンモデル15は、組織ユニット151と機能ユニット152とに分割される。組織ユニット151は、制御ノードの状態を特定する。制御ノードの状態とは、動作モードを示しており、つまり、機械が、手動動作、半自動動作、および自動動作のいずれの動作を行っているか、並びに、機械のモードが初期化モードおよび機械動作モードのいずれのモードにあるかを示している。さらに、制御ノードの動作状態は、組織ユニットにおいて規定される。動作状態とは、例えば、開始モード、停止モード、またはエラーモードであり得る。動作状態は、制御ノード1内のマシンモデル15の組織ユニット151によって、明確に規定され処理される。さらに、制御ノード1内のマシンモデル15の組織ユニット151によって、動作状態と動作状態との間の遷移が明確になる。従って、組織ユニット151は、有限状態機械であることを意味している。この有限状態機械は、外部のイベントに依存することなく、制御ノードによって所望の状態を実現するというものである。
制御ノード1内のマシンモデル15の機能ユニット152は、各動作状態に関連付けられたアプリケーションプログラムを含む。該アプリケーションプログラムは、組織ユニットによって設定された動作状態に応じて、機能ユニット152によって初期化される。制御ノードの機能ユニット内のアプリケーションプログラムは、個々の識別子を介してアクセスされる。ここで、組織ユニット151は、アクセスされる機能ユニット152の識別子および機能パラメータを含んでおり、このアクセスを実行する。従って、機能ユニットは、外部からパラメータ化されることが可能な基本機能を提供する。そして、全体の機能は、複数の基本機能を設定することにより形成される。これらの基本機能は、複数の下位の基本機能から構成されていてもよく、また、上位の基本機能を形成してもよい。
制御ノードは、サブスクライバ16A、16B、および16Cに分割されることが好ましい。これらのサブスクライバは、各々自律して、制御ノードのアクセス可能な機能を決定する。制御ノードをサブスクライバに分割することは、自由に設定可能であり、実際のハードウェア制御には無関係である。これらのサブスクライバは、マシンモデルと同様に分割される。つまり、動作モードおよび動作状態を決定する有限状態機械を処理するための組織ユニット161と、各動作の種類および各動作状態に関連付けられたアプリケーションプログラムを実行するための機能ユニット162とに分割される。従って、制御ノードのサブスクライバは、同等に、またはサブスクライバの機能に関して階層的に組織化される。特に、1つのサブスクライバの機能が、いくつかのサブ機能に分割されることが可能である。これらのサブ機能は、上位のサブスクライバと同様に構成された複数の副サブスクライバを含む。制御ノードを複数のサブスクライバに分割することによって、特に、求められる通信関係の特定に関して、モジュール化がよりシンプルになる。サブスクライバおよび/またはサブスクライバに含まれる機能ユニット162は、機能的に独立したユニットであり、独立して構成されると共に独立してアクセスされることが可能である。
制御ノードをサブスクライバに分割することによって、データ通信速度をさらに最適化することが可能である。制御ノード間のデータ伝送の場合、データ伝送は、ネットワークプロトコルに基づいて、つまり、特にイーサネットプロトコルに基づいて行われる。これにより、送信側の制御ノードは、その送信モジュールを用いて、送信される出力プロセスイメージをネットワークデータパケット、つまり例えばイーサネットテレグラムに変換し、その後、該データパケットを、所定の時点でネットワーク上に出力する。その後、この送信モジュールに受信モジュールによってログオンされた制御ノードは、受信されたデータパケットを入力プロセスイメージに再び変換する。これとは逆に、もし、データ通信が、制御ノードの内部において、制御ノード内のサブスクライバ間で行われるならば、データ交換は、サブスクライバが、サブスクライバ間で伝送される制御ノードのプロセスイメージに直接的にデータアクセスするデータイメージング処理によってトランスペアレントに行われることが好ましい。この、制御ノード内のサブスクライバの直接的なデータイメージング処理は、送信モジュールおよび受信モジュールを介した手間のかかる変換処理および/または伝送処理を行わない、迅速なデータ交換を提供する。
データ伝送処理、つまりサブスクライバ間の直接的なデータイメージング、および制御ノード間のネットワークプロトコル変換は、ネットワークコンフィギュレータによって、上述の初期化処理の範囲において行われることが好ましい。従って、制御ノード内のサブスクライバ間の通信関係は、制御ノード間の通信関係と同様に、イベントデータストリーム、パラメータデータストリーム、およびプロセスデータストリームに分割される。同時に、サブスクライバ間のデータ伝送の種類、つまり、データ伝送が周期的に行われるか、または非周期的に行われるかが特定される。
図4は、図3に示したマシンモデル15を有する、制御ノード1内の可能なデータストリームを示す図である。マシンモデル15は、デバイスの機能をそれぞれカプセル化する3つのサブスクライバ16と、イベントデータストリームへのインターフェースを示す組織ユニットと、プロセスデータストリームへのインターフェースを示す機能ユニットとを備えている。このイベントデータストリームは、動作の種類に関する情報を伝送し、好ましくは非周期的に交換される。プロセスデータストリームは、周期的に交換されるプロセスデータを含む一方で、非周期的に伝送される、製品パラメータおよびプロセスパラメータ、または他の静的データ、つまりデバイスデータも含む。ここで、制御ノード内のサブスクライバ間のイベントデータストリーム、パラメータデータストリーム、およびプロセスデータストリームは、あるサブスクライバから次のサブスクライバに実行されてもよいし、または複数のサブスクライバ、あるいは全てのサブスクライバに対して並列的に実行されてもよい。
イベントデータストリーム、パラメータデータストリーム、およびプロセスデータストリームを処理するために、各制御ノードは、イベント記録モジュール17およびデータ記録モジュール18を有している。これらは、図3に示すように、送信モジュール12および受信モジュール13を備えるネットワークインターフェース11に接続されている。イベント、すなわち、指示、通知、継続中の機械動作のエラーなどは、イベント記録モジュール17によって分類およびラッチされる。さらに、特に上位の制御ノードは、ラッチされたイベントにアクセスすることが可能である。従ってイベントは、応答する必要のあるイベントと、応答する必要のないイベントとに分類される。応答する必要のあるイベントは、これらがイベント記録モジュール17から削除される前に、認定ユニットによって応答される必要がある。データレコーディングモジュール18は、プロセスデータを格納し、他の、特に上位のサブスクライバおよび/または制御ノードが、これらのプロセスデータにアクセスすることを可能にする。
図5は、2つの制御ノード101,102を備える分散制御システムの一部を示す図である。2つの制御ノード101,102のマシンモデルは、個別の機能をそれぞれに有する4つのサブスクライバ111,121,122,123に分割されている。各サブスクライバは、2つの副サブスクライバ111A,111B,121A,121B,122A,122B,123A,123Bを備えている。これらの副サブスクライバは、独立したデバイスの機能を示している。図5では、制御ノード間、および/または、制御ノード内のサブスクライバ間、および/または、副サブスクライバ間のデータ伝送路が示されている。ここでは、各制御ノード内のデータ伝送は、効率のよい高速データ交換が可能なデータイメージング処理の形で行われる。制御ノード間のデータ伝送は、プロセスイメージに変換されるネットワークテレグラムの形で行われる。
ここで、データ伝送路は、制御ノード101、つまりサブスクライバ111の副サブスクライバ111Aにおいて始まり、副サブスクライバ111Aから、副サブスクライバ111Bに進む。サブスクライバ111の副サブスクライバ111Bから、データ伝送路は、サブスクライバ121の副サブスクライバ121Aに進み、副サブスクライバ121Aから、サブスクライバ121内の副サブスクライバ121Bに進む。その後、さらに、制御ノード101のサブスクライバ121内の副サブスクライバ121Bから、制御ノード2のサブスクライバ122の副サブスクライバ122Aと制御ノード2のサブスクライバ123の副サブスクライバ123Aとに向かって、制御ノードの境界を跨ってデータ交換が行われる。このデータ交換は、ネットワークプロトコルに基づいて、制御ノードの送信モジュール−受信モジュールを介して行われる。上記送信モジュールは、副サブスクライバ121Bの出力プロセスイメージをデータパケットに変換し、該データパケットを制御ノード2の受信モジュールに送信する。上記受信モジュールは、上記データパケットを入力プロセスイメージに変換し、該入力プロセスイメージをサブスクライバ122内の副サブスクライバ122A、およびサブスクライバ123内の副サブスクライバ123Aに送信する。その後、制御ノード102内のデータ伝送は、副サブスクライバ122Aからサブスクライバ122の副サブスクライバ122Bに向かって行われ、副サブスクライバ122Bからサブスクライバ123の副サブスクライバ123Bに向かって行われ、さらに、副サブスクライバ123Bからサブスクライバ123の副サブスクライバ123Aに向かって行われる。同時に、サブスクライバ123の副サブスクライバ123Aから、サブスクライバ123の副サブスクライバ123Bへのデータ伝送も行われる。

Claims (16)

  1. 複数の制御ノードから構成されるネットワーク用の制御ノードであって、上記ネットワーク内の制御ノード間のデータ伝送をデータパケットの形式で行う制御ノードにおいて、
    送信すべきデータを出力プロセスイメージ内で管理し、上記出力プロセスイメージをデータパケットに変換し、上記データパケットを所定の時点で上記ネットワーク上に出力する送信モジュール(12)と、
    他の制御ノードの1つまたは複数の送信モジュールのデータパケットにログオンし、受信したデータパケットを入力プロセスイメージに変換する受信モジュール(13)と、を備えていることを特徴とする制御ノード。
  2. 上記受信モジュール(13)は、受信した上記データパケットに、上記データパケットのエージ時間を示す品質データを関連付けることを特徴とする請求項1に記載の制御ノード。
  3. 上記送信モジュール(12)は、上記データパケットを、他の1つまたは複数の制御ノードに直接送信することを特徴とする請求項1または2に記載の制御ノード。
  4. 上記送信モジュール(12)は、非実時間データを、他の1つまたは複数の制御ノードに非周期的に送信することを特徴とする請求項3に記載の制御ノード。
  5. 上記送信モジュール(12)は、上記データパケットを、上記ネットワーク内に存在する全ての制御ノードに転送することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の制御ノード。
  6. 上記送信モジュール(12)は、実時間データを、上記ネットワーク内に存在する全ての制御ノードに周期的に送信することを特徴とする請求項5に記載の制御ノード。
  7. 上記複数の制御ノードに含まれている複数のサブスクライバ(16)間のデータ伝送を、データイメージング処理によって行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の制御ノード。
  8. 上記複数のサブスクライバ(16)の各々は、動作モードと動作状態とを決定する有限状態機械を処理する組織ユニット(161)と、現状の各動作モード、および現状の各動作状態に関連するアプリケーションプログラムを実行する機能ユニット(162)と、を備えていることを特徴とする請求項7に記載の制御ノード。
  9. イベントを分類およびラッチするイベント記録ユニット(17)と、上記データをラッチするデータ記録ユニット(18)と、を備えていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の制御ノード。
  10. 入力変数および出力変数を、ワイルドカードアドレスを含む、設定可能なローカル変数として規定する入出力ユニット(11)を備えていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の制御ノード。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の制御ノード(1)と、ネットワークコンフィギュレータ(2)と、を有するネットワークを含むシステムにおいて、
    上記ネットワークコンフィギュレータは、複数の上記制御ノードの間の通信関係と上記制御ノード内にあるサブスクライバ間の通信関係とのうち少なくともいずれかを決定することを特徴とするシステム。
  12. 上記ネットワークコンフィギュレータ(2)の上記記録モジュール(21)は、上記システムに接続された上記複数の制御ノード(1)を記録するために、接続された上記ネットワーク(3)内にブロードキャストテレグラムを送信し、
    上記ネットワークに接続された上記複数の制御ノードは、識別テレグラムを用いて、上記ブロードキャストテレグラムに応答することを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 上記複数の制御ノード(1)の各々は、起動中に、上記ネットワークコンフィギュレータ(2)の上記記録モジュール(21)に対して上記識別テレグラムを送信することを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  14. 上記複数の制御ノード(1)の各々は、有効なアドレスを有しており、
    上記有効なアドレスは、予め定められているアドレス、または、DHCPあるいは自動IPによって取得可能なアドレスであり、
    各制御ノードは、該制御ノードが有している有効なアドレスを、上記ネットワークコンフィギュレータ(2)に送信することを特徴とする請求項11から13のいずれか1項に記載のシステム。
  15. 上記ネットワークコンフィギュレータ(2)は、上記ネットワーク(3)内にある上記制御ノード(1)間のイベントデータストリームおよびプロセスデータストリームを特定するように構成されており、
    上記複数の制御ノードは、制御ノードのプロセスイメージを変換することによって、上記ネットワーク中でマッピング処理を行うことを特徴とする請求項11から14のいずれか1項に記載のシステム。
  16. 上記ネットワークコンフィギュレータ(2)は、上記制御ノード(1)内にある複数のサブスクライバ(16)間のイベントデータストリームおよびプロセスデータストリームを、制御ノードのプロセスイメージの形式で特定するように構成されており、
    上記制御ノード内にある上記複数のサブスクライバは、上記プロセスイメージを有するデータを交換することによって、ローカルマッピングを行うことを特徴とする請求項11から15のいずれか1項に記載のシステム。
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