JP2010535450A - Ofdm用の干渉ベース位相シフト・プリコーディング - Google Patents

Ofdm用の干渉ベース位相シフト・プリコーディング Download PDF

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Abstract

無線ネットワークにおいて、無線基地局(26)と無線端末(30)とが関係する無線周波数コネクションについて、循環遅延ダイバーシチ(CDD)を実行すべきかどうかを決定する。循環遅延ダイバーシチ(CDD)を実行すべきかどうかの決定は、無線端末(30)において測定又は別の方法で感知された干渉分布に従って行われる。当該コネクションについて循環遅延ダイバーシチを実行することが決定されると、無線基地局(26)の複数の送信アンテナ(38)を使用して、当該コネクションについて循環遅延ダイバーシチが実行される。当該決定を行うために、1つ以上の干渉分布の情報が受信され、使用されてもよい。干渉分布の当該(複数の)情報は、無線端末から受信した情報の形式、及び干渉セルに関する周波数再利用プランの情報の形式の少なくとも何れかを取ってもよい。例えば、循環遅延ダイバーシチを実行することの決定は、干渉セルの周波数再利用が所定の周波数再利用数を超える場合に、肯定的に行われてもよい。異なる実施形態では、無線基地局(26)か無線端末(30)の何れかが、CDDの実行の決定を行ってもよい。

Description

本発明は、無線通信に関し、特に、直交周波数分割多重(OFDM)システムにおいてダイバーシチを強化するべきかどうかの決定に関するものである。
周波数分割多重(FDM)は、単一の伝送パス上で複数の信号を同時に伝送する技術である。各信号は、その信号自体に固有の周波数範囲(キャリア)内を伝わり、その周波数範囲(キャリア)はデータ(テキスト、音声、映像等)で変調される。直交FDM(OFDM)のスペクトラム拡散技術は、正確な周波数に隔たる多数のキャリアにデータを分配する。この間隔は、この技術における「直交性」を提供し、この直交性は復調器に自装置以外の周波数を見えないようにする。OFDMの利点は、高スペクトル効率、RF干渉に対する回復力(resiliency)、及び低マルチパス歪みである。このことは、典型的な地上波放送シナリオではマルチパスのチャネル(すなわち、送信信号が異なる長さの種々のパスを利用して受信機に到達する)が存在するために有益である。信号の複数の変形(version)が相互に干渉(シンボル間干渉(ISI))するので、元の情報を取り出すことは非常に難しくなる。
ダイバーシチ技術は、単一のデータストリームの転送エラーを低減するために使用される。ダイバーシチは、信号パスのロバスト性(robustness)を増加させる。このことは、任意の所与の距離において最大データレートが増加することを意味する。
直交周波数分割多重(OFDM)、マルチアクセスOFDM及び離散フーリエ変換(DFT:Discrete Fourier Transform)拡散OFDMなどのマルチキャリアベースの無線アクセス方式は、マルチパス伝搬に対処する能力及び周波数領域マルチユーザ・ダイバーシチをサポートする能力のおかげで、3GPP−LTE、WLAN(802.11n)及びWiMAX(802.16)のような多くの規格の最も有望な候補と捉えられている。シングルユーザ周波数ダイバーシチモードとマルチユーザ周波数ダイバーシチモードとの両方とも、達成可能な利得は、スペクトラム全体にわたる周波数選択性に依存する。周波数選択性は、例えば実際のチャネル状態によって決まる。一般に、小さい遅延スプレッドは、周波数領域における非常に平坦なチャネルに帰し、その場合、周波数領域のマルチユーザダイバーシチ利得は非常に限定されよう。極端な例は、見通し内(LoS)チャネルである。
利得が限定される問題を解決するために、送信側に複数のアンテナを有する循環遅延ダイバーシチ(CDD:Cyclic Delay Diversity)と呼ばれる方法が提案されている。循環遅延ダイバーシチ(CDD)は、それ自体にはダイバーシチが本来備わっていなくてもよい直交周波数分割多重(OFDM)ベースの伝送方式に、空間ダイバーシチを導入する技術である。CDDについては、以下の非網羅的な文献リストである特許文献1及び非特許文献1〜5(本明細書ではこれらのすべての内容全体を援用する)に記載されている。
CDDベースのプリコーディングは、式(1)に示すように、線形に増加する位相シフト対角行列とユニタリ・プリコーディング行列との結合によって定義されてもよい。例えば、空間多重レートを有する送信アンテナ数Ntに対するCDDベースのプリコーディング行列は、位相シフト対角行列とプリコーディング行列との結合によって定義されてもよい。式(1)では、k及びθi,i=1,...Nt−1は、それぞれサブキャリヤインデックス及び遅延サンプルによる位相角を示す。
Figure 2010535450
異なるアンテナから送信される信号は、1つの時間領域OFDMシンボルのコピーであり、各コピーは異なる循環シフト量を有する。OFDMシステムに関しては、こうすることによって、周波数選択性を提供又は増大するための人工的なマルチパス環境が生成される。一見したところでは、システム性能は、循環遅延値に依存する。非特許文献2には、サブキャリヤ割当てを考慮しない循環遅延値の決定手順が提示されている。上記のリストの他の文献には、マルチユーザ周波数領域ダイバーシチモードに関しては循環遅延が使用されるべきである一方で、シングルユーザ周波数領域ダイバーシチモードに関しては大きな値の1組の循環遅延が使用されるべきであることを示唆するサブキャリヤ割当てとともに、いくつかの方法が提案されている。すなわち、遅延の大きいサンプル及び遅延の小さいサンプルなどの2種類の遅延サンプルが、異なる場合に対して使用されており、これらは、送信アンテナにおいて遅延の大きいサンプルを用いるCDDベースのプリコーディングが、送信ダイバーシチ利得を得るために使用される場合と、送信アンテナにおいて遅延の小さいサンプルを用いるマルチユーザ周波数領域スケジューリングが、マルチユーザダイバーシチを得るために使用される場合である。
異なるチャネル状態、アンテナ構成、帯域幅、端末能力及びユーザ・モビリティを有する全シナリオについて効果がある単一のマルチアンテナ解決手段は存在しない。このため、システムのスペクトル効率を確実に良好にするために、適応マルチアンテナ技術が近年ますます注目を集めている。一例として、プリコーディング及び動的ランク・アダプテーションを用いる空間領域の多重化は、最も有望な解決手段である。空間領域の多重化は、複数のアンテナ・エレメント間におけるマルチストリーム送信をサポートし、これは高いランクのチャネルで非常に功を奏する。しかし、例えば散乱の少ないチャネル又は送信アンテナの分離間隔の小さいチャネルなどの低ランクのチャネルに関しては、マルチストリーム送信は強いストリーム間干渉を生じさせるため、ビーム形成を用いたシングルストリームが好ましい。
(部分)周波数再利用は周知の技術である。例えば、本明細書で援用する特許文献2を参照されたい。周波数再利用は、各セルがその境界の内側だけで無線周波数を使用するように設計されており、干渉の可能性が低い、遠く離れていない他のセルにおいて、同じ周波数を再利用できるので、セルラシステムの全域で同じ周波数を繰り返し使用する能力がある。周波数再利用により、セルラシステムは限られた数のチャネルで膨大な数の呼の取り扱いが可能になる。他方では、セル間干渉調整(ICIC:Inter-Cell Interference Coordination)技術は、セル間干渉を制御下に置き続けるように、無線リソース(特に無線リソースブロック)を管理するタスクを有する。例えば、本明細書で援用する非特許文献6を参照されたい。本明細書で使用するように、リソースブロックは、相当数(N)の連続するOFDMシンボルに関する相当数(M)の連続するサブキャリヤである。
OFDMシステムに関しては、プリコーディングへのCDDの導入により、周波数チャネルに線形位相シフトを導入することができ、これは、フラットチャネルシナリオにおいて周波数スケジューリング利得を得ることを支援し得る。非特許文献4を参照されたい。図1は、フラットチャネルを有するシングルセルにおける、CDDプリコーディングあり及びなしの、ストリーム別レート制御(PARC:per stream rate control)及び選択的ストリーム別レート制御(S−PARC:selective per stream rate control)についての平均ユーザスループットPFTFを示す。このように、図1は、フラットチャネルシナリオを有するシングルセルにおいて、CDDが、周波数領域スケジューラ、例えばPFTF(時間及び周波数領域の両方におけるプロポーショナル・フェア、Proportional Fair in both Time and Frequency domain)に関するシステム性能を改善できることを示す。これは、CDDがより大きな周波数チャネル変動を得ることができるとともに、白色雑音だけが存在することに起因して、周波数チャネルのフェージング変動が周波数領域におけるSINR変動の効果を有するためである。図1は、フラットチャネルを有するシングルセルにおける、CDDプリコーディングあり及びなしの、ストリーム別レート制御(PARC:per stream rate control)及び選択的ストリーム別レート制御(S−PARC:selective per stream rate control)についての平均ユーザスループットPFTFを示す。
米国特許第6842487号明細書 米国特許第6088416号明細書
A.Lodhi、F.Said、M.Dohler、A.H.Aghvami共著、「Performance comparison of space-time block coded and cyclic delay diversity MC−CDMA systems(時空間ブロック符号化MC−CDMAシステムと循環遅延ダイバーシチMC−CDMAシステムとの性能比較)」、IEEE Wireless Communication Magazine、pp.38-45、2005年4月 G.Bauch、J.S.Malik共著、「Parameter optimization, interleaving and multiple access in OFDM with cyclic delay diversity(循環遅延ダイバーシチを用いるOFDMにおけるパラメータ最適化、インタリービング及び多元接続)」、Proc.VTC2004、p505−509、2004年 Samsung R1−051046、「further details on adaptive cyclic delay diversity scheme(適応型循環遅延ダイバーシチ方式のさらなる詳細)」、3GPP TSG RAN WG1会議42bis、米国サンディエゴ、2005年10月10〜14日 Samsung R1−051047、「System performance of adaptive cyclic delay diversity scheme(適応型循環遅延ダイバーシチ方式のシステム性能)」、3GPP TSG RAN WG1会議42bis、米国サンディエゴ、2005年10月10〜14日 R1−063345、「CDD-based Precoding for E-UTRA downlink MIMO(E−UTRAダウンリンクMIMOのためのCDDベースプリコーディング)」、RAN1#47、LGE、Samsung、NTT−Docomo 3GPP TS 36.300、「Technical Specification Group Radio Access Network Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN)」、2007年2月 3GPP TR 25.814、「3rd Generation Partnersip Project; Technical Specification Group Radio Network; Physical Layer Aspects for Evolved UTRA (Release 7)」
しかし、CDDベースの線形位相シフト方式が、CDDなしのシステムよりも大きなマルチユーザ利得を(例えば、周波数領域スケジューラによって)得ることができるかどうかは、その方式が、より大きな周波数領域SINR変動を得ることができるかどうかに依存する。チャネルモデルだけでなく、干渉分布、及びランク・アダプテーションが使用されているかどうかも、その性能に影響を及ぼす。図2は、郊外型のSCMチャネルを有するマルチセルにおける、CDDプリコーディングあり及びなしのPARC及びS−PARCについての平均ユーザスループットPFTFを示す。このように、図2は、周波数再利用が1に等しいマルチセルシナリオにおいては、CDDが興味深い利得を何ら提供しないことを示す。例えば、非特許文献7を参照されたい。異なるUEは異なる干渉分布を有し、周波数領域スケジューラによって、異なるUEは異なるリソースブロックに割り当てられ、リソースブロック内の干渉の変動が、異なるSINR分布を周波数領域リソースブロックに既に取り入れられている。このため、CDDベースの線形位相シフト方式は、郊外型のSCMチャネルを有するマルチセルシナリオにおいて、より大きなマルチユーザダイバーシチ利得をもたらすことはできない。
従って、必要なこと及び本発明の目的は、干渉分布及び環境に基づいて選択的にCDDを実施する1つ以上の装置、方法及び技術である。
無線ネットワークにおいて、無線基地局と無線端末とが関与する無線周波数コネクションについて循環遅延ダイバーシチを実行するかどうかの決定が行われる。循環遅延ダイバーシチを実行するかどうかの決定は、無線端末における干渉分布に従って行われ、そのような干渉分布は、無線端末において測定され、又は別のやり方で感知される。当該コネクションについて循環遅延ダイバーシチを実行することが決定されると、当該コネクションについて循環遅延ダイバーシチを実行するために、無線基地局の複数の送信アンテナが使用される。
一つの実施形態の例は、1つ以上の干渉分布情報を受信すること、及び当該決定を行うために当該干渉分布情報を使用することを含む。
一つの形態の例では、干渉分布情報は、無線端末からの信号対干渉雑音比(SINR)測定値などの、無線端末から受信した情報の形態を取ってもよい。例えば、循環遅延ダイバーシチの実行の決定は、無線端末の信号対干渉雑音比(SINR)に関して雑音が干渉より大きな因子であることを干渉分布情報が示す場合、肯定的に行われてもよい。
別の形態の例では、干渉分布情報は、干渉セルに関する周波数再利用プラン情報の形態を取ってもよい。例えば、循環遅延ダイバーシチの実行の決定は、干渉セルの周波数再利用が所定の再利用数を超える場合、肯定的に行われてもよい。
さらに別の形態の例では、循環遅延ダイバーシチをするかどうかの決定は、2つの基準に従って行われる。第1の基準は、干渉セルに関する周波数再利用プラン情報から成り、第2の基準は、無線端末で測定される干渉電力から成る。例えば、一実施例では、循環遅延ダイバーシチを実行しない決定は、第1の基準と第2の基準との何れかが、その無線端末にとって信号利得を得るために循環遅延ダイバーシチが不要であることを示す場合に行われる。他方で、循環遅延ダイバーシチを実行する決定は、第1の基準と第2の基準との両方が、その無線端末にとって信号利得を得るために循環遅延ダイバーシチが望ましいことを示す場合に行われる。
一つの形態の例では、本技術は、無線基地局によって待ち受けされるセルの雑音支配領域に存在する無線端末については、循環遅延ダイバーシチを実行するが、無線基地局によって待ち受けされるセルの干渉支配領域に存在する無線端末については、循環遅延ダイバーシチを実行しないという効果を有する。
一つの実施形態の例では、無線基地局が循環遅延ダイバーシチを実行するかどうかを決定する。例えば、無線基地局の制御部が当該決定を行ってもよい。
別の実施形態の例では、無線端末が循環遅延ダイバーシチを実行するかどうかを決定してもよい。このような実施形態では、無線端末がその決定を無線基地局に伝達することによって、無線基地局は、場合に応じて、循環遅延ダイバーシチを実行してもよく、又は実行しなくてもよい。
本発明に関する前述の及び他の目的、特徴及び利点は、参照文字が種々の図面を通じて同じ部分を指す添付図面に示される好ましい実施形態についての、以下のより具体的な説明から明らかになるであろう。当該図面は、必ずしも一定の率で拡大縮小される代わりに、本発明の原理を示すために強調が行われている。
フラットチャネル・シナリオを有するシングルセルにおいて、CDDが周波数領域スケジューラのシステム性能をどのように改善し得るかを示すグラフである。 周波数再利用が1に等しいマルチセル・シナリオにおいて、CDDが何ら興味深い利得をいかに提供しないかを示すグラフである。 干渉分布の情報が無線端末から受信され、循環遅延ダイバーシチ(CDD)の実行の決定が無線基地局によって行われる一実施形態例の線図である。 図3の実施形態に関して、CDD決定ロジックによって実行される動作例又はステップ例を示すフローチャートである。 各セルが雑音支配領域及び干渉支配領域を有する、複数のセルを有するネットワークを示す線図である。 循環遅延ダイバーシチ(CDD)の実行の決定が無線端末によって行われる一実施形態例の線図である。 図6の実施形態に関して、CDD決定ロジックによって実行される動作例又はステップ例を示すフローチャートである。 循環遅延ダイバーシチ(CDD)の実行の決定が、干渉セルに関する周波数再利用プラン情報に基づいて行われる一実施形態例の線図である。 循環遅延ダイバーシチ(CDD)の実行の決定が、報告された干渉分布と干渉セルに関する周波数再利用プラン情報との両方に基づいて行われる一実施形態例の線図である。 図9の実施形態に関して、CDD決定ロジックによって実行される動作例又はステップ例を示すフローチャートである。 循環遅延ダイバーシチ(CDD)の実行の決定が、報告された干渉分布と干渉セルに関する周波数再利用プラン情報との両方に基づいて行われ、かつ、当該決定が、無線基地局と無線端末との間で分散されるさらに別の実施形態例の線図である 図11の実施形態に関して、分散されたCDD決定ロジックによって実行される動作例又はステップ例を示すフローチャートである。 別の実施形態によって実行される動作例又はステップ例を示すフローチャートである。
以下の記述では、本発明の完全な理解を提供するために、限定でなく説明目的で、特定のアーキテクチャ、インタフェース、技術等の具体的な詳細を述べている。しかし、本発明がこれらの具体的な詳細から離れた他の実施形態で実践されてもよいことは当業者にとって明らかであろう。すなわち、本明細書には明示的に記述されたり図示されたりしていないが、本発明の原理を具体化し、かつその精神及び範囲内に包含される種々のアレンジメント(arrangement)を当業者は考案することができるであろう。場合によっては、周知のデバイス、回路及び方法の詳細な記述は、不必要に詳細な記述で本発明の記述を不明瞭にすることのないように、省略している。本発明の原理、態様及び実施形態ならびにそれらの具体例を列挙する本明細書のすべての記述は、その構造上と機能上の両方の均等物を包含することを意図している。また、そのような均等物には、現在周知の均等物も将来開発される均等物も包含する、すなわち構造にかかわらず同じ機能を実行する、開発された任意のエレメントを包含することを意図している。
従って、例えば、本明細書のブロック図が、本技術の原理の具体化の説明に役立つ回路の概念図を表してもよいことを、当業者は理解するであろう。同様に、フローチャート、状態遷移図、疑似コードなどの何れもが、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体に実質的に表現され、コンピュータ又はプロセッサが明示的に示されていようとなかろうと、そのようなコンピュータ又はプロセッサで実行されてもよい種々のプロセスを表すことも理解されるであろう。
「プロセッサ」又は「制御部(controllers)」と表示又は記述されている機能ブロックを含む種々のエレメントの機能は、専用ハードウェア、及び適切なソフトウェアと連携した、ソフトウェアを実行可能なハードウェアの使用を通じて提供されてもよい。機能がプロセッサによって提供される場合、単一の専用プロセッサ、単一の共用プロセッサ、又は、一部が共用若しくは分散されてもよい複数の個別プロセッサによって提供されてもよい。さらに、用語「プロセッサ」又は「制御部」の明示的な使用は、ソフトウェアを実行できるハードウェアだけを指していると解釈されるべきでなく、デジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、ソフトウェアの格納用のリード・オンリ・メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、及び不揮発性記憶装置を含んでもよいが、これらに限定はされない。
複数入力・複数出力(MIMO:Multiple Input, Multiple Output)直交周波数分割多重は、複数のアンテナを使用して無線信号の送受信を行う技術である。MIMO−OFDMは、サービスプロバイダによる見通し外(NLOS:Non-Line-of-Sight)機能性を有する広帯域無線アクセス(BWA:Broadband Wireless Access)システムの配備を可能にする。具体的には、MIMO−OFDMは、LOSのない基地局アンテナを使用する環境のマルチパス特性を利用する。
MIMOシステムでCDDを上手く利用するため、本明細書に記載の技術は、干渉分布及び環境を考慮して、循環遅延ダイバーシチ(CDD)を選択的に実行する。前述の文献などの文献は、当該シナリオに依存したCDD技術のアプリケーションを取り扱っていない。
本技術に従って、無線ネットワークにおいて、無線基地局と無線端末とが関係する無線周波数コネクションについて、循環遅延ダイバーシチを実行すべきかどうかが決定される。循環遅延ダイバーシチを実行すべきかどうかの決定は、測定され、又は別のやり方で感知した、無線端末における干渉分布に従って行われる。当該コネクションについて循環遅延ダイバーシチの実行することが決定されると、無線基地局の複数の送信アンテナを使用して、当該コネクションについて循環遅延ダイバーシチが実行される。実施形態例では、1つ以上の干渉分布の情報(indications)が受信され、当該コネクションについて循環遅延ダイバーシチを実行すべきか否かの決定をするために使用される。
図3は、干渉分布情報が無線端末から受信された情報の形式を取り得る一実施形態例を示す。特に、図3は、無線(エア)インタフェース32越しに通信する無線基地局26と無線端末30とを備える無線ネットワーク20を示す。無線インタフェース32を通じた通信のために、無線基地局26は、複数の送信部340〜34nと、少なくとも1つの受信部36とを備える。複数の送信部340〜34nは、関連する送信アンテナ380〜38nをそれぞれ有する。受信部36は受信アンテナ39を有する。別々に図示されているが、受信部36は、送信部に含まれてもよい(例えば、送信部34の1つと一体化されてもよい)。
無線基地局26については、基地局、無線基地局装置(BTS)、node_B又はNodeBなどの、他の同等に命名されたノードの名称及び機能を使用してもよい。さらに、複数の無線基地局が無線ネットワーク20を構成し、かつそれら複数の無線基地局が、当該ネットワークの関連する制御ノード、例えばUTRANの場合は無線ネットワーク制御装置(RNC)に接続されていることは、理解されよう。簡潔にするために、当該無線ネットワークは、無線基地局26だけを備えるように図示されているが、無線基地局26が1つ以上のこれらの他のノードに接続されていることは、理解されよう。マルチセル・シナリオでは、各無線基地局からの送信は、ある領域(例えば、セル)をカバーする。無線基地局は、物理的又は論理的に相互接続されている。論理的接続によって、無線基地局が、例えば、無線ネットワーク制御ノードなどの他のノードを介して信号(例えば、周波数再利用情報を含む)をやりとりできることを意味する。
無線端末は、他の名称で呼ばれ、異なる種類の装置を備えてもよい。例えば、無線端末は、移動局、無線局又はユーザ装置ユニット(UE)と呼ばれてもよく、移動電話機(「セルラ」電話機)及び移動終端部付きのラップトップなどの装置でもよく、従って例えば、無線アクセスネットワークを使用して音声及びデータの少なくとも何れかを伝達する、携帯可能な、小型の、ハンドヘルドの、コンピュータを内蔵した、又は車載の移動デバイスでもよい。
無線基地局26から無線端末30へ伝送されるデータストリーム(矢印40で示されている)は、リソース割当部/スケジューラ42に加えられる。リソース割当部/スケジューラ42は、データストリームが属するコネクションにリソースブロック(例えば、相当数の連続するOFDMシンボルに関する相当数の連続するサブキャリヤ)を割り当てる働きをする。無線基地局26は、CDD制御部44などの循環遅延ダイバーシチ(CDD)制御部をさらに備える。この制御部は、当該コネクションについて、(割り当てられたリソースブロックによって搬送される)データストリームが、循環遅延ダイバーシチ(CDD)ありで伝送されるべきか、又はなしで伝送されるべきか、例えば、複数の送信アンテナ380〜38nの1つ以上を介して伝送されるべきかどうかを決定する。このために、CDD制御部44は、CDD実行部46に接続されている。
CDD実行部46は、スイッチ481〜48n、及び遅延エレメント491〜49nを備える簡略化した形式で示されている。スイッチ481がCDD制御部44によって閉じられると、当該コネクションについてのデータストリームは(遅延エレメント491によって与えられる遅延時間の後に)送信部341及びそのアンテナ381に対して加えられる。循環遅延ダイバーシチ(CDD)が実行されるか否かとその実行の程度とに応じて、当該コネクションについてのデータストリームは、1つ以上連続する送信部、及び潜在的に送信部34nまでの送信部と、その関連するアンテナ38nとに加えられる。これにより、少なくとも「適応型の」実行において、送信アンテナ381〜38nのそれぞれは、異なる遅延又は位相シフトを有し得る。図3は、矢印500によって無線基地局26から無線端末30への無線インタフェース32を通じたデータストリームの伝送を示す。循環遅延ダイバーシチ(CDD)が実行される場合、矢印501〜50nによって示されるように、データストリームの伝送が、ダイバーシチアンテナ381〜38nの1つ以上から同様に生じる。矢印501〜50nは、それらの任意的な特徴を考慮して(例えば、ダイバーシチアンテナ381〜38nからの伝送は、循環遅延ダイバーシチ(CDD)が実行されるか否かに依存するなどのため)、破線で示されている。
図3の実施形態例では、無線基地局26、特にCDD制御部44は、循環遅延ダイバーシチ(CDD)を実行すべきか否かを決定する。このため、図3は、CDD制御部44がCDD決定ロジック52を有するようにさらに示している。CDD決定ロジック52は、決定を行うプロセッサ又は制御部によって実行されるソフトウェア(例えば、命令コードのセット)を備えてもよい。命令コードのセットは、メモリ、例えば半導体メモリ(例えば、リードオンリメモリ(ROM))又は他の磁気若しくは電子メモリ(例えば、CD、フロッピー(登録商標)ディスク等)に格納されてもよい。その決定を行うために、CDD決定ロジック52は、前述の干渉分布情報を受信する。CDD決定ロジック52が行う循環遅延ダイバーシチを実行すべきかどうかの決定は、当該干渉分布情報が、無線端末の信号対干渉雑音比(SINR)に関して雑音が干渉より大きい因子であることを示す場合に、肯定的に行われてもよい。図3の例では、CDD決定ロジック52は、無線端末30から干渉分布情報を受信する。
図3の実施形態の無線端末30は、アンテナ62に接続された送受信部60を備える。送受信部60は、無線基地局26から送信された情報を無線インタフェース32を介して受信し、無線端末30は、無線端末30によって感知される干渉分布を検出又は測定する干渉分布検出部331をさらに備える。以下に説明するように、干渉分布は、信号対干渉雑音比(SINR)に関連若しくは関係していてもよく、又はSINRから導出されてもよい。無線端末30は、報告部66をさらに備え、この報告部66は、送受信部60によって無線基地局26へ返送される報告メッセージに含めるために、干渉分布情報を処理又はフォーマットする。このために、図3は、干渉分布情報メッセージの無線基地局26への伝送を矢印68によって示し、この伝送は受信部36で受信され、CDD決定ロジック52に転送される。
図4は、図3の実施形態に関してCDD決定ロジックによって実行される動作例又はステップ例を示す。図4のCDD決定ロジックの動作4−1は、CDD決定ロジック52によって実行される循環遅延ダイバーシチ(CDD)決定プロセスの開始を示す。CDD決定プロセスは、(例えば)無線端末30がSINR測定によって自装置がセルの中心付近に位置していると判断するとき、又は空間多重方式の場合に無線端末30がマルチストリーム伝送を扱っているときなどの、いくつかのイベントでトリガ又は開始されてもよい。動作4−2は、各無線端末による干渉の推定又は予測に関係し、動作4−3は、各無線端末による干渉分布のフィードバック(例えば、干渉分布情報メッセージ68)の無線基地局への提供に関係する。動作4−4は、基地局26、特にCDD決定ロジック52による、各無線端末について循環遅延ダイバーシチ(CDD)を作動させるべきかどうかの決定に関係する。
図5は、周波数再利用が1に等しい(例えば1:1)マルチセルシステムにおけるリソースブロックに関する干渉分布を示す。同一チャネル干渉に起因して、各セルは、異なる2つの領域、すなわち中心に位置している雑音支配領域(noise dominating area)90と、周辺に位置している干渉支配領域(interference dominating area)92とを有してもよい。雑音支配領域90は、点々で示されており、干渉支配領域92は斜線で示されている。無線端末は、自装置によるチャネルの測定を通じて、自装置が干渉支配領域に位置しているか、又は雑音支配領域に位置しているか、例えば、干渉支配領域92に位置しているか又は雑音支配領域90に位置しているかを、決定することができる。異なる領域に存在する無線端末に関して、異なるプロセスが使用されてもよい。雑音支配領域90にある無線端末に関しては、干渉が弱いため、白色雑音が支配的であり、すなわち周波数に対する雑音分布は平坦である。雑音支配領域90においては、循環遅延ダイバーシチ(CDD)はより大きな周波数領域変動をもたらすことができるため、循環遅延ダイバーシチ(CDD)が作動される。しかしながら、干渉支配領域92に存在する無線端末に関しては、異なる無線端末は異なるリソースブロックに割り当てられるので、CDDがより大きなマルチユーザダイバーシチ利得をもたらすことができるかどうかにかかわらず、複数のリソースブロック内における干渉の変動が、既に周波数領域のSINRの変動をもたらしている。このため、干渉支配領域92では、循環遅延ダイバーシチ(CDD)にスイッチを入れて作動させる必要がない。E−UTRAシステムでは、例えば、ある無線端末に関する情報をリソースブロックにマッピングするための周波数及び時間の割り当ては、無線基地局(例えば、NodeB)スケジューラによって決定され、例えば、無線端末から無線基地局に報告される周波数選択性のあるCQI(チャネル品質情報)などに依存してもよい。
従って、CDD決定ロジック52の決定に至るに際し、セルの中心付近(図5の雑音支配領域90)等の、雑音がSINRの主な寄与要因である領域に無線端末が位置している場合、CDD決定ロジック52は、循環遅延ダイバーシチ(CDD)を作動させると決定してもよい。図4の動作4−5は、循環遅延ダイバーシチ(CDD)の作動又は実行を示す。他方、セル端付近(例えば、図5の干渉支配領域92)等の、干渉がSINRの主な寄与要因である領域に無線端末が位置している場合、CDD決定ロジック52は、循環遅延ダイバーシチ(CDD)を停止する(例えば、実行しない)と決定してもよい。図4の動作4−6は、循環遅延ダイバーシチ(CDD)を停止すること、又は実行しないことを示す。当該決定を行った後、当該システム(例えば、無線基地局26)は、周波数領域スケジューラ42及びCDD実行部46をさらに使用することによってマルチユーザダイバーシチ利得を得てもよい。
循環遅延ダイバーシチ(CDD)が実行される場合、CDDは、固定型の循環遅延ダイバーシチ(CDD)か又は適応型の循環遅延ダイバーシチ(CDD)の何れであってもよい。「固定型の遅延」によって、ある遅延エレメント49から別の遅延エレメントへの遅延、ひいては、ある送信アンテナ38から別の送信アンテナへの遅延が、固定の又は同一の遅延間隔であることを意味する。「適応型」によって、アンテナ間で、及び/又は時間とともに、遅延が変動してもよいことを意味する。システムが固定型の循環遅延ダイバーシチ(CDD)を使用する場合、干渉分布情報以外は無線端末からのさらなるフィードバックは必要ない。しかしながら、適応型のCDDシステムの場合、CDDが作動される無線端末は、CDD関連のパラメータに関するさらなるフィードバックをシステムへ提供する必要もあり、このようなさらなるフィードバックは、例えば、遅延又は位相シフトなどの形式である。このため、図4は、任意的な動作4−4Aとして、無線基地局が、このようなさらなるフィードバックを無線端末からの取得することを示す。このようなさらなるフィードバックは、むしろ干渉分布の取得時(動作4−3の時点)に任意的に取得されてもよいことが、同様に理解されよう。
図6は、干渉分布情報が無線端末から受信された情報の形式を取り得る別の実施形態例を示す。しかしながら、図6の実施形態例では、循環遅延ダイバーシチ(CDD)の実行の決定は、無線端末30(6)によって行われる。このために、図3に示される構成要素の機能の例に加えて、無線端末30(6)は、CDD決定ロジック70を備える。無線端末30(6)のCDD決定ロジック70は、干渉分布情報(例えば、信号対干渉雑音比(SINR))を受信して、当該干渉分布情報を使用して、以下に記述されているような方法で、循環遅延ダイバーシチ(CDD)が実行されるべきかどうかを決定する。CDD決定ロジック70によって行われる、循環遅延ダイバーシチを実行すべきかどうかの決定は、無線端末の信号対干渉雑音比(SINR)に関して、雑音が干渉よりも大きな因子であることを干渉分布情報が示す場合には、肯定的に行われてもよい。
図6の実施形態例では、循環遅延ダイバーシチ(CDD)が実施されるか否かの無線端末30(6)による決定/決断を、報告部がメッセージ72として報告する。CDD実行メッセージ72は、送受信部60から無線インタフェース32を通じて受信部36へ送信され、そこからCDD制御部44に中継される。無線端末30(6)によって行われた決定に従って、CDD制御部44は、場合によっては1つ以上の送信アンテナ381〜38nを作動させるように、CDD実行部46を動作させる。CDDが実行されない場合には、送信アンテナ380のみが使用されるのに対して、CDDが実行される場合には、送信アンテナ381〜38nの1つ以上が使用されてもよい。
図7は、図6の実施形態に関してCDD決定ロジックによって実行される動作例又はステップ例を示す。図7のCDD決定ロジックの動作7−1は、CDD決定ロジック70によって実行される循環遅延ダイバーシチ(CDD)の決定プロセスの開始を示す。CDD決定プロセスは、(例えば)無線端末30がSINR測定に基づいて自装置がセルの中心付近に存在すると判断するとき、又は空間多重方式の場合に無線端末30がマルチストリーム伝送を扱っているときなどの、種々のイベントによってトリガ又は開始されてもよい。動作7−2は、各無線端末による干渉の推定又は予測に関係する。動作7−3は、無線端末によって感知又は測定された干渉分布に従って、無線端末が位置しているのは、雑音が全ての干渉を支配する領域(例えば、図5の雑音支配領域90)か、又はセル間干渉が全ての干渉を支配する領域(例えば、図5の干渉支配領域92)かを、各無線端末が判断することに関係する。動作7−3として、無線端末のCDD決定ロジック70は、白色雑音が全ての干渉を支配する場合、CDDを作動させることを、干渉が支配する場合、CDDを停止させる(例えば、実行しない)ことを決定する。動作7−4として、次に各無線端末は、CDD決定メッセージ72(図6参照)等の、CDDを作動させるか否かの無線端末の決定のフィードバックを、無線基地局に提供する。無線端末30(6)からCDD決定メッセージ72を受信すると、無線基地局26(6)はそれに応じて対応する。CDDが作動される場合、動作7−5として、システム(例えば、無線基地局)は、その周波数領域スケジューラ42及びCDD実行部46をさらに使用することによって、マルチユーザダイバーシチ利得を得る。他方で、CDD決定ロジック70が行った決定が否定的な場合、動作7−6として、CDDは作動されない。
図4と同様に、図7は、任意的な動作7−4Aとして、無線基地局が、適応型CDDの実行に必要となり得る、そのようなさらなるフィードバックを無線端末から取得することを示す。そのようなさらなるフィードバックは、むしろ干渉分布の取得時(動作7−4の時点)に任意的に取得されてもよいことが、同様に理解されよう。
図8の実施形態例によって示される別のやり方の例では、干渉分布情報は、干渉セルに関する周波数再利用プラン情報の形式を取ってもよい。図3の実施形態と同様に、図8の実施形態の無線基地局26(8)は、CDD決定ロジック52を備える。図8は、CDD決定ロジック52がネットワーク情報76へのアクセスを有することをさらに示しており、ネットワーク情報76は、特に、無線ネットワーク20についての周波数再利用プランの、少なくとも関連する部分を含む。シグナリングの矢印78で示されるように、無線ネットワーク20についての当該周波数再利用プランは、1つ以上の他のノード、例えば、他の無線ネットワーク・ノードからの、ネットワーク・シグナリング又は他のメッセージによって(少なくともいくつかの実施例においては)受信されてもよい。以下で説明するように、図8の実施形態例では、循環遅延ダイバーシチを実行することの決定は、干渉セルの周波数再利用が所定の周波数再利用数を超える場合に、CDD決定ロジック52によって肯定的に行われてもよい。
図9に一例として示されているさらに別のやり方の例及び実施形態例では、循環遅延ダイバーシチを実行すべきかどうかの決定が、2つの基準に従って行われる。第1の基準は、干渉セルに関する周波数再利用プラン情報を含み(図8の実施形態の基準と類似)、第2の基準は、無線端末で測定された(又は別のやり方で感知された)干渉電力を含む(図3の実施形態の基準と類似)。このために、図9の無線基地局26(9)は、図8の無線基地局26(8)と同様、ネットワーク情報76を有する。図9の無線基地局26(9)のCDD決定ロジック52は、ネットワーク情報76に格納された周波数再利用情報と、無線端末30(9)によって報告された干渉分布情報(例えば、信号対干渉雑音比(SINR))との両方に基づいて、循環遅延ダイバーシチ(CDD)を実行すべきかどうかを(図3の実施形態に関連して述べたのと同様に)決定する。
図10は、図9の実施形態に関してCDD決定ロジック52によって実行され、又は他のやり方で使用利用されるロジックの一例を示す。特に図10は、図9の実施形態に関してCDD決定ロジック52によって実行される動作例又はステップ例を示す。
図10のCDD決定ロジックの動作10−1は、循環遅延ダイバーシチ(CDD)の決定プロセスの開始を示す。CDD決定プロセスは、(例えば)無線端末30がSINR測定に基づいて自装置がセルの中心付近に存在すると判断するとき、又は空間多重方式の場合に無線端末30がマルチストリーム伝送を扱っているときなどの、種々のイベントによってトリガ又は開始されてもよい。
動作10−2として、CDD決定ロジックは、(まだ知らない場合)ネットワークの周波数再利用プランを取得する。周波数再利用プランは、図9ではネットワーク情報メモリ76に格納されているように示されている。周波数再利用プランは、ネットワーク情報メモリ76の中に構成されてもよいし、周波数再利用プランを搬送するネットワーク・シグナリング(矢印78で示されている)によって取得され、又は定期的に更新されてもよい。動作10−3として、CDD決定ロジックは、周波数再利用プランに基づいて、循環遅延ダイバーシチ(CDD)を作動させるべきかどうかを決定する。特に、CDD決定ロジックは、リソース割当部/スケジューラ42によってコネクションについて割り当てられリソースブロックに関係する(複数の)周波数を調べ、どの程度その/それらの周波数が他のセルによって使用されるかを判定する。周波数再利用が小さい、例えば1:1(同一の(複数の)周波数が隣接セルで再利用されることを意味する)の場合は、循環遅延ダイバーシチ(CDD)は必要とされず、CDDは提供されない(動作10−4)。他方で、大きい周波数再利用(例えば、7:1又はさらに21:1、又は、例えば、所与(所定)の閾値より大きい周波数再利用)が存在する場合、処理は動作10−5を続ける。
動作10−5として、CDD決定ロジックは、無線端末から干渉分布情報を取得する。干渉分布情報は、例えば図3に表現されるような干渉分布情報メッセージ68によって取得されてもよい。次に、動作10−6として、CDD決定ロジックは、無線端末が感知し、又は経験した干渉電力に基づいて、循環遅延ダイバーシチ(CDD)を作動させるべきかどうかを決定する。特に、動作10−6として、CDD決定ロジックは、無線基地局によってサービスを提供されるセルの雑音支配領域に無線端末が存在することを、干渉分布情報メッセージが示す場合、循環遅延ダイバーシチを実行することを決定する。この点について、雑音支配を考慮して、動作10−7として、CDD決定ロジックは、当該コネクションによって利用される特定のリソースブロック上で、1つ以上の送信アンテナ381〜38nに循環遅延ダイバーシチ(CDD)を加える。他方で、動作10−6として、干渉電力が(より小さな白色雑音と比べて)主要な雑音であると判定される場合、CDDは実行されない(動作10−4)。当該決定が行われ、かつ、動作10−7及び10−4として、それぞれCDDが加えられたか、又は加えられなかった後に、動作10−8に表現されているように、CDD決定ロジックは終了する。
このように、図10のフローチャートに明白に示されているように、一実施例では、循環遅延ダイバーシチを実行しない決定は、第1の基準(動作10−3の周波数再利用プランのチェック)か、又は第2の基準(動作10−6の干渉分布のチェック)の何れかが、無線端末が信号利得を得るために循環遅延ダイバーシチが必要ないことを示す場合に行われる。他方で、循環遅延ダイバーシチを実行する決定は、第1の基準(動作10−3の周波数再利用プランのチェック)と第2の基準(動作10−6の干渉分布のチェック)との何れもが、無線端末が信号利得を得るためには循環遅延ダイバーシチが望ましいことを示す場合に行われる。
図9の実施形態例では、図10のCDD決定ロジックの動作例は、無線基地局26(9)のCDD決定ロジック52によって実行されてもよい。図11に一例として示されるさらに別の実施形態では、CDD決定ロジックは、無線基地局26(11)と無線端末30(11)との間で分散されてもよく、図12に表現されるやり方で動作してもよい。図11の実施形態及び図12のやり方は、異なる番号が付けられた要素及び異なる添え字の動作番号を除いて、それぞれ図9及び図10と本質的に類似している。特に、図11は、CDD決定ロジックが無線基地局26(11)のCDD決定ロジック52(11)と無線端末30(11)のCDD決定ロジック70(11)との間で分散されていることを示す。例えば、図11の実施形態及び図12のやり方では、CDD決定ロジック52(11)は、(動作11−3として)周波数再利用プランに基づいてその決定をした後に、動作11−5(12)として、干渉分布に基づいてCDD決定ロジック70(11)が行った決定の報告をチェックする。CDD決定ロジック70(11)が、無線端末30(11)において測定又は経験された干渉電力に基づいてCDDが作動されるべきと考えると決定した場合、動作12−7として、CDD決定ロジック52(11)は、CDD決定ロジック70(11)の決定を採用し、CDDを作動する(動作12−7参照)。他方で、CDD決定ロジック70(11)が、無線端末30(11)で測定又は経験された干渉電力に基づいてCDDは必要ないと考えると決定した場合、動作12−6(12)として、CDD決定ロジック52(11)は、CDD決定ロジック70(11)の決定を採用し、CDDを作動しない(動作12−4参照)。
CDD決定ロジックの動作10−6は、循環遅延ダイバーシチ(CDD)に関して固定型遅延かそれとも適応型遅延の何れを作動させるべきかについての決定を含む。上記で説明したように、「固定型遅延」は、ある遅延エレメント49から別の遅延エレメントへの遅延、ひいてはある送信アンテナ38から別の送信アンテナへの遅延が、固定又は同一の遅延間隔であることを意味する。「適応型」は、遅延がアンテナ間で及び/又は時間とともに、変化してもよいことを意味する。
図10のCDD決定ロジックの実行結果として、セルの中心付近に存在する領域等の、雑音がSINRに大きな影響を及ぼす領域に位置している無線端末に関しては、固定型遅延(若しくは位相シフト)、又は適応型遅延の何れかで、CDDを作動させる決定が行われる。セル端付近に存在する領域等の、干渉がSINRに大きな影響を及ぼす領域に位置している無線端末に関しては、CDDを作動させる必要がなく、即ち、システムへのCDD関連パラメータのフィードバックは全く必要ない。
図4と同様に、図9及び図11の実施形態(並びに、それぞれに対応する図10及び図12の動作の形態)に関しては、無線基地局は、適応型CDDの実行に必要とされ得る、そのようなさらなるフィードバックも無線端末から取得してもよい。
このように、前述のことから理解されるように、マルチセル環境では、部分周波数再利用、セル間干渉調整(ICIC)、及びCDDの同時の実行が、OFDM−MIMOシステムの性能を向上させ、かつ無用なCDDの適用を低減するために利用される。CDDは、干渉測定、及びセル間通信若しくはセル間調整の少なくとも何れかに基づいて、トリガされてもよい。
循環遅延ダイバーシチ(CDD)を使用すべきか否かを決定するための基準として周波数再利用が利用される実施形態に関しては、各無線基地局は、推定された又は予測された干渉に基づいて、他のセルの異なるリソースブロックについての周波数再利用又はICICプランを取得してもよい。特定のリソースブロックに関する信号対干渉雑音比(SINR)は式(2)に表現されている。本明細書、特に式(2)で使用されている干渉(電力)は、同一のリソースブロックを干渉セル内の他の無線端末へ割り当てることによってもたらされる干渉(電力)である。
Figure 2010535450
本明細書の使用においては、「総雑音」及び「総雑音電力」は、干渉電力と白色雑音電力との両方を含む。干渉電力は、同一のリソースブロックを干渉セル内の他の無線端末へ割り当てることによってもたらされる。干渉電力の総雑音電力に対する比率は、循環遅延ダイバーシチ(CDD)を適用/実行すべきかどうかを決定するために使用される。干渉電力は、以下のように推定されてもよい。ある基地局が種々のパイロット信号値を使用し、それらの値は、他の基地局が他のセル内で使用できず、また、白色雑音電力を推定するために使用され得る。さらに他のパイロット信号値は、基準セル/基地局によって使用されるだけでなく、干渉セルの基地局によっても使用され、総雑音電力を推定するために使用され得る。従って、干渉電力は、総雑音電力から白色雑音電力を差し引いたものに等しい。
また、セル間通信又はセル間調整を有するシステムに関しては、周波数プランは、干渉セルのCDDの決定を考慮して行われてもよい。ネットワークがどの無線端末についてCDDを作動させるかを知っている場合、システムは、周波数領域スケジューラを使用することによってマルチユーザダイバーシチ利得を得てもよい。異なるリソースブロックに関しては、異なるセルは異なる周波数再利用プランを有してもよいが、異なる周波数再利用は異なる同一チャネル干渉分布につながることがあり、これはCDDの使用に大きく寄与する。
CDD決定が非常にゆっくりと変化する場合、解決手段は、図13に示される基本動作を備えるように、さらに簡略化されてもよい。動作13−2として、各基地局は、他のセルの異なるリソースブロックについての周波数再利用プランを取得する。次に、動作13−3として、無線端末のチャネル品質情報(CQI)の統計に基づいて、又は干渉についての他のフィードバックに基づいて、基地局は、各無線端末のシナリオ、例えば、ユーザの位置(セルの中心又はセル端)、幾何学的要因(セル間干渉に支配された、又は雑音に支配された)等を判断してもよい。上記の情報に基づいて、動作13−4として、基地局は、何れの無線端末について循環遅延ダイバーシチ(CDD)を作動させるべきかを決定してもよい。CDDが実行される場合、動作13−5として、システムは、その周波数領域スケジューラ(例えば、リソース割当部/スケジューラ42)及びCDD実行部46をさらに使用することによって、マルチユーザダイバーシチ利得を得てもよい。あるいは、(動作13−6として)CDDは作動されない。
従って、例えば前述のことから理解されるように、マルチセル環境では、CDDは、干渉測定又は干渉予測に応じて、一部のユーザに対してだけ作動され、他のユーザに対しては作動されなくてもよい。また、周波数再利用プランは、CDDの決定と一緒に決定されてもよい。CDDを作動させるべきか否かは、基地局又は無線端末の何れかによって決定され得るが、何れのユニットが決定を担当するかに応じて、異なるシグナリング又はフィードバックが生じる。セル間通信又はセル間調整を導入する場合には、基地局は、各ユーザに対してシグナリング・オーバヘッドの増加がほとんどない、静的なCDDの決定を行ってもよい。
本技術は、マルチセルシナリオにおけるOFDM−MIMOシステム用の循環遅延ダイバーシチ(CDD)と周波数再利用技術との両方の利点を活用している。
以上のように、本技術は多くの利点を有する。第1の例として、本技術は干渉に依存したCDD技術の適用であり、雑音支配領域ではCDDのスイッチをオンにするが、干渉支配領域ではCDDのスイッチをオフにする。CDDは、ある特定のシナリオにおいてのみ利得をもたらすため、本技術は、無用のCDDの適用を低減し、ひいては関連するシステムのシグナリング・オーバヘッドを低減するが、CDDの使用によって利得を得ることができるユーザに対してはCDDをサポートし続ける。
さらなる利点として、本技術は、周波数再利用とMIMOとの結合方式でもあり、両方の技術から利点を得ることができる。OFDMシステムの周波数再利用プランは、同一チャネル干渉に大きく寄与することがあるものの、セルラシステムが限られたチャネル数で膨大な数の呼を取り扱うことを可能にする。干渉分布に基づくCDDのスイッチのオン/オフは、周波数再利用とともに、即ち、周波数再利用の知識を使用することによって、周波数領域フラットSINRシナリオにおいてCDDの潜在的な利得にうまく適合する。
さらに、本技術は、MIMO及び周波数再利用技術を使用したOFDMシステムの性能と両立でき、それを活用することができる。本技術は、3GPP LTE(非特許文献7)、IEEE802.16、IEEE802.11n、及び類似の規格とともに、適用及び使用されてもよい。
CDD決定ロジック52及びCDD決定ロジック70などの機能は、これらの用語が本明細書では拡張して定義されているため、制御部又はプロセッサのようなデバイスで実行されてもよい。
当業者であれば、種々の方法で干渉情報を取得するやり方(これら全てが本明細書に包含される)を知っているため、本発明は、干渉分布情報を取得する何れの特定の方法にも限定されない。同様に、本発明は、遅延又は位相シフト・パラメータをCDDの実行へ適用する何れの特定の方法にも限定されない。いくつかの方法の例が、本明細書に列挙及び引用の少なくとも何れかがなされている文献に記載されている。
これまでの記述には多くの具体的詳細があるが、これらは本発明の範囲を限定すると解釈されるべきでなく、単に本発明の現在好ましい実施形態のいくつかの例を提供していると解釈されるべきである。従って、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲及びその法的均等物によって決定されるべきである。このため、本発明の範囲は、当業者には明白になり得る他の実施形態を完全に包含し、それに沿って添付の特許請求の範囲以外の何ものによっても限定されないことが理解されるであろう。この特許請求の範囲では、単数形での要素の言及は、そのように明示的に記載されていない限り「唯一」を意味しないどころか、むしろ「1つ以上」を意味することを意図している。上述の好ましい実施形態の要素の構造的、化学的及び機能的な均等物で、かつ当業者に周知の均等物は、参照によって本願明細書に明示的に引用したものとし、本願の特許請求の範囲に包含されることを意図している。さらに、1つのデバイス又は方法は、本願の特許請求の範囲に包含されるため、本発明が解決することを追求するあらゆる問題に取り組む必要はない。さらに、本開示の要素、構成部品又は方法ステップは、要素、構成部品又は方法ステップが特許請求の範囲に明示的に列挙されているかどうかかかわらず、どれも公衆にささげる意図はない。本願の特許請求の範囲の要素のいずれも、当該要素がフレーズ「のための手段(means for)」を使用して明示的に列挙されていない限り、米国特許法第112条パラグラフ6の条項のもとで解釈されないものとする。

Claims (35)

  1. 無線基地局であって、
    複数の送信アンテナと、
    無線端末との無線周波数コネクションについて、前記無線端末において感知された干渉分布に従って、前記複数の送信アンテナを使用して循環遅延ダイバーシチを選択的に実行する制御部と
    を備えることを特徴とする無線基地局。
  2. 前記制御部は、適応型の循環遅延ダイバーシチの実行を促進するパラメータを前記無線端末から受信することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記制御部は、前記干渉分布の情報を前記無線端末から受信することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 前記制御部は、測定された信号対干渉雑音比(SINR)の情報を前記無線端末から受信することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 前記制御部は、
    前記干渉分布の情報を前記無線端末から受信するとともに、前記循環遅延ダイバーシチを実行するかどうかを決定するために前記干渉分布の情報を使用することを特徴とする請求項3に記載の装置。
  6. 前記制御部は、
    前記無線端末についての信号対干渉雑音比(SINR)において干渉よりも雑音の方が大きな因子であることを前記干渉分布の情報が示す場合に、前記循環遅延ダイバーシチを実行することを特徴とする請求項3に記載の装置。
  7. 前記制御部は、
    前記無線端末における前記干渉分布の情報として、複数の干渉セルについての周波数再利用プラン情報を受信するとともに、前記循環遅延ダイバーシチを実行するかどうかを決定するために当該干渉分布の情報を使用することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  8. 前記制御部は、周波数再利用が予め定められた周波数再利用数以上である場合に、前記循環遅延ダイバーシチを実行することを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記制御部は、前記無線端末において前記感知された干渉分布に従って前記循環遅延ダイバーシチを実行するかどうかを決定することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  10. 前記制御部は、前記循環遅延ダイバーシチを実行するかどうかを2つの基準に従って決定し、該2つの基準は、
    第1基準が、複数の干渉セルについての周波数再利用プラン情報から成り、
    第2基準が、前記無線端末において測定された干渉電力から成ること
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  11. 前記制御部は、
    前記第1基準と前記第2の基準との何れかが、前記無線端末にとって信号利得を得るために循環遅延ダイバーシチが不要であること示す場合に、前記循環遅延ダイバーシチを実行せず、
    前記第1基準と前記第2の基準との両方が、前記無線端末にとって信号利得を得るために循環遅延ダイバーシチが望ましいことを示す場合に、前記循環遅延ダイバーシチを実行すること
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  12. 前記制御部は、前記無線基地局によって待ち受けされるセルの雑音支配領域内の前記無線端末について前記循環遅延ダイバーシチを実行し、
    前記無線基地局は、前記無線基地局によって待ち受けされる前記セルの干渉支配領域内の前記無線端末について前記循環遅延ダイバーシチを実行しないこと
    を特徴とする請求項3に記載の装置。
  13. 無線基地局が関与する無線周波数コネクションに使用される無線端末であって、
    当該コネクションについて前記無線基地局において循環遅延ダイバーシチが用いられるべきかどうかを決定することを特徴とする無線端末。
  14. 前記無線端末は、適応型の循環遅延ダイバーシチの実行を促進するパラメータを前記無線基地局に報告することを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 前記無線端末は、前記無線端末において感知された干渉分布に従って、前記コネクションについて前記循環遅延ダイバーシチが用いられるべきかどうかを決定することを特徴とする請求項13に記載の装置。
  16. 前記無線端末は、
    前記干渉分布の情報として信号対干渉雑音比(SINR)を測定するとともに、前記循環遅延ダイバーシチを実行するかどうかを決定するために前記信号対干渉雑音比(SINR)を使用することを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 前記無線端末は、
    前記無線端末についての信号対干渉雑音比(SINR)において干渉よりも雑音の方が大きな因子であることを前記干渉分布の情報が示す場合に、前記循環遅延ダイバーシチを実行することを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 前記無線端末は、
    前記無線端末における前記干渉分布の情報として、複数の干渉セル用の周波数再利用プラン情報を受信するとともに、前記循環遅延ダイバーシチを実行するかどうかを決定するために当該干渉分布の情報を使用することを特徴とする請求項15に記載の装置。
  19. 前記無線端末は、周波数再利用が予め定められた周波数再利用数以上である場合に、前記循環遅延ダイバーシチを実行することを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 前記無線端末は、前記無線端末において前記感知された干渉分布に従って前記循環遅延ダイバーシチを実行するかどうかを決定することを特徴とする請求項15に記載の装置。
  21. 前記無線端末は、前記循環遅延ダイバーシチを実行するかどうかを2つの基準に従って決定し、該2つの基準は、
    第1基準が、複数の干渉セルについての周波数再利用プラン情報から成り、
    第2基準が、前記無線端末において測定された干渉電力から成ること
    を特徴とする請求項15に記載の装置。
  22. 前記無線端末は、前記第1基準と前記第2の基準との何れかが、前記無線端末にとって信号利得を得るために循環遅延ダイバーシチが不要であること示す場合に、前記循環遅延ダイバーシチを実行せず、
    前記無線端末は、前記第1基準と前記第2の基準との両方が、前記無線端末にとって信号利得を得るために循環遅延ダイバーシチが望ましいことを示す場合に、前記循環遅延ダイバーシチを実行すること
    を特徴とする請求項15に記載の装置。
  23. 前記無線端末は、前記無線基地局によって待ち受けされるセルの雑音支配領域内の前記無線端末について前記循環遅延ダイバーシチを実行し、
    前記無線基地局は、前記無線基地局によって待ち受けされる前記セルの干渉支配領域内の前記無線端末について前記循環遅延ダイバーシチを実行しないこと
    を特徴とする請求項16に記載の装置。
  24. 無線ネットワークを動作させる方法であって、
    無線基地局と無線端末とが関与する無線周波数コネクションについて、前記無線端末において感知された干渉分布に従って循環遅延ダイバーシチを実行するかどうかを決定するステップと、
    前記コネクションについて前記循環遅延ダイバーシチを実行することが決定されると、当該コネクションについて前記循環遅延ダイバーシチを実行するために前記無線基地局の複数の送信アンテナを使用するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  25. 前記無線端末が、適応型の循環遅延ダイバーシチの実行を促進するパラメータを前記無線基地局に報告するステップを更に含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 前記干渉分布の情報を受信するステップと、
    前記決定を行うために前記干渉分布の情報を使用するステップと
    を更に含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  27. 前記干渉分布の情報として、前記無線端末により測定された信号対干渉雑音比(SINR)の情報を前記無線端末から受信するステップを更に含むことを特徴とする請求項26に記載の方法。
  28. 前記無線端末についての信号対干渉雑音比(SINR)において干渉よりも雑音の方が大きな因子であることを前記干渉分布の情報が示す場合に、前記循環遅延ダイバーシチを実行する前記決定を行うステップを更に含むことを特徴とする請求項26に記載の方法。
  29. 前記無線端末における前記干渉分布の情報として、複数の干渉セル用の周波数再利用プラン情報を受信するステップと、
    前記決定を行うために、前記周波数再利用プラン情報を使用するステップと
    を更に含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  30. 前記周波数再利用が予め定められた周波数再利用数以上である場合に、前記循環遅延ダイバーシチを実行することを決定するステップを更に含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
  31. 前記循環遅延ダイバーシチを実行するかどうかを2つの基準に従って決定するステップを更に含み、該2つの基準は、
    第1基準が、複数の干渉セルについての周波数再利用プラン情報から成り、
    第2基準が、前記無線端末において測定された干渉電力から成ること
    を特徴とする請求項24に記載の方法。
  32. 前記第1基準と前記第2の基準との何れかが、前記無線端末にとって信号利得を取得するために循環遅延ダイバーシチが不要であること示す場合に、前記循環遅延ダイバーシチを実行しないことを決定するステップと、
    前記第1基準と前記第2の基準との両方が、前記無線端末にとって信号利得を取得するために循環遅延ダイバーシチが望ましいことを示す場合に、前記循環遅延ダイバーシチを実行することを決定するステップと
    を更に含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  33. 前記無線基地局によって待ち受けされるセルの雑音支配領域内の前記無線端末について前記循環遅延ダイバーシチを実行するステップと、
    前記無線基地局によって待ち受けされる前記セルの干渉支配領域内の前記無線端末について前記循環遅延ダイバーシチを実行しないステップと
    を更に含むことを特徴とする請求項26に記載の方法。
  34. 前記無線基地局が、前記循環遅延ダイバーシチを実行するかどうかの前記決定を行うステップを更に含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  35. 前記無線端末が、前記循環遅延ダイバーシチを実行するかどうかの前記決定を行うステップと、
    前記無線端末が、前記無線基地局に前記決定を伝達するステップと
    を更に含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
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