JP2010536486A - 縫合糸ロック - Google Patents

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Abstract

1本又はそれ以上の縫合糸の糸材を組織に対して固定するための縫合糸ロック並びに関連の方法が提供されている。同縫合糸ロックと方法は、単純で使用時の信頼性が高く、穿孔の完全閉合と縫合糸の調節を容易にし、且つ様々な縫合糸固定及び穿孔閉合の状況に柔軟に対応することができる。縫合糸ロックは、係止用筒体と保持用スリーブを含んでいる。係止用筒体は、内面と外面を画定している管状本体を有している。内面は、第1内通路を画定している。管状本体は、間隔を空けて配置され共に第1内通路と連通している第1開口部と第2開口部を画定している。保持用スリーブは、係止用筒体の管状本体を受け入れるサイズの第2内通路を画定している。縫合糸は、管状本体と保持用スリーブの間で圧迫される。

Description

本発明は、概括的には、組織の穿孔を閉合する場合などに体組織に対して1本又はそれ以上の縫合糸の糸材を固定するための縫合糸ロックに関する。
内部臓器や血管の壁の穿孔は、自然に生じることもあれば、意図的或いは非意図的に形成されることもある。これらの穿孔を永久的に閉じて組織が正しく癒合できるようにするために、縫合糸、接着剤、クリップ、ステープル、アンカーなどを用いた数多くの医療装置及び方法が開発されてきた。これらの装置の多くは、通常、1本又はそれ以上の縫合糸を用いており、それら縫合糸の糸材は、穿孔を閉合するためにひとまとめにして所定の場所に固定されなくてはならない。
穿孔を閉合するのに手作業で縫合糸をひとまとめに結んでいては非常に手間と時間が掛かることになる。例えば、医療従事者には、特に内視鏡又は腹腔鏡処置のように穿孔及び縫合に体内でアクセスするのが困難な場合には、相当高度な技量と連携操作が求められる。縫合糸を手作業で結ぶことに伴う数多くの問題点は、十分に文献で証明されている。手作業で縫合糸を結ぶことに関するこれら及び他の問題に対処するために、様々な自動縫合糸結束システムが開発されている。残念ながら、その様な自動システムは、複雑で使用するのが難しいものもあれば、特定の処置又は状況での使用に限定されるものもある。
本発明は、1本又はそれ以上の縫合糸の糸材を組織に対して固定するための縫合糸ロック及び関連の方法において、単純で使用時の信頼性が高く、穿孔の完全閉合と縫合糸の調節を容易にし、且つ様々な縫合糸固定及び穿孔閉合の状況に柔軟対応できる縫合糸ロック及び関連の方法を提供している。本発明の教示に基づいて構成されている縫合糸ロックの1つの実施形態によれば、縫合糸ロックは、概していうと、係止用筒体と保持用スリーブを含んでいる。係止用筒体は、内面と外面を画定している管状本体を有している。内面は、第1内通路を画定している。管状本体は、間隔を空けて配置され、共に第1内通路と連通した第1開口部と第2開口部であって、それらの間に縫合糸を通せるようになっている第1開口部と第2開口部を画定している。保持用スリーブは、係止用筒体の管状本体を受け入れるサイズの第2内通路を画定している。第2内通路は、管状本体と保持用スリーブの間で縫合糸を圧迫するサイズである。
縫合糸ロックのより詳細な態様によれば、第1開口部と第2開口部は、係止用筒体の両端の間に設けられている。縫合糸は、第1開口部と第2開口部の間を管状本体の外面に沿って伸びており、縫合糸は、第2内通路が係止用筒体の管状本体を受け入れたとき、管状本体の外面と保持用スリーブの内面の間で圧迫される。係止用筒体は、更に、保持用スリーブの遠位端に当接するサイズと配置とされた肩部を画定する、管状本体から突き出た外周リムを更に含んでいる。保持用スリーブの遠位端は先細になっていて、保持用スリーブの長手方向軸に対して角度のついた端面を画定しているのが望ましい。角度のついた端面は、係止用筒体と保持用スリーブの間の縫合糸の捕捉を容易にする。係止用筒体と保持用スリーブは、縫合糸を、第1開口部と第2開口部の間に伸びるそれらの長さ区間に沿って圧迫する。
本発明の教示に基づいて構成されている縫合糸ロックの別の実施形態によれば、縫合糸ロックは、概していうと、係止用筒体と保持用スリーブを含んでいる。係止用筒体は、第1内通路を画定している管状本体を有している。管状本体は、更に、第1内通路と連通している第1開口部と第2開口部を画定している。保持用スリーブは、係止用筒体の管状本体を受け入れるサイズの第2内通路を画定している。縫合糸ロックは、係止解除形態と係止形態の間で操作することができる。係止用筒体と保持用スリーブは、係止形態では結合されており、係止解除形態では分離されている。係止用筒体と保持用スリーブは、係止形態では縫合糸の細長い区間を圧迫している。縫合糸の細長い区間は、第1開口部と第2開口部の間に伸びている。より詳細な事項によれば、縫合糸は、第1内通路、第1開口部、そして第2開口部を通って伸びている。係止形態では、縫合糸の細長い区間が、管状本体の外に置かれている。第1開口部と第2開口部は、縫合糸に十分な張りが掛けられたときに、縫合糸を係止用筒体と摩擦係合させるサイズと配置である。
1本又はそれ以上の縫合糸の糸材を組織に対して固定する方法も、本発明の教示に基づいて提供されている。この方法によれば、概していうと、上で説明されているような係止用筒体と保持用スリーブを含んでいる縫合糸ロックが用意される。縫合糸が係止用筒体に通される。具体的には、縫合糸は、第1内通路を通り、第1開口部を通り、管状本体の外側に沿い、第2開口部を通り、そして再び第1内通路を通って伸ばされる。係止用筒体を縫合糸に沿って遠位方向に並進させる。縫合糸を保持用スリーブの第2内通路に通し、保持用スリーブを縫合糸に沿って遠位方向に並進させる。縫合糸を張った状態にし、保持用スリーブに係止用筒体の上を並進させ、縫合糸を保持用スリーブと係止用筒体の間で圧迫する。
本方法のより詳細な態様によれば、縫合糸の張りは、係止用筒体を遠位方向に並進させる段階の間維持される。縫合糸の張りは、保持用スリーブに係止用筒体の上を並進させる段階の間も維持される。縫合糸には、係止用筒体を縫合糸に沿った所望の位置に摩擦維持できるだけの張りを掛けることができる。係止用筒体と縫合糸の間の摩擦に抗して係止用筒体の位置を調節することができる。同様に、異なる縫合糸毎に異なる張りを掛けるようにすることができ、そのようにして係止用筒体の位置が調節される。係止用筒体と保持用スリーブは、両者が個々に縫合糸に摩擦係合することにより結合される。組織が穿孔を含み、縫合糸が穿孔の周囲の組織につながれている場合、縫合糸を張った状態にする段階は、実質的に穿孔を閉合する段階を含んでいる。穿孔は、係止用筒体の遠位端面に当てて閉合されるのが望ましい。
本発明の教示に基づいて構成されている係止用筒体の斜視図である。 図1に描かれている係止用筒体の断面図である。 図1に描かれている係止用筒体の斜視図であり、係止形態での係止用筒体を示している。 図3に描かれている状態の係止用筒体の断面図である。 図6と共に、図1−図4に描かれている縫合糸ロックを配備する方法の段階を説明している断面図である。 図5と共に、図1−図4に描かれている縫合糸ロックを配備する方法の段階を説明している断面図である。
これより図を参照してゆくが、図1と図2は、本発明の教示に基づいて構成されている縫合糸ロック20を描いている。縫合糸ロック20は、概していうと、体組織12の穿孔14を閉合する場合などに1本又はそれ以上の縫合糸の糸材10を同組織12に対して固定するのに使用される係止用筒体22と保持用スリーブ24を含んでいる。概していうと、縫合糸10は、標準的な縫合技法又はT型アンカーやステープルなどの装置を使用して組織12を貫通させた状態で同組織につながれ、組織12の一方の側(例えば、近位側)の糸材10がひとまとめに結べるように放置される。係止用筒体22と保持用スリーブ24は、円形断面を有するものとして描かれているが、楕円、方形などを含む他の断面形状を使用してもよい。係止用筒体22は、係止用筒体22と相互に結合されているときの保持用スリーブ24の長手方向軸に概ね平行となる長手方向軸18を画定している。
係止用筒体22は、概していうと、内面28と外面30を有する管状本体26を備えている。管状本体26とその内面28は、第1内通路32を画定している。管状本体26には第1開口部34と第2開口部36が形成され、外面30から内面28まで伸張している。第1開口部34と第2開口部36は、長手方向に間隔を空けて配置されているが、当業者には認識されるように、第1開口部34と第2開口部36は、円周方向に間隔を空けて配置されていてもよいし、長手方向で且つ円周方向に間隔を空けて配置されていてもよい。第1開口部34と第2開口部36は、係止用筒体22の近位端38と遠位端40の間に設けられている。係止用筒体22の遠位端40は、以下において更に詳しく説明してゆくが、管状本体26から半径方向に突き出て保持用スリーブ24に当接させる肩部44を画定している外周リム42を含んでいる。
保持用スリーブ24は、概していうと、内面48と外面50を含んでいる。内面48は、係止用筒体22の管状本体26を受け入れるサイズである第2内通路52を画定している。保持用スリーブ24は、近位端54と遠位端56を含んでいる。遠位端56は、面取り部のように先細になっていて、保持用スリーブ24の長手方向軸18に対して角度(90度未満であれば望ましい)がついた端面58を画定しているのが望ましい。角度がついた端面58は、係止用筒体22を保持用スリーブ24に挿通する際の干渉を防ぎ、係止用筒体22とスリーブ24の間の縫合糸10の捕捉を容易にする。
図1と図2は、係止解除形態での縫合糸ロック20を描いており、図3と図4は、係止形態での縫合糸ロック20を描いている。概していうと、係止用筒体22と保持用スリーブ24は、係止解除形態では分離されており、係止形態では結合されている。係止させたとき、保持用スリーブ24は係止用筒体22を自身の内通路52内へ同軸に受け入れており、遠位端56は遠位端40及びその肩部44に近接している。係止用筒体22と保持用スリーブ24は、以下において更に詳しく説明してゆくが、係止形態では、直接的に摩擦係合されてもよいし、及び/又は、両者が個々に縫合糸10と摩擦係合することにより結合されてもよい。
縫合糸10は、組織12から係止用筒体22までを、第1内通路32を通り、第1開口部34を通り、管状本体26の外面30に沿い、第2開口部36を通り、そして再び第1内通路32を通って伸びている。図4に最も分かり易く示されているように、管状本体26に対する第2内通路52のサイズは、縫合糸10が、管状本体26の外面30と保持用スリーブ24の内面48の間で圧迫されるようなサイズである。具体的には、縫合糸10の細長い区間10aは、第1開口部34と第2開口部36の間を管状本体26の外面30に沿って移動する。縫合糸10のこれらの細長い区間10aは、係止形態では、係止用筒体22と保持用スリーブ24の間で圧迫されている。即ち、係止用筒体22と保持用スリーブ24は、細長い区間10aに沿って縫合糸10を圧迫してゆく。縫合糸10の細長い区間10aは、塑性変形が施されていてもいなくてもよいが、塑性変形が施されていれば医療装置20の係止は容易になる。縫合糸10の細長い区間10aは、第1開口部34と第2開口部36の間に伸び、概していうとは、係止形態では係止用筒体22の管状本体26の外側に置かれている。
係止用筒体22が不連続の第1内通路32を有していてもよいことは認識されるであろう。例えば、筒体22は、第1開口部34と第2開口部36の間が中実であってもよいし、内通路32を(図2の点線で示されているように)横切るように伸びる横断部材または他の要素を有していてもよい。その様な実施形態では、第1開口部34は内通路32の第1の部分と連通し、第2開口部36は内通路32の第2の部分と連通することになるはずである。従って、内通路という語がここで使用される場合、それは互いに連通していない部分を有していてもよい。筒体22がその様な中実部分又は他の横断部材を有する場合、それらの構造は、縫合糸10を、内通路32、第1開口部34と第2開口部36、及び係止用筒体22の開口端に向かうか又はそれらから遠ざかる方向(縫合糸を通す方向次第)に案内する構造を持たせた案内面を画定することができる。
次に図5と図6を参照しながら、縫合糸10を組織12に対して固定するための方法を説明してゆく。先に説明した縫合糸ロック20のような縫合糸ロックを用意する。縫合糸10の近位端(図示せず、近位端は内視鏡及び腹腔鏡的処置では通常患者の体外に置かれている)を係止用筒体22に通す。具体的には、縫合糸は、第1内通路32の係止用筒体22の遠位端40に隣接する場所を通り、次に第1開口部34を通り、管状本体26の外面30に沿い、第2開口部36を通り、そして再び第1内通路32の係止用筒体22の近位端38に隣接する場所を通して置かれる。
第1の押し出しカテーテル60を使用し、係止用筒体22を縫合糸10に沿って図5の矢印64で示されているように遠位方向に並進させる。押し出しカテーテル60は、当技術で既知の何れのカテーテル又はカニューレの形態をとっていてもよいが、長手方向に力を伝えられるだけの強度と剛性を有し、なお且つ患者身体の中を操縦してゆくための可撓性を提供しているのが望ましい。例示としての押し出しカテーテルは、Cook Medical社とCook Endoscopy社によって販売されている。押し出しカテーテル60は、係止用筒体22の近位端38に緩く圧入されてもよいし、図示されているように、長手方向に力が伝わるように近位端38に当接させるだけでもよい。これも当業者には認識されるであろうが、観血的手術時、係止用筒体22を縫合糸10に沿って並進させるための他の装置、例えばワイヤガイドや押し出しロッドなどを用いてもよく、更には手を使って並進させてもよい。
縫合糸10を張った状態にするために、縫合糸10の近位端を図5の矢印66で示されているように近位方向に引っ張ることができることに注目されたい。縫合糸10は、十分に張られたとき、係止用筒体22に摩擦係合して係止用筒体22を縫合糸10に沿った所望の位置に保持する。即ち、縫合糸10は、第1内通路32及び第1開口部34と第2開口部36を通る多少蛇行した経路に従っているので、十分な張りが掛けられることによって縫合糸10は、開口部34、36内で、そして係止用筒体22の内面28と外面30に沿って、係止用筒体22に摩擦係合することになる。これにより、医療従事者は、単に、縫合糸10に掛ける張りを弱めれば係止用筒体22の並進をしやすくすることができ、張りを強めれば並進を制限することができるようになる。同時に、縫合糸と係止用筒体22の間の摩擦は、いつでも係止用筒体22に十分な力が加えられれば打ち負かされるので、縫合糸10が張った状態にあるときでも係止用筒体22の並進と調節が行えるようになる。
縫合糸10を張った状態にして、係止用筒体22を図5に示されているように遠位方向に組織12に近接する位置まで並進させる。縫合糸10には、係止用筒体22を所望の位置に摩擦保持できるだけの張りが掛けられる。組織12に穿孔14が存在する場合は、縫合糸10には、組織12の穿孔14を実質的に閉合することができるだけの張りが掛けられる。係止用筒体22の位置は、所望に応じて調節することができ、また個々の縫合糸10の張りは、同筒体を案内するか又は別にスムーズに運べるように調節することができる。
縫合糸10は、更に、保持用スリーブ24に、具体的には第2内通路52に通される。図6に最も分かり易く示されているように、第2の押し出しカテーテル62を使用して、保持用スリーブ24を縫合糸10に沿って矢印68で示されているように遠位方向に並進させる。第2の押し出しカテーテル62は、上述した第1の押し出しカテーテル60と類似の構造を有していてもよいし、その変型又は代替構造のどの様な構造を有していてもよい。保持用スリーブ24が係止用筒体22に接近したら、保持用スリーブ24の角度がついた端面58が、縫合糸10の細長い区間10aを係止用筒体22の外面30と保持用スリーブ24の内面48の間に捕捉するのを支援する。
保持用スリーブ24に係止用筒体22の管状本体26の上を遠位方向に並進させてゆくと、縫合糸10の細長い区間10aが圧迫され、係止用筒体22と保持用スリーブ24は、両者が個々に縫合糸10に摩擦係合することによって結合される。縫合糸10の張りは、保持用スリーブ24に係止用筒体22の上を並進させている間維持されるのが望ましい。係止用筒体22と保持用スリーブ24の間の相対位置は、係止用筒体22の外周リム42と肩部44が、図示されているように保持用スリーブ24の遠位端56に当接することによって制限される。組織12の穿孔14は係止用筒体22の遠位端面46に当てて閉合されるのが望ましい。縫合糸ロック20を解放するには、縫合糸10を切断してもよいし、又は第1の押し出しカテーテル60を使用して係止用筒体22を保定し、その間に保持用スリーブ24を(例えばスネア、鉗子、又は類似の装置で)把持して、物理的に、縫合糸10の摩擦に逆らって抜去してもよい。
当業者には認識されるであろうが、係止用筒体22と保持用スリーブ24の相互結合に先立ち、係止用筒体22の位置の調節が容易になるように、縫合糸10の張りを修正してもよい。同様に、異なる縫合糸10毎に異なる張りを掛けてもよく、そうすれば係止用筒体22の位置が相応に調節される。縫合糸ロック20の構成要素は、ステンレス鋼、チタン、ニチノール、又は他の金属/合金、並びに、セラミック類、又はポリカーボネート(PC)、Nylon(商標)を含むポリアミド、ポリテトラフルオロエチレン(即ちPTFE及びEPTFE)、ポリエチレンエーテルケトン(PEEK)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリイミド、ポリウレタン、及びポリエチレンのようなプラスチック類(高、中、又は低密度)など、補強ワイヤ、コイル、又はフィラメントの有無を問わず複層又は単層構造のものを含め、多くの材料で作ることができる。
本方法は、例えば、内視鏡、又はカテーテルベースのシステムを含む他の光ファイバーベースの視覚化システムを使用するなどして直接視覚化の下に施行されるのが望ましい。よって、係止用筒体22の配置は目で見て調節することができる。縫合糸ロックシステムは、内視鏡又は他の視覚化システムと並列に配して用いてもよいが、状況によっては、縫合糸ロック20と押し出し部材(例えば、カテーテル60、62)のサイズは、縫合糸ロックシステムが内視鏡の作業チャネルを通して用いることができるようになるサイズである。従って、押し出し部材、そして望ましくは縫合糸ロックは、内視鏡の作業チャネルを通して送達できるサイズである。更に、本発明の装置及び方法と関連付けて、超音波や蛍光透視法などのような他の視覚化技法を用いることができることも認識されるであろう。例えば、縫合糸ロック20の或る特定部分に起伏を持たせておけば、超音波対応型内視鏡と共に使用するのに理想的であろう。最後に、押し出しカテーテル60、62のような押し出し部材の相対並進を制御するための適切なハンドル又はアクチュエータは、当業者には容易に想定できるであろう。
開示されている縫合糸ロック及び方法は、様々な縫合の状況に利用することができるが、同縫合糸ロックは、経腔的処置で形成される穿孔のような内部体壁の穿孔を閉合するのに特に有用である。その様な処置では、或る管腔の壁、例えば胃壁に、穿孔又は開口が形成され、内視鏡のような医療装置が当該開口を通して挿置され、腹膜腔のような隣接する構造又は体腔にアクセスできるようにされる。その様な低侵襲的処置には多くの利点があるとはいえ、そのような処置の成功には開口を完全に正しく閉合することが不可欠である。本発明の縫合糸ロックと方法は、単純で使用時の信頼性が高いので、これらの穿孔の閉合には特に適しており、また様々な縫合糸固定及び穿孔閉合用途に柔軟に対応できる。例えば、幾本もの縫合糸及びそれらの糸材が用いられるであろうが、係止用筒体と保持用スリーブの相対サイズは、縫合糸のサイズや穿孔のサイズなどに基づいて調節することができる。使用と配備が簡単な装置と方法を提供しながら同時に、縫合糸ロックの位置付けに対する優れた制御性ももたらされている。縫合糸ロックは、観血的手術、内視鏡的、腹腔鏡的、又は他の低侵襲的な介入処置で使用することができる。
以上、本発明の様々な実施形態について、例示と説明を目的に述べてきた。それにより、本発明を余すところなく説明する意図も開示されている厳密な実施形態に限定する意図もない。上記教示に鑑み、数多くの修正又は変型が可能である。考察されている実施形態は、本発明の原理及びその実際の適用を最適に例示し、それにより、当業者が本発明を様々な実施形態で、考えられる特定の使用に適応させた様々な修正を施して利用することができるように、選定され、記載された。全てのその様な修正及び変型は、付随の特許請求の範囲の請求項によって、それら請求項が公平、法的、且つ公正に権利を有するとされる一定の許容幅に従って解釈された上に定まる本発明の範囲に含まれる。
10 縫合糸
10a 細長い区間
12 組織
14 穿孔
18 長手方向軸
20 縫合糸ロック
22 係止用筒体
24 保持用スリーブ
26 管状本体
28 内面
30 外面
32 第1内通路
34 第1開口部
36 第2開口部
38 近位端
40 遠位端
42 外周リム
44 肩部
46 遠位端面
48 内面
50 外面
52 第2内通路
54 近位端
56 遠位端
58 角度がついた端面
60 第1の押し出しカテーテル
62 第2の押し出しカテーテル

Claims (20)

  1. 1本又はそれ以上の縫合糸の糸材を組織に固定するための縫合糸ロックにおいて、
    内面と外面を画定している管状本体を有する係止用筒体であって、前記内面は第1内通路を画定し、前記管状本体は第1開口部と第2開口部を画定しており、前記第1開口部は前記第2開口部から間隔を空けて配置され、前記第1開口部と前記第2開口部は、前記第1内通路と連通していて両開口部の間に縫合糸を通せるようになっている、係止用筒体と、
    前記係止用筒体の前記管状本体を受け入れるサイズの第2内通路を画定している保持用スリーブであって、前記第2内通路は、前記管状本体と前記保持用スリーブの間で前記縫合糸を圧迫するサイズである、保持用スリーブと、を備えている縫合糸ロック。
  2. 前記第1開口部と前記第2開口部は、前記係止用筒体の前記両端の間に設けられている、請求項1に記載の縫合糸ロック。
  3. 前記縫合糸は、前記保持用スリーブの前記第2内通路が前記係止用筒体の前記管状本体を受け入れたとき、前記管状本体の前記外面と前記保持用スリーブの前記内面の間で圧迫される、請求項1に記載の縫合糸ロック。
  4. 前記縫合糸は、前記第1開口部と前記第2開口部の間で前記管状本体の前記外面に当てて押圧される、請求項3に記載の縫合糸ロック。
  5. 前記縫合糸ロックは、係止解除形態と係止形態の間で操作することができ、前記係止形態では、前記係止用筒体と前記保持用スリーブは結合されていて、前記縫合糸は、前記第1内通路、前記第1開口部、及び前記第2開口部を通って伸びており、前記係止形態では、前記縫合糸の一区間は前記管状本体の外側に置かれ前記管状本体の前記外面に当てて圧迫されている、請求項1に記載の縫合糸ロック。
  6. 前記係止用筒体は、前記管状本体から突き出た外周リムを含んでおり、前記外周リムは、前記保持用スリーブの遠位端に当接するサイズと配置である肩部を画定している、請求項1に記載の縫合糸ロック。
  7. 前記保持用スリーブの遠位端は先細になっている、請求項1に記載の縫合糸ロック。
  8. 前記遠位端は、前記保持用スリーブの長手方向軸に対して角度が付いている端面を画定している、請求項1に記載の縫合糸ロック。
  9. 前記係止用筒体と前記保持用スリーブは、前記縫合糸をそれらの長さ区間に沿って圧迫し、前記縫合糸の前記圧迫されている区間は、前記第1開口部と前記第2開口部の間に伸びている、請求項1に記載の縫合糸ロック。
  10. 1本又はそれ以上の縫合糸の糸材を組織に固定するための縫合糸ロックにおいて、
    第1内通路を画定している管状本体を有する係止用筒体であって、前記管状本体は、共に前記第1内通路と連通している第1開口部と第2開口部を画定している、係止用筒体と、
    前記係止用筒体の前記管状本体を受け入れるサイズの第2内通路を画定している保持用スリーブと、を備えており、
    前記縫合糸ロックは、係止解除形態と係止形態の間で操作することができ、前記係止用筒体と保持用スリーブは、前記係止形態では結合され、前記係止解除形態では分離されており、前記係止用筒体と保持用スリーブは、前記係止形態では前記第1開口部と前記第2開口部の間の前記縫合糸の細長い区間を圧迫している、縫合糸ロック。
  11. 前記縫合糸は、前記第1内通路、前記第1開口部、及び前記第2開口部を通って伸びており、前記係止形態では、前記縫合糸の前記細長い区間は前記管状本体の外側に置かれている、請求項10に記載の縫合糸ロック。
  12. 前記第1開口部と前記第2開口部は、前記縫合糸に十分な張りが掛けられたとき、前記縫合糸を前記係止用筒体と摩擦係合させるサイズと配置である、請求項11に記載の縫合糸ロック。
  13. 前記係止用筒体と前記保持用スリーブは、内視鏡の作業チャネルを通して送達されるサイズである、請求項10に記載の縫合糸ロック。
  14. 1本又はそれ以上の縫合糸の糸材を組織に対して固定するための方法において、
    係止用筒体と保持用スリーブを備えている縫合糸ロックを用意する段階であって、前記係止用筒体は、第1内通路を画定している管状本体を有し、前記管状本体は、共に前記第1内通路と連通している間隔を空けて配置された第1開口部と第2開口部を画定しており、前記保持用スリーブは、前記係止用筒体を受け入れて前記縫合糸を前記管状本体と前記保持用スリーブの間で圧迫するサイズの第2内通路を画定している、縫合糸ロックを用意する段階と、
    前記縫合糸を前記係止用筒体に通す段階であって、前記縫合糸は、前記第1内通路を通り、前記第1開口部を通り、前記管状本体の外側に沿い、前記第2開口部を通り、そして再び前記第1内通路を通って伸ばされる、縫合糸を通す段階と、
    前記係止用筒体を前記縫合糸に沿って遠位方向に並進させる段階と、
    前記縫合糸を前記保持用スリーブの前記第2内通路に通す段階と、
    前記保持用スリーブを前記縫合糸に沿って遠位方向に並進させる段階と、
    前記縫合糸を張った状態にする段階と、
    前記保持用スリーブに前記係止用筒体の上を並進させて、前記縫合糸を前記保持用スリーブと前記係止用筒体の間で圧迫する段階と、から成る方法。
  15. 前記係止用筒体を遠位方向に並進させる段階の間、前記縫合糸の張りを維持する段階を更に含んでいる、請求項14に記載の方法。
  16. 前記縫合糸は、前記係止用筒体を前記縫合糸に沿った所望の位置に摩擦保持できるだけの張りが掛けられる、請求項15に記載の方法。
  17. 前記縫合糸と前記係止用筒体の間の前記摩擦を打ち負かして、前記係止用筒体の前記位置を調節する段階を更に含んでいる、請求項16に記載の方法。
  18. 縫合糸毎に異なる張りを掛けて、前記係止用筒体の前記位置を調節する段階を更に含んでいる、請求項16に記載の方法。
  19. 前記保持用スリーブに前記係止用筒体の上を並進させる段階の間、前記縫合糸の張りを維持する段階を更に含んでいる、請求項14に記載の方法。
  20. 前記組織が穿孔を含み、前記縫合糸が前記穿孔の周囲の前記組織につながれている場合において、前記縫合糸を張った状態にする段階は、実質的に前記穿孔を前記係止用筒体の遠位端面に当てて閉合する段階を含んでいる、請求項14に記載の方法。
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