JP2010536425A - 医療用インジェクタに対する駆動ラム - Google Patents

医療用インジェクタに対する駆動ラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010536425A
JP2010536425A JP2010521082A JP2010521082A JP2010536425A JP 2010536425 A JP2010536425 A JP 2010536425A JP 2010521082 A JP2010521082 A JP 2010521082A JP 2010521082 A JP2010521082 A JP 2010521082A JP 2010536425 A JP2010536425 A JP 2010536425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gripper member
gripper
syringe
drive ram
plunger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010521082A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5455172B2 (ja
Inventor
フランク エム. ルイス,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mallinckrodt Inc
Original Assignee
Mallinckrodt Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mallinckrodt Inc filed Critical Mallinckrodt Inc
Publication of JP2010536425A publication Critical patent/JP2010536425A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5455172B2 publication Critical patent/JP5455172B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M5/315Pistons; Piston-rods; Guiding, blocking or restricting the movement of the rod or piston; Appliances on the rod for facilitating dosing ; Dosing mechanisms
    • A61M5/31511Piston or piston-rod constructions, e.g. connection of piston with piston-rod
    • A61M5/31515Connection of piston with piston rod
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/142Pressure infusion, e.g. using pumps
    • A61M5/145Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons
    • A61M5/1452Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons pressurised by means of pistons
    • A61M5/14546Front-loading type injectors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/142Pressure infusion, e.g. using pumps
    • A61M5/145Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons
    • A61M5/1452Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons pressurised by means of pistons
    • A61M5/14546Front-loading type injectors
    • A61M2005/14553Front-loading type injectors comprising a pressure jacket
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/007Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests for contrast media

Abstract

医療用流体インジェクタとの使用のための駆動ラム(26)は、中央の、長手方向基準軸(24)を含み得る。第1および第2のグリッパ部材(92)は、駆動ラムのプランジャ係合端(266)と旋回的に相互に接続され得る。第1および第2のグリッパ部材の各々は、基準軸と交差する共通の旋回軸(95)の周りで旋回可能であり得る。グリッパ部材の各々は、共通の旋回軸から遠く離れた第1の端(102)をさらに含み得る。一部の実施形態において、第1および第2のグリッパ部材は、第1の位置と第2の位置との間で旋回可能であり得る。第1の位置において、グリッパ部材の第1の端は、第1の距離だけ間隔を置いて離され得、一方、第2の位置において、グリッパ部材の第1の端は、第1の距離よりも大きい第2の距離だけ間隔を置いて離され得る。

Description

(関連出願)
本出願は、「DRIVE RAM FOR MEDICAL INJECTORS」と題する2007年8月13日に出願された米国仮出願第60/955,496号への優先権を主張する。
(技術分野)
本発明は概して、医療用流体インジェクタに関し、より詳細には、かかる医療用流体インジェクタにおいて使用されるための駆動ラムに関する。
(背景)
医療用流体インジェクタは、例えば造影剤のような流体を注射器から放出して、管類を通し、例えばヒトまたは動物のような対象に注入する電動式デバイスである。医療用流体インジェクタは概して、スタンドまたはサポートに調節可能に固定され、注射器のプランジャとインターフェースする駆動ラムを有する。この駆動ラムは、プランジャを前方に駆動して流体を注射器から放出するために、およびプランジャを後方に引いて流体を注射器の中に引き込むために使用され得る。
従来のインジェクタは、係合メカニズムに対する様々な設計を含み、該係合メカニズムは、インジェクタの駆動ラムと関連する注射器のプランジャとの間の少なくとも一時的なインターフェースを提供する。しかしながら、かかる係合メカニズムに対しては、困難な点がある。例えば、一部の人々の言うところによると、1つの従来のインジェクタの係合メカニズムは、プランジャの不均一なローディングを引き起こし得、このローディングは、注射器の中に引き込まれ、かつ/または注射器から放出される流体の漏れを助長し得る。別の例として、一部の人々の言うところによると、別の従来のインジェクタの係合メカニズムは、通常の注射手順の引張荷重の下で障害を起こす傾向があり得、このようにして、駆動ラムが滑ってプランジャから外れることがある。
(概要)
本発明は、少なくとも一部の実施形態において、インジェクタの駆動ラムと注射器のプランジャとの間のインターフェースに関する。特に、本発明の特定の実施形態は、駆動ラムと関連付けられる注射器グリッパとして特徴付けられ得るものに関する。これらの注射器グリッパの実施形態は、注射器の効果的な充填および排出を促進するインジェクタの駆動ラムと注射器のプランジャとの間の係合を提供する。
本発明の特定の例示的な局面が以下に述べられる。これらの局面は単に、本発明が取り得る特定の形式の端的な概要を読者に提供するためであること、およびこれらの局面は、本発明の範囲を限定するとは意図されていないことが理解されるべきである。実際、本発明は、以下に明確には述べられないことがあり得る様々な局面を包含し得る。
本発明の第1の局面に従って、医療用流体インジェクタとの使用のための駆動ラムは、中央の、長手方向基準軸を含む。第1のグリッパ部材は、駆動ラムのプランジャ係合端と旋回的に相互に接続される。第2のグリッパ部材も、駆動ラムのプランジャ係合端と旋回的に相互に接続される。第1のグリッパ部材および第2のグリッパ部材の各々は、基準軸と交差する共通の旋回軸の周りで旋回可能である。グリッパ部材の各々は、共通の旋回軸から遠く離れた第1の端をさらに含む。一部の実施形態において、第1のグリッパ部材および第2のグリッパ部材は、第1の位置と第2の位置との間で旋回可能である。第1の位置において、グリッパ部材の第1の端は、第1の距離だけ間隔を置いて離され、一方、第2の位置において、グリッパ部材の第1の端は、第1の距離よりも大きい第2の距離だけ間隔を置いて離され得る。
この第1の局面の特定の実施形態において、例えば球体またはボールのようなバイアス部材が、グリッパ部材のうちの少なくとも1つと接触し得、第1の位置に向かってグリッパ部材を促し得る。駆動ラムは旋回ピンを有し得、共通の旋回軸が、ピンのある長さを通って中央に延びる。グリッパ部材は各々、第2の端を含み得、該第2の端は、第1の端とは反対側にあり、かつアパーチャを含み、旋回ピンの少なくとも一部分は、グリッパ部材のアパーチャの各々の内部に位置する。一部の実施形態において、グリッパ部材は、第1の位置と第2の位置との間を実質的に一斉に動くように構成され得る。一部の実施形態において、グリッパ部材の各々は接触部分を備え、該接触部分は、共通の旋回軸の周りに配置され、該接触部分は、該接触部分に隣接する第2の厚さよりも大きい第1の厚さを呈示する。一部の実施形態において、グリッパ部材の接触部分は、互いに接触している。
グリッパ部材の各々は、フィンガを備え、該フィンガは接触部分から、他方のグリッパ部材に向かう方向に延びる。グリッパ部材は、それぞれのレッジを含み得、該レッジは、グリッパ部材が第1の位置にあるとき、1つのグリッパ部材のフィンガが、他方のグリッパ部材のレッジと係合するように構成される。各グリッパ部材は、本体部分およびアームを有し得、該アームは、第1の端から長手方向軸に向かう方向に延び、これによってグリッパ部材はそれらの間に空洞を画定する。
本発明の第2の局面は、医療用流体インジェクタに対する駆動ラムに関する。この駆動ラムは、駆動ラムの長手方向軸と整列させられた旋回ピンと、旋回ピンに旋回的に結合されたグリッパ部材とを含む。このグリッパ部材は、第1の端および第2の端を有するグリッパ本体を含む。さらに、アパーチャが、グリッパ本体の第2の端に画定され、そこを通して旋回ピンを受け入れる。グリッパ部材はアームも含み、該アームは、グリッパ本体の第1の端から外向きに延び、注射器プランジャの対応する係合構造体と接触するように適合される。グリッパ部材のこのアームは、駆動ラムの長手方向軸から側方に間隔をおいて離され、それによってプランジャを引き込む駆動ラムの運動の間にグリッパ部材に作用する力は、プランジャの係合構造体に向かう方向にグリッパ部材を付勢する。
本発明の第3の局面は、本明細書に記述される駆動ラムを含む医療用流体インジェクタに関する。
さらに、本発明の第4の局面は、医療用流体インジェクタを使用する方法に関する。この方法において、長手方向の基準軸を有する注射器がインジェクタに画定されたアパーチャの中に挿入される。注射器がインジェクタのアパーチャ内に位置する間に、注射器のプランジャの少なくとも一部分が、インジェクタの第1の部材と第2の部材との間に配置され、それによって部材のうちの少なくとも1つが、該プランジャの少なくとも一部分と接触する。プランジャのこの配置は概して、共通の旋回軸の周りに第1の部材および第2の部材を旋回させることを含む。
本発明の第4の局面に関して、インジェクタの第1のグリッパ部材および第2のグリッパ部材は、第1の距離だけ間隔を置いて離され得、この場合、グリッパ部材は、共通の旋回ピンに旋回的に取り付けられる。プランジャの機構は、グリッパ部材間に挿入され得、グリッパ部材は、第1の距離よりも小さい第2の距離に間隔を置いて離され得る。一部の実施形態において、グリッパ部材のうちの少なくとも1つは、第2の距離の方に向かって促され(例えばバイアスされ)得る。
さらに、本発明の第5の局面は、医療用流体インジェクタを使用する方法に関する。この方法において、注射器プランジャは、インジェクタの第1のグリッパ部材および第2のグリッパ部材によって把持される。さらに、グリッパ部材を旋回的に接続する旋回点において、グリッパ部材に対して力が及ぼされ、力は、注射器プランジャとの係合点において、互いの方に向かってグリッパ部材を付勢する。一部の実施形態において、力は、プランジャの長手方向軸と概ね整列した第1の軸に沿って及ぼされ得る。注射器プランジャは次に、注射器プランジャが、注射器のノズルから遠ざかるように動く態様で、注射器のバレル内で、かつ該バレルに対して動かされる。
本発明の1つ以上の局面に従って、駆動ラムの中心軸と整列した共通の旋回部に旋回的に取り付けられた一対のグリッパ部材は、従来のインジェクタに対して可能であり得る態様よりもより確実な態様で、インジェクタが注射器プランジャの係合機構と係合することを可能にする。本発明のグリッパアセンブリは、コックされた、またはミスアラインされたプランジャとして特徴付けられ得るものの確実な係合さえも容易にし得る。コックされた、またはミスアラインされたプランジャを確実に係合することによって、媒体が漏れる可能性が低減され得る。本発明の一部のグリッパアセンブリのグリッパ部材間の接触が、それぞれの接触部分に限定され得るので、膠着の可能性(例えば、グリッパ部材が共に膠着し、互いに対して動くことができない)が低減され得る。
1つ以上の例示的な実施形態に関して以下に論議される様々な特徴が、本発明の上記の局面のうちの任意の局面の中に、単独でまたは組み合わせて組み込まれ得る。ここでもやはり、上に提示された簡略な概要は、本願主題を限定することなく、本発明の特定の局面およびコンテクストに関して読者に習熟させることだけが意図されている。
本発明の様々な特徴、局面、および利点は、以下の詳細な記述が添付の図面を参照して読まれるとき、より良く理解される。
図1は、本発明の原理による医療用流体インジェクタの斜視図である。 図2Aおよび図2Bは、図1の線2−2に沿う図1のインジェクタの部分断面図である。 図2Aおよび図2Bは、図1の線2−2に沿う図1のインジェクタの部分断面図である。 図3は、図2Aおよび図2Bに示される駆動ラムのグリッパアセンブリの断面斜視図である。 図4は、図3のグリッパアセンブリのさらなる断面図である。 図5は、図1のインジェクタの駆動ラムの斜視図である。 図6は、注射器プランジャの機構を保持する第1の位置における図3〜図4のグリッパアセンブリの上面図である。 図6Aは、プランジャ側からの、図6に示されるとおりのグリッパアセンブリの端部図である。 図7は、図3〜図4のグリッパアセンブリのグリッパ部材の上面図である。 図8は、図7の線8−8に沿う図7のグリッパ部材の端部図である。 図9は、図6の機構に対する第2の位置における図3〜図4のグリッパアセンブリの上面図である。
本発明の1つ以上の特定の実施形態が以下で記述される。これらの実施形態の正確な記述を提供するために、実際の実装の全特徴が、本明細書において記述されないことがあり得る。任意の工学技術または設計計画におけるような、任意のこのような実際の実装の開発において、多数の実装固有の決定が、システム関連およびビジネス関連の制約とのコンプライアンスなどの、開発者の固有の目的を達成するために行われなければならず、該開発者固有の目的は、実装ごとに変わり得るということが理解されるべきである。さらに、このような開発の努力は複雑かつ時間を消費するものであり得るが、しかしながら本開示の利益を有する当業者にとっては設計、製作、および製造に関する日常的な仕事であるということが理解されるべきである。
図1、図2Aおよび図2Bは、医療用流体インジェクタ10を示し、医療用流体注射器10は、アーム14に取り付けられたパワーヘッド12を含み、アーム14は、例えば天井、壁、または台車(図示されず)に取り付けられ得る。これによって、パワーヘッド12が、長手方向の基準軸16aを有する注射器16を受け入れてこれをロードし、対象(図示されず)の中に流体を注射するかまたは対象から流体を吸引するように配置され得るように、パワーヘッド12の動きを可能にする。図1および図2に示されるタイプのインジェクタは、米国特許5,868,710号にさらに詳細に示される。例えば、かつ限定されず、流体は、例えば米国特許第5、662、612号に記述されたような1つ以上の予めプログラムされたプロトコルに従って対象の中に注射され得る。インジェクタ10の内部メカニズムの周囲をインジェクタ筐体18が取り囲んでいる。筐体18は、ディスプレイパネル20を含み、ディスプレイパネル20は、インジェクタ10のオペレータを補佐する(例えば、対象の中に注射されるか、または対象から引き抜かれる流体の量をモニタすることで)。筐体18は、アパーチャ26aをさらに含み、アパーチャ26aは、その中に注射器16の少なくとも一部分を受け入れる。
インジェクタ筐体18の前端の方に、フェースプレート22がある。フェースプレート22は、インジェクタ筐体18と注射器16との間の接続を容易にし、特定の実施形態においては、例えば注射器プランジャ30のボタン28の形での結合要素のような機構を、駆動ラム26のプランジャ係合端26bに配置された、またはこの近くの結合メカニズムまたはグリッパアセンブリ32から係合解除することを容易にする。
例示的な使用において、注射器16は、インジェクタ10またはそのフェースプレートの中にロードされ、かつこれに結合され得、このようにして、プランジャおよびラムをインジェクタ10の駆動ラム26と同軸関係に配置する。図2Aおよび図2Bに示される実施形態において、駆動ラム26は、アパーチャ26aを介して筐体18に出入りするように延びる。図2Aに示される実施形態において、使用時には、注射器16は、駆動ラム26と概ね同軸である。すなわち、駆動ラム26の長手方向軸24は、軸31と実質的に同軸である。
例示的な実施形態において、フェースプレート22は、駆動ラム26の長手方向の基準軸24に対して垂直の平面に沿ってスライド可能である。インジェクタ筐体の前表面と係合し、かつ係合解除するフェースプレート22の2つの交互位置が、図2Aおよび図2Bにそれぞれ示される。図2Aに示されるようにフェースプレート26がインジェクタ前表面と係合したとき、注射器軸32およびプランジャ軸62は、駆動ラム26と同軸であり、図2Bに示されるようにフェースプレート26がインジェクタ前表面と係合解除したとき、注射器は、駆動ラム26の軸から外れる。図2Aおよび図2Bにおける位置間でのフェースプレート22の横方向の動きはまた、注射器プランジャ30の後方に延びるボタン28とプランジャ駆動ラム26のグリッパアセンブリ32とを係合させ、かつ係合解除させる。図2Aに見られるように、ボタン28は、グリッパアセンブリ32と係合し、図2Bに見られるように、ボタン28は、グリッパアセンブリ32と係合解除する。
例えば図2Aおよび図2Bに見られる実施形態のような特定の実施形態において、注射器の係合および係合解除は、注射器が取り付けられているフェースプレート22を、図2Aに示されるような係合位置と図2Bに示されるような係合解除位置との間で、プランジャ駆動ラム26の長手方向軸24に対して横方向に動かすことによって少なくとも部分的にもたらされ得る。さらに、または横方向の動きに対する代替として、フェースプレート22は、米国特許5,658,261号に見られるように、係合位置と係合解除位置との間で、旋回的に動くことができることがあり得る。あるいは、駆動ラムは、係合可能位置および係合解除位置へその軸24に対して横方向に動くことができることがあり得るか、または、どちらも横方向に動くことなくグリッパアセンブリの係合解除を引き起こすためのメカニズムが提供され得る。
本発明の想定されている範囲内において、フェースプレート22またはインジェクタ(フェースプレートが使用されない場合)は、米国特許5,658,261号に例示されるように、インジェクタへの注射器の前方ローディングを可能にし得るか、またはフェースプレート22は、インジェクタの中への注射器の後方ローディングを可能にし得ることが理解される。後方ローディングの場合、フェースプレートは、インジェクタの前面から遠ざかるように動かされ得るか、または傾けられ得、新しい注射器が、インジェクタのフェースプレート22の中に後方からインストールされることが可能にし得、かつ/またはフェースプレート22からの注射器のアンローディングおよび取り外しを可能にし得る。このタイプのフェースプレート係合解除は、例えば米国特許4,695,271号におけるように、当技術分野において公知である。例えば米国特許4,677,980号に示されるようなタレット式フェースプレートの使用による後方ローディングのような他の形式の後方ローディングも公知であり、本発明の範囲内である。
図1〜図2の特定の実施形態を引続き参照すると、透明であり得る圧力ジャケット34は、フェースプレート22から外向きに延び、注射器16を収容する。注射器16および圧力ジャケット34は、注射動作の間にインジェクタ10によって作られる注射圧力に全体として耐えるように構成される。後、前、または側面、いずれのローディングであれ、一部のインジェクタは、フェースプレート(例えば22)および/または圧力ジャケット(例えば34)を含まないことがあり得ることに留意されるべきである。例えば、より低い圧力注射の適用に際しては、または例えばポリカーボネートのような耐圧注射器材料の使用に対しては、圧力ジャケットは、必要とされないことがあり得る。
クレードル36は、インジェクタ筐体18に動作可能に接続される。例示された実施形態において、クレードル36は、フェースプレート22の前表面38から延び、注射器16および圧力ジャケット34を支持する。クレードル36は、注射器16の内容物を暖めるメカニズムを含み得、このようにして、注射器16がインジェクタ筐体18に取り付けられている間に、注射器16の内容物が所望の温度に維持されることを可能にする。注射器16はこのとき、クレードル36の近くに保持され得、注射器16内の医療用流体(例えば造影剤、生理食塩水、その他)が、暖められ得る。
図1〜図2を引続き参照すると、注射器16は、外部の円筒状本体40を含み、外部の円筒状本体40は、その前端において円錐形前壁42と一体構造である。排出先端46で終端するネック44は、前壁42から前方に延び、かつこれと一体構造である。注射器16の本体40は、圧力ジャケット34の内壁と緊密にインターフェースする。注射器16と圧力ジャケット34とは、注射器16をインジェクタ10に接続することを容易にする対応する嵌合区間を介して適切に接続される。
排出先端46のネック44は、その遠端にオリフィス54を含み、オリフィス54は、ネック44内に形成された内部注射器空洞、円錐形前壁42、および注射器16の本体40と連通する。空洞56の後端は、注射器プランジャ30の前向き円錐形表面58によってさらに画定される。円錐形表面58は勾配を画定し、該勾配は、円錐形前壁42の内側の勾配に実質的に従い、円錐形表面58は、注射器プランジャ30が、前方に進められ、そして空洞56内の液体のほとんどまたはすべてが、投与されてしまったとき、円錐形前壁42の内側と係合し得る。注射器プランジャ30は、注射器16の本体40内で緊密にスライド可能であり、空洞56は、可変容積を有する。
図2〜図5を参照すると、駆動ラム26は、インジェクタ10の略図的に表現されたモータ27と適切に相互に接続され、モータ27は、駆動ラム26の長手方向軸24に概ね沿う駆動ラム26の並進運動を引き起こし得る。駆動ラム26はグリッパアセンブリ32を含み、グリッパアセンブリ32は、注射器プランジャ30のボタン28と係合し、駆動ラム26の並進運動は、対応する注射器プランジャ30の動きを引き起こす。より詳細には、かつ図2および図4に示されるように、注射器プランジャ30のボタン28は、グリッパアセンブリ32のグリッパ空洞90内に位置し、駆動ラム26が後方に動くと、グリッパアセンブリ32は、ボタン28の表面109と係合し、それによって、本体40に対する注射器プランジャ30の対応する後方への動き(引き込み)を引き起こす(例えば、流体が、注射器16の空洞56の中に引き込まれ得るように)。同様に、長手方向軸24に概ね沿う駆動ラム26の前方への動きにより、駆動ラム26の前方の面32aが、注射器プランジャ30の対立表面30aを押すことになり、流体が、注射器16の空洞56から放出され得る。
図3〜図5を参照すると、グリッパアセンブリ32は、駆動ラム26の2つの部分33、37(それらのうちの1つは図3および図4に見られ、それらの両方は図5に見られ、そして異なる角度から、図2Aおよび図2Bに見られる)間に配置され、注射器プランジャ30のボタン28は、それらの間に受け入れられ得る。第1の部分33は、2つのプロング33aを含み、2つのプロング33aは、それらの間に空隙33bを画定し、空隙33bは、ボタン28を受け入れるように適合される。この例示的な実施形態における第2の部分37は、ボタン28の少なくとも一部分をさらに収容するためのくぼみ96を含む。グリッパアセンブリ32は、2つの対立グリッパ部材92を含み、2つの対立グリッパ部材92は、共通の旋回軸95に沿って配置された旋回ピン94の周りで旋回的に結合され、共通の旋回軸95は、軸24と交差し、かつ軸24に対して実質的に垂直に配向される。旋回ピン94は、ナットまたは同様の締め具に適切に結合されて、駆動ラム26の部分33、37の係合を引き起こし得るか、または、図5の例示的な実施形態に示されるように、部分33、37間に延びるねじまたはボルトの形であり得る。2つのグリッパ部材92は、それらの間にグリッパ空洞90を画定し、グリッパ空洞90は、駆動ラム26の部分33の空隙33bの少なくとも一部分と位置が合っている(すなわち、軸24と概ね直交する方向に)。この位置整合は、空隙33bを通って空洞90の中に入るボタン28の受け入れを容易にする。さらに、グリッパ空洞90は、ボタン28のロッキング係合を作成し、それによって、ボタン28の下向き(すなわち、底部分37に向かう)の動きおよび側方(すなわち、前方の面32aに対して平行)の動きを制限する。
本明細書に使用されるとおり、かつ理解の容易さのために、用語「旋回」などは、特定の軸の少なくとも概略周りでの構造体またはその一部分の任意のタイプの動き、回転、曲り、および/または弾性変形を指す。同様に、用語「旋回的相互接続」などは、構造体が、適切な力にさらされたとき、旋回または旋回状の動きを少なくとも概略受けることを可能にする任意のタイプの相互接続を指し、該任意のタイプの相互接続は、構造体またはその一部分が、特定の軸の少なくとも概略周りで動くことを可能にする任意の相互接続を限定なく含む。代表的な旋回的相互接続は、構造体またはその一部分の曲りまたは弾性変形の使用、および相対運動の少なくとも一部分の間に、通常インターフェーシングの関係にある2つ以上の構造体の間での相対的動きの使用(例えば、ヒンジ接続、ボールおよびソケット接続)を含む。
さらに、本明細書における方向に関する用語、例えば下向き(に)、側方(に)およびその他は、限定するものとしては意図されず、むしろ図示された例示的な実施形態に対する特定の配向に基いた明確化を提供し得る。
図3〜図5を引続き参照し、さらに図6および9を参照すると、弾力性ボールまたは球体の形でここに図示される複数のバイアス部材98は、グリッパ部材92を図3〜図5に示される第1の位置に向かって促し、第1の位置においては、グリッパ部材92の第1の端102は、距離Y1(図6)だけ間隔を置いて離され、距離Y1は、ボタン28の直径D1(図9)よりも小さい。この大きさの関係は、ボタン28が、グリッパ空洞90内に位置するとき、グリッパアセンブリ32と相互に接続され続けることを助ける。バイアス部材98は、弾力性ボールまたは球体として図示されるが、当業者は、バイアス部材が、バネ、圧電材料または他のデバイスを限定なく含む任意の他の適切な形を取り得ることを容易に理解する。同様に、2つのバイアス部材が図示されるが、グリッパアセンブリ32は、代替として、2つよりも少ない数の、または2つを超える数のバイアス部材を含み得ることが想定されている。
図6〜図9を特に参照すると、グリッパ部材92の各々は、第1の端102と、相対する第2の端104と、それらの間に本体部分106とを含んでいる。第1の端102の各々は、他方のグリッパ部材92の方に向かう方向に延びるアーム108を含む。本体部分106およびアーム108と共に、第1の端102および第2の端104は、グリッパアセンブリ32のグリッパ空洞90の形状および寸法を概ね画定する。
図3〜図9を参照すると、各アーム108は、ボタン28のグリッパ空洞90の中への滑り運動を容易にするために適切な前方勾配表面110と、上側勾配表面112とを含む。さらに、各プロング33aは、上部分斜め表面33cを含む。これらの斜め表面は、ボタン28がグリッパ部材92と係合することを容易にする。
一実施形態において、図1および図2に示されるように、注射器は、圧力ジャケットの後部からロードされ得、この場合、注射器16は、インジェクタ10の筐体18の中に引き込まれる駆動ラム26によってロードされる。ユーザは、フェースプレートを駆動ラムの軸24に対して垂直の方向に図2Bの位置へ並進させることによって、インジェクタ筐体18からフェースプレート22を係合解除し、次にフェースプレートをインジェクタの前表面から遠ざけるように動かして、圧力ジャケットの内部アパーチャ(アパーチャ26b)へのアクセスを可能にする。ユーザは次に、注射器16をアパーチャ26bの中にインストールし、そしてフェースプレートをインジェクタの前表面に抗して図2Bに示される位置へ動かし、かつフェースプレートを駆動ラムの軸24に対して垂直に図1および図2Aに示されるその係合位置へ並進させることによって、フェースプレートを図1および図2Aに示されるその元の位置へ戻す。
この例示的なタイプのローディングにおいて、フェースプレートが軸24に対して垂直に並進することにより、ボタン28がグリッパアセンブリ32の空洞90の中に挿入される。より詳細には、ボタン28は、2つのプロング33aの間をスライドし得、かかる動きは、空隙33bの近くの各プロング33a上の上部分斜め表面33cによって容易にされる。ボタン28は次に、空洞90の中に直接的に滑り込み得、図6に示される位置で休止し得る。
代替の状況において、駆動ラムは、完全には引き込まれないことがあり得るか、または注射器は、プランジャがその最も後方位置にないときにロードされ得る。この状況において、ボタン28は、注射器がインストールされたとき、グリッパ部材92と係合していないことがあり得る。その代わり、ボタン28は、上部分33と低部分37との間で、かつグリッパ部材92の間で、軸方向に係合し得る。より詳細には、ラム26の前方への動きにより、ボタン28が前方勾配表面110に対して押され、それによって第1の距離Y1(図6)から第2のより大きな距離Y2(図9)へグリッパ部材92の間隔を広げ、ボタン28は、空洞90内に受け入れられ得る。
別の場合、ボタン28とプランジャ駆動ラム26との相対的横方向の動きにおいて、ボタン28は、グリッパ部材92の上側勾配表面112と可能性として当接し得、そして下向きにスライドし、図9に示される位置と同様なグリッパ106間の位置に入り得る。この状況において、ボタン28が上側勾配表面112に対してスライドすることにより、第1の距離Y1(図6)から第2のより大きな距離Y2(図9)へグリッパ部材92の間隔が広がり、ボタン28は、図9に見られるように、グリッパ部材106間に受け入れられ得る。ボタン28が図9に示されるグリッパ間の位置にロードされる場合、注射器の充填のためにプランジャを前進させることが必要であるので、ラムが次に前方へ動くことにより、軸24に対して平行な方向にボタンが並進して空洞90の中に入り、グリッパアセンブリ32は次に、図9に見られるように、空洞90内にボタン28を固定する。
インジェクタからの注射器16のアンローディングは、グリッパ部材92からのボタンの横方向の係合解除によって、例えば図2Bに示される位置への横方向の動きによってフェースプレート22をインジェクタ筐体18から係合解除することによって、または上に論議された係合解除の他の形式によって進行する。
本明細書に詳細に例示される実施形態の駆動ラム26は、ボタン28を係合する少なくとも2つの方法を提供する。より詳細には、駆動ラム26は、上に説明されたように、ボタン28を軸方向に、かつ注射器プランジャ30の軸16aに対して横方向に受け入れ得る。
注射器16に対する例示的なローディングプロセスの他の局面は、例えば本明細書で参照されたような多くの米国特許に記述されている。当業者は、注射器16のアンローディングが、上に記述された方向に限定されず、空洞90から遠ざかる垂直、もしくは水平、または任意の他の方向にボタン28をスライドさせることを含み得ること、およびメカニズムが、図9に示される位置にグリッパ部材92を配置するために提供されて、横方向の動きを必要とすることなくプランジャボタン28の係合解除を可能にし得ることを容易に認識する。
この実施形態の一局面において、グリッパ部材92の広がる動きは、バイアス部材98によってグリッパ部材92の第2の端104に対して及ぼされる反力によって抵抗される。一端、ボタン28が、空洞90内に完全に受け入れられると、バイアス部材98によって及ぼされる反力は、グリッパ部材92を、第1の端が第1の距離Y1だけ間隔を置いて離される第1の位置へ戻し、それによってボタン28を空洞90内にロッキング的に係合する。
図6および図9を参照すると、グリッパ空洞90の形状および寸法は、注射器プランジャ30のボタン28が、その中(すなわち、空洞の幅、つまり軸24に対して直交する方向に測定される寸法)で側方に緊密に適合し得るように、必ずしもではないが選択され得る。換言すると、グリッパ空洞90は、ボタン28の直径D1(図9)が、グリッパ部材92の本体部分106間の距離Y3(図6)と実質的に等しくあり得るようにされ得る。さらに、グリッパ空洞90の形状および寸法は、ボタン28が軸24に沿った方向にその中(すなわち、空洞90の長さ)で緩く適合するように、必ずしもではないが選択され得る。緊密な側方の適合は、グリッパ部材92によるボタン28の表面109(図6)との、ボタン28の正の係合を容易にする。これとは対象的に、軸24の方向に沿うボタン28の緩い適合は、特に、医療用流体(例えば造影剤)が空洞90の中に漏れる場合、およびこのとき、ボタン28が、空洞90の周囲の表面と一時的にまたは永久的に接着する可能性を低減し得る。図示される例示的な実施形態において、空洞90の長さは、例示的なボタン28の寸法を収容するために、空洞90の幅よりも大きいように図示されている。しかしながら、当業者は、空洞90の幅と長さとの間のこの寸法関係は、ただの例示であって、実際の幾何学的形状は、本明細書に記述されたものとは異なり得ることを容易に理解する。
図3〜図8を参照すると、各グリッパ部材92の第2の端104は、そこに画定されたアパーチャ122を有し、アパーチャ122は、そこを通る旋回ピン94を受け入れるように構成される。各グリッパ部材92の第2の端104の接触部分123は、旋回ピン94の共通の旋回軸95を取り囲み、厚さT1を呈示するとして示され、厚さT1は、第2の端104(図8)の隣接する部分の厚さT2よりも大きい。図3〜図8の例示的な実施形態において、接触部分123は、アパーチャ122を取り囲むハブの形を取るが、接触部分123は、任意の他の適切な形状を呈示し得ることが想定されている。
図3および図8に最も良く観察されるように、接触部分123の厚さT1は、グリッパ部材92が互いに対してスライドして旋回する動きを可能にする。したがって、このスライドして旋回する動きの間のグリッパ部材92間の直接接触は、接触部分123の対立表面124に限定される。図6Aに見られるように、各グリッパ部材92の第2の端104の残りの表面は、他方のグリッパ部材92の対応する表面から間隔を置いて離されている。このスペースは、グリッパ部材92の運動に対する抵抗を最小化し、そうでない場合は、該抵抗が、グリッパ部材92がうっかりとさらされ得る医療用流体(造影剤)によって引き起こされ得る。接触を対立表面124に限定する利点は、造影剤および/または他の流体にさらされる表面の結果的最小化にあり、該造影剤および/または他の流体は、空洞90の中に漏れることがあり得、グリッパ部材92が互いに対して滑らかにスライドする動きを中断させることがあり得る。さらに、対立表面124は、アパーチャ122(グリッパ部材92の旋回軸)に隣接しているので、この領域において造影剤によって引き起こされ得るグリッパ部材92の旋回運動に対するいかなる抵抗も、最小化される。
図3〜図8を引き続き参照すると、各グリッパ部材92の第2の端104は、外向きに延びるように構成されたフィンガ127を含む。図6の例示的に組み立てられた状態において、各フィンガ127は、駆動ラム26の軸24の方に向かって、かつ他方のグリッパ部材92の方に向かってさらに延びる。さらに、各グリッパ部材92の第2の端104は、レッジ128を含み、レッジ128は、相対するグリッパ部材92の対応するフィンガ127とインターフェースするように構成される。対応するレッジ128との各フィンガ127のこのインターフェースにより、グリッパ部材92は、図3〜図5に図示された位置を越えて互いの方に向かって旋回的に動くことから制限される。一部の実施形態において、グリッパアセンブリ32のフィンガ127とそれぞれのレッジ128との間の関係により、グリッパ部材92は、実質的に一斉に旋回し得る。例えば、かかる実施形態において、1つのグリッパ部材92が旋回し、その結果その第1の端102がある距離だけ軸24から結果として離された場合、グリッパアセンブリ32の設計により、他方のグリッパ部材92が同時に旋回し、その結果その第1の端102は、実質的に同じ距離だけ軸24から結果として離される。
図9を参照すると、グリッパ部材92が第2の位置で示され、第1の端102は、距離Y2だけ間隔をおいて離され、距離Y2は、上述の第1の位置における距離Y1よりも大きい。この第2の位置は、矢印130によって示されるように、ボタン28をグリッパ空洞90の中に挿入すること、およびグリッパ空洞90から取り外すことを容易にすると言い得る。上で説明されたように、各グリッパ部材92の前方勾配表面110および上側勾配表面112は、ボタン28を空洞90の中に挿入することを容易にするために利用され得る。さらに、グリッパ部材92は互いの上に着座し、上述のように、それらの接触部分123、フィンガ127、およびレッジ128は係合しているので、グリッパ部材92は、それらの間に駆動ラム26のボタン28を受け入れることを容易にするために、共に旋回するか、または浮遊することができる。これは、ボタン28が駆動ラム26からずらされているとき、グリッパ部材92間にボタン28を置くことに特に役立ち得る。
上述のように、かつ図6および図9を参照すると、グリッパアセンブリ32はグリッパ部材92を含み、グリッパ部材92は、共通の旋回ピン94の周りに旋回可能であり、共通の旋回ピン94は、駆動ラム26の軸24と交差し、かつ軸24に対して実質的に垂直に配向される。矢印160(図6)によって示される方向での駆動ラム26の後方への運動は、旋回ピン94によって画定された点において第1の力F1を適用する。力F1は、グリッパ部材92によってボタン28の表面109上の係合点に対して伝えられる。この第1の力F1は、プランジャ30によってグリッパ部材92に対して及ぼされる第2の反対方向の反作用の(例えば法線)力F2を誘起する。第2の力F2は概ね、矢印164(図6)によって示される方向であり、この方向は、駆動ラム26の軸24(図2)と概ね平行であるか、またはさらに同軸である。したがって、各グリッパ部材は、接触部分123に及ぼされる力F1、およびアーム108に及ぼされる力F2による作用を受ける。
上に論議されたグリッパ部材の幾何学的形状の結果として、駆動ラム26の後方への運動の間にグリッパアセンブリ32に対して作用する力は、ボタン28から外向きの方向にグリッパ部材92を旋回させるようなモーメントもトルクも生成せず、それによって、ボタン28からグリッパ部材92が係合解除する可能性を低減する。むしろ、一部の実施形態においては、駆動ラム26の後方への運動の間にグリッパ部材92に対して作用する力F1、F2は、グリッパ部材92を互いに向かって促し、それによってグリッパアセンブリ32によるボタン28の確実な係合を容易にする。換言すると、各グリッパ部材92に対して及ぼされる力の合力は、図6に示されるように、ボタン28に向かう方向にグリッパ部材92を旋回的に付勢する傾向のあるモーメントまたはトルクである。
上記のように、単一の注射器を有する医療用流体インジェクタに関して記述されたが、当業者は、1つを超える数の注射器を有するインジェクタに対しても同じ原理が同様に適用可能であることを理解する。例えば、限定なく、上記の実施形態は、双頭のインジェクタ、ならびに後方、側面、および正面ロード可能インジェクタ(例えば、Optivantage(登録商標)DHインジェクタ、Angiomat(登録商標)Illumena(登録商標)インジェクタ)に対して適用可能である。
本発明(例えば、その例示的な実施形態)の要素を導入するとき、冠詞「1つの(a)」、「1つの)(an)」、「その(the)」および「該(said)」は、1つ以上の要素があることを意味することが意図されている。用語「備えている(comprising)」、「含んでいる(including)」および「有する(having)」は、包括的であることが意図され、かつ挙げられた要素以外にさらなる要素があり得ることを意味する。
上記の局面および例示的な実施形態には様々な変更がなされ得るので、上記に含まれるすべての項目は、例示として解釈されるべきであり、限定的意味で解釈されるべきではない。

Claims (21)

  1. 医療用流体インジェクタのための駆動ラムであって、該駆動ラムは、
    中央の長手方向基準軸と、
    該駆動ラムのプランジャ係合端と旋回的に相互に接続される第1のグリッパ部材と、
    該駆動ラムの該プランジャ係合端と旋回的に相互に接続される第2のグリッパ部材と
    を備え、
    該第1のグリッパ部材および該第2のグリッパ部材の各々は、該長手方向基準軸と交差する共通の旋回軸の周りで旋回可能であり、該第1のグリッパ部材および該第2のグリッパ部材の各々は、該共通の旋回軸から遠く離れた第1の端を備え、
    該第1のグリッパ部材および該第2のグリッパ部材は、第1の位置と第2の位置との間で旋回可能であり、該第1のグリッパ部材および該第2のグリッパ部材の該第1の端は、該第1のグリッパ部材および該第2のグリッパ部材が該第1の位置にあるとき、第1の距離だけ間隔を置いて離され、該第1の端は、該第1のグリッパ部材および該第2のグリッパ部材が該第2の位置にあるとき、該第1の距離よりも大きい第2の距離だけ間隔を置いて離される、駆動ラム。
  2. 前記第1のグリッパ部材および前記第2のグリッパ部材のうちの少なくとも1つと接触し、該第1のグリッパ部材および該第2のグリッパ部材を前記第1の位置へ向けて付勢するバイアス部材をさらに備えている、請求項1に記載の駆動ラム。
  3. 前記旋回ピンをさらに備え、前記共通の旋回軸は、該旋回ピンのある長さを通って中央に延びる、請求項1または請求項2に記載の駆動ラム。
  4. 前記第1のグリッパ部材および前記第2のグリッパ部材の各々は、
    第2の端を備え、該第2の端は、前記第1の端とは反対側にあり、該第2の端に画定されたアパーチャを有し、前記旋回ピンの少なくとも一部分は、該第1のグリッパ部材および該第2のグリッパ部材の該アパーチャの各々の内部に位置する、請求項3に記載の駆動ラム。
  5. 前記第1のグリッパ部材および前記第2のグリッパ部材は、前記第1の位置と前記第2の位置との間で実質的に一斉に動くように構成されている、請求項1〜請求項4のうちのいずれか一項に記載の駆動ラム。
  6. 前記第1のグリッパ部材および前記第2のグリッパ部材の各々は、前記共通の旋回軸の周りに配置された接触部分を備え、該接触部分は、該接触部分に隣接する第2の厚さよりも大きい第1の厚さを示し、該第1のグリッパ部材および該第2のグリッパ部材の該接触部分は、互いに接触している、請求項1〜請求項5のうちのいずれか一項に記載の駆動ラム。
  7. 前記第1のグリッパ部材および前記第2のグリッパ部材の各々は、
    フィンガを備え、該フィンガは前記接触部分から、該第1のグリッパ部材および該第2のグリッパ部材のうちの他方に向かう方向に延びる、請求項6に記載の駆動ラム。
  8. 前記第1のグリッパ部材および前記第2のグリッパ部材の各々は、
    レッジを備え、該レッジは、該第1のグリッパ部材および該第2のグリッパ部材が、前記第1の位置にあるとき、該第1のグリッパ部材および該第2のグリッパ部材のうちの他方の前記フィンガが、該レッジと係合するように構成されている、請求項7に記載の駆動ラム。
  9. 前記第1のグリッパ部材および前記第2のグリッパ部材の各々は、本体部分とアームとを備え、該アームは、前記第1の端から、前記長手方向の基準軸に向かう方向に延びる、請求項1〜請求項8のうちのいずれか一項に記載の駆動ラム。
  10. 前記第1のグリッパ部材と前記第2のグリッパ部材との間に実質的に画定された空洞をさらに備え、該空洞は、前記基準軸に沿って測定される長さを有し、該長さは、該基準軸に対して垂直に測定される幅よりも大きい、請求項1〜請求項9のうちのいずれか一項に記載の駆動ラム。
  11. 医療用流体インジェクタのための駆動ラムであって、該駆動ラムは、注射器のプランジャとインターフェースするように設計され、該駆動ラムは、
    該駆動ラムの長手方向軸と整列した旋回ピンと、
    該旋回ピンと旋回的に結合されたグリッパ部材と
    を備え、該グリッパ部材は、
    第1の端および第2の端を有するグリッパ本体と、
    該グリッパ本体の第2の端におけるアパーチャであって、該アパーチャは、該アパーチャを通して旋回ピンを受け入れる、アパーチャと、
    該グリッパ本体の該第1の端から外向きに延び、注射器プランジャの対応する係合構造体と接触するように適合されたアームと
    を備え、
    該アームは、該駆動ラムの該長手方向軸から側方に間隔をおいて離され、それによって該プランジャを引き込む駆動ラムの運動の間に該グリッパ部材に作用する力は、該プランジャの該係合構造体に向かう方向に該グリッパ部材を付勢する、駆動ラム。
  12. 請求項1〜請求項11のうちのいずれか一項に記載の駆動ラムを備えている医療用流体インジェクタ。
  13. 前記インジェクタに取り付けられた注射器をさらに備えている、請求項12に記載のインジェクタ。
  14. 前記注射器は、該注射器の中に配置された医療用流体を有する、請求項13に記載のインジェクタ。
  15. 前記注射器は、該注射器の中に配置された造影剤を有する、請求項13に記載のインジェクタ。
  16. 前記注射器はプランジャを備え、該プランジャの少なくとも一部分は、前記駆動ラムの前記第1のグリッパ部材と前記第2のグリッパ部材との間に位置する、請求項13〜請求項15のうちのいずれか一項に記載のインジェクタ。
  17. 医療用流体インジェクタを使用する方法であって、該方法は、
    長手方向の基準軸を有する注射器を該インジェクタに画定されたアパーチャの中に挿入することと、
    該注射器が該インジェクタの該アパーチャ内に位置する間に、該注射器のプランジャの少なくとも一部分を該インジェクタの第1の部材と第2の部材との間に配置し、それによって該第1の部材および該第2の部材のうちの少なくとも1つが、該プランジャの少なくとも一部分と接触することと、
    を包含し、
    該配置することは、該第1の部材および該第2の部材を共通の旋回軸の周りに旋回させることを包含する、方法。
  18. 第1のグリッパ部材および第2のグリッパ部材を第1の距離に間隔を置いて離すことであって、該第1のグリッパ部材および該第2のグリッパ部材は、共通の旋回ピンに旋回的に取り付けられる、ことと、
    前記プランジャの機構を該第1のグリッパ部材と該第2のグリッパ部材との間に挿入することと、
    該第1のグリッパ部材および該第2のグリッパ部材を第2の距離に間隔を置いて離すことであって、該第2の距離は、該第1のグリッパ部材と該第2のグリッパ部材との間に該機構を保持するように適合され、該第1の距離よりも小さい、ことと
    をさらに包含する、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第1のグリッパ部材および前記第2のグリッパ部材が、前記第2の距離に間隔を置いて離されるように、該第1のグリッパ部材および該第2のグリッパ部材のうちの少なくとも1つを互いの方に向かって付勢することをさらに包含する、請求項18に記載の方法。
  20. 医療用流体インジェクタを使用する方法であって、該方法は、
    注射器の注射器プランジャを医療用流体インジェクタの第1のグリッパ部材および第2のグリッパ部材によって把持することと、
    該第1のグリッパ部材および該第2のグリッパ部材を旋回的に接続する旋回点において、該第1のグリッパ部材および該第2のグリッパ部材に対して力を適用することであって、該力は、該注射器プランジャとの係合点において、互いの方に向かって該第1のグリッパ部材および該第2のグリッパ部材を付勢する、ことと、
    該注射器プランジャを該注射器のバレル内で、かつ該バレルに対して動かすことであって、該注射器プランジャは、該動く間に、該注射器のノズルから遠ざかるように動く、ことと
    を包含する、方法。
  21. 適用することは、前記注射器プランジャの長手方向基準軸に対して概ね平行の方向に力を適用することを包含する、請求項20に記載の方法。
JP2010521082A 2007-08-13 2008-08-05 医療用インジェクタに対する駆動ラム Expired - Fee Related JP5455172B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US95549607P 2007-08-13 2007-08-13
US60/955,496 2007-08-13
PCT/US2008/072176 WO2009023463A1 (en) 2007-08-13 2008-08-05 Drive ram for medical injectors

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013117523A Division JP5706927B2 (ja) 2007-08-13 2013-06-04 医療用インジェクタに対する駆動ラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010536425A true JP2010536425A (ja) 2010-12-02
JP5455172B2 JP5455172B2 (ja) 2014-03-26

Family

ID=39967692

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010521082A Expired - Fee Related JP5455172B2 (ja) 2007-08-13 2008-08-05 医療用インジェクタに対する駆動ラム
JP2013117523A Expired - Fee Related JP5706927B2 (ja) 2007-08-13 2013-06-04 医療用インジェクタに対する駆動ラム
JP2014223976A Withdrawn JP2015024291A (ja) 2007-08-13 2014-11-04 医療用インジェクタに対する駆動ラム

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013117523A Expired - Fee Related JP5706927B2 (ja) 2007-08-13 2013-06-04 医療用インジェクタに対する駆動ラム
JP2014223976A Withdrawn JP2015024291A (ja) 2007-08-13 2014-11-04 医療用インジェクタに対する駆動ラム

Country Status (7)

Country Link
US (2) US8308689B2 (ja)
EP (3) EP2286858B1 (ja)
JP (3) JP5455172B2 (ja)
CN (1) CN101861177B (ja)
AT (2) ATE528035T1 (ja)
ES (3) ES2375186T3 (ja)
WO (1) WO2009023463A1 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7666169B2 (en) 2003-11-25 2010-02-23 Medrad, Inc. Syringe and syringe plungers for use with medical injectors
US8926569B2 (en) 2006-03-15 2015-01-06 Bayer Medical Care Inc. Plunger covers and plungers for use in syringes and methods of fabricating plunger covers and plungers for use in syringes
USD942005S1 (en) 2007-03-14 2022-01-25 Bayer Healthcare Llc Orange syringe plunger cover
USD847985S1 (en) 2007-03-14 2019-05-07 Bayer Healthcare Llc Syringe plunger cover
EP2286858B1 (en) * 2007-08-13 2011-10-12 Mallinckrodt LLC Drive ram for medical injectors
IT1401255B1 (it) * 2010-06-14 2013-07-18 Marchesini Group Spa Dosatore volumetrico per dosare sostanze farmaceutiche liquide o pastose
US20150306315A1 (en) * 2012-03-20 2015-10-29 Norgren Kloehn, Inc. Syringe pump with replaceable syringe cartridges
US9174003B2 (en) 2012-09-28 2015-11-03 Bayer Medical Care Inc. Quick release plunger
PL3119453T3 (pl) 2014-03-19 2019-07-31 Bayer Healthcare Llc Układ do podłączania strzykawki do iniektora
CN107106764B (zh) 2014-10-28 2020-10-16 拜耳医药保健有限公司 自定向压力护套和压力护套到注射器的接口
AU2015339379B2 (en) 2014-10-28 2020-09-03 Bayer Healthcare Llc Self-orienting pressure jacket and pressure jacket-to-injector interface
NO2689315T3 (ja) 2014-10-28 2018-04-14
US9199033B1 (en) 2014-10-28 2015-12-01 Bayer Healthcare Llc Self-orienting syringe and syringe interface
US10390868B2 (en) * 2015-02-16 2019-08-27 Atrion Medical Products, Inc. Fluid displacement and pressurizing devices, and assembly thereof
CN107626018B (zh) * 2015-03-24 2020-03-13 青岛大学附属医院 一种吸药方便的注射器
AU2016250749B2 (en) 2015-04-24 2021-05-27 Bayer Healthcare Llc Syringe with rolling diaphragm
US9480797B1 (en) 2015-10-28 2016-11-01 Bayer Healthcare Llc System and method for syringe plunger engagement with an injector
US10835674B2 (en) 2015-11-13 2020-11-17 Bayer Healthcare Llc Nested syringe assembly
WO2018068957A1 (en) * 2016-10-11 2018-04-19 H. Lundbeck A/S Auto injector and a cartridge with interface latches
AU2017345160B2 (en) * 2016-10-17 2022-12-15 Bayer Healthcare Llc Fluid injector with syringe engagement mechanism
EP3525839B1 (en) * 2016-10-17 2021-12-29 Bayer Healthcare LLC Fluid injector with syringe engagement mechanism
JP7405741B2 (ja) 2017-09-13 2023-12-26 バイエル・ヘルスケア・エルエルシー 分離した充填および送達のための摺動式シリンジキャップ
US11191893B2 (en) 2018-01-31 2021-12-07 Bayer Healthcare Llc System and method for syringe engagement with injector
CA3092063A1 (en) 2018-02-27 2019-09-06 Bayer Healthcare Llc Syringe plunger engagement mechanism
JP7244538B2 (ja) * 2018-04-05 2023-03-22 ベクトン ディキンソン アンド カンパニー リミテッド バイアルアダプタを薬物バイアルに取り付けるためのアセンブリ固定装置
CA3153561A1 (en) 2019-09-10 2021-03-18 Bayer Healthcare Llc Pressure jackets and syringe retention features for angiography fluid injectors
AU2021224642A1 (en) 2020-02-21 2022-09-15 Bayer Healthcare Llc Fluid path connectors for medical fluid delivery
BR112022023295A2 (pt) 2020-06-18 2023-01-17 Bayer Healthcare Llc Aparelho de suspensão de bolhas de ar em linha para angiografia de trajetória de fluido de injetor

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06507324A (ja) * 1991-06-07 1994-08-25 リーベル−フラーシャイム カンパニー 動物に流体を注入する方法および装置、およびそのための使い捨ての前方装填式注射器
US20020022807A1 (en) * 2000-07-20 2002-02-21 Douglas Duchon Syringe plunger locking mechanism
US6533758B1 (en) * 1997-07-18 2003-03-18 Liebel-Flarsheim Company Adapter and syringe for front-loading medical fluid injector
US6585700B1 (en) * 2000-10-05 2003-07-01 Medrad, Inc. Syringe, syringe plunger and attachment mechanism for front loading medical injector
JP2004358047A (ja) * 2003-06-06 2004-12-24 Nemoto Kyorindo:Kk 薬液注入システム

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4234223A (en) 1979-04-30 1980-11-18 Automation Designs, Inc. Drive mechanism for a pick-and-place unit
ATE93149T1 (de) 1984-06-06 1993-09-15 Medrad Inc Angiographie-spritze fuer verwendung mit einem angiographie-injektor.
US4677960A (en) 1984-12-31 1987-07-07 Combustion Electromagnetics, Inc. High efficiency voltage doubling ignition coil for CD system producing pulsed plasma type ignition
NO157085C (no) 1986-01-07 1988-01-20 Chr Sandsdalen Anordning ved injeksjonssprte for engangsbruk.
US4695271A (en) 1986-02-03 1987-09-22 Liebel-Flarsheim Company Angiographic injector
DK0680458T3 (da) 1993-01-25 2000-04-25 Int Partners Glass Res Griber for glasbeholder
CA2129284C (en) 1993-11-24 1999-03-09 Kenneth J. Niehoff Controlling plunger drives for fluid injection in animals
US5921967A (en) 1996-02-29 1999-07-13 Medi-Ject Corporation Plunger for nozzle assembly
US5868710A (en) 1996-11-22 1999-02-09 Liebel Flarsheim Company Medical fluid injector
US6764466B1 (en) 1997-07-18 2004-07-20 Liebel Flarsheim Company Adapter and syringe for front-loading medical fluid injector
US6196999B1 (en) * 1999-02-05 2001-03-06 Liebel-Flarsheim Company Syringe/plunger coupling
US6432089B1 (en) * 2000-06-21 2002-08-13 Medrad, Inc. Medical syringe
JP4286019B2 (ja) * 2003-02-04 2009-06-24 株式会社根本杏林堂 薬液注入システム
US20060106347A1 (en) * 2004-11-17 2006-05-18 Liebel-Flarsheim Company Disposable front loadable syringe and injector
EP2286858B1 (en) * 2007-08-13 2011-10-12 Mallinckrodt LLC Drive ram for medical injectors

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06507324A (ja) * 1991-06-07 1994-08-25 リーベル−フラーシャイム カンパニー 動物に流体を注入する方法および装置、およびそのための使い捨ての前方装填式注射器
US6533758B1 (en) * 1997-07-18 2003-03-18 Liebel-Flarsheim Company Adapter and syringe for front-loading medical fluid injector
US20020022807A1 (en) * 2000-07-20 2002-02-21 Douglas Duchon Syringe plunger locking mechanism
US6585700B1 (en) * 2000-10-05 2003-07-01 Medrad, Inc. Syringe, syringe plunger and attachment mechanism for front loading medical injector
JP2004358047A (ja) * 2003-06-06 2004-12-24 Nemoto Kyorindo:Kk 薬液注入システム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2009023463A1 (en) 2009-02-19
ATE528034T1 (de) 2011-10-15
US9486585B2 (en) 2016-11-08
EP2286858B1 (en) 2011-10-12
ATE528035T1 (de) 2011-10-15
JP2013166048A (ja) 2013-08-29
CN101861177A (zh) 2010-10-13
EP2316509A1 (en) 2011-05-04
JP2015024291A (ja) 2015-02-05
EP2316509B1 (en) 2012-10-31
US20130030291A1 (en) 2013-01-31
JP5455172B2 (ja) 2014-03-26
ES2398325T3 (es) 2013-03-15
JP5706927B2 (ja) 2015-04-22
EP2187996A1 (en) 2010-05-26
ES2375186T3 (es) 2012-02-27
EP2187996B1 (en) 2011-10-12
ES2375209T3 (es) 2012-02-27
US20110009826A1 (en) 2011-01-13
CN101861177B (zh) 2014-09-10
EP2286858A1 (en) 2011-02-23
US8308689B2 (en) 2012-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5706927B2 (ja) 医療用インジェクタに対する駆動ラム
JP7053724B2 (ja) 自己配向式シリンジおよびシリンジインターフェース
JP5509232B2 (ja) 注射器プランジャのための汎用アダプタ
US8454560B2 (en) Syringe mount for a medical fluid injector
US11547794B2 (en) System and method for syringe plunger engagement with an injector
US5865805A (en) Power injector and side loadable syringe support therefor for plunger pushrod type syringes
CA2768205C (en) Cassettes and methods of using same
KR20170074968A (ko) 자기 배향 압력 자켓 및 압력 자켓 대 주입기 인터페이스
CN110248687A (zh) 药筒式安全注射系统和方法
WO2009027540A1 (en) Bayonet connector for medical injection device and cartridge

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120614

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121204

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130301

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130311

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130403

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130410

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130501

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140103

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees